JP2015220878A - 回転電機の固定子、固定子コア、及び固定子の製造方法 - Google Patents

回転電機の固定子、固定子コア、及び固定子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】組立性、絶縁性に優れた回転電機の固定子を提供する。
【解決手段】回転電機の固定子100は、環状に等間隔に配置された複数の内側ティース21aと内側ティース21aの内周側先端部を周方向に連結する環状の連結部22aからなる内周側コア2aと、内側ティース21aの数と同数の外側ティース21bと外側ティース21bの外周側端部を周方向に連結する環状のバックヨーク部22bからなる外周側コア2bと、スロット5内に、複数のティース21を跨いで収納される複数のコイル11を備え、1つのスロット5内には、内側に1つのコイルの第一スロット収納部11b1が収納され、外側に他のコイルの第二スロット収納部11b2が収納され、少なくとも第一スロット収納部11b1は、スロット5内の内側ティース21aの間に形成される内側スロット5a内に完全に収納されている。
【選択図】図14

Description

この発明は、分布巻したコイルを有する回転電機の固定子、固定子コア、及び固定子の製造方法に関するものである。
従来、界磁の外周側に電機子が配置されるインナーロータ型の回転電機の固定子において、環状ヨーク部と、一体形成したティース群に分けて構成される固定子コアが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の固定子の製造方法では、固定子は、各ティースの間に複数のスロットが設けられ内周側端部を周方向に結合したティース群にコイルを巻回した後に、これを環状ヨーク部内に軸方向から嵌め込むという工程により製造される。
特開平7−163076号公報
特許文献1のような回転電機の固定子コアにおいては、分布巻方式のコイルをティース群の外周側からスロット内に挿入する場合、各ティースの径方向に挿入するに連れて、1つのコイルを挿入する2つのスロット間の周方向の間隔が狭くなるため、複数のティースをまたがって設けられるコイルのスロット収納部間の間隔を縮めながら挿入することになる。その結果、コイルエンド部が軸方向に山形に変形して高くなる。また、この時にコイルと固定子コア(ティース群)のエッジの摩擦でコイルの絶縁被膜に傷がつき、絶縁不良を起こしたり、個別のティースに力が集中してティースが変形したりするなどの課題があった。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、組立性に優れ、高効率、高出力を発揮できる回転電機の固定子、固定子コア、固定子の製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係る、回転電機の固定子は、
環状に等間隔に配置された複数の内側ティースおよび複数の前記内側ティースの内周側先端部を周方向に連結する環状の連結部からなる内周側コアと、
環状に等間隔に配置され、前記内側ティースの数と同数の外側ティースおよび全ての前記外側ティースの外周側端部を周方向に連結する環状のバックヨーク部からなる外周側コアと、
前記内周側コアと前記外周側コアに囲まれて形成されるスロット内に、前記内側ティースと前記外側ティースが結合部で結合されたティースを複数個跨いで収納される複数のコイルを備え、
前記コイルは、前記スロット内に収納される一方の部分である第一スロット収納部と前記スロット内に収納される他方の部分である第二スロット収納部とを備え、
1つの前記スロット内には、内側に1つの前記コイルの前記第一スロット収納部が収納され、外側に他の前記コイルの前記第二スロット収納部が収納され、
少なくとも前記第一スロット収納部は、前記スロット内の前記内側ティースの間に形成される内側スロット内に完全に収納されているものである。
また、この発明に係る固定子コアは、
環状に等間隔に配置された複数の内側ティースおよび複数の前記内側ティースの内周側先端部を周方向に連結する環状の連結部からなる内周側コアと、
環状に等間隔に配置された前記内側ティースと同数の外側ティースおよび全ての前記外側ティースの外周側端部を周方向に連結する環状のバックヨーク部からなる外周側コアとを備え、
前記内側ティースと前記外側ティースは、結合部で1つのティースとして結合されているものである。
また、この発明に係る固定子の製造方法は、
コイルを分布巻された固定子の製造方法であって、
環状に等間隔に配置された複数の内側ティースおよび複数の前記内側ティースの内周側先端部を周方向に連結する環状の連結部からなる内周側コアの外周側に、予め巻回されたコイルを配置するコイル配置工程と、
