JP2015217635A - テープユニット、液体吐出ヘッド及びテープユニットの製造方法 - Google Patents

テープユニット、液体吐出ヘッド及びテープユニットの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015217635A
JP2015217635A JP2014104296A JP2014104296A JP2015217635A JP 2015217635 A JP2015217635 A JP 2015217635A JP 2014104296 A JP2014104296 A JP 2014104296A JP 2014104296 A JP2014104296 A JP 2014104296A JP 2015217635 A JP2015217635 A JP 2015217635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge port
protective tape
recording
element substrate
tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014104296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6362409B2 (ja
JP2015217635A5 (ja
Inventor
島津 聡
Satoshi Shimazu
聡 島津
崇徳 八代
Takanori Yashiro
崇徳 八代
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014104296A priority Critical patent/JP6362409B2/ja
Publication of JP2015217635A publication Critical patent/JP2015217635A/ja
Publication of JP2015217635A5 publication Critical patent/JP2015217635A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6362409B2 publication Critical patent/JP6362409B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】屈曲や折り目が生じることを抑えながら、粘着が部分的に弱められるテープユニット、そのテープユニットの貼り付けられる液体吐出ヘッド及びテープユニットの製造方法を提供する。
【解決手段】保護テープ120aは、記録ヘッドにおける吐出口112の形成された吐出口形成面160に貼り付けられ、吐出口112を塞ぐことが可能である。保護テープ120aは、基材と、基材の一方の面に塗布される粘着材と、基材の一方の面に配置されるセパレータ13とを有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、物流時等に吐出口形成面に貼り付けられるテープユニット、そのテープユニットの貼り付けられた液体吐出ヘッド及びテープユニットの製造方法に関する。
インクジェット記録装置では、記録ヘッドに吐出口が設けられ、吐出口からインクを吐出して記録が行われる形式のものがある。そのような記録ヘッドでは、吐出口の形成された部分の壁面が薄く形成されている場合がある。また、記録ヘッドが流通する際には、流通している間に吐出口からのインクの漏れが発生することを抑えるために、吐出口の周辺に保護テープが貼り付けられる場合がある。
このとき、保護テープにおける、記録ヘッドの強度の低い部分に貼り付けられる部分では、粘着力が過度に強いと、保護テープを剥がす際に記録ヘッドの強度に影響を与えてしまう可能性がある。例えば、保護テープの強い粘着力によって、保護テープの剥離の際に、電気配線テープのコーティングも剥がれてしまう可能性がある。ところが、保護テープの粘着力が過度に弱いと、記録ヘッドの流通の際に保護テープが記録ヘッドから剥がれてしまい、吐出口からインクが漏れる可能性がある。
そのため、特許文献1には、部分的に粘着力を弱めることのできる保護テープについて開示されている。特許文献1では、一部にディンプル加工が施された保護テープについて開示されている。保護テープに部分的にディンプル加工が施されることによって、保護テープにおける貼り付けの行われる面に部分的に凹凸が形成され、保護テープと記録ヘッドとの間の接触面積を減少させることで保護テープによる粘着力を部分的に弱めることができる。
特開2007−313890号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている保護テープのように、保護テープにディンプル加工が施されて凹凸が形成されると、流通の段階で、保護テープが予期せず屈曲し、また、それによって折り目等が形成される可能性がある。保護テープに折り目等が形成されたまま流通すると、保護テープが剥がれてしまう可能性がある。流通の途中で保護テープが記録ヘッドから剥がれると、吐出口からインクが漏れてしまう可能性がある。
そこで、本発明は上記の事情に鑑み、屈曲や折り目が生じることを抑えながら、粘着が部分的に弱められるテープユニット、そのテープユニットの貼り付けられる液体吐出ヘッド及びテープユニットの製造方法を提供することを目的とする。
本発明のテープユニットは、吐出口から液体を吐出する液体吐出ヘッドにおける前記吐出口の形成された吐出口形成面に貼り付けられ、前記吐出口を塞ぐことが可能であって、基材と、前記基材の一方の面側に、粘着材と、非粘着部材とを有し、前記一方の面側が前記吐出口形成面に貼り付けられることを特徴とする。
本発明によれば、テープユニットによる粘着を調節する際に、テープユニットの形状を変化させずに行うことができるので、貼り付けられたテープユニットが予期せず剥離することを抑えることができる。
