JP5885853B2 - 車載情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自車両内の状態を示す自車両情報を他車両に送信することによって、当該他車両の運転者に対して注意喚起を行う車載情報処理装置に関する。
従来、他車両と通信を行い、自車両の運転者のプロファイル、例えば免許証情報や事故履歴を他車両に送信することによって、当該他車両に対して自車両が注意を払うべき車両であるか否かの情報を提供する車両制御装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、自車両の運転者に固有の情報(静的情報)を他車両に提供することによって、他車両に対して一定の注意喚起の効果を奏していた。
特開2009−134334号公報
一般的に、通常の運転状態に比べて、例えば車両内に存在する車両内機器を操作中の状態や、H/F(ハンズフリー)通話中の状態では運転者のタスク(作業)が増加し、運転中における認知や判断に要する時間が長くなる傾向にある。このように、運転者の現在の活動状態によっては、当該運転者が運転する車両が注意を払うべき車両に該当する場合がある。
しかし、特許文献1では、自車両の運転者の現在の活動状態を示す情報を他車両に送信しておらず、他車両に対して十分な注意喚起に関する情報を提供しているとはいえなかった。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、他車両に対して十分な注意喚起に関する情報を提供することが可能な車載情報処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による車載情報処理装置は、自車両内の運転者の現在の活動状態、および同乗者の現在の活動状態を取得する自車両内状態取得部と、自車両内状態取得部にて検出された自車両内の状態を自車両情報とし、当該自車両情報を通信によって他車両に送信する通信部と、自車両情報を他車両に送信するか否かの判定を行う送信可否判定部と、送信可否判定部の判定結果に基づいて、通信部による自車両情報の送信を制御する制御部とを備える。
本発明によると、自車両内の運転者の現在の活動状態、および同乗者の現在の活動状態を取得する自車両内状態取得部と、自車両内状態取得部にて検出された自車両内の状態を自車両情報とし、当該自車両情報を通信によって他車両に送信する通信部と、自車両情報を他車両に送信するか否かの判定を行う送信可否判定部と、送信可否判定部の判定結果に基づいて、通信部による自車両情報の送信を制御する制御部とを備えるため、他車両に対して十分な注意喚起に関する情報を提供することが可能となる。
この発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の適用例を示す図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4による複数の車線が存在する道路を自車両を含む複数の車両が走行する様子の一例を示す図である。 本発明の実施の形態4による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による運転者動的情報とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による運転者静的情報とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による同乗者の状態とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による同乗者の状態とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態5による積載物情報とレベルとの関係の一例を示す図である。 本発明の実施の形態8による車載情報処理装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態9による車載情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態1>
まず、本発明の実施の形態1による車載情報処理装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態1による車載情報処理装置100,200の適用例を示す図である。
図1に示すように、車両Aおよび車両Bは同一方向に走行しており、車両Cは対向車線を走行している。また、車両Aには車載情報処理装置100が搭載され、車両Bには車載情報処理装置200が搭載されており、車両Aと車両Bとは車々間通信によって通信可能となっている。
以下、本実施の形態1では、車載情報処理装置100は車両Bに情報を送信する送信側の装置として説明する。また、車載情報処理装置200は車両Aから送信された情報を受信する受信側の装置として説明する。
図2は、車載情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の図2の説明では、自車両を車両Aとし、他車両を車両Bとして説明する。
図2に示すように、車載情報処理装置100は、車内状態検出部101と、通信部102と、GUI(Graphical User Interface)部103と、運転者動的状態検出部104と、送信可否判定部105と、地図DB(Data Base)106と、位置検出部107と、運転者静的情報取得部108と、制御部109とを備えている。
車内状態検出部101は、車内検出センサ110と接続されており、車内検出センサ110による検出結果に基づいて車両A内の状態を検出し、例えば同乗者の有無や、同乗者の状態、または同乗物の状態を検出する。車内検出センサ110としては、例えば画像センサであるカメラ、同乗者が座席に座っているか否かを検出するために各座席に設けられた圧力センサ、または車両A内の音声を取得するマイクなどがある。なお、本実施の形態1では、同乗者とは運転者以外に車両内に存在する者のことをいい、同乗物とは車両内に存在する積載物または動物(ペット)を含む物のことをいうものとする。
また、車内状態検出部101にて検出された車両A内の状態のうち、車両A内の同乗者の現在の活動状態を示す情報を同乗者動的情報とし、同乗者に固有の情報を同乗者静的情報とし、同乗物である積載物の積載状態を示す情報を積載物情報とし、同乗物であるペットの現在の活動状態を示す情報をペット情報とする。車内状態検出部101にて検出された同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報、またはペット情報は、自車両情報に含めて通信部202によって車両Bに送信することができる。
