JP2015232461A - 検査装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物93が包材90に包装された物品Gに光を照射する光照射部2と、物品を透過した光に基づいて、物品の透過画像50を生成する画像生成部31と、透過画像に基づいてシール不良の有無を判定する判定部37と、を備えた近赤外線検査装置1において、透過画像に基づいて、包材の横シール部91A,91Bにおいて所定光透過率より高い領域である第1領域98と、包材の横シール部において第1領域よりも光透過率が低い領域である第2領域99と、を特定する領域特定部33を備え、判定部は、第1領域における噛み込みの有無と、第2領域における噛み込みの有無と、を互いに異なる基準で判定する。
【選択図】図4
Description
図1に示される近赤外線検査装置(検査装置)1は、図3に示されるような樹脂フィルムからなる包材90、及び当該包材90内に収容された内容物93を有する物品Gを検査する検査装置である。物品Gは、例えば、食品などの搬送ラインにおいて搬送される袋入り菓子などである。物品Gは、シート状の包材90が縦シール部97によりシール(封止)された筒状体の一端が横シール部(シール部)91Bによってシールされることにより有底筒状体とされ、当該有底筒状体の内部(収容部92)に内容物93が充填された後、開口している他方の端部が横シール部(シール部)91Aによってシールされている。
制御コンピュータ4は、近赤外線検査装置1における各種動作を制御する部分であり、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read OnlyMemory)、RAM(Random Access Memory)などで構成される。図4に示されるように、制御コンピュータ4は、近赤外線検査装置1における各種制御処理を実行する概念的な部分としての画像生成部31と領域特定部33と、補正画像生成部35と、判定部37と、を有している。このような概念的な部分は、例えばROMに格納されているプログラムがRAM上にロードされてCPUで実行されるソフトウェアとして構成することができる。なお、制御コンピュータ4は、電子回路などによるハードウェアとして構成されてもよい。
画像生成部31は、物品Gを透過した光に基づいて、物品Gの透過画像50を生成する部分である。具体的には、画像生成部31は、近赤外線ラインセンサ14から連続的に送信されてくる検出信号に基づいて、図5(A)に示されるような、物品Gに関する透過画像50を生成する。透過画像50の濃淡は光透過率を示しており、色が濃くなるほど光透過率が小さいことを示す。
領域特定部33は、透過画像50に基づいて、包材90の横シール部91A,91Bにおいて所定光透過率より高い領域である第1領域98と、包材90の横シール部91A,91Bにおいて第1領域よりも光透過率が低い領域である第2領域(低透過率領域)99と、を特定する部分である。本実施形態において、横シール部91A,91Bにおいて第2領域99となる部分は、図3に示されるように、物品Gを平面視した際に横シール部91A,91Bと縦シール部97とが重なる部分であり、横シール部91A,91Bにおいて第1領域98となる部分は、横シール部91A,91Bと縦シール部97とが重ならない部分である。第1領域98と第2領域99とでは光透過率が互いに異なり、第1領域98に比べ第2領域99の光透過率は低い。
補正画像生成部35は、図5(A)に示される透過画像50の輝度(明るさ)を補正して、図5(B)に示されるような、透過画像50よりも輝度が高い(明るい)画像である補正透過画像50Aを生成する部分である。補正透過画像50Aは、第1領域98と第2領域99における光透過率に応じて明るさの補正度合いを調整してもよい。
判定部37は、第1領域98における噛み込みの有無について、図5(A)に示される透過画像50の第1領域98に相当する部分98Aを用いて判定し、第2領域99における噛み込みの有無について、図5(B)に示される補正透過画像50Aの第2領域99に相当する部分99Aを用いて判定する部分である。すなわち、判定部37は、図9に示されるような、図5(A)に示される透過画像50の第2領域99に相当する部分99Aを、図5(B)に示される補正透過画像50Aの第2領域99に相当する部分99Aに置換した透過画像50Cを用いて、横シール部91A,91Bにおける内容物93の噛み込みの検査を行っていると言える。
上記実施形態の近赤外線検査装置1では、第1領域98における内容物93の噛み込みの有無は、図5(A)に示される透過画像50を用いて第1閾値に基づいて判定され、第2領域99における内容物93の噛み込みの有無は、図5(B)に示される補正透過画像50Aを用いて第2閾値に基づいて判定されている。第1領域98及び第2領域99のそれぞれの領域における噛み込みの有無を判定するために最適な透過画像(透過画像50及び補正透過画像50A)及び基準値(第1閾値及び第2閾値)が用いられるので、第1領域98における噛み込みの有無の判定精度を維持しつつ、第2領域99における噛み込みの有無の判定が可能となる。
