JP2015232979A - 照明器具 - Google Patents

照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2015232979A
JP2015232979A JP2014119784A JP2014119784A JP2015232979A JP 2015232979 A JP2015232979 A JP 2015232979A JP 2014119784 A JP2014119784 A JP 2014119784A JP 2014119784 A JP2014119784 A JP 2014119784A JP 2015232979 A JP2015232979 A JP 2015232979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elastically deformed
elastic member
lighting fixture
opening
deformed state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014119784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6351390B2 (ja
Inventor
純一 布施
Junichi Fuse
純一 布施
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2014119784A priority Critical patent/JP6351390B2/ja
Publication of JP2015232979A publication Critical patent/JP2015232979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6351390B2 publication Critical patent/JP6351390B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】作業性が向上する照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具3は、弾性部材1が取り付けられた枠体5と、弾性部材1が挿入される開口部63を有する受け部材6が取り付けられた器具本体4と、を備え、弾性部材1は、基部11と、基部11の両端から延びる一対の腕部12と、一対の腕部12同士が近づけられて、基部11を起点として互いに離れる方向に付勢された弾性変形状態を維持する結合部13と、を備え、弾性変形状態において受け部材6の開口部63に挿入され、腕部12が開口部63の縁部63aを摺動していくに従って、弾性変形状態が解除されていくものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、弾性部材を備える照明器具に関する。
灯具と器具本体とから構成される照明器具として、これらの灯具と器具本体とを、弾性部材を用いて固定する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、Vバネ(弾性部材)を有する器具本体と、ガイド金具(バネ受け部材)を有するグローブ(灯具)とを備える照明器具が開示されている。この特許文献1においては、Vバネとガイド金具とを係合する際、Vバネに外力を加えて、内側に閉じるように弾性変形した状態が維持されたまま、Vバネのツマミ部がガイド金具の溝に係合される。そして、Vバネの弾性力により、グローブが器具本体の側に引き寄せられて、グローブが器具本体に固定される。
特開2005−158361号公報(第5頁、図3)
しかしながら、特許文献1に開示された照明器具は、Vバネが内側に閉じるように弾性変形した状態が維持されたまま、Vバネとガイド金具とが係合される。このように、特許文献1においては、グローブと照明器具とが着脱される際、Vバネに手等により常に外力を加え続ける必要があり、作業性が悪い。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、作業性が向上する照明器具を提供するものである。
本発明に係る照明器具は、弾性部材が取り付けられた枠体と、弾性部材が挿入される開口部を有する受け部材が取り付けられた器具本体と、を備え、弾性部材は、基部と、基部の両端から延びる一対の腕部と、一対の腕部同士が近づけられて、基部を起点として互いに離れる方向に付勢された弾性変形状態を維持する結合部と、を備え、弾性変形状態において受け部材の開口部に挿入され、腕部が開口部の縁部を摺動していくに従って、弾性変形状態が解除されていくものである。
