JP2015217229A - 装飾物保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】部材の係合構造を改善し、用途を広げるのに適した装飾物保持具を提供する。【解決手段】装飾物保持具Aは、板状部10および板状部10から中心軸線Oxが沿う方向zに延出する複数の係止軸11,12を有するフレーム本体1と、中央に係止軸11,12を嵌入させる孔20aを有し、フレーム本体1に取り付けられる押さえ板2とを備え、各係止軸11,12は、方向zと交差する方向に突出する係止部111,121を有し、押さえ板2は、孔20aを囲む内周縁部分に設けられ、孔20aに係止軸11,12を嵌入させたときに係止部111,121と係合することにより、係止軸11,12に対する押さえ板2の抜け出しを制限する被係止部201,202を有し、孔20aに係止軸11,12を嵌入させるとき、被係止部201,202と係止部111,121とが当接しつつ係止軸11,12が中心軸線Oxに近づくように弾性変形可能である。【選択図】図8

Description

本発明は、くるみボタンなど、装飾物を保持して用いるための装飾物保持具に関する。
従来、手芸等の分野において、飾り用の布などの装飾物を保持して使用されるくるみボタンが知られている(たとえば、特許文献1を参照)。特許文献1に記載されたくるみボタンは、中央に軸部(4)を有するフレーム本体(1)と、この軸部を嵌入させる孔(8)を中央に有する押さえ板(7)とを備えている。軸部(4)には係止段部(6)が設けられている。また、フレーム本体(1)の周縁は立ち上がり壁(2)を有し、立ち上がり壁の内側面には複数の係止突起(3)が設けられている。
特許文献1に示されたくるみボタンを使用する際、たとえばフレーム本体(1)の表面を飾り布で覆いつつその周縁部分を立ち上がり壁(2)も内側面に折り込む。そして、押さえ板(7)を、その下周縁(10)を下側にして孔(8)をフレーム本体(1)の軸部(4)に嵌め合わせ、下方に強制的に押し込む。このようにして、押さえ板(7)がフレーム本体(1)に取り付けられる。押さえ板(7)が取り付けられた状態において、押さえ板(7)については、孔(8)を囲む環状壁(9)が軸部(4)係止段部(6)に係合して上方への移動が制限されるとともに、下周縁(10)が飾り布の周縁部分を介して係止突起(3)に当接して上方への移動が制限される。軸部(4)の先端には、ボタンを衣服等に縫い付けるのに使用する孔(5)が設けられている。
上記従来の構成によれば、フレーム本体(1)に押さえ板(7)を適切に取り付けることができる。その一方、上記従来のフレーム本体と押さえ板との係合構造においては、くるみボタンとしての使用以外の用途には適していなかった。
実開昭62−64311号公報
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、フレーム本体と押さえ板との係合構造を改善し、用途を広げるのに適した装飾物保持具を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明の第1の側面によって提供される装飾物保持具は、板状部、およびこの板状部から当該板状部の中心軸線が沿う第1方向に延出する複数の係止軸を有するフレーム本体と、中央に上記複数の係止軸を嵌入させる孔を有し、当該孔に上記複数の係止軸を嵌入させることにより上記フレーム本体に取り付けられる押さえ板と、を備え、上記各係止軸は、上記第1方向と交差する方向に突出する第1係止部を有し、上記押さえ板は、上記孔を囲む内周縁部分に設けられ、上記孔に上記複数の係止軸を嵌入させたときに上記第1係止部と係合することにより、上記複数の係止軸に対する上記押さえ板の抜け出しを制限する第1被係止部を有し、上記孔に上記複数の係止軸を嵌入させるとき、上記第1被係止部と上記第1係止部とが当接しつつ上記係止軸が上記中心軸線に近づくように弾性変形可能である。
