JP2015217040A - クリーニング商品管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、クリーニング商品を管理することができるクリーニング商品管理システムを提供する。【解決手段】クリーニング商品管理システムは、サーバ装置1とクリーニング業者用端末装置(POSレジスタ2)とを有し、ロッカー装置3を介したクリーニング商品の管理を行う。サーバ装置1は、記憶手段(記憶部)と、少なくとも顧客の識別番号、電話番号、通知先情報(メールアドレス等)を含む顧客情報を記憶手段(記憶部)に登録する顧客情報登録手段を有する。POSレジスタ2は、クリーニング商品を収容可能なクリーニングバッグに設けられる顧客情報記録手段(用紙など)に、顧客情報を記録するクリーニングバッグ顧客情報関連付け手段を有する。サーバ装置1は、ロッカー装置3の所定位置に収容されたクリーニングバッグの収容位置を示す収容先情報を顧客情報に含まれる通知先情報に示される通知先に通知を行う第1の通知手段を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニング商品管理システムに関する。
ロッカー装置を利用してクリーニング商品(洗濯物)の預け入れや、クリーニング工場でクリーニングされた洗濯物をロッカー装置を介して受け取るロッカーシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。クリーニング商品(洗濯物)を預け入れる場合、顧客は、無人店舗に設置されたロッカー装置のカードリーダーで会員カードを読み取らせ、洗濯物投入口を自動開錠して、投入口から洗濯物を投入する。洗濯物を受け取る場合、顧客はロッカー装置のカードリーダーで会員カードを読み取らせ、会員カードが正しいと判断されたときに、仕上がった洗濯物を収納したロッカーの自動開錠が行われ、ロッカーから洗濯物を受け取るように構成されている。
また、顧客専用のクリーニングバッグにクリーニング商品(衣類)を収容し、ロッカー装置を利用してクリーニング商品の受け渡しなどを行うクリーニング受渡しシステムが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−65231号公報 特開2007−296315号公報
しかしながら、特許文献1のロッカーシステムは、洗濯物の預入時や洗濯物の受け取り時に専用の会員カードを要する。例えば、会員カードを携帯していない場合、ロッカー装置を介して洗濯物の受け取りを行うことができない。このため、会員カードを用いない、簡単な構成のクリーニング商品管理システムが望まれている。
また、特許文献2に記載のクリーニング受渡しシステムにおいて、利用者はクリーニング受渡しシステムの本体部のタッチパネルを操作して新規入会作業を行い、クリーニングバッグ供給機構が会員カード、クリーニングバッグを保管庫から供給口へ供給する。利用者は、その会員カード、クリーニングバッグを受け取る。このように、新規入会のためにロッカー装置の本体部のタッチパネルを操作する煩雑な作業を行うことを要する。また、このクリーニング受渡しシステムでは、複数の利用者が同時に新規入会処理を行うことができない。また、このクリーニング受渡しシステムでは、仕上がった衣類などを収容したクリーニングバッグがロッカーユニットに収納された場合、クリーニングバッグを収容したタイミングを利用者は把握できない。
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、簡単な構成で、クリーニング商品を管理することができるクリーニング商品管理システムを提供すること、顧客用端末装置により顧客情報をサーバ装置に登録した場合、POSレジスタがクリーニングバッグに設けられる顧客情報記録手段に顧客情報を簡単に記録すること、クリーニングバッグを収容したロッカー装置の位置情報やロッカーボックス番号などの収容先情報を、通知先情報に示される通知先に確実に通知すること、顧客用端末装置(携帯端末などの)の電話番号により、顧客用のクリーニングバッグを収容したロッカー装置のロッカーを容易に開錠させること、などを目的とする。
このような目的を達成するために、本発明のクリーニング商品管理システムは、以下の構成を少なくとも具備するものである。
サーバ装置とクリーニング業者用端末装置(POSレジスタ)とを有し、ロッカー装置を介したクリーニング商品の管理を行うクリーニング商品管理システムであって、
前記サーバ装置、前記クリーニング業者用端末装置、および、前記ロッカー装置が通信路を介して通信可能に接続され、
前記サーバ装置は、記憶手段と、
少なくとも顧客の識別番号、電話番号、通知先情報(メールアドレス等)を含む顧客情報を前記記憶手段に登録する顧客情報登録手段と、を有し、
前記クリーニング業者用端末装置(POSレジスタ)は、クリーニング商品を収容可能なクリーニングバッグに設けられる顧客情報記録手段(用紙、ICタグなど)に、前記顧客情報(バーコード等)を記録するクリーニングバッグ顧客情報関連付け手段を有し、
前記サーバ装置は、前記ロッカー装置の所定位置に収容された前記クリーニングバッグの収容位置を示す収容先情報(ロッカー位置情報、ロッカー)を、前記顧客情報に含まれる通知先情報に示される通知先に通知(メール送信など)を行う第1の通知手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、クリーニング商品を管理することができるクリーニング商品管理システムを提供することができる。また、本発明によれば、顧客用端末装置により顧客情報をサーバ装置に登録した場合、POSレジスタがクリーニングバッグに設けられる顧客情報記録手段に顧客情報を簡単に記録することができる。また、本発明によれば、クリーニングバッグを収容したロッカー装置の位置情報やロッカーボックス番号などの収容先情報を、通知先情報に示される通知先に確実に通知することができる。
本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムを説明するための全体図。 本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムの一例を示す概念図。 ロッカー装置の一例を示す正面図。 ロッカー装置の一例を示す側面図。 クリーニングバッグの一例を示す斜視図。 顧客情報としての会員番号やバーコードを印字した顧客情報記憶手段の一例を示す図。 伝票の一例を示す図。 ロッカー装置の電気的なブロック図。 顧客用端末装置(携帯端末)の電気的なブロック図。 POSレジスタの電気的なブロック図。 サーバ装置の電気的なブロック図。 サーバ装置の制御部の機能ブロックの一例を示す図。 クリーニング商品管理システムで用いられるデータの一例を示す図、(a)はサーバ装置の記憶部に形成される記憶領域の一例を示す概略図、(b)は登録ユーザ情報(一部)の一例を示す概略図、(c)は利用履歴情報の一例を示した概略図、(d)は受付返却情報の一例を示す概略図。 クリーニング商品管理システムで用いられるデータの一例を示す図、(a)はロッカー装置の管理情報の一例を示す概略図、(b)はロッカー利用情報の一例を示す概略図。 ロッカー装置の登録情報の一例を示す概略図。 クリーニング商品管理システムで用いられるデータの一例を示す概略図、(a)はPOSレジスタで入力されるデータの一例を示す図、(b)はデータセットに含まれる個別品物情報の一例を示す図。 本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムの動作の一例を示すフローチャート。 クリーニング商品管理システムの会員登録などの動作の一例を説明するための図。 クリーニング商品管理システムの入会処理(会員登録処理)の一例を説明するための図。 クリーニング商品管理システムの預入処理の一例を説明するための図。 クリーニング商品管理システムの回収処理の一例を説明するための図。 クリーニング商品管理システムの受付処理の一例を説明するための図。 クリーニング商品管理システムの配達処理の一例を説明するための図。 クリーニング商品管理システムの受取処理の一例を説明するための図。 クリーニング商品管理システムの再配達処理の一例を説明するための図。 クリーニング商品管理システムの再配達処理の一例を説明するための図。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
本発明の実施形態は図示の内容を含むが、これのみに限定されるものではない。なお、以後の各図の説明で、既に説明した部位と共通する部分は同一符号を付して重複説明を一部省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムを説明するための全体図である。図2はクリーニング商品管理システムの一例を示す概念図である。
本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムは、サーバ装置1と、クリーニング業者用端末装置としてのPOSレジスタ2と、などを有する。サーバ装置1、POSレジスタ2、ロッカー装置3、顧客50により操作される顧客用端末装置5などは、無線式通信路や有線式通信路などの通信路6を介して通信可能に接続されている。
本実施形態のクリーニング商品管理システムにおいて、管理会社10にサーバ装置1が設けられている。管理会社10は、サーバ装置1などを統括的に管理する。サーバ装置1は、本部管理サーバ1A、WEBサーバ1B、ロッカーサーバ1Cなどを有する。本部管理サーバ1Aは、WEBサーバ1B、ロッカーサーバ1Cなどを統括的に管理する。WEBサーバ1Bは、本部管理サーバ1Aの管理により、顧客用端末装置5などからの要求に応じて顧客用WEBページ(マイページなど)を提供する。ロッカーサーバ1Cは、本部管理サーバ1Aの管理により、ロッカー装置3の管理を行う。
