JP2022143618A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】機器を制御するための制御アプリケーションの設定を容易にする技術を提供する。【解決手段】表示部116は、複数の機器のそれぞれに関する情報を表示する。操作部118は、表示部116に表示した複数の機器のそれぞれに関する情報のうちの少なくとも1つに対するユーザの指示を受けつける。管理部112は、操作部118において受けつけた指示に応じて、複数の機器のそれぞれに対する制御アプリケーションを管理する。制御部120は、管理部112において管理する制御アプリケーションを実行することによって、複数の機器のそれぞれに対する運転制御を実行する。【選択図】図1
Description
本開示は、制御技術に関し、特に機器を制御する制御装置に関する。
HEMS(Home Energy Management System)は、家電機器を通信ネットワークに接続し、コントローラを用いて統合的に管理する。例えば、HEMSは、ユーザが電力を効率よく使用できるように消費電力量を監視する。このコントローラにおいて情報同士の関連性を掴みやすい管理画面が提供される(例えば、特許文献1参照)。
コントローラは、家電機器を制御するためのアプリケーション(以下、「制御アプリケーション」という)を動作させることによって、通信ネットワーク経由で家電機器を制御する。このような制御アプリケーションの設定を容易にすることが求められる。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、機器を制御するための制御アプリケーションの設定を容易にする技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本開示のある態様の制御装置は、複数の機器のそれぞれを制御する制御装置であって、複数の機器のそれぞれに対する制御アプリケーションの情報を表示する表示部と、表示部に表示された制御アプリケーションを管理する管理部と、管理部において管理する制御アプリケーションを実行することによって、複数の機器のそれぞれに対する運転制御を実行する制御部と備える。管理部は、複数の機器のうちの少なくとも1つに対する新たな制御アプリケーションの候補の情報をサーバから検出し、表示部は、管理部が検出した新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示し、管理部は、新たな制御アプリケーションの候補を導入する指示を受けつけた場合に、新たな制御アプリケーションをサーバからダウンロードし、制御部は、管理部がダウンロードした新たな制御アプリケーションを実行する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、機器を制御するための制御アプリケーションの設定を容易にできる。
(実施例1)
本開示の実施例を具体的に説明する前に、実施例の概要を説明する。本実施例は、住宅等の施設に設けられた複数の機器のそれぞれの動作を制御する制御装置に関する。機器は、例えば、エアコンディショナ、熱交換気扇、レンジフード、空気清浄機等の空調機器であるが、照明機器、家電機器等が含まれてもよい。これらの機器は、無線LAN(Local Area Network)等に対応した通信機能を備え、制御装置に接続される。制御装置は、機器を制御するためのアプリケーション(以下、これもまた「制御アプリケーション」という)を実行し、制御アプリケーションの処理結果に応じて機器を制御する。ここで、制御装置は、1つの機器、あるいは2つ以上の機器の組合せに対応した制御アプリケーションを実行する。制御装置は、インターネット等のネットワークに接続され、ネットワークを介してサーバに接続される。サーバは、各種の制御アプリケーションを記憶しており、制御装置は、接続された機器あるいは機器の組合せに応じた制御アプリケーションをサーバからダウンロードする。
本開示の実施例を具体的に説明する前に、実施例の概要を説明する。本実施例は、住宅等の施設に設けられた複数の機器のそれぞれの動作を制御する制御装置に関する。機器は、例えば、エアコンディショナ、熱交換気扇、レンジフード、空気清浄機等の空調機器であるが、照明機器、家電機器等が含まれてもよい。これらの機器は、無線LAN(Local Area Network)等に対応した通信機能を備え、制御装置に接続される。制御装置は、機器を制御するためのアプリケーション(以下、これもまた「制御アプリケーション」という)を実行し、制御アプリケーションの処理結果に応じて機器を制御する。ここで、制御装置は、1つの機器、あるいは2つ以上の機器の組合せに対応した制御アプリケーションを実行する。制御装置は、インターネット等のネットワークに接続され、ネットワークを介してサーバに接続される。サーバは、各種の制御アプリケーションを記憶しており、制御装置は、接続された機器あるいは機器の組合せに応じた制御アプリケーションをサーバからダウンロードする。
施設内に新たな機器を設置した場合に、新たな機器と既存の機器とを連携させた制御が望まれる。これは、連携可能な制御アプリケーションの設定を容易にすることに相当する。本実施例に係る制御装置は、空調による環境の変化の影響が大きい空間、例えば同一の部屋に設置される2つ以上の機器により制御グループを形成し、制御グループにおける各機器に対応した制御アプリケーションをサーバからダウンロードしてから実行する。また、制御装置は、制御グループの形成のために、簡単操作が可能となるユーザインターフェースを提供する。
以下に説明する実施例は、いずれも本開示の好ましい一具体例を示す。よって、以下の実施例で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。したがって、以下の実施例における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
