JP2015224929A - ナビゲーション装置およびナビゲーションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】事故現場付近にいる移動体からのリアルタイムな情報を取得して、事故現場において通行可能となる車線を通知可能なナビゲーション装置およびシステムを提供する。【解決手段】表示装置8と接続されたナビゲーション装置4において、地図情報取得部41が取得した地図情報と、自車位置情報取得部42が取得した自車位置と、事故現場情報取得部43が取得した事故現場の位置情報と、リアルタイム情報取得部44が取得した事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とに基づいて、事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断する判断部45と、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、運転者に提示するよう表示装置8に指示する出力制御部46とを備える。事故が起こった直後であっても、事故現場において通行可能な車線を事前に知ることができ、直前の車線変更による渋滞の緩和を促す。【選択図】図2

Description

この発明は、自動車等の車輌が通行可能な車線の情報を提示するナビゲーション装置およびナビゲーションシステムに関するものである。
従来より、自動車等の車輌において、VICS(Vehicle information and communication system/登録商標、以下省略して記載)センターから、事故現場情報受信して事故現場を地図上に表示したり、渋滞情報を受信して車線ごとの渋滞情報を地図上に表示するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、渋滞、事故、工事などによる車線規制情報をVICSセンターから受信して、車線規制が行われている区間における規制車線を提示したり、車線規制に基づいて迂回路を検索して提示する装置も知られている(例えば、特許文献2〜4参照)。
特開2006−317159号公報 特開2006−236247号公報 特開2009−210467号公報 特開2002−62149号公報
しかしながら、事故が起こった直後で、高速道路を走行中(出口が近くにない場合)や抜け道がない場合には、事故現場を通り過ぎる必要があるが、例えば特許文献1〜4等に示すような従来の装置では、事故が起こった直後で事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報がわからないことにより、事故現場直前になって事故により通行できなくなった車線から通行可能な車線に車線変更をしようとする車輌によって、渋滞を悪化させてしまうという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、事故現場付近にいる移動体からのリアルタイムな情報を取得して、事故現場において通行可能となる車線を事前に通知可能なナビゲーション装置およびナビゲーションシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、この発明は、車輌の運転者に情報を通知可能な出力装置と接続されたナビゲーション装置において、地図情報を取得する地図情報取得部と、自車位置を取得する自車位置情報取得部と、事故現場の位置情報を取得する事故現場情報取得部と、外部の通知装置から、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得するリアルタイム情報取得部と、前記地図情報取得部が取得した地図情報と、前記自車位置情報取得部が取得した自車位置と、前記事故現場情報取得部が取得した事故現場の位置情報と、前記リアルタイム情報取得部が取得した前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とに基づいて、前記事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断する判断部と、前記判断部が判断した前記事故現場において通行可能となる現在位置での車線に基づいて、前記車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、その生成した情報を前記運転者に提示するよう前記出力装置に指示する出力制御部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、事故現場付近にいる外部の通知装置(事故現場付近を通過したり走行したりする車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末や事故現場付近にいる人等の移動体が所持する携帯情報端末等)からのリアルタイムな情報を取得して、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報をナビゲーション装置に提示することにより、事故が起こった直後であっても、事故により通行できなくなった車線および事故現場において通行可能な車線を事前に知ることができるので、事故現場直前の車線変更による渋滞の緩和を促すことができる。
