JP2015225846A - 蓄電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】リチウムイオン二次電池に加わる応力に応じた内部抵抗の変動を考慮してバッテリの入力電流値の閾値を可変に制御する。
【解決手段】本発明の蓄電システムは、複数のリチウムイオン二次電池を所定の方向に積層し、所定の方向において複数のリチウムイオン二次電池を挟み込んで構成されたバッテリと、バッテリの負極電位が、所定の基準電位まで低下しないようにバッテリへの入力電流値を制限し、バッテリの入力を制御するコントローラと、を有する。コントローラは、リチウムイオン二次電池を構成する蓄電要素の電極に加わる所定の方向からの圧力に応じて変動する蓄電要素の内部抵抗を算出するとともに、算出された内部抵抗を用いて負極電位が基準電位を下回らない析出限界電流値を算出し、バッテリへの入力電流値が析出限界電流値よりも小さくなるように、バッテリの入力を制御する。
【選択図】図3
【解決手段】本発明の蓄電システムは、複数のリチウムイオン二次電池を所定の方向に積層し、所定の方向において複数のリチウムイオン二次電池を挟み込んで構成されたバッテリと、バッテリの負極電位が、所定の基準電位まで低下しないようにバッテリへの入力電流値を制限し、バッテリの入力を制御するコントローラと、を有する。コントローラは、リチウムイオン二次電池を構成する蓄電要素の電極に加わる所定の方向からの圧力に応じて変動する蓄電要素の内部抵抗を算出するとともに、算出された内部抵抗を用いて負極電位が基準電位を下回らない析出限界電流値を算出し、バッテリへの入力電流値が析出限界電流値よりも小さくなるように、バッテリの入力を制御する。
【選択図】図3
Description
本発明は、リチウムイオン二次電池から構成されるバッテリの入出力制御に関する。
バッテリを構成するリチウムイオン二次電池を充電すると、リチウムイオン二次電池の電圧値が上昇する。このとき、リチウムイオン二次電池の充電が進むと、正極電位が上昇するとともに、負極電位が低下するが、負極電位が基準電位(例えば、0[V])よりも低下すると(特許文献1の図2)、負極の表面にリチウム金属が析出してしまう。
リチウム金属の析出は、電池性能の低下を招く恐れがあるため、リチウム金属の析出を抑制するために、特許文献1では、許容入力電流値を設定し、単電池(バッテリ)の入力電流値が許容入力電流値を超えないようにバッテリの入力を低く制限する制御が行われている(特許文献1の図6等)。
しかしながら、電池抵抗は、発電要素を構成する電極(正電極体、負電極体)に加わる応力によって変動するため、リチウム金属の析出が発生する閾値も変動する。この点、特許文献1では、発電要素の電極に加わる圧力が考慮されていないため、電池温度やSOCに基づいて許容入力電流値の閾値を設定しているものの、例えば、内部抵抗が低く変動して許容される入力電流値に余裕がある場合でも、入力電流値の制限を緩和することができず、電池性能を最大限に引き出すことができない。したがって、燃費の向上(燃費悪化の抑制)を図ることが難しい。
そこで、本発明は、バッテリを構成するリチウムイオン二次電池に加わる応力に応じた内部抵抗の変動を考慮してバッテリの入力電流値の閾値を可変に制御し、入力制御を行う蓄電システムを提供することにある。
本発明の蓄電システムは、複数のリチウムイオン二次電池を所定の方向に積層し、所定の方向において複数のリチウムイオン二次電池を挟み込んで構成されたバッテリと、バッテリの負極電位が、所定の基準電位まで低下しないようにバッテリへの入力電流値を制限し、バッテリの入力を制御するコントローラと、を有する。コントローラは、リチウムイオン二次電池を構成する蓄電要素の電極に加わる所定の方向からの圧力に応じて変動する蓄電要素の内部抵抗を算出するとともに、算出された内部抵抗を用いて負極電位が基準電位を下回らない析出限界電流値を算出し、バッテリへの入力電流値が析出限界電流値よりも小さくなるように、バッテリの入力を制御する。