前記コイルを径方向に平行移動して、前記コイルが備える2つのスロット収納部の内の第一スロット収納部を前記内側ティース間に形成される内側スロット内に完全に収納し、第二スロット収納部を、他の内側スロット内に収納された他の第一スロット収納部の外周側に並べるコイル収納工程と、
環状に等間隔に配置され、前記内側ティースの数と同数の外側ティースおよび全ての前記外側ティースの外周側端部を周方向に連結する環状のバックヨーク部からなる外周側コアを、前記内周側コアに対して前記内側ティースと前記外側ティースが結合するように軸方向から圧入し、前記第二スロット収納部の少なくとも一部を前記外側ティース間に形成される外側スロット内に収納する外周側コア圧入工程と、
各前記コイルの端部同士を接合するコイル接合工程とを備えたものである。
この発明に係る回転電機の固定子、固定子コアによれば、
ティース部が、バックヨーク部に接続された外側ティースと、内周側先端部を周方向に連結する環状の連結部に接続された内側ティースとに分割されているので、コイルのスロットへの挿入時にコイルを押圧する力を抑制できる。また、外周側からのコイルの挿入時に、2つのスロット収納部間の間隔が縮む量を小さくできるので、コイルエンド部が軸方向に高くなることを抑制でき、コイルエンド部を小さくできる。また、ティースとコイルにかかる力を低減できる。これらにより、回転電機の固定子の絶縁性や信頼性を向上できる。
この発明に係る固定子の製造方法によれば、
径方向に平行移動して、前記コイルが備える2つのスロット収納部の内の第一スロット収納部を前記内側ティース間に形成される内側スロット内に完全に収納すると同時に、第二スロット収納部を、他の内側スロット内に収納された他の第一スロット収納部の外周側に並べるコイル収納工程を備えるので、
外周側からのコイルの挿入時に、2つのスロット収納部間の間隔が縮む量を小さくできる。これにより、コイルエンド部が軸方向に高くなることを抑制でき、コイルエンド部を小さくできる。また、ティースとコイルにかかる力を低減できる。これらにより、回転電機の固定子の絶縁性や信頼性を向上できる。
この発明の実施の形態1に係る固定子の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る固定子コアの斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る固定子コアの上面図である。 この発明の実施の形態1に係る外周側コアの上面図である。 この発明の実施の形態1に係る内周側コアの上面図である。 この発明の実施の形態1に係る固定子コアの要部上面図である。 この発明の実施の形態1に係る固定子用の亀甲コイルの斜視図である。 図7に示す亀甲コイルをA−A線で切断した矢視図である。 この発明の実施の形態1に係る固定子の要部断面図である。 この発明の実施の形態1に係る固定子の亀甲コイルの挿入方法を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る全ての亀甲コイルを内周側コアに挿入した状態を示す上面図である。 比較例の亀甲コイルの正面図である。 比較例の亀甲コイルを固定子コアに装着すると想定した場合の固定子の要部上面模式図である。 この発明の実施の形態1に係る亀甲コイルがスロットに収納された状態での固定子の要部上面模式図である。 図14に示す固定子をB−B線で切断した矢視図である。 この発明の実施の形態2に係る固定子の要部断面図である。 この発明の実施の形態2に係る亀甲コイルがスロットに収納された状態での固定子の要部上面模式図である。 この発明の実施の形態3に係る固定子の要部断面図である。 亀甲コイルをスロット内に外周側から圧入したと想定した場合のコイルエンド部の高さの変化を示す図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係る、回転電機の固定子、固定子コア、固定子の製造方法を、図を用いて説明する。
なお、本明細書中で「内側」、「内周側」、「外側」、「外周側」、「周方向」、「軸方向」、「径方向」という場合は、特に断らない限り、回転電機の固定子の「内側」、「内周側」、「外側」、「外周側」、「周方向」、「軸方向」、「径方向」をいうものとする。
図1は、固定子100の斜視図である。但し、各スロットに挿入した亀甲コイル11の端部同士は未だ接続されていない。
図2は、固定子100の固定子コア2の斜視図である。
図3は、固定子コア2の上面図である。
図4は、外周側コア2bの上面図である。
図5は、内周側コア2aの上面図である。