本発明によれば、結合部が弾性変形状態を維持し、弾性部材は、弾性変形状態において受け部材の開口部に挿入され、腕部が開口部の縁部を摺動していくに従って、弾性変形状態が解除されていくため、作業性が向上する。
実施の形態1に係る照明器具3を示す斜視図である。 実施の形態1における器具本体4を示す斜視図である。 実施の形態1における枠体5を示す斜視図である。 実施の形態1における留め具51を示す斜視図である。 実施の形態1に係る弾性部材1を示す正面図である。 実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態を示す正面図である。 実施の形態1に係る弾性部材1を示す平面図である。 実施の形態1における受け部材6を示す斜視図である。 実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態における寸法を示す正面図である。 実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態の推移を示す正面図である。 実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態の推移を示す正面図である。 実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態の推移を示す正面図である。 実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態の推移を示す正面図である。 実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態の推移を示す正面図である。 実施の形態1に係る照明器具3の取り外しの状態を示す斜視図である。 実施の形態2における受け部材106を示す斜視図である。 実施の形態3における受け部材206を示す斜視図である。 実施の形態4に係る弾性部材300を示す平面図である。
以下、本発明に係る照明器具の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る照明器具3を示す斜視図である。この図1に基づいて、照明器具3について説明する。図1に示すように、照明器具3は、例えば天井に取り付けられる矩形状の器具本体4と、この器具本体4に着脱自在に取り付けられた矩形状の枠体5とを備えている。
図2は、実施の形態1における器具本体4を示す斜視図である。図2に示すように、器具本体4は、有底枠状をなしており、例えば2個の点灯ユニット41、2個の電源端子台42等が設けられている。また、器具本体4は、枠体5を着脱自在に保持する複数の受け部材6を備えている。この受け部材6は、例えば器具本体4における対向する内側面4aに、夫々2個ずつ螺子等を用いて固定されている。
また、点灯ユニット41は、断面半円状で且つ長手方向(矢印X方向)に延びるものであり、器具本体4の底面4bに複数、例えば2個、幅方向(矢印Y方向)において間隔を空けて螺子等を用いて固定されている。更に、電源端子台42は、点灯ユニット41に電源を供給するものであり、器具本体4の底面4bにおける点灯ユニット41が固定されていない位置に螺子等を用いて固定されている。
図3は、実施の形態1における枠体5を示す斜視図である。図3に示すように、枠体5は、中空枠状をなしており、複数の弾性部材1が設けられている。弾性部材1は、例えば枠体5における対向する外側面5aに、夫々2個ずつ留め具51を用いて固定されている。
図4は、実施の形態1における留め具51を示す斜視図である。図4に示すように、留め具51は、断面弓字状をなしており、上凸部51a、凹部51b、下凸部51cを備えている。そして、上凸部51a及び下凸部51cと枠体5との間に、弾性部材1が挿入されている。また、凹部51bにおいて、螺子52を用いて留め具51自体が枠体5に固定されている。更に、留め具51の上凸部51a及び下凸部51cには、エンボス加工等によって形成された凸部(図示せず)が、表面に設けられている。そして、この凸部が弾性部材1に当たることによって、弾性部材1の水平方向(矢印Y方向)等への移動(ずれ)が阻止される。また、これにより、弾性部材1が滑らかに弾性変形することを可能にしている。
図3に示すように、枠体5には、器具本体4に枠体5が固定されたときに、器具本体4における電源端子台42等を覆う断面V字状で且つ長手方向(矢印X方向)に延びるカバー53が螺子等を用いて固定されている。枠体5において、カバー53が設けられている部分以外は開口されているため、図1に示すように、器具本体4に枠体5が固定されたときに、器具本体4における2個の点灯ユニット41が枠体5から露出される。なお、点灯ユニット41は、枠体5に設けられていてもよい。