好ましい実施の形態においては、上記複数の係止軸は、上記中心軸線を挟んで上記第1方向に垂直である第2方向に離間して対をなすように設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記各係止軸の先端には、上記第1方向に突出する突起が設けられており、上記押さえ板には、上記孔に上記係止軸を嵌入させた状態において、上記孔を挟んで上記第1方向および上記第2方向の双方に垂直である第3方向に離間しており、上記第1方向に延びる一対の起立壁が設けられており、上記一対の起立壁の先端には、互いが近づくように対向状に延びる一対の第2係止部が設けられている。
好ましい実施の形態においては、上記各突起には、上記中心軸線から上記第2方向において遠ざかるように延びる第3係止部が形成されている。
好ましい実施の形態においては、上記第1被係止部および上記第1係止部は、上記孔に上記複数の係止軸を嵌入させるときの互いの当接部位が丸みを帯びている。
好ましい実施の形態においては、上記押さえ板は、各々が上記孔に近接する側と上記孔から離間する側とに形成されたスリットにより挟まれ、かつ上記孔を挟んで対をなして設けられており、上記第1方向に向けて起き上げられることによりループ状となる一対の可動アームを有する。
本発明の第2の側面によって提供される装飾物保持具は、板状部、およびこの板状部から当該板状部の中心軸線が沿う第1方向に延出する係止軸を有するフレーム本体と、中央に上記係止軸を嵌入させる孔を有し、当該孔に上記係止軸を嵌入させることにより上記フレーム本体に取り付けられる押さえ板と、上記孔に上記係止軸を嵌入させたときに上記係止軸の上記孔からの抜け出しを制限する抜け止め手段と、を備え、上記押さえ板は、各々が上記孔に近接する側と上記孔から離間する側とに形成されたスリットにより挟まれ、かつ上記孔を挟んで対をなして設けられており、上記第1方向に向けて起き上げられることによりループ状となる一対の可動アームを有する。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る装飾物保持具の一例を示す分解斜視図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1に示す装飾物保持具の組付け状態を示す平面図である。 図3に示す装飾物保持具の正面図である。 図3に示す装飾物保持具の右側面図である。 図3のVI−VI線に沿う断面図である。 図3のVII−VII線に沿う部分断面図である。 フレーム本体への押さえ板の取り付け手順を説明するための図7と同様の断面図である。 装飾物保持具の使用方法を説明するための断面図である。 装飾物保持具の使用方法を説明するための断面図である。 装飾物保持具の使用方法を説明するための断面図である。 装飾物保持具の使用方法を説明するための平面図である。 装飾物保持具の使用方法を説明するための要部断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図7は、本発明に係る装飾物保持具の一実施形態を示している。本実施形態の装飾物保持具Aは、フレーム本体1と、このフレーム本体1に取り付けられる押さえ板2とを備え、飾り布などの装飾物を保持するために用いるものである。
フレーム本体1は、平面視において略円形の板状部10と、この板状部10から板状部10の中心軸線Oxに沿う方向zに延出する複数(本実施形態では2つ)の係止軸11,12と、を有する。
板状部10は、図2に示すように、径方向外方に向かうにつれて方向z(図中上方)に変位するように湾曲している。2つの係止軸11,12は、中心軸線Oxを挟んで方向zに垂直である方向x(図2における左右方向)に離間して対をなすように設けられている。係止軸11,12は、方向zと交差する方向に突出する係止部111,121を有する。本実施形態では、係止部111(121)は、後述する押さえ板2の六角形状の孔20aの2辺に対応する位置に設けられている。各係止軸11,12の先端には、方向zに突出する突起112,122が設けられている。突起112,122の各々の先端は、丸みを帯びている。突起112,122には、中心軸線Oxから方向xにおいて遠ざかるように延びる係止部113,123が形成されている。