(a)本発明の第1実施形態に係る保護テープの貼り付けられていない状態の記録ヘッドについて示した斜視図であり、保護テープの貼り付けられた状態の記録ヘッドについて示した斜視図である。 図1の記録ヘッドにおける記録素子基板について、一部を破断して示した斜視図である。 図1の記録ヘッドの搭載されるインクジェット記録装置について示した斜視図である。 図1の記録ヘッドについて、保護テープの貼り付けられた部分の周辺について示した平面図である。 図4の保護テープにおけるセパレータの配置された部分についての断面図である。 図4の保護テープにおけるそれぞれの製造工程について示した斜視図である。 図4の保護テープの変形例について示した平面図である。 図4の保護テープの他の変形例について示した平面図である。 図4の保護テープのさらなる他の変形例について示した平面図である。 本発明の第2実施形態に係る保護テープについて示した平面図である。 本発明の第3実施形態に係る保護テープについて示した平面図である。 本発明の他の実施形態に係る保護テープについて示した平面図である。
以下、本発明の実施形態に係る保護テープ及び保護テープの貼り付けられる記録ヘッドについて説明する。
(第1実施形態)
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係る保護テープ(テープユニット)120aの貼り付けられていない状態の記録ヘッド101の斜視図であり、図1(b)は、保護テープ120aが貼りつけられた状態の記録ヘッド101の斜視図である。
記録ヘッド(液体吐出ヘッド)101は、インクを収容するインク収納容器102と、インク収納容器102に貯留されたインクを吐出して記録を行う記録素子基板(素子基板)103とを有している。
図2に、第1実施形態に係る保護テープ120aの貼り付けられる記録ヘッド101における記録素子基板103の斜視図を示す。図2では、記録素子基板103の内部構成を説明するために、記録素子基板103の一部が破断されて示されている。記録素子基板103は、シリコン基板110に流路形成部材111が貼り付けられて形成されている。記録素子基板103におけるシリコン基板110には、液室30が画成されている。液室30の内部には、記録ヘッド101から吐出される液体としてのインクが貯留されている。また、液室30の内部には、液室30に貯留されているインクを吐出口112から吐出するためにインクにエネルギーを付与する記録素子(素子)31が形成されている。また、記録素子基板103には、記録素子31に電気エネルギーを伝送するために記録素子31から延びている配線の端部に形成され、電流の授受が行われる電極パッド106が形成されている。
本実施形態では、記録素子基板103は、インクを吐出するためのエネルギーを発生させる記録素子31として、電気熱変換素子が用いられている。それぞれの電気熱変換素子に電力を供給することによって、液室30に貯留されているインク内で膜沸騰を生じさせている。また、記録素子基板103には、電流を記録素子31に伝送するための電気配線が配置されている。記録素子基板103には、電気配線が成膜技術により形成されている。また、記録素子基板103には、複数のインク流路にインクを供給するためのインク供給口107が、記録素子基板103を貫通して形成されている。
記録素子基板103の表面側には、電気熱変換素子に対応する複数のインク流路と複数の吐出口112が形成された流路形成部材111が取り付けられている。流路形成部材111には、液室30に連通して、液室30に貯留されたインクを吐出する吐出口112が形成されている。液室30内に配置された記録素子31に対応する位置に、インクを吐出するための吐出口112が形成されている。流路形成部材111に吐出口112が複数形成されており、複数の吐出口112が図2のX方向(第1の方向)に配列されて吐出口列が形成されている。記録素子31が駆動することで熱エネルギーが与えられたインクは液室30の内部で膜沸騰を引き起こし、これによって吐出口112から記録媒体に向かってインクが吐出される。
記録素子基板103の周囲には、インクジェット記録装置の本体側からの駆動信号等を記録素子基板103に伝達するための電気配線テープ105が配置されている。記録素子基板103と電気配線テープ105とが電気的に接続され、これらの間の電気的接続部には、配線を保護する封止部104が備えられている。
図1(b)に示されるように、記録素子基板103における吐出口112の周辺に、保護テープ120aが貼り付けられる。すなわち、記録素子基板103における、吐出口112の形成された面である吐出口形成面160に、保護テープ120aが貼り付けられる。
図3に、図2に示される記録ヘッド101の搭載されるインクジェット記録装置1000の斜視図を示す。本実施形態のインクジェット記録装置1000では、キャリッジ211の内部に、図1に示される記録ヘッド101が搭載されて記録が行われる。キャリッジ211は、ガイドシャフト206に沿って矢印Aの主走査方向に移動自在にガイドされている。ガイドシャフト206は、記録媒体の幅方向に沿って延びるように配置されている。キャリッジ211に搭載されたインクジェット記録ヘッドカートリッジ100は、記録媒体の搬送される搬送方向と交差する方向に走査しながら記録を行う。このように、インクジェット記録装置1000は、インクジェット記録ヘッドカートリッジ100の主走査方向の移動と、記録媒体の副走査方向の搬送と、を伴って画像を記録するいわゆるシリアルスキャンタイプのインクジェット記録装置である。キャリッジ211には、インクジェット記録装置から吐出可能なインクの種類に対応した複数の記録ヘッド101が搭載される。記録媒体は、給紙部215に積載された後、搬送ローラによって矢印Bの副走査方向に搬送される。
