JP2015220065A - 電子機器 - Google Patents

電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP2015220065A
JP2015220065A JP2014102157A JP2014102157A JP2015220065A JP 2015220065 A JP2015220065 A JP 2015220065A JP 2014102157 A JP2014102157 A JP 2014102157A JP 2014102157 A JP2014102157 A JP 2014102157A JP 2015220065 A JP2015220065 A JP 2015220065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
rotation
fixed
rotation detection
switch device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2014102157A
Other languages
English (en)
Inventor
清智 原田
Kiyotomo Harada
清智 原田
静始 高橋
Shizumoto Takahashi
静始 高橋
伸幸 田邉
Nobuyuki Tanabe
伸幸 田邉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2014102157A priority Critical patent/JP2015220065A/ja
Publication of JP2015220065A publication Critical patent/JP2015220065A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/14Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means
    • B60Q1/1446Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means controlled by mechanically actuated switches
    • B60Q1/1453Hand actuated switches
    • B60Q1/1461Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights
    • B60Q1/1469Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights controlled by or attached to a single lever, e.g. steering column stalk switches

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

【課題】可動部材の部品数を抑えることができる車両用レバースイッチ装置を提供する。【解決手段】操作レバー1の揺動操作に伴う回転運動が、直線運動に変換されることなく、そのまま回転検出スイッチ(4,5)において可動接点(4A,4B)の回転運動として検出される。そのため、回転運動から直線運動への変換用に特別な可動部材を設けなくてもよいため、可動部材の部品数を減らすことができる。可動部材の部品数が減ることにより、構造が簡単となり、組み立て工程を簡易化することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、運転席のステアリング・ホイール等の近くに配置され、方向指示器やライト、ワイパー等の操作に用いられる車両用レバースイッチ装置に係り、特に、2方向の揺動操作を検出可能なレバースイッチ装置に関するものである。
乗用車に搭載される一般的なレバースイッチ装置は、操作レバーの上下の動きを方向指示器の操作として検出し、操作レバーの前後の動きを前照灯のビームやワイパー等の操作として検出する。このような操作レバーの2方向の動きを検出する機構として、下記の特許文献1には、レバー支持体とハウジングを備えたストークスイッチ装置が記載されている。このストークスイッチ装置では、操作レバーがレバー支持体において揺動可能に支持され、レバー支持体がハウジングにおいて揺動可能に支持される。操作レバーは、レバー支持体に対して第1の操作面内において揺動可能であるとともに、ハウジングに対して第1の操作面と垂直な第2の操作面内において揺動可能である。
