JP2015220637A - Ad変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アナログ入力値をデジタル値に変換するAD変換装置において、入出力特性の補正を実行中であってもアナログ入力値のAD変換を実施できるようにする。【解決手段】AD変換装置1においてTAD26は、アナログ入力値を入力し、アナログ入力値をデジタル値に変換した出力値を出力し、比較器11a〜11dは、参照電圧およびアナログ入力値を入力し、参照電圧とアナログ入力値との比較結果を出力する。また、ラッチ命令部12a〜12d、D−FF13a〜13dは、比較器11a〜11dによる出力に従って、参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出し、この際のデジタル値を表す特定デジタル値(DTref1〜DTref4)を取得する。そして、非直線性補正部8は、特定デジタル値に基づいて、アナログ入力値をデジタル値に変換する際の特性である入出力特性を補正する。【選択図】図1

Description

本発明は、アナログ入力値をデジタル値に変換するAD変換装置に関する。
上記のAD変換装置として、複数の参照電圧を定期的に順次入力し、アナログ入力値とデジタル値との関係を示す入出力特性を補正するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−274157号公報
しかしながら、上記AD変換装置では、上記の補正を行っている間、アナログ入力値のAD変換を実施できないという問題点があった。
そこで、このような問題点を鑑み、アナログ入力値をデジタル値に変換するAD変換装置において、入出力特性の補正を実行中であってもアナログ入力値のAD変換を実施できるようにすることを本発明の目的とする。
本発明のAD変換装置においてAD変換器は、アナログ入力値を入力し、前記アナログ入力値をデジタル値に変換した出力値を出力し、比較器は、参照電圧およびアナログ入力値を入力し、参照電圧とアナログ入力値との比較結果を出力する。また、取得手段は、比較器による出力に従って、参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出し、この際の前記デジタル値を表す特定デジタル値を取得する。そして、出力補正手段は、特定デジタル値に基づいて、アナログ入力値をデジタル値に変換する際の特性である入出力特性を補正する。
このようなAD変換装置によれば、比較器によって参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出し、このときのAD変換器からのデジタル値(特定デジタル値)がどのような値を示すかによって入出力特定を補正することができる。よって、入出力特性の補正を実行中であってもアナログ入力値のAD変換を実施できる。
なお、本発明において、「参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出する」とは、アナログ入力値が増加することによって参照電圧を上回る場合、およびアナログ入力値が減少することによって参照電圧を下回る場合、の少なくとも一方を検出することを示す。よって、「参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出する」場合であっても、アナログ入力値が増加することによって参照電圧を上回る場合、またはアナログ入力値が減少することによって参照電圧を下回る場合、を含まない場合もあり得る。
また、各請求項の記載は、可能な限りにおいて任意に組み合わせることができる。この際、発明の目的を達成できる範囲内において一部構成を除外してもよい。
本発明が適用された第1実施形態のAD変換装置1の概略構成を示すブロック図である。 第1実施形態のラッチ命令部12a〜12dの作動例を示すタイミングチャートである。 非直線性補正部8の概略構成を示すブロック図である。 非直線性補正の概要を示す図面であり、参照電圧とTAD出力との関係の一例を示すグラフである。 第1実施形態の作動例を示すタイミングチャートである。 参照電圧の変更例を示すグラフである。 第2実施形態のAD変換装置2の概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態のラッチ命令部12および基準電圧選択信号制御部25の作動例を示すタイミングチャートである。 第2実施形態の作動例を示すタイミングチャートである。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[第1実施形態]
