JP2015226391A - 情報提示装置、情報提示方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

情報提示装置、情報提示方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮に所望の電気機器の所望の動作期間を変更した場合における総消費電力の変化をユーザが把握できるようにすること。
【解決手段】端末装置100には、機器の総消費電力を時系列に示す第1総電力画像500と、機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像501とが共に表示される。ユーザにより機器の動作期間の変更が指定された場合、端末装置100には、上記指定に基づいて更新された機器の総消費電力を時系列に示す第2総電力画像502と、上記指定に基づいて更新された機器ごとの動作期間を時系列に示す第2動作期間画像503とが共に表示される。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気機器の消費電力の情報をユーザに提供する情報提示装置、情報提示方法、およびコンピュータプログラムに関する。
例えば特許文献1には、家庭で使用される電気機器ごとの消費電力を時系列に示す画像情報をユーザに提供するシステム(以下、従来技術という)が開示されている。この従来技術では、ユーザは、各電気機器の消費電力を時系列に把握することができる。
特開2012−18462号公報
しかしながら、従来技術では、ユーザは、仮に所望の電気機器の所望の動作期間を変更した場合における総消費電力の変化を把握することはできない。
本発明の目的は、仮に所望の電気機器の所望の動作期間を変更した場合における総消費電力の変化をユーザが把握できるようにすることである。
本発明の一態様に係る情報提示装置は、画面表示に用いられる第1画像情報と第2画像情報を記憶する記憶部と、前記記憶部から前記第1画像情報を読み出し、前記第1画像情報に基づいて第1画面表示の実行を制御した後で、前記第1画面表示後に行われたユーザの操作に基づいて生成された前記第2画像情報を前記記憶部から読み出し、前記第2画像情報に基づいて第2画面表示の実行を制御する情報処理部と、を有し、前記第1画面表示は、所定範囲に設置された機器の所定時間における総消費電力を時系列に示す第1総電力画像の表示と、前記第1総電力画像と共に画面表示され、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像の表示と、を含み、前記第2画面表示は、前記ユーザにより指定された機器の動作期間の変更に基づいて更新された前記総消費電力を時系列に示す第2総電力画像の表示と、前記第2総電力画像と共に画面表示され、前記動作期間の変更に基づいて更新された前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第2動作期間画像の表示と、を含む構成を採る。
本発明の一態様に係る情報提示装置は、所定範囲に設置された機器から取得された情報に基づいて、所定時間における前記機器の総消費電力を時系列に示す第1総電力画像の情報と、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像の情報とを生成する生成部と、前記第1総電力画像および前記第1動作期間画像の表示後にユーザにより所望の機器の所望の動作期間の変更が指定された場合、前記指定の内容を示す変更情報と、前記所定時間における前記機器ごとの消費電力を時系列に示す個別電力情報とに基づいて、前記総消費電力を更新する算出部と、を有し、前記生成部は、更新後の前記総消費電力を時系列に示す第2総電力画像の情報を生成し、前記指定された動作期間の変更が前記第1動作期間画像に反映された第2動作期間画像の情報を生成する構成を採る。
本発明の一態様に係る情報提示方法は、所定の記憶部から読み出した第1画像情報に基づいて、所定範囲に設置された機器の所定時間における総消費電力を時系列に示す第1総電力画像の表示と、前記第1総電力画像と共に画面表示され、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像の表示と、を含む第1画面表示の実行を制御し、前記第1画面表示後に行われたユーザの操作に基づいて生成された第2画像情報を所定の記憶部から読み出し、前記第2画像情報に基づいて、前記ユーザにより指定された機器の動作期間の変更に基づいて更新された前記総消費電力を時系列に示す第2総電力画像の表示と、前記第2総電力画像と共に画面表示され、前記動作期間の変更に基づいて更新された前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第2動作期間画像の表示と、を含む第2画面表示の実行を制御するようにした。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、所定の記憶部から読み出した第1画像情報に基づいて、所定範囲に設置された機器の所定時間における総消費電力を時系列に示す第1総電力画像の表示と、前記第1総電力画像と共に画面表示され、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像の表示と、を含む第1画面表示の実行を制御する処理と、前記第1画面表示後に行われたユーザの操作に基づいて生成された第2画像情報を所定の記憶部から読み出し、前記第2画像情報に基づいて、前記ユーザにより指定された機器の動作期間の変更に基づいて更新された前記総消費電力を時系列に示す第2総電力画像の表示と、前記第2総電力画像と共に画面表示され、前記動作期間の変更に基づいて更新された前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第2動作期間画像の表示と、を含む第2画面表示の実行を制御する処理と、をコンピュータに実行させるようにした。
本発明によれば、ユーザは、仮に所望の電気機器の所望の動作期間を変更した場合における総消費電力の変化を把握することができる。
本発明の実施の形態に係る情報提示システムの概要について説明する図 本発明の実施の形態に係る情報提示システムの構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る情報処理部の構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態に係る情報処理部の動作の一例を示すフローチャート 本発明の実施の形態に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例1に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例2に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例3に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例4に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例5に係る情報処理部の構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態の変形例6に係る情報処理部の構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態の変形例7に係る情報処理部の構成の一例を示すブロック図 本発明の実施の形態の変形例7に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例8に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例8に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例9に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例10に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例11に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態の変形例12に係る画像情報の表示例を示す図 本発明の実施の形態に係る端末装置およびサーバ装置の機能をソフトウェアにより実現するコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図 サービスの類型1(自社データセンタ型)を示す図 サービスの類型2(IaaS利用型)を示す図 サービスの類型3(PaaS利用型)を示す図 サービスの類型4(SaaS利用型)を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
<提供するサービスの全体像>
まず、本実施の形態に係る提供するサービスの全体像について、図1を用いて説明する。図1は、本実施の形態における上記サービスを提供する情報提示システムの概要について説明する図である。図1Aには、本実施の形態における情報提示システムの全体像が示されている。
グループ10は、例えば企業、団体、家庭等であり、その規模を問わない。グループ10には、複数の機器10a(例えば、機器X、機器Y)と、ホームゲートウェイ10bとが存在する。また、グループ10には、複数の機器10aを使用するユーザ1が存在する。複数の機器10aは、例えば、後述する端末装置100、機器401〜403、分電盤404(図2参照)などである。ホームゲートウェイ10bは、例えば、後述する中継装置410(図2参照)である。
複数の機器10aは、インターネットと接続可能である。ただし、複数の機器10aは、それ自身ではインターネットと接続不可であっても、ホームゲートウェイ10bを介してインターネットと接続可能となるものであればよい。
データセンタ運営会社11には、クラウドサーバ11aが存在する。クラウドサーバ11aとは、インターネットを介して様々な機器と連携する仮想化サーバである。データセンタ運営会社11は、データ管理、クラウドサーバ11aの管理、それらの管理を行うデータセンタの運営等を行っている。データセンタ運営会社11が行う役務の詳細については、図22〜図25を用いて後述する。
ここで、データセンタ運営会社11は、データ管理、クラウドサーバ11aの管理、データセンタの運営等のみを行っている会社に限らない。例えば、複数の機器10aのうちの一つの機器を開発・製造している機器メーカが、その開発・製造と併せてデータ管理、クラウドサーバ11aの管理等を行っている場合は、機器メーカがデータセンタ運営会社11に該当する(図1B参照)。
また、データセンタ運営会社11は一つの会社に限らない。例えば、機器メーカおよび他の管理会社が共同もしくは分担してデータ管理、クラウドサーバ11aの管理等を行っている場合は、両者もしくはいずれか一方がデータセンタ運営会社11に該当するものとする(図1C参照)。
サービスプロバイダ12は、サーバ12aを保有している。サーバ12aは、例えば、後述するサーバ装置200である。サーバ12aは、目的に応じて複数あってもよい。
なお、上記サービスにおいてホームゲートウェイ10bは必須ではない。例えば、クラウドサーバ11aが全てのデータ管理を行っている場合等は、ホームゲートウェイ10bは不要となる。また、グループ10内のあらゆる機器がインターネットに接続されている場合のように、それ自身ではインターネットと接続不可能な機器は存在しない場合もある。
次に、上記サービスにおける情報の流れを説明する。まず、グループ10の複数の機器10aは、それぞれ、所定の情報(例えば、後述する電力情報、動作期間情報など)を、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aに送信する。クラウドサーバ11aは、複数の機器10aから情報を集積する(図1Aの(a))。
なお、上記情報は、インターネットを介して複数の機器10a自体から直接クラウドサーバ11aに提供される場合もある。または、上記情報は、複数の機器10aから一旦ホームゲートウェイ10bに情報が集積され、ホームゲートウェイ10bからクラウドサーバ11aに提供されてもよい。
次に、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aは、集積した情報を一定の単位でサービスプロバイダ12に提供する。ここで、一定の単位は、データセンタ運営会社11が集積した情報を整理してサービスプロバイダ12に提供することのできる単位でもよいし、サービスプロバイダ12が要求した単位でもよい。一定の単位と記載したが、一定でなくてもよく、状況に応じて提供する情報量が変化する場合もある。
クラウドサーバ11aに集積された情報は、必要に応じてサービスプロバイダ12が保有するサーバ12aに保存される(図1Aの(b))。そして、サービスプロバイダ12は、保存した情報を、ユーザに提供するサービスに適合する情報(例えば、後述する画像情報など)に整理し、ユーザに提供する。提供するユーザは、複数の機器10aを使用するユーザ1でもよいし、グループ10の外部のユーザ2でもよい。なお、ユーザ1とユーザ2とは、別でも同一でもよい。