上記のストークスイッチ装置には、第2の操作面に沿って平行に配設された回路基板と、この回路基板上においてそれぞれ直線的に移動可能な2つのスライダが設けられている。第1のスライダは、操作レバーの第1の操作面内での揺動操作に応じて直線的に移動し、第2のスライダは、操作レバーの第2の操作面内での揺動操作に応じて直線的に移動する。各スライダに設けられた可動接点が、回路基板上に直線状に形成された固定接点と摺動することにより、操作レバーの揺動操作が電気信号として検出される。
特開2009−277431号公報
上記のストークスイッチ装置では、第1の操作面内における操作レバーの動きを第1のスライダに伝えるため、第1のスライダに係合する回転部材と、この回転部材と操作レバーとを連係動作させるためのリンク駆動体が設けられている。このように、上記のストークスイッチ装置では、操作面内における操作レバーの回転運動を、回路基板上におけるスライダの直線運動に変換しているため、可動部材を構成する部品数が多いという問題がある。可動部材の部品数が多くなると、組み立て工程の複雑化や累積公差の増大を招く。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、可動部材の部品数を抑えることができる車両用レバースイッチ装置を提供することにある。
本発明に係る車両用レバースイッチ装置は、揺動自在に支持された操作レバーを備える車両用レバースイッチ装置であって、第1揺動軸を中心に前記操作レバーを揺動自在に支持するレバー支持体と、前記第1揺動軸と水平な面に対して垂直な第2揺動軸を中心に、前記レバー支持体を介して前記操作レバーを揺動自在に支持するハウジングと、前記第1揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作に応じて前記第1揺動軸と平行な回転軸を中心に回転する第1可動部材、及び、前記レバー支持体に固定された第1固定部材を含み、前記第1固定部材に対する前記第1可動部材の回転を検出する第1回転検出部と、前記第2揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作に応じて前記第2揺動軸と平行な回転軸を中心に回転する第2可動部材、及び、前記ハウジングに固定された第2固定部材を含み、前記第2固定部材に対する前記第2可動部材の回転を検出する第2回転検出部とを備える。
上記の構成によれば、前記第1揺動軸を中心として前記操作レバーが揺動操作されると、前記レバー支持体に固定された前記第1固定部材に対して、前記第1可動部材が前記第1揺動軸と平行な回転軸を中心に回転する。そのため、前記第1揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作が、前記第1固定部材に対する前記第1可動部材の回転として、前記第1回転検出部により検出される。また、前記第2揺動軸を中心として前記操作レバーが揺動操作されると、前記ハウジングに固定された前記第2固定部材に対して、前記第2可動部材が前記第2揺動軸と平行な回転軸を中心に回転する。そのため、前記第2揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作が、前記第2固定部材に対する前記第2可動部材の回転として、前記第2回転検出部により検出される。従って、前記操作レバーの揺動操作に伴う回転が、直線運動に変換されることなく、そのまま前記第1回転検出部や前記第2回転検出部において検出される。
好適に、上記車両用レバースイッチ装置は、前記第1回転検出部の前記第1固定部材に接続される配線が形成され、前記レバー支持体に固定される第1基板部と、前記第2回転検出部の前記第2固定部材に接続される配線が形成され、前記ハウジングに固定される第2基板部とを有してよく、前記第1基板部と前記第2基板部とが一体のフレキシブルプリント基板によって形成されてよい。
上記の構成によれば、前記第1回転検出部及び前記第2回転検出部が共通の前記フレキシブルプリント基板に接続されるため、組み立て工程が簡易化される。
好適に、前記フレキシブルプリント基板は、前記第1基板部と前記第2基板部との間においてU字に曲げられた帯状の中間部を有してよい。
上記の構成によれば、前記レバー支持体が前記ハウジングに対して回動することにより、前記第1基板部と前記第2基板部との距離や位置関係が変化しても、前記中間部において前記FPC基板がストレスを受けることなく柔軟に変形するため、回動動作が阻害されることはない。
好適に、上記車両用レバースイッチ装置は、前記第1揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作に応じて前記第1揺動軸を中心に回転し、前記第1回転検出部を回転駆動する第1回転部材と、前記第2揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作に応じて前記第2揺動軸を中心に回転し、前記第2回転検出部を回転駆動する第2回転部材とを有してよい。
