JP2015214078A - 円筒状部材の成形方法および装置 - Google Patents

円筒状部材の成形方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】帯状部材を蛇行させずに精度よく円筒状に成形することができる円筒状部材の成形方法および装置を提供する。【解決手段】帯状部材8aを搬送コンベヤベルト3に載置して成形ドラム2に搬送して巻き付ける前に、帯状部材8aの長手方向全長に渡って帯状部材8aの長手方向に沿って付された部材基準ラインL1の位置を巻き付け前位置センサ4により検知し、この検知データと、成形ドラム2のドラム軸心DXに直交してドラム幅方向所定位置に設定されたドラム基準ラインDLの位置データとに基づいて、制御部6の制御により成形ドラム2を搬送コンベヤベルト3に対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、帯状部材8aを成形ドラム2に巻き付ける際の部材基準ラインL1をドラム基準ラインDLと一致させつつ、帯状部材8aを成形ドラム2に巻き付けて円筒状に成形する。【選択図】図2

Description

本発明は、円筒状部材の成形方法および装置に関し、さらに詳しくは、帯状部材を蛇行させずに精度よく円筒状に成形することができる円筒状部材の成形方法および装置に関するものである。
タイヤ等のゴム製品の製造工程では、所定のコード角度で並列させた多数のスチールコードをゴムで被覆した帯状のベルト材が使用されている。このベルト材は、並列したスチールコードをゴム被覆した部材を、コード角度に合わせて設定された所定角度で、所定長さに切断し、切断した多数の部材どうしを接合することによって形成されている(例えば、特許文献1参照)。この帯状のベルト材は成形ドラムに巻き付けられて円筒状に成形される。また、タイヤのトレッドを構成するトレッドゴムは帯状の未加硫ゴムが成形ドラムに巻き付けられて円筒状に成形される。
帯状のベルト材や帯状の未加硫ゴムが蛇行して成形ドラムに巻き付けられると、ドラム幅方向に歪みがある円筒状部材が成形されることになる。このような歪みがある円筒状部材を用いてタイヤを製造すると、一定のタイヤ品質を確保することが困難になる。そのため、帯状部材を蛇行させずに精度よく成形ドラムに巻き付けて円筒状に成形することが重要である。
特開2009−226817号公報
本発明の目的は、帯状部材を蛇行させずに精度よく円筒状に成形することができる円筒状部材の成形方法および装置を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の円筒状部材の成形方法は、 搬送コンベヤベルトに載置されている帯状部材を成形ドラムに搬送し、この成形ドラムに巻き付けて円筒状に成形する円筒状部材の成形方法において、前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付ける前に、この帯状部材の長手方向全長に渡ってこの帯状部材の長手方向に沿って付された部材基準ラインの位置を巻き付け前位置センサにより検知し、この巻き付け前位置センサによる検知データと、前記成形ドラムのドラム軸心に直交してドラム幅方向所定位置に設定されたドラム基準ラインの位置データとに基づいて、制御部の制御により前記成形ドラムを前記搬送コンベヤベルトに対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、前記部材基準ラインを前記ドラム基準ラインと一致させつつ、前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付けて円筒状に成形することを特徴とする。
本発明の円筒状部材の成形装置は、載置されている帯状部材を搬送する搬送コンベヤベルトと、搬送した前記帯状部材を巻き付けて円筒状に成形する成形ドラムとを備えた円筒状部材の成形装置において、前記搬送コンベヤベルトに載置されている帯状部材の長手方向全長に渡ってこの帯状部材の長手方向に沿って付された部材基準ラインの位置を検知する巻き付け前位置センサと、この巻き付け前位置センサの検知データが入力される制御部とを備え、この制御部に前記成形ドラムのドラム軸心に直交してドラム幅方向所定位置に設定されたドラム基準ラインの位置データが予め入力されていて、前記巻き付け前位置センサによる検知データと前記ドラム基準ラインの位置データとに基づいて、前記制御部の制御により前記成形ドラムを前記搬送コンベヤベルトに対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、前記部材基準ラインと前記ドラム基準ラインとを一致させつつ、前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付けて円筒状に成形する構成にしたことを特徴とする。