図1は、制御システム1000の構成を示す。制御システム1000は、施設10と総称される第1施設10a、第2施設10b、第3施設10cに備えられる。第1施設10aには、機器20と総称される第1機器20aから第3機器20c、第1ルータ30a、第1施設内ネットワーク40a、第1制御装置100a、端末装置200が備えられ、第1制御装置100aは、検出部110、管理部112、記憶部114、表示部116、操作部118、制御部120を含む。第2施設10bには、第2ルータ30b、第2施設内ネットワーク40b、第2制御装置100bが備えられ、第3施設10cには、第3ルータ30c、第3施設内ネットワーク40c、第3制御装置100cが備えられる。第1ルータ30aから第3ルータ30cは、ネットワーク50に接続され、ネットワーク50にはサーバ300も接続される。
制御システム1000が備えられる施設10の数は「3」に限定されず、機器20の数も「3」に限定されない。第1ルータ30aから第3ルータ30cはルータ30と総称され、第1施設内ネットワーク40aから第3施設内ネットワーク40cは施設内ネットワーク40と総称される。第1制御装置100aから第3制御装置100cは制御装置100と総称され、第2制御装置100b、第3制御装置100cは第1制御装置100aと同様に構成される。また、説明を明瞭にするために、第2施設10b、第3施設10cにおける機器20は省略される。以下では、第1施設10aをもとに処理を説明するが、第2施設10b、第3施設10cに対しても同様の処理がなされてもよい。
機器20は、エアコンディショナ、熱交換気扇、レンジフード、空気清浄機等の空調機器である。各機器20は、通信機能を有し、第1施設内ネットワーク40aに接続される。第1施設内ネットワーク40aは、例えば、無線LAN、有線LANであり、第1制御装置100aも接続する。第1制御装置100aは、制御対象となる複数の機器20を接続し、複数の機器20のそれぞれを制御する。前述のごとく、第1制御装置100aは、複数の機器20のそれぞれを制御するために、制御アプリケーションを実行する。図2は、制御装置100の構造を示す斜視図である。制御装置100では、箱形形状の筐体102の前面104に、表示部116、操作部118が配置される。表示部116は、情報を表示可能なモニタであり、操作部118は、ユーザの操作を受付可能な釦である。表示部116がタッチパネルである場合、表示部116と操作部118が一体化されてもよい。筐体102は、例えば、施設10の壁に取り付けられる。図1に戻る。
第1施設内ネットワーク40aに新たな機器20、例えば、第3機器20cが接続されると、新たな機器20は、自らの機器20に関する情報(以下、「機器情報」という)を第1施設内ネットワーク40aに報知する。機器情報には、例えば、機器20の名称、機器20の品番が含まれる。
第1制御装置100aの検出部110は、機器情報を受信することによって、新たな機器20の接続を検出する。検出部110は、機器情報を管理部112に出力する。管理部112は、機器情報を記憶部114に記憶させる。図3(a)-(b)は、記憶部114に記憶されるデータベースのデータ構造を示す。図3(a)は、第3機器20cからの機器情報が記憶された段階でのデータベースを示す。例えば、第1施設10aに設置される5つの機器20の情報が示される。第3機器20cの機器情報は、「No.4」に示される情報に相当する。「機器」には、機器情報に含まれる機器20の名称が示され、「品番」には、機器情報に含まれる機器20の品番が示される。「制御グループ」は、後述の操作によって入力されるので、機器情報が検出されただけの第3機器20cに対しては空欄とされる。ここで、制御グループは、前述のごとく、空調による環境の変化の影響が大きい空間に設置される2つ以上の機器により形成されるグループである。例えば、1つの部屋に対して1つの制御グループが形成される。図3(b)は後述し、図1に戻る。
管理部112は、記憶部114に記憶されたデータベースを表示部116に表示する。図4は、表示部116に表示される画面を示す。表示部116の上段には第1表示領域150が配置され、表示部116の下段には第2表示領域160が配置される。第2表示領域160は、図3(a)に示されたデータベースと同様の情報が示される。つまり、第2表示領域160は、複数の機器20のそれぞれに関する情報を表示する。具体的に説明すると、複数の機器20のそれぞれに関する情報として、複数の機器20のそれぞれを示す機器20の名称が表示される。名称の代わり、あるいは名称とともに、複数の機器20のそれぞれを示す画像が第2表示領域160に表示されてもよい。また、第2表示領域160には、検出部110において検出した新たな機器20に関する情報が「No.4」に示される情報として表示される。「No.4」に示される情報において、「設置場所」が空欄とされる。
第1表示領域150は、区画152と総称される第1区画152aから第5区画152e、全区画154を表示する。区画152、全区画154は、複数の制御グループのそれぞれに対応する。例えば、第1区画152aは、「洋室」の制御グループに対応する領域である。当該制御グループには、「洋室」に設置された機器20が含まれるべきである。例えば、第1区画152aには、第2表示領域160の「No.1」の「エアコンディショナ」を示す第1アイコン156aと、第2表示領域160の「No.3」の「空気清浄機」を示す第3アイコン156cとが含まれる。