本発明によれば、リチウムイオン二次電池の蓄電要素を構成する電極にかかる応力(圧力)に応じて変動する内部抵抗を算出し、算出された内部抵抗に応じてリチウム金属が析出しない限界の電流値である析出限界電流値を算出する。このため、内部抵抗の変動に伴って析出限界電流値を調整し、入力制限を可変に制御することができる。したがって、内部抵抗の変動による閾値の変化に応じて入力制限を緩和することができるので、電池性能を最大限に引き出すことができ、燃費の向上(燃費悪化の抑制)を図ることができる。
以下、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
図1は、本実施例の電池システムの構成を示す図である。図1に示す電池システムは、例えば、車両に搭載することができる。車両としては、例えば、HV(Hybrid Vehicle)、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、EV(Electric Vehicle)がある。
図1は、本実施例の電池システムの構成を示す図である。図1に示す電池システムは、例えば、車両に搭載することができる。車両としては、例えば、HV(Hybrid Vehicle)、PHV(Plug-in Hybrid Vehicle)、EV(Electric Vehicle)がある。
バッテリ1は、直列に接続された複数の単電池2を有する組電池である。単電池2としては、リチウムイオン二次電池などの非水二次電池を用いることができる。単電池2の数は、バッテリ1の要求出力などに基づいて、適宜設定することができる。本実施例のバッテリ1では、すべての単電池2が直列に接続されているが、バッテリ1には、並列に接続された複数の単電池2が含まれていてもよい。
監視ユニット20は、バッテリ1の端子間電圧を検出したり、各単電池2の電圧を検出したりし、検出結果をコントローラ30に出力する。電流センサ21は、バッテリ1に流れる電流を検出し、検出結果をコントローラ30に出力する。温度センサ22は、バッテリ1(単電池2)の電池温度を検出し、検出結果をコントローラ30に出力する。
バッテリ1は、正極ラインPL及び負極ラインNLを介してインバータ23に接続されている。正極ラインPL及び負極ラインNLには、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gがそれぞれ設けられている。システムメインリレーSMR−B,SMR−Gは、コントローラ30からの制御信号を受けることにより、オンおよびオフの間で切り替わる。
インバータ23は、バッテリ1から出力された直流電力を交流電力に変換し、交流電力をモータ・ジェネレータ24に出力する。モータ・ジェネレータ24としては、例えば、三相交流モータを用いることができる。モータ・ジェネレータ24は、インバータ23から出力された交流電力を受けて、車両を走行させるための運動エネルギを生成する。モータ・ジェネレータ24によって生成された運動エネルギを、車輪に伝達することにより、車両を走行させることができる。
車両を減速させたり、停止させたりするとき、モータ・ジェネレータ24は、車両の制動時に発生する運動エネルギを電気エネルギ(交流電力)に変換する。インバータ23は、モータ・ジェネレータ24が生成した交流電力を直流電力に変換し、直流電力をバッテリ1に出力する。これにより、バッテリ1は、回生電力を蓄えることができる。
なお、バッテリ1とインバータ23とは、昇圧回路を介して接続するようにしてもよい、昇圧回路を用いることにより、バッテリ1の出力電圧を昇圧することができる。また、昇圧回路は、インバータ23からバッテリ1への出力電圧を降圧することができる。