例えば、前記第1回転部材及び前記第2回転部材は、それぞれ駆動ギヤを有してよく、前記第1回転検出部及び前記第2回転検出部は、それぞれ前記駆動ギヤと歯合する被駆動ギヤを有してよい。この場合、前記駆動ギヤは、歯合する前記被駆動ギヤに比べてピッチ円半径が大きくてもよい。
上記の構成によれば、前記駆動ギヤのピッチ円半径が前記被駆動ギヤに比べて大きいため、前記駆動ギヤの回転に比べて前記被駆動ギヤの回転が増速される。これにより、前記駆動ギヤの回転量に対する前記第1回転検出部や前記第2回転検出部の回転検出量が相対的に増えることで、部品の寸法誤差などによって生じる回転検出量の誤差が相対的に低減する。
本発明によれば、操作レバーの揺動操作に伴う回転が、直線運動に変換されることなく、そのまま回転検出部において検出されるため、可動部材の部品数を抑えることができる。
本発明の実施形態に係る車両用レバースイッチ装置の外観の一例を示す図である。 図1に示す車両用レバースイッチ装置の分解斜視図である。 図1に示す車両用レバースイッチ装置の内部を示す斜視図であり、ハウジングの一部の図示を省略した状態を示す。 図1に示す車両用レバースイッチ装置のA−A線における断面図である。 図1に示す車両用レバースイッチ装置のB−B線における断面図である。 フレキシブルプリント基板と回転検出スイッチの部分を抜き出して示した斜視図である。図6Aはフレキシブルプリント基板における回転検出スイッチの実装状態を示し、図6Bは回転検出スイッチの分解図を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る車両用レバースイッチ装置について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る車両用レバースイッチ装置の外観の一例を示す図である。図2は、図1に示す車両用レバースイッチ装置の分解斜視図である。図3は、図1に示す車両用レバースイッチ装置の内部を示す斜視図であり、第1ケース体31の図示を省略した状態を示す。図4及び図5は、図1に示す車両用レバースイッチ装置の断面図である。図4はA−A線における断面を示し、図5はB−B線における断面を示す。図6は、フレキシブルプリント基板と回転検出スイッチの部分を抜き出して示した斜視図である。図6Aはフレキシブルプリント基板における回転検出スイッチの実装状態を示し、図6Bは回転検出スイッチの分解図を示す。
本実施形態に係る車両用レバースイッチ装置は、操作レバー1と、操作レバー1を揺動自在に支持するレバー支持体2と、レバー支持体2を介して操作レバー1を揺動自在に支持するハウジング3と、レバー支持体2に対する操作レバー1の回転を検出する第1回転検出スイッチ4と、ハウジング3に対するレバー支持体2の回転を検出する第2回転検出スイッチ5と、第1回転検出スイッチ4及び第2回転検出スイッチ5が実装されるフレキシブルプリント基板6(以下、「FPC基板6」と略記する)を有する。なお、第1回転検出スイッチ4は、本発明における第1回転検出部の一例である。第2回転検出スイッチ5は、本発明における第2回転検出部の一例である。
操作レバー1は、レバー支持体2の収容室21に挿入される作動部材11が設けられたレバー本体1Aと、レバー支持体2の外側に突き出した長尺部分においてレバー本体1Aの外面の一部を囲うカバー1Bを有する。カバー1Bで囲われたレバー本体1Aの長尺部分には、ロータリースイッチ等の電気部品が搭載される。これらの電気部品は、図示しないケーブルやFPC基板等を介してハウジング3のFPC基板6に接続される。
作動部材11の先端部には孔11Aが形成されており、この孔11Aに押圧子12とバネ13が収容される。バネ13は、孔11Aの外側へ突出するように押圧子12を付勢する。図4の例において、押圧子12はピン状の部材であり、一方の端部が孔11Aの外側へ突出する。押圧子12の他方の端部は、コイル状のバネ13を貫通する。孔11Aの奥側には、バネ13より小径の孔11Bが形成されており、バネ13を貫通した押圧子12の端部は孔11Bに挿入される。バネ13は、孔11Aと孔11Bの境界に形成された段差と、押圧子12の中間部に形成された大径部との間に挟まれて圧縮される。作動部材11の孔11Aから突出した押圧子12の尖端は、ハウジング3の第1ケース体31の内壁に形成されたカム面31Cに弾接する。
操作レバー1の作動部材11の両側面には、同一の軸線上に配置された一対の回動軸11C,11Dが設けられている(図5)。回動軸11C,11Dは、レバー支持体2に設けられた軸受部2C,2Dによってそれぞれ支持される。