ユーザへのサービス提供方法は、例えば、サービスプロバイダ12から直接ユーザへ提供されてもよい(図1Aの(f)、(e))。また、ユーザへのサービス提供方法は、例えば、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aを再度経由して、ユーザに提供されてもよい(図1Aの(c)、(d))。また、データセンタ運営会社11のクラウドサーバ11aが、集積した情報を、ユーザに提供するサービスに適合する情報(例えば、後述する画像情報など)に整理し、サービスプロバイダ12に提供してもよい。
<情報提示システムの構成>
次に、本実施の形態に係る情報提示システムの構成例について、図2を用いて説明する。図2は、本実施の形態の情報提示システムの構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、情報提示システムは、端末装置100、サーバ装置200、機器401〜403、分電盤404、中継装置410を有する。
図2において、端末装置100とサーバ装置200は、ネットワーク300を介して接続される。また、中継装置410とサーバ装置200も、ネットワーク300を介して接続される。ネットワーク300は、無線ネットワークでもよいし、有線ネットワークでもよいし、有線ネットワークと無線ネットワークとが混在したネットワークでもよい。
また、図2において、機器401〜403、分電盤404、および中継装置410は、例えば、上述したグループ10(例えば、企業、団体、家庭等)に設置される。
機器401〜403は、電力を消費する電気機器(以下、適宜「機器」ともいう)であり、例えば、照明機器、エアーコンディショナ、加湿器、空気清浄機、換気扇、冷蔵庫、食洗機、フードプロセッサ、電子レンジ、オーブン、洗濯機、乾燥機、ドライヤ、電話機、PC、TV、DVD(Digital Versatile Disk)プレーヤ、録画機器(例えば、ハードディスクレコーダ等)、オーディオ機器、ゲーム機、ネットワーク接続機器(例えば、無線LANルータ等)、充電機器などである。本実施の形態では、機器401〜403は、各機器を識別可能な機器ID(識別情報の一例)が中継装置410に予め登録された電気機器であるとする。なお、図2では例として、予め登録された電気機器を機器401〜403の3つとしたが、4つ以上あってもよい。
また、機器401〜403は、それぞれ、消費電力を計測する。そして、機器401〜403は、それぞれ、所定期間(例えば、24時間。以下、適宜「1日」ともいう)において計測した消費電力を時系列に示す個別電力情報を生成する。各個別電力情報には、対応する機器IDが付加される。
また、機器401〜403は、それぞれ、上記所定期間において消費電力がゼロより大きい期間(機器が動作している(オンされている)期間。以下、動作期間という)を時系列に示す動作期間情報を生成する。各動作期間情報には、対応する機器IDが付加される。
そして、機器401〜403は、それぞれ、所定のタイミングで、個別電力情報および動作期間情報を中継装置410に送信する。
分電盤404は、ブレーカなどを収容した配電装置である。分電盤404は、例えば主幹ブレーカにおいてグループ10に設置された電気機器(機器401〜403以外の電気機器を含んでもよい)の総消費電力(以下、総電力という)を計測する。そして、分電盤404は、上記所定期間において計測した総電力を時系列に示す総電力情報を生成する。この総電力情報には、分電盤404を識別可能な分電盤IDが付加される。分電盤IDは、中継装置410に予め登録されているとする。
そして、分電盤404は、所定のタイミングで、総電力情報を中継装置410へ送信する。
中継装置410は、機器401〜403および分電盤404と、サーバ装置200とを中継する通信装置である。中継装置410は、予め登録された、機器ID、分電盤ID、グループID(グループを識別可能なID)が対応付けられているテーブルを保持している。中継装置410は、機器401〜403のそれぞれから個別電力情報および動作期間情報を受信すると、それらの情報に付加されている機器IDに対応付けられているグループIDを上記テーブルから検索し、そのグループIDを個別電力情報および動作期間情報のそれぞれに付加する。また、中継装置410は、分電盤404から総電力情報を受信すると、その情報に付加されている機器IDに対応付けられているグループIDを上記テーブルから検索し、そのグループIDを総電力情報に付加する。そして、中継装置410は、グループIDが付加された、個別電力情報、動作期間情報、および総電力情報をサーバ装置200へ送信する。
なお、上記説明では、機器401〜403が個別電力情報および動作期間情報を生成する例について説明したが、中継装置410が、機器401〜403のそれぞれ(または、機器401〜403のコンセントに接続された、各消費電力を計測可能な電力計)から消費電力の計測結果の情報を受信し、その情報に基づいて個別電力情報および動作期間情報を生成してもよい。また、上記説明では、分電盤404が総電力情報を生成する例について説明したが、中継装置410が、分電盤404から総電力の計測結果の情報を受信し、その情報に基づいて総電力情報を生成してもよい。
また、上記説明では、機器401〜403および分電盤404が中継装置410を介してサーバ装置200へ各情報を送信する例について説明したが、機器401〜403および分電盤404が中継装置410を介さずに直接サーバ装置200へ各情報を送信してもよい。
また、上述した中継装置410の動作を分電盤404が行うように構成することで、図2において中継装置410を備えない構成としてもよい。
次に、端末装置100の構成例について説明する。
端末装置100は、サーバ装置200により提供される画像情報を利用可能な情報処理装置であり、例えば、スマートフォン、タブレット、PC、TV、または、専用の端末装置などである。なお、図2では、例として端末装置100を1つだけ示しているが、2つ以上あってもよい。
画像情報には、例えば、機器401〜403ごとの動作期間を時系列に示す動作期間画像の情報(以下、動作期間画像情報という)と、グループ10に設置された電気機器(機器401〜403を含む)の総電力を時系列に示す総電力画像の情報(総電力画像情報という)とが含まれる。動作期間画像と総電力画像の表示例については、図5、図6を用いて後述する。
端末装置100は、入力部101、通知部102、記憶部103、送受信部104、情報処理部105を備える。
入力部101は、ボタン、タッチパネルなどの入力デバイスである。
例えば、入力部101は、ユーザによる様々な入力操作(以下、ユーザ操作という)を受け付ける。入力操作の一例として、画像情報の表示の実行を指示する操作、所定の動作期間の変更を指示する操作、画像情報の表示の終了を指示する操作などが挙げられる。
通知部102は、ディスプレイなどの表示デバイス(表示媒体)である。
例えば、通知部102は、サーバ装置200から受信した画像情報に基づいて、動作期間画像と総電力画像を表示する。
記憶部103は、メモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。
例えば、記憶部103は、グループ10を識別可能なグループIDを記憶する。このグループIDは、サーバ装置200へ送信される情報(例えば、後述する各種要求)に付加される。
また、例えば、記憶部103は、サーバ装置200から受信した画像情報を記憶する。
送受信部104は、他の装置との間で情報の送信または受信を行う通信インターフェース部である。
例えば、送受信部104は、入力部101がユーザ操作を受け付けた場合、その操作に応じた要求をサーバ装置200へ送信する。ここでいう要求は、例えば、画像表示実行要求、動作期間変更要求である。
画像表示実行要求とは、画像情報の表示の実行を指示する操作が行われた場合に、画像情報の生成およびその端末装置100への送信をサーバ装置200に要求する情報である。
動作期間変更要求とは、画像情報の表示中に動作期間の変更を指示する操作が行われた場合に、画像情報の更新およびその端末装置100への送信をサーバ装置200に要求する情報である。ここで動作期間の変更とは、機器の電源のオン(動作期間の追加ともいう)、オフ(動作期間の削除ともいう)、動作期間の移動、短縮、延長、その他の動作期間に関する変更を含むものとし、またこれらに限定されない。なお、本実施の形態では、動作期間の変更の例として、所望の機器の電源を所望の動作期間オフにする場合について以下に説明する。それ以外の動作期間の変更の例については、後述の変形例で説明する。
この動作期間変更要求には、上記操作により指示された変更の内容を示す変更情報が含まれる。変更情報は、例えば、変更対象の機器を示す変更機器IDと、変更対象の動作期間を示す変更動作期間情報と、変更処理の種別を示す変更種別情報とを含む。本実施の形態では例として、変更処理の種別は、所定の動作期間の削除であるとする。動作期間の削除とは、動作期間の消費電力をゼロ(換言すれば、動作期間において機器の電源をオフ)に設定することである。なお、変更処理の種別の他の例については、後述の変形例で説明する。
上述した各要求には、グループIDが付加される。
また、例えば、送受信部104は、画像情報をサーバ装置200から受信する。
情報処理部105は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。
例えば、情報処理部105は、入力部101が上述したいずれかのユーザ操作を受け付けた場合、その操作に応じた要求のサーバ装置200への送信を送受信部104に実行させる。
また、例えば、情報処理部105は、送受信部104がサーバ装置200から画像情報を受信した場合、その画像情報を一旦記憶部103に記憶させる。その後、情報処理部105は、所定のタイミングで記憶部103から画像情報を読み出し、通知部102に表示させる。
以上、端末装置100の構成例について説明した。
次に、サーバ装置200の構成例について説明する。
サーバ装置200は、端末装置100の要求に基づいて生成した画像情報を端末装置100へ提供する情報処理装置である。
サーバ装置200は、送受信部201、情報処理部202、記憶部203を備える。
送受信部201は、他の装置との間で情報の送信または受信を行う通信インターフェース部である。
例えば、送受信部201は、中継装置410から総電力情報、個別電力情報および動作期間情報を受信する。
また、例えば、送受信部201は、端末装置100から上述した各種要求(例えば、画像表示実行要求、動作期間変更要求)を受信する。
また、例えば、送受信部201は、情報処理部202により生成された画像情報を端末装置100へ送信する。
情報処理部202は、種々の情報処理を実行するプロセッサなどの制御デバイスである。
情報処理部202の構成例については、図3を用いて後述する。
記憶部203は、メモリ、ハードディスク装置などの記憶デバイスである。
例えば、記憶部203は、送受信部201により受信された総電力情報、個別電力情報および動作期間情報を記憶する。
以下、図3を用いて、情報処理部202(本発明の情報提示装置の一例)の構成例について説明する。
図3に示すように、情報処理部202は、電力取得部21、動作期間取得部22、電力算出部23、画像生成部24を有する。
電力取得部21は、送受信部201により受信された総電力情報および個別電力情報を取得し、それらの情報を記憶部203に記憶させる。
また、電力取得部21は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合、その要求に付加されているグループIDと同じグループIDが付加されている総電力情報および個別電力情報を記憶部203から読み出す。そして、電力取得部21は、総電力情報および個別電力情報を電力算出部23および画像生成部24へ出力する。
なお、以下では、電力取得部21により取得された総電力情報を「第1総電力情報」といい、その第1総電力情報が示す総電力を「第1総電力」という。また、電力取得部21により取得された個別電力情報を「第1個別電力情報」といい、その第1個別電力情報が示す個別電力を「第1個別電力」という。
動作期間取得部22は、送受信部201により受信された動作期間情報を取得し、その情報を記憶部203に記憶させる。
また、動作期間取得部22は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合、その要求に付加されているグループIDと同じグループIDが付加されている動作期間情報を記憶部203から読み出す。そして、動作期間取得部22は、動作期間情報を画像生成部24へ出力する。
なお、以下では、動作期間取得部22により取得された動作期間情報を「第1動作期間情報」といい、その第1動作期間情報が示す動作期間を「第1動作期間」という。
電力算出部23は、送受信部201により動作期間変更要求が受信された場合、その要求に含まれる変更情報を送受信部201から入力する。そして、電力算出部23は、変更情報、第1総電力情報、および第1個別電力情報に基づいて、総電力の算出を行う。変更情報には、上述したとおり、変更機器ID、変更動作期間情報、変更種別情報が含まれている。
ここで、総電力の算出処理の一例について説明する。