コントローラ30は、メモリ31を有しており、メモリ31は、コントローラ30が所定の処理(例えば、本実施例で説明する処理)を行うための各種の情報を記憶している。本実施例では、メモリ31が、コントローラ30に内蔵されているが、メモリ31を、コントローラ30の外部に設けることもできる。
コントローラ30は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオフからオンに切り替えることにより、バッテリ1およびインバータ23の接続を行い、図1に示す電池システムが、起動状態(Ready−On)となる。コントローラ30には、車両のイグニッションスイッチのオン/オフ(IG−ON/IG−OFF)に関する情報が入力され、コントローラ30は、イグニッションスイッチがオフからオンに切り替わることに応じて、電池システムを起動する。
一方、イグニッションスイッチがオンからオフに切り替わったとき、コントローラ30は、システムメインリレーSMR−B,SMR−Gをオンからオフに切り替える。これにより、バッテリ1およびインバータ23の接続が遮断され、電池システムは、停止状態(Ready−Off)となる。
図2は、単電池2及び複数の単電池2が積層されて構成されるバッテリ1の構成を示す図である。図2(a)に示すように、単電池2は、発電要素(蓄電要素に相当する)3を含んで構成されている。発電要素3は、例えば、正電極体、負電極体、正電極体及び負電極体の間に配置されるセパレータ(電解液を含む)を積層して構成することができる。
発電要素3は、外装部材4(発電要素3を収納する外装缶等のケース部材)によって覆われて密閉されている。外装部材4の上部には、発電要素3の正電極体が接続される正極端子5及び負電極体と接続する負極端子6が設けられている。
単電池2の正電極体(正極)は、イオン(例えば、リチウムイオン)を吸蔵および放出できる材料で形成される。正電極体の材料としては、例えば、コバルト酸リチウムやマンガン酸リチウムを用いることができる。単電池2の負電極体(負極)は、イオン(例えば、リチウムイオン)を吸蔵および放出できる材料で形成される。負電極体の材料としては、例えば、カーボンを用いることができる。単電池2を充電するとき、正電極体は、イオンを電解液中に放出し、負電極体は、電解液中のイオンを吸蔵する。また、単電池2を放電するとき、正電極体は、電解液中のイオンを吸蔵し、負電極体は、イオンを電解液中に放出する。電解液の溶質として使用するリチウム塩としては、公知の材料を適用することができる。
そして、図2(b)に示すように、バッテリ1は、複数の単電池2をY方向に並べて積層して構成することができる。このとき、積層方向に所定の拘束力で両側から複数の単電池2を拘束することができる。バッテリ1の両端部に一対のエンドプレートPを設け、エンドプレートP間を拘束部材Rで接続することで、複数の単電池2を積層方向において挟み込むように拘束することができる。なお、隣り合う単電池2間には、仕切り部材Sを設けることができ、仕切り部材Sは、単電池2間の絶縁や単電池2間に冷却風の流路を形成のために用いられる。
各単電池2は、積層方向に直交するX方向を長手方向とした矩形状に形成することができ、X−Z平面において隣り合う単電池2と隣接している。単電池2は、X−Z平面に対応する側面4aが、X−Z平面に直交する積層方向から拘束力に応じた圧力で押圧されている。
ここで、特許文献1のように、リチウム金属の析出が発生する入力電流値の閾値を設定し、バッテリ1の負極電位が所定の基準電位まで低下しないようにバッテリ1への入力電流値を制限する。単電池2(バッテリ1)の入力電流値が閾値を超えないようにバッテリ1の入力を低く制限することで、リチウム金属の析出を抑制することができる。