フレーム本体1は、たとえばポリプロピレンなどの所定の強度を有する合成樹脂により一体形成されたものである。
押さえ板2は、略円盤状の主板部20を備え、主板部20の中央には、厚さ方向に貫通する孔20aが形成されている。孔20aは、六角形状とされており、押さえ板2をフレーム本体1に取り付ける際、この孔20aに一対の係止軸11,12が嵌入する。主板部20の厚さは、たとえば1〜1.5mm程度である。
主板部20(押さえ板2)には、2つの可動アーム21,21が設けられている。可動アーム21,21は、方向xにおいて離間しており、孔20aを挟んで対をなして設けられる。各可動アーム21は、厚さ方向に貫通するスリット22,23に挟まれた部分によって構成される。スリット22は可動アーム21に対して孔20aに近接する側に設けられ、スリット23は可動アーム21に対して孔20aから離間する側に設けられる。可動アーム21は、平面視において略一定幅を有しており、主板部20との連結部分211が厚さ0.3mm程度の薄肉状とされている。可動アーム21は、連結部分211周りに回動させて方向zに向かって起き上げることが可能である。図11を参照すると理解されるように、当該起き上げられた可動アーム21は、主板部20との間でループ状となる。
図1、図3、図6等に表れているように、主板部20(押さえ板2)には、方向zに延びる一対の起立壁24,24が設けられている。起立壁24は、押さえ板2をフレーム本体1に取り付けた状態(孔20aに係止軸11,11を嵌入した状態)において、孔20aを挟んで方向zおよび方向xの双方に垂直である方向yに離間している。これら一対の起立壁24,24の先端には、互いが近づくように対向状に延びる一対の係止部241,241が設けられている。
押さえ板2は、たとえばポリプロピレンなどの所定の強度を有する合成樹脂により一体形成されたものである。
主板部20(押さえ板2)の孔20aに一対の係止軸11,12が嵌入されると、主板部20のうち孔20aを囲む内周縁部分が係止軸11,12の係止部111に係合し、係止軸11,11に対する主板部20(押さえ板2)の抜け出しが制限される。
より詳細には、孔20aを囲む主板部20の内周縁部分のうち、係止軸11,12の係止部111,121と対応する部位が被係止部201,202とされている(図2、図7参照)。自然状態において、係止軸11の係止部111,111と係止軸12の係止部121,121との間の寸法は、対応する被係止部201,201と被係止部202,202との間の寸法よりも僅かに大きくされている。
フレーム本体1に押さえ板2を取り付ける際、孔20aに係止軸11,12を嵌入させつつ主板部20(押さえ板2)を押し下げると、図8に示すように、主板部20の被係止部201,202が係止軸11,12の係止部111,121に当接しながら当該係止軸11,12が中心軸線Oxに近づくように弾性変形する。本実施形態では、孔20aを囲う主板部20についても、僅かに広がるように弾性変形する。さらに、押さえ板2を押し下げると、被係止部201,202が係止部111,121を通過し、図7に示すように、係止軸11,12は弾性復元力によって自然状態に戻る。なお、孔20aに係止軸11,12を嵌入するときの被係止部201,202および係止部111,121の互いの当接部位(当接部位201a,202aおよび当接部位111a,121a)は、丸みを帯びている。このため、押さえ板2を押し下げるときの下向きの力が横方向の力に変換され、係止軸11,12に対して効率よく中心軸線に向かう方向(図8における矢印方向)の力を与えることができる。このようにフレーム本体1に押さえ板2が取り付けられると、押さえ板2を上方に移動させようとしても、主板部20(押さえ板2)の被係止部201,202に一対の係止軸11,12の係止部111,121が係合し、押さえ板2の移動が制限される。
次に、上記構成の装飾物保持具Aの使用方法および作用について、図9〜図13を参照して説明する。
本実施形態の装飾物保持具Aは、複数の用途に使用することが可能であり、たとえばくるみボタン、ブローチ、および髪飾りとして使用することができる。
