JP3168337U - スナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材 - Google Patents

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亜津子 藤原
亜津子 藤原
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Abstract

【課題】工程数が少なく、低コスト化が可能で、しかも、少量多品種の生産に適したスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材を提供する。【解決手段】頭部2aと、その裏面中央部に突設されたカシメ用突起2bとから成り、カシメ用突起2bを基材に表面側から刺し通し、基材の裏面側に配置された嵌合体の貫通孔に貫通させた状態でカシメ止めすることにより、嵌合体を基材に取り付けるスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材2において、頭部2aが、カシメ用突起2bと一体成形された円板状部5と、裏面に円板状部5の形状に対応する円形凹入部6が形成された合成樹脂製の化粧部材7とを備え、円板状部5を円形凹入部6に嵌め込んだ状態に接着して構成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、頭部と、その裏面中央部に突設されたカシメ用突起とから成り、前記カシメ用突起を基材に表面側から刺し通し、基材の裏面側に配置された嵌合体の貫通孔に貫通させた状態でカシメ止めすることにより、嵌合体を基材に取り付けるスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材に関する。
互いに嵌合可能な雌雄の嵌合体と、それらを衣服等の基材に取り付ける合成樹脂製リベット部材とで構成される合成樹脂製のスナップファスナーは、錆による布地(基材)の汚れがなく、折損した縫製用針などの混在を検査する検針機に通しても反応しないため、検針機による安全確保に好都合であり、特に安全が重視されるベビー服用のスナップファスナーとして好適である。
しかしながら、この種のスナップファスナーにおいては、一般に、合成樹脂製リベット部材の頭部の形状が単純な円板状とされていた。そのため、デザインが画一的で、衣服のデザインにマッチしないケースが多かった。
このような問題の解決策の一つとして、合成樹脂製リベット部材の頭部を、上面に奥拡がりの凹部が形成された基板と、前記凹部に嵌着された合成樹脂製化粧材とで構成する技術が特許文献1によって提案されている。この合成樹脂製リベット部材によれば、カシメ止めによる嵌合体との結合一体化を司るリベット部材の突起側部分と、衣服等の表面に露出するため目につき易く、それ故、意匠性が重視されるリベット部材の頭部側とを、各々の機能に適した合成樹脂材料から作製でき、デザインの多様性をある程度、達成することが可能である。
しかし、上記の従来技術においては、前記凹部に対する合成樹脂製化粧材の嵌着が、特許文献1に記載されている通り、凹部の周壁部を予め凹部の底面と直角又は若干外側に傾斜した姿勢に起立させておく一方、合成樹脂製化粧材の外周部をテーパー状に形成しておき、周壁部を加熱軟化した状態で合成樹脂製化粧材を凹部に挿入し、しかる後、周壁部を内側に変形させ、この状態で、冷却硬化するといった手順で行われていた。そのため、工程数が多くて、コストが高く付くという問題点があった。
しかも、特許文献1に記載の合成樹脂製リベット部材では、カシメ用突起と一体成形された基板の上面に凹部を形成し、この凹部に合成樹脂製化粧材を嵌着する構造であるから、たとえ凹部や合成樹脂製化粧材の平面形状に、周壁部の内側へのカシメ変形が可能な範囲で、変更を加えたとしても、リベット部材頭部のデザインが基板の外形によって制限されることになる。
従って、頭部の形状が異なる合成樹脂製リベット部材を作製するためには、カシメ止めによる嵌合体との結合一体化を司るリベット部材の突起側部分を、得たい頭部の形状ごとに作製しなければならず、少量多品種の生産には不向きであった。
実開昭57−25615号公報
本考案は、上記の問題点を踏まえて成されたものであって、その目的とするところは、工程数が少なく、低コスト化が可能で、しかも、少量多品種の生産に適したスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材を提供することにある。
上記の目的を達成するために本考案が講じた技術的手段は、次の通りである。即ち、本考案によるスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材は、頭部と、その裏面中央部に突設されたカシメ用突起とから成り、前記カシメ用突起を基材に表面側から刺し通し、基材の裏面側に配置された嵌合体の貫通孔に貫通させた状態でカシメ止めすることにより、嵌合体を基材に取り付けるスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材であって、前記頭部が、カシメ用突起と一体成形された円板状部と、裏面に前記円板状部の形状に対応する円形凹入部が形成された合成樹脂製の化粧部材とを備え、前記円板状部を前記円形凹入部に嵌め込んだ状態に接着して構成されていることを特徴としている。
