JP2015214955A - 内燃機関の燃料供給制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 主燃料及び主燃料の燃焼を補助する副燃料が供給される内燃機関の燃焼効率を向上する内燃機関の燃料供給制御システムを提供する。
【解決手段】 S102において、エンジン10の運転状態に基づいて軽油の噴射条件を決定し、S103において燃焼室の酸素濃度及び温度並びに軽油の噴射条件に基づいて軽油の着火遅れ及び発熱量を算出する。S104において、算出された軽油の発熱量では水素は失火すると判定すると、軽油の噴射量を増やす。S107において、S106において算出される軽油の噴射一回当たりの噴射量ではエンジンの冷却損失を大きくすると判定すると、一回の燃焼サイクルにおける軽油の噴射回数を増やす。S111において、軽油の着火遅れに基づいてS110において算出される軽油の燃焼開始タイミングでは燃焼室の圧力の最大値が閾値圧力を超えると判定すると、軽油の噴射開始タイミングを遅角側に変更する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、内燃機関の燃料供給制御システムに関する。
従来、内燃機関が有する燃焼室における燃焼状態に基づいて燃料を供給する内燃機関の燃料供給制御システムが知られている。例えば、特許文献1には、ディーゼルエンジンにおいて、燃焼室の圧力の変化率や主燃料の燃焼における圧力最大時期と主燃料の燃焼を補助する副燃料の燃焼における圧力最大時期との差などに基づいて主燃料及び副燃料の噴射制御を行う内燃機関の噴射制御システムが記載されている。
特開2004−100566号公報
近年、自己着火性が高い副燃料の燃焼によって自己着火性が低い主燃料の燃焼を補助する内燃機関が知られている。当該内燃機関では、主燃料の燃焼状態が最適となるよう副燃料の供給条件が制御される。しかしながら、自己着火性が高い副燃料は燃焼速度が比較的速いため、副燃料の燃焼と主燃料の燃焼とが並行している燃焼室の燃焼から副燃料の燃焼状態のみを検出することが難しい。このため、燃焼室における燃焼状態を最適し当該内燃機関の燃焼効率を向上するために副燃料の供給条件を制御することは困難である。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、主燃料及び主燃料の燃焼を補助する副燃料が供給される内燃機関の燃焼効率を向上する内燃機関の燃料供給制御システムを提供することである。
本発明は、内燃機関の燃料供給制御システムであって、クランク角検出手段、制御部、発熱量算出手段、燃焼開始タイミング算出手段、発熱量判定手段、供給量判定手段、及び、燃焼開始タイミング判定手段を備える。
クランク角検出手段は、内燃機関のクランクシャフトのクランク角を検出し、検出したクランク角に応じた信号を出力する。制御部は、内燃機関に副燃料を供給する副燃料供給部の作動を制御する。発熱量算出手段は、副燃料の燃焼における発熱量を算出する。燃焼開始タイミング算出手段は、副燃料の燃焼開始タイミングを算出する。
発熱量判定手段は、発熱量算出手段が算出する発熱量が所定の発熱量以上であるか否かを判定する。供給量判定手段は、内燃機関の一回の燃焼サイクルにおける副燃料の全供給量を当該一回の燃焼サイクルにおける副燃料の供給回数で除した供給一回当たりの供給量が所定の供給一回当たりの供給量より小さいか否かを判定する。燃焼開始タイミング判定手段は、燃焼開始タイミング算出手段が算出する副燃料の燃焼開始タイミングが所定のクランク角より遅角側であるか否かを判定する。
本発明の内燃機関の燃料供給制御システムは、内燃機関の一回の燃焼サイクルにおける副燃料の発熱量が所定の発熱量より少ないと発熱量判定手段が判定すると当該発熱量が所定の発熱量以上となるよう副燃料の全供給量を増やし、供給一回当たりの供給量が所定の供給一回当たりの供給量以上であると供給量判定手段が判定すると供給一回当たりの供給量が所定の供給一回当たりの供給量より小さくなるよう内燃機関の一回の燃焼サイクルにおける副燃料の供給回数を増やし、副燃料の燃焼開始タイミングが所定のクランク角より進角側であると燃焼開始タイミング判定手段が判定すると副燃料の燃焼開始タイミングが所定のクランク角より遅角側となるよう副燃料の供給開始タイミングを遅角側に変更することを特徴とする。