レバー支持体2には、作動部材11の先端側部分を収容する収容室21が設けられており、その収容室21の内側には、作動部材11の回動軸11C,11Dを回動自在に支持する軸受部2C,2Dが設けられている。回動軸11C,11Dは、例えば、作動部材11の外面に形成された円柱状の突起であり、軸受部2C,2Dは、この突起を支える円柱状の内壁を有する。作動部材11の先端側部分がレバー支持体2の収容室21に収容されると、作動部材11の回動軸11C,11Dが収容室21内の軸受部2C,2Dによって回動自在に支持される。回動軸11C,11Dが軸受部2C,2Dによって支持されると、操作レバー1は第1揺動軸AX1を中心に揺動自在となる。第1揺動軸AX1は、軸受部2C,2D及び回動軸11C,11Dの中心を通る線である。
他方、レバー支持体2の上下の外面には、同一の軸線上に配置された一対の回動軸2A,2Bが設けられている。回動軸2Aは、ハウジング3の第2ケース体32に設けられた軸受部32Aによって支持され、回動軸2Bは、ハウジング3の第1ケース体31に設けられた軸受部31Bによって支持される。回動軸2A,2Bは、例えば、レバー支持体2の外面に形成された円柱状の突起であり、軸受部32A,32Bは、この突起を支える円柱状の内壁を有した孔である。レバー支持体2の回動軸2A,2Bがハウジング3の軸受部32A,32Bによって支持されると、レバー支持体2は第2揺動軸AX2を中心に回動自在となる。操作レバー1は、レバー支持体2を介して第2揺動軸AX2を中心に揺動自在となる。第2揺動軸AX2は、軸受部32A,32B及び回動軸2A,2Bの中心を通る線である。
図2の例において、軸受部2C,2D及び回動軸11C,11Dの中心を通る第1揺動軸AX1と、軸受部32A,32B及び回動軸2A,2Bの中心を通る第2揺動軸AX2とは、略直交している。
ハウジング3は、レバー支持体2を収容するケースであり、上述した軸受部32A,32Bによってレバー支持体2の回動軸2A,2Bを支えることにより、第2揺動軸AX2を中心にレバー支持体2を回動自在に支持する。図2の例において、ハウジング3は、第1ケース体31と第2ケース体32の2つに分かれて構成される。第1ケース体31と第2ケース体32は、例えばスナップフィットなどを用いて一体化される。ハウジン部3は、例えば、自動車のステアリングコラムなどに設けられたハウジング保持部材に装着される。
第1回転検出スイッチ4は、レバー支持体2に対する操作レバー1の回転を抵抗値の変化として検出する部材であり、例えば摺動型のロータリーエンコーダや、回転駆動に応じて接点をオンオフするスイッチである。図6Bの例において、第1回転検出スイッチ4は、第1可動接点4Aと、第1固定接点4Bと、第1固定接点4Bが保持されるベース部材4Cと、第1可動接点4Aが保持される回転子4Dと、カバー部材4Eと、回転子4Dの回転軸に固定された被駆動ギヤ4Fとを有する。カバー部材4Eは、第1可動接点4Aと第1固定接点4Bとを摺動可能な状態に保ちつつ、回転子4Dを回転自在に保持する。第1回転検出スイッチ4のベース部材4Cとカバー部材4Eは、複数の爪部材2Fによってレバー支持体2に固定されている。そのため、第1固定接点4Bは、レバー支持体2に固定された状態となっている。被駆動ギヤ4Fが後述する第1回転部材7によって回転駆動されると、レバー支持体2に固定された第1固定接点4Bに対して第1可動接点4Aが第1揺動軸AX1と平行な回転軸を中心に回転する。第1回転検出スイッチ4では、この第1固定接点4Bに対する第1可動接点4Aの回転が、第1固定接点4Bにつながる端子において抵抗値の変化として検出される。なお、第1可動接点4Aは、本発明における第1可動部材の一例である。第1固定接点4Bは、本発明における第1固定部材の一例である。
第2回転検出スイッチ5は、ハウジング3に対するレバー支持体2の回転を抵抗値の変化として検出する部材であり、例えば図6Bに示すように、第1回転検出スイッチ4と同様な構成(第2可動接点5A、第2固定接点5B、ベース部材5C、回転子5D、カバー部材5E、被駆動ギヤ5F)を有する。第2回転検出スイッチ5のベース部材5Cとカバー部材5Eは、複数の爪部材31Fによってハウジング3の第1ケース体31に固定されている。そのため、第2固定接点5Bは、ハウジング3に固定された状態となっている。被駆動ギヤ5Fが後述する第2回転部材8によって回転駆動されると、ハウジング3に固定された第2固定接点5Bに対して第2可動接点5Aが第2揺動軸AX2と平行な回転軸を中心に回転する。第2回転検出スイッチ5では、この第2固定接点5Bに対する第2可動接点5Aの回転が、第2固定接点5Bにつながる端子において抵抗値の変化として検出される。なお、第2可動接点5Aは、本発明における第2可動部材の一例である。第2固定接点5Bは、本発明における第2固定部材の一例である。