まず、電力算出部23は、機器401〜403の第1個別電力情報のうち、変更機器IDと同じ機器IDが付加されている第1個別電力情報を特定する。
次に、電力算出部23は、特定した第1個別電力情報が示す所定期間(例えば、24時間)のうち、変更動作期間情報が示す動作期間を特定する。
次に、電力算出部23は、特定した動作期間の消費電力に対して、変更種別情報が示す変更処理を実行する。例えば、変更種別情報が動作期間の削除を示す場合、電力算出部23は、特定した動作期間の消費電力をゼロに設定する。これにより、特定した第1個別電力情報は更新される。なお、以下では、更新後の第1個別電力情報を「第2個別電力情報」といい、その第2個別電力情報が示す個別電力を「第2個別電力」という。
次に、電力算出部23は、変更機器IDに対応する第2個別電力と第1個別電力との差分と、第1総電力とに基づいて総電力を算出し、算出した総電力を示す情報を生成する。これにより、第1総電力情報は更新される。なお、以下では、更新後の第1総電力情報を「第2総電力情報」といい、その第2総電力情報が示す総電力を「第2総電力」という。
また、上記では第2総電力の算出に第1総電力情報を用いるとしたが、機器401〜403の第1個別電力の総和が第1総電力と一致する場合(換言すれば、第1総電力に未登録機器の消費電力が含まれていない場合)は、以下の算出方法でもよい。すなわち、電力算出部23は、変更機器IDに対応する第2個別電力と、変更機器ID以外の機器IDに対応する第1個別電力との和により、第2総電力を算出してもよい。
次に、電力算出部23は、第2総電力情報および変更情報を画像生成部24へ出力する。
以上、総電力の算出処理の一例について説明した。
画像生成部24は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合と、送受信部201により動作期間変更要求が受信された場合のそれぞれにおいて、画像情報の生成を行う。後者の場合における画像情報の生成は、「画像情報の更新」ともいう。
ここで、画像情報の生成処理の各例について説明する。
まず、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合における画像情報の生成処理の例について説明する。
画像生成部24は、電力取得部21から第1総電力情報を入力し、動作期間取得部22から第1動作期間情報(例えば、機器401〜403の第1動作期間情報)を入力する。
次に、画像生成部24は、第1総電力情報に示される第1総電力を時系列で表す第1総電力画像の情報(以下、第1総電力画像情報という)を生成する。この第1総電力画像情報に基づいて表示される第1総電力画像は、例えば、後述する図5の第1総電力画像500である。
また、画像生成部24は、機器401〜403の第1動作期間情報にそれぞれ示される第1動作期間を時系列で表す第1動作期間画像の情報(以下、第1動作期間画像情報という)を生成する。この第1動作期間画像情報に基づいて表示される第1動作期間画像は、例えば、後述する図5の第1動作期間画像501である。
次に、画像生成部24は、第1総電力画像情報と第1動作期間画像情報を含む第1画像情報を生成する。なお、この第1画像情報には、第1総電力画像と第1動作期間画像を共に画面表示するように制御する制御情報が含まれる。この第1画像情報は、送受信部201により端末装置100へ送信される。その後、端末装置100において第1画像情報に基づく画面表示が行われ、第1総電力画像および第1動作期間画像が表示される。
次に、送受信部201により動作期間変更要求が受信された場合における画像情報の生成処理の例について説明する。ここでは、上述した総電力の算出処理により第2総電力情報が生成された後における画像情報の生成処理の一例について説明する。
画像生成部24は、電力算出部23から第2総電力情報および変更情報を入力する。上述したとおり、変更情報には、変更機器ID、変更動作期間情報、変更種別情報が含まれている。
次に、画像生成部24は、第1総電力画像情報を破棄し、第2総電力情報に示される第2総電力を時系列で表す第2総電力画像の情報(以下、第2総電力画像情報という)を生成する。この第2総電力画像情報に基づいて表示される第2総電力画像は、例えば、後述する図6の第2総電力画像502である。
また、画像生成部24は、ユーザ指定の動作期間を反映した第2動作期間画像の情報(以下、第2動作期間画像情報)を生成する。この生成処理の詳細は後述する。この第2動作期間画像情報に基づいて表示される第2動作期間画像は、例えば、後述する図6の第2動作期間画像503である。
ここで、第2動作期間画像情報の生成処理の一例について以下に説明する。
まず、画像生成部24は、機器401〜403の第1動作期間情報のうち、変更機器IDと同じ機器IDが付加されている第1動作期間情報を特定する。
次に、画像生成部24は、特定した第1動作期間情報が示す第1動作期間のうち、変更動作期間情報が示す変更動作期間を特定する。
次に、画像生成部24は、特定した第1動作期間に対して、変更種別情報が示す変更処理を実行する。例えば、変更種別情報が動作期間の削除を示す場合、画像生成部24は、第1動作期間から変更動作期間を削除する。これにより、特定した第1動作期間情報は更新される。なお、以下では、更新後の第1動作期間情報を「第2動作期間情報」といい、その第2動作期間情報が示す動作期間を「第2動作期間」という。
次に、画像生成部24は、第2動作期間を示す第2動作期間画像情報を生成する。
以上、第2動作期間画像情報の生成処理の一例について説明した。
次に、画像生成部24は、第2総電力画像情報と第2動作期間画像情報を含む第2画像情報を生成する。なお、この第2画像情報には、第2総電力画像と第2動作期間画像を共に画面表示するように制御する制御情報が含まれる。この第2画像情報は、送受信部201により端末装置100へ送信される。その後、端末装置100において第2画像情報に基づく画面表示が行われる。これにより、第1総電力画像から第2総電力画像へ更新され、かつ、第1動作期間画像から第2動作期間画像へ更新される。
以上、画像情報の生成処理の各例について説明した。
以上、サーバ装置200の構成例について説明した。
<情報処理部202の動作>
次に、本実施の形態に係る情報処理部202の動作例について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態の情報処理部202の動作例を示すフローチャートである。
電力取得部21は、送受信部201から第1総電力情報および機器401〜403の第1個別電力情報を取得し、それらの情報を記憶部203に記憶させる(ステップS001)。
また、動作期間取得部22は、送受信部201から機器401〜403の第1動作期間情報を取得し、それらの情報を記憶部203に記憶させる(ステップS001)。
そして、電力取得部21および動作期間取得部22は、画像表示実行要求が受信されるまで待機する(ステップS002:NO)。
電力取得部21は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合(ステップS002:YES)、記憶部203から第1総電力情報および機器401〜403の第1個別電力情報を読み出す。そして、電力取得部21は、第1総電力情報を画像生成部24へ出力し、第1総電力情報および機器401〜403の第1個別電力情報を電力算出部23へ出力する。
また、動作期間取得部22は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合(ステップS002:YES)、記憶部203から機器401〜403の第1動作期間情報を読み出し、それらの情報を画像生成部24へ出力する。
次に、画像生成部24は、第1総電力情報と、機器401〜403の第1動作期間情報とに基づいて、第1総電力画像情報および第1動作期間画像情報等を含む第1画像情報を生成する(ステップS003)。
次に、画像生成部24は、第1画像情報を送受信部201へ出力する。そして、送受信部201は、第1画像情報を端末装置100へ送信する。その後、第1画像情報は、端末装置100の通知部102に表示される。
ここで、第1画像情報の表示例について図5を用いて説明する。図5は、第1総電力画像と第1動作期間画像が端末装置100の通知部102に表示されたときの一例を示す図である。
図5に示すように、端末装置100の通知部102には、第1総電力画像500と第1動作期間画像501とが共に表示される。
第1総電力画像500は、例えば、グループ10に設置された電気機器の総電力を時系列に示すグラフである。このグラフでは、縦軸が総電力(単位は例えばキロワット)であり、横軸が時間である。横軸の時間は、例として、24時間(1日)としている。すなわち、第1総電力画像500は、所定の1日において計測された総電力(各消費電力の総和)を時系列で表している。なお、ここでは例として、第1動作期間画像を折れ線グラフとしたが、これに限定されない。
第1動作期間画像501は、例えば、グループ10に設置された機器401〜403ごとの動作期間を時系列に示す画像である。第1動作期間画像501は、機器ごとに、機器の名称を示す機器名称画像と、時間軸を直線で示す時間軸画像とを含む。機器名称画像において、例えば、機器Aは機器401、機器Bは機器402、機器Cは機器403を示す。また、時間軸画像は、第1総電力画像500における時間軸(横軸)と一致している。
各時間軸画像には、動作期間画像51〜57が重畳されて表示されている。すなわち、動作期間画像51〜57は、所定の1日において計測された機器401〜403ごとの動作期間を時系列で表している。動作期間画像51〜53は、機器Aの動作期間を表す画像である。動作期間画像54、55は、機器Bの動作期間を表す画像である。動作期間画像56、57は、機器Cの動作期間を表す画像である。なお、ここでは例として、動作期間画像51〜57の形状を矩形としたが、これに限定されない。
以上、第1画像情報の表示例について説明した。
以上の第1画像情報の表示により、ユーザは、過去の所定の1日における総電力の変化および機器401〜403の動作期間を時系列で把握することができる。ここで、ユーザは、仮に機器401〜403の少なくとも1つを所望の期間動作させなかった場合の総電力の変化をシミュレーションすることができる。
例えば、ユーザは、仮に動作期間画像52が示す動作期間52aの間機器Aを動作させなかった場合に総電力がどのように変化するかを知りたい場合、動作期間52aを指定する操作を行う。なお、動作期間52aを示す矢印は、説明の便宜上図示したものであり、画面には表示されない。動作期間52aを指定する操作は、例えば、動作期間画像52の表示部分を指などでタッチする操作(例えば、タップ)であってもよいし、動作期間画像52の表示部分にポインタを移動させてクリックする操作であってもよいし、それら以外の操作であってもよい。なお、ここでは例として、上記操作により所望の動作期間が指定された場合、その動作期間の削除が実行されることが予め設定されているとする。
入力部101が上記操作を受け付けると、情報処理部105は、当該操作で指定された内容を含む変更情報を生成する。この変更情報には、例えば、機器Aを示す変更機器ID、動作期間52aを示す変更動作期間情報、その動作期間の削除を示す変更種別情報とが含まれる。この変更情報は、動作期間変更要求と共にサーバ装置200へ送信される。以下、図4の説明に戻る。
電力算出部23は、送受信部201により動作期間変更要求が受信されたか否かを判定する(ステップS004)。ここで、動作期間変更要求が受信されない場合(ステップS004:NO)、フローは終了する。一方、動作期間変更要求が受信された場合(ステップS004:YES)、フローはステップS005へ進む。
ステップS005では、電力算出部23は、動作期間変更要求に含まれる変更情報と、電力取得部21から入力した電力情報とに基づいて、第2総電力の算出を行う(ステップS005)。
ここで、ステップS005における総電力の算出処理の一例について説明する。ここでは例として、変更情報には、機器Aを示す変更機器ID、動作期間52aを示す変更動作期間情報、動作期間の削除を示す変更種別情報とが含まれているとする。
まず、電力算出部23は、機器401〜403の第1個別電力情報のうち、機器Aを示す機器IDが付加されている機器401の第1個別電力情報を特定する。
次に、電力算出部23は、特定した機器401の第1個別電力情報が示す時系列の消費電力のうち、動作期間52aの消費電力をゼロに設定する。これにより、機器401の第1個別電力情報が第2個別電力情報へ更新される。
次に、電力算出部23は、例えば、機器401の第2個別電力と機器401の第1個別電力との差分と、第1総電力とに基づいて、第2総電力を算出する。
そして、電力算出部23は、第2総電力を示す第2総電力情報と、変更情報とを画像生成部24へ出力する。
以上、ステップS005における総電力の算出処理の一例について説明した。図4の説明に戻る。
次に、画像生成部24は、第2総電力情報および変更情報に基づいて、第2総電力画像情報および第2動作期間画像情報を含む第2画像情報を生成する(ステップS006)。すなわち、画像生成部24は、第1総電力画像情報を破棄し、第2総電力情報に基づいて、第2総電力画像情報を生成する。また、画像生成部24は、例えば、機器401〜403の第1動作期間情報および変更情報に基づいて、第2動作期間画像情報を生成する。なお、上述したとおり、この第2画像情報には、第2総電力画像と第2動作期間画像を共に画面表示するように制御する制御情報が含まれる。