第2区画152bは、「LDK」の制御グループに対応する領域である。当該制御グループには、「LDK」に設置された機器20が含まれるべきである。例えば、第2区画152bには、第2表示領域160の「No.5」の「レンジフード」を示す第5アイコン156eが含まれる。第3区画152cは「トイレ」の制御グループに対応する領域であり、第4区画152dは「脱衣所」の制御グループに対応する領域であり、第5区画152eは「浴室」の制御グループに対応する領域である。第3区画152cから第5区画152eにはアイコン156が含まれない。
全区画154は、洋室、LDK等の部屋に含まれない第1施設10a全体の制御グループに対応する領域である。当該制御グループには、いずれの部屋にも設置されない機器20が含まれるべきである。例えば、全区画154には、第2表示領域160の「No.2」の「熱交換気扇」を示す第2アイコン156bが含まれる。つまり、第1表示領域150に表示される各区画152あるいは全区画154には、当該区画152あるいは全区画154に対応した制御グループに含まれる機器20のアイコン156が表示される。機器20のアイコン156の代わりに、機器20の名称が表示されてもよい。
図1の操作部118は、表示部116の第1表示領域150あるいは第2表示領域160に表示した複数の機器20のそれぞれに関する情報のうちの少なくとも1つに対するユーザの指示を受けつける。前述のごとく、操作部118は、釦であってもよく、タッチパネルであってもよい。ここでは、操作部118がタッチパネルであるとして処理を説明する。
図4の制御グループに含まれない「No.4」の「空気清浄機」、つまり第3機器20cを「LDK」の制御グループに含めるために、ユーザは、第2表示領域160に表示された第3機器20cの名称、つまり「No.4」の「空気清浄機」をタッチする。当該タッチにより、管理部112は、ユーザによる「No.4」の「空気清浄機」の選択を認識する。これに続いて、管理部112は、第2表示領域160に表示された「No.4」の「空気清浄機」の部分に第4アイコン156dを表示する。第4アイコン156dは、「No.4」の「空気清浄機」に対応したアイコンである。
操作部118は、第2表示領域160に表示された第4アイコン156dを、第1表示領域150に表示される第2区画152bにドラッグ&ドロップする操作を受けつける。管理部112は、第2区画152bが「LDK」の制御グループに対応する領域であることを認識しているので、第4アイコン156dに対応した「No.4」の「空気清浄機」を「LDK」の制御グループに含める。つまり、操作部118は、新たな機器20を制御グループに含めるための指示を受けつける。これは、複数の機器20のそれぞれを示す画像または名称に対するユーザの指示であって、かつ1つ以上の機器20から制御グループを形成させるための指示を受けつけるといえる。
管理部112は、図3(b)に示すように、「No.4」の「空気清浄機」に対する「制御グループ」に「LDK」を追加する。これに続いて、管理部112は、図5に示す画面を表示部116に表示する。図5は、表示部116に表示される別の画面を示す。「No.4」に示される情報において、「設置場所」が「LDK」と示される。図1に戻る。
管理部112は、操作部118において受けつけた指示、つまり各機器20をいずれかの制御グループに含ませる指示に応じて、複数の機器20のそれぞれに対する制御アプリケーションを管理する。例えば、管理部112は、制御グループ内に含まれる各機器20に対応した制御アプリケーションをサーバ300からダウンロードする。例えば、管理部112は、「洋室」の制御グループに含まれるエアコンディショナに対する制御アプリケーションをサーバ300からダウンロードして、当該制御アプリケーションを管理する。エアコンディショナに対する制御アプリケーションは、例えば、エアコンディショナの運転(冷房、暖房、送風)、温度、風量等を制御可能である。また、管理部112は、「洋室」の制御グループに含まれる空気清浄機に対する制御アプリケーションをサーバ300からダウンロードして、当該制御アプリケーションを管理する。空気清浄機に対する制御アプリケーションは、例えば、空気清浄機の風量等を制御可能である。風量とは、単位時間、例えば1時間あたりの風量を示す。
管理部112は、「LDK」の制御グループに含まれるレンジフードに対する制御アプリケーションをサーバ300からダウンロードして、当該制御アプリケーションを管理する。レンジフードに対する制御アプリケーションは、例えば、レンジフードの風量等を制御可能である。さらに、管理部112は、「No.4」の「空気清浄機」を「LDK」の制御グループに追加する場合、空気清浄機に対する制御アプリケーションをサーバ300からダウンロードする。つまり、管理部112は、制御グループ内に含まれる新たな機器20に対応した制御アプリケーションをサーバ300からダウンロードする。ここで、「LDK」の制御グループには、レンジフードと空気清浄機とが含まれる。レンジフードの風量と空気清浄機の風量とをまとめて制御可能な制御アプリケーションがサーバ300に記憶される場合、管理部112は、当該制御アプリケーションをダウンロードしてもよい。
制御部120は、管理部112において管理する制御アプリケーション、つまり管理部112がダウンロードした制御アプリケーションを実行することによって、複数の機器20のそれぞれに対する運転制御を実行する。例えば、制御部120は、「洋室」の制御グループに含まれるエアコンディショナに対する制御アプリケーションを実行することによって、温度の設定値を決定する。制御部120は、第1施設内ネットワーク40aを介して、エアコンディショナである機器20に温度の設定値を送信する。エアコンディショナである機器20は、受信した温度の設定値に近くなるように温度調節を実行する。また、制御部120は、「洋室」の制御グループに含まれる空気清浄機に対する制御アプリケーションを実行することによって、風量の設定値を決定する。制御部120は、第1施設内ネットワーク40aを介して、空気清浄機である機器20に風量の設定値を送信する。空気清浄機である機器20は、受信した風量の設定値に近くなるように風量調節を実行する。