本発明の内燃機関の燃料供給制御システムでは、発熱量算出手段によって算出される副燃料の発熱量が所定の発熱量以上であるか否かを発熱量判定手段によって判定し、その判定結果に基づいて副燃料の全供給量を変更する。また、副燃料の全供給量と一回の燃焼サイクルにおける副燃料の供給回数とに基づいて供給一回当たりの供給量が所定の供給一回当たりの供給量以下であるか否かを供給量判定手段が判定し、その判定結果に基づいて内燃機関の一回の燃焼サイクルにおける副燃料の供給回数を変更する。また、燃焼開始タイミング算出手段によって算出される副燃料の燃焼開始タイミングが所定のクランク角より遅角側であるか否かを燃焼開始タイミング判定手段によって判定し、その判定結果に基づいて副燃料の供給開始タイミングを変更する。このように、本発明の内燃機関の燃料供給制御システムでは、算出される副燃料の燃焼開始タイミングと発熱量とに基づいて、副燃料の供給条件を補正する。これにより、主燃料の燃焼状態と副燃料の燃焼状態とを分離して検出することが困難な内燃機関において、副燃料の供給条件を最適化し、燃焼室における燃焼状態を最適化することができる。したがって、本発明の内燃機関の燃料供給制御システムは、燃焼効率を向上することができる。
本発明の一実施形態による内燃機関の燃料供給制御システムが適用されるエンジンシステムの概略構成図である。 副燃料の発熱量と主燃料及び副燃料の合計発熱量との関係を表す特性図である。 本発明の一実施形態による内燃機関の燃料供給制御システムにおける燃料供給制御処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態による内燃機関の燃料供給制御システムにおける副燃料の着火遅れと副燃料の発熱量との関係を示す特性図である。 本発明の一実施形態による内燃機関の燃料供給制御システムにおける副燃料の噴射一回当たりの噴射量と冷却損失との関係を示す特性図である。 本発明の一実施形態による内燃機関の燃料供給制御システムにおける副燃料の燃焼開始タイミングと燃焼室の圧力の最大値との関係を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態による内燃機関の燃料供給制御システムを図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態による「内燃機関の燃料供給制御システム」としての副燃料噴射制御システム1は、車両等に搭載されるエンジンシステム5に適用される。副燃料噴射制御システム1は、「酸素濃度検出手段」としての空気量センサ71、「燃焼室温度検出手段」としての温度センサ72、並びに、「クランク角検出手段」としてのクランク角センサ73、「制御部」、「燃焼開始タイミング算出手段」、「発熱量算出手段」、「遅れ算出手段」、「発熱量判定手段」、「供給量判定手段」、及び、「燃焼開始タイミング判定手段」としての副燃料噴射制御部70などを備える。
副燃料噴射制御システム1が適用されるエンジンシステム5の概略構成について図1を参照して説明する。エンジンシステム5は、「主燃料」として水素を用い、「副燃料」として軽油を用いる「内燃機関」としてのエンジン10が備えられている。エンジン10は、複数の燃焼室11、12、13、14を有する。燃焼室11、12、13、14には、大気から導入される空気などが流れる吸気通路200、及び、排気通路300が連通している。吸気通路200を有する吸気管20と排気通路300を有する排気管30との間には、可変ノズルターボ40が設けられている。なお、図1には、エンジンシステム5における空気、還流排気、燃料などの流れを実線矢印Fで示す。
吸気管20は、エンジン10が有する吸気ポート111、121、131、141と大気とを連通する吸気通路200を形成する。吸気管20には、大気側から、可変ノズルターボ40のコンプレッサ部43、インタークーラ21、流量制御弁22などが設けられている。