また、管理会社10にコールセンター101が設けられている。コールセンター101はクリーニング業者20、顧客50などに対してクリーニング商品管理システムに関するサービスを提供する。例えば、コールセンター101は、クリーニング業者20によるPOSレジスタ2の操作や、顧客50によるロッカー装置の操作などが適切に行えない場合などに、問い合わせるところである。コールセンター101にはオペレータが待機しており、オペレータはコールセンター101の内部に用意されている応対マニュアル等に基づいて、問い合わせ元へ、問合せ内容に応じた回答を行う。
クリーニング業者20により管理されるクリーニング工場200(洗濯工場)には、POSレジスタ2や洗濯機201などが備えられている。
ロッカー装置3は、駅の構内、駅の近くの場所、コンビニエンスストア、マンション、クリーニング店に隣接した場所などの所定の位置に設置されている。顧客50はロッカー装置3を介してクリーニング商品(クリーニング品や洗濯物などともいう)の預け入れを行い、ロッカー装置3を介して仕上がったクリーニング商品の受け取りを行う。
本実施形態では、顧客50により操作される顧客用端末装置5の電話番号を予めサーバ装置1やロッカー装置3に登録する。クリーニング商品の預け入れ時および受け取り時、顧客50は登録した電話番号を有する顧客用端末装置5から通信路6を介してロッカー装置3により指定される電話番号に電話をかけた場合、ロッカー装置3は、その顧客用端末装置5の電話番号と登録された電話番号を比較して、顧客用端末装置5の認証処理を行う。
ロッカー装置3は、クリーニング業者20により管理されていてもよいし、管理会社10により管理されてもよい。また、ロッカー装置3は、クリーニング業者20や管理会社10以外の第三者により管理される態様であってもよい。
また、サーバ装置1、POSレジスタ2、ロッカー装置3などは、管理会社10により管理される態様であってもよい。
上述したサーバ装置1は、顧客50により操作される顧客用端末装置5と各種データ通信を行う。
本実施形態では、サーバ装置1のWEBサーバ1Bは、通信路6を介して顧客用端末装置5に受付情報などを送信し、顧客用端末装置5から、会員情報の登録や更新を行うためのデータ、決済選択のためのデータ、クリーニング品(クリーニング商品)のステータス情報、などを受信し、所定の処理を行う。
サーバ装置1の本部管理サーバ1Aは、顧客用端末装置5に対して通信路6を介して各種メールなどを所定のタイミングで自動配信する。
サーバ装置1のロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3に通信路6を介して会員情報の登録や更新に関する情報、決済選択に関する情報、受付情報などを送信し、ロッカー装置3からクリーニング品(クリーニング商品)のステータス情報などを受信して、所定の処理を行う。
サーバ装置1の本部管理サーバ1Aは、通信路6を介してPOSレジスタ2に、会員情報の登録や更新に関するデータ、決済選択に関するデータなどを送信し、POSレジスタ2から、クリーニング品(クリーニング商品)のステータス情報や受付情報などを受信し、所定の処理を行う。POSレジスタ2はサーバ装置1からのデータ通信やクリーニング業者20により入力されたデータに基づいて、クリーニング工場200内の作業員(クリーニング業者20)などに対する各種指示書の発行などの所定の処理を行う。
本部管理サーバ1AとWEBサーバ1Bや、本部管理サーバ1Aとロッカーサーバ1Cの間では、会員情報の登録や更新に関するデータ、決済情報、クリーニング商品のステータス情報、受付情報などの各種データが通信されている。本部管理サーバ1A、WEBサーバ1B、ロッカーサーバ1Cの記憶部のデータは必要に応じて同期処理されている。
また、サーバ装置1、POSレジスタ2、ロッカー装置3それぞれの記憶部のデータは、必要に応じて同期処理されている。
図3はロッカー装置3の一例を示す正面図である。図4はロッカー装置3の一例を示す側面図である。
ロッカー装置3は、受付ボックスユニット、制御ボックスユニット、返却用のロッカーボックス351などを有する。返却用のロッカーボックス351は、ロッカー装置3の設置面積や利用人数などに応じて適宜増設など可能に構成されている。
尚、ロッカー装置3は、クリーニング商品の預け入れ専用のロッカー装置と、受け取り専用のロッカー装置を有し、それぞれ異なる場所に配置されていてもよい。この場合、クリーニング商品の預け入れ専用のロッカー装置には返却用のロッカーボックス351を設けなくともよい。受け取り専用のロッカー装置には受付ボックスユニットを設けなくともよい。
受付ボックスユニットは受付ボックスを有し、上段に投入扉302が設けられている。投入扉302が開状態の場合、開口部303からクリーニングバッグ4を投入可能な状態となる。受付ボックスユニットの投入扉302の下段には、複数のクリーニングバッグ4を収容可能な収容スペースが設けられており、扉301を開くことにより、クリーニングバッグ4を取り出し可能に構成されている。投入扉302および扉301には、電気的に施錠及び開錠を行う施錠手段が設けられている。
制御ボックスユニットは、タッチパネル装置などの入力部34、表示部35などを有する。また、制御ボックスユニットは、各種印刷物を記録出力するためのカッター付きのプリンタや、電子マネーカードなどのICリーダ・ライタ装置などを有する。
返却用のロッカーボックス351は、扉、扉を施錠および開錠するための施錠手段、各種発光部、ロッカー内荷物センサ(図示略)などを有する。ロッカー内荷物センサは、ロッカーボックスの密閉空間内にクリーニングバッグ4を収容していることを検出する。ロッカー内荷物センサとしては、赤外線センサや超音波センサなどの各種センサを採用することができる。
図5はクリーニングバッグ4の一例を示す斜視図である。図6は顧客情報としての会員番号やバーコードを印字した顧客情報記憶手段の一例を示す図である。
クリーニング商品(洗濯物など)はクリーニングバッグ4に収容される。クリーニングバッグ4には、顧客情報としての会員番号や会員番号を示すバーコードや2次元コードを印字した顧客情報記録手段41が設けられる。顧客情報記録手段41としては、用紙などの記録媒体に印字された会員番号や会員番号を示すバーコード、ICタグ、非接触型ICカード、磁気カードなどを採用することができる。本実施形態では、顧客情報記録手段41は、顧客情報としての会員番号を示すバーコードなどを印刷した用紙にラミネート加工を施した物である。
図7は伝票42の一例を示す図である。
クリーニングバッグには、伝票42、クリーニング料金表を示すプライスリスト、受付票などが収容される。伝票42には、伝票番号、伝票番号を示すバーコードなどが記載されている。受付票には、顧客の氏名、洗濯物の品名や点数などの事項を記入する記入欄が設けられている。発送キットとして伝票42、プライスリスト、受付票などがクリーニングバッグに収容される。
図8はロッカー装置3の電気的なブロック図である。
ロッカー装置3は、制御部31(CPU)、通信部32、記憶部33(メモリ)、入力部34、表示部35、音声出力部36、ICカードリーダ・ライタ装置37、バーコード読取装置などの読取部38、プリンタ39、錠装置310などを有する。ロッカー装置3の各構成要素はバスなどの通信線により接続されている。
制御部31は、ロッカー装置3の各構成要素を統括的に制御する。制御部31は、記憶部33に記憶されている制御プログラムを実行することにより、本発明に係る機能をロッカー装置3に実現させる。制御部31は、例えば、通信部32を介して受信した顧客用端末装置5の電話番号と、記憶部33に記憶されている顧客情報の電話番号などに基づいて、電話番号に関連付けられたロッカー(ロッカーボックス)の扉を開錠する返却ロッカー開錠指示手段を有する。
通信部32は、制御部31の制御により、通信路を介してサーバ装置や顧客用端末装置などとデータ通信を行う。記憶部33は、RAM、ROMなどの半導体記憶装置、ハードディスクドライブなどの磁気記憶装置などで構成されている。記憶部33は、制御プログラム、各種データを記憶する。入力部34は、タッチパネル装置やキーボードなどの入力装置であり、入力信号を制御部31に出力する。表示部35は、制御部31の制御により、クリーニング商品の預け入れや受け取りに関する各種画像などを表示する。
音声出力部36は、スピーカ装置、増幅回路などを有し、制御部31の制御により、クリーニング商品の預け入れや受け取りに関する発音を行う。ICカードリーダ・ライタ装置37は、制御部31の制御により、電子マネーカードなどのデータの読み取り、データの書き込みを行う。バーコード読取装置などの読取部38は、バーコードなどで示される会員番号や伝票番号などを読み取り、制御部31に出力する。プリンタ39は、制御部31の制御により、クリーニング商品の預け入れ時、受け取り時などに、各種印刷物を発行する。錠装置310は、制御部31の制御により、ロッカーボックスの扉の施錠および開錠を行う。
図9は顧客用端末装置5(携帯端末)の電気的なブロック図である。
顧客用端末装置5は、制御部51(CPU)、通信部52、記憶部53(メモリ)、入力部54、表示部55、音声入出力部56などを有する。顧客用端末装置5の各構成要素はバスなどの通信線により接続されている。
制御部51は、顧客用端末装置5の各構成要素を統括的に制御する。制御部51は、記憶部53に記憶されている制御プログラムを実行することにより、本発明に係る機能を顧客用端末装置5に実現させる。
通信部52は、制御部51の制御により、通信路を介してサーバ装置やロッカー装置などとデータ通信を行う。記憶部53は、RAM、ROMなどの半導体記憶装置などにより構成されている。記憶部53は、制御プログラム、各種データ、電話番号などを記憶する。入力部54は、タッチパネル装置やキーボードなどの入力装置であり、入力信号を制御部51に出力する。表示部55は、制御部31の制御により、各種画像などを表示する。音声入出力部56は、マイク、スピーカ装置、増幅回路などを有する。
図10はPOSレジスタ2の電気的なブロック図である。