管理部112は、「LDK」の制御グループに含まれるレンジフードに対する制御アプリケーションを実行することによって、風量の設定値を決定する。制御部120は、第1施設内ネットワーク40aを介して、レンジフードである機器20に温度の設定値を送信する。レンジフードである機器20は、受信した風量の設定値に近くなるように風量調節を実行する。
「LDK」の制御グループに新たに追加した「No.4」の「空気清浄機」に対する制御アプリケーションが、当該空気清浄機のみを制御対象とする場合、制御部120は、空気清浄機に対する前述の処理を実行して、新たな空気清浄機である第3機器20cに風量調節を実行させる。一方、「No.4」の「空気清浄機」に対する制御アプリケーションが、当該空気清浄機と、「LDK」の制御グループに含まれるレンジフードとを制御対象とする場合、管理部112は、制御アプリケーションを実行することによって、空気清浄機に対する風量の設定値と、レンジフードに対する風量の設定値とを決定する。例えば、所望の風量を半分にした値が、空気清浄機に対する風量の設定値と、レンジフードに対する風量の設定値とのそれぞれとして決定される。制御部120は、第1施設内ネットワーク40aを介して、新たな空気清浄機である第3機器20cに風量の設定値を送信するとともに、レンジフードである機器20に温度の設定値を送信する。空気清浄機とレンジフードはこれまで同様の処理を実行する。
これまでは、「No.4」の「空気清浄機」を「LDK」の制御グループに追加するための処理の一例を説明している。しかしながら、「No.4」の「空気清浄機」が「洋室」の制御グループに含まれている状態において、「No.4」の「空気清浄機」を「LDK」の制御グループに移動させてもよい。図6は、表示部116に表示されるさらに別の画面を示す。画面は図4と同様に示される。初期の状態において、第1表示領域150の第1区画152aに第4アイコン156dが配置される。そのため、管理部112は、「No.4」の「空気清浄機」を「洋室」の制御グループに含めている。
「洋室」の制御グループに含まれる「No.4」の「空気清浄機」を「LDK」の制御グループに含めるために、ユーザは、第1区画152aに配置される第4アイコン156dをタッチする。当該タッチにより、管理部112は、ユーザによる「No.4」の「空気清浄機」の選択を認識する。これに続いて、操作部118は、第1区画152aに配置された第4アイコン156dを、第2区画152bにドラッグ&ドロップする操作を受けつける。管理部112は、第2区画152bが「LDK」の制御グループに対応する領域であることを認識しているので、第4アイコン156dに対応した「No.4」の「空気清浄機」を「LDK」の制御グループに含める。つまり、操作部118は、第1表示領域150に表示されるいずれかの区画152に含まれる機器20のアイコン156を、別の区画152にドラッグ&ドロップする操作を受けつける。
管理部112は、図3(b)に示すように、「No.4」の「空気清浄機」に対する「制御グループ」に「LDK」を追加する。これに続いて、管理部112は、図5に示す画面を表示部116に表示する。図5は、表示部116に表示される別の画面を示す。「No.4」に示される情報において、「設置場所」が「LDK」と示される。図1に戻る。
第1制御装置100aにおける表示部116、操作部118は、端末装置200に含まれてもよい。端末装置200は、例えば、スマートフォン、タブレット端末装置等である。端末装置200は、第1施設内ネットワーク40aを介して第1制御装置100aに接続されてもよいし、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信システムによって第1制御装置100aに直接接続されてもよい。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成による制御システム1000の動作を説明する。図7は、制御装置100による制御手順を示すフローチャートである。検出部110が新たな機器20から機器情報を受信した場合(S10のY)、管理部112は新たな機器20を登録する(S12)。操作部118が新たな機器20に対する制御グループの選択の指示を受けつけた場合(S14のY)、管理部112は新たな機器20に対する制御グループを登録する(S16)。管理部112は、制御アプリケーションをダウンロードする(S18)。検出部110が新たな機器20から機器情報を受信しない場合(S10のN)、あるいは操作部118が新たな機器20に対する制御グループの選択の指示を受けつけない場合(S14のN)、処理は終了される。
本実施例によれば、1つ以上の機器20から制御グループを形成させるための指示を受けつけると、制御グループ内に含まれる1つ以上の機器20に対応した制御アプリケーションをダウンロードしてから実行するので、制御アプリケーションの設定を容易にできる。また、新たな機器20を制御グループに含めるための指示を受けつけると、制御グループ内に含まれる新たな機器20に対応した制御アプリケーションをダウンロードするので、制御アプリケーションの設定を容易にできる。また、第2表示領域160に表示された機器20のアイコン156を、第1表示領域150に表示されるいずれかの区画152にドラッグ&ドロップする操作を受けつけると、当該機器20を制御グループに含めるので、制御アプリケーションの設定を容易にできる。