JP3194329U - ボタンカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】ボタンの付け替え作業をしなくとも容易にボタンの外観を変化させることのできるボタンカバーを提供する。【解決手段】ボタンカバー4は、衣服1に糸2を用いて縫い付けられたボタン4に被覆されるものである。ボタン4の衣服1への取り付けは、針を用いてボタン4に設けられた複数の孔部31に糸2を通しつつ衣服1に縫い付けられることで行われている。ボタンカバー4は、袋状のカバー本体41と、カバー本体41の表面に施された修飾部と、カバー本体41の裏側に形成された開口部42を備えて構成されている。カバー本体41は、シリコン樹脂やウレタン樹脂等、伸縮性のある樹脂材料により形成されている袋状の部材である。カバー本体41は、ボタン3にボタンカバー4が取り付けられた状態において衣服1のボタンホールに取り付け可能な程度に薄く形成されている。【選択図】図1
Description
本考案は、衣服等のボタンに着脱可能に取り付けられて用いられるボタンカバーに関する。
衣服等へのボタンの取り付けは、針を用いて糸で衣服に着脱不能に縫い付けることで行われている。そのためボタンの外観を変えることで衣服の印象を変えたい場合にはボタンの付け替えを行う必要があった。
しかし、ボタンの付け替えを行いたい場合には、ハサミ等を用いて糸を切断し、ボタンを取り外した後、再度針を用いて糸で新しいボタンを縫い付ける必要があり、作業に手間を要するものであり、容易に行うことはできなかった。
そのため、例えばフォーマルな会合に出席したいときに衣服のボタンのデザインが派手なものである場合には、衣服本体のデザインがその会合に相応しいものであっても、その衣服を着用していくことはできなかった。
また、ボタンのデザインを変えて衣服のイメージを変化させてファッションを楽しみたい場合でも、ボタンの付け替えは容易に行うことができず、こうした要求に対応することは難しかった。
また、例えば外出先から急きょ葬儀に参加する必要がある場合、白いワイシャツを着ているものの、ボタンの色が不適切である場合にはそのワイシャツを着て行けず、新しいワイシャツを購入しなければならなかった。
そこで、本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、ボタンの付け替え作業をしなくとも容易にボタンの外観を変化させることのできるボタンカバーを提供することを目的とする。
本願の第1考案に係るボタンカバーは、衣服に取り付けられたボタンを被覆するボタンカバーであって、伸縮性のある樹脂材料よりなる袋状のカバー本体と、前記カバー本体の表面に施された修飾部と、前記カバー本体の裏側に形成された開口部と、を備えることを特徴とする。
本願の第2考案に係るボタンカバーは、第1考案において、前記修飾部は単色の色彩よりなることを特徴とする。
本願の第3考案に係るボタンカバーは、第1考案において、前記修飾部は絵柄よりなることを特徴とする。
本願の第4考案に係るボタンカバーは、第1考案において、前記修飾部は立体形状よりなることを特徴とする。
上述した本考案によれば、ボタンの付け替え作業をしなくとも容易にボタンの外観を変化させることのできるボタンカバーを提供することができる。
以下、本考案の実施形態に係るボタンカバー4について詳細に説明する。
図1は、本考案の実施形態に係るボタンカバーがボタンに取り付けられた状態を示す概略断面図である。図2は、本考案の実施形態に係るボタンカバーがボタンに取り付けられた状態を示す上方斜視図である。図3は、本考案の実施形態に係るボタンカバーの下方斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るボタンカバー4は、衣服1に糸2を用いて縫い付けられたボタン4に被覆されるものである。ボタン4の衣服1への取り付けは、針を用いてボタン4に設けられた複数の孔部31に糸2を通しつつ衣服1に縫い付けられることで行われている。
ボタンカバー4は、袋状のカバー本体41と、カバー本体41の表面に施された修飾部43と、カバー本体41の裏側に形成された開口部42を備えて構成されている。
カバー本体41は、シリコン樹脂やウレタン樹脂等、伸縮性のある樹脂材料により形成されている袋状の部材である。カバー本体41は、ボタン3にボタンカバー4が取り付けられた状態において衣服1のボタンホールに取り付け可能な程度に薄く形成されている。
修飾部43は、本実施形態においては花びらの模様が付されて構成されているが、本発明においてはこれに限らず、装飾部43は単色の色彩の他、絵柄や立体形状等、種々の修飾を採用することができる。
具体的には、修飾部43として、無地の単一色で構成したり、写真やイラストを印刷したり、貝殻の模様等を印刷したりしてもよい。また、修飾部3は、ヘアライン加工やエンボス加工状等の種々の立体的な装飾を施すこともできる。
開口部42はカバー本体41の裏側に設けられている。カバー本体41が伸縮していない状態においては開口部42の径はボタン3の径よりも小さくなっていて、カバー本体41が弾性変形して開口部42が広げられた状態においてはボタン3の径よりも大きくなる。
そのため、開口部42を広げることでカバー本体41をボタン3に被せることができ、ボタン3に被せた状態でカバー本体41を元の状態に戻すことでボタンカバー4がボタン3に固定される。こうしてボタンカバー4のボタン3への取り付けを容易に行うことができる。
そして、ボタン3にボタンカバー4が取り付けられることにより、ボタン3を付け替えることなく、衣服1全体のイメージを容易に変えることができる。
そのため、例えばパーティーや葬儀等、適する服装が異なる状況においても、ボタン3にボタンカバー4を取り付けることにより、衣服1をその場に適したものとして利用することができる。
1 衣服
2 糸
3 ボタン
4 ボタンカバー
31 孔部
41 カバー本体
42 開口部
43 装飾部
2 糸
3 ボタン
4 ボタンカバー
31 孔部
41 カバー本体
42 開口部
43 装飾部
Claims (4)
- 衣服に取り付けられたボタンを被覆するボタンカバーであって、
伸縮性のあるシリコン樹脂よりなる袋状のカバー本体と、
前記カバー本体の表面に施された修飾部と、
前記カバー本体の裏側に形成された開口部と、
を備えることを特徴とするボタンカバー。 - 前記修飾部は単色の色彩よりなることを特徴とする請求項1記載のボタンカバー。
- 前記修飾部は絵柄よりなることを特徴とする請求項1記載のボタンカバー。
- 前記修飾部は立体形状よりなることを特徴とする請求項1記載のボタンカバー。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004742U JP3194329U (ja) | 2014-09-05 | 2014-09-05 | ボタンカバー |
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004742U JP3194329U (ja) | 2014-09-05 | 2014-09-05 | ボタンカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3194329U true JP3194329U (ja) | 2014-11-13 |
Family
ID=51946191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014004742U Expired - Fee Related JP3194329U (ja) | 2014-09-05 | 2014-09-05 | ボタンカバー |
Country Status (2)
Country | Link |
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2014
- 2014-09-05 JP JP2014004742U patent/JP3194329U/ja not_active Expired - Fee Related
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2015
- 2015-08-07 WO PCT/JP2015/003992 patent/WO2016035259A1/ja active Application Filing
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Publication number | Publication date |
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