POSレジスタ2は、制御部21(CPU)、通信部22、記憶部23(メモリ)、入力部24、表示部25、音声出力部26、読取部28、プリンタ29などを有する。POSレジスタ2の各構成要素はバスなどの通信線により接続されている。
制御部21は、POSレジスタ2の各構成要素を統括的に制御する。制御部21は、記憶部23に記憶されている制御プログラムを実行することにより、本発明に係る機能をPOSレジスタ2に実現させる。
通信部22は、制御部21の制御により、通信路を介してサーバ装置などとデータ通信を行う。記憶部23は、RAM、ROMなどの半導体記憶装置、ハードディスクドライブなどの磁気記憶装置などで構成されている。記憶部23は、制御プログラム、各種データを記憶する。入力部24は、タッチパネル装置やキーボードなどの入力装置であり、入力信号を制御部21に出力する。表示部25は、制御部21の制御により、各種画像などを表示する。音声出力部26は、スピーカ装置、増幅回路などを有する。読取部28は、バーコードリーダー、ICカードリーダ・ライタ装置、スキャナ装置などであり、顧客情報などを読み取り、読み取ったデータを制御部21に送信する。プリンタ29は、制御部21の制御により、伝票などの各種印刷物を発行する。
制御部21は、クリーニング商品を収容可能なクリーニングバッグに設けられる顧客情報記録手段(用紙、ICタグなど)に、顧客情報(バーコード等)を記録するクリーニングバッグ顧客情報関連付け手段を有する。
また、制御部21は、顧客情報、クリーニングバッグに収容されたクリーニング商品に関するクリーニング情報(色、柄、破れ、汚れなど)をサーバ装置の記憶手段(記憶部)に登録する登録手段を有する。
また、制御部21は、クリーニング情報に基づいてクリーニング料金を算出するクリーニング料金算出手段を有する。
図11はサーバ装置1の電気的なブロック図である。
サーバ装置1は、制御部11(CPU)、通信部12、記憶部13(メモリ)、入力部14、表示部15、音声出力部16などを有する。サーバ装置1の各構成要素はバスなどの通信線により接続されている。
制御部11は、サーバ装置1の各構成要素を統括的に制御する。制御部11は、記憶部13に記憶されている制御プログラムを実行することにより、本発明に係る機能をコンピュータであるサーバ装置1に実現させる。
通信部12は、制御部11の制御により、通信路を介してロッカー装置、POSレジスタ、顧客用端末装置などとデータ通信を行う。記憶部13は、RAM、ROMなどの半導体記憶装置、ハードディスクドライブなどの磁気記憶装置などで構成されている。記憶部13は、制御プログラム、各種データを記憶する。入力部14は、タッチパネル装置やキーボードなどの入力装置であり、入力信号を制御部11に出力する。表示部15は、制御部11の制御により、各種画像などを表示する。音声出力部16は、スピーカ装置、増幅回路などを有する。
図12はサーバ装置の制御部11の機能ブロックの一例を示す図である。
サーバ装置1の制御部11は、顧客用端末装置5からの信号に基づいて、少なくとも顧客の識別番号、電話番号、通知先情報(メールアドレス等)を含む顧客情報を記憶手段(記憶部13)に登録する顧客情報登録手段を有する。
また、制御部11は、ロッカー装置3の所定位置(ロッカーボックスの位置)に収容されたクリーニングバッグの収容位置を示す収容先情報(ロッカー位置情報)を、顧客情報に含まれる通知先情報に示される通知先に、メールなどで通知する処理を行う第1の通知手段を有する。
また、制御部11は、POSレジスタ2のクリーニング料金算出手段により算出されたクリーニング料金を顧客情報に含まれる通知先情報に示される通知先に通知を行う第2の通知手段を有する。
また、制御部11は、顧客用端末装置からの信号に基づいて、クリーニング料金の支払い方法を確定させる処理を行う支払い方法確定手段を有する。
また、制御部11は、顧客用端末装置からの信号に基づいて、クリーニング料金の支払いのキャンセル処理手段を有する。キャンセル処理手段としては、全部キャンセル処理、一部キャンセル処理などを有する。
図13はクリーニング商品管理システムで用いられるデータの一例を示す図である。詳細には、図13(a)はサーバ装置の記憶部に形成される記憶領域の一例を示す概略図、図13(b)は登録ユーザ情報(一部)の一例を示す概略図、図13(c)は利用履歴情報の一例を示した概略図、図13(d)は受付返却情報の一例を示す概略図である。
図13(a)に示したように、サーバ装置の記憶部は、各顧客(登録ユーザ)に関する情報を蓄積する登録ユーザ情報領域と、クリーニング商品の受付から返却までの間に使用される受付返却情報を蓄積する受付返却情報領域と、ロッカー装置の情報を蓄積するロッカー情報領域を有する。
図13(b)に示したように、顧客情報としての登録ユーザ情報は、顧客によりWEBページを介して入力された情報に基づいてWEBサーバ1Bにより作成され、登録ユーザ情報領域に保存される。
登録ユーザ情報は、少なくとも顧客が使用する顧客用端末装置の電話番号(携帯電話番号)、各顧客を識別するためのUID(ユーザID)、各顧客用のWEBページ(マイページ)へ顧客がアクセスする際に用いるPW(パスワード)、住所、氏名、メールアドレス(通知先情報)、利用場所情報(登録したロッカー装置の識別番号)、および、利用履歴情報(#1〜#M)などを有する。
電話番号(携帯電話番号)は、顧客がロッカー装置にクリーニング商品を預け入れる時、および、ロッカー装置からクリーニング商品を受け取る時に、顧客を認証するための情報として用いられる。
利用場所情報は、ロッカー装置の識別情報である。登録ユーザ情報に含まれる利用場所情報は、顧客がクリーニング商品をロッカー装置に預け入れる際、または、ロッカー装置からクリーニング商品を受け取る際に利用するロッカー装置の識別情報を示す。
図13(c)に示した利用履歴情報は、サーバ装置により作成され、記憶部に記憶される。利用履歴情報は、顧客が利用した日時を示す利用日時、返却時に顧客が利用することを希望したロッカー装置の識別情報である返却時利用場所情報、および、複数の品目・数量情報などを有する。品目・数量情報(品目・数量#1〜#K)は、顧客がクリーニングバッグに収容した品物のそれぞれの品目と、その品目に含まれる品物の数を示す情報である。
図13(d)に示した受付返却情報は、サーバ装置により作成され、記憶部の受付返却情報領域に保存される。受付返却情報は、クリーニング工場のPOSレジスタでクリーニングバッグを受け付けた際に付与される受付番号、クリーニングバッグを借り受けている顧客のUID、顧客が指定した支払種別(クレジットカード払い、電子マネー払いなど)、顧客に請求するクリーニング代金等の請求金額、顧客に返却するクリーニング商品を収容するロッカー装置の識別情報である返却時利用場所情報、ロッカー装置においてクリーニング商品を収容するロッカーボックスの番号を示す返却ロッカー番号、顧客にクリーニング商品を返却する日の初日をあらわす納品日、および、顧客によりロッカー装置からクリーニング商品を受け取られた旨を記憶するための完了フラグなどを有する。
図14はクリーニング商品管理システムで用いられるデータの一例を示す図である。詳細には、図14(a)はロッカー装置の管理情報の一例を示す概略図であり、図14(b)はロッカー利用情報の一例を示す概略図である。
図14(a)に示したロッカー装置の管理情報は、各ロッカー装置について、サーバ装置により作成され、サーバ装置の記憶部のロッカー情報領域に保存される。
ロッカー装置の管理情報は、例えば、ロッカー装置の識別番号(利用場所情報)と、ロッカー装置の返却用のロッカーボックスについて、利用されているか否かを示すロッカー利用情報を有する。
ロッカー利用情報は、例えば、このロッカー利用情報に対応するロッカーボックスの番号を示すロッカー番号、そのロッカーボックスの使用または不使用を表す利用フラグ、および、そのロッカーボックスを利用している顧客を示すUIDを有する。
図15は、ロッカー装置の登録情報の一例を示す概略図である。ロッカー装置の登録情報は、各ロッカー装置の記憶部などに記憶されている。ロッカー装置の登録情報は、ロッカー装置の識別情報(利用場所情報など)と、顧客用端末装置の電話番号(携帯電話番号)を有する。この電話番号は、会員登録の際に顧客により入力された情報であり、サーバ装置からロッカー装置の記憶部に記憶されたものである。
図16はクリーニング商品管理システムで用いられるデータ一例を示す概略図である。詳細には、図16(a)はPOSレジスタで入力されるデータの一例を示す図、図16(b)はデータセットに含まれる個別品物情報の一例を示す図である。
図16(a)に示したデータは、受付番号、クリーニングバッグに収容されていたクリーニング商品(品物)の個数、各クリーニング商品(品物)についての個別品物情報、及び、各クリーニング商品に対するクリーニング料金(請求額)の合計を示す合計金額などを有する。
個別品物情報は、図16(b)に示したように、各クリーニング商品に付与されるタグ番号、クリーニング商品の種類、クリーニング料金である請求金額(金額)を有する。個別品物情報の各要素は、クリーニング業者によりPOSレジスタに入力される。
<第1実施例>
クリーニング商品管理システムの動作の一例を上記図面や図17などを参照して説明する。図17は本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS101において、顧客50は、顧客用端末装置5(携帯端末やPCなど)によりWEBサーバ1Bにより提供されるWEBページ(マイページなど)にアクセスして、会員登録を行う。WEBサーバ1Bは、パソコン用WEBページ、スマートフォン用WEBページ、フューチャーフォン(携帯電話)用WEBページなどのWEBページを、顧客用端末装置5に応じて提供する。
会員登録の際、顧客用端末装置から顧客情報として、顧客の氏名、電話番号(携帯電話番号)や通知先のメールアドレスなどが、サーバ装置1の記憶部に登録される。電話番号などの顧客情報は、サーバ装置1からPOSレジスタやロッカー装置に送信され、それぞれの記憶部に記憶される。
