JPH0719939A - 自重計機能付きナビゲーション装置 - Google Patents

自重計機能付きナビゲーション装置

Info

Publication number
JPH0719939A
JPH0719939A JP16238093A JP16238093A JPH0719939A JP H0719939 A JPH0719939 A JP H0719939A JP 16238093 A JP16238093 A JP 16238093A JP 16238093 A JP16238093 A JP 16238093A JP H0719939 A JPH0719939 A JP H0719939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
weight
data
navigation device
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16238093A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Niimura
純一 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP16238093A priority Critical patent/JPH0719939A/ja
Publication of JPH0719939A publication Critical patent/JPH0719939A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】大掛りな設備を必要とせずに車両の積載重量を
走行中でも随時簡単迅速かつ高精度に測定できる。 【構成】車両電子コントロール・ユニット(ECU)と
カーナビゲーション装置を有する車両に、このECUか
らの車両の駆動力および加速度と、カーナビゲーション
装置からの自車位置に基づく道路勾配からの走行抵抗と
に基づいて車両の積載重量を演算して求める積載重量演
算手段12を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型貨物トラック等の積
載重量を検出する機能を有する自重計機能付きナビゲー
ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、土木建設や運送業等におけるダ
ンプカーや貨物トラック等ではその積載重量の上限が法
定されており、その積載重量を測定する従来例としては
次のものがある。
【0003】(I)車両の外部に設置される測定手段。 (1) 台桿秤式トラック・スケール(全機械式) これは
車両の全体を載せてその総重量を機械式に測定するもの
である。 (2) 同上、その計量機構の末端、すなわち指示部に単一
のロードセルを用いたトラック・スケール (一部電子
式) (3) 複数個のロードセルに全測定重量を直接加える方式
のトラック・スケール (全電子式) (4) 携帯型トラック軸重計 これは車両の車輪1輪毎に
1台ずつ用いて、合計として車両の総重量を求めるもの
であり、ロードセル方式と静電容量式(マットスケー
ル)の軸重計がある。後者は上下の導電マットの間に非
導電性エラストマーを介在させ、エラストマーの圧縮変
位に伴う静電容量変化を利用して車両の軸重を求めるも
のである。
【0004】(II)車両自体に装着される測定手段。 (5) 防水構造を有する変位センサを、トラック車軸やデ
ィファレンシャルハウジング側板あるいは板ばねに取り
付け、積載荷重に比例する曲げ歪みを検出し、運転席の
指示計で積載重量を表示する自重計である。 (6) 車両フレームと荷台との間に複数個のロードセルを
取り付け、積載重量を測定する積載重量計。 (7) 車両の荷台の固有振動数の変化から、積載重量を測
定する積載重量計。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の測定手段では次のような課題がある。
【0006】上記(1),(2),(3)は、測定設備
を設けるための広い敷地と高額な費用を要する上に、特
定の場所にしか設置できず、一般には普及し難い。ま
た、車両の停止中にしか測定できないために、過積載防
止の効果があまり期待できない。
【0007】(4)は、携帯型であるため、(1)〜
(3)に比して簡便ではあるが、車両の停止中にしか測
定できないことには変りがない。このため、測定手段を
設けた路側あるいはパーキング・エリアに車両を停止さ
せて測定しなければならず、測定効率が悪い。また、静
電容量型の場合は、過負荷や測定頻度が高いとマットの
強度が低いので破損し易く、測定精度も低い。
【0008】(5),(6)は、車両への取付上の問題
と低精度および高価格等の問題がある。
【0009】(7)は同じように車両への取付上の問題
と低精度等の問題がある。
【0010】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的は、大掛りな設備を必要とせ
ずに車両の積載重量を走行中でも簡単迅速かつ高精度に
測定できる安価な自重計機能付きナビゲーション装置を
提供することにある。
【0011】また、他の目的は運行管理システムの一部
としても活用することができるナビゲーション装置を提
供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明はカーナビゲーシ
ョン装置により測位する自車位置の水平方向の測位精度
が非常に高い点に着目してなされたものである。
【0013】つまり、本発明は、車両総重量を車両の走
行抵抗に基づいて一般式の演算により求めるが、この車
両抵抗は車両が走行する道路の勾配と、車両の駆動力お
よび速度から求めることができる。しかも、この道路勾
配は走行中の車両の現在位置の任意の2点間の高度(海
抜)差から求めることができ、これらの高度はナビゲー
ション装置の自車位置検出手段により測位した車両の高
精度の水平方向の位置に基づいて記録手段から高精度の