図5は、実施の形態1に係る弾性部材1を示す正面図である。枠体5に固定された弾性部材1は、例えば鋼板等の弾性力を備えた部材を曲げ加工して作製されたトーションバネである。図5に示すように、弾性部材1は、基部11と、一対の腕部12と、結合部13とを備えている。基部11は、例えば環状に巻回されたコイル状をなしており、留め具51に固定されている。
一対の腕部12は、基部11の両端から延びるものであり、例えば正面視においてV字状又はU字状をなしている。そして、腕部12は、基部11を起点として互いに離れる方向、即ち弾性部材1の幅方向(矢印α方向)に付勢されている。図5において、腕部12は、基部11の両端から延びる第1の直線部21と、第1の直線部21の先端の第1の屈曲部22と、第1の屈曲部22から延びる第2の直線部23と、第2の直線部23の先端の第2の屈曲部24を有している。このように、腕部12は、外側に凸になるように湾曲している。なお、これらの直線部及び屈曲部の数は適宜変更することができる。また、直線部及び屈曲部に限らず、曲線部を設けてもよい。
結合部13は、一対の腕部12同士が矢印β方向に近づけられて、基部11を起点として互いに離れる方向(矢印α方向)に付勢された弾性変形状態を維持するものである。本実施の形態1において、この結合部13は、腕部12の先端に設けられた係合部14である。この係合部14は、腕部12の先端に設けられ、互いに向き合うように延びる基端部31と、基端部31の先端に設けられ、互いに離れるように延びる先端部32とを備えている。
図6は、実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態を示す正面図である。図6に示すように、係合部14は、腕部12の先端に設けられ、基部11を起点として互いに離れる方向(矢印α方向)に付勢された弾性変形状態を維持するものである。なお、係合部14における基端部31は、互いに向き合うように延びているため、係合部14同士が係合し易い。
図7は、実施の形態1に係る弾性部材1を示す平面図である。図7に示すように、一方の腕部12は、互いに離れる方向(奥行方向)(矢印Y方向)において段差が形成される段付部12aを備えている。段付部12aにおいて互いに離れる方向(矢印Y方向)に段差が形成されることによって、一対の係合部14が弾性変形状態で係合する際、段差の分だけ各腕部12が互いに離れる方向(矢印Y方向)に付勢しつつ係合部14同士を近づける。このため、弾性変形状態においては、腕部12には、幅方向(矢印α方向)だけではなく、奥行方向(矢印Y方向)にも付勢力が働く。従って、弾性変形状態において、一対の係合部14における係合が解除される際、奥行方向(矢印Y方向)における付勢力(復元力)によって、係合部14の先端が広がり易くなる。
図8は、実施の形態1における受け部材6を示す斜視図である。器具本体4に固定された受け部材6は、断面L字状で且つ長手方向(矢印X方向)に延びるものであり、器具本体4に接触して螺子等を用いて固定される固定部61と、固定部61に接続される開口部63を有する係止部62とから構成されている。係止部62に設けられた開口部63は、楕円状をなしており、係止部62に対し垂直の方向(下方向)(矢印Z方向)から弾性部材1が挿入されるものである。図8において、開口部63は所定の幅Woを有している。
図9は、実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態における寸法を示す正面図である。図9に示すように、弾性変形状態における係合された一対の係合部14の幅をWe、弾性変形状態における一対の腕部12の最大幅をWaとする。この場合、受け部材6における開口部63の幅Woは、弾性変形状態における係合された一対の係合部14の幅Weよりも大きく、弾性変形状態における一対の腕部12の最大幅Waよりも小さく形成されている。即ち、We≦Wo≦Waの関係が成り立つ。
受け部材6における開口部63の幅Woは、弾性変形状態における係合された一対の係合部14の幅Weよりも大きいため、弾性変形状態における弾性部材1は、開口部63に挿入されることができる。また、受け部材6における開口部63の幅Woは、弾性変形状態における一対の腕部12の最大幅Waよりも小さいため、弾性部材1が開口部63に挿入されていくと、弾性部材1の腕部12のうち、開口部63の幅Woより大きい領域において、開口部63の縁部63aに摺動する。このように、弾性部材1は、弾性変形状態において受け部材6の開口部63に挿入され、腕部12が開口部63の縁部63aを摺動していくに従って、弾性変形状態が解除されていくものである。
