JP2015231035A - 露光方法、露光装置およびデバイス製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 スループットを低下させずにレチクルステージの走査駆動に伴うレチクルのずれを補正する。【解決手段】 レチクルと基板とを走査しながら前記基板に露光を行う露光方法は、前記レチクルを保持するレチクルステージにその走査駆動範囲を往復させる走査駆動を複数回行い、該複数回の走査駆動のそれぞれによって発生した前記レチクルの前記レチクルステージに対する位置ずれ量を測定し、該測定された位置ずれ量を前記レチクルステージの走査駆動回数と関連付けた情報を生成する生成工程と、前記露光を行うときのレチクルの位置ずれ量を、前記走査駆動回数と前記情報とに基づいて推定する推定工程と、前記推定された位置ずれ量を低減するように、前記レチクルステージおよび前記基板を保持する基板ステージの少なくともいずれかの走査駆動を補正しながら前記露光を行う露光工程と、を含む。【選択図】 図4

Description

本発明は、露光方法、露光装置およびデバイス製造方法に関する。
特許文献1には、レチクルとウエハとの相対的な位置合わせを高精度に行うために、レチクルとレチクルステージとの相対的位置関係を常時検出してレチクルのずれを常時計測するセンサを搭載する露光装置が開示されている。
特開2000-003855号公報
しかし、特許文献1に記載の従来の露光装置には、レチクルステージに対するレチクルのずれを常時計測するセンサが必要である。また、レチクルステージに対するレチクルのずれを収束するためにレチクルステージを前後方向に何回も走査駆動させると、その走査駆動に伴って処理時間が長くなる。そこで、本発明では、スループットを低下させずにレチクルステージの走査駆動に伴うレチクルのずれを補正することを目的とする。
本発明の一つの側面は、レチクルと基板とを走査しながら前記基板に露光を行う露光方法であって、前記レチクルを保持するレチクルステージにその走査駆動範囲を往復させる走査駆動を複数回行い、該複数回の走査駆動のそれぞれによって発生した前記レチクルの前記レチクルステージに対する位置ずれ量を測定し、該測定された位置ずれ量を前記レチクルステージの走査駆動回数と関連付けた情報を生成する生成工程と、前記露光を行うときのレチクルの位置ずれ量を、前記走査駆動回数と前記情報とに基づいて推定する推定工程と、前記推定された位置ずれ量を低減するように、前記レチクルステージおよび前記基板を保持する基板ステージの少なくともいずれかの走査駆動を補正しながら前記露光を行う露光工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、スループットを低下させずにレチクルステージの走査駆動に伴うレチクルのずれを補正することができる。
露光装置の構成を示す図。 レチクルアライメントの構成を示す図。 露光処理のフローを示すフローチャート。 レチクルの位置ずれ補正に関するデータのフローを示す図。 走査駆動回数とレチクルの位置ずれ量との関係を示すグラフ。 レチクルの位置ずれの補正テーブル。
以下に、本発明の実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。図1は、実施形態に係る露光装置の構成を示す。図1に示す露光装置は、投影光学系1とウエハ(基板)5との間に液体を介在させずに基板を露光する露光装置と、投影光学系1とウエハ5との間に液体を介在させて基板を露光する液浸露光装置とのいずれであってもよい。以下では、半導体デバイスの回路パターンが形成されたレチクル(原版)4を用いて、回路パターンをウエハ5に転写する露光装置について説明する。
図1に示す露光装置は、レチクルステージ6とレチクルステージ6によって保持されるレチクル4を照明する照明光学系2と、ウエハステージ(基板ステージ)7と、レチクル4のパターンをウエハステージ7上のウエハ5に投影する投影光学系1を備える。露光装置は、また、ウエハ5の面位置検出器14と、ウエハアライメント検出器13を備える。面位置検出器14は、ウエハ5の表面に投光する投光部14aとウエハ5の表面で反射された反射光を受光する受光部19bとを含む。露光装置は、さらに、露光処理を制御する制御部Cを含む。
レーザ干渉計10は、レチクルステージ6の位置を計測する。制御部Cは、レチクルステージ6を駆動するアクチュエータを制御して、レチクルステージ6のY方向の位置を制御する。レチクルステージ6には、レチクル4の他にレチクル基準プレート8が配置されている。レチクル基準プレート8のパターン面の高さは、レチクル4のパターン面の高さとほぼ一致する。レチクルステージ6には、レーザ干渉計10から出射されたビームを反射するバーミラー11が固定されていて、レーザ干渉計10によりレチクルステージ6の位置や移動量は逐次計測される。
