JP2015217750A - 車両用空調装置の通風ユニット - Google Patents
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Abstract
【課題】フィルタエレメント交換時にフィルタエレメントの表面から異物が落下しにくい車両用空調装置の通風ユニットを提供することを目的とする。
【解決手段】車両用空調装置の通風ユニットは、フィルタエレメント1と、フィルタ枠3と、ブロワケース4と、ブロワ5とを備える。フィルタエレメント1は、車両用空調装置の空気取り入れ口に設けられている。フィルタ枠3は、収納されたフィルタエレメントの周囲に壁部2を有する。ブロワケース4には、フィルタ枠3が取り付けられる。壁部2は、フィルタエレメント1の周辺において、フィルタエレメント1の上面より上方に5mm以上突出している。フィルタ枠3は、フィルタエレメントの交換時に、フィルタエレメント1と共にブロワケース4からフィルタエレメント1の平面と平行な矢印Y1方向に引き出される。
【選択図】図1
【解決手段】車両用空調装置の通風ユニットは、フィルタエレメント1と、フィルタ枠3と、ブロワケース4と、ブロワ5とを備える。フィルタエレメント1は、車両用空調装置の空気取り入れ口に設けられている。フィルタ枠3は、収納されたフィルタエレメントの周囲に壁部2を有する。ブロワケース4には、フィルタ枠3が取り付けられる。壁部2は、フィルタエレメント1の周辺において、フィルタエレメント1の上面より上方に5mm以上突出している。フィルタ枠3は、フィルタエレメントの交換時に、フィルタエレメント1と共にブロワケース4からフィルタエレメント1の平面と平行な矢印Y1方向に引き出される。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の室内に空調風を供給する車両用空調装置において、車両外部から空調ダクト内に空気を取り入れる部位に設けられた通風ユニットに関するものである。特に、フィルタエレメントを収納するフィルタ枠を備えた車両用空調装置の通風ユニットに関する。
車両用空調装置は、通風ユニット内のブロワによって車両外部の空気と車両内部の空気とを加圧し、空調ダクト内に送り込んでいる。空調ダクト内には、空気流を冷却するエバポレータ及び空気流を加熱するヒータコア等が設けられている。
空気流は、エバポレータの冷却フィンの間を通り抜けることで冷却される。このとき冷却フィンには空気中の水分が凝縮する。この水分を空調ダクトの外部に排出するためのドレイン通路が空調ダクトの下部に設けられている。このドレイン通路はパイプ状の通路であり内部に泥等が詰まると大量の水が空調ダクト内に溜まり、異臭等の問題が生じることがあった。
通風ユニットは、特許文献1のように構成したものがある。この特許文献1に記載の装置は、空調ダクトのエバポレータの上流側に多翼遠心ファンから構成されたブロワが配置されている。ブロワは、ブロワモータによって回転する。
ブロワの上流側には、フィルタエレメントが配置されている。フィルタエレメントは、不織布から成り、板状の上面を持つ。このフィルタエレメントの上部に、内外気切り替えダンパが配置され、車両内部からの内気と車両外部からの外気とが選択的にフィルタエレメントで濾過される。フィルタエレメントは、フィルタ枠と呼ばれるケースの内部に収納されている。フィルタエレメント交換時には、フィルタ枠ごと水平方向にフィルタエレメントを引出して、ブロワケースからフィルタ枠を取り外す。
フィルタ枠は、フィルタエレメントの四方に、フィルタエレメントの高さと同等の高さの壁部を持っている。
発明者は上記ドレイン通路の詰まりが何故発生するかの分析を行った。車両の外部からの空気は、フィルタエレメントによって濾過されるため異物が混入しないはずである。しかし現実に詰まりが生じる。
この詰まった異物を調査した結果、異物には枯葉が粉砕されたものや砂が混じり、車両の外部から空調ダクトに混入していることが明らかであった。そして、その原因が、フィルタエレメント交換時に古いフィルタエレメントの表面に堆積した砂、枯葉等の異物がフィルタエレメント表面から下のブロワ内に落下するためであるが判明した。
以下これについて説明する。フィルタエレメント上部に堆積した植物の葉等の異物が、フィルタエレメント交換時に落下し、最終的に空調装置のドレイン部の水抜き孔をつまらせ排水できなくなる。この原因はフィルタ枠と共にフィルタエレメントを水平方向に引き出すときに、フィルタ枠とフィルタエレメントとが振動し、フィルタエレメントの上に堆積した枯葉等の異物が、フィルタエレメントの端から落下するためである。
上記特許文献1では、フィルタエレメントの周囲にフィルタ枠の壁があるが、フィルタエレメントの高さと壁の高さが同一である。よって、フィルタエレメントをフィルタ枠と共に水平方向に引き出すときにフィルタ枠とフィルタエレメントとが振動し、フィルタエレメントの上に堆積した枯葉等の異物が、フィルタ枠の壁部を乗り越えてフィルタ枠の端から落下する。