また、第1表示領域150に表示されるいずれかの区画152に含まれる機器20のアイコン156を、別の区画152にドラッグ&ドロップする操作を受けつけると、当該機器20を別の区画152に対応した制御グループに含めるので、制御アプリケーションの設定を容易にできる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の制御装置(100)は、複数の機器(20)のそれぞれを制御する制御装置(100)であって、複数の機器(20)のそれぞれに関する情報を表示する表示部(116)と、表示部(116)に表示した複数の機器(20)のそれぞれに関する情報のうちの少なくとも1つに対するユーザの指示を受けつける操作部(118)と、操作部(118)において受けつけた指示に応じて、複数の機器(20)のそれぞれに対する制御アプリケーションを管理する管理部(112)と、管理部(112)において管理する制御アプリケーションを実行することによって、複数の機器(20)のそれぞれに対する運転制御を実行する制御部(120)とを備える。表示部(116)は、複数の機器(20)のそれぞれに関する情報として、複数の機器(20)のそれぞれを示す画像または名称を表示し、操作部(118)は、複数の機器(20)のそれぞれを示す画像または名称に対するユーザの指示であって、かつ1つ以上の機器(20)から制御グループを形成させるための指示を受けつけ、管理部(112)は、制御グループ内に含まれる1つ以上の機器(20)に対応した制御アプリケーションをサーバ(300)からダウンロードし、制御部(120)は、管理部(112)がダウンロードした制御アプリケーションを実行する。
新たな機器(20)の接続を検出する検出部(110)をさらに備えてもよい。表示部(116)は、検出部(110)において検出した新たな機器(20)に関する情報を表示し、操作部(118)は、新たな機器(20)を制御グループに含めるための指示を受けつけ、管理部(112)は、制御グループ内に含まれる新たな機器(20)に対応した制御アプリケーションをサーバ(300)からダウンロードしてもよい。
表示部(116)は、複数の制御グループのそれぞれに対応した区画を表示する第1表示領域(150)と、複数の機器(20)のそれぞれを示す画像または名称を表示する第2表示領域(160)とを備えてもよい。第1表示領域(150)に表示される各区画には、当該区画に対応した制御グループに含まれる機器(20)の画像または名称が表示され、操作部(118)は、第2表示領域(160)に表示された機器(20)の画像または名称を、第1表示領域(150)に表示されるいずれかの区画にドラッグ&ドロップする操作を受けつける。
操作部(118)は、第1表示領域(150)に表示されるいずれかの区画に含まれる機器(20)の画像または名称を、別の区画にドラッグ&ドロップする操作を受けつける。
(実施例2)
次に実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、複数の機器のそれぞれの動作を制御する制御装置に関する。実施例1では、施設内に新たな機器を設置した場合に、ユーザのドラッグ&ドロップ操作により、制御装置は、新たな機器をいずれかの制御グループに含め、当該制御グループに含まれる各機器に対応した制御アプリケーションをサーバから自動的にダウンロードする。一方、実施例2に係る制御装置は、新たな機器をいずれかの制御グループに含めた場合に、新たな機器のみに対応する制御アプリケーション、制御グループの既存の機器と新たな機器とを連携する制御アプリケーションのいずれかをユーザに選択させる。制御装置は、ユーザに選択された制御アプリケーションをサーバからダウンロードする。実施例2に係る制御システム1000は図1と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
次に実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、複数の機器のそれぞれの動作を制御する制御装置に関する。実施例1では、施設内に新たな機器を設置した場合に、ユーザのドラッグ&ドロップ操作により、制御装置は、新たな機器をいずれかの制御グループに含め、当該制御グループに含まれる各機器に対応した制御アプリケーションをサーバから自動的にダウンロードする。一方、実施例2に係る制御装置は、新たな機器をいずれかの制御グループに含めた場合に、新たな機器のみに対応する制御アプリケーション、制御グループの既存の機器と新たな機器とを連携する制御アプリケーションのいずれかをユーザに選択させる。制御装置は、ユーザに選択された制御アプリケーションをサーバからダウンロードする。実施例2に係る制御システム1000は図1と同様のタイプである。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
実施例2では、実施例1と同様に、図1の第1施設内ネットワーク40aに新たな機器20、例えば、第3機器20cが接続される場合を想定する。第1制御装置100aの検出部110は、第3機器20cからの機器情報を受信することによって、新たな機器20の接続を検出する。管理部112は、受信した機器情報を記憶部114のデータベースに記憶させるとともに、図4のような画面を表示部116に表示させる。表示部116に表示された画面に対するユーザの操作を操作部118が受けつけることによって、管理部112は、実施例1と同様に、第4アイコン156dに対応した「No.4」の「空気清浄機」を「LDK」の制御グループに含める。これに応じて、管理部112は、記憶部114に記憶されたデータベースを更新する。
管理部112は、新たな機器20を含んだ制御グループに含まれた各機器20の機器情報を第1施設内ネットワーク40a、第1ルータ30a、ネットワーク50経由でサーバ300に送信する。新たな機器20を含んだ制御グループに含まれた各機器20の機器情報とは、例えば、「No.4」の「空気清浄機」が含まれた「LDK」の制御グループに含まれた空気清浄機の機器情報とレンジフードの機器情報である。