[第1実施形態の構成]
本実施形態のAD変換装置1は、TAD26に入力されるアナログ信号Vinに対するAD変換結果としてのデジタルデータ(非直線特性)を直線補正して出力する機能を有する。本実施形態のAD変換装置1は、図1に示すように、非直線性補正部8と、基準電圧生成部10aと、複数の比較器(コンパレータ)11a〜11dと、複数のラッチ命令部12a〜12dと、D−FF(Delay Flip Flop)13a〜13dと、切替ロジック23と、AD変換器(TAD)26と、切替部51と、を備えている。
基準電圧生成部10aは、非直線性補正部8(補正式設定部41:図3参照)にて直線補正式を設定するために必要なデータを得るための基準電圧を各比較器11a〜11dへ入力するためのものである。基準電圧生成部10aは、基準電圧として、Vref1〜Vref4の4つの基準電圧を生成し、比較器11a〜11dに対して出力する。
ここで、基準電圧のうちのVref1は最大の電位とされ、Vref4は最小の電位とされる。基準電圧生成部10aは、例えば、入力されたVrefを複数の抵抗器を用いて分圧することによって複数の基準電圧を生成する。
各比較器11a〜11dは、それぞれ異なる基準電圧Vref1〜Vref4、および切替部51から出力MUXout(アナログ信号Vinまたは後述するVdetと同値)を入力し、これらの比較結果をラッチ命令部12a〜12dおよび非直線性補正部8に出力する。ただし、最大の基準電圧Vref1を入力する比較器11a、および最小の基準電圧Vref4を入力する比較器11dにおいては、基準電圧生成部10aにも比較結果を出力する。
また、比較器11a〜11dは、切替部51からの出力MUXout(アナログ信号Vin)が基準電圧以上の電位であるときにハイレベル信号を出力し、切替部51から出力MUXoutが基準電圧未満の電位であるときにローレベル信号を出力するよう設定されている。
ラッチ命令部12a〜12dおよびD−FF13a〜13dは、比較器11a〜11d毎にそれぞれ設けられている。ラッチ命令部12a〜12dは、クロック(CLK)と比較器11a〜11dによる比較結果(Det1〜Det4)を入力する。そして、ラッチ命令部12a〜12dは、図2に示すように、比較結果(Det)の立ち上がりおよび立ち下がりを検出し、これらを検出した直後のクロックに同期したタイミングで信号(Out)をD−FF13a〜13dに出力する。この信号はラッチ命令に相当する。特に、本実施形態では、クロックをそのままD−FF13a〜13dに通過させる。
なお、ラッチ命令部12a〜12dは、boot期間においては比較器11a〜11dによる比較結果Det1〜Det4がローレベルからハイレベルに変化するとき、boot期間後のVin参照期間においては比較結果Det1〜Det4が変化するときに、ラッチ命令を送るよう設定されている(図5参照)。
D−FF13a〜13dは、TAD26からの出力(デジタル値)を入力し、ラッチ命令を受けたときのTAD26からの出力を保持するフリップフロップ回路として構成されている。D−FF13a〜13dは、保持した値(DTref1〜DTref4)を非直線性補正部8に送る。
TAD26は、例えば特開2004−274157号公報の図20に開示されているように、複数の遅延ユニットを有しスタートパルスSPを周回させるパルス遅延回路を備えている。そして、TAD26は、入力された電圧に応じてスタートパルスが通過する遅延ユニットの数が変化するよう設定されており、この数をカウントすることで入力された電圧に応じたデジタル値を出力するよう構成されている。
ここで、非直線性補正部8内のクロック発生部21は、所定周期(サンプリング周期)のサンプリングクロック(クロックパルス)CLKを生成し、TAD26へ入力させる。また、TAD26には、外部の図示しない制御回路(CPU等)からスタートパルスSP(パルス信号)が入力され、このスタートパルスによってTAD26の動作が開始されることになる。
本実施形態のTAD26では、入力電圧範囲のスペック(スケール)が最小電圧Vmin〜最大電圧Vmaxに設定されており、この範囲内の入力電圧をデジタルデータに変換して出力する。なお、参照電圧Vref1〜Vref4は、最小電圧Vminまたは最大電圧Vmaxと一致する値、または最小電圧Vminと最大電圧Vmaxの間の値となるよう設定されている。