また、本実施の形態1では、弾性変形状態における係合された一対の係合部14の幅Weは、弾性変形状態における一対の腕部12の最大幅Waから、受け部材6における開口部63の幅Woを減算した値以下、即ち、We≦Wa−Woとし、これにより、弾性変形状態が的確に解除される。腕部12が開口部63の縁部63aを摺動していくに従って、一対の係合部14の係合が解除されようとする。しかし、一対の係合部14の幅Weが、一対の腕部12の最大幅Waから開口部63の幅Woを減算した値以上である場合、腕部12が開口部63の縁部63aに摺動して、一対の係合部14の係合が一旦解除されようとしても、係合の解除が完了する前に、再び係合されてしまう場合がある。本実施の形態1では、We≦Wa−Woとすることにより、弾性変形状態の解除が確実に行われる。
次に、本実施の形態1に係る照明器具3の作用について説明する。先ず、器具本体4に枠体5が取り付けられる動作について説明する。図10〜図14は、実施の形態1に係る弾性部材1の弾性変形状態の推移を示す正面図である。図10に示すように、先ず、弾性部材1において、一対の係合部14は、一対の腕部12同士が矢印β方向に近づけられて、基部11を起点として互いに離れる方向(矢印α方向)に付勢された弾性変形状態で係合される。そして、弾性変形状態における弾性部材1の係合部14の側(矢印Z1方向)が、受け部材6の開口部63に向けられる。
その後、図11に示すように、弾性部材1の係合部14が受け部材6の開口部63に挿入される。そして、弾性部材1の腕部12が開口部63の縁部63aを摺動していくに従って、弾性変形状態よりも更に、一対の腕部12が近づいていく。また、これにより、一対の係合部14同士における係合が解除される。即ち、弾性部材1は、弾性変形状態において受け部材6の開口部63に挿入され、腕部12が開口部63の縁部63aを摺動していくに従って、弾性変形状態が解除されていくものである。
弾性部材1が、更に受け部材6の開口部63に挿入されると、図12に示すように、一対の腕部12同士がもっとも近づき、これにより、腕部12の付勢力に逆らう反発力(復元力)が最大となる。この状態から、弾性部材1が、更に受け部材6の開口部63に挿入されると、反発力が徐々に弱まっていく。その後、図13に示すように、弾性部材1における基部11が、受け部材6の開口部63に到達する。
そして、図14に示すように、弾性部材1における基部11の全体が、受け部材6の開口部63に収められると、弾性部材1に加わる外力がなくなり、腕部12が付勢されて伸び切った状態となる。これにより、受け部材6が取り付けられた器具本体4に、弾性部材1が取り付けられた枠体5が固定された照明器具3となる。
次に、器具本体4から枠体5が取り外される動作について説明する。図15は、実施の形態1に係る照明器具3の取り外しの状態を示す斜視図である。枠体5が器具本体4から離れるように引き下げられると、弾性部材1及び受け部材6は、図14の状態から、図13の状態に移行する。そして、更に、枠体5が器具本体4から離れるように引き下げられると、図13の状態から、図12の状態に移行し、その後、図11の状態に移行する。
図11の状態から、枠体5が器具本体4から離れるように引き下げられると、弾性部材1は図10のように弾性変形状態とはならず、図15に示すように、係合部14が、受け部材6の開口部63の外周に引っ掛かる。これにより、枠体5が器具本体4から落下することを防ぐ。この状態から、弾性部材1に手等により外力を加えて、弾性部材1が受け部材6から引き抜かれると、器具本体4から枠体5が取り外される。
以上説明したように、本実施の形態1に係る照明器具3は、弾性部材1における結合部13、例えば係合部14が弾性変形状態を維持するため、弾性部材1は、自身で弾性変形状態を維持することができる。そして、弾性部材1は、弾性変形状態において受け部材6の開口部63に挿入され、腕部12が開口部63の縁部63aを摺動していくに従って、弾性変形状態が解除されていく。このように、弾性部材1は、自身で弾性変形状態を維持し、且つ受け部材6に挿入されることによって、その弾性変形状態が解除される。即ち、器具本体4に枠体5が取付けられる際に、弾性部材1に手等により外力を加える必要がない。従って、照明器具3の取り付け作業性が向上する。
また、器具本体4から枠体5が取り外される際、枠体5を器具本体4から離れるように引き下げるとき、誤って枠体5が落下しようとしても、係合部14が、受け部材6の開口部63の外周に引っ掛かる。これにより、枠体5が器具本体4から落下することを防ぐことができる。従って、照明器具3の取り外し作業性も向上する。
実施の形態2.