ステップS102において、サーバ装置1は、顧客情報をクリーニング工場のPOSレジスタへ送信する。クリーニング業者の操作によりPOSレジスタ2は、用紙などに顧客情報を記録して顧客情報記録手段を生成する。また、POSレジスタ2は、伝票などをプリンタにより発行する。プライスリスト、受付票、伝票、顧客情報記録手段を設けたクリーニングバッグ4は、ロッカー装置3に配送される。専用キットは、クリーニングバッグ4、プライスリスト、受付票、伝票、顧客情報記録手段などにより構成される。
サーバ装置1は、顧客用端末装置5へ、ロッカー装置3のクリーニングバッグ4の収容位置を示す情報を、登録された顧客用端末装置5のメールアドレス宛にメールなどで送信する。顧客50は、通知されたロッカー装置3に収容されたクリーニングバッグなどを受け取る。
ステップS103において、クリーニング商品(洗濯物)をロッカー装置3に預け入れる場合、顧客は、ロッカー装置3の表示部に表示される所定の電話番号に、顧客用端末装置5(携帯端末)により電話し、受付を行う。受付を行った場合、ロッカー装置3の投入口の開閉機構が解除されて、預け入れ可能な状態となる。顧客は、ロッカー装置3の投入口から、クリーニング商品(洗濯物)を収容したクリーニングバッグ4を投入して、受付作業を完了する。
ステップS104において、ロッカー装置3内のクリーニングバッグ4は集配車401により集荷され、クリーニング工場200に配達される。
ステップS105において、クリーニング工場200では、クリーニング業者がPOSレジスタによりクリーニングバッグ4内のクリーニング商品に関するデータ入力を行う。POSレジスタ2やサーバ装置1は、POSレジスタ2により入力されたデータに基づいてクリーニング料金を算出して、料金を確定する。
ステップS106において、POSレジスタ2に入力されたデータがサーバ装置1に記憶される。
ステップS107において、サーバ装置1は顧客用端末装置5にクリーニング料金やクリーニング料金の支払い方法に関する通知をメール送信などにより行う。
ステップS108において、顧客は、クリーニング料金の支払い方法などを確定し、顧客用端末装置5からその旨を示すデータをサーバ装置1に送信する。
ステップS109において、POSレジスタ2は、クリーニング料金の支払い方法に関する情報を表示部に表示する。また、サーバ装置1は、支払い選択完了を顧客用端末装置5に通知する。
ステップS110において、クリーニング業者20は、クリーニング商品を洗濯機201などで洗濯し、乾燥機で乾燥させ、仕上がったクリーニング商品を包装する。
ステップS111において、仕上がったクリーニング商品が集配車401によりロッカー装置3の所定のロッカーボックスに収納されて納品される。
ステップS112において、クリーニング商品がロッカー装置3に収納された場合、サーバ装置1は、納品(配達完了)を示す通知をメールなどで顧客の顧客用端末装置5に送信する。
ステップS113において、クリーニング商品(洗濯物)を受け取る場合、顧客50は、ロッカー装置3の画面に表示される所定の電話番号に、顧客用端末装置5(携帯端末)により電話し、ロッカーボックスの開錠作業を行う。ロッカー装置3の所定のロッカーボックスの開閉機構が解除されて、クリーニングバッグを取り出して、クリーニング商品を受け取る。
<第2実施例>
次に、クリーニング商品管理システムの会員登録などの動作の一例について、上記図面や図18などを参照しながら説明する。図18はクリーニング商品管理システムの会員登録などの動作の一例を説明するための図である。
ステップS1において、顧客用端末装置5は、サーバ装置1に対して、会員登録を行うための本登録メールを要求する信号をサーバ装置1に送信する。サーバ装置1は、その要求に応じて、会員登録用のURL(Uniform Resource Locator)を有するメールを顧客用端末装置5に送信する。
ステップS2において、顧客用端末装置5は、そのメールを受信した場合、顧客50の操作により、ブラウザなどの閲覧プログラムを実行して、メールに記載のURLに示されるWEBサーバ1Bの提供する会員登録用のWEBページにアクセスする。
ステップS3において、顧客用端末装置5では、顧客50の入力部の操作により、顧客のID、パスワード、氏名、住所、誕生日、性別、携帯電話番号(電話番号)が入力される。この場合、複数の携帯電話番号を入力可能である。
ステップS4において、サーバ装置1は、顧客用端末装置5から確定ボタンの操作を示す信号を検知した場合、顧客用端末装置5から入力されたデータである顧客のID、パスワード、氏名、住所、誕生日、性別、携帯電話番号(電話番号)のチェックを行い、エラーの場合、ステップS3の処理に進み、チェックの結果、エラーなどなくデータを確定した場合、ステップS5の処理に進む。
ステップS5において、サーバ装置1の制御部11は、顧客用端末装置5により入力されたデータに基づいて、会員登録処理を行い、記憶部13に記憶する。サーバ装置1は、会員登録された顧客用のWEBページ(マイページ)を作成し、そのWEBページ(マイページ)のURLを有する会員登録完了メールを、顧客用端末装置5宛に送信する。
ステップS10において、顧客用端末装置5は、サーバ装置1から会員登録完了メールを受信した場合、顧客50による入力部の操作に応じて、メールに記載のURLにブラウザ(WEBページ閲覧プログラムなど)により、サーバ装置1により提供されるWEBページ(マイページ)にアクセスする。
サーバ装置1のWEBサーバ1Bは、要求元の顧客用端末装置5にWEBページ(マイページ)を提供する。
ステップS11において、サーバ装置1のWEBサーバ1Bは、ログイン画面を顧客用端末装置5の表示部に表示させる。
ステップS12において、サーバ装置1の制御部11は、顧客用端末装置5から入力されたログインID、パスワードに基づいて認証処理を行い、認証失敗の場合、ステップS11の処理に進み、認証成功の場合、ステップS14の処理に進み、パスワードなどを忘れたことを示す信号を受信した場合、ステップS13の処理に進む。
ステップS13において、サーバ装置1は、顧客用端末装置5に対してパスワード再設定処理を行い、ステップS12の処理に進む。
ステップS14において、サーバ装置1は、認証後、顧客用WEBページのトップ画面(TOP画面)を要求元の顧客用端末装置5に提供する。TOP画面には、「顧客情報の変更」、「退会手続き」、「受付履歴の確認(受付履歴確認)」、などのメニューが表示されている。サーバ装置1は、顧客用端末装置5から「顧客情報の変更」を選択したことを示す信号を受信した場合、ステップS15の処理に進み、「退会手続き」を選択したことを示す信号を受信した場合、ステップS20の処理に進み、「受付履歴の確認」を選択したステップS33の処理に進む。
ステップS15において、サーバ装置1は、顧客用端末装置5からの信号に基づいて、顧客情報のパスワード、名前、住所、電話番号などの変更を示す信号を検知した場合、その情報の変更を確定して(ステップS16)、ステップS14の処理に進み、顧客情報の利用ロッカーの変更を示す信号を検知した場合、ステップS17の処理に進む。
ステップS17において、サーバ装置1は、顧客用端末装置5からの信号に基づいて、所望のロッカー装置への変更を受信する。
ステップS18において、サーバ装置1は、顧客用端末装置5からの送信されたロッカー装置に変更可能か否かを判別する。サーバ装置1の制御部11は、ロッカー装置の利用制限の有無(預かりステータスのありなし)などに基づいて、そのロッカー装置に変更可能か否かの判別を行う。利用制限未達(預かりステータスなし)の場合、サーバ装置1の制御部11は、ステップS16の処理に進み、所望のロッカー装置への変更を確定する。利用制限(預かりステータスあり)の場合、サーバ装置1の制御部11は、ステップS19の処理に進み、変更不可である旨を示す画面を顧客用端末装置5の表示部に表示させて、ステップS14の処理に進む。
ステップS20において、サーバ装置1の制御部11は、顧客用端末装置5からの信号に基づいて退会処理を行うか否かを判別し、退会処理を行わない場合、ステップS14の処理に進み、退会処理を行う場合、ステップS21の処理に進み、退会処理を行うための確認画面を顧客用端末装置5に表示させ(ステップS21)、所定の退会処理を行い(ステップS22)、ステップS43の処理に進み、退会処理を完了したことを示すメールなどの通知を顧客用端末装置5に送信する。
ステップS33において、サーバ装置1は、受付履歴の確認画面を、顧客用端末装置5の表示部に表示させる処理を行い、ステップS34の処理に進む。受付履歴の確認画面には、利用ロッカー装置、受付番号、クリーニング商品の品名、値段、決済手段、品物のコメント、ステータスなどが表示される。
尚、顧客用端末装置5が決済選択メールを受信し(ステップS31)、決済選択メールに記載の受付履歴の確認画面を示すURLにアクセスした場合(ステップS32)、サーバ装置1の制御部11はステップS33の処理に進んでもよい。
ステップS34において、サーバ装置1の制御部11は、顧客用端末装置5からの信号に基づいて、決済に関して支払いを行うかキャンセルするかを判別し、キャンセルする場合、ステップS51の処理に進み、支払いを行う場合、ステップS35の処理に進む。
ステップS35において、顧客用端末装置5により電子マネーによる支払い、または、クレジットカードによる支払いを選択すると、サーバ装置1の制御部11は、電子マネーによる支払いの場合、顧客用端末装置5からの信号に基づいて電子マネーの種類を選択し(ステップS36)、それを確定すると(ステップS37)、所定の電子マネーによる支払いを選択した旨を示すメールを、顧客用端末装置5宛に送信する(ステップS43)。