非直線性補正部8は、直線補正式を設定すると共にその直線補正式にて出力値を直線補正するためのものであり、本実施形態では例えば1つのFPGA(Field Programmable Gate Array)にて構成されている。この非直線性補正部8は、図3に示すように、クロック発生部21と、レジスタ30と、補正ロジック部40と、入力信号選択部22とを備えている。
クロック発生部21は、サンプリングクロックCLKを生成して出力する。レジスタ30は、TAD26による出力DTと、各D−FF13a〜13dからの出力DTref1〜DTref4を対応する記録領域に一時的に記憶する。
詳細には、レジスタ30は、記録領域として、信号出力31、ref1(32)、ref2(33)、ref3(34)、ref4(35)の各記録領域を備えており、TAD26による出力DTを信号出力31に記録させ、各D−FF13a〜13dからの出力DTref1〜DTref4をref1(32)〜ref4(35)にそれぞれ記録させる。
補正ロジック部40は、レジスタ30の記憶内容に基づいて直線補正式を設定すると共にその直線補正式によって出力値を直線補正する。補正ロジック部40は、直線補正式が設定される補正式設定部41と、その直線補正式に従って出力値の変換(補正演算)を行う補正演算部42とを備える。
補正式設定部41は、比較器11a〜11dからの出力Det1〜Det4を入力することによって、何れの参照電圧に対するデジタル値(TAD26からの出力)が更新されたかを認識する。そして、全ての参照電圧に対するデジタル値が更新されると、レジスタ30内の記録領域のそれぞれ記憶されたref1(32)〜ref4(35)に基づいて、直線補正式を設定する。
例えば、図4に示すように、参照電圧Vref1〜Vref4に対してTAD26の出力DTref1〜DTref4の各値が得られると、これらによって特定される点においてプロットを行い、プロットによる各点を直線で接続する。つまり、図4に示すように、プロットによる最も近い点同士を直線で接続し、参照電圧間毎に異なる補正式(直線の式)を設定し、TAD26の出力DTの値に応じて異なる補正式を用いて補正を行う。
なお、この直線補正式の設定については、例えば特開2004−274157号公報(図2等および段落[0088]〜[0100]の記載等)に開示された手法を用いればよい。また、プロットによる各点を曲線で接続してもよい。この際の曲線は、例えば最小二乗法等によって最も確からしい曲線の式を求め、この式を直線補正式とすればよい。
次に、図1に戻り、切替ロジック23は、非直線性補正部8内の入力信号選択部22からの指示信号CHに従って、切替部51を作動させる。ここで、切替部51は、アナログ信号Vinまたは基準鋸波信号Vdetを入力し、これらのうちの何れかをMUXoutとして出力する。
この際、切替部51は、指示信号CHに従って出力を切り替える。
特に、入力信号選択部22(図3参照)は、AD変換装置1が起動してからあるクロック数に至るまでの期間をboot期間(起動期間)とし、この期間においては切替部51に基準鋸波信号Vdetを出力させる。また、入力信号選択部22は、boot期間終了後においては、切替部51にアナログ信号Vinを出力させる。なお、基準鋸波信号Vdetは、参照電圧Vref1〜Vref4の全てを横断して変位するよう設定されている。
[第1実施形態による作動]
図5以下の図面を参照しつつ、AD変換装置1の作動について説明する。まず、図5に示すboot期間においては、各参照電圧Vref1〜Vref4に対するTAD26から出力DTを得ることで、補正演算式を設定し、補正演算ができるように補正演算部42における設定(補正演算部の構築)を行う。
詳細には、まず、boot期間において、入力信号選択部22は、切替部51に対して、基準鋸波信号VdetをTAD26および各比較器11a〜11dに入力させる。
基準鋸波信号Vdetは、図5に示すように、最も電圧が低い参照電圧Vref4未満の電圧から時間とともに徐々に電圧が上昇し、最も電圧が高い参照電圧Vref1以上の電圧になると、再び参照電圧Vref4未満の電圧から時間とともに徐々に電圧が上昇するような波形を有する。基準鋸波信号Vdetの電圧の上昇とともに、順次、比較器11a〜11dによる比較結果(Det1〜Det4)が変化し、この際のTAD26による出力DTがD−FF13a〜13dによってラッチされることになる。
図5に示す例では、boot期間において、TAD26からの出力DT1がVref4に対応する値(DTref4)として非直線性補正部8に入力され、同様に、出力DT4がVref3に対応する値(DTref3)、出力DT7がVref2に対応する値(DTref2)、出力DT10がVref1に対応する値(DTref1)、として非直線性補正部8に入力される。