第1回転部材7は、第1揺動軸AX1を中心とした操作レバー1の揺動操作に応じて第1揺動軸AX1を中心に回転する部材であり、第1回転検出スイッチ4を回転駆動する。図2,図5の例において、第1回転部材7は、駆動ギヤ7Aとシャフト7Bを有する。シャフト7Bは、レバー支持体2の外側から軸受部2Cを貫通し、作動部材11の側面に形成された回動軸11Cの嵌合孔11Eに嵌め込まれている。駆動ギヤ7Aは、シャフト7Bに固定されおり、第1回転検出スイッチ4の被駆動ギヤ4Fと歯合する。操作レバー1が第1揺動軸AX1を中心にして揺動操作されると、シャフト7Bに固定された駆動ギヤ7Aが第1揺動軸AX1を中心として回転し、この回転が被駆動ギヤ4Fに伝えられて、第1回転検出スイッチ4が回転駆動される。上述したように、第1固定接点4Bはレバー支持体2に固定されているため、被駆動ギヤ4Fがレバー支持体2に対して回転すると、第1可動接点4Aが第1固定接点4Bに対して回転する。
第2回転部材8は、第2揺動軸AX2を中心とした操作レバー1の揺動操作に応じて第2揺動軸AX2を中心に回転する部材であり、第2回転検出スイッチ5を回転駆動する。図2,図4,図5の例において、第2回転部材8は、駆動ギヤ8Aとシャフト8Bを有する。シャフト8Bは、レバー支持体2の回動軸2Bに形成された嵌合孔2Eに対して、ハウジング3の外側から嵌め込まれている。駆動ギヤ8Aは、シャフト8Bに固定されおり、第2回転検出スイッチ5の被駆動ギヤ5Fと歯合する。操作レバー1が第2揺動軸AX2を中心にして揺動操作されると、シャフト8Bに固定された駆動ギヤ8Aが第2揺動軸AX2を中心として回転し、この回転が被駆動ギヤ5Fに伝えられて、第2回転検出スイッチ5が回転駆動される。上述したように、第2固定接点5Bはハウジング3に固定されているため、被駆動ギヤ5Fがハウジング3に対して回転すると、第2可動接点5Aが第2固定接点5Bに対して回転する。
これらの回転部材(7,8)に設けられた駆動ギヤ(7A,8A)は、回転検出スイッチ(4,5)に設けられた被駆動ギヤ(4F,5F)に比べて、ピッチ円半径が大きくなるように構成される。これにより、操作レバー1の揺動操作による駆動ギヤ(7A,8A)の回転に比べて、被駆動ギヤ(4F,5F)の回転が増速される。
FPC基板6は、第1回転検出スイッチ4の第1固定接点4Bに接続される配線が形成された第1基板部6Aと、第2回転検出スイッチ5の第2固定接点5Bに接続される配線が形成された第2基板部6Bとを有する。第1基板部6Aは、図示しない基板押さえ部材によってレバー支持体2に固定されており、第1固定接点4Bにつながる第1回転検出スイッチ4の端子と接続(半田付け等)される。第2基板部6Bは、第1ケース体31の外側の面に設けられた基板取り付け台31Aの表面にボス等を介して固定されており、第2固定接点5Bにつながる第2回転検出スイッチ5の端子と接続(半田付け等)される。図に示す例では、第1揺動軸AX1及び第2揺動軸AX2に対して表面が平行となるように第2基板部6Bの一端部が略直角に折り曲げられており、この折り曲げ部分に第2回転検出スイッチ5の端子が接続される。
このFPC基板6において、レバー支持体2に固定される第1基板部6Aとハウジング3に固定される第2基板部6Bとの間には、U字に曲げられた帯状の中間部6Cが設けられている。レバー支持体2がハウジング3に対して回動することによって第1基板部6Aと第2基板部6Bとの距離や位置関係が変化しても、この帯状の中間部6CにおいてFPC基板6の変形が許容されているため、回動動作が阻害されることはない。
上述した構成を有する車両用レバースイッチ装置によれば、操作レバー1が第1揺動軸AX1を中心として揺動操作されると、レバー支持体2に対して作動部材11の回動軸11C,11Dが回動し、回動軸11Cに嵌合されたシャフト7Bとともに第1回転部材7の駆動ギヤ7Aが回動し、駆動ギヤ7Aに歯合された被駆動ギヤ4Fが回動する。被駆動ギヤ4Fが回動すると、レバー支持体2に固定された第1固定接点4Bに対して第1可動接点4Aが回転し、この回転が第1固定接点4Bにつながる端子において抵抗値の変化として検出される。これにより、第1揺動軸AX1を中心とした操作レバー1の揺動操作が、第1回転検出スイッチ4において電気的な信号として検出される。
また、操作レバー1が第2揺動軸AX2を中心として揺動操作されると、ハウジング3に対してレバー支持体2の回動軸2A,2Bが回動し、回動軸2Bに嵌合されたシャフト8Bとともに第2回転部材8の駆動ギヤ8Aが回動し、駆動ギヤ8Aに歯合された被駆動ギヤ5Fが回動する。被駆動ギヤ5Fが回動すると、ハウジング3に固定された第2固定接点5Bに対して第2可動接点5Aが回転し、この回転が第2固定接点5Bにつながる端子において抵抗値の変化として検出される。これにより、第2揺動軸AX2を中心とした操作レバー1の揺動操作が、第2回転検出スイッチ5において電気的な信号として検出される。
このように、本実施形態に係る車両用レバースイッチ装置では、操作レバー1の揺動操作に伴う回転運動が、直線運動に変換されることなく、そのまま回転検出スイッチ(4,5)において可動接点(4A,4B)の回転運動として検出される。そのため、回転運動から直線運動への変換用に特別な可動部材を設けなくてもよいため、可動部材の部品数を減らすことができる。可動部材の部品数が減ることにより、構造が簡単となり、組み立て工程を簡易化することができる。また、可動部材の介在による累積公差を抑えることができるため、部品の組み立て精度や加工精度の要求水準を引き下げることが可能なり、組み立てコストや部品コストを抑えることができる。