実施の形態1におけるナビゲーション装置を含むナビゲーションシステムの一例を示す構成図である。 実施の形態1におけるナビゲーション装置の一例を示すブロック図である。 実施の形態1におけるナビゲーション装置の処理を示すフローチャートである。 実施の形態1におけるナビゲーション装置の出力制御部が生成した、運転者に提示する車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報の一例を示す表示画面例である。 実施の形態2におけるナビゲーション装置を含むナビゲーションシステムの一例を示す構成図である。 実施の形態2におけるナビゲーション装置の一例を示すブロック図である。 実施の形態2におけるナビゲーション装置が、後続する他車輌のナビゲーション装置にリアルタイムな通行可能車線情報を送信する場合の処理を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるナビゲーション装置の出力制御部が生成した、運転者に提示する車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報の別の例(車線ごとの車輌の平均速度も含む情報の一例)を示す表示画面例である。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1におけるナビゲーション装置を含むナビゲーションシステムの一例を示す構成図である。このナビゲーションシステムでは、一般ユーザが所有する携帯情報端末1からの情報を集めるネットワークセンター2を介して、一般ユーザからリアルタイムに事故現場情報を収集して情報共有を行い、車輌の運転者が所有する携帯情報端末3と車輌のナビゲーション装置4とのペアリング機能を用いて、一般ユーザから収集された情報をナビゲーション装置に通知し通行可能な車線情報を運転者に通知する。
携帯情報端末1は、車輌の運転者や同乗者または歩行者などの一般ユーザが所有するスマートフォンなど、事故現場付近を通過したり走行したりする車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末や事故現場付近にいる人等の移動体が所持する携帯情報端末等の外部の通知装置であり、この携帯情報端末1には、通行可能な車線の情報についてネットワークセンター2と送受信することができるアプリケーションがあらかじめダウンロードされているものとする。
そして、ネットワークセンター2では、アプリケーションを通して情報を集めることにより情報を集中し、そこから情報展開して、車輌の運転者が所有するスマートフォンなどの、車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末3に情報を通知する。
車輌の運転者が所有するスマートフォンなどの、車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末3にも、通行可能な車線の情報についてネットワークセンター2と送受信することができるアプリケーションがあらかじめダウンロードされているものとする。
例えば、事故が発生した際にその現場付近を走行する車輌や付近を通行する歩行者が、自身が所有する携帯情報端末1にあらかじめダウンロードしてあったアプリケーションにより、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を入力すると、その事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報が、ネットワークセンター2に送信される。
ネットワークセンター2では、複数のユーザの携帯情報端末(外部の通知装置)1から送られてくる情報を集中させて、情報共有することにより、同じアプリケーションをあらかじめインストールしている携帯情報端末には、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報が通知される。
この際、ネットワークセンター2から情報を送信するのではなく、情報共有により自動的に付近の携帯情報端末に情報が通知される。
車輌の運転者が所有するスマートフォンなどの、車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末3には、あらかじめ同じアプリケーションがインストールされており、さらに、ネットワークセンター2から情報を取得する条件として、例えば「事故現場付近500メートル以内で情報取得」などと設定しておくことにより、自車位置から遠い位置で起こった事故などの不要な情報が通知されることはなく、自車が走行する付近で事故が起こった場合のみ、その事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を自動的に取得することができる。
ナビゲーション装置4は、車輌の運転者が所有するスマートフォンなどの、車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末3とBluetooth(登録商標)などによりペアリング接続されているものとする。そのため、ナビゲーション装置4は、携帯情報端末3が取得した事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を自動的に取得することができる。
図2は、この発明の実施の形態1におけるナビゲーション装置4の一例を示すブロック図である。このナビゲーション装置4は、地図情報取得部41、自車位置情報取得部42、事故現場情報取得部43、リアルタイム情報取得部44、判断部45、および、出力制御部46を備えており、車輌の運転者に各種情報を通知可能な出力装置(ここでは、表示装置)8と接続されている。
地図情報取得部41は、自車が保持する地図情報データベース5から、道路の車線情報を含む地図情報を取得する。なお、ネットワークを介して地図情報を取得するようにしてもよい。
自車位置情報取得部42は、GPS(Global Positioning System)6などにより検出された自車位置を取得する。
事故現場情報取得部43は、VICSセンター7から事故現場の位置情報を取得する。
リアルタイム情報取得部44は、車輌の運転者の携帯情報端末(車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末)3を介して、携帯情報端末(外部の通知装置)1から、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得する。
判断部45は、地図情報取得部41が取得した地図情報と、自車位置情報取得部42が取得した自車位置と、事故現場情報取得部43が取得した事故現場の位置情報と、リアルタイム情報取得部44が取得した事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とを照合し、具体的に事故現場においてどの車線が通行可能か、すなわち、事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断し、出力制御部46に通知する。