ここで、ステップS006における第2動作期間画像情報の生成処理の一例について以下に説明する。ここでは例として、変更情報には、機器Aを示す変更機器ID、動作期間52aを示す変更動作期間情報、その動作期間の削除を示す変更種別情報とが含まれているとする。
まず、画像生成部24は、機器401〜403の第1動作期間情報のうち、機器Aを示す機器IDが付加されている機器401の第1動作期間情報を特定する。機器401の第1動作期間情報とは、上述したとおり、機器A(機器401)の動作期間を時系列に示す情報である。
次に、画像生成部24は、特定した機器401の第1動作期間情報が示す動作期間、すなわち動作期間画像51〜53がそれぞれ示す動作期間のうち、動作期間52aを特定する。
次に、画像生成部24は、動作期間画像51〜53がそれぞれ示す動作期間の情報から特定した動作期間52aの情報を削除し、動作期間52aに対応する動作期間画像52の全部または一部が表示されないようにする。これにより、機器401の第1動作期間情報は第2動作期間情報へ更新される。
以上、第2動作期間画像の生成処理の一例について説明した。
次に、画像生成部24は、第2画像情報を送受信部201へ出力する。そして、送受信部201は、第2画像情報を端末装置100へ送信する。その後、第2画像情報は、端末装置100の通知部102に表示される。
ここで、第2画像情報の表示例について図6を用いて説明する。図6は、第2総電力画像と第2動作期間画像が端末装置100の通知部102に表示されたときの一例を示す図である。
図6に示すように、端末装置100の通知部102には、第2総電力画像502と第2動作期間画像503とが共に表示される。
第2総電力画像502および第2動作期間画像503は、ユーザにより指定された動作期間の変更が反映されている。すなわち、第2総電力画像502では、仮に機器Aを動作期間52aの間動作させなかった場合の、グループ10に設置された電気機器の総電力が時系列にグラフで表示されている。また、第2動作期間画像503では、ユーザにより指定された動作期間を示す動作期間画像52において、その輪郭のみが表示されている。すなわち、輪郭以外の部分は、表示されていない(消去されている)。
以上、第2画像情報の表示例について説明した。
以上の第2画像情報の表示により、ユーザは、所定の1日において機器401〜403の少なくとも1つを所望の期間動作させなかった場合の総電力の変化(総電力のピークの時間帯の変化を含む)を把握することができる。
なお、上記第2画像情報の表示の際、ユーザは、再度、動作期間の変更を指示することができる。その場合、フローはステップS004へ戻り、再びステップS005、S006の処理が行われる。このように、ユーザによる動作期間の変更指示の操作に応じて、ステップS005、S006の処理が繰り返し行われてもよい。
以上、情報処理部202の動作例について説明した。
このように本実施の形態によれば、ユーザは、仮に所望の電気機器を所望の期間動作させなかった場合(すなわち、仮に所望の電気機器の電源を所望の動作期間オフにした場合)における総消費電力の変化を把握することができる。
<実施の形態の変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。以下、上記実施の形態の変形例について説明する。なお、各変形例の説明では、主に実施の形態との差異について説明する。
(変形例1)
実施の形態では、ユーザが1つの動作期間全体(例えば、動作期間52a全体)の削除を指定する場合の例を説明したが、これに限定されない。例えば、ユーザは、1つの動作期間のうちの一部の削除(換言すれば、動作期間の短縮)を指定してもよい。この例について以下に説明する。
例えば、ユーザは、図5において、動作期間52aの範囲内で削除したい動作期間を指定する操作を行う。例えば、ユーザは、動作期間画像52の表示部分において、削除したい動作期間(例えば、図7の動作期間52b)に対応する表示部分を指でタッチしてなぞる操作を行う。
この操作の内容を示す変更情報に基づいて生成された第2画像情報の表示例を図7に示す。図7において、第2総電力画像502は、動作期間52bを除いて算出された第2総電力を表している。また、図7において、第2動作期間画像503における動作期間画像52は、動作期間52aから動作期間52bを除いた動作期間を表している。また、図7において、動作期間52bを示す画像は、例えば、輪郭のみが表示されている。
なお、図7において、動作期間52a、52bをそれぞれ示す矢印は、説明の便宜上図示したものであり、画面には表示されない。
以上のように、本変形例によれば、ユーザは、仮に動作期間52aの一部の間機器Aを動作させなかった場合に総電力がどのように変化するかを知ることができる。
(変形例2)
実施の形態では、ユーザは、複数の動作期間の削除を指定してもよい。この具体例1、2について以下に説明する。
まず、具体例1を説明する。例えば、ユーザは、図5において、機器Aの全ての動作期間を指定する操作を行う。例えば、ユーザは、動作期間画像51〜53の表示部分をそれぞれ指でタッチする操作を行うか、または、例えば、ユーザが「機器A」という文字の表示部分を指でタッチする操作を行う。
この操作の内容を示す変更情報に基づいて生成された第2画像情報の表示例を図8Aに示す。図8Aにおいて、第2総電力画像502は、機器Aの全ての動作期間を除いて算出された第2総電力を表している。また、図8Aにおいて、第2動作期間画像503における動作期間画像51〜53は、輪郭のみが表示されている。
以上のように、本具体例によれば、ユーザは、仮に機器Aを全ての動作期間動作させなかった場合に総電力がどのように変化するかを知ることができる。
次に、具体例2を説明する。例えば、ユーザは、図5において、機器A〜Cの全ての動作期間を指定する操作を行う。この操作の例は、上記具体例1と同様である。
この操作の内容を示す変更情報に基づいて生成された第2画像情報の表示例を図8Bに示す。図8Bにおいて、第2総電力画像502は、機器A〜Cの全ての動作期間を除いて算出された第2総電力を表している。また、図8Bにおいて、第2動作期間画像503における動作期間画像51〜57は、輪郭のみが表示されている。
以上のように、本具体例によれば、ユーザは、仮に機器A〜Cを全ての動作期間動作させなかった場合に総電力がどのように変化するかを知ることができる。すなわち、ユーザは、登録済みの機器A〜C以外の機器(未登録の機器)の総電力を把握できる。また、本具体例によれば、ユーザに対して、未登録の機器の特定および登録を促進させることができる。
(変形例3)
実施の形態では、例えば、ユーザは、動作期間の追加を指定してもよい。この例について以下に説明する。
例えば、ユーザは、図5において、機器Cの時間軸上において新たに追加したい動作期間を指定する操作を行う。例えば、ユーザは、機器Cの時間軸上において、追加したい動作期間(例えば、図9の動作期間58a)に対応する表示部分を指でタッチしてなぞる操作を行う。
この操作の内容を示す変更情報に基づいて生成された第2画像情報の表示例を図9に示す。図9において、第2総電力画像502は、機器Cの動作期間58aを含めて算出された第2総電力を表している。ここでの第2総電力の算出では、例えば、予め用意された標準的な消費電力が用いられる。例えば、電力算出部23は、動作期間58aにおける機器Cの標準的な消費電力を機器Cの第1個別電力に加えることで機器Cの第2個別電力を算出し、その機器Cの第2個別電力を第2総電力の算出に用いる。
また、図9において、第2動作期間画像503における動作期間画像58は、動作期間58aを表している。
なお、上記説明では、動作期間画像56、57の動作期間のいずれにも重複しない動作期間58aを追加する例について説明したが、ユーザは、動作期間画像56または57に対する動作期間の追加(換言すれば、動作期間の延長)を指定してもよい。
また、図9において、動作期間58aを示す矢印は、説明の便宜上図示したものであり、画面には表示されない。
以上のように、本変形例によれば、ユーザは、仮に動作期間58aの間機器Cを動作させた場合に総電力がどのように変化するかを知ることができる。すなわち、ユーザは、仮に仮に所望の電気機器の所望の動作期間をオンにした場合における総消費電力の変化を把握することができる。
(変形例4)
実施の形態では、例えば、ユーザは、動作期間の移動を指定してもよい。この例について以下に説明する。
例えば、ユーザは、図5において、移動したい機器Cの動作期間を指定し、かつ、その移動先の動作期間を指定する操作を行う。例えば、ユーザは、まず、移動したい動作期間(例えば、図10の動作期間57a)の動作期間画像57の表示部分を指でタッチして動作期間画像57全体を指定する。次に、ユーザは、そのタッチを維持したまま機器Cの時間軸画像上を左方向へなぞり、移動先の動作期間(例えば、図10の動作期間59a)の表示部分で指を画面から離す操作を行う。
この操作の内容を示す変更情報に基づいて生成された第2画像情報の表示例を図10に示す。図10において、第2総電力画像502は、動作期間57aを除きかつ動作期間59aを含めて算出された第2総電力を表している。ここでの第2総電力の算出では、ユーザに指定された動作期間の消費電力(第1個別電力の一部)が用いられるとする。例えば、電力算出部23は、ユーザに指定された動作期間57aの消費電力を削除し、削除した消費電力を動作期間59aに加えることで機器Cの第2個別電力を算出し、その機器Cの第2個別電力を第2総電力の算出に用いる。
また、図10において、第2動作期間画像503における動作期間画像59は、動作期間59aを表している。また、図10において、第2動作期間画像503における動作期間画像57は、輪郭のみが表示されている。
なお、図10において、動作期間57a、59aをそれぞれ示す矢印は、説明の便宜上図示したものであり、画面には表示されない。
以上のように、本変形例によれば、ユーザは、仮に動作期間57aを動作期間59aに変更して機器Cを動作させた場合に総電力がどのように変化するかを知ることができる。すなわち、ユーザは、仮に仮に所望の電気機器の所望の動作期間を移動させた場合における総消費電力の変化を把握することができる。
(変形例5)
情報処理部202の別の構成例について、図11を用いて説明する。図11では、情報処理部202が動作期間取得部22の代わりに動作期間推定部26を備える点が図3と異なる。
電力取得部21は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合、記憶部203から第1総電力情報および機器401〜403の第1個別電力情報を読み出し、それらの情報を電力算出部23へ出力する。また、電力取得部21は、第1総電力情報を画像生成部24へ出力し、機器401〜403の第1個別電力情報を動作期間推定部26へ出力する。
動作期間推定部26は、機器401〜403の第1個別電力情報に基づいて、機器401〜403ごとに動作期間を推定する。例えば、動作期間推定部26は、機器401の第1個別電力情報が示す消費電力がゼロより大きい期間を動作期間であると推定し、推定した動作期間を示す機器401の第1動作期間情報を生成する。これと同様に、動作期間推定部26は、機器402の第1動作期間情報、機器403の第1動作期間情報を生成する。そして、動作期間推定部26は、機器401〜403の第1動作期間情報を画像生成部24へ出力する。
以上のように、本変形例によれば、サーバ装置200は、第1個別電力情報に基づいて第1動作期間情報を生成できるので、動作期間情報を受信する必要がない。よって、機器401〜403等において動作期間情報生成機能を削減でき、また、中継装置410等からサーバ装置200へ送信される情報量を削減できる。
(変形例6)
情報処理部202の別の構成例について、図12を用いて説明する。図12では、情報処理部202が電力分離部27を備える点が図3と異なる。
電力取得部21は、第1総電力情報のみを取得し、記憶部203へ記憶させる。ここで取得される第1総電力情報は、例えば、分電盤404から中継装置410を介してサーバ装置200が受信したものでもよいし、または、分電盤404から直接サーバ装置200が受信したものでもよい。
そして、電力取得部21は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合、記憶部203から第1総電力情報を読み出し、その第1総電力情報を電力分離部27および画像生成部24へ出力する。
電力分離部27は、所定の方法を用いて、第1総電力情報が示す第1総電力に基づいて機器401〜403ごとの第1個別電力を算出する。所定の方法としては、例えば、公知文献(岩船由美子、外2名、「分電盤計測に基づく住宅用電力消費パターン分析方法」、電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌)、2013年、Vol.133 No.5 pp.1086-1093)に開示されている方法を用いることができる。
そして、電力分離部27は、算出の結果得られた第1個別電力を示す第1個別電力情報(例えば、機器401〜403の第1個別電力情報)を電力算出部23へ出力する。