その後、DTref1〜DTref4の値は、ラッチ命令部12a〜12dがラッチ命令を出力する毎に、そのときの新たなDT値に変更されることになる。そして、補正ロジック部40は、レジスタ30におけるref1(32)〜ref4(35)の全てが更新されると補正演算部の構築を行うよう設定されており、Vin参照期間においてもアナログ信号Vinの値をAD変換しつつ補正を行うことになる。
また、基準電圧生成部10aは、予め設定された時間ΔT内に比較器11aまたは11dの出力が変化しないときに、参照電圧Vref1またはVref4を変更するよう設定されている。詳細には、基準電圧生成部10aは、Vin参照期間において、最大の基準電圧Vref1および最小の基準電圧Vref4に対応する比較器11aおよび11dによる出力を監視している。
そして例えば、図6(a)に示すように、アナログ信号Vinの値が最大の基準電圧Vref1未満である信号が得られた場合には、図6(b)に示すように、最後に比較器11aの出力が変化してから時間ΔTが経過すると、参照電圧Vref1の値を参照電圧Vref1〜Vref4の中心値(平均値)に近い値に変更する。
つまり、参照電圧Vref1の値を変更する場合には、この値をより低い値に変更し、参照電圧Vref4の値を変更する場合には、この値をより高い値に変更する。この構成により、より早期に全ての参照電圧に対応する出力が得られるようにしている。なお、全ての参照電圧が得られた後は、元の参照電圧に戻すようにしてもよい。
[本実施形態による効果]
以上のように詳述したAD変換装置1においてTAD26は、アナログ入力値を入力し、アナログ入力値をデジタル値に変換した出力値を出力し、比較器11a〜11dは、参照電圧およびアナログ入力値を入力し、参照電圧とアナログ入力値との比較結果を出力する。また、ラッチ命令部12a〜12d、D−FF13a〜13dは、比較器11a〜11dによる出力に従って、参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出し、この際のデジタル値を表す特定デジタル値(DTref1〜DTref4)を取得する。そして、非直線性補正部8は、特定デジタル値に基づいて、アナログ入力値をデジタル値に変換する際の特性である入出力特性を補正する。
このようなAD変換装置1によれば、比較器11a〜11dによって参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出し、このときのTAD26からのデジタル値(特定デジタル値)がどのような値を示すかによって入出力特定を補正することができる。よって、入出力特性の補正を実行中であってもアナログ入力値のAD変換を実施できる。
また、上記AD変換装置1においてTAD26は、パルス遅延回路を備えた時間AD変換器として構成されている。
このようなAD変換装置1によれば、パルス遅延回路を備えた時間AD変換器では温度特性の補正を行うためにアナログ入力値のAD変換中に入出力特性の補正を行う必要があるが、この際、アナログ入力値のAD変換を中断することなく入出力特性の補正を行うことができる。
また、上記AD変換装置1においてラッチ命令部12a〜12d、D−FF13a〜13dは、参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出すると、特定デジタル値を更新し、次に参照電圧とアナログ入力値とが一致するまで特定デジタル値を保持する。
このようなAD変換装置1によれば、最新の特定デジタル値をいつでも参照させることができる。
また、上記AD変換装置1においては、それぞれ異なる参照電圧を入力する複数の比較器11a〜11dを備え、ラッチ命令部12a〜12d、D−FF13a〜13dは、複数の比較器11a〜11dのそれぞれから特定デジタル値を取得し、非直線性補正部8は、複数の特定デジタル値および各特定デジタル値に対応する参照電圧に基づいて入出力特性を補正する。
このようなAD変換装置1によれば、複数の特定デジタルデータを用いて入出力特性を補正するので、より精度よく入出力特性を補正することができる。また、複数の比較器11a〜11dを用いるので、複数の特定デジタルデータを短時間で収集することができる。よって、より短時間で入出力特性を補正することができる。
また、上記AD変換装置1において非直線性補正部8は、複数の特定デジタル値、および各特定デジタル値に対応する参照電圧、に基づいてアナログ入力値とデジタル値との関係を示す近似曲線を生成し、近似曲線に基づいてデジタル値を補正する。