インクジェット記録装置1000は、キャリッジ211に搭載された記録ヘッド101を主走査方向に移動させつつ、インクを吐出させる記録動作と、記録媒体を副走査方向に搬送する搬送動作と、が交互に繰り返される。これによって、記録媒体上に順次画像が記録される。インクの吐出の際には、記録データに応じて所定のタイミングでインナーリード122から電極パッド106に電流が供給される。電極パッド106に電流が供給されると、電極パッド106から配線を通して記録素子31に電流が供給される。このように記録素子31に電流が供給されることによって、記録素子31が駆動される。記録素子31が駆動することで熱エネルギーが与えられたインクが液室30の内部で膜沸騰が引き起こされる。これによって吐出口112から記録媒体に向かってインクが吐出され、記録媒体に記録が行われる。
なお、上記実施形態では、記録素子基板103を備える記録部とインク収納容器102とが一体に形成された形態のインクカートリッジ形式のものについて説明しているが、本発明はこれに限定されない。記録部とインク収納容器とが着脱可能な方式のものが採用されても良い。
また、上述した記録装置は、記録ヘッドの主走査方向の移動と、記録媒体の副走査方向の搬送と、を伴って画像を記録するいわゆるシリアルスキャンタイプの記録装置である。しかし、本発明は記録媒体の幅方向の全域に亘って延在する記録ヘッドを用いるフルラインタイプの記録装置にも適用可能である。
また、本実施形態の記録ヘッド101は、電気熱変換素子としての記録素子31により膜沸騰を発生させて発泡させインク滴を吐出する方式としたが、本発明はこれに限定されない。圧電素子を変形させ、これによって記録ヘッドの内部の液体を吐出する形式の記録ヘッドが記録装置に適用されても良く、また、他の形式の記録ヘッドが本発明の記録装置に適用されても良い。
次に、保護テープ120aの構成について説明する。
図4に、保護テープ120aが記録素子基板103に貼り付けられた状態の保護テープ120a周辺の平面図を示す。保護テープ120aは、粘着力を有していないタグテープ(タグ部材)121と、貼り付けられる面に粘着力を有している保護テープ本体部130と、粘着力を発揮しないようにセパレータ(非粘着部材)13によって覆われた被覆部とを有している。タグテープ121は、粘着力を有していない部分であり、ユーザーが保護テープ120aを記録ヘッド101から剥がす際に指で把持する部分である。
保護テープ120aは、吐出口112の周囲で粘着力を発揮するように、吐出口112の周囲ではセパレータ13が配置されずに貼り付けられている。保護テープ120aは、吐出口112の形成された部分から、記録素子基板103よりも、吐出口列の配列された方向に交差する方向の外側に、一方向にのみ延びて形成されている。保護テープ120aにおける記録素子基板103よりも外側の部分には、セパレータ13が配置されている。また、保護テープ120aにおけるセパレータ13の配置された部分よりもさらに外側の部分には、セパレータ13が配置されずに粘着力が発揮される粘着部分が形成されている。また、保護テープ120aにおけるセパレータ13の配置された部分の外側の粘着部分のさらに外側には、タグテープ121が取り付けられている。本実施形態では、保護テープ120aにおける記録素子基板103よりも、吐出口列の配列された方向に交差する方向の外側の、端部の位置にタグテープ121が貼り付けられている。
図5に、セパレータ13が形成された部分についての保護テープ120aの厚さ方向に沿う断面について模式的に示した断面図を示す。保護テープ120aは、基材12を備え、基材12の一方の面に粘着材11が塗布されて構成されている。また、基材12の一方の面に、粘着材を覆うようにセパレータ13が配置され、保護テープ120aは、一部で、基材12及び粘着材11が、セパレータ13によって覆われている。つまり、保護テープ120aにおける一部で、粘着材11の上にセパレータ13が配置されている。保護テープ120aにおける記録ヘッド101の吐出口の形成された面に粘着する部分は、基材12に粘着材11が塗布されることによって形成される。また、保護テープにおける粘着材11の粘着力を発揮させない部分については、粘着材11上にセパレータ13を配置する。
本実施形態の保護テープ120aでは、基材12として厚さ30μmのポリエチレンテレフタレートフィルムが使用される。また、基材12上に、バーコーターを用いてアクリル系の粘着材11が50μm塗布される。粘着材11が基材12上に塗布された後に、基材12及び粘着材11を乾燥させ、その上にセパレータ13として、厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムが貼り付けられる。セパレータ13は、フィルム状の部材であり、可撓性を有している。
本実施形態では、保護テープ120aは、ブラックのインクを吐出する記録ヘッドの吐出口を覆うように、ブラックの記録素子基板における吐出口の形成された面に貼り付けられている。しかしながら、本発明の保護テープはこれに限定されず、カラーのインクを吐出する記録素子基板に貼り付けられてもよい。
記録ヘッド101が市場で流通している際の吐出口112からのインクの漏れや、吐出口112からのインクの蒸発等を抑えるために、吐出口112の形成された部分に保護テープ120aが貼り付けられる。記録ヘッド101の流通しているときに、記録ヘッド101の吐出口112を覆うように吐出口形成面160に保護テープ120aが貼り付けられるので、記録ヘッド101が市場に流通している際に、吐出口112からインクが漏れることを抑えることができる。
特に、本実施形態の記録ヘッド101は、インクを吐出する記録素子基板103とインク収納容器102とが一体的に構成されたインクカートリッジ形式である。そのため、インク収納容器102内のインクが全て使い尽くされて無くなった場合には、インクカートリッジ形式の記録ヘッド101ごとインク収納容器102を新しいものと交換する。そのため、市場には、インクジェット記録装置1000とは別に、記録ヘッド101だけが単独で流通している場合がある。記録ヘッド101のみが単独で市場に流通する際には、輸送中の衝撃や、乾燥から、インクを保護する必要がある。特に記録素子基板103には、薄い壁面によって構成されている部分もあり、衝撃に対して耐久性が低い可能性がある。また、記録素子基板103には、径の小さい吐出口が形成されていることから、ゴミが吐出口の形成された部分に付着したり、インクが吐出口の周囲で固着したりすることで比較的目詰まり等が生じ易い。そのため、記録素子基板103は、衝撃やゴミの付着等に対して、デリケートである。これらの影響から記録素子基板を保護するために、吐出口の周囲にフィルム状の保護テープ120aが貼り付けられ、吐出口の周囲の部分が保護された状態で、記録ヘッド101が流通される場合がある。