高度を求めることができる。
【0014】すなわち、本願の請求項1に記載の発明
(以下、第1の発明という)は、車両に搭載されて、こ
の車両の現在位置を時々刻々検出する自車位置検出手段
を有するナビゲーション装置において、地図情報および
その関連情報とこの地図の各地点の高度データをそれぞ
れ記録する記録手段と、前記自車位置検出手段から時系
列で出力される自車位置の任意の2点から、これらの高
度を前記記録手段よりそれぞれ読み出して両地点間の高
度差を求め、この高度差から前記車両の走行路の勾配を
求め、この勾配と前記車両の車両電子コントロールユニ
ットECUから出力される駆動力および加速度に関する
データとに基づいて前記車両の総重量を求め、この車両
総重量から、積載重量以外の車両に関する重量と乗務員
の重量を差し引くことにより積載重量を求める第1の演
算手段を設けたことを特徴とする。
【0015】また、本願の請求項2に記載の発明(以
下、第2の発明という)は、自車位置検出手段が、複数
個のGPS衛星からの軌道および時刻データを含む航法
電波を受信して、その受信位置を測位するGPS受信機
またはGPS受信機とその他の自車位置検出手段との組
み合せであることを特徴とする。
【0016】さらに、本願の請求項3に記載の発明(以
下、第3の発明という)は、第1の演算手段により求め
た積載重量を表示する表示手段を有することを特徴とす
る。
【0017】さらにまた、本願の請求項4に記載の発明
(以下、第4の発明という)は、第1の演算手段により
求めた積載重量が所定積載重量を超えているときに警報
を出力する警報出力手段を有することを特徴とする。
【0018】また、本願の請求項5に記載の発明(以
下、第5の発明という)は、車両ECUから出力される
駆動力および加速度、走行速度、エンジン回転数、使用
するミッションギア等のデータと共に、ナビゲーション
装置によって求められる走行軌跡、およびナビゲーショ
ン装置の第2の演算手段により求められる車両の運行管
理に必要なその他の情報と、第1の演算手段により求め
た積載重量とを記録媒体に時系列で記録する読出し自在
のリーダ/ライターを有することを特徴とする。
【0019】さらに、本願の請求項6に記載の発明(以
下、第6の発明という)は、基地局との間でデータ通信
および音声通話を双方向で行なう移動通信手段を有する
ことを特徴とする。
【0020】
【作用】
〈第1〜6の発明〉第1の演算手段は、自車位置検出手
段から時系列で出力される自車位置検出値の中から、例
えば単位距離の2地点を読み出し、次に、この2地点に
おける高度(海抜)を記録手段からそれぞれ読み出し、
両地点間の勾配を求める。
【0021】そして、第1の演算手段は、この勾配と、
車両用コントロールユニットからの駆動力および加速度
に関するデータとから車両の総重量Wを演算し、さら
に、この総重量Wから、車体重量や燃料重量等車両に関
する重量,運転者・同乗者等の乗員の重量(体重)を差
し引くことにより積載荷重を求める。
【0022】したがって本発明によれば、ナビゲーショ
ン装置自車位置検出手段からの自車位置データと、記録
手段からの高度データと、車両ECUからの駆動力およ
び速度データと、予め諸元表(スペック表)等から知り
得る車両に関する重量および乗務員の重量とを演算する
ことにより積載重量を求める。しかも、大型トラック等
の車両には車両ECを備えていることが多いので、ナビ
ゲーション装置にこれら第1の演算手段等を付加するだ
けでよく、小型軽量化とコスト低減とを共に図ることが
できる。
【0023】また、本発明は車両に搭載されるので、走
行中でも簡単迅速かつ高精度で検出することができ、実
用的効果が著しく高い。
【0024】〈第2の発明〉主たる自車位置検出手段に
GPS受信機を用いることにより、自立航法位置較正用
サインポスト等の道路インフラがない所でも自車位置検
出が可能である。
【0025】〈第3の発明〉第1の演算手段により求め
た積載重量が表示手段に表示されるので、この表示手段
を運転手から見易い運転室内に設置することにより、積
載重量を運転手等により容易に認識することができる。
【0026】〈第4の発明〉第1の演算手段により求め
た積載重量が法定等所定の積載重量を超えているときに
は警報出力手段により警報が出力されるので、過剰積載
を容易かつ確実に認識することができる。
【0027】〈第5の発明〉前記車両ECUから出力さ
れる駆動力および加速度、走行速度、エンジン回転数、
使用するミッションギア等のデータと共に、ナビゲーシ
ョン装置によって求められる走行軌跡、およびその他車
両の運行管理に必要な情報と積載重量とがリーダ/ライ
ターに読出し自在に記録される。このために、これら記
録されたデータを車両運行管理システムに利用すること
により配車や経済運転/安全運転指導,運転手等乗員の
勤務時間等の労働管理等に利用することができる。
【0028】〈第6の発明〉ナビゲーション装置および
移動通信手段により運行管理事務所の基地局からの運行
指示,運行情報,交通渋滞情報,自車位置検出手段で測
位した自車位置を補正する自車位置補正情報等車両の運
行に必要な情報を授受すると共に、音声通話を双方向で
行なうことができる。
【0029】したがって本発明によれば、運行管理事務
所の基地局と車両の移動通信手段との間で車両の運行管
理に必要な情報を授受できるので、車両の運行管理を高
効率かつ高精度で行なうことができる。
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図5に基づい
て説明する。なお、図1〜図5中、同一または相当部分
には同一符号を付している。
【0031】図1は本発明に係る自重計機能付きナビゲ
ーション装置の一実施例の全体構成を示すブロック図で
あり、図において、カーナビゲーション装置1は大型ダ
ンプカーや大型トラック等大型車両に搭載されて、車両
の総重量ないし積載重量を検出する機能を有するもので
あり、自車位置検出手段の一例であるGSP受信部2
と、地図情報およびその関連情報をデジタルで記録する
と共に、各地点には高精度の高度(海抜)をそれぞれデ