本発明は、上記問題点に鑑み、フィルタエレメント交換時にフィルタエレメントの表面から異物が落下しにくい車両用空調装置の通風ユニットを提供することを目的とする。
従来技術として列挙された特許文献の記載内容は、この明細書に記載された技術的要素の説明として、参照によって導入ないし援用することができる。
本発明は上記目的を達成するために、下記の技術的手段を採用する。すなわち、本発明の車両用空調装置の通風ユニットは、フィルタエレメント(1)と、フィルタ枠(3)と、壁部(2)と、ブロワケース(4)と、ブロワ(5)とを備える。フィルタエレメント(1)は、濾過材で形成され車両用空調装置の空気取り入れ口に設けられる。フィルタ枠は、フィルタエレメント(1)を収納する。壁部(2)は、収納されたフィルタエレメントの周囲に立設される。ブロワケース(4)は、フィルタ枠(3)が取り付けられる。ブロワ(5)は、ブロワケース(4)の中に収納される。フィルタ枠(3)は、フィルタエレメント(1)と共にブロワケース(4)からフィルタエレメント(1)の上面と平行な方向に引き出されるようにブロワケース(4)に結合される。壁部(2)は、フィルタエレメント(1)の周囲において、引出方向に対向する2辺の内、少なくとも引出方向に対して奥側の辺に対応する位置に設けられ、フィルタエレメント(1)の上面よりも上方に突出している。
この発明によれば、フィルタ枠をブロワケースから抜き出すときに、フィルタエレメントの周辺にフィルタエレメントの上面より上方に突出する壁部によって、フィルタエレメントの上面に堆積した異物が下のブロワ内に落下するのを防止できる。
なお、特許請求の範囲及び上記各手段に記載の括弧内の符号ないし説明は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を分かり易く示す一例であり、発明の内容を限定するものではない。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部を説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組合せることも可能である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図4を用いて詳細に説明する。図1及び図2において、図中、上方が天方向、下方が地方向である。車両用空調装置の通風ユニットは、フィルタエレメント1とフィルタ枠3とを有する。フィルタエレメント1は、濾過材で形成され車両用空調装置の空気取り入れ口に設けられている。フィルタ枠3は、フィルタエレメント1の周囲に壁部2を設けている。フィルタエレメント1を構成する濾過材は、不織布からなる弾力を有するものである。フィルタ枠3は、合成樹脂の成型品でありブロワケース4に結合される。ブロワケース4内にはブロワ5が収納されている。
以下、本発明の第1実施形態について図1ないし図4を用いて詳細に説明する。図1及び図2において、図中、上方が天方向、下方が地方向である。車両用空調装置の通風ユニットは、フィルタエレメント1とフィルタ枠3とを有する。フィルタエレメント1は、濾過材で形成され車両用空調装置の空気取り入れ口に設けられている。フィルタ枠3は、フィルタエレメント1の周囲に壁部2を設けている。フィルタエレメント1を構成する濾過材は、不織布からなる弾力を有するものである。フィルタ枠3は、合成樹脂の成型品でありブロワケース4に結合される。ブロワケース4内にはブロワ5が収納されている。
ブロワ5は、多翼遠心ファンと、このファンを回転させるファンモータ6とを有する。ブロワケース4は、その吐出口7が、車両用空調装置の空調ダクトに接続され、ブロワ5から出た空気流が図3の空調ダクト21内に送りこまれる。
図3のように、空調ダクト21内には空気流を遮るようにエバポレータ22が設けられている。このエバポレータ22で空気流を冷却する。エバポレータ22に発生した凝縮水は空調ダクト21下部のドレイン通路23を介して空調ダクト21の外に排出される。
フィルタ枠3の壁部2は、フィルタエレメント1の周囲に立設され、フィルタエレメント1の上面までの高さ(厚さ)よりも少なくとも5mm以上(好ましくは10mm以上)高く構成されている。フィルタ枠3は、フィルタエレメント1と共にブロワケース4からフィルタエレメント1の上面と平行な方向に矢印Y1のように引き出される。引き出すときは、フィルタ枠3の表面カバー部8を手で持って引き出される。そして引き出されたフィルタ枠3において、古いフィルタエレメント1と新しいフィルタエレメント1とが交換される。