保護テープ120aの保護テープ本体部130は、記録素子基板103の有する吐出口を塞ぐように粘着材11を記録素子基板103の面に密着させて吐出口を保護する。記録ヘッド101を新たなものと交換する際には、ユーザーは記録ヘッド101の記録素子基板103に貼られた保護テープ120aを引き剥がしてインクジェット記録装置1000に装着させる。なお、記録素子基板とインク収納容器とが別々に形成された形式の記録素子基板における吐出口の形成された面に保護テープが貼り付けられてもよい。
本実施形態の保護テープ120aの製造工程について説明する。図6(a)〜(d)に、それぞれの製造工程の保護テープ120aについての斜視図を示す。保護テープ120aを製造する際には、まず、基材12上に粘着材11が塗布される。それから、セパレータ13が、基材12及び粘着材11の全体に亘って覆うように、粘着材11上に配置される。これにより、図6(a)に示されるように、基材12上に層状に粘着材11が塗布され、その上にセパレータ13が配置されて、3層に構成された保護テープ120aの元になるテープ部材140が形成される。
次に、図6(b)に示されるように、テープ部材140を構成する3層のうち、基材12及び粘着材11の2層について切断される。ここでは、使用される際のそれぞれの保護テープ120aの長さに基づいて、テープ部材140が所定の長さに形成されるように、基材12及び粘着材11の切断が行われる。基材12及び粘着材11の層が、幅方向に沿って横断するように切断される。このとき、セパレータ13については切断されないので、テープ部材140は、セパレータ13によって接続された状態となる。セパレータ13に粘着材11によって基材12が貼り付けられた状態で、テープ部材140が次の工程へ供給される。
次に、図6(c)に示されるように、セパレータ13の切断が行われる。ここでは、保護テープ120aにおける粘着力を発揮させない部分に対応する位置に配置されたセパレータ13が残されたまま、粘着力を発揮させる部分に対応する位置に配置されたセパレータ13が除去される。このとき切断されるのは、テープ部材の3層のうち、セパレータ13のみである。切断は、セパレータ13の幅方向に沿って、セパレータ13を横断するように行われる。
セパレータ13の切断が行われると、図6(d)に示されるように、保護テープ120aにおける粘着力を発揮させる部分について、セパレータ13を除去する。その結果、基材12及び粘着材11上に、粘着材11による粘着力を発揮させたくない部分についてのみセパレータ13が配置されたテープ部材140が形成される。
テープ部材140の粘着する面にタグテープ121が貼り付けられて、保護テープ120aが形成される。これにより、保護テープ120aの製造工程が完了する。
保護テープ120aの製造工程が完了すると、その保護テープ120aが、記録素子基板103における吐出口の周辺に貼り付けられる。同様の手順を繰り返すことにより、複数の記録ヘッド101に対して、連続的に保護テープ120aを貼りつけることができる。
なお、上記の実施形態では、保護テープ120aにおける保護テープ本体部130の幅方向の全体に亘って、セパレータ13が形成される形態について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、保護テープ本体部130の幅方向に沿った一部で、セパレータ13の形成されない部分が残されて、保護テープ120aが形成されてもよい。
図7に、保護テープ本体部130の幅方向に沿った一部で、セパレータ13の形成されない部分が残された保護テープ120bについての平面図を示す。図7に示されるように、幅方向に沿って、セパレータ13の配置されない部分が一部に残されているので、製造の際の一回のセパレータ13の剥離工程で連続して複数の保護テープに対してセパレータ13を剥離させることが可能になる。製造の際のセパレータ13の剥離工程を複数の保護テープに対してまとめて行うことができるので、セパレータ13の剥離工程の工程数を少なくすることができる。これによって、保護テープ120bの生産性を向上させることができる。
このように、本実施形態では、保護テープ120a、120bにおける、粘着材11による粘着力を発揮しなくてもよい位置については、粘着材11上にセパレータ13が配置される。従って、保護テープ120a、120bの粘着材11が記録ヘッド101における記録ヘッド101に直接接触することが抑えられる。粘着材11と記録ヘッド101とが直接接触せずに、セパレータ13を挟んだ状態で保護テープ120a、120bと記録ヘッド101とが当接することになる。従って、その部分では、保護テープ120a、120bにおける粘着材11が記録ヘッド101に粘着することが抑えられ、保護テープ120a、120bの粘着材11による強い粘着力が記録ヘッド101に直接作用することを抑えることができる。従って、その部分では、保護テープ120a、120bが記録ヘッド101に粘着することを抑えることができる。
保護テープ120a、120bが記録ヘッド101から剥離する際には、タグテープ121が上方に引っ張られる。タグテープ121が上方に引っ張られると、保護テープ120a、120bにおけるセパレータ13の配置されずに記録ヘッド101に粘着された部分が上方へ引っ張られる。これにより、保護テープ120a、120bが、記録ヘッド101から剥離される。セパレータ13の配置されている部分については、粘着材11が記録ヘッド101に粘着していないことから、大きな力を用いずに保護テープ120a、120bが上方に容易に引っ張られる。従って、比較的小さな力で保護テープ120a、120bを記録ヘッド101から剥離させることができる。すなわち、保護テープ120a、120bによる記録ヘッド101への粘着が部分的に行われているだけなので、保護テープ120a、120bを記録ヘッド101から剥離させるために必要な力を弱めることができる。これにより、保護テープ120a、120bの剥離の際に、記録ヘッド101の耐久性に影響を与えることを抑えることができる。例えば、保護テープ120a、120bを剥離させる際に、過度に強い粘着力によって、保護テープ120a、120bと共に電気配線テープ105のコーティング等が剥がれることを抑えることができる。