本発明によれば、搬送コンベヤベルトに載置されている帯状部材に付された部材基準ラインの位置データと、成形ドラムのドラム軸心に直交してドラム幅方向所定位置に設定されたドラム基準ラインの位置データとに基づいて、制御部の制御により前記成形ドラムを前記搬送コンベヤベルトに対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、前記部材基準ラインを前記ドラム基準ラインと一致させつつ、前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付けて円筒状に成形するので、帯状部材を蛇行させずに精度よく円筒状に成形することができる。これに伴い、この成形した円筒状部材を用いて製造されたタイヤを一定品質にするには有利になる。
ここで、前記円筒状部材の外周面に別の帯状部材を積層して巻き付けて円筒状に成形するに際して、前記別の帯状部材を前記円筒状部材の外周面に巻き付ける前に、この別の帯状部材の長手方向全長に渡ってこの別の帯状部材の長手方向に沿って付された部材基準ラインの位置を前記巻き付け前位置センサにより検知し、この巻き付け前位置センサによるこの別の帯状部材の検知データと、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置データとに基づいて、前記制御部の制御により前記成形ドラムを前記搬送コンベヤベルトに対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、前記別の帯状部材に付された部材基準ラインを、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインと一致させつつ、前記別の帯状部材を巻き付けることもできる。これにより、成形ドラムに形成されている円筒状部材に対して、後から積層する別の帯状部材を蛇行させず、かつ、帯状部材どうしを幅方向にずらすことなく、精度よく円筒状に成形することができる。
巻き付け後位置センサにより、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を検知し、この検知データに基づいて、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を取得することもできる。この場合、成形ドラムに巻き付いている円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を検知するので、一段と精度よく円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を取得できる。
或いは、前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付ける際に、この帯状部材の前記部材基準ラインの位置データを前記制御部に記憶しておき、この記憶した位置データに基づいて、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を取得することもできる。この場合、成形ドラムに巻き付いている円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を検知するセンサを新たに設ける必要がない。
本発明の円筒状部材の成形装置を側面視で例示する説明図である。 図1の成形装置を平面視で例示する説明図である。 帯状部材を成形ドラムに巻き付けている工程を平面視で例示する説明図である。 帯状部材を円筒状に形成した円筒状部材をドラム正面視で例示する説明図である。 円筒状部材の外周面に巻き付ける別の帯状部材を搬送コンベヤベルトに載置した状態を平面視で例示する説明図である。 図5の別の帯状部材を成形ドラムに巻き付けている工程を平面視で例示する説明図である。 円筒状部材の外周面に別の帯状部材を積層した巻き付けた状体をドラム正面視で例示する説明図である。
以下、本発明の円筒状部材の成形方法および装置を図に示した実施形態に基づいて説明する。
図1、図2に例示する本発明の円筒状部材の成形装置1(以下、成形装置1という)は、帯状部材8(8a、8b)を円筒状部材9に成形する。帯状部材8としては、タイヤ等のゴム製品の補強材として使用されるベルト材、空気入りタイヤのトレッドゴムやサイドゴム等の様々なゴム押し出し部材等を例示できる。ベルト材は、所定のコード角度で並列させた多数のスチールコードをゴムで被覆した部材である。
帯状部材8には、長手方向全長に渡ってこの帯状部材8a、8bの長手方向に沿って付された部材基準ラインL1、L2が付されている。例えば、帯状部材8の幅方向中心位置に部材基準ラインL1、L2が付される。それぞれの部材基準ラインL1、L2は互いを一致させる位置を示すものであればよく、帯状部材8a、8bの任意の幅方向位置に付すことができる。部材基準ラインL1、L2は、例えば、帯状部材8に形成された突状ラインや溝状ライン、或いは、塗布された色付きのライン等である。
