JP2005045915A - サドル - Google Patents

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Keiji Mikumo
啓志 三雲
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MIKUMO SEISAKUSHO KK
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MIKUMO SEISAKUSHO KK
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Abstract

【課題】ケーブル等に対して位置決めした後、サドルから手を離してもサドルがずれ動くおそれがなく、その後のネジ止め作業等に際してもサドルを押さえ続ける必要がないため、取付作業を簡易迅速に効率よく行なうことが可能となるサドルを提供することを課題とする。
【解決手段】帯板の一端部を湾曲することにより、平坦な基部12とそれに連続する湾曲部13とを形成し、前記基部12と前記湾曲部13の先端部とにネジ通し穴14、19を設け、前記基部12から前記湾曲部13にかけてU字状、V字状、コ字状等の切線を入れることにより押止舌片15を形成し、前記押止舌片15を若干内方に起こすことにより弾発性能を持たせて成る。
【選択図】図1

Description

本発明はサドル、より詳細には、ケーブル等の配線や配管をする際に、ケーブルや管類を壁面等に支持固定するためのサドルに関するものである。
上記サドルとしては、例えば実公昭61−34815号公報記載のものが知られている。それは、「帯板1を曲げてケーブルAを囲むように湾曲部8を形成するとともに両端を一側方において向き合わせて上下取付片2、3とし、上下取付片2、3へネジBの挿通孔4、5を穿ち、また外方へ開いたときに取付片3の反対側へ位置する補助取付片6を帯板1の側面へ切欠いて一体形成し、補助取付片6へネジBの挿通孔7を穿つ」ことを特徴とするものである(図5参照)。
実公昭61−34815号公報
この従来のサドルによった場合、ケーブルAへの取付けに当っては、開いた状態の取付片2、3間を更に拡げて、ケーブルAを湾曲部内に滑り込ませるが、その後取付片2、3を重ねてネジ止めするまでの間、湾曲部はケーブルAに対して十分広径となっていて、その内面のケーブルAに当接する部分は多くない。従って、ケーブルAが水平状態のときにはさ程問題ないが、それが垂直状態にあるときには、一旦位置決めしても、サドルから手を離すとサドルがずれ動いてしまうという問題がある(図6参照)。
上述したように従来のサドルの場合は、ケーブル等に対して一旦位置決めしても、サドルから手を離すとサドルがずれ動くため、ネジ止め作業が終了するまでサドルを押さえ続けなければならないという煩わしさがあった。
そこで本発明はそのような問題のない、即ち、ケーブル等に対して位置決めした後、サドルから手を離してもサドルがずれ動くおそれがなく、その後のネジ止め作業等に際してもサドルを押さえ続ける必要がないため、取付作業を簡易迅速に効率よく行なうことが可能となるサドルを提供することを課題とする。
本発明は、帯板の一端部を湾曲することにより、平坦な基部とそれに連続する湾曲部とを形成し、前記基部と前記湾曲部の先端部とにネジ通し穴を設け、前記基部から前記湾曲部にかけてU字状、V字状、コ字状等の切線を入れることにより押止舌片を形成し、前記押止舌片を若干内方に起こすことにより弾発性能を持たせて成るサドル、を以て上記課題を解決した。
好ましくは、前記押止舌片の自由端部にネジ通し穴を設け、前記湾曲部の先端部を上方に反り上がらせ、また、前記湾曲部の先端部に補強用リブを形成する。
ケーブル等を湾曲部内に収めた状態において、ケーブル等は押止舌片の弾発力によって押さえ止められる。従って、一旦位置決めした後サドルから手を離しても、サドルがずれ動くことがないので、ケーブル等のサドル止め作業を簡易迅速に行なうことが可能となる。また、1点止めに止まらず、押止舌片を利用して2点止めすることもできる。
本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面に依拠して説明する。図1は、本発明に係るサドルの一実施形態の斜視図であり、サドル11は、金属製帯板の一端部を湾曲することにより、平坦な基部12とそれに連続する湾曲部13とを形成して成る。
基部12は湾曲部13よりも長くし、適宜個所にネジ通し穴を設ける。このネジ通し穴は、好ましくは、基部12の長さ方向に延びる長孔14とする。基部12から湾曲部13にかかる部分に押止舌片15が形成される。押止舌片15は、基部12から湾曲部13にかけて、U字状、V字状、コ字状等の切線を入れることによって形成することができる。
押止舌片15は、湾曲部13側が完全に切り抜かれて自由端16となり、基部12側の端辺のみがつながった状態となる。押止舌片15の自由端16部分にはネジ通し穴17が穿設され、また、自由端16側が若干内方向に起こされる。このようにすることにより、押止舌片15は、そのつながった部分を支点とする板バネとして機能することになる。
湾曲部13の先端部分は、ケーブル21等の導入を容易にするために上方に反らせ(反り上り部18)、そこにネジ通し穴19を形成する。なお、20は、湾曲部13の先端部分に設けた補強用のリブである。
上記構成のサドル11の使用方法は、基本的には従来のものと変わらない。即ち、サドル取付位置にて、湾曲部13を開くようにしてケーブル21を湾曲部13内に導入する。その際ケーブル21は、内方に起こされている押止舌片15を押圧することになるが、その結果ケーブル21は、押止舌片15の弾発力によって湾曲部13の内面に押し付けられる(図2参照)。従って、サドル11から手を離しても、サドル11はケーブル21を強く抱持してずれ動くことはない。
そこで、ネジ通し穴19から長孔4にネジ22を通し、ケーブル21を壁面等に固定する(1点止め、図3参照)。また、より強固に固定するために、押止舌片15を外方に折曲させ、ネジ通し穴17にネジ23を通し、押止舌片15の自由端16を壁面等にネジ止め固定することができる(2点止め、図4参照)。
本発明に係るサドルの一実施形態の斜視図である。 本発明に係るサドルの作用を示す図である。 本発明に係るサドルの使用例(1点止め)を示す図である。 本発明に係るサドルの他の使用例(2点止め)を示す図である。 従来のサドルの構成例を示す図である。 従来のサドルの欠点を示す図である。
符号の説明
11 サドル
12 基部
13 湾曲部
14 長孔
15 押止舌片
16 自由端
17 ネジ通し穴
18 反り上り部
19 ネジ通し穴
20 リブ
21 ケーブル
22 ネジ
23 ネジ

Claims (4)

  1. 帯板の一端部を湾曲することにより、平坦な基部とそれに連続する湾曲部とを形成し、前記基部と前記湾曲部の先端部とにネジ通し穴を設け、前記基部から前記湾曲部にかけてU字状、V字状、コ字状等の切線を入れることにより押止舌片を形成し、前記押止舌片を若干内方に起こすことにより弾発性能を持たせて成るサドル。
  2. 前記押止舌片の自由端部にネジ通し穴を設けた請求項1に記載のサドル。
  3. 前記湾曲部の先端部を上方に反り上がらせた請求項1又は2に記載のサドル。
  4. 前記湾曲部の先端部に補強用リブを形成した請求項1乃至3のいずれかに記載のサドル。
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