また、保護テープ120a、120bによる粘着力を発揮させないようにすることにより保護テープ120a、120bの粘着材による粘着力の調整を行うに際し、保護テープ120a、120bに凹凸を形成せずに、粘着力の調整を行うことができる。従って、物流の際に、保護テープ120a、120bに屈曲やそれに伴う折り目等が生じてしまい、それによって保護テープ120a、120bが記録ヘッド101から剥離することを抑えることができる。従って、物流の際に、記録ヘッド101の吐出口形成面160への衝撃を抑えると共に、より確実に吐出口からのインクの漏れを抑えることができ、保護テープ120a、120bの貼り付けられた記録ヘッド101の信頼性をより向上させることができる。
また、保護テープ120a、120bにおける一部にセパレータ13を配置するだけで、保護テープ120a、120bによる粘着力の調節及び剥離に必要とされる力の調節を行うことができる。従って、粘着力及び剥離する際の力を調節可能な保護テープ120a、120bの製造を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では保護テープの粘着材としてアクリル系の粘着材を用いた。しかしながら、本発明はこれに限定されず、ユーザーが保護テープ120a、120bを剥がす時点で吐出口部が破壊されない程度の粘着力を有したものであれば他の粘着材が用いられてもよく、シリコン系やホットメルト系の粘着材が用いられてもよい。また使用される保護テープの基材の材質も保護テープ120a、120bを剥がす時点で吐出口部が破壊されないという目的を達成できるものであれば各種の材料が使用可能である。もちろんセパレータに関しても同様で、保護テープの粘着材を覆って記録素子基板103以外の記録ヘッド部に保護テープが貼りつくことを防止するという目的を達成できるものであれば各種の材料が使用可能である。
また、本実施形態では、セパレータ13として、フィルム状のポリエチレンテレフタレートフィルムが用いられているが、本発明はこれに限定されない。粘着材による粘着力を発揮させないようにすることができるのであれば、他の材料によって形成されたセパレータが用いられてもよい。また、セパレータは、液体の材料が基材12に塗布されることによって形成されてもよい。
また、本実施形態では、セパレータ13は、保護テープ120a、120bにおける記録素子基板103よりも外側の領域に貼り付けられている。しかしながら、本発明は、上記の実施形態に限定されない。セパレータ13は、保護テープ120a、120bにおける記録素子基板103の内側の領域に貼り付けられてもよい。
図8に、記録素子基板103の内側の領域にセパレータ13が貼り付けられた状態の保護テープ120cについての平面図を示す。図8は、図4に示される形態において、セパレータ13の配置位置が、記録素子基板103の内側の領域まで拡大された場合の保護テープ120cについて示した平面図である。
また、図9に、図7に示される形態において、セパレータ13の配置位置が、記録素子基板103の内側の領域まで拡大された場合の保護テープ120dについての平面図を示す。
記録素子基板103には液室や流路が多く形成されており、記録素子基板103における強度が、他の部分の強度に比べて低い場合が多い。そのため、図8、9に示されるように、セパレータ13が、記録素子基板103上の部分にまで位置するように配置されていてもよい。セパレータ13が、保護テープ120c、120dにおける記録素子基板103の内側の領域まで拡大して配置されることにより、記録素子基板103に対する保護テープ120c、120dによる粘着力を小さくすることができる。これにより、記録素子基板103からの保護テープ120c、120dの剥離に必要とされる力を少なくすることができる。そのため、保護テープ120c、120dを記録素子基板103から剥離させる際に、過度に強い粘着力により記録素子基板103に過度の負荷を与えてしまうことを抑えることができる。つまり、保護テープ120c、120dを記録ヘッド101から剥離させる際に、比較的強度の低い記録素子基板103で、保護テープ120c、120dを剥離させるための力が記録素子基板103の耐久性に影響を与えることを抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る保護テープ120eについて説明する。なお、上記第1実施形態と同様に構成される部分については図中同一符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
図10に、本発明の第2実施形態に係る保護テープ120eの平面図を示す。第2実施形態の保護テープ120eでは、セパレータ13が、図10のX方向(記録素子基板103における吐出口列の配列方向)に沿って複数に分割されて保護テープ本体部130に形成されている。本実施形態では、記録素子基板103における吐出口列の配列された方向に交差する方向に沿って延びる複数のセパレータ13が、保護テープ本体部130に形成されている。このように、記録素子基板103における吐出口列の配列された方向に交差する方向(Y方向)に沿って延びるセパレータ13が、保護テープ本体部130に、間隔をおいて複数形成されているので、それぞれのセパレータ13の間に隙間が形成される。吐出口列の配列された方向に交差する方向に沿って延びる複数のセパレータ13の間に形成された複数の隙間は、吐出口列の配列された方向に交差する方向に沿って延びて形成されている。そのため、保護テープ120における保護テープ本体部130において、粘着材11による粘着力を発揮させる部分が、吐出口列の配列された方向に交差する方向に沿って延びるように形成されている。