出力制御部46は、判断部45が判断した情報(事故現場において通行可能となる現在位置での車線)に基づいて、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、その生成した情報を運転者に提示するよう表示装置(出力装置)8に対して指示を行う。
表示装置8は、 例えばLCD(Liquid Crystal Display)やHUD(Head−Up Display)等の表示装置であり、出力制御部46からの指示にしたがって情報を表示する。なお、表示装置8は、ナビゲーション装置4と一体型の表示部であってもよいし、別体の表示装置であってもよい。
ここで、ナビゲーション装置4の処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
図3は、この実施の形態1におけるナビゲーション装置4の処理を示すフローチャートである。
なお、地図情報取得部41が地図情報を取得したり、自車位置情報取得部42が自車位置情報を取得したり、事故現場情報取得部43が事故現場の位置情報を取得する処理については通常のナビゲーション装置と同様であるため、ここでは説明を省略するとともに、これらの情報については既に取得しているものとして、その後の処理について説明する。
まず、リアルタイム情報取得部44が、運転者が所有するスマートフォンなどの、車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末3から、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得すると(ステップST1のYESの場合)、その取得した情報を、地図情報、自車位置情報、事故現場の位置情報と照合し(ステップST2)、事故現場においてどの車線が通行可能か、すなわち、事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断して(ステップST3)、出力制御部46に通知する。
出力制御部46は、判断部45から取得した情報(事故現場において通行可能となる現在位置での車線)に基づいて、例えば図4に示すような、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、表示装置8に表示させる(ステップST4)。
図4は、この実施の形態1における出力制御部46が生成した、運転者に提示する車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報の一例を示す表示画面例である。
この図4に示す例では、事故現場60における道路が3車線あり、その一番左の車線で事故が起こり、一番左の車線が通行不可状態になっていること、および、車輌が走行すべき車線が右側の2車線であることを示している。
これにより、事故が起こった直後であっても、車輌の運転者が、事故現場の直前までどの車線が通行できないのかがわからないまま事故が起こった一番左の車線を走行し続けて事故現場直前まで行ってしまい、その事故現場直前になってから右側の車線へ車線変更しようとして渋滞を引き起こすという弊害を防止することができる。
なお、この実施の形態1では、出力制御部46が、図4に示すような表示による車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、運転者に表示(提示)するよう表示装置8に対して指示する場合を例に説明したが、例えば「右側の車線へ車線変更してください」や「右側の2車線が通行可能です。右側の車線へ車線変更してください」というような音声による車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、運転者に音声により提示するようスピーカなどの音声出力装置(図示せず)に対して指示するようにしてもよい。
このように、事故現場付近にいる外部の通知装置(事故現場付近を通過したり走行したりする車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末や事故現場付近にいる人等の移動体が所持する携帯情報端末等)からのリアルタイムな情報を取得して、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報をナビゲーション装置4に提示することにより、事故が起こった直後であっても、事故により通行できなくなった車線および事故現場において通行可能な車線を事前に知ることができるので、事故現場直前の車線変更による渋滞の緩和を促すことができる。
また、従来では事故渋滞により、緊急車輌が事故現場まで到達するのに時間がかかってしまい、人命救助の妨げとなっていたが、この発明により、事故が起こった車線以外の車線に車線変更するように車輌を誘導することになり、事故が起こった車線を走行し続ける車輌がいなくなるので、通行不可車線を緊急車輌の通り道としてあけることができる、というメリットもある。
以上のように、この実施の形態1によれば、事故現場付近にいる外部の通知装置(事故現場付近を通過したり走行したりする車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末や事故現場付近にいる人等の移動体が所持する携帯情報端末等)からのリアルタイムな情報を取得して、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報をナビゲーション装置に提示することにより、事故が起こった直後であっても、事故により通行できなくなった車線および事故現場において通行可能な車線を事前に知ることができるので、事故現場直前の車線変更による渋滞の緩和を促すことができる。
なお、この実施の形態1におけるナビゲーション装置4は、これが適用される車輌に搭載または持ち込まれた機器のマイクロコンピュータが、この発明に特有な処理に関するプログラムを実行することにより、ハードウェアとソフトウェアとが協働した具体的な手段として実現される。以下の実施の形態においても、同様である。
実施の形態2.