装飾物保持具Aをくるみボタンとして使用する場合について説明する。図9に示すように、フレーム本体1の主板部10の表面(図9における下面)を、たとえば飾り布Cで覆い、当該飾り布Cの周縁部分を主板部20の内側に折り込む。なお、必要に応じて、飾り布Cの周縁部分に予めぐし縫いを施しておいてもよい。この場合、飾り布Cをフレーム本体1に被せた後に糸を絞ると、飾り布Cに皺が寄るのを抑制することができる。
次に、フレーム本体1に押さえ板2を取り付ける。押さえ板2の取付けは、押さえ板2の孔20aにフレーム本体1の係止軸11,12を嵌入させつつ主板部20(押さえ板2)を押し下げることにより行う。図10に示すように、押さえ板2を取り付けた状態において、板状部10と押さえ板2との間に飾り布Cの周縁部分が介在している。
次に、図11に示すように、一対の可動アーム21,21を起こしてループ状にする。そして、ループ状となった可動アーム21,21は、装飾物保持具A(くるみボタン)を衣服等に縫い付けるときの糸通し用の孔として利用することができる。
次に、装飾物保持具Aをブローチとしてとして使用する場合について説明する。ブローチとして使用する場合、装飾物保持具Aにブローチ用の金具を装着する。まず、図12に示すように、押さえ板2(主板部20)上の一対の起立壁24,24の間に金具3を載せる。金具3は、所定幅で一定方向に延びる取付部31を有する。取付部31の幅寸法は、起立壁24,24間の寸法よりも小さく、かつ係止部241,241間の寸法より大きい。また、取付部31には、長手方向に離間する位置に、厚さ方向に貫通する一対の取付用孔311,311が形成されている。詳細は後述するが、取付用孔311,311は、押さえ板2の突起112,122が嵌入する部分である。
次に、金具3を載せた状態の押さえ板2を、飾り布Cを装着したフレーム本体1に取り付ける。ここで、金具3の取付用孔311,311の中心間距離は、自然状態における押さえ板2の突起112,122の中心間距離よりも僅かに小さい。また、各取付用孔311のサイズは、突起112(122)の高さ方向に垂直な断面のサイズよりも僅かに大きい。
押さえ板2をフレーム本体1に取り付ける際、押さえ板2の孔20aにフレーム本体1の係止軸11,12を嵌入させつつ、金具3とともに押さえ板2を押し下げる。そうすると、係止軸11,12が中心軸線Oxに近づくのにともない、係止軸11,12の先端にある突起112,122の中心間距離も少し小さくなり、突起112,122が一対の取付用孔311,311に嵌まる。さらに押さえ板2を押し下げると、被係止部201,202が係止部111,121を通過し、係止軸11,12は弾性復元力によって自然状態に戻る(図13参照)。図13に示した金具3は、取付用孔311,311に嵌まる突起112,122によって方向xへの変位が抑制され、また、突起112,122に設けられた係止部113,123によって脱落が防止される。また、取付部31の幅方向両端は、起立壁24,24から対向状に延びる係止部241,241によって覆われており、係止部241,241によっても金具3の脱落が防止される。
したがって、本実施形態によれば、押さえ板2とともに金具3を押し下げといった簡単な操作で金具3を装飾物保持具Aに装着可能である。また、装着された金具3は係止部113,123および係止部241,241の協働によって装飾物保持具Aに強固に固定されており、丈夫なブローチを提供することが可能である。
次に、装飾物保持具Aを髪飾りと使用する場合について説明する。髪飾りとして使用する場合、図9〜図11を参照して上述した、くるみボタンとして使用する場合と同様の手順を行い、図11に示した状態にする。ここで、ループ状となった一対の可動アーム21,21については、主板部20との間に比較的大きな空間が形成されることになり、たとえば直径3〜4mm程度のヘアゴムを通すことが可能である。そして、ループ状の可動アーム21,21にヘアゴムを通して毛髪に巻き付けると、装飾物保持具Aを髪飾りとして使用することができる。