ブロワケース4は多翼遠心ファン5aを取り囲む樹脂製のケースから構成されている。ブロワケース4の上方にフィルタ枠3が載置されて結合されている。ブロワケース4は、渦巻き状の空気流を流す通路が形成され、通路の入口はフィルタエレメント1の下部であり図1及び図3のように、通路の吐出口7は、車両用空調装置の空調ダクト21に接続される。
フィルタエレメント1の周囲がフィルタ枠3の壁部2に囲まれている。このため、フィルタエレメント1から異物9が図1及び図4の矢印Y2のように移動しても、壁部2に阻まれるため、落下することが抑制できる。そのため、エバポレータ22に粉砕された異物9が付着するのが抑制され、粉砕された異物9が凝縮水と共に落下してドレイン通路23を詰まらせることが抑制できる。
なおフィルタエレメント1の上に堆積した異物9が移動しても、フィルタエレメント1中央部の上面からフィルタ枠3の壁部2の上端までの寸法が5mm以上、好ましくは10mm以上存在すれば、異物9の落下をフィルタ枠3の壁部2で防止することができる。つまり、異物をフィルタエレメント1の上面における中央部に保持できる。
フィルタ交換時にフィルタエレメント1の上部に堆積した異物9がブロワ5内に落下しないことにより、異物9が空調ダクト21内のエバポレータ22の表面に付着することがなく、ドレイン通路23を閉塞することがない。なお、フィルタエレメント1の中央部とは、フィルタエレメント1の真ん中あたりという意味であり、中央の一点ではない。
(比較例)
図5は、上記実施形態の比較例を示す。図4ではフィルタエレメント1の周囲にフィルタ枠3の壁部2が無いか、又は、壁部2があっても、壁部2の高さがフィルタエレメント1と同じ高さである。この場合、フィルタエレメント1を交換しようとして、古いフィルタエレメントを矢印Y1の方向に引き出されると異物9がブロワ5の吸い込み口の中に落下する。
図5は、上記実施形態の比較例を示す。図4ではフィルタエレメント1の周囲にフィルタ枠3の壁部2が無いか、又は、壁部2があっても、壁部2の高さがフィルタエレメント1と同じ高さである。この場合、フィルタエレメント1を交換しようとして、古いフィルタエレメントを矢印Y1の方向に引き出されると異物9がブロワ5の吸い込み口の中に落下する。
ブロワ5は多翼遠心ファン5aを持ち、回転時に異物9を粉砕し、空調ダクト21内のエバポレータ22に付着して凝縮水と共にドレイン通路23に流れドレイン通路23を詰まらせる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上記した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。なお、第2実施形態以下については、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明が援用される。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。なお、以降の各実施形態においては、上記した第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について説明する。なお、第2実施形態以下については、第1実施形態と同じ符号は、同一の構成を示すものであって、先行する説明が援用される。
図6及び図7において、フィルタ枠3にはフィルタ枠3の壁部2と一体に樹脂成型された突起爪からなるストッパー部10が複数成型されている。フィルタ枠3の底部には格子3gが設けられているが、ブロワ5の上部等でフィルタエレメント1を支持することで、この格子3gは省略可能である。
これによれば、ストッパー部10はフィルタ枠3の壁部2と一体に樹脂成型された突起爪からなるから、部品点数が増加することがない。また、フィルタエレメント1は可撓性に富むからストッパー部10が壁部2の内側に突出していてもフィルタエレメント1を弾性変形させてストッパー部10の下側のフィルタ枠3内に装着することができる。
図7はストッパー部10の下にフィルタエレメント1を装着した状態を示している。フィルタ枠3をフィルタエレメント1と共に図7の矢印Y1のように引き出したときストッパー部10がフィルタエレメント1の上端を支持するため、フィルタエレメント1が上下方向に振動することが少ない。
よって枯葉等の異物9が下のブロワ5内に落下するのが抑制される。また、ストッパー部10の位置は、フィルタエレメント1の中央部の上面からフィルタ枠の壁部2の上端までの寸法が5mm以上、好ましくは10mm以上確保できる位置に設定されている。
