JP2015220777A - コイル巻線・セット方法、コイル巻線・セット装置及びステータの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インサータツール200のブレード220よりも本数が多いガイド棒120を有するトランスファツール100を用い、トランスファツールのガイド棒の所定の間隙に、開始コイルCaと終了コイルCbとの間を除いて、螺旋状に重なり合った状態にコイルCを落とし込み、トランスファツールを反転させて、インサータツールに対してトランスファツールを相対移動させつつ位置合わせをして、トランスファツールのガイド棒とインサータツールのブレードとが整合した部分で、前記開始コイル側からブレードの所定の間隙にコイルを順次落とし込んで、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットする。
【選択図】図7
Description
前記インサータツールのブレードよりも本数が多いガイド棒を有し、前記インサータツールに対して位置合わせをすることにより、該ガイド棒が前記ブレードに部分的に整合できるように円環状に配列されたトランスファツールを用い、
前記トランスファツールのガイド棒の所定の間隙に、落とし込み開始コイルと終了コイルとが重ならないようにして、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、開始コイルと終了コイルとの間を除いて、螺旋状に重なり合った状態にコイルを落とし込み、
前記トランスファツールを反転させて前記インサータツール上に配置し、前記インサータツールに対して前記トランスファツールを相対移動させつつ位置合わせをして、前記トランスファツールのガイド棒と前記インサータツールのブレードとが整合した部分で、前記開始コイル側から前記ブレードの所定の間隙にコイルを順次落とし込んでいき、終了コイルの一方の側部を開始コイルの一方の側部に重ねて、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットすることを特徴とするコイル巻線・セット方法を提供するものである。
巻枠に導線を巻付けてコイルを形成する巻線装置と、
前記インサータツールのブレードよりも本数が多いガイド棒を有し、前記インサータツールに対して位置合わせをすることにより、該ガイド棒が前記ブレードに部分的に整合できるように円環状に配列されたトランスファツールと、
前記巻枠を前記トランスファツールのガイド棒の所定間隙に整合するように移動させて、前記巻枠に巻付けられたコイルを前記ガイド棒の所定間隙に落とし込む落とし込み装置と、
前記インサータツールと、
前記トランスファツールを反転させた状態で前記インサータツール上に設置させ、前記インサータツールに対して前記トランスファツールを相対移動させて、前記ガイド棒が前記ブレードに部分的に整合するように位置合わせし、前記ガイド棒と前記ブレードとが整合した部分で、前記トランスファツールに保持されたコイルを、前記インサータツールに順次落とし込むコイル移載装置とを備え、
前記巻線装置により巻線されたコイルを、前記落とし込み装置により、前記トランスファツールのガイド棒の所定の間隙に、落とし込み開始コイルと終了コイルとが重ならないようにして、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、開始コイルと終了コイルとの間を除いて、螺旋状に重なり合った状態にコイルを落とし込み、
前記コイル移載装置により、前記トランスファツールを反転させて前記インサータツール上に設置した状態で、前記インサータツールに対して前記トランスファツールを相対移動させつつ位置合わせをして、前記トランスファツールのガイド棒と前記インサータツールのブレードとが整合した部分で、前記開始コイル側から前記ブレードの所定の間隙にコイルを順次落とし込んでいき、終了コイルの一方の側部を開始コイルの一方の側部に重ねて、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットするように構成されていることを特徴とするコイル巻線・セット装置を提供するものである。
12 回転台
13 コイル保持具
14 ガイド棒
15 支柱
16 天板
20 巻枠移動装置
21 巻枠
22 昇降ガイド
23 導線供給装置
24 ノズル
25 押下装置
26 支持板
27 支持板
29 ガイドレール
30 スライドベース
31 昇降ベース
32 巻枠回転用モータ
33 支軸
34 昇降用エアシリンダ
35 前方巻枠
36 後方巻枠
37 反転用突起
38 孔
39 押さえ板
40 支軸
41 導線
42 渡り線
44 支軸
45 ガイドブロック
46 ガイド棒
47 昇降ベース
48 支持棒
49 ストッパ
50 開閉板
50a 基部
51 開閉板
51a 基部
52 ピン
53 第1押下部
54 第2押下部
55 溝
65 ステータコア
70 コイル挿入装置
75 ブレードホルダ
77 ストリッパ
78 ガイド棒
79 筒状アダプタ
80 第1駆動軸
81 第2駆動軸
100 トランスファツール
110 支持板
111 支軸
112 回転ヘッド
120 ガイド棒
121 内側ガイド棒
122 外側ガイド棒
130 シャッタ
131 回転板
132 可動板
133 切欠き
134 開口
140 押下げ板
141 基部
142 押圧部
150 回転ツール
151 基板
152 回転台
153 支柱
200 インサータツール
210 基板
211 支持台
220 ブレード
230 ウェッジガイド
300 コイル移載装置
310 基板
311 支持台
320 水平移動装置
321 可動フレーム
322 支持板
323 保持溝
330 旋回装置
340 押下げ装置
341 第1プッシャ
342 第2プッシャ
343 第1エアシリンダ
344 第2エアシリンダ
400 コイル挿入装置
C コイル
Ca 開始コイル
Cb 終了コイル
Claims (8)
- ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するインサータツールの前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入るようにコイルを落とし込んで、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットするコイル巻線・セット方法において、
前記インサータツールのブレードよりも本数が多いガイド棒を有し、前記インサータツールに対して位置合わせをすることにより、該ガイド棒が前記ブレードに部分的に整合できるように円環状に配列されたトランスファツールを用い、