ウエハステージ7上には、ウエハ基準プレート9が配置されている。ウエハ基準プレート9のパターン面は、ウエハ5の上面とその高さがほぼ一致する。ウエハステージ7はZ方向およびXY平面内を移動することが可能であり、更にθX、θY、θZに微小回転も可能であるように制御部Cにより制御される。レチクルステージ6と同様に、ウエハステージ7にも、レーザ干渉計10からのビームを反射するバーミラー11が固定されていて、そのレーザ干渉計10によりウエハステージ7のXYZ方向における位置および移動量が逐次計測される。
図1中に示したXYZ直交座標系について説明する。XYZ直交座標系は、X方向およびY方向で規定される面がウエハ5の面に平行になり、Z方向がウエハ5の面に対して直交するように方向が決定されている。図1に示す露光装置は、光源3を備えている。光源3としては、例えば、248nmの波長の光を発生するKrFエキシマレーザを使用し得るが、例えば、水銀ランプ、ArFエキシマレーザ(193nm)、EUV光源なども採用し得る。光源3から射出された光束は、照明光学系2に入射し、設定された形状、干渉性、偏光状態に整形された後に、レチクル4を透過照明する。レチクル4の下面に形成された繊細な回路パターンで回折された光は、投影光学系1により、ウエハステージ7上に配置されたウエハ5上に結像する。
レチクルの位置ずれを計測するために、レチクルアライメント検出器12が使用される。制御部Cは、レチクルステージ6をレチクルアライメント検出器12上に駆動する。レチクルアライメント検出器12は、レチクルステージ6上のアライメントマーク16およびレチクル4上のアライメントマーク15を検出し、それらの相対位置を計測することにより、レチクル4のレチクルステージ6に対する位置ずれ量を求める。図2に示すように、レチクルステージ6上のアライメントマーク16およびレチクル4上のアライメントマーク15はそれぞれ、X方向に複数のマークを配置することで、レチクル4のレチクルステージ6に対するXYθ方向の位置ずれを計測することができる。
図1に示す露光装置を用いてウエハ5を露光するためのフローについて、図3を用いて説明する。S1で、制御部Cは、S1で、レチクル4をレチクルステージ6に搭載する。S2で、制御部Cは、露光処理を規定するレシピが初めて処理するものかを否か確認し、初めての処理である場合には、S3へ進み、レシピが初めて処理するものではない、すなわち、以前に処理したものである場合には、S4へ進める。例えば、使用するレチクル4が以前に使用したものである場合は、S4に進む。
S3およびS4は、レチクルステージ6に対するレチクル4の位置ずれの発生を収束するためにレチクルステージ6にその走査方向(Y方向)の走査駆動範囲を往復させる走査駆動を複数回行わせるステップである。レシピが初めての処理するものである場合には、S3で、制御部Cは、レチクルステージ6を100往復程度走査駆動させる。一方、レシピが以前に処理したものである場合には、S4で、制御部Cは、レチクルステージ6を20往復程度走査駆動させる。S4における走査駆動の回数が少ないのは、20往復程度の走査駆動でレチクル4の位置ずれがほぼ収束することが以前の処理で分かっていることによる。レシピが以前に処理したものである場合の走査駆動回数を低減することで、レチクルアライメント計測のための所要時間を短縮することができる。
S5で、制御部Cは、レチクルアライメント検出器12を用いてレチクル4のレチクルステージ6からの位置ずれ量を計測する。S5で、レチクルステージ6をレチクルアライメント検出器12の位置までステップ駆動するとき、制御部Cは、S2、S4、後述するS8の走査駆動と同じ加速度でレチクルステージ6を駆動する。また、レチクルステージ6をY方向に往復駆動した後にレチクルアライメント検出器12を用いてレチクル4の位置ずれを計測することで往方向の駆動と復方向の駆動によるレチクル4の位置ずれの方向差を計測することもできる。
S6で、制御部Cは、ウエハ5をウエハステージ7に搭載する。S7で、制御部Cは、ウエハ5の面位置を面位置検出器14により計測する。ウエハ5がパターン付きウエハである場合には、S7で、制御部Cは、ウエハアライメント検出器13を用いて、ウエハ5のXY方向の計測を行って、ウエハライメントを実施してもよい。