次に、本実施の形態2における受け部材106について説明する。図16は、実施の形態2における受け部材106を示す斜視図である。実施の形態2は、受け部材106の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図16に示すように、受け部材106は、開口部163の縁部163aから受け部材106の縁部106aまでくり抜かれ、結合部13、例えば係合部14が通過するスリット164が設けられている。このスリット164を用いることによって、弾性部材1は、弾性部材1が開口部163に挿入される際に、弾性変形状態における係合された一対の係合部14が、弾性部材1の挿入方向(矢印Z方向)に対し垂直な方向(矢印Y方向)からスリット164を通過して開口部163に挿入される。これにより、弾性変形状態における係合された一対の係合部14の挿入性を向上させることができる。
実施の形態3.
次に、本実施の形態3における受け部材206について説明する。図17は、実施の形態3における受け部材206を示す斜視図である。実施の形態3は、受け部材206における開口部263の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態3では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図17に示すように、受け部材206の開口部263の縁部263aは、弾性部材1の挿入方向(矢印Z方向)から狭まるように傾斜している。これにより、弾性変形状態にある弾性部材1の腕部12が、開口部263の縁部263aにおいて摺動し易くなる。従って、弾性部材1における弾性変形状態の解除が円滑に行われる。
実施の形態4.
次に、本実施の形態4に係る弾性部材300について説明する。図18は、実施の形態4に係る弾性部材300を示す平面図である。実施の形態4は、弾性部材300の形状が、実施の形態1と相違する。本実施の形態4では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
本実施の形態4では、図18に示すように、いずれの腕部312も、弾性部材300における互いに離れる方向(奥行方向)(矢印Y方向)において段差が形成された段付部312aを備えている。段付部312aにおいて互いに離れる方向(矢印Y方向)に段差が形成されることによって、一対の係合部314が弾性変形状態で係合する際、段差の分だけ各腕部312が互いに離れる方向(矢印Y方向)に付勢しつつ係合部314同士を近づける。このため、弾性変形状態においては、腕部312には、幅方向だけではなく、奥行方向(矢印Y方向)にも付勢力が働く。従って、実施の形態1と同様に、弾性変形状態において、一対の係合部314における係合が解除される際、奥行方向(矢印Y方向)における付勢力(復元力)によって、係合部314の先端が広がり易くなる。なお、この段付部312aは、本実施の形態4のように2個備えるだけでなく、3個以上備えていてもよい。
なお、実施の形態2〜4の構成を組み合わせた照明器具とすることも可能である。
1 弾性部材、3 照明器具、4 器具本体、4a 内側面、4b 底面、5 枠体、5a 外側面、6 受け部材、11 基部、12 腕部、12a 段付部、13 結合部、14 係合部、21 第1の直線部、22 第1の屈曲部、23 第2の直線部、24 第2の屈曲部、31 基端部、32 先端部、41 点灯ユニット、42 電源端子台、51 留め具、51a 上凸部、51b 凹部、51c 下凸部、52 螺子、53 カバー、61 固定部、62 係止部、63 開口部、63a 縁部、106 受け部材、106a 縁部、161 垂直部、162 水平部、163 開口部、163a 縁部、164 スリット、206 受け部材、263 開口部、263a 縁部、300 弾性部材、311 基部、312 腕部、312a 段付部、314 係合部。

Claims (9)

  1. 弾性部材が取り付けられた枠体と、
    前記弾性部材が挿入される開口部を有する受け部材が取り付けられた器具本体と、を備え、
    前記弾性部材は、
    基部と、
    前記基部の両端から延びる一対の腕部と、
    一対の前記腕部同士が近づけられて、前記基部を起点として互いに離れる方向に付勢された弾性変形状態を維持する結合部と、を備え、
    前記弾性変形状態において前記受け部材の前記開口部に挿入され、前記腕部が前記開口部の縁部を摺動していくに従って、前記弾性変形状態が解除されていくものである照明器具。
  2. 前記結合部は、
    前記腕部の先端に設けられ、前記弾性変形状態で係合して、前記弾性変形状態を維持する係合部である請求項1記載の照明器具。
  3. 前記係合部は、
    前記腕部の先端に設けられ、互いに向き合うように延びる基端部と、
    前記基端部の先端に設けられ、互いに離れるように延びる先端部と、
    を備える請求項2記載の照明器具。
  4. 前記弾性変形状態における係合された一対の前記係合部の幅は、
    前記弾性変形状態における一対の前記腕部の幅から、前記受け部材における前記開口部の幅を減算した値以下である請求項2又は3記載の照明器具。
  5. 前記基部は、
    環状に巻回されたコイル状をなしている請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記腕部は、
    互いに離れる方向において段差が形成される段付部
    を備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記腕部は、
    外側に凸になるように湾曲している請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. 前記受け部材は、
    前記開口部の縁部から前記受け部材の縁部までくり抜かれ、前記結合部が通過するスリット
    を備える請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明器具。
  9. 前記受け部材の前記開口部の縁部は、
    前記弾性部材の挿入方向から狭まるように傾斜している請求項1〜8のいずれか1項に記載の照明器具。