通信部102は、車両Bと車々間通信を行い、当該車両Bに自車両情報を送信する。ここで、自車両情報とは、車内状態検出部101、運転者動的状態検出部104、および運転者静的情報取得部108にて検出された車両A内の運転者、同乗者、または同乗物の状態を示す情報であり、車両Aに関する情報の全てを含む情報のことである。通信手段としては、無線LAN(Local Area Network)、UWB(Ultra Wide Band)、または光通信など任意の手段であってよい。
GUI部103は、タッチパネル111、液晶モニタ112と接続されている。GUI部103は、タッチパネル111を介して取得した運転者の操作情報を制御部109に入力する。また、制御部109から入力された表示情報を液晶モニタ112に出力する。
運転者動的状態検出部104は、車両Aの運転者の現在の活動状態を検出する。運転者動的状態検出部104にて検出された運転者の現在の活動状態を示す情報を運転者動的情報とし、当該運転者動的情報を自車両情報に含めて通信部102によって車両Bに送信することができる。
送信可否判定部105は、自車両情報を車両B(他車両)に送信するか否かの判定を行う。
地図DB106は、地図データを格納している。
位置検出部107は、GPS(Global Positioning System)113および車速パルス114と接続されている。位置検出部107は、GPS113および車速パルス114の各々で取得された情報に基づいて自車両の位置を検出する。
運転者静的情報取得部108は、車両Aの運転者に固有の情報である運転者静的情報を取得する。運転者静的情報としては、例えば、運転者標識表示に関する情報(初心者、高齢者などの情報)、運転免許証情報、または事故履歴情報などがある。運転者静的情報取得部108にて取得された運転者静的情報は、自車両情報に含めて通信部102によって車両Bに送信することができる。
制御部109は、車載情報処理装置100の各構成部の制御を行う。
H/F(Hands Free:ハンズフリー)装置115は、H/F通話(ハンズフリー通話)を行うための装置であり、制御部109に接続されている。
AV(Audio Visual)装置116は、ラジオや音楽など、音声または映像を再生するための装置であり、制御部109に接続されている。
なお、車載情報処理装置100において、車内状態検出部101、運転者動的状態検出部104、および運転者静的情報取得部108は、自車両内の運転者、同乗者、または同乗物の状態を取得する自車両内状態取得部を構成する。
また、運転者動的情報および同乗者動的情報を含む、自車両(車両A)の現在の活動状態を総称して自車両内動的情報という。
また、運転者静的情報および同乗者静的情報を含む、自車両(車両A)内の静的な状態を総称して自車両内静的情報という。
次に、運転者動的状態検出部104が検出する運転者の現在の活動状態(運転者の動的状態)について説明する。
運転者の活動状態は、大きく3つに大別される。
1つ目の運転者の活動状態とは、自車両の運転者が操作可能な当該自車両内に存在する車両内機器(図2では、H/F装置115、AV装置116)の操作状態のことである。運転者が車両内機器を操作する場合において、運転者は当該操作に意識が向けられてしまって運転に集中できない状態となる可能性がある。運転者動的状態検出部104は、上記の車両内機器の操作状態を検出している。以下、車両内機器の操作状態について例示する。
車両内機器の操作状態の一例としては、車両内機器が操作中の状態であることが挙げられる。例えば、H/F装置115またはAV装置116が操作されると、操作中である旨の信号がH/F装置115またはAV装置116から制御部109を介して運転者動的状態検出部104に入力される。運転者動的状態検出部104は、前記操作中である旨の信号を検出することによって、H/F装置115またはAV装置116が操作中の状態であることを検出する。
また、車両内機器の操作状態の他の一例としては、車両内機器と携帯通信端末とが接続状態であることが挙げられる。例えば、車両内機器であるカーナビゲーション装置と携帯通信端末とが接続状態である場合において、携帯通信端末が操作した情報をカーナビゲーション装置が受け取ることによって、カーナビゲーション装置側で携帯通信端末の操作状況を把握することができる。そして、携帯通信端末が操作中である旨の信号を運転者動的状態検出部104が検出することによって、携帯通信端末が操作中の状態であることが分かる。なお、カーナビゲーション装置と携帯通信端末とは、有線(例えば、USB(Universal Serial Bus))で接続されてもよく、無線(例えば、Bluetooth(登録商標)、無線LAN)で接続されてもよい。
また、車両内機器の操作状態の他の一例としては、車両内機器を介してハンズフリー通話中あるいは発信中であることが挙げられる。例えば、車両内機器であるH/F装置115を介してハンズフリー通話中あるいは発信中である場合において、ハンズフリー通話中あるいは発信中である旨の信号を運転者動的状態検出部104が検出することによって、ハンズフリー通話中あるいは発信中であることが分かる。
2つ目の運転者の活動状態とは、車両内機器が自車両の運転者に対して情報を提示している状態のことである。ここで提示される情報とは、常時提示している情報以外の新たな情報のことをいう。具体的には、目的地まで経路案内している場合において、右左折時に提示される案内情報や、渋滞・事故時などに提示される渋滞情報などがある。車両内機器が自車両の運転者に対して情報を提示する場合において、運転者は当該提示された情報に意識が向けられてしまって運転に集中できない状態となる可能性がある。運転者動的状態検出部104は、上記の車両内機器が情報を提示したことを検出している。以下、車両内機器による情報の提示状態について例示する。
情報の提示状態の一例としては、車両内機器が所定の音量以上で音楽を出力中の状態であることが挙げられる。例えば、AV装置116が音楽を出力中の場合において、音量が所定以上となるように操作すると、音量が所定以上に操作された旨の信号が運転者動的状態検出部104に入力される。運転者動的状態検出部104は、前記操作された旨の信号を検出することによって、AV装置116が所定の音量以上で音楽を出力中の状態であることが分かる。