S8で、制御部Cは、S5または直前ウエハのS9のレチクルアライメント計測、S7のウエハアライメント計測の結果に基づいて、レチクル4、レチクルステージ6、ウエハステージ7、投影光学系1の位置誤差を補正演算する。制御部Cは、その演算結果から正確な露光ショットの位置を算出し、レチクルステージ6、ウエハステージ7をステップアンドスキャン駆動、さらに、投影光学系1の結像特性を補正しながら、各ショットに対して露光処理を順次行っていく。S8は、ウエハ5の各ショットに走査露光を行う露光工程である。
S9で、制御部Cは、S5と同様、レチクルアライメント検出器12を用いてレチクル4のレチクルステージ6からの位置ずれを計測する。S9でレチクルステージ6をレチクルアライメント検出器12の位置までステップ駆動するとき、制御部Cは、S3、S4、S8の走査駆動と同じ加速度でレチクルステージ6を駆動する。本実施形態では、S5のレチクルアライメント計測に加えて各ウエハ5に対する走査露光後のS9でもレチクルアライメント計測を行う。S9は、露光工程の後、レチクル4の位置ずれ量を再測定する再測定工程である。しかし、S9のレチクルアライメント計測を省略してもよい。
S10で、制御部Cは、ウエハ5をウエハステージ7から搬出して、1枚のウエハ5に対する一連の処理を終了する。S11で、制御部Cは、処理すべき全てのウエハ5に対する露光処理が終了しているかを確認し、終了していなければ、S6へ戻って、以降の処理を繰り返し、終了していれば、フローを終了する。
図3に示したウエハ5の露光処理のフローにおけるレチクル4の位置ずれを補正するためのフローについて、図4を用いて説明する。S41(図3のS1)で、制御部Cは、レチクル4をレチクルステージ6に搭載する。その際、制御部Cは、レチクルステージ6の走査駆動回数46を初期化する。S42(図3のS3、S4)で、制御部Cは、レチクルステージ6をY方向に走査駆動させる。制御部Cは、S42で走査駆動した回数分、走査駆動回数46を更新する。S43(図3のS5、S9)で、制御部Cは、レチクルアライメント検出器12を用いてレチクル4のレチクルステージ6からの位置ずれ量44を計測する。
S45で、制御部Cは、S43で得られたレチクルの位置ずれ量の測定結果44とレチクルステージ6の走査駆動回数46とからレチクル4の位置ずれの補正係数47を算出し登録する。補正係数47の算出方法について、図5を用いて説明する。図5は、レチクルステージ6の走査駆動回数46とレチクル4の位置ずれ量44との関係を示すグラフである。レチクルステージ6を一定以上の加速度でステップ駆動、走査駆動した際に、レチクル4がXY方向にずれる。特に、レチクル4のY方向の位置は、走査駆動の影響を受けやすい。レチクル4をレチクルステージ6に搭載した直後は、レチクル4の位置ずれ量44が大きく、レチクルステージ6の走査駆動回数46が増えるに従って、レチクル4の位置ずれ量44が収束していく。レチクル4の位置ずれ量44は、例えば、図5に示すように、一次遅れモデル式で近似することができる。この場合、補正係数47は、図5に示されるレチクルの位置ずれ量44とレチクルステージ6の走査駆動回数46との関係を示す関数(カーブ)を特定する係数である。
したがって、図4におけるS45において、レシピが初めて処理するものである場合には、制御部Cは、レチクルステージ6の走査駆動回数46とレチクル4の位置ずれ量44から補正係数47を算出し算出した補正係数47を格納部Sに格納する。なお、本実施形態では、格納部Sを露光装置内に構成した。しかし、格納部Sは、露光装置外に構成されていてもよい、レシピが以前に処理したものである場合には、制御部Cは、レチクルステージ6の走査駆動回数46とレチクル4の位置ずれ量44から補正係数47を算出し算出した補正係数47で補正係数を更新する。補正係数47の更新は、現在格納されている補正係数47と、レチクルステージ6の走査駆動回数46およびレチクル4の位置ずれ量44から算出した補正係数47との差分が許容範囲を超える場合のみに実施してもよい。S42、S43及びS46は、レチクルステージ6を複数回走査駆動し、レチクル4の位置ずれ量を測定し、位置ずれ量と走査駆動回数とを関連付けた情報を生成する生成工程を構成している。
S48(図3のS8)で、制御部Cは、レチクルステージ6、ウエハステージ7をステップアンド走査駆動しながら各ショットを順次露光する。このとき、S50で、制御部Cは、レチクルステージ6の走査駆動回数46および補正係数47を取得し、レチクル4の位置ずれ補正値49を推定する。S50は、レチクルの位置ずれ量を推定する推定工程である。制御部Cは、算出されたレチクル4の位置ずれ補正値49を走査露光時のレチクルステージ6あるいはウエハステージ7の位置に反映する。走査駆動の方向に応じてレチクル4の位置ずれ量が変わる場合は、反映する補正値を切り替えてもよい。各ショットを露光する際にレチクルステージ6の走査駆動が実施されるため、制御部Cは、走査駆動の都度、レチクルステージ6の走査駆動回数46を加算する。