サーバ300は、第1制御装置100aからの機器情報を受信すると、機器情報に含まれた機器20に対応した制御アプリケーションを特定する。その際、1つの機器20だけに対応した制御アプリケーションが特定されてもよく、2つ以上の機器20の組合せに対応した制御アプリケーションが特定されてもよい。また、同一の機器20あるいは組合せに対して2つ以上の制御アプリケーションが特定されてもよい。2つ以上の制御アプリケーションは、例えば、同一の機器20に対して異なった機能を提供する。サーバ300は、特定した1以上の制御アプリケーションの情報を制御アプリケーション候補情報に含め、制御アプリケーション候補情報をネットワーク50、第1ルータ30a、第1施設内ネットワーク40a経由で第1制御装置100aに送信する。
第1制御装置100aの管理部112は、サーバ300からの制御アプリケーション候補情報を受信すると、制御アプリケーション候補情報の内容を表示部116に表示させる。これに応じて、表示部116は、複数の機器20のそれぞれに対する制御アプリケーションの情報、特に検出部110において検出した新たな機器20を含む制御アプリケーションの候補の情報を表示する。図8は、表示部116に表示される画面を示す。図5と同様に、表示部116の上段には第1表示領域150が配置され、表示部116の下段には第2表示領域160が配置される。第1表示領域150は、図5と同一であり、「洋室」の制御グループに対応する第1区画152aには第1アイコン156aと第3アイコン156cとが含まれる。「LDK」の制御グループに対応する第2区画152bには第4アイコン156dと第5アイコン156eが含まれ、第1施設10a全体の制御グループに対応する全区画154には第2アイコン156bが含まれる。つまり、第1表示領域150は、複数の機器20のうちの少なくとも1つと新たな機器20との組合せを表示する。
ここでは、新たな機器20に対応する第4アイコン156dが含まれる「LDK」の制御グループに着目する。ユーザによる第2区画152bの選択の指示を操作部118が受けつけると、管理部112は、「LDK」の制御グループの選択を認識する。管理部112は、制御アプリケーション候補情報のうち、「LDK」の制御グループに含まれた機器20において実行可能な制御アプリケーションの候補の情報を第2表示領域160に表示させる。
第2表示領域160は、複数の制御アプリケーションの候補の情報を表示する。例えば、「No.1」は、空気清浄機に対する制御アプリケーションの情報である。また、「No.2」は、空気清浄機とレンジフードとの組合せに対する制御アプリケーションの情報であり、「No.3」は、空気清浄機とレンジフードとの組合せに対する制御アプリケーションの情報である。例えば、「No.2」の制御アプリケーションは、レンジフード起動時における空気清浄機とレンジフードの連動制御を実行し、「No.3」の制御アプリケーションは、レンジフード停止時における空気清浄機とレンジフードの連動制御を実行する。このように、第2表示領域160には、第1表示領域150に表示された組合せにおいて実行可能な制御アプリケーションの候補が表示される。
ユーザは、第2表示領域160に表示された複数の制御アプリケーションの候補の情報から少なくとも1つをタッチすることによって、操作部118は、制御アプリケーションの候補の情報から少なくとも1つを選択する指示を受けつける。管理部112は、操作部118が指示を受けつけた場合に、選択された制御アプリケーションをサーバ300からダウンロードする。制御部120は、これまでと同様に、管理部112がダウンロードした制御アプリケーションを実行することによって、複数の機器20のそれぞれに対する運転制御を実行する。
以上の構成による制御システム1000の動作を説明する。図9は、制御システム1000による制御手順を示すシーケンス図である。機器20は施設内ネットワーク40に接続される(S100)。機器20は機器情報を制御装置100に送信する(S102)。制御装置100は機器情報をサーバ300に送信する(S104)。サーバ300は制御アプリケーション候補情報を制御装置100に送信する(S106)。制御装置100において制御アプリケーションが選択される(S108)。制御装置100は、制御アプリケーションのダウンロードを要求するための制御アプリケーション要求信号をサーバ300に送信する(S110)。サーバ300は制御アプリケーションを制御装置100に送信する(S112)。制御装置100は制御アプリケーションをインストールする(S114)。
本実施例によれば、新たな機器20を含む制御アプリケーションの候補の情報を表示し、制御アプリケーションの候補の情報から少なくとも1つを選択する指示を受けつけた場合に、選択された制御アプリケーションをダウンロードしてから実行するので、制御アプリケーションの設定を容易にできる。また、第1表示領域150は、複数の機器20のうちの少なくとも1つと新たな機器20との組合せを表示し、第2表示領域160は、第1表示領域150に表示された組合せにおいて実行可能な制御アプリケーションの候補の情報を表示するので、ユーザの操作性を向上できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の制御装置(100)は、複数の機器(20)のそれぞれを制御する制御装置(100)であって、複数の機器(20)のそれぞれに対する制御アプリケーションの情報を表示する表示部(116)と、表示部(116)に表示された制御アプリケーションを管理する管理部(112)と、管理部(112)において管理する制御アプリケーションを実行することによって、複数の機器(20)のそれぞれに対する運転制御を実行する制御部(120)と、新たな機器(20)の接続を検出する検出部(110)とを備える。表示部(116)は、検出部(110)において検出した新たな機器(20)を含む制御アプリケーションの候補の情報を表示し、管理部(112)は、制御アプリケーションの候補の情報から少なくとも1つを選択する指示を受けつけた場合に、選択された制御アプリケーションをサーバ(300)からダウンロードし、制御部(120)は、管理部(112)がダウンロードした制御アプリケーションを実行する。