また、本実施形態に係る車両用レバースイッチ装置によれば、レバー支持体2に固定された第1回転検出スイッチ4とハウジング3に固定された第2回転検出スイッチ5とが共通のFPC基板6上に実装されるため、各スイッチを別々の基板に実装してケーブル配線を施す場合に比べて部品点数を削減できるとともに、組み立てを更に簡易化できる。
更に、本実施形態に係る車両用レバースイッチ装置によれば、レバー支持体2に固定された第1基板部6Aとハウジング3に固定された第2基板部6Bとの間に、U字に曲げられた帯状の中間部6Cが設けられている。そのため、レバー支持体2がハウジング3に対して回動することにより、第1基板部6Aと第2基板部6Bとの距離や位置関係が変化しても、中間部6CにおいてFPC基板6がストレスを受けることなく柔軟に変形できるため、回動動作が阻害されることはない。従って、FPC基板6に負荷をかけることなく、第2揺動軸AX2を中心とした操作レバー1の揺動操作をスムーズに行うことができる。
加えて、本実施形態に係る車両用レバースイッチ装置によれば、操作レバー1の揺動操作に応じて揺動軸(AX1,AX2)を中心に回転する駆動ギヤ(7A,8A)のピッチ円半径が、回転検出スイッチ(4,5)に設けられた被駆動ギヤ(4F,5F)に比べて大きいため、駆動ギヤ(7A,8A)の回転に比べて被駆動ギヤ(4F,5F)の回転が増速される。これにより、例えば回転検出スイッチ(4,5)がロータリーエンコーダの場合などにおいて、駆動ギヤ(7A,8A)の回転量に対する回転検出部(4,5)の回転検出量を相対的に増やすことができるため、部品の寸法誤差などによって生じる回転検出量の誤差(スイッチの切り換えタイミングの不良による誤差など)を相対的に低減させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、種々のバリエーションを含んでいる。
例えば、上述した実施形態では、各回転検出スイッチ(4,5)がFPC基板6と別体に設けられているが、本発明はこの例に限定されない。本発明の他の実施形態では、FPC基板と回転検出スイッチとを一体化してもよい。具体的には、例えば回転検出スイッチの固定接点をFPC基板上に形成し、可動接点がFPC基板上の固定接点を直接摺動するような構造でもよい。
上述した実施形態では、操作レバー1の揺動操作による回転が回転部材(7,8)の駆動ギヤ(7A,7B)を介して回転検出スイッチ(4,5)に伝えられているが、本発明はこれに限定されない。本発明の他の実施形態では、操作レバー1の揺動操作による回転が回転検出スイッチ(4,5)の駆動軸へ直接伝えられてもよい。
また、上述した実施形態では、回転を検出する手段として、接点の摺動による抵抗値の変化に基づいて回転を検出する回転検出スイッチ(4,5)を例に挙げているが、本発明はこれに限定されない。本発明の他の実施形態では、例えば光学的な方法や磁気的な方法など、他の任意の方法によって可動部材に対する固定部材の回転を検出する種々の回転検出手段を用いてもよい。
1…操作レバー、1A…レバー本体、1B…カバー、11…作動部材、11C,11D…回動軸、12…押圧子、13…バネ、2…レバー支持体、21…収容室、2A,2B…回動軸、2C,2D…軸受部、3…ハウジング、31…第1ケース体、31A…基板取り付け台、31B…軸受部、31C…カム面、32…第2ケース体、32A…軸受部、4…第1回転検出スイッチ、4A…第1可動接点、4B…第1固定接点、4F…被駆動ギヤ、5…第2回転検出スイッチ、5A…第2可動接点、5B…第2固定接点、5F…被駆動ギヤ、6…FPC基板、6A…第1基板部、6B…第2基板部、6C…中間部、7…第1回転部材、7A…駆動ギヤ、7B…シャフト、8…第2回転部材、8A…駆動ギヤ、8B…シャフト、AX1…第1揺動軸、AX2…第2揺動軸。

Claims (5)

  1. 揺動自在に支持された操作レバーを備える車両用レバースイッチ装置であって、
    第1揺動軸を中心に前記操作レバーを揺動自在に支持するレバー支持体と、
    前記第1揺動軸と平行な面に対して垂直な第2揺動軸を中心に、前記レバー支持体を介して前記操作レバーを揺動自在に支持するハウジングと、
    前記第1揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作に応じて前記第1揺動軸と平行な回転軸を中心に回転する第1可動部材、及び、前記レバー支持体に固定された第1固定部材を含み、前記第1固定部材に対する前記第1可動部材の回転を検出する第1回転検出部と、