また、情報の提示状態の他の一例としては、車両内機器が着信報知を行っている状態であることが挙げられる。例えば、H/F装置115が外部から着信を受けて報知を行う場合において、着信を受けた旨の信号が運転者動的状態検出部104に入力される。運転者動的状態検出部104は、前記着信を受けた旨の信号を検出することによって、H/F装置115が外部から着信を受けて報知していることが分かる。
また、情報の提示状態の他の一例としては、外部から取得した情報を運転者に提示している状態であることが挙げられる。例えば、テレマティクスサービスを利用して外部から情報を取得して運転者に提示する場合において、外部から情報を取得したことを運転者動的状態検出部104が検出することによって、外部から情報を取得して運転者に提示していることが分かる。
また、情報の提示状態の他の一例としては、運転者が車両内機器に提示された情報を確認中の状態であることが挙げられる。例えば、運転者動的状態検出部104が、車両内機器における一連の操作シーケンス(確認するために行う操作シーケンス)が終了していない旨の情報を取得(検出)することによって、運転者が車両内機器に提示された情報を確認中であることが分かる。
3つ目の運転者の活動状態とは、運転者の当日の走行履歴または走行予定の状態のことである。具体的には、運転開始後の運転時間や、現在位置から目的地までの距離などの状態が挙げられる。例えば、運転者の連続走行時間から運転者の疲労度を把握することができる。また、特に睡眠休憩をした後の運転開始直後は、運転者の注意力が低下していることがある。また、現在位置が目的地周辺である場合は、運転者が周辺をせわしく見回すなどして注意力が散漫になる可能性がある。運転者動的状態検出部104は、ナビゲーション装置から当日の走行履歴または走行予定に関する情報を取得することによって、運転者の状態を検出している。
図3は、車載情報処理装置200の構成の一例を示すブロック図である。なお、以下の図3の説明では、自車両を車両Bとし、他車両を車両Aとして説明する。
図3に示すように、車載情報処理装置200は、他車両位置検出部201と、通信部202と、GUI部203と、注意レベル算出部204と、地図DB205と、車内センサI/F(interface)部206と、制御部207とを備えている。
他車両位置検出部201は、超音波センサ208および画像センサ209と接続されている。他車両位置検出部201は、超音波センサ208または画像センサ209による検出結果に基づいて、車両B(自車両)の周辺に存在する車両A(他車両)の相対的な位置を検出する。画像センサ209としては、例えばカメラがある。
通信部202は、車両Aと車々間通信を行い、当該車両Aから他車両情報を取得する。ここで、他車両情報とは他車両(車両A)に関する情報の全てを含む情報のことである。通信手段としては、無線LAN、UWB、または光通信など任意の手段であってよい。
GUI部203は、タッチパネル210、液晶モニタ211、およびスピーカ212と接続されている。GUI部203は、タッチパネル210を介して取得した運転者の操作情報を制御部207に入力する。また、制御部207から入力された表示情報を液晶モニタ211に出力し、制御部207から入力された音声情報をスピーカ212に出力する。
注意レベル算出部204は、通信部202を介して車両Aから取得した他車両情報に基づいて、当該車両Aに対する注意レベルを算出する。ここで、注意レベルとは、車両Bの運転手が車両Aに対して注意すべき程度(注意を払う程度)のことをいい、注意レベル算出部204では少なくとも2つ(2段階)以上の注意レベルが算出される。
地図DB205は、地図データを格納している。
車内センサI/F部206は、車内LAN219を介してGPS213、車速パルス214、ジャイロセンサ215、車両制御装置216、エンジン制御装置217、ボディ系制御装置218などに接続されている。制御部207は、車内LAN219および車内センサI/F部206を介して各種情報を受け取ったり、指示したりすることが可能である。
GPS213、車速パルス214、およびジャイロセンサ215の各々で取得された情報は、車内センサI/F部206を介して制御部207に入力され、制御部207にて自車両位置が検出される。すなわち、制御部207は、自車両位置を検出する機能を有している。
車両制御装置216は、ブレーキペダル、アクセルペダル、またはハンドルからの運転者による操作を入力し、自車両の走行を制御する。例えば、エンジン回転数、ブレーキ系装置などを制御して自車両の速度を制御したり、シャフトの姿勢などを制御して自車両の進行方向を制御したりする。また、オートクルーズなどの半自動運転の機能も制御する。
エンジン制御装置217は、燃料制御や点火時期制御を行う。
ボディ系制御装置218は、自車両において走行に直接関わらない動作を制御する。例えば、ワイパーの駆動、灯火情報の伝達、ウィンカーの点灯、ドアの開閉、窓の開閉などを制御する。
制御部207は、車載情報処理装置200の各構成部の制御を行う。
次に、本実施の形態1による車載情報処理装置100,200の動作について説明する。以下では、車両Aに搭載された車載情報処理装置100と、車両Bに搭載された車載情報処理装置200とが車々間通信を行う場合について説明する。
図4は、車載情報処理装置100の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS41において、制御部109は、GPS113および車速パルス114が取得した情報に基づいて、自車両である車両Aの現在位置を検出する。次いで、制御部109は、車両Aの位置検出結果と、地図DB106に格納された地図データとに基づいて、地図上に自車両位置(車両Aの位置)を表示する画像データを生成する。生成した画像データは、GUI部103を介して液晶モニタ112に入力され、液晶モニタ112にて画像が表示される。
ステップS42において、運転者動的状態検出部104は、車両Aの運転者の動的状態を検出する。
ステップS43において、送信可否判定部105は、通信部102を介して他車両である車両Bから通信要求があるか否かの判断を行う。車両Bから通信要求がある場合はステップS44に移行する。一方、車両Bから通信要求がない場合はステップS45に移行する。すなわち、送信可否判定部105は、通信部102が他車両から自車両情報の送信要求を受信した場合において、自車両情報を送信可能であると判断する。
ステップS44において、運転者動的状態検出部104にて検出した運転者の動的状態を示す情報を運転者動的情報とし、当該運転者動的情報を自車両情報に含めて通信部102から車両Bに送信する。