JP2014119784A 2014-06-10 2014-06-10 照明器具 Active JP6351390B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014119784A JP6351390B2 (ja) 2014-06-10 2014-06-10 照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014119784A JP6351390B2 (ja) 2014-06-10 2014-06-10 照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015232979A true JP2015232979A (ja) 2015-12-24
JP6351390B2 JP6351390B2 (ja) 2018-07-04

Family

ID=54934319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014119784A Active JP6351390B2 (ja) 2014-06-10 2014-06-10 照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6351390B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190118271A (ko) * 2018-04-10 2019-10-18 이인성 천장등용 설치장치
JP2020035734A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56122205U (ja) * 1980-02-19 1981-09-17
JPS56161717U (ja) * 1980-05-02 1981-12-02
JPH11162227A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Toshiba Tec Corp 部品取付け用v字状ばね
US6082878A (en) * 1998-02-03 2000-07-04 Cooper Industries, Inc. Fully rotatable recessed light fixture with movable stop and adjustable length bar hanger

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56122205U (ja) * 1980-02-19 1981-09-17
JPS56161717U (ja) * 1980-05-02 1981-12-02
JPH11162227A (ja) * 1997-11-26 1999-06-18 Toshiba Tec Corp 部品取付け用v字状ばね
US6082878A (en) * 1998-02-03 2000-07-04 Cooper Industries, Inc. Fully rotatable recessed light fixture with movable stop and adjustable length bar hanger

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190118271A (ko) * 2018-04-10 2019-10-18 이인성 천장등용 설치장치
KR102082940B1 (ko) 2018-04-10 2020-02-28 이인성 천장등용 설치장치
JP2020035734A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置
JP7188745B2 (ja) 2018-08-27 2022-12-13 アイリスオーヤマ株式会社 照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6351390B2 (ja) 2018-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10598352B2 (en) Downlight with spring fixing structure
JP5969032B2 (ja) 引出し
JP6351390B2 (ja) 照明器具
MX352561B (es) Elemento de fijación.
KR200471390Y1 (ko) 액세서리 연결고리
CN106062472B (zh) 照明器具
JP2010040315A (ja) 照明カバーの取付け構造
JP2016207906A (ja) レール取付構造
JP2016219105A (ja) 照明器具及び照明器具施工方法
JP2011045469A (ja) クリップ
KR200474503Y1 (ko) 교환가능한 풀탭을 위한 슬라이더 구조
JP2007265876A (ja) 埋め込み型機器
JP2005045915A (ja) サドル
KR200155580Y1 (ko) 전등용 커버의 고정장치
JP2016097272A (ja) ベルト調節構造
JP2011027214A (ja) 留め具
US952935A (en) Candle-holder and candlestick.
KR101633418B1 (ko) 간편하게 이중 구조로 체결되는 손목 시계줄 체결구조
JP2007301236A (ja) 装身具用留め具
JP2015011880A (ja) 照明器具
KR100222249B1 (ko) 와이어 고정용 클립
KR20180002219U (ko) 장신구의 연결구
JP6903045B2 (ja) 照明装置
JP2017040046A (ja) 便器装置
JP2006250320A (ja) 配管用支持具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180508

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6351390

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250