    前記第2揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作に応じて前記第2揺動軸と平行な回転軸を中心に回転する第2可動部材、及び、前記ハウジングに固定された第2固定部材を含み、前記第2固定部材に対する前記第2可動部材の回転を検出する第2回転検出部と
    を備えることを特徴とする車両用レバースイッチ装置。
  2. 前記第1回転検出部の前記第1固定部材に接続される配線が形成され、前記レバー支持体に固定される第1基板部と、
    前記第2回転検出部の前記第2固定部材に接続される配線が形成され、前記ハウジングに固定される第2基板部とを有し、
    前記第1基板部と前記第2基板部とが一体のフレキシブルプリント基板によって形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用レバースイッチ装置。
  3. 前記フレキシブルプリント基板は、前記第1基板部と前記第2基板部との間においてU字に曲げられた帯状の中間部を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の車両用レバースイッチ装置。
  4. 前記第1揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作に応じて前記第1揺動軸を中心に回転し、前記第1回転検出部を回転駆動する第1回転部材と、
    前記第2揺動軸を中心とした前記操作レバーの揺動操作に応じて前記第2揺動軸を中心に回転し、前記第2回転検出部を回転駆動する第2回転部材とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両用レバースイッチ装置。
  5. 前記第1回転部材及び前記第2回転部材は、それぞれ駆動ギヤを有し、
    前記第1回転検出部及び前記第2回転検出部は、それぞれ前記駆動ギヤと歯合する被駆動ギヤを有し、
    前記駆動ギヤは、歯合する前記被駆動ギヤに比べてピッチ円半径が大きい
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用レバースイッチ装置。
JP2014102157A 2014-05-16 2014-05-16 電子機器 Withdrawn JP2015220065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014102157A JP2015220065A (ja) 2014-05-16 2014-05-16 電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014102157A JP2015220065A (ja) 2014-05-16 2014-05-16 電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015220065A true JP2015220065A (ja) 2015-12-07

Family

ID=54779287

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014102157A Withdrawn JP2015220065A (ja) 2014-05-16 2014-05-16 電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015220065A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018211918A1 (ja) * 2017-05-19 2018-11-22 アルプス電気株式会社 操作レバー装置
EP3441262A1 (de) * 2017-08-11 2019-02-13 Valeo Schalter und Sensoren GmbH Lenksäulenmodul für ein kraftfahrzeug mit einer flügelartigen zahnstange an einem lenkstockhebel, sowie kraftfahrzeug mit einem derartigen lenksäulenmodul
CN113826180A (zh) * 2019-06-06 2021-12-21 阿尔卑斯阿尔派株式会社 操作装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022475U (ja) * 1973-06-26 1975-03-13
JP2005149930A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Tokai Rika Co Ltd レバースイッチ装置及びその組立方法