処理すべきウエハ5が残っている場合には、制御部Cは、S43およびS48を繰返し実施し、補正係数47をその都度更新する。レチクル4の位置ずれが変化しないと予測される場合には、制御部Cは、S43を間引いて補正係数47をそのまま引き継いで使用してもよい。
図3のS3およびS4、図4のS42では、レシピ単位でレチクルステージ6の走査駆動回数を切り替えているが、これをレチクル単位で切り替えてもよい。また、図4のS45および補正係数47の更新についても、レチクル単位で行ってもよい。ただし、レチクル4の位置ずれ量はレチクルステージ6の加速度に応じて変化する。そのため、図3のS3、S4、図4のS42における走査駆動回数の切り替えや、図4のS45の補正係数の算出、補正係数47の更新についても、通常、レシピ単位で行う。
本実施形態においては、一次遅れモデル式を基に補正係数47を算出していたが、図6に示すレチクルステージ6の走査駆動回数46とレチクル4の位置ずれ量44とのテーブルを基に補正係数47を算出してもよい。図6の補正テーブルは、図5と同様、レチクルステージ6の走査駆動回数46とレチクル4の位置ずれ量44との関係を表している。また、レチクルアライメント検出器12を用いてレチクル4のレチクルステージ6からの位置ずれを計測する方法を例とした。しかし、レチクル4上にあるアライメントマーク15と、投影光学系1を通して、ウエハ基準プレート9上にあるウエハステージ側のマークとの変位を計測する方法であってもよい。さらに、レチクル毎の位置ずれ差が小さい場合には、基準レチクルにおいてレチクル4の位置ずれを測定して補正係数を算出し、その他のレチクルの位置ずれ量を基準レチクルの補正係数から推定して補正してもよい。また、露光処理に使用する複数のレチクル4を複数のグループにグループ分けし、各グループに対応して基準レチクルを設定し、基準レチクル毎に補正係数47を生成し、レチクル4の位置ずれ量を対応する基準レチクルの補正係数から推定してもよい。
[デバイス製造方法]
次に、デバイス(半導体デバイス、液晶表示デバイス等)の製造方法について説明する。半導体デバイスは、ウエハに集積回路を作る前工程と、前工程で作られたウエハ上の集積回路チップを製品として完成させる後工程を経ることにより製造される。前工程は、前述の露光装置を使用して感光剤が塗布されたウエハを露光する工程と、ウエハを現像する工程を含む。後工程は、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)と、パッケージング工程(封入)を含む。液晶表示デバイスは、透明電極を形成する工程を経ることにより製造される。透明電極を形成する工程は、透明導電膜が蒸着されたガラス基板に感光剤を塗布する工程と、前述の走査露光装置を使用して感光剤が塗布されたガラス基板を露光する工程と、ガラス基板を現像する工程を含む。本実施形態のデバイス製造方法によれば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができる。
4:レチクル。5:ウエハ。6:レチクルステージ。7:ウエハステージ。12:レチクルアライメント検出器。13:ウエハライメント検出器。15:レチクル側のアライメントマーク。16:レチクルステージ側のアライメントマーク。C:制御部。S:格納部。

Claims (14)

  1. レチクルと基板とを走査しながら前記基板に露光を行う露光方法であって、
    前記レチクルを保持するレチクルステージにその走査駆動範囲を往復させる走査駆動を複数回行い、該複数回の走査駆動のそれぞれによって発生した前記レチクルの前記レチクルステージに対する位置ずれ量を測定し、該測定された位置ずれ量を前記レチクルステージの走査駆動回数と関連付けた情報を生成する生成工程と、
    前記露光を行うときのレチクルの位置ずれ量を、前記走査駆動回数と前記情報とに基づいて推定する推定工程と、
    前記推定された位置ずれ量を低減するように、前記レチクルステージおよび前記基板を保持する基板ステージの少なくともいずれかの走査駆動を補正しながら前記露光を行う露光工程と、
    を含むことを特徴とする露光方法。