図6は、固定子コア2の要部上面図である。
図1〜図6に示すように、固定子100は、周方向に隣り合うティース21間に形成された複数のスロット5を有する円環状の固定子コア2と、スロット5内に挿入され、固定子コア2に巻回される三相(U相、V相、W相)Y結線の固定子コイル群10を2組備えている。
固定子コア2は、図3〜図6に示すように、内周側コア2aと外周側コア2bから構成され、内周側コア2aは周方向に略一定間隔で複数配置される内側ティース21aおよび、内側ティース21aの内周部を連結する環状の連結部22aから構成され、外周側コア2bは周方向に略一定間隔で複数配置される外側ティース21bと外側ティース21bを連結する環状のバックヨーク部22bから構成される。内周側コア2aと外周側コア2bは別部品であり、外周側コア2bを内周側コア2aの外周側に、軸方向に圧入して組み付けることで、連結部22a、隣り合うティース21、バックヨーク部22bにより囲まれたスロット5が形成される。
ティース21は、内周側コア2aの内側ティース21aと、外周側コア2bの外側ティース21bを結合部21cで結合することで構成される。なお、本実施の形態ではスロット5、および、ティース21をそれぞれ48個として示しているがこれに限るものではない。
図7は、固定子100用の亀甲コイル11の斜視図である。
図8は、図7に示す亀甲コイル11をA−A線で切断した矢視図である。
亀甲コイル11は、導体部と、導体部の表面を被覆する絶縁皮膜とからなる1本の導線3を略六角形状に重ね巻きして構成されている。
亀甲コイル11は、複数のティース21を跨いで2箇所のスロット5に、それぞれのスロット収納部を挿通して配置することで、ティース21に巻回される。ここで、一方のスロット5に挿通されるスロット収納部(図7の紙面左側)を第一スロット収納部11b1、他方のスロット5に挿通されるスロット収納部(図7の紙面右側)を第二スロット収納部11b2と定義する。スロット収納部11b1、11b2は、それぞれ2本の導線3で構成される。
また、亀甲コイル11は、周方向両側のスロット収納部11b1、11b2の端部同士をコイル結線11a1、11a2が存在する側で連結するコイルエンド部11cと、コイル結線11a1、11a2が存在しない側で連結するコイルエンド部11dとを有する。したがって、コイルエンド部11cは、1本の導線3からなり、コイルエンド部11dは、2本の導線3からなる。
固定子コイル群10は、複数の亀甲コイル11のコイル結線11a1、11a2を溶接して接続することにより構成されている。
コイルエンド部11cにより周方向に両側のスロット収納部11b1、11b2同士を連結するには、2つのスロット5内での径方向の位置の異なる導線3同士を連結する必要がある。したがって、2つのスロット5内での径方向の位置の差を調整するレーンチェンジ部11c1、11d1をコイルエンド部11c、11dに設けている。
次に、本実施の形態1に係る固定子100の組み立て方法について図9〜図14を用いて説明する。
図9は、この発明の実施の形態1に係る固定子100の要部断面図である。
図10は、この発明の実施の形態1に係る固定子100の亀甲コイル11の挿入方法を示す図である。亀甲コイル11のスロット5内への挿入は、複数の亀甲コイル11を全て同時に行うが、説明を簡単にするために、図10では亀甲コイル11を3つだけ描いている。
また、図10は、内周側コア2aに亀甲コイル11を挿入する手順を示しており、外周側コア2bは未だ嵌合されていない。また、同一ハッチングを施したスロット収納部11b1、11b2が同一の亀甲コイル11の2つのスロット収納部である。また、外周を破線で描いたスロット収納部11b1、11b2は、亀甲コイル11を内周側コア2aに挿入するために準備して配置している状態を示している(コイル配置工程)。
固定子コア2は、図9に示すように、ティース21の径方向の中間部で内周側コア2aと外周側コア2bに分割されており、したがってティース21は、内周側コア2a側の内側ティース21aと外周側コア2b側の外側ティース21bに分割されている。内側ティース21aと外側ティース21bの結合部21cの最内周側の位置Pは、1つのスロット5内に納められる4本の導線3の内、内側から2本目の導線3と3本目の導線3の境界位置となる。また、結合部21cは、組み立て性と、固定子コア2の剛性を考慮して、軸方向に垂直な断面が外周側に尖ったV字形状としている。