表示部(116)は、第1表示領域(150)と、第2表示領域(160)とを備えてもよい。第1表示領域(150)は、複数の機器(20)のうちの少なくとも1つと新たな機器(20)との組合せを表示し、第2表示領域(160)は、第1表示領域(150)に表示された組合せにおいて実行可能な制御アプリケーションの候補の情報を表示してもよい。
(実施例3)
次に実施例3を説明する。実施例3は、実施例2と同様に、複数の機器のそれぞれの動作を制御する制御装置に関する。制御装置は、制御グループに含まれる各機器に対応した制御アプリケーションを実行することによって、各機器の運転制御を実行している。このような状況において、機器で実行可能な新たな制御アプリケーションがサーバにアップロードされた場合に、制御装置において新たな制御アプリケーションが容易に実行可能なることが望まれる。実施例3に係る制御システム1000は図1と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
次に実施例3を説明する。実施例3は、実施例2と同様に、複数の機器のそれぞれの動作を制御する制御装置に関する。制御装置は、制御グループに含まれる各機器に対応した制御アプリケーションを実行することによって、各機器の運転制御を実行している。このような状況において、機器で実行可能な新たな制御アプリケーションがサーバにアップロードされた場合に、制御装置において新たな制御アプリケーションが容易に実行可能なることが望まれる。実施例3に係る制御システム1000は図1と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
新たな制御アプリケーションがサーバ300にアップロードされると、サーバ300は、新たな制御アプリケーションを登録する。サーバ300は、新たな制御アプリケーションに関する情報(以下、「制御アプリケーション情報」という)を各制御装置100に送信する。制御アプリケーション情報には、新たな制御アプリケーションの名称、新たな制御アプリケーションを実行可能な機器20の情報、新たな制御アプリケーションの説明が含まれる。
第1制御装置100aの管理部112は、ネットワーク50、第1ルータ30a、第1施設内ネットワーク40aを介してサーバ300からの制御アプリケーション情報を受信する。管理部112は、制御アプリケーション情報に含まれた新たな制御アプリケーションを実行可能な機器20の情報をもとに、管理部112によって制御される複数の機器20の中に、新たな制御アプリケーションを実行可能な機器20が存在するか否かを判定する。存在しない場合、管理部112は、制御アプリケーション情報を破棄する。存在する場合、管理部112は、制御アプリケーション情報を取得する。これは、複数の機器20のうちの少なくとも1つに対する新たな制御アプリケーションの候補の情報をサーバ300から検出することに相当する。管理部112は、新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示部116に表示させる。
表示部116は、複数の機器20のそれぞれに対する制御アプリケーションの情報、特に新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示する。図10は、表示部116に表示される画面を示す。図8と同様に、表示部116の上段には第1表示領域150が配置され、表示部116の下段には第2表示領域160が配置される。第1表示領域150は図8と同一であり、第2表示領域160のうちの「No.1」から「No.3」の制御アプリケーションの情報は図8と同一である。「No.4」は、新たな制御アプリケーションの候補の情報であり、空気清浄機とレンジフードとの組合せに対する制御アプリケーションの情報である。このように、表示部116は、管理部112が検出した新たな制御アプリケーションの候補の情報、特に第1表示領域150に表示された組合せにおいて実行可能な新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示する。
ユーザは、第2表示領域160に表示された「No.4」の制御アプリケーションの候補の情報をタッチすることによって、操作部118は、新たな制御アプリケーションの候補を導入する指示を受けつける。管理部112は、操作部118が指示を受けつけた場合に、新たな制御アプリケーションをサーバ300からダウンロードする。制御部120は、これまでと同様に、管理部112がダウンロードした新たな制御アプリケーションを実行することによって、空気清浄機とレンジフードとの組合せに対する運転制御を実行する。
以上の構成による制御システム1000の動作を説明する。図11は、制御システム1000による制御手順を示すシーケンス図である。サーバ300は新たなアプリケーションを登録する(S200)。サーバ300は制御アプリケーション情報を制御装置100に送信する(S202)。制御装置100において新たな制御アプリケーションが選択される(S204)。制御装置100は、新たな制御アプリケーションのダウンロードを要求するための選択情報をサーバ300に送信する(S206)。サーバ300は新たな制御アプリケーションを制御装置100に送信する(S208)。制御装置100は新たな制御アプリケーションをインストールする(S210)。