吸気管20のコンプレッサ部43が設けられている位置より大気側には低圧排気還流管51が接続する。また、吸気管20の流量制御弁22が設けられている位置よりエンジン10側には高圧排気還流管61が接続する。また、吸気管20の高圧排気還流管61が接続する位置よりエンジン10側には吸気通路200と連通する主燃料通路150を有する主燃料管15が接続する。
インタークーラ21は、吸気通路200を流れる空気及び低圧排気還流管51内を流れる還流排気を冷却する。
流量制御弁22は、吸気通路200を流れる空気及び還流排気の流量を調整する。流量制御弁22は、副燃料噴射制御部70と電気的に接続している。流量制御弁22は、副燃料噴射制御部70に流量制御弁22の開度に応じた信号を出力する。
主燃料管15には、改質器151、流量制御弁152が設けられている。
改質器151は、排気が有する熱を利用して図示しない燃料タンクから供給される有機化合物、例えば、メタノールを改質し、「主燃料」としての水素を生成する。生成された水素は、流量制御弁152によって流量が制御され主燃料通路150を通って吸気通路200を流れる空気及び還流排気に合流する。空気と還流排気と水素との混合気は、吸気ポート111、121、131、141を介して燃焼室11、12、13、14に吸入される。流量制御弁152は、流量制御弁22は、副燃料噴射制御部70と電気的に接続している。
排気管30は、エンジン10が有する排気ポート112、122、132、142と大気とを連通する排気通路300を形成する。排気管30には、エンジン10側から、可変ノズルターボ40のタービン部42、触媒31、可変ノズルターボ40の流量制御弁44、改質器151などが設けられている。
排気管30のエンジン10とタービン部42との間には高圧排気還流管61が接続する。また、排気管30の触媒31と流量制御弁44との間には低圧排気還流管51が接続する。
触媒31は、燃焼室11、12、13、14から排出される排気に含まれる窒素酸化物などの化学物質を分解する。
可変ノズルターボ40は、接続部41、タービン部42、コンプレッサ部43、流量制御弁44などを有する。
接続部41は、タービン部42の図示しないタービンとコンプレッサ部43の図示しないコンプレッサとを連結する図示しないシャフトを回転可能に収容している。シャフトは、排気通路300を流れる排気によって回転するタービンの回転トルクをコンプレッサに伝える。コンプレッサは、シャフトによって伝えられる回転トルクによって回転し、吸気通路200を流れる空気及び還流排気を加圧する。
流量制御弁44は、排気通路300を流れる流量を制御することによってタービンの回転数を制御する。
エンジン10を介することなく吸気管20のコンプレッサ部43より大気側と排気管30のタービン部42より大気側との間を接続する低圧排気還流部50は、低圧排気還流管51、低圧還流排気クーラ52、流量制御弁53などを有する。
低圧排気還流管51は、吸気通路200と排気通路300とを連通する低圧排気通路510を形成する。低圧還流排気クーラ52は、低圧排気通路510を流れる比較的低圧の還流排気を冷却する。流量制御弁53は、低圧排気通路510を流れる還流排気の流量を制御する。流量制御弁53は、副燃料噴射制御部70と電気的に接続している。流量制御弁53は、副燃料噴射制御部70に流量制御弁53の開度に応じた信号を出力する。
エンジン10を介することなく吸気管20のコンプレッサ部43よりエンジン10側と排気管30のタービン部42よりエンジン10側との間を接続する高圧排気還流部60は、高圧排気還流管61、高圧還流排気クーラ62、流量制御弁63などを有する。
高圧排気還流管61は、吸気通路200と排気通路300とを連通する高圧排気通路610を形成する。高圧還流排気クーラ62は、高圧排気通路610を流れる比較的高圧の還流排気を冷却する。流量制御弁63は、高圧排気通路610を流れる還流排気の流量を制御する。流量制御弁63は、副燃料噴射制御部70と電気的に接続している。流量制御弁63は、副燃料噴射制御部70に流量制御弁63の開度に応じた信号を出力する。