1つのスロット5内には、2つの亀甲コイル11の一方のスロット収納部11b1と他方のスロット収納部11b2が納められていて、図9、図10に示すように、1つのスロット5のうち、内周側コア2a内に形成されるスロット5a(内側スロット)には、一方のスロット収納部11b1(導線3が2本分)が収納され、外周側コア2b内に形成されるスロット5b(外側スロット)には、後に他方の亀甲コイル11のスロット収納部11b2(導線3が2本分)が収納される。但し、図10の状態ではまだ、外周側コア2bは取り付けられていない。
図10の矢印C、Dは、各亀甲コイル11のスロット収納部11b1、11b2を内周側コア2aのスロット5aに収納する方向と移動量(ベクトル)を示す。
図に示すように、全ての亀甲コイル11を同時に、一方のスロット収納部11b1の2本の導線3が固定子100の径方向に真っ直ぐに積み重なる状態で、径方向内側に向かって、内周側コア2aの外周側からスロット5a内に平行移動させる(コイル収納工程)。このようにして、スロット収納部11b1が完全にスロット5a内に収納された時、もう一方のスロット収納部11b2は、内側ティース21aを5個跨いだスロット5aの入り口に達する。また、このとき、スロット収納部11b2の内側のスロット5a内には、別の亀甲コイル11のスロット収納部11b1が既に挿入されている。
図11は、全ての亀甲コイル11を内周側コア2aに挿入した状態を示す上面図である。
スロット収納部11b2は、内周側コア2aのスロット5a内に収納された他の亀甲コイル11のスロット収納部11b1の外周側にスライドしながら覆い被さるので、先にスロット5aに収納されるスロット収納部11b1と、外側に配置される他の亀甲コイル11のスロット収納部11b2が干渉することは殆どない。厳密に言うと、スロット収納部11b2が図10に示す矢印C方向に移動するとき、矢印D方向に移動する他の亀甲コイル11のスロット収納部11b1と若干交錯する。しかし、外周側に重なるスロット収納部11b2の移動を若干遅らせるだけで、両者の衝突を防止できる。各亀甲コイル11が所定の位置に配置された状態では、スロット収納部11b1、11b2のいずれにも外的な力はかからない。
全ての亀甲コイル11を図11に示すように配置したら、外周側コア2bを内周側コア2aの外周側に圧入する(外周側コア圧入工程)。なお、図示しないが、スロット収納部11b1を挿入する前に、内周側コア2aには内側ティース21aと連結部22aの周縁部を覆うように、また、外周側コア2bには、外側ティース21bとバックヨーク部22bの周縁部を覆うように絶縁紙を挿入して配置しており、スロット収納部11b1と内周側コア2aの間及び、スロット収納部11b2と外周側コア2bの間の絶縁性を確保している。なお、絶縁紙は、スロット収納部11b1、11b2に先に巻きつけておいてから亀甲コイル11を内周側コア2a、外周側コア2bに挿入する方式を採用しても良い。
その後、亀甲コイル11のコイル結線11a1、11a2同士を、例えばTIG溶接、抵抗溶接等にて接合する。コイル結線11a1、11a2同士の接合部は、コイル結線11a1、11a2を2本、1箇所に集めて接合して構成する。ただし、中性点は、UVWの3点を接続する必要があるため、コイル結線11a1、11a2を3本、1箇所に集めて接合する(コイル接合工程)。
また、電源、インバータ等、他のデバイスと接続するコイル結線11a1、11a2については、他のデバイスと接続させるための仲介部品(端子等)を別途接合するか、もしくは、この段階では何もせず、次工程に進む。
なお、本実施の形態では、コイル結線11a1、11a2の接合を、図1のようにコイルエンド部を成形し、位置合わせした後で接合する方法を採用しているが、例えば、樹脂にターミナルをインサート、もしくは、アウトサートした中継部品を介して結合しても良い。これにより、コイル結線11a1、11a2の位置調整作業が不要となるため、固定子の組立工程が単純化され、固定子コイル群10の組立性が向上する。
本実施の形態で使用する亀甲コイル11のスロット5への収納状態について比較例を用いて更に詳細に説明する。
図12は、本実施の形態の亀甲コイル11の比較例としての亀甲コイル13の正面図である。
図13は、亀甲コイル13を固定子コア2に装着すると想定した場合の固定子113の要部上面模式図である。
図14は、本実施の形態の亀甲コイル11がスロット5に収納された状態での固定子100の要部上面模式図である。
図15は、図14をB−B線で切断した矢視図である。
図13では説明の便宜上、亀甲コイル13をそれぞれ2つ描いているが、このような状態で全てのスロット5内に亀甲コイル13のスロット収納部13b1、13b2が1つずつ収納されている。図14の亀甲コイル11についても同様である。
ところで、先述したような組立工程で固定子100を製造する場合、内周側コア2aに亀甲コイル11を装着し、内周側コア2aに対して外周側コア2bを、結線側(図1、上側)のコイル結線11a1、11a2側から軸方向に圧入する。