図5は、この発明の実施の形態2におけるナビゲーション装置を含むナビゲーションシステムの一例を示す構成図である。図5は、片側2車線の道路において事故が起こった場合を例に示しており、このナビゲーションシステムでは、事故現場60付近を通過した車輌11のナビゲーション装置から、車車間通信機能を介して、事故現場60において通行可能な車線のリアルタイムな情報を、後続する車輌12,13のナビゲーション装置が取得し、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を車輌12,13の運転者に通知する。
また、さらに後続する車輌14,15は、車輌12,13から車車間通信機能を介して事故現場60において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得し、さらに後続する車輌16,17は、車輌14,15から車車間通信機能を介して事故現場60において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得する。
なお、車車間通信が可能な距離であれば、後続する車輌14,15や車輌16,17のナビゲーション装置も、事故現場付近を通過した車輌11のナビゲーション装置から、事故現場60において通行可能な車線のリアルタイムな情報を直接取得してもよい。
すなわち、この実施の形態2は、実際に事故現場を通過した車輌が事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を検知し、車車間通信を行って、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を後続車輌や付近の車輌に展開するものである。
図6は、この実施の形態2におけるナビゲーション装置40の一例を示すブロック図である。なお、各車輌には、自車が実際にどの車線を走行しているかを認識する車線認識機能が搭載されているものとする。
このナビゲーション装置40は、地図情報取得部41、自車位置情報取得部42、事故現場情報取得部43、リアルタイム情報取得部44、判断部45、出力制御部46、車線認識部47、および、通信部48を備えており、実施の形態1における図2に示すナビゲーション装置4に比べると、リアルタイム情報取得部44が、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を、事故現場を通過した他車輌または先行する他車輌のナビゲーション装置50から取得する点が異なっている。
地図情報取得部41は、自車が保持する地図情報データベース5から、道路の車線情報を含む地図情報を取得する。なお、ネットワークを介して地図情報を取得するようにしてもよい。
自車位置情報取得部42は、GPS(Global Positioning System)6などにより検出された自車位置を取得する。
事故現場情報取得部43は、VICSセンター7から事故現場の位置情報を取得する。
リアルタイム情報取得部44は、事故現場を通過した先行する他車輌のナビゲーション装置(ここでは説明のために、先行する他車輌のナビゲーション装置の符号を50とする)から、車車間通信を介して、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得する。
車線認識部47は、自車がどの車線を走行しているか、すなわち、自車輌が実際に走行している車線を認識する。
判断部45は、リアルタイム情報取得部44が、事故現場を通過した他車輌のナビゲーション装置50から事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を受信していない場合には、自車が事故現場を通過したときに、自車位置情報取得部42が取得した自車位置と、事故現場情報取得部43が取得した事故現場の位置情報と、車線認識部47が認識した自車が走行している車線とに基づいて、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を判断し、その判断した情報を後続車両に送信するよう通信部48に指示する。
この際、事故現場と自車位置との距離があらかじめ定められた所定の範囲内(例えば、500メートル以内)である場合に、事故現場を通過した先行する他車輌のナビゲーション装置50から、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を受信しておらず、かつ、自車が事故現場を通過したときには、車線認識部47が認識した自車が走行している車線を事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報として後続車輌に送信するよう通信部48に指示する、というように、送信のタイミングと範囲との条件を指定して送るようにすればよい。
通信部48は、判断部45から事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を受け取ると、その受け取った情報を、自車の後方を走行する周辺の後続車輌のナビゲーション装置51(ここでは説明のために、後続車輌のナビゲーション装置の符号を51とする)に対して、車車間通信機能を用いて発信する。
一方、リアルタイム情報取得部44が、事故現場を通過した他車輌のナビゲーション装置50から事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を受信している場合には、判断部45は、地図情報取得部41が取得した地図情報と、自車位置情報取得部42が取得した自車位置と、事故現場情報取得部43が取得した事故現場の位置情報と、リアルタイム情報取得部44が取得した事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とを照合し、具体的に事故現場においてどの車線が通行可能か、すなわち、事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断し、出力制御部46に通知する。
出力制御部46は、判断部45が判断した情報(事故現場において通行可能となる現在位置での車線)に基づいて、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、その生成した情報を運転者に提示するよう表示装置8に対して指示を行う。
表示装置8は、 例えばLCD(Liquid Crystal Display)やHUD(Head−Up Display)等の表示装置であり、出力制御部46からの指示にしたがって情報を表示する。なお、表示装置8は、ナビゲーション装置40と一体型の表示部であってもよいし、別体の表示装置であってもよい。
ここで、ナビゲーション装置4の処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
図7は、この実施の形態2におけるナビゲーション装置40の処理を示すフローチャートである。
なお、地図情報取得部41が地図情報を取得したり、自車位置情報取得部42が自車位置情報を取得したり、事故現場情報取得部43が事故現場の位置情報を取得する処理については通常のナビゲーション装置と同様であるため、ここでは説明を省略するとともに、これらの情報については既に取得しているものとして、その後の処理について説明する。
まず初めに、判断部45は、事故現場と自車位置の距離が、あらかじめ定められた所定の範囲内(例えば、500メートル以内)であるか否かを、自車位置情報取得部42が取得した自車位置情報と、事故現場情報取得部43が取得した事故現場の位置情報とに基づいて判断する(ステップST11)。
そして、事故現場と自車位置の距離があらかじめ定められた所定の範囲内にあると判断した場合(ステップST11のYESの場合)には、リアルタイム情報取得部44が、事故現場を通過した先行する他車輌のナビゲーション装置50から事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得しているか否かを判断する(ステップST12)。
ここで、事故現場を通過した先行する他車輌のナビゲーション装置50から事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を受信していない場合(ステップST12のNOの場合)には、さらに、自車輌が事故現場を通過したか否かを、自車位置情報取得部42が取得した自車位置情報と、事故現場情報取得部43が取得した事故現場の位置情報とに基づいて判断する(ステップST13)。
自車輌が、事故現場を通過したとき(ステップST13のYESの場合)には、車線認識部47が認識した自車が走行している車線を、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報として後続車輌に送信するよう通信部48に指示する(ステップST14)。
判断部45から事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を受け取り、後続車輌に送信するよう指示を受けた通信部48は、その受け取った情報を、自車の後方を走行する周辺の後続車輌のナビゲーション装置51に対して、車車間通信機能を用いて発信する(ステップST15)。
なお、事故現場と自車位置の距離があらかじめ定められた所定の範囲内にないと判断した場合(ステップST11のNOの場合)、および、事故現場と自車位置の距離はあらかじめ定められた所定の範囲内であるが、事故現場を通過した先行する他車輌から事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得しておらず、かつ、自車両が事故現場をまだ通過していない場合(ステップST11がYES、ステップST12がNO、ステップST13がNOの場合)には、最初のステップST11に戻って処理を繰り返す。
一方、事故現場と自車位置の距離があらかじめ定められた所定の範囲内であり、事故現場を通過した先行する他車輌のナビゲーション装置から事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得している場合(ステップST11がYES、ステップST12もYESの場合)には、その取得した情報を、地図情報、自車位置情報、事故現場の位置情報と照合し(ステップST16)、事故現場においてどの車線が通行可能か、すなわち、事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断して(ステップST17)、出力制御部46に通知する。
出力制御部46は、判断部45から取得した情報(事故現場において通行可能となる現在位置での車線)に基づいて、例えば図4に示すような、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、表示装置8に表示させる(ステップST18)。
なお、ステップST12がYESの場合のステップST16〜ST18の処理については、実施の形態1における図3に示すフローチャートのステップST2〜ST4の処理と同じである。
すなわち、最初に事故現場を通過した車輌11のナビゲーション装置40が、通信部48を介して、後続車輌のナビゲーション装置51に、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を送信する場合の処理が、ステップST11〜ST15の処理であり、車輌11の後方を走行する後続車輌12〜17が、事故現場を通過した先行する他車輌のナビゲーション装置50から、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を受信した場合の処理が、ステップST11,ST12,ST16〜ST18の処理である。
これにより、事故が起こった直後であっても、車輌の運転者が、事故現場の直前までどの車線が通行できないのかがわからないまま事故が起こった一番左の車線を走行し続けて事故現場直前まで行ってしまい、その事故現場直前になってから右側の車線へ車線変更しようとして渋滞を引き起こすという弊害を防止することができる。
なお、この実施の形態2においても、出力制御部46が、図4に示すような表示による車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、運転者に表示(提示)するよう表示装置8に対して指示する場合を例に説明したが、例えば「右側の車線へ車線変更してください」や「右側の2車線が通行可能です。右側の車線へ車線変更してください」というような音声による車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、運転者に音声により提示するようスピーカなどの音声出力装置(図示せず)に対して指示するようにしてもよい。
このように、車車間通信を介して、事故現場を通過した他車輌からのリアルタイムな情報を取得して、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報をナビゲーション装置40に提示することにより、事故が起こった直後であっても、事故により通行できなくなった車線および事故現場において通行可能な車線を事前に知ることができるので、事故現場直前の車線変更による渋滞の緩和を促すことができる。
また、従来では事故渋滞により、緊急車輌が事故現場まで到達するのに時間がかかってしまい、人命救助の妨げとなっていたが、この発明により、事故が起こった車線以外の車線に車線変更するように車輌を誘導することになり、事故が起こった車線を走行し続ける車輌がいなくなるので、通行不可車線を緊急車輌の通り道としてあけることができる、というメリットもある。
なお、この実施の形態2では、事故現場を通過した車輌11のナビゲーション装置も、その車輌よりも後続の車輌12〜17のナビゲーション装置も、同じ構成であるものとして説明したが、事故現場を通過した車輌11のナビゲーション装置と、その事故現場を通過した車輌11のナビゲーション装置からの情報を、車車間通信を介して取得する、当該車輌11よりも後続の車輌12〜17のナビゲーション装置とによるナビゲーションシステム、として構成しても、同じ効果を得ることができる。
この場合、事故現場を通過した車輌11のナビゲーション装置は、事故現場を通過するときに実際に走行している車線の情報を当該車輌11の後方を走行する後続車輌12〜17に送信することにより、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を通知するものであり、少なくとも、自車位置情報取得部42と、事故現場情報取得部43と、車線認識部47と、車輌11の後方を走行する後続車輌12〜17に情報を送信する通信部48と、車輌11が事故現場を通過したときに、自車位置情報取得部42が取得した自車位置と、事故現場情報取得部43が取得した事故現場の位置情報と、車線認識部47が認識した自車が走行している車線とに基づいて、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を判断し、その判断した情報を後続車輌12〜17に送信するよう通信部48に指示する判断部45を備えていればよい。
また、この事故現場を通過した車輌11よりも後方を走行する後続車輌12〜17のナビゲーション装置は、その後続車輌12〜17の運転者に情報を通知可能な出力装置(表示装置8または音声出力装置)と接続されており、少なくとも、地図情報取得部41と、後続車輌12〜17の自車位置情報取得部42と、後続車輌12〜17の事故現場情報取得部と、事故現場を通過した車輌11のナビゲーション装置から、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得するリアルタイム情報取得部44と、地図情報取得部41が取得した地図情報と、後続車輌12〜17の自車位置情報取得部42が取得した自車位置と、後続車輌12〜17の事故現場情報取得部43が取得した事故現場の位置情報と、リアルタイム情報取得部44が取得した事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とに基づいて、事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断する後続車輌12〜17の判断部45と、後続車輌12〜17の判断部45が判断した事故現場において通行可能となる現在位置での車線に基づいて、後続車輌12〜17が走行すべき車線の情報を生成し、その生成した情報を後続車輌12〜17の運転者に提示するよう出力装置(表示装置8または音声出力装置)に指示する出力制御部46を備えていればよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、車車間通信を介して、事故現場を通過した他車輌からのリアルタイムな情報を取得して、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報をナビゲーション装置に提示することにより、事故が起こった直後であっても、事故により通行できなくなった車線および事故現場において通行可能な車線を事前に知ることができるので、事故現場直前の車線変更による渋滞の緩和を促すことができる。
なお、上記の実施の形態2では、車線認識部47が認識した自車が実際に走行している車線のみ(事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報のみ)を後続する車輌のナビゲーション装置に送信するものとして説明したが、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報に加えて、自車が走行中の速度情報も送信するようにすれば、どの車線を時速何km/hで走行しているか、ということまで後続車輌に通知することができる。
この場合には、自車輌の走行速度を取得する走行速度取得部(図示せず)をさらに備え、リアルタイム情報取得部44は、事故現場を通過した他車輌のナビゲーション装置50から、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とともに、当該他車輌の走行速度を取得する。
そして、ステップST15において、事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報に加え、走行速度取得部が取得した走行速度を、後続する車輌のナビゲーション装置に送信するよう通信部48に対して指示を行う。
また、ステップST18において、車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成する際に、それぞれの車線を走行する車輌の速度情報を加えた車線の情報を生成し、表示装置8に表示させる。
さらに、このステップST18の後に、ステップST14およびステップST15の処理も行い、自車が走行中の車線情報と走行速度とを、後続する車輌のナビゲーション装置に送信する。
なお、自車が走行中の車線情報と走行速度を、後続する車輌のナビゲーション装置に送信する手段としては、例えば、その送信のためのスイッチなどを設け、運転者がそれを押下することにより送信されるようにしてもよい。
このように、それぞれの車線を走行する車輌の速度情報を加えた車線の情報を出力制御部46が生成した場合に、運転者に提示する車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報の一例を図8に示す。
図8は、この実施の形態2におけるナビゲーション装置の出力制御部46が生成した、運転者に提示する車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報の別の例(車線ごとの車輌の平均速度も含む情報の一例)を示す表示画面例である。
この図8に示す例では、事故現場60における道路が3車線あり、その一番左の車線で事故が起こり、その車線を走行する車輌の平均速度が2km/hであること、中央の車線は通行可能であり、その車線を走行する車輌の平均速度が5km/hであること、および、一番右の車線は通行可能であり、その車線を走行する車輌の平均速度が10km/hであることを示している。
これにより、よりスムーズに進んでいる車線を車輌の運転者が知ることができるので、事故が起こった直後であっても、車輌の運転者が、事故現場の直前までどの車線が通行できないのかがわからないまま事故が起こった一番左の車線を走行し続けて事故現場直前まで行ってしまい、その事故現場直前になってから右側の車線へ車線変更しようとして渋滞を引き起こすという弊害を防止することができる。
なお、この場合にも、例えば「一番左の車線の平均速度は2km/h、中央の車線の平均速度は5km/h、一番右の車線の平均速度は10km/hです。右側の車線へ車線変更してください」というような音声による車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、運転者に音声により提示するようスピーカなどの音声出力装置(図示せず)に対して指示するようにしてもよい。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1 一般ユーザの携帯情報端末(外部の通知装置)、2 ネットワークセンター、3 車輌の運転者の携帯情報端末(車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末)、4,40 車輌のナビゲーション装置、5 地図情報データベース、6 GPS、7 VICSセンター、8 表示装置(出力装置)、10〜17 車輌、41 地図情報取得部、42 自車位置情報取得部、43 事故現場情報取得部、44 リアルタイム情報取得部、45 判断部、46 出力制御部、47 車線認識部、48 通信部、50 先行する他車輌のナビゲーション装置、51 後続車輌のナビゲーション装置、60 事故現場。

Claims (9)

  1. 車輌の運転者に情報を通知可能な出力装置と接続されたナビゲーション装置において、
    地図情報を取得する地図情報取得部と、
    自車位置を取得する自車位置情報取得部と、
    事故現場の位置情報を取得する事故現場情報取得部と、
    外部の通知装置から、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得するリアルタイム情報取得部と、
    前記地図情報取得部が取得した地図情報と、前記自車位置情報取得部が取得した自車位置と、前記事故現場情報取得部が取得した事故現場の位置情報と、前記リアルタイム情報取得部が取得した前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とに基づいて、前記事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断する判断部と、
    前記判断部が判断した前記事故現場において通行可能となる現在位置での車線に基づいて、前記車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、その生成した情報を前記運転者に提示するよう前記出力装置に指示する出力制御部と
    を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記リアルタイム情報取得部は、前記車輌に搭載または持ち込まれた携帯情報端末を介して、前記外部の通知装置から、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記外部の通知装置は、前記事故現場を通過した他車輌に搭載または持ち込まれたナビゲーション装置であり、
    前記リアルタイム情報取得部は、前記他車輌に搭載または持ち込まれたナビゲーション装置から車車間通信を介して前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 前記判断部が、前記自車位置情報取得部が取得した自車位置と、前記事故現場情報取得部が取得した事故現場の位置情報とに基づいて、前記事故現場と前記自車位置との距離があらかじめ定められた範囲内にあると判断した場合であって、前記リアルタイム情報取得部が、前記事故現場を通過した他車輌のナビゲーション装置から前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得している場合に、
    前記判断部は、前記地図情報取得部が取得した地図情報と、前記自車位置情報取得部が取得した自車位置と、前記事故現場情報取得部が取得した事故現場の位置情報と、前記リアルタイム情報取得部が取得した前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とに基づいて、前記事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断し、