このようなAD変換装置1によれば、精度よく入出力特性を補正することができる。
また、上記AD変換装置1において入力信号選択部22は、初期設定時において、アナログ入力値に換えて、全ての参照電圧を通過するように変化する初期入力信号を比較器11a〜11dに入力させる。
このようなAD変換装置1によれば、全ての参照電圧を通過するような初期入力信号を初期設定時に比較器11a〜11dに入力させるので、より短時間で入出力特性の補正を行うことができる。
また、上記AD変換装置1において基準電圧生成部10aは、ラッチ命令部12a〜12d、D−FF13a〜13dによって、予め設定された規定時間内に何れかの参照電圧についての特定デジタル値が取得できない場合、複数の参照電圧のうちの少なくとも最大または最小のものの値が複数の参照電圧の平均値に近づくように変更する。
このようなAD変換装置1によれば、アナログ入力値の振幅が小さい場合であっても、入出力特性を補正することができる。
また、上記AD変換装置1においてラッチ命令部12a〜12dは、クロックおよび比較器11a〜11dからの出力を入力し、この出力に基づいて参照電圧とアナログ入力値とが一致することを検出し、参照電圧とアナログ入力値とが一致すると、この直後のクロックに応じてラッチ命令を出力する。また、D−FF13a〜13dは、デジタル値およびラッチ命令を入力し、ラッチ命令を受けると、次にラッチ命令を受けるまでデジタル値を特定デジタル値として保持する。そして、非直線性補正部8は、D−FF13a〜13dにて保持された特定デジタル値を用いて入出力特性を補正する。
このようなAD変換装置1によれば、本発明の構成を確実に実施することができる。
[第2実施形態]
[第2実施形態の構成および作動]
次に、別形態のAD変換装置2について説明する。本実施形態(第2実施形態)では、第1実施形態のAD変換装置1と異なる箇所のみを詳述し、第1実施形態のAD変換装置1と同様の箇所については、同一の符号を付して説明を省略する。
第1実施形態のAD変換装置1においては比較器11a〜11d、ラッチ命令部12a〜12d、D−FF13a〜13dを複数組備えていたのに対して、第2実施形態のAD変換装置2においては、図7に示すように、比較器11、ラッチ命令部12、D−FF13を1組だけ備えている。そして、第2実施形態のAD変換装置2は、基準電圧選択信号制御部25と、切替部52とを備えている。
基準電圧選択信号制御部25は、比較器11の出力Detを入力し、切替部52に対して基準電圧を切り替える旨の切替信号(SEL_MUX[B])を出力する。ここで、切替部52は、前述の複数の参照電圧Vref1〜Vref4を入力し、これらのうちの何れかを切替信号に従って選択してMUX[B]outとして出力する。
基準電圧選択信号制御部25は、図8(a)に示すように、Vref3、Vref2、Vref1、Vref4という順序で切替部52を切り替えるよう切替信号を送る。また、基準電圧選択信号制御部25は、比較結果(Det)の立ち上がりを検出し、これらを検出した直後のクロックに同期したタイミングで切替信号(Out)を出力する。
ただし、参照電圧をVref1からVref4に変更する場合だけハイレベルからローレベルに変化するときも切替信号を出力する。また、図8(b)に示すように、最初の参照電圧(ここではVref3)とアナログ信号Vinとを比較する際に、Vin>Vrefとなる場合には、特例として最初の参照電圧についてハイレベルからローレベルに変化するときも切替信号を出力する。
基準電圧選択信号制御部25は、切替信号を非直線性補正部8および基準電圧生成部10bにも出力する。ここで、非直線性補正部8は、切替信号(Out)に基づいてD−FF13からの出力DTrefが何れの参照電圧に対応する値かを認識し、対応するレジスタ30の記録領域ref1(32)〜ref4(35)を選択して出力DTrefを記録させる。
また、基準電圧生成部10bは、切替信号(Out)に基づいて、参照電圧が観測されない時間ΔTをカウントし、このカウントがΔTを超えると参照電圧を変更する。また、ラッチ命令部12は、基準電圧選択信号制御部25が切替信号を出力する条件と同条件でラッチ命令を出力する。
このようなAD変換装置2では、図9に示すように、boot期間においては第1実施形態のAD変換装置1と同様の作動となり、Vin参照期間においては、アナログ信号Vinの電圧が参照電圧に一致するときに順次参照電圧に対応するTAD26の出力が非直線性補正部8に取り込まれることになる。