しかしながら、単電池2の内部抵抗は、発電要素3の電極にかかる応力(面圧)によって変動するため、リチウム金属の析出が発生する閾値(析出限界電流値)も発電要素3の電極にかかる面圧に応じて変動する。この点、特許文献1では、電池温度やSOCに基づいて許容される入力電流値の閾値を設定しているものの、発電要素3の電極に加わる圧力が考慮されていないため、単電池2の内部抵抗の変動による閾値の変動に応じて入力電流値の制限を緩和することができず、電池性能を最大限に引き出すことができない。したがって、燃費の向上(燃費悪化の抑制)を図ることができなかった。
そこで、本実施例では、発電要素3を構成する電極にかかる応力(圧力)を推定又は測定し、推定された電極にかかる応力に基づいて単電池2の内部抵抗を算出する。そして、算出された内部抵抗からリチウム金属が析出しない限界の電流値(析出限界電流値)を推定する。応力によって変動する内部抵抗に基づいて析出限界電流値を調整し、許容される入力電流値(入力制限)を可変に制御することで、その時点の最大限の入力電流値を確保し得るようにする。
図3は、本実施例のバッテリ1の析出限界電流値の算出処理及び析出限界電流値を用いた入力制限処理を示すフローチャートである。これらの処理はコントローラ30によって遂行され、電池システム起動後、所定のタイミングで繰り返し行われる。
図3に示すように、コントローラ30は、電池システム起動後の充放電制御において、まず、電流値、電池温度、電圧値を各センサから取得する(S101)。また、コントローラ30は、バッテリ1(単電池2)のSOCを推定する(S102)。SOC(state of Charge)は、バッテリ1の充電容量であり、公知の手法を用いて推定することができる。例えば、バッテリ1(単電池2)を充放電したときの電流値を積算することにより、バッテリ1(単電池2)のSOCを推定することができる。
次に、コントローラ30は、バッテリ1の電池温度又は/及びSOCに基づいて、単電池2にかかる応力を推定する(S103)。例えば、発電要素3は、充放電に伴って活物質が膨張(充電)・収縮(放電)する。また、温度が上昇すると発電要素3の電極(電解液)が膨張する。このため、各単電池2には、X−Z平面(側面4a)に一定の拘束力が加わっている状態で、電池温度やSOCに応じた膨張・収縮による応力がかかり、かつ変動する。
このような単電池2の側面4aに加わる応力は、例えば、電池温度やSOC毎に変動する発電要素3の電極(電解液)の体積を計算し、拘束部材Rや発電要素3を収容する外装部材4(ケース部材)のX−Z平面における所定のバネ定数に基づいて、電池温度又は/及びSOCに応じて変化する発電要素3の電極にかかる圧力を算出(推定)することができる。このとき、積層方向に加わる一定の拘束力を考慮して電極にかかる圧力を推定することができる。
また、圧力センサを用いて直接測定して、発電要素3の電極にかかる圧力を求めるように構成することもできる。例えば、圧力センサを側面4aに物理的に張り付けて、単電池2のX−Z平面にかかる応力を直接測定する。
なお、X−Z平面において発電要素3に加わる応力は、必ずしも一定でないため、例えば、後述するように、X−Z平面をX方向に複数の部位に分けてそれぞれの部位での応力を推定または測定することができる。この場合、例えば、外装部材4(ケース部材)のX−Z平面のX方向における各部位のバネ定数を求めておき、各部位毎に発電要素3に加わる応力を推定するように構成することができる。また、圧力センサで直接測定する場合は、複数の部位毎に各圧力センサを設けることで、X−Z平面における応力を複数の各部位で測定することができる。
コントローラ30は、単電池2にかかる応力を推定または測定した後、単電池2の内部状態を推定し、単電池2の内部抵抗を推定する(S104)。例えば、電池温度やSOC毎に発電要素3にかかる応力を変えて内部抵抗を測定し、図4に示すように、発電要素3にかかる応力と内部抵抗との関係を予めマップ化しておく。コントローラ30は、マップを用い、推定又は測定された単電池2にかかる応力に基づいて、単電池2の内部抵抗を算出することができる。
その他に、発電要素3にかかる応力と発電要素3(電極)のバネ定数から、発電要素3の潰れ具合(電極の厚み、活物質の空隙率)を計算し、電極の潰れ具合から内部抵抗を推定することができる。発電要素3にかかる応力に対する電極の潰れ具合と、潰れ具合と内部抵抗との関係を予め規定しておくことで、コントローラ30は、単電池2の内部抵抗を算出することができる。
なお、発電要素3の内部抵抗を算出するにあたり、正極抵抗、電解液抵抗、負極抵抗毎に分離し、発電要素3にかかる応力に対して正極抵抗、電解液抵抗、負極抵抗が算出できるように発電要素3にかかる応力と内部抵抗との関係を規定することができる。リチウム金属の析出は、負極電位が特に重要であるためである。負極電位の変動要因である負極抵抗を算出できるように、単電池2(発電要素3)にかかる応力と正極抵抗、電解液抵抗、負極抵抗それぞれの関係を個別に実験等によって求めておくことができる。
コントローラ30は、算出された単電池2の内部抵抗に基づいて、単電池2の負極電位が析出電位を下回らない析出限界電流値Ilimを算出する(S105)。図5は、析出限界電流値Ilimの詳細な算出処理例を示すフローチャートであり、図3のステップS105に対応している。なお、本実施例では、充電電流を正の値、放電電流を負の値として析出限界電流値を算出している。
図5に示すように、コントローラ30は、単電池2に流す電流として仮想電流値I_iを用いて析出限界電流値Ilimを算出する。このため、コントローラ30は、析出限界電流値Ilimを算出するにあたり、仮想電流値I_iを初期化する(S1051)。
次に、コントローラ30は、仮想電流値I_iとステップS104で算出された内部抵抗とを入力値として、負極電位Vnを算出する(S1052)。そして、負極電位Vnが予め設定された析出電位V0を下回らない上限の電流値を算出する。具体的には、ステップS1052において算出された負極電位Vnが析出電位V0よりも大きい場合(S1053のNO)、仮想電流値I_iを所定値ΔIだけインクリメントし(S1054)、ステップS1052において再度負極電位Vnを算出する。仮想電流値I_iを徐々に増加させてステップS1052からS1054を繰り返し行い、負極電位Vnが析出電位V0よりも小さくなる上限の仮想電流値I_iを算出する。
コントローラ30は、ステップS1053において負極電位Vnが析出電位V0を下回ったときの仮想電流値I_iから、ステップS1054において増加させる所定値ΔIを差し引くことで、負極電位Vnが析出電位V0(例えば、0[V])を下回らない限界の電流値として、析出限界電流値Ilimを算出する(S1055)。つまり、負極電位Vnが析出電位V0を下回ったときから1つの前のループにおいて、析出電位V0を下回っていないと判別された仮想電流値I_iを、析出限界電流値Ilimとして算出する。
図3に戻り、ステップS105において析出限界電流値Ilimが算出されると、コントローラ30は、析出限界電流値Ilimを用いたバッテリ1(単電池2)の入力制御を行う。コントローラ30は、車両要求に基づく入力電流値が、析出限界電流値Ilimよりも小さいか否かを判別する(S106)。
コントローラ30は、車両要求に基づく入力電流値が、析出限界電流値Ilimよりも小さいとき、バッテリ1に対する入力(充電)を制限せずに、車両要求に基づく入力電流値を受け入れるように、バッテリ1の入力制御を行う(S107)。一方、車両要求に基づく入力電流値が、析出限界電流値Ilimよりも大きいとき、コントローラ30は、バッテリ1に対する入力(充電)を制限し、車両要求に基づく入力電流値のうち、析出限界電流値Ilimまでの入力電流値が受け入れるように(入力電流値が析出限界電流値Ilimよりも小さくなるように)、バッテリ1に入力される電流値を制限した入力制御を行う(S108)。
ここで、図5のステップS1052で示した単電池2の負極電位の算出方法について詳細に説明する。図6は、単電池2の内部抵抗の等価回路及び負極電位の算出方法を説明するための図である。
図6に示すように、X−Z平面において部位1〜Nは、X方向の異なる位置を示しており、各部位毎に応力(面圧)がかかっている。単電池2の内部抵抗は、各部位毎に算出することができる。つまり、X−Z平面において発電要素3にかかる応力は、X方向に分布を有しており、各部位毎に発電要素3にかかる応力に応じて変動する内部抵抗を算出することができる。
図6の例では、各部位(N)において正極抵抗をR(p,N)、電解液抵抗をR(l,N)、負極抵抗をR(n,N)が規定されており、各部位において正極抵抗R(p,N)、電解液抵抗R(l,N)及び負極抵抗R(n,N)が直列に接続されている等価回路である。そして、図6に示す各式(1)〜(4)に基づいて、単電池2におけるX−Z平面における各部位の負極電位V(n,m)を算出する。
まず、上述したように、部位mの内部抵抗を算出する。このとき、ステップS103で算出される部位mにかかる応力を用いて、単電池2(発電要素3)にかかる応力と正極抵抗、電解液抵抗、負極抵抗それぞれの関係が規定されたマップから、正極抵抗R(p,m)、電解液抵抗R(l,m)及び負極抵抗R(n,m)をそれぞれ算出する。
次に、正極抵抗R(p,m)、電解液抵抗R(l,m)及び負極抵抗R(n,m)から、式(1)で示すように総抵抗Rmを算出する。総抵抗Rmが算出されると、その部位mに流れる電流値を式(2)のように算出することができるので、式(3)に示すようにV=IRの関係から、該当する部位mに流れる電流値I(m)と負極抵抗R(n,m)を用いて負極電位変動値ΔV(n,m)を求めることができる。負極電位変動値ΔV(n,m)を算出した後、式(4)に示すように、基準電位(Vn0,m)から負極電位変動値ΔV(n,m)を差し引くことで、部位mにおける負極電位V(n,m)を算出することができる。
図5で示したステップS1052は、図7に示すように、各部位において算出された総抵抗Rmを用いて、仮想電流値I_iを流したときに該当する部位に流れる電流値I(m)を算出し(S1052a)、算出された電流値I(m)と負極抵抗R(n,m)とから負極電位変動値ΔV(n,m)を求める(S1052b)。そして、コントローラ30は、基準電位(Vn0,m)から負極電位変動値ΔV(n,m)を差し引いて該当する部位における負極電位V(n,m)を算出する(S1052c)。基準電位(Vn0,m)は、単電池2のOCV(開放電圧)に対応した負極OCPである。
なお、本実施例では、単電池2のX−Z平面においてX方向に複数の部位を細分化し、各部位毎に負極電位V(n,m)を算出しているので、例えば、図5に示した析出限界電流値の算出処理において、複数の各部位毎に析出限界電流値の算出処理を並行して行いつつ、いずれか1つの部位の負極電位V(n,m)が析出電位V0を下回る際の析出限界電流値Ilimを算出し、ステップS106以降の析出限界電流値Ilimを用いたバッテリ1の入力制御を行うことができる。
図8は、本実施例の負極電位の算出方法の変形例を示す図である。図5の例では、単電池2(発電要素3)の内部抵抗を、正極抵抗R(p,m)、電解液抵抗R(l,m)及び負極抵抗R(n,m)のそれぞれに分離して算出したが、図8の例では、単電池2(発電要素3)のX−Z平面における各部位の内部抵抗算出処理を簡素化し、該当する部位における負極電位変動値ΔV(n,m)を求める。
より具体的には、図8の変形例では、各部位においてこれら正極抵抗R(p,m)、電解液抵抗R(l,m)及び負極抵抗R(n,m)を分離せずに1つの内部抵抗(Rm)として、単電池2にかかる応力との関係を規定し、図5のステップS103で推定又は測定された応力に基づいて、各部位の総抵抗Rmを直接算出する。
そして、図8に示すように、各部位において算出された総抵抗Rmを用いて、仮想電流値I_iを流したときに該当する部位に流れる電流値I(m)を算出し(S1052a)、図8の式(5)のように、算出された電流値I(m)と総抵抗R(m)とから単電池2(発電要素3)の該当部位における発電要素3全体の電池電位変動ΔV(m)を算出する(S1152b)。