以上のように、本変形例によれば、サーバ装置200は、第1総電力情報に基づいて第1個別電力情報を生成できるので、第1個別電力情報を受信する必要がない。よって、機器401〜403等において個別電力情報生成機能を削減でき、また、中継装置410等からサーバ装置200へ送信される情報量を削減できる。
(変形例7)
情報処理部202の別の構成例について、図13を用いて説明する。図13では、情報処理部202が判定部28を備える点が図3と異なる。
記憶部203には、関連機器テーブルが予め記憶されている。関連機器とは、所定の機器(以下、親機器という)と同時に使用される可能性が高い機器である。例えば、DVDプレーヤは、テレビ(親機器の一例)と同時に使用される可能性が高いため、テレビの関連機器である。この場合、関連機器テーブルにおいて、テレビの機器IDに対してDVDプレーヤの機器IDが対応付けられて登録される。また、例えば、テレビは、リビングルームの照明機器(親機器の一例)と同時に使用される可能性が高いため、リビングルームの照明機器の関連機器である。この場合、関連機器テーブルにおいて、リビングルームの照明機器の機器IDに対してテレビの機器IDが対応付けられて登録される。
このような機器の対応付けの登録は、例えば、端末装置100のユーザまたはサーバ装置200の管理者によって行われてもよいし、情報処理部202による学習処理によって行われてもよい。後者の場合、例えば、情報処理部202の学習部(図示せず)が、動作期間情報に示される動作期間が所定期間(予め設定されている期間)以上重なる機器同士を上記のように対応付けて記憶部203へ登録してもよい。
なお、関連機器テーブルにおいて、1つの親機器に対して、複数の関連機器が対応付けられてもよい。例えば、リビングルームの照明機器(親機器の一例)に対して、リビングルームに設置されている複数の機器(例えば、テレビ、DVDプレーヤ、アーコンディショナ等)が対応付けられてもよい。
また、関連機器テーブルは、例えば、グループごとに記憶部203に記憶されており、各関連機器テーブルには、グループIDが付加されている。
判定部28は、送受信部201により動作期間変更要求が受信された場合、その要求に含まれるグループIDと同じグループIDの関連機器テーブルを記憶部203から読み出す。また、判定部28は、動作期間変更要求に含まれる変更情報から変更機器IDを抽出する。
次に、判定部28は、関連機器テーブルにおいて、変更機器IDと同じ親機器の機器IDが登録されているか否かを判定する。
上記判定の結果、変更機器IDと同じ親機器の機器IDが登録されていない場合、判定部28は、変更情報を電力算出部23および画像生成部24へ出力する。この場合における第2総電力の算出処理および第2画像情報の生成処理は、上記実施の形態と同様である。
一方、上記判定の結果、変更機器IDと同じ親機器の機器IDが登録されている場合、判定部28は、その親機器の機器IDに対応付けられている関連機器の機器IDと、変更情報とを、電力算出部23および画像生成部24へ出力する。以下、この場合における第2総電力の算出処理および第2画像情報の生成処理について順に説明する。
まず、電力算出部23は、関連機器の機器IDおよび変更情報に基づいて、第2総電力を算出する。この算出処理の具体例について、以下に説明する。
ここでは例えば、変更機器IDは機器B(機器402)を示す機器IDであり、変更動作期間情報は動作期間画像54全体が示す動作期間(以下、動作期間54aという。図14参照)を示す情報であり、変更種別情報は削除を示す情報であるとする。また、例えば、関連機器の機器IDは、機器C(機器403)を示す機器IDであるとする。
この場合、まず、電力算出部23は、機器402の第1個別電力情報が示す消費電力において、動作期間54aにおける消費電力をゼロに設定する。これにより、機器402の第1個別電力情報が第2個別電力情報へ更新される。
次に、電力算出部23は、関連機器の機器IDにより機器Cを特定する。そして、電力算出部23は、動作期間54aと所定期間以上重なる機器Cの動作期間を特定する。例えば、図14に示すように、動作期間54aと動作期間56aとは所定期間以上重なっているため、電力算出部23は、動作期間56aを特定する。
次に、電力算出部23は、機器403の第1個別電力情報が示す消費電力において、動作期間56aにおける消費電力をゼロに設定する。これにより、機器403の第1個別電力情報が第2個別電力情報へ更新される。
次に、電力算出部23は、上記実施の形態で説明したとおり、第1総電力と、機器402の第2個別電力と第1個別電力との差分、機器403の第2個別電力と第1個別電力との差分とに基づいて、第2総電力を算出する。そして、電力算出部23は、第2総電力情報を画像生成部24へ出力する。
以上、第2総電力の算出処理について説明した。次に、第2画像情報の生成処理について、以下に説明する。
画像生成部24は、第2総電力情報、関連機器の機器ID、および変更情報に基づいて、第2画像情報を生成する。すなわち、画像生成部24は、第2総電力情報に基づいて、第2総電力画像情報を生成する。また、画像生成部24は、関連機器の機器IDと、変更情報とに基づいて、第2動作期間画像情報を生成する。第2総電力画像情報の生成処理は上記実施の形態と同様であるのでその説明を省略し、以下では、第2動作期間画像情報の生成処理の具体例について説明する。
例えば、変更情報および関連機器の機器IDは、上述した第2総電力の算出処理の具体例と同じであるとする。
この場合、まず、画像生成部24は、機器Bの動作期間54aを示す動作期間画像54を消去(例えば、動作期間画像54の輪郭以外を消去)する。
次に、画像生成部24は、上述した第2総電力の算出処理の具体例と同様に、関連機器の機器IDにより機器Cを特定し、さらに、動作期間54aと所定期間以上重なる機器Cの動作期間56aを特定する。
次に、画像生成部24は、機器Cの動作期間56aを示す動作期間画像56を消去(例えば、動作期間画像56の輪郭以外を消去)する。このようにして、第2動作期間画像503が生成される。
以上、第2画像情報の生成処理について説明した。
以上のように生成された本変形例の第2画像情報の表示例を図14に示す。図14は、第2画像情報に含まれる第2総電力画像と第2動作期間画像とが端末装置100の通知部102に表示されたときの一例を示す図である。
図14に示すように、第2総電力画像502および第2動作期間画像503は、ユーザにより指定された機器Bの動作期間54aの変更に加え、機器Bの関連機器として登録された機器Cの動作期間56aの変更が反映されている。すなわち、第2総電力画像502では、仮に機器Bを動作期間54aの間動作させず、かつ、機器Cを動作期間56aの間動作させなかった場合の、グループ10に設置された電気機器の総電力が時系列に示されている。また、第2動作期間画像503では、動作期間画像54、56の輪郭のみが表示されている。
なお、図14において、動作期間54a、56aをそれぞれ示す矢印は、説明の便宜上図示したものであり、画面には表示されない。また、上記説明では、動作期間の削減の場合の例について説明したが、本変形例は、動作期間の追加、移動についても同様に適用できる。
以上のように、本変形例によれば、予め所定の機器(親機器)に対して関連機器を設定しておくことで、ユーザにより指定された機器の動作期間だけでなく、関連機器の動作期間も第2総電力の算出処理および第2画像情報の生成処理に反映することができる。よって、ユーザが変更したい動作期間を指定する操作を軽減することができる。
(変形例8)
第1画像情報の表示の際にユーザが動作期間を指定しやすくするために、第1動作期間画像501において、所定の条件を満たす動作期間の動作期間画像の表示の態様を変更してもよい。この例について、以下に説明する。
まず、画像生成部24は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合、電力取得部21から第1総電力情報と共に第1個別電力情報(例えば、機器401〜403の第1個別電力情報)を取得する。
次に、画像生成部24は、機器401〜403の第1個別電力情報および機器401〜403の第1動作期間情報に基づいて、各動作期間の消費電力の大小を判定する。例えば、画像生成部24は、第1動作期間情報が示す動作期間ごとに、第1個別電力情報が示す消費電力を特定する。次に、画像生成部24は、特定した各消費電力と、所定の閾値とを比較する。
上記比較の結果、画像生成部24は、第1の閾値より小さい消費電力である動作期間については、その動作期間を示す動作期間画像を細くするように生成する。例えば、図15に示すように、動作期間画像52は、通常の太さ(例えば、図15における動作期間画像51、53、54、56、57の太さ)よりも細く表示される。
一方、上記比較の結果、画像生成部24は、第2の閾値(第1の閾値より大きい値)より大きい消費電力である動作期間については、その動作期間を示す動作期間画像を太くするように生成する。例えば、図15に示すように、動作期間画像55は、通常の太さ(例えば、図15における動作期間画像51、53、54、56、57の太さ)よりも太く表示される。
なお、本変形例では、消費電力の大小に応じて動作期間画像の太さを異ならせる場合を例としたが、消費電力の大小に応じて動作期間画像のテクスチャパターンを異ならせてもよい。例えば、図15に示すように、動作期間画像57の動作期間の消費電力が第1の閾値よりも小さい場合(または第2の閾値より大きい場合)、動作期間画像57は、通常のテクスチャパターン(例えば、図15における動作期間画像51〜56のテクスチャパターン)と異なるテクスチャパターンで表示されてもよい。
また、本変形例では、消費電力の大小に応じて動作期間画像の表示態様(太さまたはテクスチャパターン)を異ならせる場合を例としたが、動作モードに応じて動作期間画像の表示態様を異ならせてもよい。動作モードとは、例えば機器がエアーコンディショナである場合、除湿モード、節電モードなどである。機器の動作モードを示す動作モード情報は、例えば、動作期間情報に含まれて画像生成部24へ入力されてもよいし、または、動作期間情報とは別に画像生成部24へ入力されてもよい。この場合、画像生成部24は、動作モード情報と動作期間情報に基づいて、動作期間ごとの動作モードを判定する。そして、画像生成部24は、ユーザが動作モードを識別できるように表示態様を異ならせて各動作期間画像情報を生成する。
また、本変形例において、オフ優先機器情報に応じて動作期間画像の表示態様を異ならせてもよい。オフ優先機器情報とは、例えば、機器の電源をオフにする(換言すれば、消費電力をゼロにする)優先度の高い機器を示す機器ID(以下、オフ優先機器IDという)である。オフ優先機器IDは、例えばユーザにより登録され、記憶部203に記憶される。この場合、画像生成部24は、記憶部203から読み出したオフ優先機器IDにおいて、第1動作期間情報(例えば、機器401〜403の第1動作期間情報)に付与されている機器IDと同じものを検索する。オフ優先機器IDを検索できた場合、画像生成部24は、そのオフ優先機器IDの機器の動作期間画像の表示態様を他の動作期間画像と異なるように動作期間画像情報を生成する。
また、本変形例において、動作期間と標準動作期間との比較結果に応じて動作期間画像の表示態様を異ならせてもよい。標準動作期間とは、所定の機器の標準的な動作期間である。この標準動作期間は、例えば、所定の機器を使用したことのある第三者(他のユーザ)から収集された動作期間の平均値である。このような標準動作期間を示す情報(以下、標準動作期間情報という)は、例えば、他のサーバ装置(例えば、図1Aのクラウドサーバ11a)から受信され、または、サーバ装置200の管理者等により登録され、記憶部203に記憶される。また、標準動作期間情報には、機器IDが対応付けられている。この場合、まず、画像生成部24は、第1動作期間情報の機器IDと同じ機器IDが付加されている標準動作期間情報を記憶部203から読み出す。次に、画像生成部24は、機器ごとに、第1動作期間情報の動作期間の標準動作期間情報の標準動作期間に対する割合が所定値(予め設定されている値)より大きいか否かを判定する。例えば、図16に示すように、動作期間画像57の動作期間の標準動作期間60に対する割合が所定値より大きい場合、画像生成部24は、動作期間画像57の太さを他の動作期間画像51〜56と異なるように生成する。
なお、図16において、標準動作期間60は、説明の便宜上図示したものであり、画面には表示されない。また、本変形例において、動作期間画像の表示態様は、上述した太さ、テクスチャパターンに限定されず、例えば、色、形状、大きさであってもよいし、または、太さ、テクスチャパターン、色、形状、大きさの任意の組み合わせであってもよい。また、本変形例において、動作期間と推奨動作期間(後述の変形例13参照)との比較結果に応じて動作期間画像の表示態様を異ならせてもよい。
以上のように、本変形例によれば、消費電力の大小、動作モード、オフ優先機器情報、または、動作期間と標準動作期間との比較結果などに応じて、変更に適した動作期間画像の表示態様が他の動作期間画像と異なって表示されるので、ユーザは変更したい動作期間を指定しやすくなる。
(変形例9)
上記実施の形態では、ユーザは、変更したい動作期間を指定したが、ユーザの行動を指定することで、変更したい動作期間が決定されてもよい。この例について以下に説明する。