[第2実施形態による効果]
上記AD変換装置2においては、複数の参照電圧のうちの何れか1つを順に選択し、選択した参照電圧を比較器11に入力させる基準電圧選択信号制御部25、切替部52、を備え、ラッチ命令部12、D−FF13は、参照電圧毎に特定デジタル値を参照電圧に関連付けて取得し、非直線性補正部8は、複数の特定デジタル値および各特定デジタル値に対応する参照電圧に基づいて入出力特性を補正する。なお、基準電圧選択信号制御部25、切替部52は、ラッチ命令部12、D−FF13により特定デジタル値が取得されると参照電圧を変更する。
このようなAD変換装置2によれば、複数の特定デジタルデータを用いて入出力特性を補正するので、より精度よく入出力特性を補正することができる。
また、上記AD変換装置2において基準電圧選択信号制御部25は、基準電圧選択信号制御部25、切替部52が選択した参照電圧を非直線性補正部8に通知する。そして、非直線性補正部8は、全ての参照電圧についての特定デジタル値が取得されると、入出力特性を更新する。
このようなAD変換装置2によれば、非直線性補正部8が参照電圧を任意に変更したとしても、非直線性補正部8は選択された参照電圧を良好に認識することができる。
また、上記AD変換装置2において比較器11は、1つだけ備えられている。
このようなAD変換装置2によれば、比較器11を1つとする構成であるので、回路を省スペースで形成することができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上記の実施形態によって何ら限定して解釈されない。また、上記の実施形態の構成の一部を、課題を解決できる限りにおいて省略した態様も本発明の実施形態である。また、上記の複数の実施形態を適宜組み合わせて構成される態様も本発明の実施形態である。また、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される発明の本質を逸脱しない限度において考え得るあらゆる態様も本発明の実施形態である。また、上記の実施形態の説明で用いる符号を特許請求の範囲にも適宜使用しているが、各請求項に係る発明の理解を容易にする目的で使用しており、各請求項に係る発明の技術的範囲を限定する意図ではない。
例えば、上記実施形態においては、複数の参照電圧に対するAD変換値を用いて入出力特性を補正するよう構成したが、例えば、1つの参照電圧が検出されたときに、予め準備されたマップ等を用いて雰囲気温度を特定し、この温度に基づいてダイナミックレンジ全体の特性を補正する構成でもよい。
なお、基準電圧選択信号制御部25、切替部52は、ラッチ命令部12、D−FF13により特定デジタル値が取得されると参照電圧を変更するよう構成したが、ある時間毎に参照電圧を変更してもよい。
[実施形態の構成と本発明の手段との対応関係]
上記実施形態において非直線性補正部8は本発明でいう出力補正手段に相当し、上記実施形態において基準電圧生成部10a、10bは本発明でいう参照電圧変更手段に相当する。また、上記実施形態においてラッチ命令部12、12a〜12d、D−FF13、13a〜13dは本発明でいう取得手段に相当する。
さらに、上記実施形態においてD−FF13、13a〜13dは本発明でいう保持部に相当し、上記実施形態において入力信号選択部22は本発明でいう初期入力手段に相当する。また、上記実施形態において基準電圧選択信号制御部25は本発明でいう通知手段に相当し、上記実施形態において基準電圧選択信号制御部25、切替部52は本発明でいう選択入力手段に相当する。
また、上記実施形態においてTAD26は本発明でいうAD変換器に相当する。
1,2…AD変換装置、8…非直線性補正部、10a,10b…基準電圧生成部、11,11a〜11d…比較器、12,12a〜12d…ラッチ命令部、13,13a〜13d…D−FF、21…クロック発生部、22…入力信号選択部、23…切替ロジック、25…基準電圧選択信号制御部、26…TAD、30…レジスタ、40…補正ロジック部、41…補正式設定部、42…補正演算部、51,52…切替部。

Claims (11)

  1. アナログ入力値をデジタル値に変換するAD変換装置(1)であって、
    前記アナログ入力値を入力し、前記アナログ入力値をデジタル値に変換した出力値を出力するAD変換器(26)と、
    参照電圧および前記アナログ入力値を入力し、前記参照電圧と前記アナログ入力値との比較結果を出力する比較器(11、11a〜11d)と、