そして、各部位の負極電位変動値ΔV(n,m)は、図8の式(6)のように、該当部位における電池電位変動ΔV(m)とパラメータα(該当部位の内部抵抗に占める負極抵抗の割合)を用いて、負極電位変動値ΔV(n,m)を求める(S1152c)。コントローラ30は、基準電位(Vn0,m)から負極電位変動値ΔV(n,m)を差し引いて該当する部位における負極電位V(n,m)を算出する(S1052c)。なお、パラメータαは、固定値としたり、各部位に応じて異なる値を適用したりすることができる。また、パラメータαは、実験等によって予め求めておくことができる。
なお、図6の例では、X−Z平面において発電要素3にかかる応力が、X方向に分布を有していたが、これに限るものではない。例えば、X−Z平面において発電要素3にかかる応力が分布を有さず、X−Z平面全体において一定の応力がかかるものとすることができる。
例えば、図3のステップS103において、推定された各部位にかかる応力を平均化したり、最小値のみを抽出したりするなどして、X−Z平面全体において均一な単一の応力がかかるものとして、内部抵抗を算出することができる。
この場合、発電要素3の複数の部位で内部抵抗をそれぞれ算出する必要がなく、単電池2(発電要素3)の全体として、正極抵抗R(p)、電解液抵抗R(l)及び負極抵抗R(n)をそれぞれ算出するように構成することができる。このため、総抵抗R(=R(p)+R(l)+R(n))の算出処理及び図7のステップS1052aを省略し、仮想電流値I_iと負極抵抗R(n)とから負極電位変動値ΔV(n)を求め(S1052b)、基準電位(Vn0)から負極電位変動値ΔV(n)を差し引いて負極電位V(n)を算出する(S1052c)ことができる。
このように本実施例では、発電要素3の電極に加わる応力(圧力)に応じて変動する発電要素3の内部抵抗を算出するとともに、算出された内部抵抗を用いて負極電位が基準電位を下回らない析出限界電流値Ilimを算出し、バッテリ1への入力電流値が析出限界電流値Ilimよりも小さくなるように、バッテリ1の入力を制御するので、内部抵抗の変化に応じてリチウム金属が析出しない限界の電流値である析出限界電流値が調整され、許容される入力電流値(入力制限)が可変に制御される。したがって、単電池2の内部抵抗の変動による閾値の変動に応じて入力電流値の制限を緩和することができ、電池性能を最大限に引き出すことができると共に、燃費の向上(燃費悪化の抑制)を図ることができる。
1:バッテリ、2:単電池、3:発電要素、4:外装部材、4a:側面、5:正極端子、6:負極端子、20:監視ユニット、21:電流センサ、22:温度センサ、23:インバータ、24:モータ・ジェネレータ、30:コントローラ、31:メモリ、P:エンドプレート、R:拘束部材、S:仕切り部材、PL:正極ライン、NL:負極ライン、SMR−B,SMR−G:システムメインリレー
Claims (1)
- 複数のリチウムイオン二次電池を所定の方向に積層し、前記所定の方向において複数の前記リチウムイオン二次電池を挟み込んで構成されたバッテリと、
前記バッテリの負極電位が、所定の基準電位まで低下しないように前記バッテリへの入力電流値を制限し、前記バッテリの入力を制御するコントローラと、を有し、
前記コントローラは、前記リチウムイオン二次電池を構成する蓄電要素の電極に加わる前記所定の方向からの圧力に応じて変動する前記蓄電要素の内部抵抗を算出するとともに、算出された前記内部抵抗を用いて負極電位が前記基準電位を下回らない析出限界電流値を算出し、前記バッテリへの入力電流値が前記析出限界電流値よりも小さくなるように、前記バッテリの入力を制御することを特徴とする蓄電システム。
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