  2. 前記生成工程で、前記露光を規定するレシピ単位に前記情報を生成し、前記推定工程で、前記露光が従うレシピに対応する前記情報に基づいて前記位置ずれ量を推定することを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  3. 前記生成工程で、レチクル単位に前記情報を生成し、前記推定工程で、前記露光で使用するレチクルに対応する前記情報に基づいて前記位置ずれ量を推定することを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  4. 前記推定工程で、前記露光で使用するレチクルを前記レチクルステージに搭載した後の前記レチクルステージの走査駆動回数に応じて前記位置ずれ量を推定することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の露光方法。
  5. 前記生成工程の走査駆動における前記レチクルステージの加速度と前記露光工程の走査駆動における前記レチクルステージの加速度とは、等しいことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の露光方法。
  6. 前記露光に使用するレチクルを前記レチクルステージに初めて搭載した場合の前記生成工程における前記レチクルステージの走査駆動回数は、前記レチクルを前記レチクルステージに以前に搭載したことがある場合の前記生成工程における前記レチクルステージの走査駆動回数よりも多いことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の露光方法。
  7. 前記情報は、前記レチクルの位置ずれ量と前記走査駆動回数との関係を示す関数を特定する係数であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の露光方法。
  8. 前記情報は、前記レチクルの位置ずれ量と前記走査駆動回数との関係を示すテーブルであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の露光方法。
  9. 前記推定工程で、当該露光を行うまでの前記レチクルステージの走査駆動回数に基づいて前記位置ずれ量を推定することを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の露光方法。
  10. 前記露光工程を行った後で、前記レチクルの前記レチクルステージに対する位置ずれ量を再測定する再測定工程をさらに含み、
    前記再測定工程で、該再測定された位置ずれ量と前記推定工程で推定された位置ずれ量との差が許容範囲を超える場合には、前記再測定された位置ずれ量を用いて前記情報を更新し、前記差が前記許容範囲に収まる場合には、前記情報を更新しないことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の露光方法。
  11. 前記露光に使用するレチクルを複数のグループにグループ分けし、前記複数のグループのそれぞれに対応して基準レチクルを設定し、
    前記生成工程で、基準レチクル毎に前記情報を生成し、前記推定工程で、前記露光で使用するレチクルが属するグループに対応する基準レチクルの前記情報に基づいて前記位置ずれ量を推定することを特徴とする請求項1に記載の露光方法。
  12. 請求項1ないし11のいずれか1項に記載の露光方法を用いて基板に露光を行う工程と、
    前記露光が行われた前記基板を現像する工程と、
    を含むことを特徴とするデバイス製造方法
  13. レチクルと基板とを走査しながら前記基板に露光を行う露光装置であって、前記レチクルを保持するレチクルステージと、前記基板を保持する基板ステージと、前記露光を制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記レチクルステージにその走査駆動範囲をそれぞれ往復させる複数回の走査駆動のそれぞれによって発生した前記レチクルの前記レチクルステージに対する位置ずれ量の測定結果に基づいて生成された、前記位置ずれ量と前記レチクルステージの走査駆動回数とが関連付けられた情報を取得し、
    前記露光を行うときのレチクルの位置ずれ量を、前記の走査駆動回数と前記情報とに基づいて推定し、
    前記推定された位置ずれ量を低減するように、前記レチクルステージおよび前記基板を保持する基板ステージの少なくともいずれかの走査駆動を補正しながら前記露光を行う
    ことを特徴とする露光装置。
  14. 前記情報を格納する格納部をさらに備え、
    前記制御部は、前記格納部から前記情報を取得することを特徴とする請求項13に記載の露光装置。
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