成形装置1は、帯状部材8を載置して搬送する搬送コンベヤベルト3と、搬送した帯状部材8を巻き付けて円筒状に成形する成形ドラム2と、帯状部材8に付された部材基準ラインL1、L2の位置を検知する巻き付け前位置センサ4と、巻き付け前位置センサ4の検知データが入力される制御部6とを備えている。この実施形態では、さらに、円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1、L2の位置を検知する巻き付け後位置センサ5を備えている。巻き付け後位置センサ5の検知データも制御部6に入力される。巻き付け前位置センサ4および巻き付け後位置センサ5は、例えば、撮影した画像データを取得できるカメラである。
この実施形態では、2つの搬送コンベヤベルト3a、3bが前後に接続されている。搬送方向前側の搬送コンベヤベルト3aは成形ドラム2の下方位置まで延設されている。搬送コンベヤベルト3は、その搬送方向が成形ドラム2のドラム軸心DXに直交した配置になっている。
巻き付け前位置センサ4は、例えば、それぞれの搬送コンベヤベルト3a、3bの上方位置で搬送コンベヤベルト3a、3bの間近傍に配置される。巻き付け後位置センサ5は、成形ドラム2の周面に検知部を向けて配置されている。
成形ドラム2は円筒体であり、成形ドラム2をドラム幅方向に移動させる移動機構7が備わっている。移動機構7として油圧シリンダ等を用いることができる。移動機構7の動きは制御部6によって制御される。尚、成形ドラム2を所定位置に固定して、搬送コンベヤ3aを移動機構7によりドラム幅方向に移動させる構成にしてもよい。
制御部6には、成形ドラム2のドラム軸心DXに直交してドラム幅方向所定位置に設定されたドラム基準ラインDLの位置データが予め入力されている。ドラム基準ラインDLは例えばドラム幅方向中心位置にする。ドラム基準ラインDLはドラム幅方向の任意の位置に設定することが可能である。成形ドラム2の回転速度、搬送コンベヤベルト3の搬送速度は制御部6により制御される。
次に、本発明の円筒状部材の成形方法の手順の一例を説明する。
図1、図2に例示するように、2つの搬送コンベヤベルト3を同じ搬送速度にして同期走行させて、帯状部材8aを後側の搬送コンベヤベルト3bから前側の搬送コンベヤベルト3aに移動させる。この移動の際に、巻き付け前位置センサ4によって、搬送コンベヤベルト3に載置されている帯状部材8aの長手方向全長に渡って部材基準ラインL1の位置を検知する。
次いで、図3に例示するように、搬送コンベヤベルト3aの搬送速度と、成形ドラムの外周面での周速度を同じ速度にして稼働させることにより、搬送コンベヤベルト3aに移動させた帯状部材8aを成形ドラム2の外周面に転写するように移動させて巻き付ける。この際に、巻き付け前位置センサ4による検知データ(部材基準ラインL1の位置データ)と、ドラム基準ラインDLの位置データとに基づいて、制御部6の制御により移動機構7を動かして成形ドラム2を搬送コンベヤベルト3aに対してドラム幅方向に移動させる。
このような制御部6による制御によって、帯状部材8aを成形ドラム2に巻き付けながら、帯状部材8aを成形ドラム2に巻き付ける際の部材基準ラインL1とドラム基準ラインDLとのドラム幅方向位置を一致させつつ、帯状部材8aを成形ドラム2に巻き付けて図4に例示する円筒状部材9を成形する。
ドラム基準ラインDLは、成形ドラムのドラム軸心DXに直交した直線である。したがって、成形ドラム2に巻き付ける前の帯状部材8a(部材基準ラインL1)が蛇行していても、部材基準ラインL1をドラム基準ラインDLと一致させて帯状部材8aを成形ドラム2に巻き付けることにより、帯状部材8aを蛇行させずに精度よく円筒状に成形することができる。これに伴い、この成形した円筒状部材9を用いて製造されたタイヤは、ユニフォミティ等に優れ、一定品質を確保するには有利になる。
次いで、この成形した円筒状部材9の外周面に別の帯状部材8bを積層して巻き付けて円筒状に成形する手順の一例を説明する。
図5に例示するように、2つの搬送コンベヤベルト3を同じ搬送速度にして同期走行させて、帯状部材8bを後側の搬送コンベヤベルト3bから前側の搬送コンベヤベルト3aに移動させる。この移動の際に、巻き付け前位置センサ4によって、搬送コンベヤベルト3に載置されている帯状部材8bの長手方向全長に渡って部材基準ラインL2の幅方向位置を検知する。