DE102006030746A1 (de) * 2006-06-22 2007-12-27 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Hebelschalter für einen Lenkstock eines Kraftfahrzeugs
JP2010225464A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Lighting & Technology Corp 壁スイッチ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022475U (ja) * 1973-06-26 1975-03-13
JP2005149930A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Tokai Rika Co Ltd レバースイッチ装置及びその組立方法
DE102006030746A1 (de) * 2006-06-22 2007-12-27 Valeo Schalter Und Sensoren Gmbh Hebelschalter für einen Lenkstock eines Kraftfahrzeugs
JP2010225464A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toshiba Lighting & Technology Corp 壁スイッチ装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018211918A1 (ja) * 2017-05-19 2018-11-22 アルプス電気株式会社 操作レバー装置
EP3441262A1 (de) * 2017-08-11 2019-02-13 Valeo Schalter und Sensoren GmbH Lenksäulenmodul für ein kraftfahrzeug mit einer flügelartigen zahnstange an einem lenkstockhebel, sowie kraftfahrzeug mit einem derartigen lenksäulenmodul
CN113826180A (zh) * 2019-06-06 2021-12-21 阿尔卑斯阿尔派株式会社 操作装置
CN113826180B (zh) * 2019-06-06 2024-03-05 阿尔卑斯阿尔派株式会社 操作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6246183B2 (ja) シフト装置
JP2006230046A (ja) アクチュエータ装置
WO2018084312A1 (ja) 直線駆動装置、モータ、および直線駆動装置の製造方法
US8573086B2 (en) Lever operation device
JP2015220065A (ja) 電子機器
JP6502868B2 (ja) コンビネーションスイッチレバー
JP5155725B2 (ja) 多方向入力装置
JP6249876B2 (ja) レバースイッチ装置
US8680411B2 (en) On-vehicle lever switch
US8334470B2 (en) Lever operation device
JP6431778B2 (ja) 車両用電動格納式ドアミラー
JP2012245978A (ja) ワイパ駆動装置
JP2004212465A (ja) 遠隔操作用カメラ
JP5779112B2 (ja) ワイパ装置
JP6578536B2 (ja) ダイヤル式コントロール操作装置
JP2017168314A (ja) 車両用レバースイッチ装置
JP2015213002A (ja) 回転型電子機器
JP4472514B2 (ja) スイッチ構造
JP2017114227A (ja) 旋回方向指示装置
JP2008097865A (ja) ストークスイッチ装置
JP2009234582A (ja) 車両のステアリングロック装置
JPH11329649A (ja) 舵角センサ付き回転コネクタユニット
US20150362946A1 (en) Case-equipped mechanism device
JP6057256B2 (ja) 回転検出装置
JP2016157301A (ja) レバースイッチ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161020

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170712

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20170829