また、ステップS35において、顧客用端末装置5によりクレジットカードによる支払いを選択した場合、サーバ装置1の制御部11は、新規のクレジットカードによる支払いなのか、2回目以降のクレジットカードによる支払いなのかを判別し(ステップS38)、2回目以降のクレジットカード払いの場合、ステップS41の処理に進み、新規の支払いの場合、クレジットカード番号などの入力(ステップS39)、確定ボタンの検知(ステップS40)の後、クレジット会社に照会する(ステップS41)。入力されたクレジットカード番号などの信用が確認できない場合、ステップS34の処理に進み、入力されたクレジットカード番号などの信用が確認できた場合、顧客用端末装置5による完了ボタンの操作を検知した後(ステップS42)、サーバ装置1の制御部11は、その旨を顧客用端末装置5に送信する処理を行う。
ステップS51において、決済のキャンセルに関し、顧客用端末装置5によりクリーニング商品の全部についてキャンセルを示す信号を受信した場合、サーバ装置1の制御部11は、POSレジスタ2に上記顧客のクリーニング商品の全品についてキャンセルを示す信号を送信し、ステップS53の処理に進み、複数のクリーニング商品のうち一部分のクリーニング商品についてのみキャンセルを示す信号を受信した場合、ステップS52の処理に進む。
ステップS52の処理において、顧客用端末装置5から、複数のクリーニング商品のうちキャンセルされた一部分のクリーニング商品を示す信号を受信した場合、サーバ装置1の制御部11は、その旨をPOSレジスタ2に送信する。
POSレジスタ2の制御部21は、キャンセルされたクリーニング商品に関するクリーニング処理をキャンセルし、キャンセルしたクリーニング商品のリスト、クリーニングするクリーニング商品のリストを作成して、それをサーバ装置1に送信する。ステップS53の処理に進む。
ステップS53において、サーバ装置1は、上記顧客のクリーニング商品の全部または一部分についてキャンセル処理を確定し、その旨を示す通知をメールなどにより顧客用端末装置5へ送信する。
複数のクリーニング商品のうち一部分キャンセルした場合、ステップS34の処理に進み、再度、クリーニング商品に関する決済処理を行う。
こうすることで、複数のクリーニング商品のうち一部分キャンセルされた場合であっても、簡単な処理により、キャンセルされた物以外のクリーニング商品について確実に決済処理を行うことができる。
<第3実施例>
次に、クリーニング商品管理システムの入会処理(会員登録処理)の動作の一例について上記図面や図19などを参照しながら説明する。図19はクリーニング商品管理システムの入会処理(会員登録処理)の一例を説明するための図である。
ステップS201において、顧客用端末装置5の制御部51は、顧客による入力部の操作に応じて、WEBサーバ1Bにアクセスして、WEBページのトップ画面(TOP画面)を表示部に表示する。
ステップS202において、顧客用端末装置5の制御部51は、顧客による入力部54の操作に応じて、最寄りのロッカー装置を選択し、その選択したロッカー装置を示す信号をサーバ装置1に送信する。
ステップS203において、サーバ装置1は、そのロッカー装置を示す信号を受信した場合、利用可能か否かを判別し、その結果を顧客用端末装置5に送信する。
顧客用端末装置5の制御部51は、サーバ装置1から受信した結果に基づいて、利用可能なロッカー装置である場合、ステップS204の処理に進み、利用不可能なロッカー装置である場合、ステップS201の処理に進み、再度、ロッカー装置を選択し直す。
ステップS204において、顧客用端末装置5は、サーバ装置1からの信号に基づいて、利用料金の確認、利用規約、個人情報の取り扱い、などに関して表示部に表示する。
ステップS205において、顧客用端末装置5の制御部51は、入力部54からの信号に基づいて、ステップS204により表示された事項に関し、同意した旨を示す操作を検知した場合、ステップS206の処理に進み、それ以外の場合、会員登録できない旨を表示部55に表示させて、ステップS201の処理に進む。
ステップS206において、サーバ装置1は、上記同意した旨を示す操作を検知した場合、顧客用端末装置5の表示部55に、空メールの送信画面を表示させる。顧客用端末装置5の制御部51は、入力部54からの信号に応じて、顧客用端末装置5のメールアドレスを有する空メールをサーバ装置1に送信する。
ステップS207において、サーバ装置1の本部管理サーバ1Aは、顧客用端末装置5からメールを受信した場合、会員手続き用のWEBページのURLを有する本登録メールを要求元の顧客用端末装置5に送信する(ステップS208)。
ステップS209において、顧客用端末装置5は、本登録メールを受信した場合、表示部55に表示する。
ステップS210において、顧客用端末装置5の制御部51は、顧客50による入力部54の操作に応じて、本登録メールに記載のURLに示されるWEBサーバ1Bにアクセスしてブラウザ(閲覧プログラム)により、WEBページを表示部55に表示させる。
ステップS211において、WEBサーバ1Bは、ログインID、パスワード、氏名、カナ氏名、性別、生年月日、郵便番号、住所、一つまたは複数の電話番号(携帯電話番号)などの必要事項を入力させる画面を顧客用端末装置5の表示部に表示させる。ログインIDは、例えば、顧客用端末装置5のメールアドレスなどに規定される。
顧客用端末装置5の制御部51は、顧客による入力部54の操作に応じて、上記必要事項を入力し、それを顧客情報としてサーバ装置1のWEBサーバ1Bに送信する(ステップS212)。
ステップS213において、顧客用端末装置5から送信された顧客情報がWEBサーバ1Bで受信された場合、WEBサーバ1Bは顧客情報を本部管理サーバ1Aに送信する。
ステップS214において、本部管理サーバ1Aは、顧客情報を会員番号と関連付けて記憶部に記憶し、本登録完了メールを顧客用端末装置5に送信する。本部管理サーバ1Aは、会員番号を自動で採番する。
ステップS215において、顧客用端末装置5は、本登録完了メールを受信する。
ステップS216において、本部管理サーバ1Aは顧客情報をPOSレジスタ2に送信し、POSレジスタ2は記憶部23に顧客情報を記憶する。
ステップS217において、POSレジスタ2は、顧客情報を受信し、記憶部23に記憶する。POSレジスタ2の制御部21は、クリーニング業者20による入力部24の操作に応じて、新規入会した顧客のリストのうち、未発行分または全顧客のリスト(全明細)を選択する。
ステップS218において、POSレジスタ2の制御部21は、新規入会した顧客のリストのうち選択された未発行分または全顧客のリストをプリンタ29より用紙などに印刷する。用紙には、顧客情報として会員番号、会員番号を示すバーコードなどが印字される。
本実施形態では、会員番号やバーコードなどの顧客情報を印刷した用紙を顧客情報記録手段41とする。この顧客情報を印字した用紙にラミネート加工を施して、クリーニングバッグ4に装着する。クリーニングバッグ4は顧客毎に割り当てられる。このクリーニングバッグ4は非浸透性の材料により構成されることが好ましい。尚、クリーニングバッグ4に非浸透性の表面加工を施してもよい。
ステップS219において、POSレジスタ2の読取部28により、バーコードなどにより示される顧客情報を読み取る(バーコードスキャン)。
ステップS220において、POSレジスタ2の読取部28により、顧客情報記録手段41の顧客情報を読み取ることで、クリーニングバッグ4を受付けたものとする。
つまり、上述したように、POSレジスタ2は、クリーニング商品を収容可能なクリーニングバッグに設けられる顧客情報記録手段(用紙、ICタグなど)に、前記顧客情報(バーコード等)を記録するクリーニングバッグ顧客情報関連付け手段を有する。
ステップS221において、POSレジスタ2の制御部21は、プリンタ29から伝票を出力する処理を行う。伝票、プライスリスト、受付票などは、クリーニングバッグ4に収容される。
ステップS222において、POSレジスタ2の制御部21は、その日の受付け終了時に、閉店処理を行う。詳細には、POSレジスタ2は、会員番号などの会員情報、伝票番号、決済番号などをサーバ装置1に送信する。
ステップS223において、サーバ装置1は、POSレジスタ2から会員番号などの会員情報、伝票番号、決済番号などを受信する。
サーバ装置1のロッカーサーバ1Cは、会員番号の会員情報をロッカー装置3に送信する(ステップS224)。ロッカー装置3は会員番号の会員情報を受信し、記憶部33に記憶する(ステップS225)。
また、サーバ装置1のロッカーサーバ1Cは、伝票番号をロッカー装置3に送信する(ステップS226)。ロッカー装置3は伝票番号を受信し、記憶部33に記憶する(ステップS227)。
そして、クリーニングバッグ4が集配車401によりロッカー装置3に配達される。
例えば、集配業者などの識別カード(磁気カードやICカードなど)により、ロッカー装置3にて集配業者の認証が行われる。
集配業者は、ロッカー装置のタッチパネルなどの入力部を操作し、所定のロッカーボックスの番号や位置などを指定し、クリーニングバッグ4に収容されている伝票の伝票番号を示すバーコードを読取部38により読み取らせ、所定のロッカーボックスにクリーニングバッグ4を収容する。
尚、伝票の伝票番号を読取部38によりスキャンし、ロッカー装置3の記憶部33に対応する伝票に関する情報や顧客情報などが記憶されていない場合、サーバ装置1にアクセスして、スキャンされた伝票に関する情報や対応する顧客情報などを取得して記憶部33に記憶する。
そして、ロッカー装置3は、伝票の伝票番号、ロッカー装置の識別番号(識別情報)、ロッカーボックス番号、配達日時情報などをサーバ装置1に送信する。
サーバ装置1は、利用者名(顧客氏名)受付日、ロッカー名(ロッカー装置の識別情報など)、保管期間などを記した配達完了メールを、顧客用端末装置5に送信する
顧客用端末装置5で配達完了メールを受信した後、顧客50はロッカー装置3に収容されているクリーニングバッグ4を受け取る。そして、顧客50は、ロッカー装置3の入力部34を操作して、受け取りモードに設定する。ロッカー装置3は、予め規定された電話番号を表示部35に表示する。顧客50は、表示部35に表示された電話番号に、顧客用端末装置5により電話発信を行う。ロッカー装置3は、規定された電話番号で顧客用端末装置5からの電話を受信した場合、顧客用端末装置5の電話番号と、記憶部33に登録されている顧客の電話番号の一致を条件に、その顧客用のクリーニングバッグを収容しているロッカーボックスを開錠する。顧客はロッカーボックスからクリーニングバッグを取り出す。