次いで、図6に例示するように、搬送コンベヤベルト3aの搬送速度と、成形ドラム2の外周面での周速度を同じ速度にして稼働させることにより、搬送コンベヤベルト3aに移動させた帯状部材8bを円筒状部材9の外周面に転写するように移動させて巻き付ける。尚、より好ましくは、搬送コンベヤベルト3aの搬送速度と、円筒状部材9の外周面での周速度を同じ速度にして稼働させることにより、搬送コンベヤベルト3aに移動させた帯状部材8bを円筒状部材9の外周面に転写するように移動させて巻き付ける。即ち、成形ドラム2の外周面よりも帯状部材8aの厚みだけ外周側に位置する円筒状部材9の外周面での周速度を制御部6により算出して、この算出した周速度で成形ドラム2を回転させる。
帯状部材8bを円筒状部材9の外周面に巻き付ける際に、巻き付け前位置センサ4により検知した帯状部材8bの検知データ(部材基準ラインL2の位置データ)と、円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置データとに基づいて、制御部6の制御により移動機構7を動かして成形ドラム2を搬送コンベヤベルト3aに対してドラム幅方向に移動させる。
このような制御部6による制御によって、帯状部材8bを成形ドラム2に巻き付けながら、帯状部材8bを成形ドラム2に巻き付ける際の部材基準ラインL2と、円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1とのドラム幅方向位置を一致させつつ、帯状部材8bを成形ドラム2に巻き付けて図7に例示するように円筒状に成形する。
円筒状部材9は成形ドラム2に対して僅かならが蛇行して巻き付いている場合もあるので、別の帯状部材8bを巻き付ける際に、成形ドラム2を基準にして巻き付けると、別の帯状部材8bは蛇行することがある。また、別の帯状部材8bが先の帯状部材8aに対して、予め設定している所定位置から幅方向にオフセットして巻き付けられるという不具合が発生する可能性がある。ところが、この実施形態では、円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置データを基準にして別の帯状部材8bを巻き付けるので、円筒状部材9に対して、後から積層する別の帯状部材8bを蛇行させず、かつ、帯状部材8a、8bどうしを幅方向にずらす(オフセットさせる)となく、精度よく円筒状に成形することができる。
円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置は、巻き付け後位置センサ5により、円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置を検知し、この検知データに基づいて取得する。この場合、成形ドラム2に巻き付いている円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置を直接検知するので、一段と精度よく円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置を取得できる。
円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置を取得するには他の方法でもよい。例えば、帯状部材8aを成形ドラム2に巻き付ける際に、この帯状部材8aの部材基準ラインL1の位置データを制御部6に記憶しておく。即ち、帯状部材8aを成形ドラム2に巻き付ける時の部材基準ラインL1の成形ドラム2に対する位置(ドラム幅方向および周方向位置)を円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置として記憶する。そして、この記憶した部材基準ラインL1の位置データに基づいて、円筒状部材9に付されている部材基準ラインL1の位置を取得する。この場合は、巻き付け後位置センサ5が不要になる。
帯状部材8bの外周面にさらに別の帯状部材を積層させて巻き付けて円筒状に成形する場合も、上述した帯状部材8bを円筒状に成形する場合と同じ手順を行えばよい。例えば、空気入りタイヤの製造工程において、円筒状のベルト材を成形する際に本発明を適用することができる。
即ち、成形ドラム2にまず、一層目の帯状のベルト材(帯状部材8a)を巻き付けて円筒状部材9を成形し、この円筒状部材9の外周面に二層目の帯状のベルト材(帯状部材8b)を巻き付けて円筒状に成形し、次いで、この二層目の帯状のベルト材を円筒状に成形した円筒状部材9の外周面に帯状のトレッドゴムを巻き付けて円筒状に成形する。
1 成形装置
2 成形ドラム
3(3a、3b) 搬送コンベヤベルト
4 巻き付け前位置センサ
5 巻き付け後位置センサ
6 制御部
7 移動機構
8(8a、8b) 帯状部材
9 円筒状部材
DL ドラム基準ライン
DX ドラム軸心
L1、L2 部材基準ライン

Claims (8)

  1. 搬送コンベヤベルトに載置されている帯状部材を成形ドラムに搬送し、この成形ドラムに巻き付けて円筒状に成形する円筒状部材の成形方法において、
