JP2015230216A - 信号処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】送信周波数配置生成部1は、複数のアンテナ3からなるアレーアンテナで受信した各アンテナ3からの信号を合成した場合にビームパターンのグレーティングローブが抑圧される複数の周波数領域での信号配置を決定する。送信部2は、アンテナ3から信号配置の各周波数成分を時分割で送信する。受信信号コヒーレント合成部8は、受信部4で受信した各アンテナ及び各周波数成分の全パルスについてコヒーレントな荷重合成を行う。
【選択図】図1
Description
図1は、この発明の実施の形態1による信号処理装置を示す構成図である。
図示の信号処理装置は、送信周波数配置生成部1、送信部2、アンテナ3、受信部4、A/D変換部5、位相検波部6、パルス圧縮部7、受信信号コヒーレント合成部(受信信号合成部)8を備えている。
送信周波数配置生成部1では、上述したように、グレーティングローブ抑圧を目的として、異なる複数周波数帯を利用する。この基本原理を図2を用いて説明する。図2では各々が周波数帯域(帯域幅B)を持ち、f0からf2の異なる3種類の周波数を用いる場合を示している。この様な信号を2つのアンテナで構成される受信アレーアンテナで受信する場合を考える。このとき受信アレーアンテナの位相中心からの両アンテナの距離をdとする。ただし、dは周波数f0の波長で正規化した長さとする。
実施の形態2は、想定される目標のドップラ速度の候補ごとに荷重合成を行って合成信号を得るようにしたものである。実施の形態2の信号処理装置における図面上の構成は図1に示した実施の形態1と同様であるため、図1の構成を用いて説明を行う。
実施の形態1では、受信信号コヒーレント合成部8が、仮想アレーアンテナの各アンテナ位置に対応した位相を補正するように信号合成の荷重を決定していた。ただし、目標が運動しかつそれによるドップラ速度が大きい場合には、周波数差に起因したパルスヒット間の位相差を補正するように荷重を生成しないと、複数周波数成分のコヒーレントな合成を実現することはできない。
実施の形態3は、追尾処理の結果を用いて荷重合成を行うようにしたものであり、図9に実施の形態3の信号処理装置の構成を示す。
実施の形態2では、目標の移動によるドップラ速度に起因した周波数差に起因したパルスヒット間の位相差を補正するため、各ドップラ速度に対応した合成信号を生成する処理を行っていた。実施の形態3では、実施の形態2と同様にドップラ速度によるパルスヒット間の位相差を補正することを目的として、追尾処理から目標速度情報を取得しそれを利用することを特徴としている。
Claims (12)
- 複数のアンテナからなるアレーアンテナで受信した各アンテナからの信号を合成した場合にビームパターンのグレーティングローブが抑圧される複数の周波数領域での信号配置を決定する送信周波数配置生成部と、
前記信号配置の各周波数成分を時分割で送信する送信部と、
前記送信部から送信され目標で反射した信号を前記アレーアンテナの各アンテナから前記各周波数成分の信号として受信する受信部と、
前記受信部で受信した各アンテナ及び各周波数成分の信号を荷重合成する受信信号合成部とを備えたことを特徴とする信号処理装置。 - 前記受信信号合成部は、各アンテナ及び各周波数成分の信号を、想定される目標のドップラ速度の候補ごとに荷重合成し、当該荷重合成後の複数の合成信号から、前記複数の合成信号の電力値に基づいて最終的な荷重合成信号を出力することを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。
- 荷重合成信号を用いて前記目標を追尾し、その追尾結果を当該目標のドップラ速度として出力する追尾処理部を備え、
前記受信信号合成部は、前記追尾処理部が出力するドップラ速度に基づいて荷重合成を行うことを特徴とする請求項1記載の信号処理装置。 - 複数のアンテナからなるアレーアンテナで受信した各アンテナからの信号を合成した場合にビームパターンのグレーティングローブが抑圧される複数の周波数領域での信号配置を決定する送信周波数配置生成部と、
前記信号配置の各周波数成分を時分割で送信する送信部と、
前記送信部から送信され目標で反射した信号を前記アレーアンテナの各アンテナから前記各周波数成分の信号として受信する受信部と、
前記受信部で受信した各アンテナ及び各周波数成分の信号を、想定される目標のドップラ速度の候補ごとに荷重合成し、当該荷重合成後の複数の合成信号から、前記複数の合成信号の電力値に基づいて最終的な荷重合成信号を出力する受信信号合成部と、
前記受信信号合成部から出力される荷重合成信号を用いて目標を追尾し、その追尾結果を当該目標のドップラ速度として出力する追尾処理部を備え、
前記受信信号合成部は、前記追尾処理部による追尾処理が安定した状態である場合に、前記電力値に基づく荷重合成信号の演算に代えて、前記追尾処理部が出力するドップラ速度に基づいて荷重合成信号の演算を行うことを特徴とする信号処理装置。 - 前記送信周波数配置生成部は、定量シフト配置を用いて前記信号配置を決定することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記送信周波数配置生成部は、最適化アルゴリズムを用いたランダム配置により前記信号配置を決定することを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記送信周波数配置生成部は、前記アレーアンテナを構成する各アンテナ単体のビームパターンのメインローブ内にグレーティングローブが発生しないよう前記信号配置を決定することを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記送信周波数配置生成部は、ビームパターンのグレーティングローブに加えて、パルス圧縮後の時間方向のグレーティングローブを抑圧する信号配置を決定することを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記送信部は、前記各周波数成分を時分割で送信する際、送信パルスごとに周波数を切り替えることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記送信部は、前記各周波数成分を時分割で送信する際、複数の送信パルスごとに周波数を切り替えることを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記受信部は、前記送信部の送信周波数の時分割切替に対応して、周波数変換に使用するローカル周波数を切り替えることで各周波数成分を受信することを特徴とする請求項1から請求項10のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
- 前記複数のアンテナのそれぞれがアレーアンテナとして構成されていることを特徴とする請求項1から請求項11のうちのいずれか1項記載の信号処理装置。
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