また、吐出口列の配列された方向に交差する方向に沿って延びる、粘着材11による粘着力を発揮させる部分が、吐出口列の配列された方向に沿って複数形成されている。そのため、セパレータ13が形成されることにより粘着材11による粘着力を発揮させない部分が、粘着材11による粘着力を発揮させる部分によって、吐出口列の配列方向に沿った両側を挟まれる。吐出口列の配列方向に沿って部分的にセパレータ13が形成されて粘着力を発揮させない部分が形成されることによって、全体では、保護テープ120eによる粘着力を弱めることができる。また、同時に、吐出口列の配列方向に交差する方向に沿って連続的に粘着力が発揮されるので、保護テープ120eが安定して記録ヘッド101における吐出口形成面160に貼り付けられる。従って、記録ヘッド101の流通の段階で、保護テープ120eが記録ヘッド101から剥離することを抑えることができる。
特に、記録素子基板103と電気配線テープ105の間で段差が大きい場合や電気配線テープ105の表面がうねっている場合などに、保護テープ120eと記録ヘッド101との間に、比較的大きな隙間が生じることがある。その場合、保護テープ120eに、変形が生じるような応力が作用する場合がある。
このような応力が保護テープ120eに作用すると、記録素子基板103から保護テープ120eが剥がれてしまうおそれもある。このような場合においても、本実施形態では、セパレータ13が吐出口列の配列方向に沿って複数に分割されているため、応力が保護テープ120eの全体に広がることを抑えることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る保護テープ120fについて説明する。なお、上記第1実施形態及び第2実施形態と同様に構成される部分については図中同一符号を付して説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
第3実施形態の保護テープ120fでは、セパレータ13がさらに細かく分割されて形成されている。図11に、第3実施形態に係る保護テープ120fの平面図を示す。
図11に示される保護テープ120fでは、セパレータ13が、吐出口列の配列方向(図11のX方向)に沿って複数に分割されているだけでなく、吐出口列の配列方向に交差する方向(図11のY方向)に沿って複数に分割されている。そのため、セパレータ13が、保護テープ本体部130に、記録素子基板103における吐出口列の配列された方向に間隔をおいて複数形成されるだけでなく、吐出口列の配列された方向に交差する方向(第2の方向)に間隔をおいて複数配置されている。従って、吐出口列の配列された方向に隣り合うそれぞれのセパレータ13の間に隙間が形成されるだけでなく、吐出口列の配列された方向に交差する方向に隣り合うそれぞれのセパレータ13の間に隙間が形成される。
このように、吐出口列の配列された方向及び吐出口列の配列された方向に交差する方向に隣り合うそれぞれのセパレータ13の間に隙間が形成されるので、両方の方向に分割されたセパレータ13が、複数形成されている。そのため、粘着材11による粘着力を発揮させる部分が、吐出口列の配列された方向及び吐出口列の配列された方向に交差する方向の両方に沿って延びている。また、粘着材11による粘着力を発揮させる部分が、吐出口列の配列された方向及び吐出口列の配列された方向に交差する方向の両方に沿って複数形成されている。
そのため、セパレータ13が形成されることにより、粘着材11による粘着力を発揮させない部分が、粘着材11による粘着力を発揮させる部分によって、吐出口列の配列方向及び吐出口列の配列方向に交差する方向の両方で、両側を挟まれる。従って、吐出口列の配列方向及び吐出口列の配列方向に交差する方向の両方に沿って連続的に粘着力が発揮されるので、保護テープ120fがより安定して記録ヘッド101における吐出口形成面160に貼り付けられる。従って、記録ヘッド101の流通の段階で、保護テープ120fが記録ヘッド101から剥離することをさらに確実に抑えることができる。
また、部分的にセパレータ13を形成することにより、保護テープ120fによる記録ヘッド101への粘着力を全体的に弱めることができる。これにより、保護テープ120fにおける部分ごとの粘着力の調節を行うことができる。
(他の実施形態)
上記の第2実施形態では、セパレータ13が、吐出口列の配列方向に複数配置されている保護テープ120eについて説明した。また、第3実施形態では、セパレータ13が、吐出口列の配列方向及び吐出口列の配列方向に交差する方向に複数配置されている保護テープ120fについて説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されず、図12に示される保護テープ120gのように、セパレータ13が吐出口列の配列方向に交差する方向(第2の方向)に複数配置されている形態であってもよい。
また、図10に示される保護テープ120eのようなセパレータ13が吐出口列の配列方向に複数配置された場合において、セパレータ13の一部が、記録素子基板103の内側に配置されてもよい。また、同様に、図11に示される保護テープ120fのようなセパレータ13が吐出口列の配列方向及びその方向に交差する方向に複数配置された場合において、セパレータ13の一部が、記録素子基板103の内側に配置されてもよい。また、図12に示されるようなセパレータ13が吐出口列の配列方向に交差する方向に複数配置された場合において、セパレータ13の一部が、記録素子基板103の内側に配置されてもよい。このようにセパレータ13が配置されることで、保護テープを記録ヘッド101から剥離させる際に、記録素子基板103に過度の負荷がかかることを抑えることができる。
また、セパレータ13は、上記で説明した位置以外の他の位置に配置されてもよい。保護テープによる粘着力が過度に強くならないように、粘着力を調節することが可能であれば、セパレータ13の配置は、他の形態で配置されてもよい。