本実施例によれば、新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示し、新たな制御アプリケーションの候補を導入する指示を受けつけた場合に、新たな制御アプリケーションをダウンロードしてから実行するので、制御アプリケーションの設定を容易にできる。また、第1表示領域150は、複数の機器20のうちの2つ以上の組合せを表示し、第2表示領域160は、第1表示領域150に表示された組合せにおいて実行可能な新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示するので、ユーザの操作性を向上できる。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の制御装置(100)は、複数の機器(20)のそれぞれを制御する制御装置(100)であって、複数の機器(20)のそれぞれに対する制御アプリケーションの情報を表示する表示部(116)と、表示部(116)に表示された制御アプリケーションを管理する管理部(112)と、管理部(112)において管理する制御アプリケーションを実行することによって、複数の機器(20)のそれぞれに対する運転制御を実行する制御部(120)と備える。管理部(112)は、複数の機器(20)のうちの少なくとも1つに対する新たな制御アプリケーションの候補の情報をサーバ(300)から検出し、表示部(116)は、管理部(112)が検出した新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示し、管理部(112)は、新たな制御アプリケーションの候補を導入する指示を受けつけた場合に、新たな制御アプリケーションをサーバ(300)からダウンロードし、制御部(120)は、管理部(112)がダウンロードした新たな制御アプリケーションを実行する。
表示部(116)は、第1表示領域(150)と、第2表示領域(160)とを備えてもよい。第1表示領域(150)は、複数の機器(20)のうちの2つ以上の組合せを表示し、第2表示領域(160)は、第1表示領域(150)に表示された組合せにおいて実行可能な新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示してもよい。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
10 施設、 20 機器、 30 ルータ、 40 施設内ネットワーク、 50 ネットワーク、 100 制御装置、 102 筐体、 104 前面、 110 検出部、 112 管理部、 114 記憶部、 116 表示部、 118 操作部、 120 制御部、 200 端末装置、 300 サーバ、 1000 制御システム。
Claims (2)
- 複数の機器のそれぞれを制御する制御装置であって、
前記複数の機器のそれぞれに対する制御アプリケーションの情報を表示する表示部と、
前記表示部に表示された前記制御アプリケーションを管理する管理部と、
前記管理部において管理する前記制御アプリケーションを実行することによって、前記複数の機器のそれぞれに対する運転制御を実行する制御部と備え、
前記管理部は、前記複数の機器のうちの少なくとも1つに対する新たな制御アプリケーションの候補の情報をサーバから検出し、
前記表示部は、前記管理部が検出した前記新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示し、
前記管理部は、前記新たな制御アプリケーションの候補を導入する指示を受けつけた場合に、前記新たな制御アプリケーションを前記サーバからダウンロードし、
前記制御部は、前記管理部がダウンロードした前記新たな制御アプリケーションを実行する制御装置。 - 前記表示部は、第1表示領域と、第2表示領域とを備え、
前記第1表示領域は、前記複数の機器のうちの2つ以上の組合せを表示し、
前記第2表示領域は、前記第1表示領域に表示された前記組合せにおいて実行可能な前記新たな制御アプリケーションの候補の情報を表示する請求項1に記載の制御装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021044232A JP2022143618A (ja) | 2021-03-18 | 2021-03-18 | 制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021044232A JP2022143618A (ja) | 2021-03-18 | 2021-03-18 | 制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2022143618A true JP2022143618A (ja) | 2022-10-03 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021044232A Pending JP2022143618A (ja) | 2021-03-18 | 2021-03-18 | 制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022143618A (ja) |
-
2021
- 2021-03-18 JP JP2021044232A patent/JP2022143618A/ja active Pending
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A621 | Written request for application examination |
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