なおストッパー部10は、壁部2と一体に成型したが、別体に成型し、壁部2に開けた孔に挿入されフィルタエレメント1に係合するピン状部として形成してもよい。更に、ストッパー部10は、フィルタエレメント1の上面を押さえるものに限らずフィルタエレメント1の側面に食い込んでフィルタエレメントを支持するものであってもよい。また、ストッパー部10の材質は、樹脂以外でもよくビス等の金属から構成してもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上記した実施形態と異なる部分を説明する。図8及び図9において、ストッパー部10は第1ストッパー部101と、第2ストッパー部102とからなる。第1ストッパー部101は、フィルタ枠3の壁部2とは別体であり、また、壁部2の外側から挿入されたビスから構成されている。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。上記した実施形態と異なる部分を説明する。図8及び図9において、ストッパー部10は第1ストッパー部101と、第2ストッパー部102とからなる。第1ストッパー部101は、フィルタ枠3の壁部2とは別体であり、また、壁部2の外側から挿入されたビスから構成されている。
第2ストッパー部102は、フィルタ枠3の周囲に被せられたカバーから構成されている。第2ストッパー部102を成すカバーは、フィルタ枠3の上端の開口縁部に沿うように位置する。
これによれば、フィルタ枠3内にフィルタエレメント1を配置した状態で、カバーからなる第2ストッパー部102を壁部2の上側から壁部2の内側に挿入できる。そして、断面T次状のカバーから成る第2ストッパー部102の下端部1021でフィルタエレメント1の上端を押さえてフィルタエレメント1の振動防止を行うことができる。なお、第1ストッパー部101をなすビスは省略してもよい。
これによれば、フィルタ枠3内にフィルタエレメント1を配置した状態で、カバーからなる第2ストッパー部102を壁部2の上側から壁部2の内側に挿入できる。そして、断面T次状のカバーから成る第2ストッパー部102の下端部1021でフィルタエレメント1の上端を押さえてフィルタエレメント1の振動防止を行うことができる。なお、第1ストッパー部101をなすビスは省略してもよい。
この第2ストッパー部102を成すカバーは、フィルタ枠3の上端の開口部の周辺部をカバーの庇部1022で覆うように構成されている。庇部1022は、開口縁部側から内側に延びる形状でフィルタエレメント(1)の周辺を覆う。つまり、フィルタ枠3の上端のフィルタエレメント1が露出する開口部の周辺部を覆う第2ストッパー部102が存在する。これによって、フィルタエレメント1の振動防止を行う。それと共に、フィルタエレメント上の異物9が図8の矢印Y8方向に移動してもフィルタ枠3の上端の開口部の周辺部を覆うカバーの庇部1022によって異物9が矢印Y81のように跳ねかえされる。そしてフィルタ枠3の外にこぼれ落ちるのを防止することができる。壁部2の一部を成す庇部1022は、フィルタエレメント1の内側に異物9が落下するように、傾斜面20を持っている。
なお、図9に示すように、フィルタ枠3の交換時における引出方向の矢印Y1と直行する第1庇部1022aの幅W1は、引出方向の矢印Y1と平行な第2庇部1022bの幅W2より大きく設定されている(W1>W2)。
逆に言えばW2<W1とすることにより異物9の落下を極力防止しながら、フィルタエレメント1をカバーの第1庇部1022aと第2庇部1022bの内側をくぐらせてフィルタ枠3内に装着しやすくしている。もっとも、図8のビス13をとり外してフィルタエレメント1をフィルタ枠3内に装着してから第2ストッパー部102を成すカバーをフィルタ枠3にビス13にて取り付けてもよい。なお、ビス13は省略してもよい。ビス13が無くても庇部1022は、自重とブロワ5が発生する風とで下方に押し付けられ保持される。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について説明する。上記した実施形態と異なる部分を説明する。図10おいて、フィルタエレメント1はプレス加工で成型された不織布からなり板状の周辺に壁部2を成す膨出部14が一体に形成されている。膨出部14は、断面が三角形で先端が尖っている。
次に、本発明の第4実施形態について説明する。上記した実施形態と異なる部分を説明する。図10おいて、フィルタエレメント1はプレス加工で成型された不織布からなり板状の周辺に壁部2を成す膨出部14が一体に形成されている。膨出部14は、断面が三角形で先端が尖っている。
フィルタエレメント1の中央部の上面から膨出部14の上面までの高さH10は5mm以上、好ましくは10mm以上に設定されている。この構成においては、フィルタエレメント1の交換時に振動で異物9が矢印Y10方向に移動しても壁部2を成す膨出部14によってフィルタエレメント1の下に落下することがない。また、膨出部14は、断面が三角形で先端が尖っているから、先端に異物が付着することが少ない。異物はフィルタエレメント1の内側に形成された傾斜面20をすべり落ちる。