また、本明細書において、「記録」とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わずに用いられる。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または記録媒体の加工を行う場合も表すものとする。
また、「記録装置」とは、プリンタ、プリンタ複合機、複写機、ファクシミリ装置などのプリント機能を有する装置、ならびにインクジェット技術を用いて物品の製造を行なう製造装置を含む。
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものを表すものとする。
さらに、「インク」(「液体」と言う場合もある)とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきものである。記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成または記録媒体の加工、或いはインクの処理(例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固または不溶化)に供され得る液体を表すものとする。
11 粘着材
12 基材
13 セパレータ
101 記録ヘッド
112 吐出口
120a、120b、120c、120d、120e、120f、120g 保護テープ
160 吐出口形成面

Claims (10)

  1. 吐出口から液体を吐出する液体吐出ヘッドにおける前記吐出口の形成された吐出口形成面に貼り付けられ、前記吐出口を塞ぐことが可能なテープユニットであって、
    基材と、前記基材の一方の面側に、粘着材と、非粘着部材とを有し、前記一方の面側が前記吐出口形成面に貼り付けられる
    ことを特徴とするテープユニット。
  2. 前記非粘着部材は、フィルム状の部材である請求項1に記載のテープユニット。
  3. 前記非粘着部材は、前記基材の前記一方の面における複数の位置に配置されている請求項1または2に記載のテープユニット。
  4. 吐出口形成面に吐出口が形成され、前記吐出口から液体を吐出し、前記吐出口形成面にテープユニットが貼り付けられた液体吐出ヘッドであって、
    前記テープユニットは、基材と、前記基材の一方の面側に、粘着材と、非粘着部材とを有しており、前記吐出口形成面に、前記一方の面側が前記吐出口を塞いで貼り付けられていることを特徴とする液体吐出ヘッド。
  5. 前記非粘着部材は、前記基材の前記一方の面における複数の位置に配置されている請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
  6. 前記吐出口形成面には、前記吐出口が複数形成されていると共に、複数の前記吐出口が第1の方向に配列されて吐出口列が形成され、
    前記非粘着部材は、前記第1の方向に複数配置されている請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
  7. 前記吐出口形成面には、前記吐出口が複数形成されていると共に、複数の前記吐出口が第1の方向に配列されて吐出口列が形成され、
    前記非粘着部材は、前記第1の方向に交差する第2の方向に複数配置されている請求項5または6に記載の液体吐出ヘッド。
  8. 液体を内部に貯留する液室と、前記液室に貯留された液体にエネルギーを付与する素子と、を有する素子基板を備え、
    前記吐出口形成面は、前記素子基板に設けられ、
    前記非粘着部材は、前記基材における前記素子基板に貼り付けられる領域よりも外側の領域に配置される請求項4から7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  9. 液体を内部に貯留する液室と、前記液室に貯留された液体にエネルギーを付与する素子と、を有する素子基板を備え、
    前記吐出口形成面は、前記素子基板に設けられ、
    前記非粘着部材は、前記基材における前記素子基板に貼り付けられる領域に配置される請求項4から7のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
  10. 前記基材は、前記吐出口形成面から一方向に延びて配置されると共に、前記基材における前記一方向の端部にはタグ部材が取り付けられ、
    前記非粘着部材は、前記基材における、前記吐出口と前記タグ部材との間の領域に配置される請求項4から9のいずれか1項に記載の液体吐出ヘッド。
JP2014104296A 2014-05-20 2014-05-20 テープユニット及び液体吐出ヘッド Expired - Fee Related JP6362409B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014104296A JP6362409B2 (ja) 2014-05-20 2014-05-20 テープユニット及び液体吐出ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014104296A JP6362409B2 (ja) 2014-05-20 2014-05-20 テープユニット及び液体吐出ヘッド

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2015217635A true JP2015217635A (ja) 2015-12-07
JP2015217635A5 JP2015217635A5 (ja) 2017-06-15
JP6362409B2 JP6362409B2 (ja) 2018-07-25

Family