ステップS45において、車両Aの運転が終了したか否かを判断する。車両Aの運転が終了した場合は処理を終了する。一方、車両Aの運転が終了していない場合はステップS41に移行する。
図5は、車載情報処理装置200の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS51において、制御部207は、GPS213、車速パルス214、およびジャイロセンサ215が取得した情報に基づいて、自車両である車両Bの現在位置を検出する。次いで、制御部207は、車両Bの位置検出結果と、地図DB205に格納された地図データとに基づいて、地図上に自車両位置(車両Bの位置)を表示する画像データを生成する。生成した画像データは、GUI部203を介して液晶モニタ211に入力され、液晶モニタ211にて画像が表示される。
ステップS52において、車両B周辺の他車両である車両Aを検出したか否かを判断する。車両Aを検出した場合はステップS53に移行する。一方、車両Aを検出していない場合はステップS56に移行する。車両Aは、超音波センサ208あるいは画像センサ209による情報に基づいて、他車両位置検出部201にて検出される。
ステップS53において、通信部202は、車々間通信によって車両Aの運転者動的情報を含む他車両情報を取得する。他車両情報は、所定のタイミング(例えば、0.1秒)ごとに取得される。なお、車両Bは、車両Aに対して通信要求を行った後に当該車両Aから他車両情報を取得するようにしてもよい。また、車両Aが常に他車両情報を発信している場合は、車両Bが車両Aから発信された他車両情報を取得するようにしてもよい。なお、ステップS53にて取得される他車両情報は、図4のステップS44にて送信される自車両情報に相当する。
ステップS54において、注意レベル算出部204は、他車両情報に含まれる車両Aの運転者動的情報に基づいて注意レベルを算出する。なお、本実施の形態1では、注意レベル算出部204は「注意が必要か否か」の2つ(2段階)の注意レベルを算出するものとする。
次いで、制御部207は、注意レベル算出部204にて算出された注意レベルに基づいて、地図上における車両Aの表示方法を決定する。
ステップS55において、制御部207は、ステップS54にて決定された表示方法で表示するように、画像データをGUI部203を介して液晶モニタ211に出力する。液晶モニタ211は、制御部207から入力された画像データに基づいて、地図上に車両Aを表示する。
ステップS56において、車両Bの運転が終了したか否かを判断する。車両Bの運転が終了した場合は処理を終了する。一方、車両Bの運転が終了していない場合はステップS51に移行する。
図6は、車両Aに対する注意が不要である場合における、車両Bでの表示の一例を示す図である。
注意レベル算出部204は、車両Aから取得した他車両情報に含まれる運転者動的情報に基づいて注意レベルを算出する。そして、制御部207が、注意レベル算出部204にて算出された注意レベルに基づいて車両Aに対する注意は不要である(すなわち、車両Aの運転者の動的状態が良好である)と判断した場合は、当該判断結果を反映した車両Aが液晶モニタ211に表示される。例えば、図6に示すように、車両Aは白抜きの三角形で表示される。
上記より、車両Bの運転者は、車両Aが注意を要する車両でないことを容易に視認することができる。
図7は、車両Aに対する注意が必要である場合における、車両Bでの表示の一例を示す図である。
注意レベル算出部204は、車両Aから取得した他車両情報に含まれる運転者動的情報に基づいて注意レベルを算出する。そして、制御部207が、注意レベル算出部204にて算出された注意レベルに基づいて車両Aに対する注意が必要である(すなわち、車両Aの運転者の動的状態に注意する必要がある)と判断した場合は、当該判断結果を反映した車両Aが液晶モニタ211に表示される。例えば、図7に示すように、車両Aは車両Bとは異なる色(図7では異なるハッチング)で塗りつぶして表示される。
上記より、車両Bの運転者は、車両Aが注意を要する車両であることを容易に視認することができる。
以上のことから、本実施の形態1によれば、自車両の運転者の動的状態を示す運転者動的情報を含む自車両情報を他車両に送信することによって、当該他車両に対して十分な注意喚起に関する情報を提供することが可能となる。また、前記自車両情報を取得した他車両では、当該他車両の運転者に対して十分な注意喚起を行うことができる。
<変形例1>
本実施の形態1では、自車両である車両Aと他車両である車両Bとの間における通信を、車々間通信で行うことについて説明したが、これに限るものではない。
例えば、車両Aと車両Bとは、携帯電話等の広域通信網を介して通信を行うようにしてもよい。
また、DSRC(Dedicated Short Range Communications)(登録商標)や、無線LANによる路車間通信を介して通信を行うようにしてもよい。
上記より、車両Aの通信部102は、所定の通信網を介して車両Bに自車両情報を送信することができ、本実施の形態1と同様の効果が得られる。
<変形例2>
本実施の形態1では、図5のステップS54において、注意レベル算出部204にて算出された注意レベルに基づいて他車両である車両Aの表示方法を決定することについて説明したが、これに限るものではない。
例えば、注意レベルに基づいて、自車両である車両Bの走行を制御するようにしてもよい。具体的には、制御部207は、車両Aの運転者の動的状態に基づいてオートクルーズなどの半自動運転を制御する車両制御装置216を制御する。車両制御装置216は、制御部207による制御に基づいて、車両Aに対する注意が必要な場合は車間距離を長くし、車両Aに対する注意が不要の場合は車間距離を通常の長さとなるようにする。
また、前方追突警報装置が装着されている場合は、注意レベルが高いときには通常よりも早めの警報を運転者に報知するようにしても良い。
また、他の例として、注意レベルに基づいて、車両Bの運転者に対して音声などによる警報を出力してもよい。具体的には、制御部207は、注意レベルに基づいて、車両Aに対する注意が必要な場合は警報をスピーカ212から出力するよう制御する。
上記より、注意レベルに基づいて車両Bの走行制御や警報を出力することによって、実施の形態1と同様に車両Bの運転者に対して十分な注意喚起を行うことが可能となる。
<実施の形態2>
本発明の実施の形態2では、自車両(以下、車両Aとする)から運転者動的情報に加えて運転者静的情報も他車両(以下、車両Bとする)に送信することについて説明する。なお、本実施の形態2による構成およびその他の動作は、実施の形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
運転者動的情報は、運転者動的状態検出部104にて検出される。また、運転者静的情報は、運転者静的情報取得部108にて取得される。そして、送信可否判定部105が、運転者動的情報および運転者静的情報を含む自車両情報を車両Bに送信すると判定した場合は(図4のステップS43のYES)、車両Bに自車両情報を送信する(図4のステップS44)。
以上のことから、本実施の形態2によれば、運転者動的情報だけでなく運転者静的情報も自車両情報に含めて他車両に送信することによって、当該他車両に対して実施の形態1よりも十分な注意喚起に関する情報を提供することが可能となる。また、前記自車両情報を取得した他車両では、当該他車両の運転者に対して実施の形態1よりも十分な注意喚起を行うことができる。
<実施の形態3>
本発明の実施の形態3では、自車両(以下、車両Aとする)から同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報、またはペット情報を他車両(以下、車両Bとする)に送信することについて説明する。なお、本実施の形態3による構成および動作は、実施の形態1,2と同様であるため、ここでは説明を省略する。
同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報、またはペット情報は、車内状態検出部101にて検出される。そして、送信可否判定部105が、同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報、またはペット情報を含む自車両情報を車両Bに送信すると判定した場合は(図4のステップS43のYES)、車両Bに自車両情報を送信する(図4のステップS44)。
次に、車内状態検出部101が検出する自車両内情報について説明する。
上述の通り、車内状態検出部101が検出した車内状態を示す情報には、同乗者静的情報と、同乗者動的情報と、積載物情報と、ペット情報とが含まれる。
同乗者静的情報は、例えば、同乗者の有無の情報、同乗者の着席位置の情報、または同乗者の属性の情報を含んでいる。同乗者の属性としては、同乗者の年齢、性別、またはハンディキャップの有無を含んでいる。同乗者の属性または着席位置は、画像認識によって取得するようにしてもよい。
同乗者動的情報は、同乗者が運転者と会話中であることを示す情報、同乗者が1人ではしゃいでいることを示す情報、または同乗者である乳児(赤ん坊)が泣いていることを示す情報を含んでいる。同乗者動的情報は、画像処理や音声認識処理によって取得するようにしてもよい。
積載物情報は、車両内の積載物の積載状態を示す情報であり、カメラによる画像処理によって取得するようにしてもよい。
ペット情報は、車両内に存在するペットなどの動物の状態を示す情報であり、カメラによる画像処理によって取得するようにしてもよい。
以上のことから、本実施の形態3によれば、同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報、またはペット情報を含む自車両情報を他車両に送信することによって、当該他車両に対して十分な注意喚起に関する情報を提供することが可能となる。また、前記自車両を取得した他車両では、当該他車両の運転者に対して十分な注意喚起や半自動運転の制御を行うことができる。
<実施の形態4>
本発明の実施の形態4では、複数の車線(走行道路)が存在する道路を自車両が走行する場合において、自車両がどの車線を走行中であるかの情報を他車両に送信することについて説明する。本実施の形態4による構成および動作は、実施の形態1〜3と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図8は、複数の車線が存在する道路を、自車両(車両A)を含む複数の車両が走行する様子の一例を示す図である。なお、車両B,C,Dは他車両を示している。また、車両Bは、車両A,C,Dから情報を取得し、取得した情報に基づいて車両A,C,Dの走行位置を特定するものとする。
各車両A〜Dの位置の検出方法としては、各車両A〜Dに設けられた地図DB(例えば、地図DB106,205)の地図情報に含まれる車線情報と、各車両A〜Dに設けられたカメラなどによる白線認識の情報とに基づいて、車両がどの車線を走行しているのかを検出することができる。
また、他の検出方法としては、各車両A〜Dに設けられた地図DB(例えば、地図DB106,205)の地図情報に含まれる車線情報と、各車両A〜Dにおける準天頂衛星を利用した他車両の位置情報とに基づいて、車両がどの車線を走行しているのかを検出することができる。
図8において、車両Aは、車両Aの位置、走行道路、または走行車線の情報を自車両情報に含めて車両Bに送信する。車両Bでは、車両Aから取得した他車両情報(前記自車両情報に相当)に基づいて、車両Bに対して車両Aがどの位置を走行中であるのか判断することができる。なお、車両C,Dについても同様である。
なお、車両Bでは、図9(a)〜(d)は各車両に表示される各自車両の位置表示を示しているが、通信を行うことにより車両Bに各車両A〜Dがどの車線を走行しているのかを車両Bを基本として車両A,C,Dの位置を表示し、運転者に対して視認し易くするようにしてもよい。このとき、他車両が注意すべき状態か否かにより他車両の表示内容を変えて表示をする。
以上のことから、本実施の形態4によれば、車両Aは、車両Aの位置、走行道路、または走行車線の情報を自車両情報に含めて車両Bに送信するため、車両Bでは車両Aがどの位置を走行中であるのか判断することができ、当該判断に基づいて自車Bの運転者に対して注意喚起を行うことが可能となる。
<実施の形態5>
本発明の実施の形態5では、自車両(以下、車両Aとする)で注意レベルを算出し、算出した注意レベルを他車両(以下、車両Bとする)に送信する場合について説明する。なお、車両Aの車載情報処理装置100は、図3に示す注意レベル算出部204と同一の機能を有する注意レベル算出部を備えているものとする。その他の構成および動作は実施の形態1〜4と同様であるため、ここでは説明を省略する(ただし、車両Bの車載情報処理装置200は注意レベル算出部204を備えていない)。
本実施の形態5では、運転者動的情報、運転者静的情報、同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報、またはペット情報に基づいて注意レベルを算出する。また、各情報には、当該情報の状態に応じて予め定められたレベルが設定されている。以下、図10〜14を用いて、各情報の状態に応じて設定されるレベルについて説明する。
図10は、運転者動的情報とレベルとの関係の一例を示す図である。
図10に示すように、車両Aの運転者の活動状態(動的状態)に応じてレベルL1が設定されている。
ここで、「大音量音楽時」とは、運転者が大音量で音楽を聞いている状態のことをいう。また、「覚醒低下時」とは、例えば運転者が眠気を感じている状態のことをいう。
図11は、運転者静的情報とレベルとの関係の一例を示す図である。
図11に示すように、車両Aの運転者に固有の情報に応じてレベルL2が設定されている。
ここで、「ゴールド免許」とは、優良運転者(運転免許証の有効期限が満了する日の前5年間、無事故・無違反)に対して発行される自動車の運転免許証のことをいい、運転免許証の色が金色(ゴールド)のことをいう。
また、「通常免許」とは、優良運転者以外の運転者に対して発行される自動車の運転免許証のことをいい、運転免許証の色が緑色(グリーン)または青色(ブルー)のことをいう。
また、「運転者標識表示車両」とは、特に運転者の状態を標識表示している車両のことをいい、例えば、初心運転者標識(初心者マーク)、高齢運転者標識(高齢運転者マーク)、身体障害者標識(身体障害者マーク)、または聴覚障害者標識(聴覚障害者マーク)を表示している車両のことをいう。
図12は、同乗者の状態とレベルとの関係の一例を示す図である。
図12に示すように、本実施の形態5では、車両A内の同乗者の状態(同乗者動的情報・同乗者静的情報)に応じてレベルL3が設定されている。
ここで、レベルL3が「1」のときの同乗者が「有り」の状態とは、同乗者が静かにしている状態のことをいう。
また、図12に代えて、図13に示すようなレベルL3を設定してもよい。図13では、車両A内のペットの状態を加味するなど、図12よりも詳細にL3を設定することができる。
図14は、車両A内の積載物情報とレベルとの関係の一例を示す図である。
図14に示すように、積載物の状態に応じてレベルL4が設定されている。
ここで、「所定以上」とは積載物が所定の高さ以上に積載されていることを示し、「所定以下」とは積載物が所定の高さ以下に積載されていることを示している。例えば、積載物が所定の高さ以上に積載されている場合は、運転者がバックミラー等で後方を目視し難くなる。
次に、車載情報処理装置100の注意レベル算出部による注意レベルの算出について説明する。
注意レベル算出部は、車内状態検出部101、運転者動的状態検出部104、および運転者静的情報取得部108から、車両Aの運転者動的情報、運転者静的情報、同乗者動的情報、同乗者静的情報、および積載物情報を取得し、取得した各情報に対応する各レベルL1〜L4に基づいて、以下の式(1)に従って注意レベルを算出する。
注意レベルL=(動的特性+静的特性+車両内情報)
=(L1+L2+L3+L4) ・・・(1)
制御部109は、式(1)に従って算出された注意レベルを自車両情報に含めて、通信部102によって車両Bに送信するよう制御する。
車両Bでは、車両Aから取得した注意レベルに基づいて、当該車両Aの運転者に対する注意喚起を行う。
以上のことから、本実施の形態5によれば、自車両(車両A)で注意レベルを算出して他車両(車両B)に送信しているため、受信側の注意レベル算出部(図3の注意レベル算出部204)を省略することができる。また、車両Aの運転者動的情報、運転者静的情報、同乗者動的情報、同乗者静的情報、および積載物情報に基づいて複数の(複数段階)の注意レベルを算出して送信しているため、車両Bでは取得した注意レベルに応じた適切な注意喚起を行うことができる。
<実施の形態6>
本発明の実施の形態6では、送信可否判定部105の判定の一例について説明する。本実施の形態6による構成および動作は、実施の形態1〜5と同様であるため、ここでは説明を省略する。
実施の形態1では、車両Bから通信要求があれば自車両情報を送信していたが(図4のステップS43)、車両Bからの通信要求の有無に関わらず車両Bに自車両情報を送信するようにしてもよい。
また、実施の形態5において、注意レベル算出部が算出した注意レベルLが所定の値(しきい値Lth)以上の場合に、自車両情報を送信するようにしてもよい。
また、図10〜14に示すような運転者動的情報、運転者静的情報、同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報の各情報に応じて設定されたレベルのうち、所定のレベルを超えたレベルに対応する情報を自車両情報に含めて送信するようにしてもよい。また、1つでも所定のレベルを超えるレベルがある場合は、全ての情報を自車両情報に含めて送信するようにしてもよい。
また、乳児(赤ん坊)が泣いている状態、または運転者の覚醒が低下している状態などのときは、無条件に自車両情報を送信するようにしてもよい。
以上のことから、本実施の形態6によれば、送信可否判定部105は、自車両情報に応じて、他車両からの自車両情報の送信要求の有無に関わらず、自車両情報を送信可能であると判定するため、自車両が注意を要する車両である旨を強制的に他車両に伝えることができる。
<実施の形態7>
本発明の実施の形態7では、送信可否判定部105の判定の他の一例について説明する。本実施の形態7による構成および動作は、実施の形態1〜6と同様であるため、ここでは説明を省略する。
送信可否判定部105は複数のしきい値を有し、当該しきい値に対する注意レベルに応じて自車両情報の送信方法を判断するようにしてもよい。例えば、しきい値Lth1=6、しきい値Lth2=4、注意レベルLとした場合において、
L>Lth1の場合、送信相手となる他車両からの通信要求の有無に関わらず自車両情報を送信する。
Lth1≧L>Lth2の場合、送信相手となる他車両から通信要求があれば自車両情報を送信する。
Lth2≧Lの場合、送信相手となる他車両が予め定められた識別を有するカテゴリー(要求者カテゴリー)に該当する場合は自車両情報を送信し、該当しない場合は自車両情報を送信しない。ここで、カテゴリーの一例としては、駆動車種、車種(大型、小型、軽車両、公共車両)、友人、契約車両などが挙げられる。
上記カテゴリーに関するカテゴリー情報は、車々間通信以外に、サーバを介して実施しても良い。また、車両Aには、予め車両Bのカテゴリーをナンバープレートやその他識別情報と対応させて車載情報処理装置100に入力し記憶させても良い。この場合は、カテゴリー情報が車両Bから送信されなくても車両Aは車両Bのカテゴリーを検知できる。また、車両Bのカテゴリーを含む情報を予めスマートフォンやサーバに登録しておき、自動的に車両Aの車載情報処理装置100に記憶させるようにしてもよい。また、手動でカテゴリーを消去するようにしてもよいし、一定時間後にカテゴリーを消去するようにしても良い。
以上のことから、本実施の形態7によれば、送信可否判定部105は、自車両情報の送信要求を行う他車両のカテゴリーに応じて自車両情報の送信可否を判定するため、注意レベルが低い場合には必要に応じて自車両情報を送信することができる。
なお、注意レベルLは、上述の式(1)に基づいて算出されたものであってもよいが、図10〜14に示すL1〜L4の各々に対してしきい値を設けるようにしてもよい。
また、例えば「車両内に乳児(赤ん坊)がいます」など個々の情報に応じて、他車両からの通信要求に関わらず自車両情報を送信するようにしてもよい。
また、送信可否判定部105は、自車両情報の送信要求を行う他車両の要求レベルに応じて自車両情報の送信可否を判定してもよい。ここで、要求レベルとは、他車両が自車両情報の送信を要求する程度のことをいい、他車両が自車両情報を要求する程度が高い場合は要求レベルが高く、自車両を要求する程度が低い場合は要求レベルが低い。例えば、他車両からの要求レベルが低い場合は、しきい値Lth1=6、しきい値Lth2=4とし、要求レベルが高い場合は、しきい値Lth1=5、しきい値Lth2=3としてもよい。すなわち、しきい値Lth1,Lth2は、他車両からの要求によって変更可能である。あるいは、自車両の運転者が予めしきい値Lth1,Lth2のデフォルト値を設定してもよい。なお、しきい値は上記のように2つに限らず、1つや3つ以上であってもよい。
<実施の形態8>
本実施の形態8では、自車両(以下、車両Aとする)における表示について説明する。
図15は、車両Aにおける表示の一例を示す図である。なお、車両B,C,D,Eは他車両を示す。
図15に示すように、車両B,Dは、黒塗りの四角形で表示されており、車両Aとの通信が確立されて車両Aの情報(自車両情報)が伝わっていることを示している。また、車両Aは、車両B,Dから情報を受信した旨などの応答があったことを示している。
また、車両Cは、白抜きの四角形で表示されており、車両Aとの通信が確立されて車両Aの情報(自車両情報)が伝わっていることを示している。
また、車両Eは、四角形の表示はなく、車両Aとの車々間通信などの通信ができない車両であることを示している。
以上のことから、本実施の形態8では、車両B〜Eとの通信が確立されて車両Aの情報(自車両情報)が他車両に伝わっているか否かを表示している。従って、車両B〜Eにおける車両Aの認知度合いが分かるため、車両Aの運転者に対する不要な緊張感を軽減することができる。
<実施の形態9>
本発明の実施の形態9では、車載情報処理装置が、自車両情報を送信する送信側の機能と、他車両から送信されてきた他車両情報を受信する受信側の機能との両方の機能を有する場合について説明する。
図16は、本実施の形態9による車載情報処理装置300の構成の一例を示す図である。
図16に示すように、車載情報処理装置300は、図2に示す車載情報処理装置100と、図3に示す車載情報処理装置200とを組み合わせた構成となっている。また、車載情報処理装置300の構成および動作は、実施の形態1〜8の車載情報処理装置100,200と同様であるため、ここでは説明を省略する。
以上のことから、本実施の形態9によれば、車載情報処理装置300は送信側の機能と受信側の機能とを有しているため、車載情報処理装置300を搭載した車両同士では、互いの運転者が注意し合うことが可能となる。
なお、図3において、制御部207は、GPS213、車速パルス214、およびジャイロセンサ215の各々で取得された情報に基づいて自車両位置を検出するものとして説明したが、車内センサI/F部206が自車両位置を検出する機能を有するようにしてもよい。
実施の形態1では、超音波センサ208や画像センサ209を用いて車両B周辺に存在する車両Aの相対的な位置を検出することについて説明したが、車両Aの位置検出方法はこれに限るものではない。例えば、超音波センサ208や画像センサ209による検出結果に、車両BのGPS213による位置情報を加味することによって、車両Aの絶対的な位置を検出することができる。
実施の形態1において、図5では他車両として車両Aを一台検出する場合について説明したが、複数の他車両を検出するようにしてもよい。例えば、図5のステップS52にて複数の他車両を検出する場合において、検出の優先順位を決定してもよい。具体的には、自車両の前後に走行中の他車両が存在する場合において、先に自車両の前方に存在する他車両を検出して当該他車両の他車両情報を取得し、次いで自車両の後方に存在する他車両を検出して当該他車両の他車両情報を取得するようにしてもよい。また、上記に関わらず、ユーザが任意に優先順位を設定してもよく、ユーザが任意にどの位置に存在する車両を優先して検出するのかを設定してもよい。さらに、注意レベル算出部204にて算出された注意レベルに基づいて(例えば、注意レベルが高いものから順に)優先順位を設定してもよい。なお、半自動運転の制御(走行制御)についても上記と同様に優先順位を設定してもよい。
図7では、車両Aに対する注意が必要である場合の表示の一例として車両Aを塗りつぶして表示したが、これに限るものではない。例えば、立体的に表示したり、大きく表示したりするようにしてもよい。
実施の形態2において、自車両(車両A)は他車両(車両B)に対して運転者静的情報を送信しているが、当該運転者静的情報は一度送信すれば、以後は送信しないようにしてもよい。
実施の形態3では、同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報、またはペット情報を含む自車両情報を他車両に送信することについて説明したが、これに限るものではない。例えば、同乗者動的情報、同乗者静的情報、積載物情報、またはペット情報に加えて、運転者動的情報および運転者静的情報も自車両情報に含めて送信するようにしてもよい。
実施の形態5では、注意レベルの算出を車載情報処理装置100で行うことについて説明したが、同様の注意レベルの算出を車載情報処理装置200の注意レベル算出部204で行ってもよい。
実施の形態5において、注意レベルの算出は式(1)に限らない。例えば、自車両(車両A)の運転者が任意に設定できるようにしてもよい。
図11では、運転者静的情報としてゴールド免許、通常免許、または運転者標識車両を挙げたが、これらの情報は日本での交通規則に基づいて説明したものである。日本以外の国においては、図11に示す情報に相当する情報に応じたレベルL2が設定されるものとする。
図10〜14において、レベルL1〜L4の値は任意の値であってもよい。例えば、自車両(車両A)の運転者が任意に設定できるようにしてもよい。
各実施の形態1〜9において、他車両である車両Bでは、注意レベル算出部204にて算出された注意レベルに基づいて、車両Bの運転者に対する注意喚起や走行の制御(車間距離の制御)を行ったが、衝突警報を報知するようにしてもよい。例えば、超音波センサ208で他車両である車両Aとの車間距離を検出し、当該車間距離が予め定められた距離以下になった場合に警報を液晶モニタ211やスピーカ212から報知するようにしてもよい。このとき、警報を報知するしきい値となる車間距離は、注意レベルによって変えてもよい。例えば、注意レベルの値が大きい場合は、車間距離を大きくするようにしてもよい。また、通信不可能な他車両が存在する場合は、車間距離を大きくするようにしてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
100 車載情報処理装置、101 車内状態検出部、102 通信部、103 GUI部、104 運転者動的状態検出部、105 送信可否判定部、106 地図DB、107 位置検出部、108 運転者静的情報取得部、109 制御部、110 車内検出センサ、111 タッチパネル、112 液晶モニタ、113 GPS、114 車速パルス、115 H/F装置、116 AV装置、200 車載情報処理装置、201 他車両位置検出部、202 通信部、203 GUI部、204 注意レベル算出部、205 地図DB、206 車内センサI/F部、207 制御部、208 超音波センサ、209 画像センサ、210 タッチパネル、211 液晶モニタ、212 スピーカ、213 GPS、214 車速パルス、215 ジャイロセンサ、216 車両制御装置、217 エンジン制御装置、218 ボディ系制御装置、219 車内LAN、300 車載情報処理装置、301 他車両位置検出部、302 車内状態検出部、303 GUI部、304 運転者動的状態検出部、305 通信部、306 送信可否判定部、307 注意レベル算出部、308 地図DB、309 運転者静的情報取得部、310 車内センサI/F部、311 制御部、312 超音波センサ、313 画像センサ、314 車内検出センサ、315 タッチパネル、316 液晶モニタ、317 スピーカ、318 GPS、319 車速パルス、320 ジャイロセンサ、321 車両制御装置、322 エンジン制御装置、323 ボディ系制御装置、324 車内LAN、325 H/F装置、326 AV装置。

Claims (12)

  1. 自車両内の運転者の現在の活動状態、および同乗者の現在の活動状態を取得する自車両内状態取得部と、
    前記自車両内状態取得部にて検出された前記自車両内の前記状態を自車両情報とし、当該自車両情報を通信によって他車両に送信する通信部と、
    前記自車両情報を前記他車両に送信するか否かの判定を行う送信可否判定部と、
    前記送信可否判定部の判定結果に基づいて、前記通信部による前記自車両情報の送信を制御する制御部と、
    を備える、車載情報処理装置。
  2. 前記自車両情報は、前記自車両の運転者が操作可能な当該自車両内に存在する車両内機器の操作状態を示す情報を含むことを特徴とする、請求項1に記載の車載情報処理装置。
  3. 前記操作状態は、前記車両内機器を介してハンズフリー通話あるいは発信中であることを特徴とする、請求項2に記載の車載情報処理装置。
  4. 前記自車両情報は、前記自車両の運転者に固有の情報である運転者静的情報を含むことを特徴とする、請求項1から3のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  5. 前記自車両内状態取得部は、前記自車両内の同乗物の状態をも取得し、
    前記自車両情報は、前記同乗物であるペットの現在の活動状態を示すペット情報を含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  6. 前記自車両情報は、前記自車両の同乗者に固有の情報である同乗者静的情報を含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  7. 前記自車両情報は、前記自車両の位置、走行道路、または走行車線の情報を含むことを特徴とする、請求項1から6のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  8. 前記自車両情報に基づいて、前記自車両に対する注意レベルを算出する注意レベル算出部をさらに備え、
    前記制御部は、前記注意レベル算出部にて算出された前記注意レベルを前記自車両情報に含めて前記他車両に送信するように前記通信部を制御することを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  9. 前記送信可否判定部は、前記注意レベル算出部にて算出された前記注意レベルが所定の値以上の場合に前記自車両情報を送信可能であると判定する、請求項8に記載の車載情報処理装置。
  10. 前記送信可否判定部は、前記注意レベル算出部にて算出された前記注意レベルと、前記自車両情報の送信要求を行う前記他車両の要求レベルとに基づいて、前記自車両情報の送信可否を判定することを特徴とする、請求項8に記載の車載情報処理装置。
  11. 前記制御部は、前記自車両情報が前記他車両に伝わったことを確認した場合に、その旨を前記自車両で表示するように制御することを特徴とする、請求項1から10のいずれか1項に記載の車載情報処理装置。
  12. 自車両内の運転者、同乗者、および同乗物の状態を取得する自車両内状態取得部と、
    前記自車両内状態取得部にて検出された前記自車両内の前記状態を自車両情報とし、当該自車両情報を通信によって他車両に送信する通信部と、
    前記自車両情報を前記他車両に送信するか否かの判定を行う送信可否判定部と、
    前記送信可否判定部の判定結果に基づいて、前記通信部による前記自車両情報の送信を制御する制御部と、
    を備え、
    前記送信可否判定部は、前記自車両情報の送信要求を行う前記他車両の要求者カテゴリーに応じて、前記自車両情報の送信可否を判定することを特徴とする、車載情報処理装置。
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