<預入処理>
次に、クリーニング商品管理システムの預入処理の動作の一例について上記図面や図20などを参照しながら説明する。図20はクリーニング商品管理システムの預入処理の一例を説明するための図である。
顧客50は、クリーニングバッグ4に洗濯物などのクリーニング商品を収容する。受付け可能なクリーニング商品は、メニューリストなどに記載されている物に限られる。
顧客50は、受付票に、氏名、登録電話番号、クリーニング商品名、色、柄、付属品、クリーニング商品に施したい加工方法の名称、クリーニング商品に施されている加工方法の名称、など記入し、クリーニングバッグ4に収容する。
顧客50は、ロッカー装置3の入力部34を操作して、ロッカー装置3を預け入れモードに設定する。
ステップS301において、ロッカー装置3は、預け入れモードに設定された場合、ロッカー装置3に預入用の空きスペースがあるか否かを判別し、満タン(空きのない状態)の場合、ステップS303の処理に進み、預入不可である旨を表示部35に表示し(ステップS303)、満タンである旨をロッカーサーバ1Cに送信し(ステップS111)、ステップS301の処理に進む。
ロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3から満タンである旨を示す信号を受信した場合(ステップS313)、本部管理サーバ1Aにその旨を示す信号を送信する。本部管理サーバ1Aはロッカーサーバ1Cからその信号を受信した場合、POSレジスタ2に、ロッカー装置3の満タン状態を示す通知を行う(ステップS314)。POSレジスタ2は本部管理サーバ1Aからその通知を受信した場合、ロッカー装置3の満タン状態である旨を表示部に表示する(ステップS315)。
ステップS302において、ロッカー装置3は、預入用の空きスペースを確認した場合、ロッカー装置3は、予め規定された電話番号を表示部35に表示する。顧客50は、表示部35に表示された電話番号に顧客用端末装置5により電話発信を行う。ロッカー装置3は、規定された電話番号で顧客用端末装置5からの電話を受信した場合、顧客用端末装置5の電話番号(携帯電話番号)をロッカーサーバ1Cに送信する(ステップS304)。
ステップS305において、ロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3から顧客用端末装置5の電話番号(携帯電話番号)を受信した場合、その電話番号と、記憶部に記憶された会員の電話番号との一致不一致により認証処理を行い(ステップS306)、認証結果を示す信号をロッカー装置3に送信する。
ステップS307において、ロッカー装置3は、ロッカーサーバ1Cからから認証結果を受信し、登録された電話番号でない場合(認証NO)、受付不可である旨を表示部35に表示して、ステップS301の処理に進み、登録された電話番号であると認証した場合、ロッカー装置3の投入扉302を開錠する。顧客50は投入扉302を開状態として、クリーニング商品などを収容したクリーニングバッグ4をロッカー装置3内に投入する。ロッカー装置3は、預け入れを完了したことを示す信号をロッカーサーバ1Cに送信する(ステップS309)。次に、ステップS312の処理に進む。
尚、ロッカー装置3の制御部31が記憶部に記憶している電話番号に基づいて電話番号の認証処理を行ってもよい。
ステップS312において、ロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3から預け入れ完了を示す信号を受信した場合、その旨を示す信号を、本部管理サーバ1Aに送信する。ステップS314の処理に進む。
ステップS314において、本部管理サーバ1Aは、ロッカー装置3から預け入れ完了を示す信号を受信した場合、日付、顧客名などの預入情報をPOSレジスタ2に送信する(ステップS316)。POSレジスタ2は、本部管理サーバ1Aから預入情報を受信して記憶部23に記憶し、表示部25に表示する(ステップS317)。
<回収処理>
次に、クリーニング商品管理システムの回収処理の動作の一例について上記図面や図21などを参照しながら説明する。図20はクリーニング商品管理システムの回収処理の一例を説明するための図である。
集配業者などが集配車401により、ロッカー装置3に収容されたクリーニングバッグ4を定期的、適宜必要に応じて回収して、クリーニングバッグ4をクリーニング工場200へ移送する。
例えば、ロッカー装置3において、クリーニングバッグ4を預け入れできない満タン状態となった場合、POSレジスタ2はサーバ装置1から満タン通知を受信する。
ステップS401において、POSレジスタ2は表示部25にロッカー装置3の満タン状態を示す表示を行う。
ステップS402において、クリーニング業者20、または、クリーニング業者20から連絡を受けた集配業者などが集配車401により、ロッカー装置3に収容されたクリーニングバッグ4を回収する。この場合のロッカー装置3の処理については、上述した処理と同じであるので説明を省略する。
ステップS403において、ロッカー装置3は、クリーニングバッグの回収の完了を示す信号をロッカーサーバ1Cに送信する。
ステップS404において、ロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3から回収完了を示す信号を受信した場合、本部管理サーバ1Aにその旨を示す信号を送信するなどの完了処理を行う。
ステップS405において、本部管理サーバ1Aは、ロッカーサーバ1Cから回収完了を示す信号を受信した場合、POSレジスタ2に回収日時、顧客名などを有する回収情報を送信する。
ステップS406において、POSレジスタ2は、本部管理サーバ1Aから回収情報を受信した場合、回収情報を記憶部23に記憶し、回収情報を表示部25に表示する。
<受付処理>
次に、クリーニング商品管理システムの受付処理の動作の一例について上記図面や図22などを参照しながら説明する。図22はクリーニング商品管理システムの受付処理の一例を説明するための図である。
クリーニング工場200において、クリーニング業者20はクリーニングバッグ4を受け取る。
ステップS501において、POSレジスタ2は、読取部28により、クリーニングバッグ4に設けられた顧客情報記録手段41のバーコードなどを読み取り、会員番号を取得する。
ステップS502において、POSレジスタ2の制御部21は、本部管理サーバ1Aにアクセスして会員番号に対応する顧客情報を呼び出し、顧客情報を取得する。この場合、本部管理サーバ1Aは、POSレジスタ2からの要求に応じて、会員番号に対応する顧客情報をPOSレジスタ2に送信する(ステップS503)。
次に、クリーニング業者は、預かったクリーニング商品と受付票を照らし合わせながら、POSレジスタ2へクリーニング商品に関するデータを入力し、伝票に関するデータを入力する。このクリーニング商品に関するデータは、クリーニング商品の品名、クリーニング料金、色、柄、トラブル(破れ、しみ汚れなど)、などである。
詳細には、POSレジスタ2は、クリーニング業者20の操作に応じて入力部24からクリーニング商品の品名などに関するデータを入力し(ステップS504)、伝票に関するデータを入力する(ステップS505)。
尚、制御部21は、クリーニング料金を、予めクリーニング商品の品名に対応付けられた料金に自動的に設定するように制御してもよい。
ステップS505において、POSレジスタ2は、例えば、閉店時刻などの所定時刻に、その日に受け付けたクリーニング商品に関する全データを本部管理サーバ1Aへ送信するなどの閉店処理を行う。
ステップS506において、本部管理サーバ1Aは、POSレジスタ2から、その日に受け付けたクリーニング商品に関する全データを受信し、記憶部に記憶する処理を行う。
尚、クリーニングバッグの追加注文について受付票に記入があった場合、クリーニング業者20は、上述した新規のクリーニングバッグを作成する手順と同様に、POSレジスタ2を用いて、クリーニングバッグに顧客情報記録手段などを設ける作業を行う。
ステップS507において、本部管理サーバ1Aは、顧客毎にクリーニング料金の支払い方法を選択させる依頼メールを、顧客用端末装置5に送信する。上記依頼メールには、受付日、ロッカー名、クリーニング料金、マイページ(顧客専用のWEBページ)へのリンク先URL、などが記載されている。
ステップS508において、顧客用端末装置5は、本部管理サーバ1Aから上記依頼メールを受信する。
ステップS509において、顧客用端末装置5は、顧客による入力部の操作に応じて、リンク先URLであるサーバ装置1のWEBサーバ1Bにアクセスして、マイページ(WEBページ)を表示部に表示する。WEBサーバ1Bは、お預かりクリーニング商品の内訳一覧、洗濯依頼またはキャンセル、決済方法(支払い方法)の選択画面などを顧客用端末装置5の表示部に表示させる。顧客は洗濯希望のクリーニング商品、支払い方法を選択する。詳細には、顧客用端末装置5は、洗濯希望のクリーニング商品について、クレジットカード払い、又は、電子マネー払いを示す信号をサーバ装置1に送信する。
クレジットカード払いの場合、WEBサーバ1Bは、顧客のクレジットカードに関して信用確認処理を行い、支払い完了処理まで行う。
電子マネー払いの場合、WEBサーバ1Bは、ロッカー装置毎に予め使用可能な電子マネーの種類の一覧を顧客用端末装置5に選択可能に表示させ、顧客により電子マネーの種類を決定させる。
ステップS510において、サーバ装置1は、顧客用端末装置5から決済方法(支払い方法)等に関する信号を受信した場合、その旨を示す信号をPOSレジスタ2に送信する(ステップS511)。POSレジスタ2は、サーバ装置1からその信号を受信した場合、その内容を示す作成指示書を作成して、表示部に表示する処理、プリンタにより作業指示書を作成する処理、などを行う(ステップS512)。