ID=54777443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014104296A Expired - Fee Related JP6362409B2 (ja) 2014-05-20 2014-05-20 テープユニット及び液体吐出ヘッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6362409B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348316A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Canon Inc インクジェットカートリッジヘッドのインク吐出穴を保護および封止するフィルム状シート体
US6464339B1 (en) * 2001-10-25 2002-10-15 Hewlett-Packard Company Fluid interconnect port seal with lock-out tab
JP2003266720A (ja) * 2002-03-15 2003-09-24 Canon Inc 液体吐出ヘッド、ヘッドカートリッジおよび画像形成装置ならびに保護テープ
JP2007313890A (ja) * 2006-04-24 2007-12-06 Canon Inc インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録カートリッジ、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11348316A (ja) * 1998-06-09 1999-12-21 Canon Inc インクジェットカートリッジヘッドのインク吐出穴を保護および封止するフィルム状シート体
US6464339B1 (en) * 2001-10-25 2002-10-15 Hewlett-Packard Company Fluid interconnect port seal with lock-out tab
JP2003266720A (ja) * 2002-03-15 2003-09-24 Canon Inc 液体吐出ヘッド、ヘッドカートリッジおよび画像形成装置ならびに保護テープ
JP2007313890A (ja) * 2006-04-24 2007-12-06 Canon Inc インクジェット記録ヘッド、インクジェット記録カートリッジ、およびインクジェット記録ヘッドの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6362409B2 (ja) 2018-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060061633A1 (en) Ink-jet head
EP2923839B1 (en) Liquid ejection apparatus and a method for producing liquid ejection apparatus
JP6266460B2 (ja) インクジェットヘッドとインクジェット記録装置
JP2017177676A (ja) 液体吐出装置
JP2017105026A (ja) 液体噴射ヘッド、液体噴射記録装置および液体噴射ヘッドの製造方法
US7854502B2 (en) Ink-jet recording apparatus
JP6362409B2 (ja) テープユニット及び液体吐出ヘッド
JP6251697B2 (ja) インクジェットヘッド及びインクジェット記録装置
JP5063452B2 (ja) インクジェットヘッド
JP2006082343A (ja) 液体吐出ヘッド、画像形成装置及び液体吐出ヘッドの製造方法
US9132654B1 (en) Label for inkjet printhead
US20130257947A1 (en) Recording apparatus
JP6409407B2 (ja) 液体吐出装置
JP2006224622A (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6569195B2 (ja) 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の製造方法
JP2018051982A (ja) プレート体、液体噴射ヘッド、および液体噴射記録装置
JP2009229539A (ja) ラベル及びラベル原反、ラベルの印刷方法
JP6409408B2 (ja) 液体吐出装置、及び、液体吐出装置の製造方法
JP2005119293A (ja) インクジェット記録ヘッドおよびインクジェット記録装置並びにインクジェット記録ヘッドの製造方法
JP5532388B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及び画像形成装置
JP6214286B2 (ja) テープユニット、液体吐出ヘッド及び記録装置
JP2015128852A (ja) 液体吐出ヘッドおよび液体吐出装置
JP4337928B2 (ja) インクジェットヘッド及びこれを備えたインクジェットプリンタ
JP2017081146A (ja) インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ
JP2007021887A (ja) 液体吐出ヘッド及びその製造方法、並びに画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170428

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180322

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180510

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180626

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6362409

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees