JP3186790U - 装飾具 - Google Patents

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Abstract

【課題】衣類の任意の箇所に簡単に着脱でき、衣類に孔を開ける必要がない装飾具を提供する。
【解決手段】装飾体10と、装飾体10に固定される雄部材20と、雄部材20と相互に嵌り合う雌部材30とを備えている。雄部材20が装飾体10に対する固定板部21と、固定板部21の表面から突き出す突出軸部22と、突出軸部22の先端に形成された係止頭部25とを有し、雌部材30は雄部材20の突出軸部22が嵌る嵌合孔32を有する基板部31を有する。嵌合孔32の周縁部に外向きの切欠き35が周方向に四箇所形成され、隣り合う切欠き35の間に位置する嵌合孔32の周縁部34が弾性変形可能に形成されている。突出軸部22が嵌合孔32に嵌合する状態で、係止頭部25が嵌合孔32の周縁部34に係合する。
【選択図】図1

Description

この考案は、ストッキング、ショール、またはストールなどの衣類に対して、着脱することができる装飾具に関する。
従来から、ブローチやペンダントなどの装飾具は、衣服や帽子など衣類に対して、その一部に安全ピンにより固定したり、孔を開けて固定具により固定したりするものが知られている(例えば、実開平3−33509号公報参照)。
また、アクセサリーの本体を構成する装飾体とその裏面に設けた取り付け部とを備え、その取り付け部を伸縮可能な環状に形成し、その取り付け部を衣服のボタンに取り付けるようにした装飾具が知られている(例えば、実開平5−63310号公報参照)。
しかしながら、上述の衣類に対して孔を開けて固定する装飾具では、あらかじめ衣類の生地に孔を開ける必要があり、着脱を繰り返すことにより、その孔が大きくなり生地が破れる恐れがある。
また、環状の取り付け部を備えた装飾具の場合、このような取り付け構造では、取り付け箇所が衣服のボタンのある位置に限定され、汎用性、ファッション性に欠けるという問題がある。
そこで、この考案の課題は、衣類の任意の箇所に簡単に着脱でき、衣類の生地に孔を開ける必要がない装飾具を提供することにある。
上記の課題を解決するために、装飾体と、その装飾体に固定される雄部材と、その雄部材と相互に嵌り合う雌部材とを備え、前記雄部材が前記装飾体に対する固定板部と、その固定板部の表面から突き出す突出軸部と、その突出軸部の先端に形成された係止頭部とを有し、前記雌部材は前記雄部材の突出軸部が嵌る嵌合孔を有する基板部を有し、その嵌合孔の周縁部が前記嵌合孔の広がる向きに弾性変形可能に形成され、前記突出部軸部が前記嵌合孔に嵌合する状態で、前記係止頭部が前記雌部材の嵌合孔の周縁部に係合するようにした構成を採用することができる。
また、前記雌部材の嵌合孔の周縁部に外向きの切欠きが周方向に複数形成された構成を採用することができる。
この考案は、衣類の表面側に雄部材を、裏面側に雌部材を配置し、衣類の生地を挟むようにして、雄部材の突出軸部が雌部材の嵌合孔に嵌り合い、嵌合孔の周縁部に係止頭部が係合するため、衣類の任意の位置に取り付けることができる。
また、雄部材の係止頭部の周りに衣類の生地が覆う状態で、突出軸部を嵌合孔に嵌め合わせて、嵌合孔の周縁部に係止頭部が係合するので、衣類の生地に孔を開ける必要がなく、その生地を傷めることがない。
この考案に係る装飾具の第一の実施形態を示す斜視図 同上の装飾具の使用前の状態を示す正面図 (a)同上の装飾具の使用直前の状態を示す正面図、(b)同上の装飾具の使用状態を示す正面図 同上の装飾体と雄部材との他の固定態様を示す正面図 この考案に係る装飾体の第二の実施形態を示す正面図 この考案に係る装飾体の第三の実施態様を示す正面図
以下、この考案に係る装飾具の第一の実施形態を図1〜4に示す。
この装飾具1は、図1、2に示すように、装飾体10と、装飾体10の裏面に固定される雄部材20と、雄部材20と相互に嵌り合う雌部材30とを備えている。