以上、一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
上記実施形態では、画像生成部31から生成される透過画像50の全体の輝度を補正して、図5(B)に示されるような、透過画像50よりも輝度が高い画像である補正透過画像50Aが生成される例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、補正画像生成部35は、透過画像50の一部(判定部37が判定に用いる部分)の輝度を補正してもよい。上記実施形態の例で説明すれば、図5(A)に示される透過画像50において第2領域99に該当する部分99Aのみの輝度を明るくするような補正を行ってもよい。この場合には、補正画像生成部35における処理の負担を軽減し、処理の高速化が図れる。
上記実施形態では、透過画像50の横シール部91A,91Bに相当する部分51A,51Bにおける輝度のヒストグラムに基づいて、透過画像50における第1領域98及び第2領域99のそれぞれの位置を特定する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図10に示されるように、領域特定部33は、物品Gの四隅SP1〜SP4を基準とする相対位置に基づいて、透過画像50における第1領域98及び第2領域99のそれぞれの位置を特定してもよい。
上記実施形態では、第2領域を、物品Gを平面視した際に横シール部91A,91Bと縦シール部97とが重なる部分とし、第1領域を、横シール部91A,91Bと縦シール部97とが重ならない部分とする例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、印刷などによって包材90に色彩が施されている場合、第2領域を、横シール部において色彩が施されている部分とし、第1領域を、横シール部において色彩が施されていない部分としてもよい。この場合も、第1領域98と第2領域99とでは光透過率が互いに異なり、第1領域98に比べ第2領域99の光透過率は低い。
上記実施形態では、第1領域98における噛み込みの有無について、図5(A)に示される透過画像50の第1領域98に相当する部分98Aを用いて判定し、第2領域99における噛み込みの有無について、図5(B)に示される補正透過画像50Aの第2領域99に相当する部分99Aを用いて判定する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1領域98における噛み込みの有無について、図5(A)に示される透過画像50の第1領域98に相当する部分98Aを用いて判定し、第2領域99における噛み込みの有無について、図5(A)に示される補正透過画像50Aの第2領域99に相当する部分99Aを用いて判定してもよい。この場合、判定部は、第1領域98における噛み込みの有無と、第2領域99における噛み込みの有無と、を互いに異なる判断基準で判定してもよい。すなわち、判定部は、第2領域99における噛み込み不良の有無を判定する場合には、第1領域98よりも暗い色を基準値(閾値)として噛み込み不良の有無を判定してもよい。
<その他の変形例>
Claims (7)
- 内容物が包材に包装された物品に光を照射する光照射部と、前記物品を透過した前記光に基づいて、前記物品の透過画像を生成する画像生成部と、前記透過画像に基づいてシール不良の有無を判定する判定部と、を備えた検査装置において、
前記透過画像に基づいて、前記包材のシール部において所定透過率より高い領域である第1領域と、前記包材のシール部において前記第1領域よりも透過率が低い領域である第2領域と、を特定する領域特定部を備え、
前記判定部は、前記第1領域における前記シール不良の有無と、前記第2領域における前記シール不良の有無と、を互いに異なる基準で判定する、検査装置。 - 前記判定部は、前記第1領域における前記シール不良の有無と、前記第2領域における前記シール不良の有無と、を互いに異なる濃淡値を基準としてそれぞれ判定する、請求項1に記載の検査装置。
- 前記透過画像の明るさを補正して、前記透過画像よりも明るい画像である補正透過画像を生成する補正画像生成部を更に備え、
前記判定部は、前記透過画像に基づいて前記第1領域における前記シール不良の有無を判定し、前記補正透過画像に基づいて前記第2領域における前記シール不良の有無を判定する、請求項1に記載の検査装置。 - 前記補正画像生成部は、前記第1領域と前記第2領域とを特定するための前記所定透過率に応じて前記明るさの補正度合いを調整する、請求項3に記載の検査装置。
- 前記領域特定部は、前記透過画像のうち前記シール部に相当する部分から取得される明るさに基づいて前記第1領域及び前記第2領域をそれぞれ特定する、請求項1〜4の何れか一項に記載の検査装置。
- 前記領域特定部は、予め記憶されている前記透過画像における基準位置からの相対位置に基づいて前記第2領域を特定する、請求項1〜4の何れか一項に記載の検査装置。
- 前記領域特定部は、前記第2領域において、前記透過率に応じて更に複数の領域を特定する、請求項1〜6の何れか一項に記載の検査装置。
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