エンジン10には、軽油を直接燃焼室11、12、13、14に噴射可能な「副燃料供給部」としての副燃料噴射弁16、17、18、19が設けられている。副燃料噴射弁16、17、18、19は、副燃料噴射制御部70と電気的に接続している。
副燃料噴射制御部70は、CPU、ROM、RAM及び入出力ポートなどからなるマイクロコンピュータによって構成されている。
副燃料噴射制御部70は、吸気通路200を流れる空気の量を検出する空気量センサ71、吸気ポート111、121、131、141を流れる空気と還流排気と水素との混合気の温度を検出する温度センサ72、エンジン10のクランク角を検出するクランク角センサ73などと電気的に接続している。副燃料噴射制御部70では、空気量センサ71、温度センサ72、クランク角センサ73などが出力する信号に加え、図示しない上位の車両制御部が出力するエンジン10への出力指令値に基づいて、副燃料噴射弁16、17、18、19が燃焼室11、12、13、14に噴射する副燃料の「供給条件」としての噴射条件を制御する。
次に、燃料として水素と軽油とを併用するエンジン10の燃焼特性について説明する。
自己着火性が比較的低い水素を主燃料とするエンジンシステム5では、水素の燃焼における火炎の伝播が効率的に行われにくい。このため、水素のみを燃焼させる場合、失火するおそれがある。そこで、エンジンシステム5では、主燃料管15を使って燃焼室11、12、13、14に水素を供給した後、副燃料噴射弁16、17、18、19を用いて自己着火性が比較的高い軽油を燃焼室11、12、13、14に噴射する。これにより、水素のみを燃焼させる場合に比べ燃焼しやすくなるが、燃焼室11、12、13、14の空気と還流排気と水素との混合気の状態などによって、軽油を供給しても燃焼しないおそれがある。
図2に、エンジン10において軽油が燃焼したとき発生する熱量としての軽油の発熱量と、水素が燃焼したとき発生する熱量としての水素の発熱量及び軽油の発熱量の合計である合計発熱量との関係を表す特性図を示す。図2では、横軸は軽油の燃焼における発熱量Qbpを示し、縦軸は合計発熱量Qallを示す。
図2に示すように、軽油の発熱量Qbpを大きくしていくと、軽油の発熱量Qbpが「所定の発熱量」としての発熱量Qbpmin以上になると合計発熱量Qallが急激に大きくなる。すなわち、軽油の発熱量Qbpが発熱量Qbpminを下回ると、軽油が燃焼室11、12、13、14に供給されても水素はほとんど燃焼しない。このため、エンジン10が出力を発生できないおそれがある。
そこで、一実施形態による副燃料噴射制御システム1では、図3に示すフローチャートに従って副燃料噴射制御処理を行う。
最初に、ステップ(以下、「S」とする)101において、エンジン10の燃焼室11、12、13、14の酸素濃度及び温度を算出する。具体的には、副燃料噴射制御部70は、燃焼室11、12、13、14に吸入される空気と還流排気と水素との混合気の酸素濃度、及び、燃焼室11、12、13、14に吸入される当該混合気の温度を算出する。
燃焼室11、12、13、14に吸入される空気と還流排気と水素との混合気のうち、空気の量は、空気量センサ71によって検出されている。また、低圧還流排気の量は、流量制御弁53の開度によって制御され、高圧還流排気の量は、流量制御弁63の開度によって制御されている。低圧還流排気及び高圧還流排気は、エンジン10における過去の燃焼によって排出された排気の一部であるため、当該排気に含まれる酸素濃度はエンジン10の運転状態などによって推定することが可能である。そこで、副燃料噴射制御部70は、流量制御弁53が出力する流量制御弁53の開度に基づく信号、流量制御弁63が出力する流量制御弁63の開度に基づく信号、空気量センサ71が出力する信号に基づいて、燃焼室11、12、13、14の酸素濃度を算出する。
また、副燃料噴射制御部70は、温度センサ72が出力する信号に基づいて燃焼室11、12、13、14に吸入される空気と還流排気と水素との混合気の温度を算出する。
次に、S102において、副燃料噴射制御部70が検出するエンジン10の運転状態に基づいて軽油の噴射条件を決定する。副燃料噴射制御部70は、エンジン10の出力指令値とエンジン10の回転数との関係から、軽油の噴射条件である「供給開始タイミング」としての噴射開始タイミングTs、「全供給量」としての一回の燃焼サイクルにおける全噴射量Qip、及び、「供給回数」としての一回の燃焼サイクルにおける軽油の噴射回数Npを読み込み可能なマップを有している。副燃料噴射制御部70では、上位の車両制御部が出力するエンジン10の出力指令値、クランク角センサ73が出力するエンジン10のクランク角、及び、当該マップに基づいて、噴射開始タイミングTs、全噴射量Qip、及び、噴射回数Npを決定する。
次に、S103において、軽油の着火遅れτp、及び、軽油の発熱量Qbpを算出する。
ここで、軽油の着火遅れτpとは、軽油の噴射を開始する噴射開始タイミングから軽油が燃焼を開始する燃焼開始タイミングまでの時間差を指す。一実施形態による副燃料噴射制御システム1では、軽油の着火遅れτpは、例えば、S101において算出した燃焼室11、12、13、14の酸素濃度、S101において算出した燃焼室11、12、13、14の温度、及び、軽油の全噴射量Qipに基づいて、アレニウスの速度式を軽油燃焼用のエネルギモデルで積分した式を用いて算出される。
また、軽油の発熱量Qbpは、軽油の全噴射量Qipと着火遅れτpとの関係を表すマップに基づいて読み込まれる。図4に軽油の着火遅れτpと軽油の発熱量Qbpとの関係を示す。図4では、横軸は軽油の着火遅れτpを示し、縦軸は軽油の発熱量を示す。図4には、具体例として、比較的少ない全噴射量における着火遅れτpと発熱量Qbpとの関係を破線Qip1で示し、比較的多い全噴射量における着火遅れτpと発熱量Qbpとの関係を実線Qip2で示す。一般的に、全噴射量Qipが多いと発熱量も大きくなるが、同じ全噴射量においても着火遅れが大きくなると発熱量は小さくなる。
副燃料噴射制御部70は、図4に示すような軽油の全噴射量Qipと着火遅れτpとの関係を表すマップを有しており、S102において決定された全噴射量Qipと先に算出された軽油の着火遅れτpとから軽油の発熱量Qbpを読み込む。
次に、S104において、軽油の発熱量Qbpの大きさが所定の発熱量以上であるか否かを判定する。副燃料噴射制御部70では、前述した図4に示すようなマップに基づいて軽油の発熱量Qbpの大きさが所定の発熱量以上であるか否かを判定する。
図4には、燃焼室11、12、13、14の空気と還流排気と水素との混合気が燃焼を持続可能な領域と失火する領域との境界を示す発熱量Qbpminを示している。S103において読み込まれた発熱量Qbpが発熱量Qbpminより小さい場合、燃焼室11、12、13、14の当該混合気は失火する。S104において、発熱量Qbpは発熱量Qbpmin以上であると副燃料噴射制御部70が判定すると、S106に進む。発熱量Qbpは発熱量Qbpminより小さいと副燃料噴射制御部70が判定すると、S105に進む。
S105において、軽油の全噴射量Qipを増やす。これにより、図4に示すように、全噴射量を、例えば、破線Qip1に示す全噴射量から実線Qip2に示す全噴射量に増やすと同じ着火遅れτp0における発熱量が大きくなり、発熱量Qbpが発熱量Qbpminより大きくなる。これにより、S105において、同じ着火遅れτpにおいても空気と還流排気と水素との混合気の失火を回避する。
次に、S106において、噴射一回当たりの噴射量を算出する。
S101において決定された一回の燃焼サイクルにおける軽油の全噴射量またはS105において増加された一回の燃焼サイクルにおける軽油の全噴射量をS101において決定された一回の燃焼サイクルにおける軽油の噴射回数Npによって除し、「供給一回当たりの供給量」としての噴射一回当たりの噴射量(Qip/Np)を算出する。
次に、S107において、噴射一回当たりの噴射量が所定の噴射量より小さいか否か判定する。S107では、S106において算出された噴射一回当たりの噴射量(Qip/Np)がエンジン10の燃焼における冷却損失が大きくなる閾値としての所定の噴射量と比較する。
図5に噴射一回当たりの噴射量とエンジンの燃焼における冷却損失との関係を表す特性図を示す。図5では、横軸は噴射一回当たりの噴射量(Qi/N)を示し、縦軸にはエンジンの燃焼における冷却損失CL0を示す。
燃焼室に直接燃料が噴射される場合、噴射量が多いと噴射された燃料が燃焼室を形成するシリンダの内壁に衝突しやすくなる。シリンダの内壁は、比較的低温に保たれているため、衝突した燃料は冷却され、冷却損失CL0が大きくなる。図5に示すように、噴射一回当たりの噴射量(Qi/N)が「所定の供給一回当たりの供給量」としての噴射量(Qi0/N)より多くなると、冷却損失CL0が大きくなり、エンジンの燃焼効率が低下する。
そこで、一実施形態による副燃料噴射制御システム1では、S106において算出された噴射一回当たりの噴射量(Qip/Np)が噴射量(Qi0/N)より小さいか否かを判定する。S107において、噴射一回当たりの噴射量(Qip/Np)が噴射量(Qi0/N)より小さいと副燃料噴射制御部70が判定すると、S109に進む。噴射一回当たりの噴射量(Qip/Np)が噴射量(Qi0/N)以上であると副燃料噴射制御部70が判定すると、S108に進む。
S108において、副燃料噴射制御部70は、一回の燃焼サイクルにおける噴射回数をS102において決定された噴射回数を一回増やす。S108において、噴射回数を一回増やした後、S106に戻り、一回の燃焼サイクルにおける噴射一回当たりの噴射量(Qip/Np)を算出する。次に、S107において、噴射一回当たりの噴射量が噴射量(Qi0/N)より小さいか否かを再び判定する。このとき、噴射一回当たりの噴射量(Qip/Np)が噴射量(Qi0/N)より小さいと判定すると、S109に進む。また、噴射一回当たりの噴射量が噴射量(Qi0/N)以上であると判定すると、再びS108に進む。すなわち、S106からS108において、噴射一回当たりの噴射量(Qip/Np)が噴射量(Qi0/N)より小さくなるまで噴射回数を増やし、冷却損失を低減する。
次に、S109において、S102またはS105で決定された軽油の噴射量及びS102またはS108で決定された軽油の噴射回数における噴射パターンを設定する。
次に、S110において、軽油の燃焼開始タイミングθ10を算出する。具体的には、副燃料噴射制御部70は、S101において算出された燃焼室11、12、13、14の酸素濃度、S101において算出された燃焼室11、12、13、14の温度、及び、S102またはS105において決定された軽油の全噴射量Qipに基づいて、着火遅れτpを新たに算出する。副燃料噴射制御部70は、S109において設定された軽油の噴射開始タイミングTsと新たに算出された着火遅れτpに基づいて、軽油の燃焼開始タイミングθ10を算出する。
次に、S111において、軽油の燃焼開始タイミングが所定のクランク角より遅角側であるか否かを判定する。
図6に軽油の燃焼開始タイミングと燃焼室の圧力の最大値との関係を示す。図6では、横軸に軽油の燃焼開始タイミングθ10をクランク角によって示し、縦軸に燃焼室の圧力の最大値Pmaxを示す。一般に、燃焼開始タイミングθ10が進角側、特に、圧縮行程から膨張行程に移行するときの上死点に近くなると、最大値Pmaxは大きくなる。しかしながら、「所定のクランク角」であるクランク角θLより燃焼開始タイミングθ10が進角側にあると、最大値Pmaxが閾値圧力P0より大きくなり、シリンダが破損するおそれがある。
そこで、一実施形態による副燃料噴射制御システム1では、副燃料噴射制御部70が有する軽油の燃焼開始タイミングθ10と燃焼室の圧力の最大値Pmaxとの関係を表すマップ、及び、クランク角センサ73が検出するエンジン10のクランク角に基づいて、軽油の燃焼開始タイミングθ10がクランク角θLより遅角側であるか否かを判定する。S111において、軽油の燃焼開始タイミングが所定のクランク角θLより遅角側であると判定すると、副燃料噴射制御処理を終了する。S111において、軽油の燃焼開始タイミングが所定のクランク角θLより進角側であると判定すると、S112に進む。
S112において、副燃料噴射制御部70は、軽油の噴射開始タイミングTsを遅角側に移行する。S110において算出したように、軽油の燃焼開始タイミングθ10は、軽油の噴射開始タイミングTsと着火遅れτpとに基づいて算出されている。そこで、S112では、軽油の噴射開始タイミングTsを遅角側に変更することによって軽油の燃焼開始タイミングθ10を遅角側に変更する。
図6の横軸に燃焼開始タイミングθ10と合わせて噴射開始タイミングTsを示す。S112において、図6に示すように、燃焼室の圧力の最大値が閾値圧力P0より小さくなるよう軽油の噴射開始タイミングTs1を遅角側の噴射開始タイミングTs2とする。その後、副燃料噴射制御処理を終了する。
一実施形態による副燃料噴射制御システム1では、副燃料噴射制御部70によって軽油の着火遅れτp及び軽油の発熱量Qbpを算出する。副燃料噴射制御部70は、エンジン10の運転状態を示すこの二つの値に基づいて、軽油の噴射条件である噴射開始タイミングTs、一回の燃焼サイクルにおける全噴射量Qip、及び、一回の燃焼サイクルにおける軽油の噴射回数Npを決定する。このとき、副燃料噴射制御部70は、図3に示すS103からS112のフローに従って燃焼室11、12、13、14の空気と還流排気と水素との混合気が失火することなく、かつ、冷却損失を低減するよう噴射条件を補正する。これにより、水素と軽油とを燃料として併用するエンジン10において、軽油の噴射条件を最適化し、燃焼室11、12、13、14における水素の燃焼状態を最適化することができる。したがって、一実施形態による副燃料噴射制御システム1は、エンジン10の燃焼効率を向上することができる。
一実施形態による副燃料噴射制御システム1では、空気量センサ71が検出する燃焼室11、12、13、14に吸入される空気の量、温度センサ72が検出する燃焼室11、12、13、14に吸入される直前の空気と還流排気と水素との混合気の温度に基づいて軽油の着火遅れτp及び軽油の発熱量Qbpを算出する。これにより、燃焼室の圧力変化に基づいて燃焼室における副燃料の燃焼状態を把握する場合に比べ、正確に燃焼室における副燃料の燃焼状態を把握することができる。したがって、エンジン10の燃焼効率をさらに向上することができる。
(その他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では、空気量センサが検出する空気の量、温度センサが検出する燃焼室に吸入される空気と還流排気と水素との混合気の温度に基づいて軽油の着火遅れ及び軽油の発熱量を算出するとした。しかしながら、着火遅れ及び発熱量の算出方法はこれに限定されない。
(イ)上述の実施形態では、軽油の着火遅れ及び軽油の全噴射量に基づいてマップから軽油の発熱量を読み込むとした。しかしながら、発熱量の算出方法はこれに限定されない。軽油の着火遅れ及び軽油の全噴射量に基づいて軽油の発熱量を算出可能な式から軽油の発熱量を算出してもよい。
(ウ)上述の実施形態では、エンジンシステムは、水素と軽油とを燃料として併用するとした。しかしながら、副燃料噴射制御システムが適用されるエンジンシステムはこれに限定されない。主燃料と主燃料の燃焼を補助する副燃料とが供給されるエンジンシステムであればよい。
(エ)上述の実施形態では、主燃料として自己着火性が比較的低い水素を用い、副燃料として自己着火性が比較的高い軽油を用いるとした。しかしながら、燃料の種類はこれに限定されない。
(オ)上述の実施形態では、軽油は燃焼室直接燃料を噴射する副燃料噴射弁によって燃焼室に供給されるとした。しかしながら、軽油の供給方法はこれに限定されない。
(カ)上述の実施形態では、副燃料噴射制御部は、「制御部」、「燃焼開始タイミング算出手段」、「発熱量算出手段」、「遅れ算出手段」、「発熱量判定手段」、「供給量判定手段」、及び、「燃焼開始タイミング判定手段」として備えられるとした。しかしながら、これらの構成要素は、別々に設けられてもよい。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
1 ・・・副燃料噴射制御システム(内燃機関の燃料供給制御システム)、
10 ・・・エンジン(内燃機関)、
16、17、18、19・・・副燃料噴射弁(副燃料供給部)、
70 ・・・副燃料噴射制御部70(制御部、燃焼開始タイミング算出手段、発熱量算出手段、遅れ算出手段、発熱量判定手段、供給量判定手段、燃焼開始タイミング判定手段)
71 ・・・酸素濃度センサ(酸素濃度検出手段)、
72 ・・・温度センサ(燃焼室温度検出手段)、
73 ・・・クランク角センサ(クランク角検出手段)。

Claims (5)

  1. 主燃料及び主燃料の燃焼を補助する副燃料が供給される内燃機関(10)への副燃料の供給を制御する内燃機関の燃料供給制御システム(1)であって、
    前記内燃機関のクランクシャフトのクランク角を検出し、検出したクランク角に応じた信号を出力するクランク角検出手段(73)と、
    前記内燃機関に副燃料を供給する副燃料供給部(16、17、18、19)の作動を制御する制御部(70)と、
    副燃料の燃焼における発熱量(Qbp)を算出する発熱量算出手段(70)と、
    副燃料の燃焼開始タイミングを算出する燃焼開始タイミング算出手段(70)と、
    前記発熱量算出手段が算出する発熱量が所定の発熱量(Qbpmin)以上であるか否かを判定する発熱量判定手段(70)と、
    前記内燃機関の一回の燃焼サイクルにおける副燃料の全供給量(Qip)を当該一回の燃焼サイクルにおける副燃料の供給回数で除した供給一回当たりの供給量(Qip/Np)が所定の供給一回当たりの供給量(Qi0/N)より小さいか否かを判定する供給量判定手段(70)と、
    前記燃焼開始タイミング算出手段が算出する副燃料の燃焼開始タイミング(θ10)が所定のクランク角(θL)より遅角側であるか否かを判定する燃焼開始タイミング判定手段(70)と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記内燃機関の一回の燃焼サイクルにおける副燃料の発熱量が前記所定の発熱量より少ないと前記発熱量判定手段が判定すると、前記内燃機関の一回の燃焼サイクルにおける副燃料の発熱量が前記所定の発熱量以上となるよう副燃料の全供給量を増やし、
    供給一回当たりの供給量が前記所定の供給一回当たりの供給量以上であると前記供給量判定手段が判定すると、供給一回当たりの供給量が前記所定の供給一回当たりの供給量より小さくなるよう前記内燃機関の一回の燃焼サイクルにおける副燃料の供給回数を増やし、
    副燃料の燃焼開始タイミングが前記所定のクランク角より進角側であると前記燃焼開始タイミング判定手段が判定すると、副燃料の燃焼開始タイミングが前記所定のクランク角より遅角側となるよう副燃料の供給開始タイミング(Ts)を遅角側に変更することを特徴とする内燃機関の燃料供給制御システム。
  2. 前記内燃機関が有する燃焼室(11、12、13、14)の酸素濃度を検出し、検出した酸素濃度に応じた信号を出力する酸素濃度検出手段(71)と、
    前記燃焼室の温度を検出し、検出した温度に応じた信号を出力する燃焼室温度検出手段(72)と、
    を備え、
    前記燃焼開始タイミング算出手段は、前記燃焼室の酸素濃度、前記燃焼室の温度、及び、副燃料の全供給量に基づいて副燃料の燃焼開始タイミングを算出することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃料供給制御システム。
  3. 副燃料の供給開始タイミングと副燃料の燃焼開始タイミングとの時間差である着火遅れを算出する遅れ算出手段(70)を備え、
    前記発熱量算出手段は、前記遅れ算出手段が算出する着火遅れに基づいて副燃料の発熱量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の燃料供給制御システム。
  4. 主燃料は、副燃料に比べ自己着火性が低い燃料であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の内燃機関の燃料供給制御システム。
  5. 主燃料は水素であって、副燃料は軽油であることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の内燃機関の燃料供給制御システム。
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