装飾体10は、ブローチやペンダントなどのアクセサリーの本体を構成するものであり、その裏面部11が金属により形成されている。なお、装飾体10としては、裏面部11が金属製に限られず、編物若しくは織物からなる布地、ガラス、若しくはプラスチックまたはこれらを組み合わせたものから形成することができる。
装飾体10の裏面部11に固定される雄部材20は、弾性を有する合成樹脂製であり、装飾体10の裏面部11に対する固定板部21と、その固定板部21の中央から突き出す突出軸部22とを有している。固定板部21は円板状に形成され、その表面中央から突出軸部22が突き出しており、突出軸部22の周囲において、円弧状の長孔23が周方向の四箇所に等間隔で形成されている。
固定板部21は、図2に示すように、装飾体10の裏面部11に対して、フェルト、織物、編物、不織布などの布地からなるスペーサ24を介して接着材により固定されている。突出軸部22はその先端に係止頭部25が形成され、係止頭部25は、突出軸部22の径よりも大きい外径を有する円板状をなし、突出軸部22と同心状にかつ一体に形成されている。
装飾体10の裏面部11に対する固定板部21の固定は、装飾体10の裏面部11の素材に応じて変更することができる。例えば、図4に示すように、装飾体10の裏面部11の素材が合成樹脂、布地等であれば、スペーサ24を用いることなく、装飾体10の裏面部11に対して接着剤により固定板部21を固定することができる。
雄部材20と相互に嵌り合う雌部材30は、合成樹脂製の円板状の基板部31の中央に嵌合孔32が形成されたものである。基板部31は、雄部材20の固定板部21と同じ外径、同じ厚みに形成されている。また、基板部31の周囲において、円弧状の長孔33が周方向の四箇所に等間隔で形成されている。
また、基板部31の嵌合孔32は、雄部材20の突出軸部22が挿通可能な内径を有しており、その周縁部34に径方向外向きの切欠き35が周方向四箇所に等間隔に形成されている。各切欠き35は、基板部31の隣り合う長孔33の間に向かって延びており、嵌合孔32の周縁部34を四つに分けている。
切欠き35は、必要に応じて、その嵌合孔32の周縁部34に形成しなくてもよいが、切欠き35が形成されると、四つに分けられた嵌合孔32の周縁部34のそれぞれが、弾性変形し易くなる。
四つに分けられた嵌合孔32の周縁部34は、嵌合孔32と長孔33との間にそれぞれ形成されており、雄部材20の係止頭部25が押し付けられたとき、その押し付け方向に弾性変形可能に形成されている(図3(a)参照)。なお、切欠き35は、嵌合孔32の周縁部34の四箇所に形成されているが、少なくとも二箇所以上に形成すればよく、三箇所、五箇所、六箇所・・・と形成することができる。要は、嵌合孔32の周縁部34が複数箇所に分けられ、その分けられた周縁部34が、弾性変形可能に形成されればよい。
装飾具1は以上のように構成され、次にその使用方法を図面に基づいて説明する。
装飾具1は、身に着けるものである衣類のうち、ストッキング、ショール、またはストールなどの生地の厚さの薄い衣類40に対して取り付けることで使用することができる。なお、「生地の厚さの薄い」とは、雄部材20の係止頭部25の周りに衣類40の生地が覆う状態で、雄部材20の突出軸部22を雌部材30の嵌合孔32に嵌め合わせることが可能な布地の厚さを意味する。
まず、図2に示すように、上述の衣類40の表面側に装飾体10及び雄部材20を配置し、裏面側に雌部材30を配置する。その後、雌部材30を雄部材20に接近させて、雄部材20の係止頭部25を雌部材30の嵌合孔32の周縁部34に押し付ける(図3(a)参照)。
このとき、衣類40は、その生地が雄部材20の係止頭部25を覆う状態となり、生地で覆われた係止頭部25により、雌部材30の嵌合孔32の周縁部34が押し付けられて、押し付け方向に弾性変形し、嵌合孔32の開口が大きくなる。