この図10の第4実施形態においては、フィルタエレメント1の周辺にフィルタエレメント1の上面より上方に突出する壁部2をなす膨出部14を有している。つまり壁部2をなす膨出部14はフィルタエレメント1の一部として形成されている。壁部2を成す膨出部14は、断面先細りの三角形状でありフィルタエレメント1の内側に異物9が落下させる傾斜面20を持っている。
不織布から成るフィルタエレメント1を順次プレス加工することによりフィルタエレメント1の周囲にフィルタエレメント1の膨出部14からなる壁部2を一体に形成できる。
フィルタエレメントの交換時には、フィルタ枠3は、第1実施形態と同様に、フィルタエレメント1と共にブロワケースから矢印Y1にて示すフィルタエレメント1の上面と平行な方向に引き出される。
これによれば、フィルタ枠3をブロワケース4から抜き出すときに、フィルタエレメント1の周辺にフィルタエレメント1の中央部の上面より上方に突出する壁部をなす膨出部14を設けている。これによって、フィルタエレメント1の上面に堆積した異物9が下のブロワ内に落下するのを抑制できる。
壁部をなす膨出部14は、フィルタエレメントと一体の壁部から構成されている。従って、フィルタエレメントを保持するフィルタ枠3が従来のままの構成であってもフィルタエレメントと一体の壁部によって、フィルタエレメントの上面に堆積した異物が下のブロワ内に落下するのを防止できる。
なお、図10ではフィルタエレメントの振動を抑制するためにフィルタ枠3の壁部2を貫通してストッパー部10を成す第1ストッパー部101がフィルタエレメントの側面に挿入されている。しかし、第1ストッパー101部は省略することが可能である。
(他の実施形態)
上記の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、更に、特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
上記の実施形態では、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、更に、特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
フィルタエレメントが交換時に振動したときにフィルタエレメント上の異物が落下するのを防止する壁部があればよく、フィルタエレメント固定するストッパー部はなくてもよい。また壁部はフィルタエレメントの周囲全部になくてもよく、少なくともフィルタ枠を引き出す方向と平行な方向に相対向する奥側と手前側との2辺上のいずれかにあれば良い。この場合引出方向の奥側にあることがより望ましい。
また、フィルタエレメント自体に壁部を形成するときは、フィルタ枠の壁の高さは任意でよい。
なおフィルタエレメントの種類によってはフィルタエレメントの表面が平坦でなく波状になっているものがある。この場合波の頂上を結ぶ上面の高さよりも壁部の高さを少なくとも5mm以上好ましくは10mm以上にすることが好ましい。なおフィルタエレメントの表面に凹凸がある場合はフィルタエレメント1の中央部の最も高い凸部分の高さよりも壁部の高さを少なくとも5mm以上好ましくは10mm以上高くすることが望ましい。
なお上記本発明の実施形態の作用効果を列記すると以下の通りである。フィルタ枠をブロワケースから抜き出すときに、フィルタエレメントの周辺にフィルタエレメントの上面より上方に突出する壁部によって、フィルタエレメントの上面に堆積した異物が下のブロワ内に落下するのを防止できる。
フィルタエレメントと一体の壁部によって、フィルタエレメントの上面に堆積した異物が下のブロワ内に落下するのを防止できる。
フィルタエレメントから異物が落下することが抑制できるため、エバポレータに異物が付着するのが抑制され、異物が凝縮水と共に落下してドレイン通路を詰まらせることが抑制できる。
フィルタエレメントの上に堆積した異物が移動しても、フィルタエレメントの上端から壁部の上端までの寸法が5mm以上存在するから異物の落下をフィルタ枠の壁でより確実に防止することができる。
ストッパー部はフィルタ枠の壁と一体に樹脂成型されるから部品点数が増加することがない。またフィルタエレメントは可撓性に富むから、ストッパー部が壁の内側に突出していてもフィルタエレメントを弾性変形させてストッパー部の下側のフィルタ枠内フィルタエレメントを装着することができる。
フィルタ枠内にフィルタエレメントを配置した状態で、ストッパー部を壁部の上側から壁部の内側にカバーを挿入して、フィルタエレメントの振動防止を行うことができる。
フィルタ枠の上端の開口部の周辺部を覆うカバーによってフィルタエレメントの振動防止を行う。それと共に、フィルタエレメント表面の異物が移動してもフィルタ枠の上端の開口部の周辺部を覆うカバーの庇部によって異物がフィルタ枠外にこぼれ落ちるのを防止できる。
壁部とフィルタエレメントとを一体に構成する場合、壁部はフィルタエレメント1の内側に異物9が落下する傾斜面20を持つから壁部の上方に異物が付着するのが防止できる。
1 フィルタエレメント