比較例の亀甲コイル13は、スロット収納部13b1、13b2がそのまま軸方向に真っ直ぐに延び出した形状である。この場合、図13に示すように亀甲コイル13のコイルエンド部13cが内側ティース21aと外側ティース21bの結合部21cの軸方向の延長上に被さって干渉し、外周側コア2bを結線側から軸方向に向かって内周側コア2aに圧入することができない。
そこで本実施の形態では、図14、図15に示すように、スロット5に配置された2つの亀甲コイル11の各2本、合計4本の導線3の内の内側から3本の導線3に屈曲部16を設ける。すなわち、上記3本の導線3が固定子コア2のスロット5の軸方向端部から延出した部分を内周側に曲げ加工した屈曲部16(図15、丸印部分)を設けている。コイル結線11a1(結線部)とコイルエンド部11cの一部をこのように構成することで、図14に示すように、固定子100を軸方向から見た時に、コイルエンド部11c及びコイル結線11a1が重ならず、外周側コア2bの内周側コア2aへの圧入時に外側ティース21bが亀甲コイル11と干渉しない。
本実施の形態に係る、回転電機の固定子、固定子コア、固定子の製造方法によれば、亀甲コイル11を内周側コア2aに挿入する工程において、亀甲コイル11をスロット5内に加圧して押し込む必要が無い。これにより、亀甲コイル11の変形がないため、亀甲コイル11の品質、絶縁性が向上する。また亀甲コイル11のスロット5内への挿入時に内側ティース21aの側面にかかる荷重がないため、内側ティース21aの変形を防ぐことができ、固定子100の組立性が向上する。
図19は、亀甲コイル11をスロット5内に外周側から圧入したと想定した場合のコイルエンド部11cの高さの変化を示す図である。圧入により2つのスロット収納部11b1、11b2の間の間隔を縮めながら亀甲コイル11を装着すると、コイルエンド部11cの高さが軸方向に高くなることが分かる。しかし、本実施の形態では、2つのスロット5内にスロット収納部11b1、11b2の間隔を縮めながら収納しないために、スロット5内に収納後の亀甲コイル11のコイルエンド部11cが軸方向に高くなることはない。
なお、亀甲コイル11の第一スロット収納部11b1、および第二スロット収納部11b2は、それぞれ2本の導線3で構成していたが、本数はこれに限られるものではなく、また、各スロット収納部を構成する導線3の本数が異なっていても問題はない。例えば、スロット収納部11b1、11b2の導線3の数をN本(Nは2以上の偶数)とし、内側からN/2本目と(N/2)+1本目の間に結合部21cを設ければ良い。
また、本実施の形態では図示しなかったが、回転子の極数を8極とすることで、固定子100の毎極毎相スロット数を2(=48÷(8×3))とできる。これにより固定子100を用いる回転電機を2重化されたインバータ(図示せず)で駆動することができる。回転電機を2重系で駆動することで、各相の位相をずらして高調波の次数を高くすることによりリップル電流を下げることができる。また、回転電機を駆動制御する独立した2つの駆動回路(インバータ)を用いることにより、回転電機の冗長性を得ることができる。
また、固定子100のスロット5の数を48として示したが、スロット数はこれに限定されるものではない。さらに、各スロット5に挿入する亀甲コイル11の数をスロット5と同数としたが、これに限定されるものではなく、例えばスロット5の数のn倍の亀甲コイル11を挿入しても問題はない。また、本実施の形態に係る内側ティース21aと外側ティース21bの結合部21cの形状は、軸方向に垂直な断面がV字型となるものにしたが、形状はこれに限定されるものではない。例えば、凹部と凸部を組み合わせた形状であればどのような形状でも良い。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2に係る、回転電機の固定子、固定子コア、固定子の製造方法を、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図16は、本実施の形態に係る固定子200の要部断面図である。
図17は、亀甲コイル211がスロット205に収納された状態での固定子200の要部上面模式図である。図17では、全ての亀甲コイル211は描写していない。
固定子コア202は、内周側コア202aの内側ティース221aと、外周側コア202bの外側ティース221bの結合部221cおよび結合部221cの最内周側の位置P2の構成が実施の形態1の固定子コア2と異なる。