ジタルで記録するCD−ROM(読取り専用のコンパク
ト・ディスク・メモリ)3等の記録媒体およびこれを駆
動して高度を含む地図情報やそれに関連する情報を読み
出すCD−ROMドライバ等のリーダー部4と、出発地
と目的地等を入力する複数のキースイッチ5等を有する
入力装置と、CRT(陰極線管)やLCD(液晶表示装
置)等の表示画面を有する表示部6と、音声情報を出力
する音声出力部7と、CPUとその記憶および作業領域
としてのROM,RAM等を備えて、システム全体を制
御すると共に、車両の総重量ないし積載重量等を検出す
る機能を有するマイクロプロセッサ等より成るコントロ
ール部8とを有する。
【0032】コントロール部8はインターフェース部9
を介して車両ECU(車両電子コントロールユニット)
10に電気的に接続されている。車両ECU10は車両
の走行速度やエンジン回転数,使用ギア等車両の駆動お
よび加速度に関するデータと、車両運行に必要な情報を
収集してコントロール部8に与えるものである。
【0033】一方、GPS受信機2はGPS(Global P
ositioning System 汎地球測位システム)により自動
車等の移動体の現在位置を三次元または二次元の絶対値
で測位するものであり、例えば4個のGPS人工衛星1
1から地上に無線送信されるGPS電波をGPSアンテ
ナ2aを介してそれぞれ受信し、これらの各電波の到達
時間から距離をそれぞれ求め、三角測量の原理により自
己車両の現在位置(自車位置)を三次元、例えば緯度経
度等水平方向と高度(海抜)とを絶対値で検出するもの
である。但し、道路勾配を求める用途に対しては不十分
なので、高度についてはCD−ROMに記録した高精度
の高度を使用する。
【0034】そして、コントロール部8はROMやRA
Mに蓄積した処理プログラムやデータに従ってシステム
全体を制御するものであり、キースイッチ5等により入
力された出発地と目的地とを最適ルートで結ぶ誘導経路
を設定する手段と、これら誘導経路,地図や自車位置,
交差点情報,誘導経路情報等を表示部6の表示画面に表
示するときに、その表示を制御する表示制御手段とを有
する。
【0035】また、コントロール部8は大型トラック等
大型車両の積載重量を一般式の演算で求める積載重量演
算手段12と、この積載重量演算手段12により求めた
積載重量が例えば法定積載重量を超過したときに、アラ
ーム(警報)を出力する警報出力手段13とを有する。
【0036】積載重量演算手段12の演算ステップは主
に2つのステップから成る。第1ステップは、車両の駆
動力および加速度から走行抵抗を求めるステップであ
る。第2ステップは、車両の走行抵抗と道路勾配から車
両総重量を求め、さらに、この車両総重量から車両重
量,燃料重量,運転者・同乗者等の重量(体重)を差し
引くことにより積載重量を求めるステップである。
【0037】第1ステップ−車両の駆動力F[N]と走
行抵抗R[N]の差は、車両加速度α[m/S2 ]に車
両総質量M[kg]を乗じて次式で示すことができる。
【0038】
【数1】 ここで、ΔVは車両速度V[Km/h]のサンプル時間
Δt[s]当りの変化量を表す。
【0039】したがって、走行抵抗Rは、次式で求める
ことができる。
【0040】
【数2】
【0041】一般式で、駆動力Fおよび平均エンジン・
ブレーキ有効圧力Pme、車両速度Vおよびエンジン回
転数Neは次式でそれぞれ表される。
【0042】
【数3】
【数4】 ここで、Vsは車両エンジンの総工程容積[m3 ]、η
は車両の駆動系パワー変換効率(=0.9)、μtiは
車両のトランスミッションのi番目のギア・ポジション
における減速比、μfはファイナル・ギア減速比、rは
タイヤの実効半径[m]を表す。
【0043】平均エンジン・ブレーキ有効圧力Pmeは
駆動力Fに対応している。そして、コントロール部8の
ROM内に記憶されたPmeデータ・マップ(図2参
照)を用いることにより、エンジン回転数Neおよび燃
料噴射ポンプの制御レバー角度等から求められる負荷セ
ンサ出力L[V]から次式が求められる。
【0044】
【数5】Pme=Pme(Ne,L) ……(5)
【0045】式(2),(3),(4)および(5)よ
り、
【数6】 よって、
【数7】 これにより、走行抵抗Rに関する平均エンジン・ブレー
キ有効圧力Pme(R)が次式で与えられる。
【0046】
【数8】 ここで、ΔNeはエンジン回転数のサンプル時間Δt
[s]当りの変化量を表す。故に、仮にエンジン回転数
Ne,負荷信号Lが分かれば、如何なる走行抵抗Rに対
しても、一定走行速度を保持するのに必要な平均エンジ
ン・ブレーキ有効圧力が式(6)の第2項=0として次
式で表される。
【0047】
【数9】 Pme(Rc )=Pme(Ne,L)……(7) ここで、Rc はある一定速度で走行する際の走行抵抗
[N]を表す。
【0048】また、ここで、道路勾配θ=0のときの一
定走行速度下での走行抵抗Rc をRco[N]とすると、
Rcoに関する平均エンジン・ブレーキ有効圧力Pme
(Rco)は、エンジン回転数Neに対応しているので、
コントロール部8のROMに記憶されたPmecoデータ
・マップ(線図)を用いることにより、次式で表され
る。
【0049】
【数10】 Pme(Rco)=Pme(Ne)co ……(8) 但し、厳密には、Ro は転がり抵抗および空気抵抗の和
であり、転がり抵抗は路面状態(舗装の有無,舗装路面
粗さ,降雨・積雪等)に、空気抵抗は風速により変化す
るが、本システムの装着対象である大型(重量)車両に
おいては、転がり抵抗が支配的であるため、乾燥舗装路
面における、ある一定速度でのPme(Rco)=一定値
として実用上差し支えない。また、乾燥舗装路面以外に
も、降雨時,積雪時等の代表的な場合毎の“Pmecoデ
ータ線図”をコントロール部8のROMに記憶させてお
き、キースイッチ5により切換使用すれば、さらに精度
を向上させることができる。
【0050】第2ステップ−次に、車両が走行する道路
勾配をθ(上りを+,下りを−)とし、重力加速度をg
