JP2015223708A - ガラスフィルムを含む積層体、ガラスフィルムを含む積層体の製造方法、及びガラス物品の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明に係る積層体1は、ガラスフィルム2と、可撓性を有し、ガラスフィルム2を保持する保持シート4とを備え、ガラスフィルム2を保持シート4に剥離可能な程度の貼付け力で貼付けてなる。ガラスフィルム2には、ガラスフィルム2を厚み方向に貫通する切込み線部5が形成されており、切込み線部5は、ガラスフィルム2を製品部6と非製品部7とに分割する分割線部8と、非製品部7に形成され、製品部6を跨ぐように伸びる剥離補助線部9とを有する。
【選択図】図1
Description
2,22 ガラスフィルム
3,23 接着層
4,24 保持シート
5,25 切込み線部
6,26 製品部
7,27 非製品部
8,28 分割線部
9,29,30 剥離補助線部
10 レーザー光照射装置
11,12 切断予定線
Claims (16)
- ガラスフィルムと、該ガラスフィルムを保持する保持シートとを備え、前記ガラスフィルムを前記保持シートに剥離可能な程度の貼付け力で貼付けてなる積層体であって、
前記保持シートは可撓性を有するもので、
前記ガラスフィルムには、前記ガラスフィルムを厚み方向に貫通する切込み線部が形成されており、
前記切込み線部は、前記ガラスフィルムを製品部と非製品部とに分割する分割線部と、前記非製品部に形成され、前記製品部を跨ぐように伸びる剥離補助線部とを有する、ガラスフィルムを含む積層体。 - 前記剥離補助線部は、前記分割線部から前記ガラスフィルムの周縁部にまで伸びている請求項1に記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記剥離補助線部は直線状に伸びている請求項1又は2に記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記切込み線部は複数の前記剥離補助線部を有しており、前記複数の剥離補助線部は、互いに異なる向きから前記製品部を跨ぐように伸びている請求項1〜3の何れかに記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記切込み線部が、前記ガラスフィルムを厚み方向に貫通し、かつ前記保持シートの一部にまで形成されている請求項1〜4の何れかに記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記ガラスフィルムと前記保持シートとの間に配設され、前記ガラスフィルムを前記保持シートに剥離可能な程度の接着力で接着する接着層をさらに備えることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記接着層と前記ガラスフィルムとの接着力が、前記接着層と前記保持シートとの接着力を上回っていることを特徴とする請求項6に記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記接着層と前記保持シートとの接着力が、前記接着層と前記ガラスフィルムとの接着力を上回っていることを特徴とする請求項6に記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記保持シートは、伸縮性に優れた材料で形成されたものである請求項1に記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記ガラスフィルムは帯状をなすもので、
前記ガラスフィルムには、その長手方向に沿って複数の前記分割線部が形成されている請求項1〜9の何れかに記載のガラスフィルムを含む積層体。 - 前記剥離補助線部は、前記ガラスフィルムの長手方向に直交する向きに沿ってかつ各々の前記製品部を跨ぐように伸びている第一の剥離補助線部と、前記ガラスフィルムの長手方向に沿って前記複数の製品部を跨ぐように伸びている第二の剥離補助線部とを有する請求項10に記載のガラスフィルムを含む積層体。
- 前記ガラスフィルムの厚み寸法dに対する、幅寸法Lの比L/dが10以上となるよう、前記厚み寸法d及び前記幅寸法Lが所定の大きさに設定される請求項1〜11の何れかに記載のガラスフィルムを含む積層体。
- ガラスフィルムを、可撓性を有する保持シートに剥離可能な程度の貼付け力で貼付けることにより、ガラスフィルムを含む積層体を形成する貼付け工程と、
前記ガラスフィルムに、前記ガラスフィルムを厚み方向に貫通する切込み線部を形成する切込み線部形成工程とを備え、
前記切込み線部は、前記ガラスフィルムを製品部と非製品部とに分割する分割線部と、前記非製品部に形成され、前記製品部を跨ぐように伸びる剥離補助線部とを有するもので、
前記切込み線部形成工程において、前記ガラスフィルムに前記分割線部と前記剥離補助線部とを形成する、ガラスフィルムを含む積層体の製造方法。 - 前記切込み線部形成工程において、レーザーを用いて、前記分割線部と前記剥離補助線部を有する前記切込み線部を形成する請求項13に記載のガラスフィルムを含む積層体の製造方法。
- 請求項13又は14に記載の方法で製造した積層体の前記保持シートを前記剥離補助線部に沿って折曲げて、前記製品部を前記保持シートから剥離することにより、前記製品部をガラス物品として得るガラス物品の製造方法。
- 請求項13又は14に記載の方法で製造した積層体の前記保持シートをその平面方向に沿って引っ張って、前記製品部を前記保持シートから剥離することにより、前記製品部をガラス物品として得るガラス物品の製造方法。
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Cited By (1)
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US10811609B2 (en) | 2017-09-06 | 2020-10-20 | Sharp Kabushiki Kaisha | Manufacturing method of display device |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003529521A (ja) * | 2000-04-04 | 2003-10-07 | カール−ツァイス−スティフツング | 小板ガラス板の製造方法及び小板ガラス板を製造するための半仕上げ製品としての大板ガラス板 |
WO2015174216A1 (ja) * | 2014-05-14 | 2015-11-19 | 旭硝子株式会社 | 複合体、積層体および電子デバイス、ならびに、それらの製造方法 |
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