本実施の形態では、図に示すように結合部221cの最内周側の位置P2を、同一のスロット205内に配置される2つの亀甲コイル211の合計4本の導線3のうち、内周側から3本目の導線3と4本目の導線3の間に設定している。従って、内側ティース221aの径方向の長さは、外側ティース221bの径方向の長さより長い。
本実施の形態の固定子200のステータの組立方法では、実施の形態1に比べて全ての亀甲コイル11を配置した後に外周側から内周側に亀甲コイル11を加圧して挿入する工程が必要となる。しかし、特許文献1のように、ティース部全てを環状ヨーク部に圧入する構成に比べれば、亀甲コイル11の圧入に必要な押圧力は小さくて済む。また、亀甲コイル211の2つのスロット収納部211b1、211b2を各スロット205へ圧入する前後における2つのスロット収納部211b1、211b2間の間隔の縮小は、ティースを分割せずに1つの亀甲コイルを圧入する場合に比べれば小さいので、コイルの変形と、それに伴うコイルエンド部の高さの増加、ティースの変形を小さくすることができる。
次に、外周側コア202bの圧入について図を用いて説明する。
外周側コア202bは、実施の形態1と同様に、結線側から軸方向に内周側コア202aに圧入される。図17に示すように内側ティース221aと外側ティース221bの結合部221cを内周側から3本目の導線3と4本面の導線3の間に設ければ、実施の形態1と異なり、コイルエンド部211cとコイル結線211a1を内周側に傾斜させる加工をしなくてもコイルエンド部211cとティース221の結合部221cが、外周側コア202bの軸方向からの圧入時に干渉することはない。
本実施の形態に係る、回転電機の固定子、固定子コア、固定子の製造方法によれば、亀甲コイル211の変形やコイルエンド部211cの高さの増加、ティース221の変形を抑制することが可能である。また、実施の形態1のようにコイルエンド部211cが外周側コア2bの圧入時に外側ティース221bと干渉することを防止するために、コイルエンド部211cを内周側に曲げ加工する必要がなく、コイルエンド部211cを小さくすることができる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3に係る、回転電機の固定子、固定子コア、固定子の製造方法を、図を用いて実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
図18は、本実施の形態に係る固定子300の要部断面図である。
本実施の形態では、固定子コア302のスロット305内には導線3が8本配置される。また、使用する亀甲コイル311は、スロット305内に挿通して配置されるスロット収納部311b1、311b2を備える。スロット収納部311b1、311b2は、それぞれ4本の導線3で構成される。
内周側コア302aの内側ティース321aと、外周側コア302bの外側ティース321bの結合部321cの最内周側の位置P3は、6本目の導線3の径方向中央部分にあり、実施の形態1、2で採用した位置とは異なる位置にある。このような固定子コア302においても、実施の形態1の図15と同様に、亀甲コイルのコイルエンド部が外側ティース321bと内側ティース321aの結合部321cの軸方向の延長上に被さって干渉しないように、固定子コア302のスロット305の軸方向端部から延出した導線3を内周側に曲げ加工した屈曲部を設けることにより亀甲コイル311の外周側からの圧入量を減らすことができる。
本実施の形態3に係る、回転電機の固定子、固定子コア、固定子の製造方法であっても従来例よりもコイルの変形やコイルエンド部の高さの増加、ティースの変形を抑制することが可能である。なお、本実施の形態ではティース321の結合部321cの最内周側の位置P3を内側から6本目の中央位置としたが、これに限るものではない。
尚、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
100,113,200,300 固定子、10 固定子コイル群、
11,13,211,311 亀甲コイル、11a1 コイル結線、
11b,11b1,11b2,13b1,311b1 スロット収納部、
11c,13c,11d,211c,311c コイルエンド部、
11c1 レーンチェンジ部、16 屈曲部、2,202,302 固定子コア、
2a,202a,302a 内周側コア、2b,202b,302b 外周側コア、
21,221 ティース、21a,221a,321a 内側ティース、
21b,221b,321b 外側ティース、21c,221c,321c 結合部、
22a 連結部、22b バックヨーク部、3 導線、
5,5a,5b,205,305 スロット、C,D 矢印、P,P2,P3 位置。