[m/S2 ]とすると、走行抵抗Rc は次式で表され
る。
【0051】
【数11】Rc =Mg sinθ+Rco ……(9)
【0052】したがって、式(7),(8),(9)よ
り、θ≠0の時の車両総重量W=Mg[N]は次式で表
される。
【0053】
【数12】 ここに、道路勾配θは、デジタル道路地図の高度データ
および前記GPS受信部2の位置データに基づき、リー
ダー部4を介してCD−ROM3から単位距離当りの2
地点間の高度を読み出してから、その2地点間の単位距
離当りの高度差から求められる。
【0054】さらに車両総重量Wを以下のように分解す
る。
【0055】
【数13】 W=W0 +WM +WF +WL + ……(11) ここで、W0 は車体重量[N],WM は運転者・同乗者
重量[N],WF は燃料タンク内残留燃料重量[N],
WL は積載重量[N]を表す。
【0056】式(10),(11)より、積載重量WL
は次式で表される。
【0057】
【数14】 ここで、車体重量W0 は予めトラック・スケール等で測
定・記憶し、運転者・同乗者重量WM は運行開始時にキ
ー・スイッチより合計体重を入力し、燃料重量WF は車
両ECU10からの燃料計の残量データを基に演算して
求められる。
【0058】以上により、ある一定道路勾配の乾燥舗装
道路区間を一定走行速度で走行する大型トラックの積載
重量は、エンジン回転数Ne,負荷信号L、使用ギア・
ポジションが分かれば、式(12)によって求めること
ができる。また、マクロ的には道路勾配および走行速度
が変化しても、サンプル時間tに対して一定であれば、
積載重量は十分な精度で求められる。
【0059】また、θ=0の場合はRc =Rcoとなり、
W=Mgの値は式(9)からは求められないが、我国に
おいては道路勾配θ=0の道路区間が長距離に亘って続
くことは希であり、θ≠0の区間部分に入ったところで
式(12)から積載重量WLを求めることができるので
実用上差し支えないといえる。
【0060】以上に述べたロジックのコンセプトはパラ
メータとしてエンジン回転数Ne[rpm]および平均
エンジン・ブレーキ有効圧力Pme[KPa]に基づい
ているので、以下の利点がある。
【0061】(1)シリンダ数およびピストン排気量の
異なる同一シリーズのエンジン群に対して図2で示すデ
ータマップ(線図)を適用することができる。 (2)ロジックの基本コンセプトは仮にトランスミッシ
ョンまたはファイナル・ギアが変更されても影響を受け
ない。 (3)車両速度と駆動力の座標軸の解は、各ギア・ポジ
ションに影響されないい。
【0062】図3は積載重量演算手段12の処理プログ
ラムのフローチャートであり、S1〜S8はフローチャ
ートの各ステップを示す。
【0063】S1で、積載重量演算手段12はGPS受
信機2から自車位置データを読み込むと共に、この自車
位置の単位距離当りの2地点の各高度をリーダー部4を
介してCD−ROM3からそれぞれ読み込み、これら2
地点間の高度差から車両走行道路の勾配θを求める。次
のS2では道路勾配θがゼロか否か繰り返し判断し、θ
=0でないときにS3で、エンジン回転数Neのサンプ
ル時間Δt[s]当りの変化量ΔNeが0か否か繰り返
し判断し、ΔNe=0の場合は式8の第2項を省略する
ことができるので、(9),(10)式より一定走行速
度下での走行抵抗Rcoに関する平均エンジン・ブレーキ
有効圧力Pme(Rco)を求める。
【0064】さらにS4で、式(10)により車両総重
量Wを求めてから、S5で(12)式より積載重量WL
を求める。そして、警報出力手段13は、S6で、この
積載重量WL が法定積載重量を超過しているか否か判断
し、超過していない場合はS7で運転席の表示部6に積
載重量WL を表示する一方、超過しているときは、S8
で積載重量超過(オーバー)のアラーム(警告)を出力
する。
【0065】次に本実施例の作用を説明する。
【0066】まず、車両走行前に、運行管理者または車
両サービス担当者等によりキースイッチ5の手動操作に
より、エンジン/トランスミッション/ファイナル・ギ
アの種類,車体重量,タイヤの実効半径,法定積載重量
等の初期設定入力を行なう。
【0067】さらに、運行を開始する車両の運転者は例
えば運行管理事務所でデジタル道路地図データベースの
記録媒体であるCD−ROM3を受領し、これをリーダ
ー部4に挿入し、運転者・同乗者の合計重量(体重)を
キースイッチ5により入力し、目的地設定等のナビゲー
ションデータの入力も併せて行ない、運行を開始する。
【0068】車両の走行後、GPS受信部2は、自己車
両の現在位置(厳密にはGPSアンテナ2aの位置)を
リアルタイムで測位し、緯度経度等の位置データを時系
列でコントロール部8に与える。
【0069】これを受けてコントロール部8は、緯度デ
ータ、経度データ、高度データおよびその他の道路属性
データ等を含むデジタル道路地図データをリーダー部4
を介してCD−ROMから読み込む。
【0070】次に、コントロール部8ではGPS受信部
2からの位置データ,CD−ROM3からのデジタル地
図データ,キースイッチ5からの動作命令,入力データ
等に基づきナビゲーション演算を行ない、道路地図画面
上に重なる自車位置,走行軌跡,推奨経路,経路誘導そ
の他のナビゲーション情報およびその他の情報を表示す
る等の画像データを表示部6に与え、音声出力部7には
経路誘導,警告等の音声データを与える。なお、自車位
置検出精度を向上させるために、GPS位置データに加
えて、車両は原則として道路上を走ることを利用してい
わゆるマップ・マッチング手法を用いてもよい。
【0071】さらにコントロール部8は、インターフェ
ース(I/O)部9を介して車両ECU10との間で各
種車両制御データを通信し、GPS受信部2で求めた自
車位置からCD−ROM3の高度データに基づいて求め
た道路勾配と、車両ECU10よりのエンジン回転数,
エンジン負荷センサ(燃料噴射ポンプ制御レバー角度
等)出力および走行速度に基づき車両総重量Wを求め、
車体重量,燃料重量,運転者・同乗者重量(体重)を差