    前記出力制御部は、前記判断部が判断した前記事故現場において通行可能となる現在位置での車線に基づいて、前記車輌が走行すべき車線のリアルタイムな情報を生成し、その生成した情報を前記運転者に提示するよう前記前記出力装置に指示する
    ことを特徴とする請求項3記載のナビゲーション装置。
  5. 前記車輌が実際に走行している車線を認識する車線認識部と、
    前記車輌の後方を走行する後続車輌に情報を送信する通信部をさらに備え、
    前記判断部が、前記事故現場と前記自車位置との距離があらかじめ定められた範囲内にあると判断した場合であって、前記リアルタイム情報取得部が、前記事故現場を通過した他車輌のナビゲーション装置から前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得していない場合には、
    前記判断部は、自車が前記事故現場を通過したときに、前記自車位置情報取得部が取得した自車位置と、前記事故現場情報取得部が取得した事故現場の位置情報と、前記車線認識部が認識した自車が走行している車線とに基づいて、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を判断し、その判断した情報を前記後続車輌に送信するよう前記通信部に指示する
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  6. 前記リアルタイム情報取得部は、前記事故現場を通過した他車輌のナビゲーション装置から、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とともに、当該他車輌の走行速度を取得し、
    前記判断部は、前記運転者に通知する車線の情報を生成する際に、それぞれの車線を走行する車輌の速度情報を加えた車線の情報を生成し、前記運転者に提示するよう前記出力装置に指示する
    ことを特徴とする請求項4記載のナビゲーション装置。
  7. 前記車輌の走行速度を取得する走行速度取得部をさらに備え、
    前記判断部は、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報に加え、前記走行速度取得部が取得した走行速度を、前記後続車輌に送信するよう前記通信部に指示する
    ことを特徴とする請求項5記載のナビゲーション装置。
  8. 車輌に搭載または持ち込まれ、前記車輌が事故現場を通過するときに走行した車線の情報を、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報として当該車輌の後方を走行する後続車輌に送信するナビゲーション装置であって、
    自車位置を取得する自車位置情報取得部と、
    前記事故現場の位置情報を取得する事故現場情報取得部と、
    前記車輌が実際に走行している車線を認識する車線認識部と、
    前記車輌の後方を走行する後続車輌に情報を送信する通信部と、
    前記車輌が前記事故現場を通過したときに、前記自車位置情報取得部が取得した自車位置と、前記事故現場情報取得部が取得した事故現場の位置情報と、前記車線認識部が認識した自車が走行している車線とに基づいて、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を判断し、その判断した情報を前記後続車輌に送信するよう前記通信部に指示する判断部と、
    を備えることを特徴とする前記事故現場を通過した車輌のナビゲーション装置。
  9. 車輌に搭載または持ち込まれ、前記車輌が事故現場を通過するときに走行した車線の情報を、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報として当該車輌の後方を走行する後続車輌に送信するナビゲーション装置と、当該ナビゲーション装置から車車間通信を介して情報を取得する前記車輌の後方を走行する後続車輌のナビゲーション装置とを備えたナビゲーションシステムであって、
    前記事故現場を通過した車輌のナビゲーション装置は、
    自車位置を取得する自車位置情報取得部と、
    事故現場の位置情報を取得する事故現場情報取得部と、
    前記車輌が実際に走行している車線を認識する車線認識部と、
    前記車輌の後方を走行する後続車輌に情報を送信する通信部と、
    前記車輌が前記事故現場を通過したときに、前記自車位置情報取得部が取得した自車位置と、前記事故現場情報取得部が取得した事故現場の位置情報と、前記車線認識部が認識した自車が走行している車線とに基づいて、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を判断し、その判断した情報を前記後続車輌に送信するよう前記通信部に指示する判断部と、
    を備え、
    前記車輌の後方を走行する後続車輌のナビゲーション装置は、
    前記後続車輌の運転者に情報を通知可能な出力装置と接続されており、
    地図情報を取得する地図情報取得部と、
    自車位置を取得する後続車輌の自車位置情報取得部と、
    前記事故現場の位置情報を取得する後続車輌の事故現場情報取得部と、
    前記事故現場を通過した車輌のナビゲーション装置から、前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報を取得するリアルタイム情報取得部と、
    前記地図情報取得部が取得した地図情報と、前記後続車輌の自車位置情報取得部が取得した自車位置と、前記後続車輌の事故現場情報取得部が取得した事故現場の位置情報と、前記リアルタイム情報取得部が取得した前記事故現場において通行可能な車線のリアルタイムな情報とに基づいて、前記事故現場において通行可能となる現在位置での車線を判断する後続車輌の判断部と、
    前記後続車輌の判断部が判断した前記事故現場において通行可能となる現在位置での車線に基づいて、前記後続車輌が走行すべき車線の情報を生成し、その生成した情報を前記後続車輌の運転者に提示するよう前記出力装置に指示する出力制御部と
    を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。
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