本考案によれば、カシメ止めによる嵌合体との結合一体化を司るリベット部材の突起側部分と、衣服等の表面に露出するため目につき易く、それ故、意匠性が重視される合成樹脂製の化粧部材とを、個別に作製しておき、突起側部分の円板状部を化粧部材側の円形凹入部に嵌め込んで接着するだけの少ない工程によって、デザイン性に富む合成樹脂製リベット部材を容易かつ安価に実現でき、しかも、化粧部材側に円形凹入部を形成し、突起側部分の円板状部を化粧部材側の円形凹入部に嵌め込んで接着するので、化粧部材として、外形の異なる多種多様のものを作製しても、カシメ止めによる嵌合体との結合一体化を司るリベット部材の突起側部分としては、円形凹入部に嵌り込む寸法の円板状部を持つ一種類の製品であれば足り、少量多品種の生産に好適であり、デザインの多様性を一層達成できる。
本考案に係るスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材が用いられた衣服の一例を示す図である。 本考案に係る合成樹脂製リベット部材の分解斜視図である。 本考案に係る合成樹脂製リベット部材の縦断面図である。 スナップファスナーの分解斜視図である。 スナップファスナーの嵌合前の状態を示す縦断面図である。 スナップファスナーの嵌合後の状態を示す縦断面図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、雌スナップAと雄スナップAとから成る合成樹脂製スナップファスナーが使用された衣服の一例を示す。雌スナップAは、図4、図5、図6に示すように、雌型の嵌合体1と、それを基材(布地)Bに取り付ける合成樹脂製リベット部材2とから構成され、雄スナップAは、雄型の嵌合体3と、それを基材(布地)Bに取り付ける合成樹脂製リベット部材4とから構成されている。
前記リベット部材2,4は、何れも、頭部2a,4aと、その裏面中央部に突設された
断面円形で且つ先鋭なカシメ用突起2b,4bとから成り、前記カシメ用突起2b,4bを基材(布地)B、Bに片面側から刺し通し、基材(布地)B、Bの反対面側に配置された嵌合体1,3の貫通孔に貫通させた状態でカシメ止めすることにより、嵌合体1,3を基材(布地)B、Bに取り付けるように構成されている。
前記リベット部材2,4のうち、一方のリベット部材4は、頭部4aの全体がカシメ用
突起4bと一体成形されているが、他方のリベット部材2は、前記頭部2aが、カシメ用突起2bと一体成形された円板状部5と、裏面に前記円板状部5の形状に対応する円形凹入部6が形成された合成樹脂製の化粧部材7とを備え、前記円板状部5を前記円形凹入部6に嵌め込んだ状態に接着して構成されている。
上記の構成によれば、カシメ止めによる嵌合体1との結合一体化を司るリベット部材2の突起2b側部分と、衣服等の表面に露出するため目につき易く、それ故、意匠性が重視される合成樹脂製の化粧部材7とを、個別に作製しておき、突起2b側部分の円板状部5を化粧部材7側の円形凹入部6に嵌め込んで接着するだけの少ない工程によって、デザイン性に富む合成樹脂製リベット部材2を実現できる。
しかも、化粧部材7側に円形凹入部6を形成し、突起側部分の円板状部5を化粧部材7側の円形凹入部6に嵌め込んで接着するので、化粧部材7として、外形の異なる多種多様のものを作製しても、カシメ止めによる嵌合体1との結合一体化を司るリベット部材2の突起側部分としては、円形凹入部6に嵌り込む寸法の円板状部5を持つ一種類の製品であれば足り、少量多品種の生産に好適であり、デザインの多様性を一層達成できる。
尚、図示の実施形態においては、リベット部材2,4のうち、雌スナップA側のリベ
ット部材2に本考案を適用したが、これとは逆に、雄スナップA側のリベット部材4に本考案を適用してもよく、リベット部材2,4の双方に本考案を適用してもよい。
雌スナップ
雄スナップ
基材(布地)
基材(布地)
1 雌型の嵌合体
2 リベット部材
2a 頭部
2b カシメ用突起
3 雄型の嵌合体
4 リベット部材
4a 頭部
4b カシメ用突起
5 円板状部
6 円形凹入部
7 化粧部材

Claims (1)

  1. 頭部と、その裏面中央部に突設されたカシメ用突起とから成り、前記カシメ用突起を基材に表面側から刺し通し、基材の裏面側に配置された嵌合体の貫通孔に貫通させた状態でカシメ止めすることにより、嵌合体を基材に取り付けるスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材であって、前記頭部が、カシメ用突起と一体成形された円板状部と、裏面に前記円板状部の形状に対応する円形凹入部が形成された合成樹脂製の化粧部材とを備え、前記円板状部を前記円形凹入部に嵌め込んだ状態に接着して構成されていることを特徴とするスナップファスナー用の合成樹脂製リベット部材。
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