このように、本実施形態の装飾物保持具Aによれば、フレーム本体1と押さえ板2との係合構造等を工夫することにより、複数の用途において使用することができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係る装飾物保持具の具体的な形状や材質なども、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態においては、フレーム本体1が円形である場合について説明したが、フレーム本体の形状は、たとえば楕円形など他の形状を採用してもよい。
本発明に係る装飾物保持具によって保持される装飾物としては、羊毛刺しゅう、ビーズ刺しゅうなどの種々の刺しゅう作品、あるいはパッチワークなどの飾り布の他に、ニット、ビーズ織物など手芸分野の作品、さらに、厚さが比較的に小さい柔軟な物品が挙げられる。
A 装飾物保持具
x 方向(第2方向)
y 方向(第3方向)
z 方向(第1方向)
1 フレーム本体
10 板状部
11,12 係止軸
111,121 係止部(第1係止部)
112,122 突起
113,123 係止部(第3係止部)
2 押さえ板
20 主板部
20a 孔
21 可動アーム
211 連結部分
22,23 スリット
24 起立壁
241 係止部(第2係止部)
201,202 被係止部

Claims (7)

  1. 板状部、およびこの板状部から当該板状部の中心軸線が沿う第1方向に延出する複数の係止軸を有するフレーム本体と、
    中央に上記複数の係止軸を嵌入させる孔を有し、当該孔に上記複数の係止軸を嵌入させることにより上記フレーム本体に取り付けられる押さえ板と、を備え、
    上記各係止軸は、上記第1方向と交差する方向に突出する第1係止部を有し、
    上記押さえ板は、上記孔を囲む内周縁部分に設けられ、上記孔に上記複数の係止軸を嵌入させたときに上記第1係止部と係合することにより、上記複数の係止軸に対する上記押さえ板の抜け出しを制限する第1被係止部を有し、
    上記孔に上記複数の係止軸を嵌入させるとき、上記第1被係止部と上記第1係止部とが当接しつつ上記係止軸が上記中心軸線に近づくように弾性変形可能である、装飾物保持具。
  2. 上記複数の係止軸は、上記中心軸線を挟んで上記第1方向に垂直である第2方向に離間して対をなすように設けられている、請求項1に記載の装飾物保持具。
  3. 上記各係止軸の先端には、上記第1方向に突出する突起が設けられており、
    上記押さえ板には、上記孔に上記係止軸を嵌入させた状態において、上記孔を挟んで上記第1方向および上記第2方向の双方に垂直である第3方向に離間しており、上記第1方向に延びる一対の起立壁が設けられており、
    上記一対の起立壁の先端には、互いが近づくように対向状に延びる一対の第2係止部が設けられている、請求項2に記載の装飾物保持具。
  4. 上記各突起には、上記中心軸線から上記第2方向において遠ざかるように延びる第3係止部が形成されている、請求項3に記載の装飾物保持具。
  5. 上記第1被係止部および上記第1係止部は、上記孔に上記複数の係止軸を嵌入させるときの互いの当接部位が丸みを帯びている、請求項1に記載の装飾物保持具。
  6. 上記押さえ板は、各々が上記孔に近接する側と上記孔から離間する側とに形成されたスリットにより挟まれ、かつ上記孔を挟んで対をなして設けられており、上記第1方向に向けて起き上げられることによりループ状となる一対の可動アームを有する、請求項1に記載の装飾物保持具。
  7. 板状部、およびこの板状部から当該板状部の中心軸線が沿う第1方向に延出する係止軸を有するフレーム本体と、
    中央に上記係止軸を嵌入させる孔を有し、当該孔に上記係止軸を嵌入させることにより上記フレーム本体に取り付けられる押さえ板と、
    上記孔に上記係止軸を嵌入させたときに上記係止軸の上記孔からの抜け出しを制限する抜け止め手段と、を備え、
    上記押さえ板は、各々が上記孔に近接する側と上記孔から離間する側とに形成されたスリットにより挟まれ、かつ上記孔を挟んで対をなして設けられており、上記第1方向に向けて起き上げられることによりループ状となる一対の可動アームを有する、装飾物保持具。
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