し引くことによって、積載重量WL を求め、この積載重
量WL を表示部6に与えて表示させ、この積載重量WL
が法定積載重量を超過したときに、この表示部6および
音声出力部7の少なくとも一方により警報を発する。
【0072】したがって本実施例によれば、大型トラッ
ク等車両の走行中においても、その積載重量を高精度か
つ簡単迅速に表示することができるので、積載物を頻繁
に積み降すトラックにおいても、その都度トラック・ス
ケール設置場所や路側あるいはパーキングエリアに停止
して積載重量を測定する必要がない。また、車両に、変
位センサやロードセルを用いた積載重量計のような専用
システムを装着する必要もなく、車載カーナビゲーショ
ンを用いて積載重量をリアルタイムで把握することがで
きるために、過積載を簡単確実に防止することができ、
安全かつ効率的な車両の運行が可能になる。
【0073】図4は本発明の他の実施例の全体構成を示
すブロック図であり、図において、カーナビゲーション
装置21は、前記カーナビゲーション装置1に、車両の
走行軌跡,走行速度,エンジン回転数,使用ギアおよび
その他の車両の運行に必要な情報を収集して適宜演算
し、この情報をメモリカード等の記録媒体22に、リー
ダー/ライター部23を介して記録する一方、読み出す
運行管理情報演算部24を設けた点に特徴がある。
【0074】したがって、この実施例では、記録媒体2
2に時々刻々の積載重量を記録することができるので、
運行管理システムとして使用することができる。
【0075】図5は本発明のさらに他の実施例の全体構
成を示すブロック図であり、本実施例のカーナビゲーシ
ョン装置31は、図4で示すカーナビゲーション装置2
1に、マイク32aを有する無線移動局32を設ける一
方、この無線移動局32に対して、無線中継所の無線制
御局33を介してデータ伝送および音声通話で双方向で
通信することができる無線基地局34を運行管理事務所
35等に設けることにより、ディファレンシャルGPS
により自車位置の測位精度を高めると共に、車両の積載
重量を運行管理事務所35でリアルタイムで監視しよう
とした点に特徴がある。
【0076】無線基地局34は、カーナビゲーション装
置31の無線移動局32との間で、車両の運行指示,運
行情報,交通渋滞情報,自車位置測位精度向上のための
ディファレンシャルGPS用の衛星データ補正情報等の
データ通信および音声通話による通信を行なう無線固定
局36を有する。
【0077】また、無線基地局34はGPS受信機3
7,表示装置38,プリンタ39,ホストコンピュータ
40,リーダー/ライター部41,運行記録等を記録す
るメモリーカード等の運行記録媒体42,運行管理用各
種マスター43,地図データおよびその関連情報をデジ
タルで記録する地図データベース44を有する。
【0078】そして、カーナビゲーション装置31のG
PS受信部2で求めた自車位置の測位精度をディファレ
ンシャルGPSにより向上させるために、無線基地局3
4の位置をGPS受信機37により測位したときには、
この測位位置を予め判明している無線基地局34の真の
位置とホストコンピュータ40により比較して、両位置
間に誤差があった場合には、この誤差を補正するデータ
を無線固定局36から無線制御局33を介して無線移動
局32に与え、カーナビゲーション装置31のGPS受
信部2で測位した自車位置を補正する。したがって、自
車位置の精度が向上する。
【0079】また、無線基地局34から車両の運行指
示,運行情報等をデータ通信または音声通話により無線
移動局に与える一方、カーナビゲーション装置31で求
めた車両の積載重量を無線通信で受信し、運行記録媒体
42に記録するので、車両の積載重量等運行管理事務所
でリアルタイムで監視することができるので、車両の運
行管理を簡単確実かつ効率的に行なうことができる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように本願第1〜第6の発
明は、車載用のカーナビゲーション装置に、走行道路の
勾配や車両の駆動力および加速度に基づいて一般式によ
り車両の積載重量を求める手段を設けたので、車両の走
行中でも随時積載重量を運転手等により認識することが
できる上に、従来の台桿秤式トラック・スケールのよう
に大掛りな設備を必要とせず、コスト低減を図ることが
できる。
【0081】また本願第2の発明は、主たる自車位置検
出手段にGPS受信機を用いるので、自立航法位置較正
用サインポスト等の道路インフラのない所でも自車位置
検出が可能である。
【0082】さらに、本願第3の発明は、第1の演算手
段により求めた積載重量が表示手段に表示されるので、
この表示手段を運転室内等に設置することにより、運転
手により積載重量を容易かつ迅速に認識することができ
る。
【0083】さらにまた本願第4の発明は、第1の演算
手段により求めた積載重量が所定積載重量を超過したと
きには警報が出力されるので、過積載を容易かつ確実に
認識することができる。
【0084】本願第5の発明は、第1の演算手段により
求めた積載重量と、車両の走行軌跡や走行速度等車両の
運行管理に必要な情報を記録媒体に時系列で記録する読
出し自在のリーダー/ライター部を設けたので、これら
データを車両運行管理システムに利用することにより、
合理的な配車や経済運転・安全運転管理,運転手等乗員
の適切な労働管理等の車両運行管理を行なうことができ
る。
【0085】また、本願第6の発明は、基地局とデータ
通信および音声通話を双方向で行なう移動無線局を有す
るので、基地局からの指示や情報等を移動通信手段によ
り受信する一方、移動通信手段から各種データや音声を
基地局に送信することができるので、車両の運行管理を
簡単かつ確実に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自重計機能付きナビゲーション装
置の一実施例の全体構成を示すブロック図。
【図2】図1で示す積載重量演算手段により使用される
Pmeデータ・マップを示す図。
【図3】図1で示す積載重量演算手段等の処理プログラ
ムのフローチャート。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示すブロック図。
【図5】本発明のさらに他の実施例の構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1,21,31 カーナビゲーション装置 2 GPS受信部 2a GPSアンテナ 3 CD−ROM 4 リーダー部 5 キースイッチ 6 表示部 7 音声出力部 8 コントロール部 9 インターフェース部 10 車両ECU 11 GPS衛星 12 積載重量演算手段 13 警報出力手段 14 電源部 22 運行記録媒体 23 リーダー/ライター部 32 無線移動局 33 無線制御局 34 無線基地局 35 運行管理事務所 36 無線固定局 37 GPS受信機 38 表示装置 39 プリンタ 40 ホストコンピュータ 41 リーダー・ライター部 42 運行記録媒体 43 運行管理用各種マスター 44 デジタル地図データベース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されて、この車両の現在位置
    を時々刻々検出する自車位置検出手段を有するナビゲー
    ション装置において、地図情報およびその関連情報とこ
    の地図の各地点の高度データをそれぞれ記録する記録手
    段と、前記自車位置検出手段から時系列で出力される自
    車位置の任意の2点から、これらの高度を前記記録手段
    よりそれぞれ読み出して両地点間の高度差を求め、この
    高度差から前記車両の走行路の勾配を求め、この勾配と
    前記車両の車両電子コントロールユニット(ECU)か
    ら出力される駆動力および加速度に関するデータとに基
    づいて前記車両の総重量を求め、この車両総重量から、
    積載重量以外の車両に関する重量と乗務員の重量を差し
    引くことにより積載重量を求める第1の演算手段を設け
    たことを特徴とする自重計機能付きナビゲーション装
    置。
  2. 【請求項2】 自車位置検出手段が、複数個のGPS衛
    星からの軌道および時刻データを含む航法電波を受信し
    て、その受信位置を測位するGPS受信機またはGPS
    受信機とその他の自車位置検出手段との組み合せである
    ことを特徴とする請求項1記載の自重計機能付きナビゲ
    ーション装置。
  3. 【請求項3】 第1の演算手段により求めた積載重量を
    表示する表示手段を有することを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の自重計機能付きナビゲーション装置。
  4. 【請求項4】 第1の演算手段により求めた積載重量が
    所定積載重量を超えているときに警報を出力する警報出
    力手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の自重計機能付きナビゲーション装置。
  5. 【請求項5】 車両ECUから出力される駆動力および
    加速度、走行速度、エンジン回転数、使用するミッショ
    ンギア等のデータと共に、ナビゲーション装置によって
    求められる走行軌跡、およびナビゲーション装置の第2
    の演算手段により求められる車両の運行管理に必要なそ
    の他の情報と、第1の演算手段により求めた積載重量と
    を記録媒体に時系列で記録する読出し自在のリーダ/ラ
    イターを有することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の自重計機能付きナビゲーション装置。
  6. 【請求項6】 基地局との間でデータ通信および音声通
    話を双方向で行なう移動通信手段を有することを特徴と
    する請求項1〜5のいずれか1項に記載の自重計機能付
    きナビゲーション装置。
JP16238093A 1993-06-30 1993-06-30 自重計機能付きナビゲーション装置 Pending JPH0719939A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16238093A JPH0719939A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 自重計機能付きナビゲーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16238093A JPH0719939A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 自重計機能付きナビゲーション装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0719939A true JPH0719939A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15753481

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16238093A Pending JPH0719939A (ja) 1993-06-30 1993-06-30 自重計機能付きナビゲーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0719939A (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996035924A1 (fr) * 1995-05-10 1996-11-14 Equos Research Co., Ltd. Systeme de navigation de vehicule
JPH10109584A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Nissan Diesel Motor Co Ltd 車両の荷室内の積載状況確認システム
JP2004025956A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Hino Motors Ltd ブレーキ制御装置
WO2006136648A1 (en) * 2005-06-21 2006-12-28 Valtion Teknillinen Tutkimuskeskus A method and an apparatus for collecting information on the mass of load of a vehicle in heavy road traffic
EP1797356A1 (en) * 2004-09-24 2007-06-20 Volvo Lastvagnar Ab Engine-driven vehicle with transmission
JP2007163157A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Sumitomo Rubber Ind Ltd 車両の荷重推定方法および装置、ならびに車両の荷重推定のためのプログラム
JP2007269210A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Toyota Motor Corp 車両用情報提供装置
JP2010002207A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Fujitsu Ltd 車両重量測定システム、車両重量測定方法、及び車両重量測定プログラム
JP2012078219A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Yamato Scale Co Ltd 有料道路の車両計量システム
CN103017874A (zh) * 2012-09-03 2013-04-03 中山大学 基于gps和惯性传感器的车重测量系统
KR101270641B1 (ko) * 2010-11-24 2013-06-03 교통안전공단 차량용 적재량 계측장치
KR101275166B1 (ko) * 2010-08-26 2013-06-14 주식회사 자스텍 차량 적재량 자동 산출 장치, 방법 및 이를 통한 원격 관리 시스템
KR101308925B1 (ko) * 2013-02-26 2013-09-23 한국환경공단 차량의 실시간 하중 측정 장치 및 하중 측정 방법
WO2014020829A1 (ja) * 2012-08-01 2014-02-06 パナソニック株式会社 車重算出装置、波状路、および車重算出方法
JP2014035559A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Nissan Motor Co Ltd 車両用発進支援装置及び車間用発進支援方法
WO2014054152A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 三菱電機株式会社 車載情報処理装置
WO2014054153A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 三菱電機株式会社 車載情報処理装置
JP2018040295A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 日立建機株式会社 ダンプトラック及び冷却ファン制御方法
JP2020008392A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 株式会社Subaru ナビゲーション装置
CN111831960A (zh) * 2020-07-10 2020-10-27 北京交通大学 基于坡度扰动识别与排除的网联货车载重动态测算方法
JP2021143917A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 トヨタ自動車株式会社 車両の重量推定方法
WO2023136209A1 (ja) * 2022-01-11 2023-07-20 いすゞ自動車株式会社 車両の制御装置および車両

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996035924A1 (fr) * 1995-05-10 1996-11-14 Equos Research Co., Ltd. Systeme de navigation de vehicule
JPH10109584A (ja) * 1996-10-07 1998-04-28 Nissan Diesel Motor Co Ltd 車両の荷室内の積載状況確認システム
JP2004025956A (ja) * 2002-06-24 2004-01-29 Hino Motors Ltd ブレーキ制御装置
EP1797356A1 (en) * 2004-09-24 2007-06-20 Volvo Lastvagnar Ab Engine-driven vehicle with transmission
EP1797356A4 (en) * 2004-09-24 2010-01-27 Volvo Lastvagnar Ab MOTOR DRIVEN VEHICLE WITH GEARBOX
WO2006136648A1 (en) * 2005-06-21 2006-12-28 Valtion Teknillinen Tutkimuskeskus A method and an apparatus for collecting information on the mass of load of a vehicle in heavy road traffic
JP2007163157A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Sumitomo Rubber Ind Ltd 車両の荷重推定方法および装置、ならびに車両の荷重推定のためのプログラム
JP2007269210A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Toyota Motor Corp 車両用情報提供装置
JP2010002207A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Fujitsu Ltd 車両重量測定システム、車両重量測定方法、及び車両重量測定プログラム
KR101275166B1 (ko) * 2010-08-26 2013-06-14 주식회사 자스텍 차량 적재량 자동 산출 장치, 방법 및 이를 통한 원격 관리 시스템
JP2012078219A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Yamato Scale Co Ltd 有料道路の車両計量システム
KR101270641B1 (ko) * 2010-11-24 2013-06-03 교통안전공단 차량용 적재량 계측장치
WO2014020829A1 (ja) * 2012-08-01 2014-02-06 パナソニック株式会社 車重算出装置、波状路、および車重算出方法
JP2014032019A (ja) * 2012-08-01 2014-02-20 Panasonic Corp 車重算出装置、波状路、および車重算出方法
JP2014035559A (ja) * 2012-08-07 2014-02-24 Nissan Motor Co Ltd 車両用発進支援装置及び車間用発進支援方法
CN103017874A (zh) * 2012-09-03 2013-04-03 中山大学 基于gps和惯性传感器的车重测量系统
WO2014054153A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 三菱電機株式会社 車載情報処理装置
WO2014054152A1 (ja) * 2012-10-04 2014-04-10 三菱電機株式会社 車載情報処理装置
KR101308925B1 (ko) * 2013-02-26 2013-09-23 한국환경공단 차량의 실시간 하중 측정 장치 및 하중 측정 방법
JP2018040295A (ja) * 2016-09-07 2018-03-15 日立建機株式会社 ダンプトラック及び冷却ファン制御方法
JP2020008392A (ja) * 2018-07-06 2020-01-16 株式会社Subaru ナビゲーション装置
JP2021143917A (ja) * 2020-03-11 2021-09-24 トヨタ自動車株式会社 車両の重量推定方法
CN111831960A (zh) * 2020-07-10 2020-10-27 北京交通大学 基于坡度扰动识别与排除的网联货车载重动态测算方法
WO2023136209A1 (ja) * 2022-01-11 2023-07-20 いすゞ自動車株式会社 車両の制御装置および車両

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0719939A (ja) 自重計機能付きナビゲーション装置
JP3833931B2 (ja) 燃費表示方法及び燃費表示装置
US5987378A (en) Vehicle tracker mileage-time monitor and calibrator
JP3133770B2 (ja) 自動車の走行システム
US7406382B2 (en) System for determining weather information and providing ambient parameter data
US8332151B2 (en) Gradient information calculating system, vehicle running control system, navigation system, and gradient information calculating method
JP3267053B2 (ja) 道路情報処理システム
EP0940654A1 (en) Navigation device for vehicle and preparation of road shape data used therefor
JPH09210702A (ja) 電気自動車のナビゲーションシステム
CN103250030A (zh) 用于定位车辆的设备及生成车辆位置信息的方法
US6952180B2 (en) Method and apparatus for determination of position
EP3893528A1 (en) Asset and vehicle coupling
CN105788251A (zh) 基于北斗车联网的货车超载实时监控系统及方法
CN111942382A (zh) 自动驾驶辅助系统
KR20000032614A (ko) 전역 측위 시스템 단말기를 이용한 교통 정보 수집 방법 및 장치와 차량 수집 교통 정보의 속도 데이터 처리 방법
JPH10197272A (ja) 車載用ナビゲーション装置
JP2000275051A (ja) 車載用ナビゲーション装置
CN109903558B (zh) 一种道路桥梁车辆荷载监控系统及监控方法
CN110285789B (zh) 一种场车综合检测仪、检测系统及检测方法
JP2010169538A (ja) 通信型カーナビゲーションシステム
JP5795499B2 (ja) 安全運転補助情報提供装置
CN115077675A (zh) 一种基于北斗导航的货车超载监控系统及方法
CN113066297A (zh) 一种适用于主副钢板弹簧的半挂车车载称重系统
JPH09145386A (ja) 親局制御運行支援及び管理方法、移動体の位置決め方法
KR101350240B1 (ko) 차량 중량 측정 장치 및 방법과 이를 이용한 과적 및 정원초과 예방 방법