Claims (11)

  1. 環状に等間隔に配置された複数の内側ティースおよび複数の前記内側ティースの内周側先端部を周方向に連結する環状の連結部からなる内周側コアと、
    環状に等間隔に配置され、前記内側ティースの数と同数の外側ティースおよび全ての前記外側ティースの外周側端部を周方向に連結する環状のバックヨーク部からなる外周側コアと、
    前記内周側コアと前記外周側コアに囲まれて形成されるスロット内に、前記内側ティースと前記外側ティースが結合部で結合されたティースを複数個跨いで収納される複数のコイルを備え、
    前記コイルは、前記スロット内に収納される一方の部分である第一スロット収納部と前記スロット内に収納される他方の部分である第二スロット収納部とを備え、
    1つの前記スロット内には、内側に1つの前記コイルの前記第一スロット収納部が収納され、外側に他の前記コイルの前記第二スロット収納部が収納され、
    少なくとも前記第一スロット収納部は、前記スロット内の前記内側ティースの間に形成される内側スロット内に完全に収納されている回転電機の固定子。
  2. 前記第一スロット収納部は、前記内側スロット内に収納され、前記第二スロット収納部は、前記外側ティース間に形成される外側スロット内に収納されている請求項1に記載の回転電機の固定子。
  3. 前記コイルは、前記スロット内においてN本(Nは2以上の偶数)の導線が、径方向に積み重なっている請求項2に記載の回転電機の固定子。
  4. 前記第一スロット収納部を構成する前記導線と、前記第二スロット収納部を構成する前記導線のうち、内側から(N/2)+1番目までの前記導線が、前記スロット内から延出して構成するコイルエンド部及び結線部は、径方向内側に曲げられた屈曲部を形成している請求項3に記載の回転電機の固定子。
  5. 前記内側ティースは、前記外側ティースより長く、
    前記コイルは、前記スロット内においてN本(Nは2以上の偶数)の導線が、径方向に積み重なり、
    前記第一スロット収納部を構成する前記導線と、前記第二スロット収納部を構成する前記導線のうち、前記スロット内から延出した部分を結合したコイルエンド部及び結線部は、前記固定子を軸方向から見た時に前記結合部に重ならない請求項1に記載の回転電機の固定子。
  6. 前記結合部の最内側の位置が、N本の前記導線のうち内側からN−1本目のコイルとN本目のコイルの間である請求項5に記載の回転電機の固定子。
  7. 環状に等間隔に配置された複数の内側ティースおよび複数の前記内側ティースの内周側先端部を周方向に連結する環状の連結部からなる内周側コアと、
    環状に等間隔に配置された前記内側ティースと同数の外側ティースおよび全ての前記外側ティースの外周側端部を周方向に連結する環状のバックヨーク部からなる外周側コアとを備え、
    前記内側ティースと前記外側ティースは、結合部で1つのティースとして結合されている固定子コア。
  8. 前記内側ティースの径方向の長さは、前記外側ティースの径方向の長さ以上である請求項7に記載の固定子コア。
  9. 前記結合部は、凹部と凸部を組合わせて形成される請求項7又は請求項8に記載の固定子コア。
  10. コイルを分布巻された固定子の製造方法であって、
    環状に等間隔に配置された複数の内側ティースおよび複数の前記内側ティースの内周側先端部を周方向に連結する環状の連結部からなる内周側コアの外周側に、予め巻回されたコイルを配置するコイル配置工程と、
    前記コイルを径方向に平行移動して、前記コイルが備える2つのスロット収納部の内の第一スロット収納部を前記内側ティース間に形成される内側スロット内に完全に収納し、第二スロット収納部を、他の内側スロット内に収納された他の第一スロット収納部の外周側に並べるコイル収納工程と、
    環状に等間隔に配置され、前記内側ティースの数と同数の外側ティースおよび全ての前記外側ティースの外周側端部を周方向に連結する環状のバックヨーク部からなる外周側コアを、前記内周側コアに対して前記内側ティースと前記外側ティースが結合するように軸方向から圧入し、前記第二スロット収納部の少なくとも一部を前記外側ティース間に形成される外側スロット内に収納する外周側コア圧入工程と、
    各前記コイルの端部同士を接合するコイル接合工程とを備えた固定子の製造方法。
  11. 前記コイル収納工程は、前記コイル収納工程の最後に、前記コイルを径方向内側に押圧する押圧工程を有する請求項10に記載の固定子の製造方法。
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