3 フィルタ枠
5 ブロワ
2 壁部
21 空調ダクト
22 エバポレータ
23 ドレイン通路
H フィルタエレメントの上端から壁部の上端までの高さ
10 ストッパー部
102 ストッパー部を構成するカバー
3 フィルタ枠
5 ブロワ
2 壁部
21 空調ダクト
22 エバポレータ
23 ドレイン通路
H フィルタエレメントの上端から壁部の上端までの高さ
10 ストッパー部
102 ストッパー部を構成するカバー
Claims (10)
- 濾過材で形成され車両用空調装置の空気取り入れ口に設けられたフィルタエレメント(1)と、
前記フィルタエレメント(1)を収納するフィルタ枠と、
収納された前記フィルタエレメントの周囲に立設された壁部(2)と、
前記フィルタ枠(3)が取り付けられたブロワケース(4)と、
前記ブロワケース(4)の中に収納されたブロワ(5)と、を備え、
前記フィルタ枠(3)は、前記フィルタエレメント(1)と共に前記ブロワケース(4)から前記フィルタエレメント(1)の上面と平行な引出方向に引き出されるように前記ブロワケース(4)に結合され、
前記壁部(2)は、前記フィルタエレメント(1)の周囲において、前記引出方向に対向する2辺の内、少なくとも前記引出方向に対して奥側の辺に対応する位置に設けられ、前記フィルタエレメント(1)の上面よりも上方に突出していることを特徴とする車両用空調装置の通風ユニット。 - 更に、前記壁部(2)は、前記フィルタエレメント(1)の周囲において、前記引出方向に対向する2辺の内、少なくとも前記引出方向に対して手前側の辺に対応する位置に設けられ、前記フィルタエレメント(1)の上面よりも上方に突出していることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置の通風ユニット。
- 前記ブロワケース(4)は車両用空調装置の空調ダクト(21)に結合され、
前記空調ダクト(21)には、前記空調ダクト(21)の中の空気流を冷却するエバポレータ(22)と、
前記空調ダクト(21)の下部に設けられ、前記エバポレータ(22)から発生する凝縮水を前記空調ダクト(21)の外に排出するドレイン通路(23)と、を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調装置の通風ユニット。 - 更に、前記フィルタエレメント(1)の前記フィルタ枠(3)内での振動を抑制するストッパー部(10)を備え、
前記ストッパー部(10)は、前記フィルタ枠(3)に形成された前記壁部(2)と一体に樹脂成型された突起から構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用空調装置の通風ユニット。 - 更に、前記フィルタエレメント(1)の前記フィルタ枠(3)内での振動を抑制するストッパー部(10)を備え、
前記ストッパー部(10)は、前記フィルタ枠(3)とは別体であり、また、前記フィルタ枠(3)の前記壁部を貫通して前記フィルタエレメント(1)に係合するピン状部から構成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用空調装置の通風ユニット。 - 更に、前記フィルタエレメント(1)の前記フィルタ枠(3)内での振動を抑制するストッパー部(10)を備え、
前記ストッパー部(10)は、前記フィルタ枠(3)とは別体であり、また、前記フィルタ枠(3)の上端の開口縁部に沿うように位置するカバー(102)に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用空調装置の通風ユニット。 - 前記壁部(2)は、前記フィルタエレメント(1)と一体に構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用空調装置の通風ユニット。
- 前記フィルタ枠(3)内に収納された前記フィルタエレメント(1)の中央部の上面から前記壁部(2)の上端までの高さ(H)が5mm以上であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の車両用空調装置の通風ユニット。
- 前記カバー(102)は、下方に延びる形状で前記フィルタエレメント(1)の上面を押さえる下端部(1021)と、前記開口縁部側から内側に延びる形状で前記フィルタエレメント(1)の周辺を覆う庇部(1022)と、を備えることを特徴とする請求項6に記載の車両用空調装置の通風ユニット。
- 前記壁部(2)は、前記フィルタエレメント(1)の上面から立設し断面先細り形状であり、前記フィルタエレメント(1)の内側に傾斜面(20)を有することを特徴とする請求項7に記載の車両用空調装置の通風ユニット。
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