クリーニング業者は、その作業指示書に従ってクリーニング作業を行う。
ステップS513において、サーバ装置1は、顧客用端末装置5から、例えば、クレジットカード払いへ変更するなどの会計区分の変更を示す信号を受信した場合、会計区分自動変更を示す信号をPOSレジスタ2へ送信する。POSレジスタ2は、その信号を受信した場合、表示部などに表示を行い、クリーニング業者に報知する(ステップS514)。
ステップS515において、本部管理サーバ1Aは、顧客から預かったクリーニング商品のキャンセルなどに関する連絡事項をPOSレジスタ2へ送信する。ステップS516の処理に進む。また、本部管理サーバ1Aはロッカーサーバ1Cに伝票番号の送信指示を示す信号を送信する。ロッカーサーバ1Cは、本部管理サーバ1Aからその信号を受信すると、ロッカー装置3に伝票番号を送信する(ステップS520)。ロッカー装置3は、ロッカーサーバ1Cから伝票番号を受信して記憶部に記憶する(ステップS521)。
ステップS516において、POSレジスタ2は、サーバ装置1から、上記連絡事項を受信した場合(ステップS516)、受信した連絡事項に示されたキャンセル状況に応じて自動返品処理を行う(ステップS517)。
詳細には、ステップS517において、全部キャンセルの場合、POSレジスタ2は、洗濯を行わずに返品する返品リストを作成し、表示部に表示する処理やその旨を示す作業指示書をプリンタから出力する(ステップS518)。キャンセルされたクリーニング商品は、ロッカー装置3へ配送される。
一部キャンセルの場合、POSレジスタ2は、キャンセルされたクリーニング商品、洗濯するクリーニング商品を特定し、洗濯するクリーニング商品については、ステップS504の処理に進み、色・柄、トラブルなどの連絡事項の再度受付処理を行い、再度、支払い方法に関する処理を行う。こうすることで、顧客から預かった複数のクリーニング商品のうち一部キャンセルのあった場合であっても、洗濯を行うクリーニング商品を確実に特定して洗濯を行うことができ、不要なトラブルを防止することができる。
POSレジスタ2は、決済方法(支払い方法)の確定したクリーニング商品について、クリーニングを行う旨を記した作業指示書を作成し、表示部に表示する処理、プリンタにより印刷する処理、などを行う。作業指示書には、伝票番号、顧客情報などが表示されている。クリーニング業者は、作業指示書に表示された伝票番号、顧客情報に基づいて、クリーニングバッグを特定し、洗濯機などにより所定のクリーニング作業を行う。
<配達処理>
次に、クリーニング商品管理システムの配達処理の動作の一例について上記図面や図23などを参照しながら説明する。図23はクリーニング商品管理システムの配達処理の一例を説明するための図である。
ステップS601において、POSレジスタ2から出力された伝票やクリーニング商品を収容したクリーニングバッグがクリーニング工場200から集配車401などにより所定のロッカー装置3へ配達される。
集配業者などの識別カード(磁気カードやICカードなど)により、ロッカー装置3にて集配業者の認証が行われる。
集配業者は、ロッカー装置3のタッチパネルなどの入力部を操作し、ロッカー装置3を配達モードに設定する(ステップS602)。集配業者は、所定のロッカーボックスの番号や位置などを指定し、クリーニングバッグ4に収容されている伝票の伝票番号を示すバーコードを読取部38により読み取らせる(ステップS603)。
ステップS603において、ロッカー装置3の制御部31は、読取部38で読み取った伝票番号をサーバ装置1のロッカーサーバ1Cに送信する。
ステップS604において、サーバ装置1のロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3から伝票番号を示す信号を受信した場合、受信された伝票番号と、記憶部に記憶されている伝票番号との一致・不一致を判別し、判別結果をロッカー装置3に送信する(ステップS605)。
ステップS606において、スキャンされた伝票番号がサーバ装置1に存在しなかった場合、ロッカー装置3は、そのクリーニング商品の配達を受け付けることができないと判別し、ロッカーボックスの開錠処理を行わず(ステップS607)、配達処理を終了する。スキャンされた伝票番号がサーバ装置1に存在した場合、ロッカー装置3は、所定のロッカーボックスの扉の開錠処理を行い表示部にその旨を表示する(ステップS608)。集配業者は、そのロッカーボックスにクリーニングバッグ4を収容し、扉を閉める。ロッカー装置3の制御部31は、そのロッカーボックスの施錠を行い、完了通知をサーバ装置1のロッカーサーバ1Cに送信する。
尚、ロッカー装置3は、仕上がり品であるクリーニング商品が比較的大きく、1つのロッカーボックスに収容しきれない場合、複数のロッカーボックスを選択可能に構成されている。その場合、同じ伝票をスキャンして複数のロッカーボックスを選択する。
また、伝票の伝票番号を読取部38によりスキャンし、ロッカー装置3の記憶部33に対応する伝票に関する情報や顧客情報などが記憶されていない場合、ロッカー装置3は、ロッカーサーバ1Cにアクセスして、スキャンされた伝票に関する情報や対応する顧客情報などを取得して記憶部33に記憶する。
ステップS610において、ロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3から完了通知を受信した場合、その旨を示す信号を本部管理サーバ1Aに送信する。本部管理サーバ1Aは、配達完了メールを顧客用端末装置5に送信する。配達完了メールには、顧客名(利用者名)、受付日、ロッカー装置名、ロッカーボックス番号、決済方法(支払方法)決済金額、保管期間などが記載されている。
ステップS612において、顧客用端末装置5は、配達完了メールを受信した場合、その配達完了メールに記載されている内容を表示部55に表示する処理を行う。
<受取処理>
次に、クリーニング商品管理システムの受取処理の動作の一例について上記図面や図24などを参照しながら説明する。図24はクリーニング商品管理システムの受取処理の一例を説明するための図である。
顧客50は、顧客用端末装置5で受信した配達完了メールを見た後、ロッカー装置3に配達されたクリーニング商品を受け取りに行く。尚、本実施形態では、クリーニング商品を預け入れたロッカー装置で、クリーニング商品を受け取るように規定されている。
ステップS701において、ロッカー装置3は、顧客50による入力部34の操作で、受取モードに設定される。ロッカー装置3は、予め規定された電話番号を表示部35に表示する。顧客50は、表示部35に表示された電話番号に顧客用端末装置5により電話発信を行う。ロッカー装置3は、規定された電話番号で顧客用端末装置5からの電話を受信した場合、顧客用端末装置5の電話番号(携帯電話番号)をロッカーサーバ1Cに送信する。
ステップS702において、ロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3から顧客用端末装置5の電話番号(携帯電話番号)を受信した場合、その電話番号と、記憶部に記憶された会員の電話番号との一致不一致により認証処理を行い、認証結果を示す信号をロッカー装置3に送信する(ステップS703)。
ステップS704において、ロッカー装置3は、ロッカーサーバ1Cからから認証結果を受信し、登録された電話番号でない場合(認証NO)、受付不可である旨を表示部35に表示して受取モードを終了し(ステップS705)、登録された電話番号であると認証した場合、ロッカー装置3の所定のロッカーボックスの扉を開錠する。顧客50は扉を開状態として、クリーニング商品などを収容したクリーニングバッグ4を受け取り、扉を閉める。ロッカー装置3は、受取りを完了したことを示す信号をロッカーサーバ1Cに送信し、受取処理を完了する(ステップS706)。ロッカーサーバ1Cは本部管理サーバ1Aに受取処理完了を通知する。
尚、電子マネー払いの場合、ロッカー装置3は、電子マネーによる支払いを終了した後、開錠処理を行い、電子マネーによる支払いを完了したことを示す信号をロッカーサーバ1Cに送信する。ロッカーサーバ1Cは、本部管理サーバ1Aに、その旨を示す信号を送信する。
ステップS707において、本部管理サーバ1Aは、ロッカーサーバ1Cから、電子マネーによる支払いの完了を示す信号をPOSレジスタ2に送信する。POSレジスタ2は、その信号を受信した場合、会計区分自動変更処理において、電子マネーによる支払いの完了を行い、記憶部23に記憶する(ステップS708)。
ステップS709において、本部管理サーバ1Aは、POSレジスタ2に受取処理の終了を通知する。POSレジスタ2は、その通知を受信した場合、受取り処理を完了する(ステップS710)。
<再配達処理>
次に、クリーニング商品管理システムの再配達処理の動作の一例について上記図面や図25,図26などを参照しながら説明する。図25,図26はクリーニング商品管理システムの再配達処理の一例を説明するための図である。
ロッカー装置3に仕上がったクリーニング商品が配達される。
ステップS801において、ロッカー装置3は、所定の保管処理を行う。
ステップS802において、ロッカー装置3は、仕上がったクリーニング商品を保管してから保管期間(例えば、5日間程度)を経過したか否かを判別し、経過していない場合、ステップS801の処理に進み、経過している場合ステップS803の処理に進む。
ステップS803において、ロッカー装置3は、クリーニング商品を保管してから保管期間を経過した旨を表示部に表示する。
ステップS804において、集配業者などは、ロッカー装置3の表示部にその旨を見て、クリーニング商品の保管をキャンセルする操作を行う。詳細には、ロッカー装置3は、入力部からクリーニング商品の保管をキャンセルする操作を検出したか否かを判別し、キャンセルを検出していない場合、ステップS804の処理に進み、キャンセルを検出した場合、ステップS805の処理に進む。