さらに、雄部材20の係止頭部25を雌部材30の嵌合孔32の周縁部34に押し付けることにより、係止頭部25が嵌合孔32を通過して、嵌合孔32の周縁部34の弾性変形が復元する(図3(b)参照)。
復元した嵌合孔32の周縁部34は、雄部材20の突出軸部22が雌部材30の嵌合孔32に嵌合する状態で、係止頭部25に係合する。そして、雄部材20と雌部材30とが、衣類40の生地を挟み込んだ状態で相互に嵌め合わされる。
この嵌め合わせにより、装飾具1を衣類40の任意の位置に取り付ける事が可能となる。また、衣類40の布地は、雄部材20の係止頭部25を覆う状態となっているため、孔を開ける必要がなく、衣類40を傷つけない。
この考案の第二の実施形態に係る装飾具1を図5に示す。この実施形態の装飾具1は、図5に示すように、装飾体10の裏面部11に、雄部材20の固定板部21が嵌る凹部11aが形成されている点で、上述の第一の実施形態の装飾具1と相違する。その他の構成は第一の実施形態のものと同様である。
この実施形態に係る装飾具1は、装飾体10の裏面部11に形成された凹部11aに雄部材20の固定板部21が嵌め込まれる。この嵌め込み状態で、接着剤により装飾体10の裏面部11に雄部材20の固定板部21を固定する。
このように雄部材20の固定板部21が固定された装飾体10を上述の衣類40の表面側に配置し、裏面側に雌部材30を配置し、雌部材30を雄部材20に接近させる。その後、雄部材20の係止頭部25を雌部材30の嵌合孔32の周縁部34に押し付け、上述の第一の実施形態の場合と同様にして、雄部材20と雌部材30とが、衣類40の生地を挟み込んだ状態で相互に嵌め合わされる。
次に、この考案の第三の実施形態に係る装飾具1を図6に示す。この実施形態の装飾具1は、図6(a)に示すように、装飾体12の形態が布製のリボンを蝶結びしたものであって、装飾体12の裏面部13に対する雄部材20の固定手段が上述の第一の実施形態の装飾具1と相違する。その他の構成は第一の実施形態のものと同様である。
すなわち、この実施形態の装飾具1では、装飾体12のリボンの結び目の裏側が裏面部13とされ、図6(b)に示すように、その裏面部13に対して雄部材20が糸26の縫い付けにより固定される。このとき、雄部材20の突出軸部22を挟んで両側において、隣り合う二つの長孔23、23の間と装飾体12の裏面部13とが糸26により縫い付けられている。
このように構成される装飾具1は、上述の第一の実施形態の場合と同様に、衣類40の表面側に装飾体12及び雄部材20を配置し、衣類40の裏面側に雌部材30を配置する。
その後、雌部材30を雄部材20に接近させて、雄部材20の係止頭部25を雌部材30の嵌合孔32の周縁部34に押し付け、雄部材20と雌部材30とを、衣類40の布地を挟み込んだ状態で相互に嵌め合わせる。
1 装飾具
10 装飾体
11 裏面部
11a 凹部
12 装飾体
13 裏面部
20 雄部材
21 固定板部
22 突出軸部
23 長孔
24 スペーサ
25 係止頭部
26 糸
30 雌部材
31 基板部
32 嵌合孔
33 長孔
34 周縁部
40 衣類

Claims (2)

  1. 装飾体と、その装飾体に固定される雄部材と、その雄部材と相互に嵌り合う雌部材とを備え、前記雄部材が前記装飾体に対する固定板部と、その固定板部の表面から突き出す突出軸部と、その突出軸部の先端に形成された係止頭部とを有し、前記雌部材は前記雄部材の突出軸部が嵌る嵌合孔を有する基板部を有し、その嵌合孔の周縁部が前記嵌合孔の広がる向きに弾性変形可能に形成され、前記突出軸部が前記嵌合孔に嵌合する状態で、前記係止頭部が前記雌部材の嵌合孔の周縁部に係合するようにした装飾具。
  2. 前記雌部材の嵌合孔の周縁部に外向きの切欠きが周方向に複数形成された請求項1に記載の装飾具。
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