記憶部203には、行動テーブルが予め記憶されている。行動テーブルは、ユーザの行動と、その行動に伴って動作がオフされる機器とが対応付けられた情報である。ここでは例として、ユーザの行動「外出」と、機器A「リビングルームの照明機器」の機器IDおよび機器C「キッチンの照明機器」の機器IDとが対応付けられているとする。このような行動と機器の対応付けの登録は、例えば、端末装置100のユーザまたはサーバ装置200の管理者によって行われてもよいし、または、変形例8で説明した学習処理によって行われてもよい。また、行動と対応付けられる機器は、行動に伴って動作がオンされる機器であってもよい。
まず、画像生成部24は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合、第1総電力画像情報および第1動作期間画像情報に加えて、行動指定用画像の情報(以下、行動指定用画像情報という)を含む第1画像情報を生成する。行動指定用画像とは、ユーザが行動を指定する操作を行う際に使用される画像であり、行動の種別(例えば、外出)を示す行動種別画像と、時間軸を直線で示す時間軸画像とを含む。なお、ここでの第1画像情報には、第1総電力画像、第1動作期間画像、および行動指定用画像を共に画面表示するように制御する制御情報を含む。
このような第1画像情報が端末装置100の通知部102に表示された例を図17Aに示す。
図17Aに示すように、行動指定用画像600は、例えば、第1動作期間画像501の上方に表示される。ここで、ユーザは、仮にユーザが外出したとする時間帯(以下、行動期間という)を指定する操作を行う。例えば、ユーザは、行動指定用画像600の時間軸画像の表示部分の所望範囲を指でなぞる操作を行う。ここでは例として、行動期間61aが指定されたとする。
その後、端末装置100からサーバ装置200へ動作期間変更要求が送信される。この要求には、変更情報として、例えば、行動期間61aを示す行動期間情報と、外出を示す行動種別情報とが含まれる。
そして、電力算出部23は、送受信部201により動作期間変更要求が受信された場合、記憶部203から行動テーブルを読み出し、その行動テーブルにおいて、行動種別情報が示す外出に対応付けられている機器IDを特定する。ここでは例として、機器A(機器401)と機器C(機器403)とが特定されるとする。
次に、電力算出部23は、機器401の第1個別電力情報および機器403の第1個別電力情報が示す消費電力のうち、行動期間情報が示す行動期間61aの範囲内における消費電力をゼロに設定する。これにより、機器401の第1個別電力情報および機器403の第1個別電力情報がそれぞれ第2個別電力情報へ更新される。
次に、電力算出部23は、上記実施の形態で説明したとおり、第1総電力と、機器401の第2個別電力と第1個別電力との差分、機器403の第2個別電力と第1個別電力との差分とに基づいて、第2総電力を算出する。そして、電力算出部23は、第2総電力情報を画像生成部24へ出力する。また、電力算出部23は、特定した機器A、機器Cそれぞれの機器IDも画像生成部24へ出力する。
画像生成部24は、上記実施の形態で説明したとおり、第2総電力情報に基づいて、第2総電力画像情報を生成する。
また、画像生成部24は、機器A、機器Cの動作期間のうち、行動期間情報が示す行動期間61aの範囲内の動作期間を特定する。そして、画像生成部24は、特定した動作期間に対応する動作期間画像情報を第1動作期間画像情報から削除する。これにより、第2動作期間画像情報が生成される。
さらに、画像生成部24は、行動期間61aを示す行動期間画像(例えば、図17Bの行動期間画像61)の情報を含む行動指定用画像情報を生成する。これにより、行動指定用画像情報が更新される。
そして、画像生成部24は、第2総電力画像情報、第2動作期間画像情報、更新後の行動指定用画像情報を含む第2の画像情報を生成する。この第2画像情報には、第2総電力画像502、第2動作期間画像503、更新後の行動指定用画像600を共に画面表示するように制御する制御情報を含む。このような第2の画像情報が端末装置100の通知部102に表示された例を図17Bに示す。
図17Bに示すように、行動指定用画像600では、例えば、時間軸画像上において、行動期間61aに対応する位置に行動期間画像61が重畳されて表示される。また、第2動作期間画像503では、動作期間画像51、52、56の一部が消去されて表示される。すなわち、消去部分では、その輪郭のみが表示される。ここでいう消去部分は、行動期間61aの範囲内の動作期間である。
なお、図17A、図17Bにおいて、行動期間61aを示す矢印は、説明の便宜上図示したものであり、画面には表示されない。また、上記説明では、動作期間の削減の場合の例について説明したが、本変形例は、動作期間の追加、移動についても同様に適用できる。また、ユーザは、行動の種別を指定した上で行動期間を指定できるようにしてもよい。また、ユーザは、行動の種別ごとに行動期間を複数指定してもよい。
以上のように、本変形例によれば、ユーザによる行動期間の指定に基づいて動作期間が決定されるので、ユーザの操作を軽減できる。
(変形例10)
上記実施の形態では、ユーザは、第1動作期間画像501の各動作期間画像(例えば、図5の動作期間画像51〜57)の表示部分に対する操作を行う場合を例としたが、第1総電力画像500の表示部分に対して操作を行うようにしてもよい。この例について以下に説明する。
例えば、図18Aに示すように、第1画像情報が端末装置100の通知部102に表示されたとする。ここで、ユーザは、仮に所望時点の総電力を減少させた場合の総電力の変化および動作をオフすべき機器を知りたい場合、第1総電力画像500における総電力値70を所望値71まで減少させる操作を行う。例えば、ユーザは、総電力値70の表示部分を指でタッチし、そのまま下方の所望位置(所望値71を示す位置)までなぞる操作を行う。なお、総電力値70は、囲み部分72に示すように、例えば、機器A、機器B、機器Cの消費電力の総和である。
その後、端末装置100からサーバ装置200へ動作期間変更要求が送信される。この要求には、変更情報として、例えば、機器A〜Cそれぞれの機器ID、動作期間の削除を示す変更種別情報、所望値71を示す変更値情報、所望値71に対応する時間を示す時間情報が含まれる。
電力算出部23は、送受信部201により動作期間変更要求が受信された場合、その要求に含まれる変更情報、第1個別電力情報、および第1総電力情報に基づいて、第2総電力を算出する。例えば、電力算出部23は、時間情報が示す時間の総電力が所望値71に最も近くなるように、指定された機器の動作期間の消費電力をゼロ(以下、オフという)に設定する。このとき、電力算出部23は、オフにする機器を、例えば、機器自体の消費電力の大小、動作期間における積算消費電力の大小、オフ優先機器情報(変形例8参照)の少なくとも1つに基づいて選択してもよい。また、電力算出部23は、オフにする動作期間を、時間情報が示す時間を含む動作期間の中(例えば、図18Aの囲み部分72に一部が含まれている動作期間画像の動作期間)から優先的に選択する。以上の設定により、所定の第1個別電力情報が第2個別電力情報へ更新される。
そして、電力算出部23は、算出した第2総電力を示す第2総電力情報と、上記設定においてオフにした機器を示す変更機器IDと、上記設定においてオフにした動作期間を示す変更動作期間情報とを画像生成部24へ出力する。
画像生成部24は、第2総電力画像に基づいて第2総電力画像情報を生成する。このとき、画像生成部24は、例えば、第1総電力画像500に第2総電力画像502が重畳して表示されるように第2総電力画像情報を生成する。
また、画像生成部24は、変更機器IDおよび変更動作期間情報に基づいて第2動作期間画像情報を生成する。
上述した第2総電力画像情報および第2動作期間画像情報は、第2画像情報として端末装置100へ送信され、その通知部102に表示される。ここで、第2画像情報の表示例を図18Bに示す。図18Bに示すように、第2動作期間画像503では、機器Cの動作期間画像のうちの1つ(オフにされた動作期間を示す動作期間画像)が輪郭のみ表示されている。また、図18Bに示すように、第2総電力画像502では、第2総電力を示すグラフが第1総電力を示すグラフに重畳して表示されている。第2総電力を示すグラフの一部分73は、第1総電力を示すグラフと異なる(重複しない)部分であり、例えば、破線で表示される。
なお、グラフの一部分73は、破線ではなく、色または線の太さなどが他の部分と異なるように表示されてもよい。また、上記説明では、図18Bに示すように第2総電力画像502を第1総電力画像500に重畳して表示する例としたが、第1総電力画像500に重畳せずに第2総電力画像502を表示してもよい。
また、図18Aにおいて、矢印、総電力値70を示す点、所望値71を示す点、囲み部分72は、説明の便宜上図示したものであり、画面には表示されない。また、上記説明では、総電力の減少(削減)の場合の例について説明したが、本変形例は、総電力の増加(追加)についても同様に適用できる。
以上のように、本変形例によれば、ユーザは、仮に所望時点の総電力を所望値に変更した場合における総電力の変化およびオフにすべき機器を把握することができる。
(変形例11)
上記実施の形態では、端末装置100の通知部102に動作期間画像と総電力画像を表示する例としたが、電気代を示す画像を表示してもよい。この例について以下に説明する。
記憶部203には、電気料金テーブルが予め記憶される。電気料金テーブルとは、1日における時間帯(例えば、深夜、朝夕、昼間)ごとの電気料金の単価(例えば、1kWhあたりの料金)を示す情報である。
以下、例として、電力算出部23が電気代の算出を行うものとして説明するが、図示しない電気代算出部が電気代を算出してもよい。
電力算出部23は、送受信部201により画像表示実行要求が受信された場合、電力取得部21から第1総電力情報および機器401〜403の第1の個別電力情報を入力し、かつ、記憶部203から電気料金テーブルを読み出す。
次に、電力算出部23は、第1総電力情報が示す第1総電力と、電気料金テーブルが示す時間帯ごとの単価とに基づいて、例えば1日(24時間)における時間別の電気代(以下、第1時間別電気代という)を算出する。また、電力算出部23は、第1時間別電気代の合計(例えば、1日あたりの電気代。以下、第1合計電気代という)を算出する。なお、上記各電気代の算出は、公知の技術を適用するものとし、その詳細な説明は省略する。
そして、電力算出部23は、第1時間別電気代および第1合計電気代を示す第1電気代情報を画像生成部24へ出力する。
画像生成部24は、実施の形態で説明したとおり、第1動作期間情報に基づいて、第1動作期間画像情報を生成する。
また、画像生成部24は、第1電気代情報の第1時間別電気代を時系列に示す第1時間別電気代画像の情報(以下、第1時間別電気代画像情報という)を生成する。この情報に基づいて表示される第1時間別電気代画像は、例えば、図19の第1時間別電気代画像510である。
また、画像生成部24は、第1電気代情報の第1合計電気代を示す第1合計電気代画像の情報(以下、第1合計電気代画像情報という)を生成する。この情報に基づいて表示される第1合計電気代画像は、例えば、図19の第1合計電気代画像700である。
また、画像生成部24は、記憶部203から電気料金テーブルを読み出し、その電気料金テーブルに登録されている時間帯ごとに表示態様の異なる時間帯画像の情報(以下、時間帯画像情報)を生成する。この情報に基づいて表示される時間帯画像は、例えば、図19の時間帯画像90〜92である。
そして、画像生成部24は、第1動作期間画像情報、第1時間別電気代画像情報、第1合計電気代画像情報、時間帯画像情報を含む第1画像情報を生成する。この第1画像情報には、上記全ての画像が共に表示されるように制御する制御情報が含まれる。この第1画像情報が端末装置100の通知部102に表示された例を図19に示す。
図19に示すように、第1動作期間画像501の上方には第1合計電気代画像700が表示され、第1動作期間画像501の下方には第1時間別電気代画像510が表示される。第1合計電気画像700は、第1合計電気代を文字で表している。また、第1時間別電気代画像510は、縦軸が電気代(単位:円)、横軸が時間であるグラフであり、第1時間別電気代を時系列に表している。また、時間帯画像90〜91は、第1時間別電気代画像510および第1動作期間画像501に重畳して表示されている。時間帯画像90は深夜の時間帯を表し、時間帯画像91は朝夕の時間帯を表し、時間帯92は昼間の時間帯を表している。
ここで、例えば、ユーザが、第1動作期間画像501のうちの所望の動作期間画像が示す動作期間の削減を指示する操作(例えば、上記実施の形態で説明した操作)を行った場合、その操作の内容を示す変更情報が動作期間変更要求と共に端末装置100からサーバ装置200へ送信される。
電力算出部23は、送受信部201により動作期間変更要求が受信された場合、上記実施の形態で説明したとおり、変更情報等に基づいて第2総電力を算出する。次に、電力算出部23は、第2総電力および電気料金テーブルに基づいて、時間別電気代の再計算を行う。この再計算の結果を以下「第2時間別電気代」という。次に、電力算出部23は、第2時間別電気代に基づいて、合計電気代の再計算を行う。この再計算の結果を以下「第2合計電気代」という。そして、電力算出部23は、第2時間別電気代および第2合計電気代を示す第2電気代情報を画像生成部24へ出力する。