    前記比較器による出力に従って、前記参照電圧と前記アナログ入力値とが一致することを検出し、この際の前記デジタル値を表す特定デジタル値(DTref、DTref1〜DTref4)を取得する取得手段(12、12a〜12d、13、13a〜13d)と、
    前記特定デジタル値に基づいて、前記アナログ入力値をデジタル値に変換する際の特性である入出力特性を補正する出力補正手段(8)と、
    を備えたことを特徴とするAD変換装置。
  2. 請求項1に記載のAD変換装置において、
    前記AD変換器は、パルス遅延回路を備えた時間AD変換器として構成されていること
    を特徴とするAD変換装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のAD変換装置において、
    前記取得手段は、前記参照電圧と前記アナログ入力値とが一致することを検出すると、前記特定デジタル値を更新し、次に前記参照電圧と前記アナログ入力値とが一致するまで前記特定デジタル値を保持すること
    を特徴とするAD変換装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のAD変換装置において、
    前記比較器として、それぞれ異なる参照電圧を入力する複数の比較器を備え、
    前記取得手段は、前記複数の比較器のそれぞれから前記特定デジタル値を取得し、
    前記出力補正手段は、複数の特定デジタル値および各特定デジタル値に対応する参照電圧に基づいて前記入出力特性を補正すること
    を特徴とするAD変換装置。
  5. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のAD変換装置において、
    複数の参照電圧のうちの何れか1つを順に選択し、選択した参照電圧を前記比較器に入力させる選択入力手段(25、52)、を備え、
    前記取得手段は、前記参照電圧毎に前記特定デジタル値を前記参照電圧に関連付けて取得し、
    前記出力補正手段は、複数の特定デジタル値および各特定デジタル値に対応する参照電圧に基づいて前記入出力特性を補正すること
    を特徴とするAD変換装置。
  6. 請求項5に記載のAD変換装置において、
    前記選択入力手段が選択した参照電圧を前記出力補正手段に通知する通知手段(25)
    を備えたことを特徴とするAD変換装置。
  7. 請求項5または請求項6に記載のAD変換装置において、
    前記比較器は、1つだけ備えられていること
    を特徴とするAD変換装置。
  8. 請求項4〜請求項7の何れか1項に記載のAD変換装置において、
    前記出力補正手段は、複数の特定デジタル値、および各特定デジタル値に対応する参照電圧、に基づいてアナログ入力値とデジタル値との関係を示す近似曲線を生成し、前記近似曲線に基づいて前記デジタル値を補正すること
    を特徴とするAD変換装置。
  9. 請求項4〜請求項8の何れか1項に記載のAD変換装置において、
    初期設定時において、前記アナログ入力値に換えて、全ての参照電圧を通過するように変化する初期入力信号を前記比較器に入力させる初期入力手段(22)、
    を備えたことを特徴とするAD変換装置。
  10. 請求項4〜請求項9の何れか1項に記載のAD変換装置において、
    前記取得手段によって、予め設定された規定時間内に何れかの参照電圧についての特定デジタル値が取得できない場合、複数の参照電圧のうちの少なくとも最大または最小のものの値が前記複数の参照電圧の平均値に近づくように変更する参照電圧変更手段(10a、10b)
    を備えたことを特徴とするAD変換装置。
  11. 請求項4〜請求項10の何れか1項に記載のAD変換装置において、
    前記取得手段は、
    クロックおよび前記比較器からの出力を入力し、この出力に基づいて前記参照電圧と前記アナログ入力値とが一致することを検出し、前記参照電圧と前記アナログ入力値とが一致すると、この直後のクロックに応じてラッチ命令を出力するラッチ命令部(12、12a〜12d)と、
    前記デジタル値および前記ラッチ命令を入力し、前記ラッチ命令を受けると、次にラッチ命令を受けるまで前記デジタル値を前記特定デジタル値として保持する保持部(13、13a〜13d)と、
    を備え、
    前記出力補正手段は、前記保持部にて保持された特定デジタル値を用いて前記入出力特性を補正すること
    を特徴とするAD変換装置。
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