前記トランスファツールのガイド棒の所定の間隙に、落とし込み開始コイルと終了コイルとが重ならないようにして、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、開始コイルと終了コイルとの間を除いて、螺旋状に重なり合った状態にコイルを落とし込み、
前記トランスファツールを反転させて前記インサータツール上に配置し、前記インサータツールに対して前記トランスファツールを相対移動させつつ位置合わせをして、前記トランスファツールのガイド棒と前記インサータツールのブレードとが整合した部分で、前記開始コイル側から前記ブレードの所定の間隙にコイルを順次落とし込んでいき、終了コイルの一方の側部を開始コイルの一方の側部に重ねて、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットすることを特徴とするコイル巻線・セット方法。 - 前記トランスファツールのガイド棒の本数は、前記開始コイルと前記終了コイルとの、前記インサータツールに落とし込んだ状態で重なり合う側部どうしが、重なり合わずに隣接する間隙に入るように設定されている請求項1記載のコイル巻線・セット方法。
- 前記トランスファツールのガイド棒の所定の間隙に前記コイルを落とし込む際、隣接するコイルの下になるコイルの一側を、前記と反対側に隣接するコイルの上に重なるコイルの他側に対して、より大きく下方に押し下げることにより、コイルを斜めにする請求項1又は2記載のコイル巻線・セット方法。
- ステータコアの内歯に対応して円環状に配列された複数本のブレードを有するインサータツールの前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入るようにコイルを落とし込んで、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットするコイル巻線・セット装置において、
巻枠に導線を巻付けてコイルを形成する巻線装置と、
前記インサータツールのブレードよりも本数が多いガイド棒を有し、前記インサータツールに対して位置合わせをすることにより、該ガイド棒が前記ブレードに部分的に整合できるように円環状に配列されたトランスファツールと、
前記巻枠を前記トランスファツールのガイド棒の所定間隙に整合するように移動させて、前記巻枠に巻付けられたコイルを前記ガイド棒の所定間隙に落とし込む落とし込み装置と、
前記インサータツールと、
前記トランスファツールを反転させた状態で前記インサータツール上に設置させ、前記インサータツールに対して前記トランスファツールを相対移動させて、前記ガイド棒が前記ブレードに部分的に整合するように位置合わせし、前記ガイド棒と前記ブレードとが整合した部分で、前記トランスファツールに保持されたコイルを、前記インサータツールに順次落とし込むコイル移載装置とを備え、
前記巻線装置により巻線されたコイルを、前記落とし込み装置により、前記トランスファツールのガイド棒の所定の間隙に、落とし込み開始コイルと終了コイルとが重ならないようにして、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入り、開始コイルと終了コイルとの間を除いて、螺旋状に重なり合った状態にコイルを落とし込み、
前記コイル移載装置により、前記トランスファツールを反転させて前記インサータツール上に設置した状態で、前記インサータツールに対して前記トランスファツールを相対移動させつつ位置合わせをして、前記トランスファツールのガイド棒と前記インサータツールのブレードとが整合した部分で、前記開始コイル側から前記ブレードの所定の間隙にコイルを順次落とし込んでいき、終了コイルの一方の側部を開始コイルの一方の側部に重ねて、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットするように構成されていることを特徴とするコイル巻線・セット装置。 - 前記トランスファツールのガイド棒の本数は、前記開始コイルと前記終了コイルとの、前記インサータツールに落とし込んだ状態で重なり合う側部どうしが、重なり合わずに隣接する間隙に入るように設定されている請求項4記載のコイル巻線・セット装置。
- 前記落とし込み装置は、前記巻枠に巻付けられたコイルを前記ガイド棒の所定の間隙に前記コイルを落とし込む際、隣接するコイルの下になるコイルの一側を、前記と反対側に隣接するコイルの上に重なるコイルの他側に対して、より大きく下方に押し下げることにより、コイルを斜めにするように構成されている請求項4又は5記載のコイル巻線・セット装置。
- 前記トランスファツールは、反転させたときに、前記ガイド棒の所定間隙に落とし込まれたコイルが落下しないように保持するシャッタを有し、該シャッタは、部分的に開口可能とされており、その開口部を通して、前記巻枠から前記トランスファツールへのコイルの落とし込みや、前記トランスファツールから前記インサータツールへのコイルの落とし込みが可能とされている請求項4〜6のいずれか1つに記載のコイル巻線・セット装置。
- 請求項1〜3のいずれか1つの方法により、前記インサータツールの前記ブレードの所定間隙に、コイルの一側が隣接するコイルの下になって所定間隙に入り、コイルの他側が前記と反対側に隣接するコイルの上に重なって所定間隙に入るようにコイルを落とし込んで、全体として螺旋状に重なり合った状態にコイルをセットし、該インサータツールをコイル挿入装置にセットして、ステータコアのスロットにコイルを挿入することを特徴とするステータの製造方法。
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WO2017038570A1 (ja) * | 2015-08-28 | 2017-03-09 | 三菱電機株式会社 | 電機子の製造方法および電機子 |
CN110337776A (zh) * | 2017-08-04 | 2019-10-15 | 小田原机械工程株式会社 | 线圈组装装置、线圈组装方法以及旋转电机的制造装置 |
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---|---|---|---|---|
US4800646A (en) * | 1987-09-24 | 1989-01-31 | Pease Windamatic Systems, Inc. | Transfer tooling for wire coils |
JP2007336719A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Toyota Industries Corp | ステータコイルのセット方法、及び回転電機の製造方法 |
-
2014
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