画像生成部24は、上記実施の形態で説明したとおり、変更情報等に基づいて、第2動作期間画像情報を生成する。また、画像生成部24は、第2電気代情報の第2時間別電気代を時系列に示す第2時間別電気代画像の情報(以下、第2時間別電気代画像情報という)を生成する。また、画像生成部24は、第2電気代情報の第2合計電気代を示す第2合計電気代画像の情報(以下、第2合計電気代画像情報)を生成する。そして、画像生成部24は、第2動作期間画像情報、第2時間別電気代画像情報、第2合計電気代画像情報を含む第2画像情報を生成する。なお、第2画像情報には、上記全ての画像が共に表示されるように制御する制御情報が含まれる。その後、この第2画像情報は、端末装置100の通知部102に表示される(図示省略)。
なお、本変形例において、ユーザは、図20に示す第1時間別電気代画像510の表示と、例えば図5に示す第1総電力画像500の表示とを任意に切り替えることができるようにしてもよい。また、上記説明では、動作期間の削減の場合の例について説明したが、本変形例は、動作期間の追加、移動についても同様に適用できる。
以上のように、本変形例によれば、ユーザは、仮に所定の機器の所定の動作期間を変更した場合に電気代(時間別電気代および合計電気代)がどのように変化するかを知ることができる。
(変形例12)
上記変形例11では、ユーザは変更したい動作期間を指定することで時間別電気代および合計電気代の変化を把握できるとしたが、ユーザは合計電気代を所望の値に指定することで時間別電気代の変化およびオフにすべき機器を把握できるようにしてもよい。この例について以下に説明する。なお、変形例11との共通部分についての説明は省略する。
画像生成部24は、送受信部201により画像表示実行要求が受信され、第1画像情報を生成する場合、金額指定用画像の情報(以下、金額指定用画像情報という)を生成する。金額指定用画像とは、ユーザが所望の合計電気代を指定する操作を行う際に使用される画像である(例えば、図20Aの金額指定用画像800)。なお、ここで生成された金額指定用画像を、以下「第1金額指定用画像」という。ここでは、第1金額指定用画像は、第1合計電気代(例えば、図19の455.81円)を示すものとする。この第1金額指定用画像の情報は、第1画像情報に含められ、端末装置100の通知部102に表示される。
第1画像情報の表示例を図20Aに示す。図20Aに示すように、第1金額指定用画像800は、第1時間別電気代画像510の隣に表示される。第1金額指定用画像800では、第1合計電気代画像700が示す金額(例えば、455.81円)が矩形状の画像で表示されている。また、第1金額指定用画像800では、複数の金額が文字で表示されている。
ここで、ユーザは、仮に合計電気代を減少させた場合の時間別電気代の変化および動作をオフすべき機器を知りたい場合、第1金額指定用画像800が表している金額を所望値(例えば、300円とする)まで減少させる操作を行う。例えば、ユーザは、矩形状の画像の上端の表示部分を指でタッチし、そのまま下方の所望位置(例えば、所望金額である300円を示す位置)までなぞる操作を行う。
その後、端末装置100からサーバ装置200へ動作期間変更要求が送信される。この要求には、変更情報として、例えば、動作期間の削除を示す変更種別情報、指定された金額(以下、指定金額という)を示す変更値情報が含まれる。
電力算出部23は、送受信部201により動作期間変更要求が受信された場合、その要求に含まれる変更情報、第1個別電力情報、第1総電力情報、および電気料金テーブルに基づいて、第2時間別電気代を算出する。例えば、電力算出部23は、変更値情報が示す指定金額に最も近い総電力になるように、指定された機器の動作期間の消費電力をゼロ(以下、オフという)に設定する。このとき、電力算出部23は、オフにする機器を、例えば、機器自体の消費電力の大小、動作期間における積算消費電力の大小、オフ優先機器情報(変形例8参照)の少なくとも1つに基づいて選択してもよい。また、電力算出部23は、オフにする動作期間を、総電力がピークである時間を含む動作期間または単価の高い時間帯の動作期間の中から優先的に選択してもよい。上記設定により、第2時間別電気代が算出される。
そして、電力算出部23は、第2時間別電気代および第2合計電気代(すなわち、指定金額)を示す第2電気代情報と、上記設定においてオフにした機器を示す変更機器IDと、上記設定においてオフにした動作期間を示す変更動作期間情報とを画像生成部24へ出力する。
画像生成部24は、実施の形態で説明したとおり、変更機器IDおよび変更動作期間情報に基づいて、第2動作期間画像情報を生成する。
また、画像生成部24は、第2電気代情報の第2時間別電気代に基づいて、第2時間別電気代画像情報を生成する。この情報に基づいて表示される第2時間別電気代画像は、例えば、図20Bの第2時間別電気代画像512である。
また、画像生成部24は、第2電気代情報の第2合計電気代に基づいて、第2合計電気代画像情報を生成する。この情報に基づいて表示される第2合計電気代画像は、例えば、図20Bの第2時間別電気代画像701である。
また、画像生成部24は、第2電気代情報の第2合計電気代に基づいて、第2金額指定用画像の情報(以下、第2金額指定用画像情報という)を生成する。この情報に基づいて表示される第2金額指定用画像は、例えば、図20Bの第2金額指定用画像801である。
そして、画像生成部24は、第2動作期間画像情報、第2時間別電気代画像情報、第2合計電気代画像情報、第2金額指定用画像情報を含む第2画像情報を生成する。この第2画像情報には、上記全ての画像が共に表示されるように制御する制御情報が含まれる。この第2画像情報が端末装置100の通知部102に表示された例を図20Bに示す。
図20Bに示すように、第2合計電気代画像701、第2金額指定用画像801は、第2合計電気代(例えば、300円)を表している。また、第2時間別電気代画像512は、第2時間別電気代を時系列に表している。また、第2動作期間画像503では、機器Aの動作期間画像のうちの1つ(オフにされた動作期間を示す動作期間画像)が輪郭のみ表示されている。
なお、上記説明では、画像生成部24は、第2時間別電気代の算出の際、指定された機器の動作期間を削除する例としたが、指定された機器の動作期間を電気料金が低い時間帯に移動させてもよい。例えば、図20Cに示すように、機器Cの動作期間画像が示す動作期間を、料金が高い朝夕の時間帯91から料金の低い深夜の時間帯90へ移動させてもよい。
また、上記説明では、合計電気代の減少が指定された場合の例について説明したが、本変形例は、合計電気代の増加が指定された場合についても同様に適用できる。
以上のように、本変形例によれば、ユーザは、仮に合計電気代を所望の値に変更した場合における時間別電気代の変化およびオフにすべき機器を把握できる。
(変形例13)
ユーザは、上述した動作期間の削除(実施の形態、変形例1、2)、追加(変形例3)、移動(変形例4)のほか、動作期間の置き換えを指定してもよい。この例について以下に説明する。
記憶部203には、置き換え用の動作期間(以下、置換動作期間という)を示す置換動作期間情報が予め記憶される。置換動作期間情報は、例えば、変形例8で説明した標準動作期間情報でもよいし、または、推奨動作期間情報でもよいし、それら両方でもよい。推奨動作期間とは、例えば、機器(例えば、最新機種)の開発・製造等を行う機器メーカ等が推奨する動作期間である。このような推奨動作期間を示す推奨動作期間情報は、機器メーカまたはサーバ装置200の管理者によって記憶部203に登録される。
画像生成部24は、送受信部201により画像表示実行要求が受信され、第1画像情報を生成する場合、置換動作期間を示す置換動作期間画像の情報(以下、置換動作期間画像情報)を生成し、その情報を第1画像情報に含める。
置換動作期間画像は、端末装置100の通知部102に第1画像情報が表示された場合において、ユーザによる置換動作期間画像の表示指示を受けたときに、選択肢として表示される。このとき、置換動作期間画像は、ユーザが所望のものを選択できるように、長さ(動作期間)の異なるものが複数表示されることが好ましい。置換動作期間画像の形状は、例えば、動作期間画像の形状と同じ矩形状である。
ユーザは、所望の機器の所望の動作期間(変更機器、変更動作期間)を指定し、かつ、置換動作期間画像を指定する操作を行う。これらの操作内容は変更情報として動作期間変更要求に含まれ、端末装置100からサーバ装置200へ送信される。その後、情報処理部202において、上記実施の形態で説明したとおり、変更情報等に基づいて、第2総電力の算出処理および第2画像情報の生成処理が行われる。なお、ここでの第2総電力の算出では、例えば、上記変形例3で説明したように、予め用意された標準的な消費電力が用いられる。例えば、電力算出部23は、ユーザに指定された所望の動作期間の消費電力を削除し、削除した消費電力をユーザに指定された置換動作期間に加えることで上記所望の機器の第2個別電力を算出し、その第2個別電力を第2総電力の算出に用いる。
そして、端末装置100の通知部102に第2画像情報が表示される。このとき、第2動作期間画像503には、ユーザ指定の置換動作期間画像が所定の機器の時間軸画像上に表示される。また、第2総電力画像502では、ユーザ指定の変更動作期間を削除し、かつ、ユーザ指定の置換動作期間を加えて算出された第2総電力が時系列に表示される。
なお、上記説明では、置換動作期間情報は第1画像情報に含めるとしたが、第2画像情報に含めてもよい。これにより、第2画像情報の表示の際にも、ユーザは、置換動作期間画像を指定することができ、再度シミュレーションを行うことができる。
以上のように、本変形例によれば、ユーザは、仮に所望の動作期間を標準的な機器の動作期間または最新の機種の動作期間に置き換えた場合における総電力の変化を把握することができる。
(変形例14)
上記実施の形態および各変形例では、サーバ装置200が情報処理部202を備えるものとしたが、これに限定されない。例えば、情報処理部202は、端末装置100またはその他の装置に備えられてもよい。
以上、本実施の形態の変形例を説明した。なお、上記変形例は任意に組み合わせてもよい。
(変形例15)
上記実施の形態および各変形例では、電力取得部21、動作期間取得部22は、送受信部201で受信された情報または要求を取得するとしたが、送受信部201を介さずに、端末装置100、機器401〜403、分電盤404、中継装置410または図示しないその他の装置等から情報または要求を取得してもよい。また、上記実施の形態および各変形例では、電力取得部21、動作期間取得部22は、送受信部201とは別に備えられるとしたが、送受信部201がそれら各部を兼ねてもよい。また、上記実施の形態および各変形例では、電力取得部21と、動作期間取得部22とを1つにまとめてもよい。
以上、本実施の形態の変形例を説明した。なお、上記変形例は任意に組み合わせてもよい。
<コンピュータプログラムによる実現例>
以上、本発明に係る実施形態について図面を参照して詳述してきたが、上述した端末装置100、機器401〜403、分電盤404、中継装置410、サーバ装置200(以下、各装置という)等の各機能は、コンピュータプログラムにより実現され得る。
図21は、各部の機能をプログラムにより実現するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータ1000は、入力ボタン、タッチパッドなどの入力装置1001、ディスプレイやスピーカなどの出力装置1002、CPU(Central Processing Unit)1003、ROM(Read Only Memory)1004、RAM(Random Access Memory)1005、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置1006、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置1007、ネットワークを介して通信を行う送受信装置1008を備え、各部はバス1009により接続される。
そして、読取装置1007は、上記各部の機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置1006に記憶させる。あるいは、送受信装置1008が、ネットワークに接続されたサーバ装置と通信を行い、サーバ装置からダウンロードした上記各部の機能を実現するためのプログラムを記憶装置1006に記憶させる。
そして、CPU1003が、記憶装置1006に記憶されたプログラムをRAM1005にコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAM1005から順次読み出して実行することにより、上記各部の機能が実現される。また、プログラムを実行する際、RAM1005または記憶装置1006には、各実施の形態で述べた各種処理で得られた情報が記憶され、適宜利用される。
<クラウドサービスの類型>
また、上記実施の形態において説明された技術は、例えば、以下のクラウドサービスの類型において実現されうる。しかし、上記実施の形態において説明された技術が実現される類型はこれに限られるものでない。
(サービスの類型1:自社データセンタ型)
図22は、サービスの類型1(自社データセンタ型)を示す図である。本類型は、サービスプロバイダ12がグループ10から情報を取得し、ユーザに対してサービスを提供する類型である。本類型では、サービスプロバイダ12が、データセンタ運営会社の機能を有している。即ち、サービスプロバイダが、ビッグデータの管理をするクラウドサーバ11aを保有している。従って、データセンタ運営会社は存在しない。
本類型では、サービスプロバイダ12は、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、OS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、サービスプロバイダ12が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型2:IaaS利用型)
図23は、サービスの類型2(IaaS利用型)を示す図である。ここでIaaSとはインフラストラクチャー・アズ・ア・サービスの略であり、コンピュータシステムを構築および稼動させるための基盤そのものを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社がデータセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、OS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、サービスプロバイダ12が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型3:PaaS利用型)
図24は、サービスの類型3(PaaS利用型)を示す図である。ここでPaaSとはプラットフォーム・アズ・ア・サービスの略であり、ソフトウェアを構築および稼動させるための土台となるプラットフォームを、インターネット経由のサービスとして提供するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社11は、OS(1200b)を管理し、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、アプリケーション(1200a)を管理する。サービスプロバイダ12は、データセンタ運営会社が管理するOS(1200b)及びサービスプロバイダ12が管理するアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
(サービスの類型4:SaaS利用型)
図25は、サービスの類型4(SaaS利用型)を示す図である。ここでSaaSとはソフトウェア・アズ・ア・サービスの略である。例えばデータセンタ(クラウドサーバ)を保有しているプラットフォーム提供者が提供するアプリケーションを、データセンタ(クラウドサーバ)を保有していない会社・個人(利用者)がインターネットなどのネットワーク経由で使用できる機能を有するクラウドサービス提供モデルである。
本類型では、データセンタ運営会社11は、アプリケーション(1200a)を管理し、OS(1200b)を管理し、データセンタ(クラウドサーバ11a)を運営、管理している(1200c)。また、サービスプロバイダ12は、データセンタ運営会社11が管理するOS(1200b)及びアプリケーション(1200a)を用いてサービス提供を行う(1200d)。
以上いずれの類型においても、サービスプロバイダ12がサービス提供行為を行ったものとする。また例えば、サービスプロバイダ若しくはデータセンタ運営会社は、OS、アプリケーション若しくはビッグデータのデータベース等を自ら開発してもよいし、また、第三者に外注させてもよい。
本発明は、電気機器の消費電力の情報をユーザに提供する情報提示装置、情報提示方法、およびコンピュータプログラムに用いるのに好適である。
1、2 ユーザ
10 グループ
10a 機器
10b ホームゲートウェイ
11 データセンタ運営会社
11a クラウドサーバ
12 サービスプロバイダ
12a サーバ
21 電力取得部
22 動作期間取得部
23 電力算出部
24 画像生成部
26 動作期間推定部
27 電力分離部
28 判定部
100 端末装置
101 入力部
102 通知部
103 記憶部
104 送受信部
105 情報処理部
200 サーバ装置
201 送受信部
202 情報処理部
203 記憶部
300 ネットワーク
401、402、403 機器
404 分電盤
410 中継装置
1000 コンピュータ
1001 入力装置
1002 出力装置
1003 CPU(Central Processing Unit)
1004 ROM(Read Only Memory)
1005 RAM(Random Access Memory)
1006 記憶装置
1007 読取装置
1008 送受信装置
1009 バス
1200a アプリケーション
1200b OS
1200c データセンタ(クラウドサーバ)
1200d サービス提供

Claims (10)

  1. 画面表示に用いられる第1画像情報と第2画像情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部から前記第1画像情報を読み出し、前記第1画像情報に基づいて第1画面表示の実行を制御した後で、前記第1画面表示後に行われたユーザの操作に基づいて生成された前記第2画像情報を前記記憶部から読み出し、前記第2画像情報に基づいて第2画面表示の実行を制御する情報処理部と、を有し、
    前記第1画面表示は、
    所定範囲に設置された機器の所定時間における総消費電力を時系列に示す第1総電力画像の表示と、
    前記第1総電力画像と共に画面表示され、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像の表示と、を含み、
    前記第2画面表示は、
    前記ユーザにより指定された機器の動作期間の変更に基づいて更新された前記総消費電力を時系列に示す第2総電力画像の表示と、
    前記第2総電力画像と共に画面表示され、前記動作期間の変更に基づいて更新された前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第2動作期間画像の表示と、を含む、
    情報提示装置。
  2. 前記所定時間における前記機器の総消費電力を時系列に示す総電力情報に基づいて前記第1総電力画像の情報を生成し、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す動作期間情報に基づいて前記第1動作期間画像の情報を生成する生成部と、
    前記動作期間の変更が指定された場合、前記指定の内容を示す変更情報と、前記所定時間における前記機器ごとの消費電力を時系列に示す個別電力情報とに基づいて、前記総電力情報を更新する算出部と、をさらに有し、
    前記生成部は、
    更新後の前記総電力情報に基づいて前記第2総電力画像の情報を生成し、
    前記変更情報と、前記動作期間情報とに基づいて前記第2動作期間画像の情報を生成する、
    請求項1記載の情報提示装置。
  3. 前記算出部は、
    前記ユーザにより第1機器の動作期間の変更が指定された場合、前記第1機器の動作期間に基づいて、前記第1機器と関連する機器として予め登録された第2機器の動作期間を決定し、
    前記第1機器の動作期間の情報と、前記第2機器の動作期間の情報と、前記個別電力情報と、前記総電力情報とに基づいて、前記総消費電力を更新し、
    前記生成部は、
    更新後の前記総電力情報に基づいて前記第2総電力画像の情報を生成し、
    前記第1機器の動作期間の情報と、前記第2機器の動作期間の情報と、前記動作期間情報とに基づいて前記第2動作期間画像の情報を生成する、
    請求項2記載の情報提示装置。
  4. 前記算出部は、
    前記ユーザによりユーザの行動と前記行動の期間が指定された場合、前記行動の期間に基づいて、前記ユーザの行動に関連する機器として予め登録された第3機器の動作期間を決定し、
    前記第3機器の動作期間の情報と、前記個別電力情報と、前記総電力情報とに基づいて、前記総消費電力を更新し、
    前記生成部は、
    更新後の前記総電力情報に基づいて前記第2総電力画像の情報を生成し、
    前記第3機器の動作期間の情報と、前記動作期間情報とに基づいて前記第2動作期間画像の情報を生成する、
    請求項2記載の情報提示装置。
  5. 前記生成部は、
    前記機器の消費電力の大きさに関する情報、前記機器の動作モードに関する情報、予め登録された電源オフの優先度が高い機器の情報、または、予め登録された前記機器の標準的な動作期間若しくは推奨される動作期間の情報のうち少なくとも1つの情報に基づいて、前記第1動作期間画像のうちの所定の画像が他の画像と異なる態様で表示されるように前記第1動作期間画像の情報を生成する、
    請求項2記載の情報提示装置。
  6. 前記第1画面表示は、
    前記ユーザにより指定される候補画像の表示を含み、
    前記候補画像は、
    予め登録された前記機器の標準的な動作期間を示す画像、または、予め登録された前記機器において推奨される動作期間を示す画像の少なくとも一方であり、
    前記算出部は、
    前記ユーザにより指定された前記候補画像の動作期間の情報と、前記変更情報と、前記個別電力情報と、前記総電力情報とに基づいて、前記総消費電力を更新し、
    前記生成部は、
    更新後の前記総電力情報に基づいて前記第2総電力画像の情報を生成し、
    前記ユーザにより指定された前記候補画像の動作期間の情報と、前記変更情報と、前記動作期間情報とに基づいて前記第2動作期間画像の情報を生成する、
    請求項2記載の情報提示装置。
  7. 前記算出部は、
    前記ユーザにより前記第1総電力画像が示す所望時点の総消費電力を所望値まで減少または増加させる操作が行われた場合、前記所望時点の総消費電力が前記所望値となるように前記個別電力情報および前記総電力情報を更新し、
    前記生成部は、
    更新後の前記総電力情報に基づいて前記第2総電力画像の情報を生成し、
    更新後の前記個別電力情報と、前記動作期間情報とに基づいて前記第2動作期間画像の情報を生成する、
    請求項2記載の情報提示装置。
  8. 所定範囲に設置された機器から取得された情報に基づいて、所定時間における前記機器の総消費電力を時系列に示す第1総電力画像の情報と、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像の情報とを生成する生成部と、
    前記第1総電力画像および前記第1動作期間画像の表示後にユーザにより所望の機器の所望の動作期間の変更が指定された場合、前記指定の内容を示す変更情報と、前記所定時間における前記機器ごとの消費電力を時系列に示す個別電力情報とに基づいて、前記総消費電力を更新する算出部と、を有し、
    前記生成部は、
    更新後の前記総消費電力を時系列に示す第2総電力画像の情報を生成し、
    前記指定された動作期間の変更が前記第1動作期間画像に反映された第2動作期間画像の情報を生成する、
    情報提示装置。
  9. 所定の記憶部から読み出した第1画像情報に基づいて、所定範囲に設置された機器の所定時間における総消費電力を時系列に示す第1総電力画像の表示と、前記第1総電力画像と共に画面表示され、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像の表示と、を含む第1画面表示の実行を制御し、
    前記第1画面表示後に行われたユーザの操作に基づいて生成された第2画像情報を所定の記憶部から読み出し、前記第2画像情報に基づいて、前記ユーザにより指定された機器の動作期間の変更に基づいて更新された前記総消費電力を時系列に示す第2総電力画像の表示と、前記第2総電力画像と共に画面表示され、前記動作期間の変更に基づいて更新された前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第2動作期間画像の表示と、を含む第2画面表示の実行を制御する、
    情報提示方法。
  10. 所定の記憶部から読み出した第1画像情報に基づいて、所定範囲に設置された機器の所定時間における総消費電力を時系列に示す第1総電力画像の表示と、前記第1総電力画像と共に画面表示され、前記所定時間における前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第1動作期間画像の表示と、を含む第1画面表示の実行を制御する処理と、
    前記第1画面表示後に行われたユーザの操作に基づいて生成された第2画像情報を所定の記憶部から読み出し、前記第2画像情報に基づいて、前記ユーザにより指定された機器の動作期間の変更に基づいて更新された前記総消費電力を時系列に示す第2総電力画像の表示と、前記第2総電力画像と共に画面表示され、前記動作期間の変更に基づいて更新された前記機器ごとの動作期間を時系列に示す第2動作期間画像の表示と、を含む第2画面表示の実行を制御する処理と、をコンピュータに実行させる、
    コンピュータプログラム。
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