ステップS805において、集配業者などは、保管期間を経過したクリーニング商品を収容したバッグを回収し、回収したことをロッカー装置3に登録する。ロッカー装置3は、クリーニング商品の保管をキャンセルする処理を行い、その旨を示す信号を、サーバ装置1のロッカーサーバ1Cに送信する。
集配業者などは回収したクリーニング商品をクリーニング工場200に移送する。回収されたクリーニング商品は、クリーニング工場200の倉庫などで保管される。
ステップS806において、ロッカーサーバ1Cは、ロッカー装置3からその旨を示す信号を受信した場合、本部管理サーバ1Aに通知する。
ステップS807において、本部管理サーバ1Aは、回収されたクリーニング商品の持ち主である顧客の顧客用端末装置5に、クリーニング商品をロッカー装置3から回収した旨、および、再配達の依頼を促す旨を示すメールを送信する。
ステップS808において、顧客用端末装置5は、本部管理サーバ1Aから送信されたメールを受信し、その旨を表示部に表示する。
ステップS811において、顧客50は、クリーニング商品の再配達を希望する場合、サーバ装置1にその旨を伝える。詳細には、顧客用端末装置5は、WEBサーバ1Bの顧客用のWEBページ(マイページ)にアクセスし、再配達の依頼をサーバ装置1に送信する。
ステップS812において、サーバ装置1の本部管理サーバ1Aは、再配達の依頼を受信した場合、再配達に関する連絡事項をPOSレジスタ2に送信する(ステップS813)。
ステップS814において、POSレジスタ2は、本部管理サーバ1Aから連絡事項を受信した場合、再配達するクリーニング商品に関する受付品リストを作成し(ステップS815)、再配達のための伝票を作成し、プリンタにより伝票を印刷する(ステップS816)。伝票およびクリーニング商品などを収容したクリーニングバッグ4は集配車401などにより、ロッカー装置3に配達される。
図26のステップS817〜ステップS827の処理は、図23のステップS602〜ステップS612と略同様な処理であるので、説明を省略する。
顧客用端末装置5で配達完了メールを受信した場合、顧客はロッカー装置3にクリーニング商品を受け取りに行く。
尚、本実施形態では、サーバ装置1は、当日の閉店処理に関する規定時刻までに、受付処理や配達処理などの所定の処理を行ったものについて、当日の20時などの所定の時刻(最終メール配信時刻)までに各種メールを送信し、それ以降のものについて、翌日の8時などの規定時刻に各種メールを送信する。
また、クリーニング商品管理システムのサーバ装置1は、複数の携帯電話番号(例えば、4つの携帯電話番号)を登録可能とした態様であってもよい。あってもよい。こうすることで、例えば、顧客が登録済みの第1の携帯電話番号を有する顧客用端末装置5にてロッカー装置の開錠処理を行い、クリーニング商品をロッカー装置に預け入れ、顧客の身内などが、登録済みの第2の携帯電話番号を有する顧客用端末装置5にてロッカー装置の開錠処理を行い、クリーニング商品を受け取ることができる。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムは、サーバ装置1と、クリーニング業者用端末装置(POSレジスタ2)とを有する。サーバ装置1と、POSレジスタ2と、ロッカー装置3とが通信路を介して通信可能に接続されている。
サーバ装置1は、顧客用端末装置5からの信号に基づいて、記憶手段としての記憶部13に、顧客の識別番号、電話番号、通知先情報(メールアドレス等)などを含む顧客情報を登録する顧客情報登録手段を有する。
クリーニング業者用端末装置(POSレジスタ2)は、クリーニング商品を収容可能なクリーニングバッグ4に設けられる顧客情報記録手段(用紙、ICタグなど)に、前記顧客情報(バーコード、2次元コード等)を記録するクリーニングバッグ顧客情報関連付け手段を有する。
このため、顧客情報をサーバ装置1の記憶手段に登録した後、POSレジスタ2は、サーバ装置1の記憶部13に記憶されている顧客情報を読み出し、クリーニングバッグ顧客情報関連付け手段により、その顧客情報を顧客情報記録手段41に簡単に記録することができる。
そして、顧客情報記録手段41を備えたクリーニングバッグ4がロッカー装置3の所定位置のロッカーボックスに収容された場合、サーバ装置1の第1の通知手段は、ロッカー装置3の所定位置に収容されたクリーニングバッグ4の収容位置を示す収容先情報(ロッカー装置の位置情報、ロッカーボックス番号など)を、顧客情報に含まれる通知先情報に示される顧客の通知先にメールなどで通知する処理を行う。
こうすることで、顧客用端末装置5は、サーバ装置1から上記通知を受信し、顧客50にその通知を行うことができる。
顧客50は、その通知の収容先情報に示されるロッカー装置3の位置情報やロッカーボックス番号などに基づいて、ロッカー装置3の所定のロッカーボックス番号で示されるロッカーボックスに収容されているクリーニングバッグ4を容易に確実に受け取ることができる。
また、本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムにおいて、クリーニング業者用端末装置としての(POSレジスタ2)は、読取部28により読み取られた顧客情報、入力部24により入力されたクリーニングバッグ4に収容されたクリーニング商品に関するクリーニング情報(色、柄、破れ、汚れなど)を記憶部23に記憶し、サーバ装置1の記憶手段(記憶部13)に登録する登録手段を有する。
こうすることで、POSレジスタ2とサーバ装置1との間で、顧客情報、クリーニングバッグ4に収容されたクリーニング商品に関するクリーニング情報を簡単に同期することができる。
また、本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムにおいて、クリーニング業者用端末装置(POSレジスタ2)は、クリーニング情報に基づいてクリーニング料金を算出するクリーニング料金算出手段を有する。
サーバ装置1は、クリーニング料金算出手段により算出されたクリーニング料金を顧客情報に含まれる通知先情報に示される通知先に通知を行う第2の通知手段と、顧客用端末装置5からの信号に基づいて、クリーニング料金の支払い方法を確定させる処理を行う支払い方法確定手段と、を有する。
こうすることで、サーバ装置1は、POSレジスタ2で算出されたクリーニング料金を通知先の顧客用端末装置5に通知し、顧客用端末装置5からの信号に基づいて支払い方法を確実に確定することができる。
また、本発明の実施形態に係るクリーニング商品管理システムにおいて、ロッカー装置3は、顧客情報の電話番号(顧客用端末装置5の携帯電話番号)を示す情報に基づいて、その電話番号に関連付けられたロッカーの扉を開錠する返却ロッカー開錠指示手段を有する。
こうすることで、登録された携帯電話番号を有する顧客用端末装置5により、ロッカー装置3により指定された電話番号に電話を掛けることで、ロッカー装置3やサーバ装置1にて、顧客用端末装置5の認証が行われ、登録確認の後、ロッカー装置3を開錠することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
また、上述の各図で示した実施形態は、その目的及び構成等に特に矛盾や問題がない限り、互いの記載内容を組み合わせることが可能である。
また、各図の記載内容はそれぞれ独立した実施形態になり得るものであり、本発明の実施形態は各図を組み合わせた一つの実施形態に限定されるものではない。
1…サーバ装置、1A…本部管理サーバ、1B…WEBサーバ、1C…ロッカーサーバ、2…POSレジスタ(クリーニング業者用端末装置)、3…ロッカー装置、4…クリーニングバッグ、5…顧客用端末装置(携帯端末)、6…通信路、10…管理会社、13…記憶部(記憶手段)、20…クリーニング業者、41…顧客情報記録手段、50…顧客、200…クリーニング工場。

Claims (4)

  1. サーバ装置とクリーニング業者用端末装置とを有し、ロッカー装置を介したクリーニング商品の管理を行うクリーニング商品管理システムであって、
    前記サーバ装置、前記クリーニング業者用端末装置、および、前記ロッカー装置が通信路を介して通信可能に接続され、
    前記サーバ装置は、記憶手段と、
    少なくとも顧客の識別番号、電話番号、通知先情報を含む顧客情報を前記記憶手段に登録する顧客情報登録手段と、を有し、
    前記クリーニング業者用端末装置は、クリーニング商品を収容可能なクリーニングバッグに設けられる顧客情報記録手段に、前記顧客情報を記録するクリーニングバッグ顧客情報関連付け手段を有し、
    前記サーバ装置は、前記ロッカー装置の所定位置に収容された前記クリーニングバッグの収容位置を示す収容先情報を、前記顧客情報に含まれる通知先情報に示される通知先に通知を行う第1の通知手段を有することを特徴とする
    クリーニング商品管理システム。
  2. 前記クリーニング業者用端末装置は、前記顧客情報、前記クリーニングバッグに収容されたクリーニング商品に関するクリーニング情報を前記サーバ装置の前記記憶手段に登録する登録手段を有することを特徴とする請求項1に記載のクリーニング商品管理システム。
  3. 前記クリーニング業者用端末装置は、クリーニング情報に基づいてクリーニング料金を算出するクリーニング料金算出手段を有し、
    前記サーバ装置は、前記クリーニング料金算出手段により算出されたクリーニング料金を前記顧客情報に含まれる通知先情報に示される通知先に通知を行う第2の通知手段と、
    前記クリーニング料金の支払い方法を確定させる処理を行う支払い方法確定手段と、を有することを特徴とする請求項2に記載のクリーニング商品管理システム。
  4. 前記ロッカー装置は、前記顧客情報の電話番号を示す情報に基づいて、前記電話番号に関連付けられたロッカーの扉を開錠する返却ロッカー開錠指示手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のクリーニング商品管理システム。
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