    前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付ける前に、この帯状部材の長手方向全長に渡ってこの帯状部材の長手方向に沿って付された部材基準ラインの位置を巻き付け前位置センサにより検知し、この巻き付け前位置センサによる検知データと、前記成形ドラムのドラム軸心に直交してドラム幅方向所定位置に設定されたドラム基準ラインの位置データとに基づいて、制御部の制御により前記成形ドラムを前記搬送コンベヤベルトに対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、前記部材基準ラインを前記ドラム基準ラインと一致させつつ、前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付けて円筒状に成形することを特徴とする円筒状部材の成形方法。
  2. 前記円筒状部材の外周面に別の帯状部材を積層して巻き付けて円筒状に成形するに際して、
    前記別の帯状部材を前記円筒状部材の外周面に巻き付ける前に、この別の帯状部材の長手方向全長に渡ってこの別の帯状部材の長手方向に沿って付された部材基準ラインの位置を前記巻き付け前位置センサにより検知し、この巻き付け前位置センサによるこの別の帯状部材の検知データと、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置データとに基づいて、前記制御部の制御により前記成形ドラムを前記搬送コンベヤベルトに対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、前記別の帯状部材に付された部材基準ラインを、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインと一致させつつ、前記別の帯状部材を巻き付ける請求項1に記載の円筒状部材の成形方法。
  3. 巻き付け後位置センサにより、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を検知し、この検知データに基づいて、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を取得する請求項2に記載の円筒状部材の成形方法。
  4. 前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付ける際に、この帯状部材の前記部材基準ラインの位置データを前記制御部に記憶しておき、この記憶した位置データに基づいて、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を取得する請求項2に記載の円筒状部材の成形方法。
  5. 載置されている帯状部材を搬送する搬送コンベヤベルトと、搬送した前記帯状部材を巻き付けて円筒状に成形する成形ドラムとを備えた円筒状部材の成形装置において、
    前記搬送コンベヤベルトに載置されている帯状部材の長手方向全長に渡ってこの帯状部材の長手方向に沿って付された部材基準ラインの位置を検知する巻き付け前位置センサと、この巻き付け前位置センサの検知データが入力される制御部とを備え、この制御部に前記成形ドラムのドラム軸心に直交してドラム幅方向所定位置に設定されたドラム基準ラインの位置データが予め入力されていて、前記巻き付け前位置センサによる検知データと前記ドラム基準ラインの位置データとに基づいて、前記制御部の制御により前記成形ドラムを前記搬送コンベヤベルトに対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、前記部材基準ラインと前記ドラム基準ラインとを一致させつつ、前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付けて円筒状に成形する構成にしたことを特徴とする円筒状部材の成形装置。
  6. 前記成形ドラムに巻き付けて成形された前記円筒状部材の外周面に別の帯状部材を積層して巻き付けて円筒状に成形するに際して、前記搬送コンベヤベルトに載置されている前記別の帯状部材の長手方向全長に渡ってこの別の帯状部材の長手方向に沿って付された部材基準ラインの位置を前記巻き付け前位置センサにより検知し、この巻き付け前位置センサによる前記別の帯状部材の検知データと、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置データとに基づいて、前記制御部の制御により前記成形ドラムを前記搬送コンベヤベルトに対して相対的にドラム幅方向に移動させながら、前記別の帯状部材に付された部材基準ラインを、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインと一致させつつ、前記別の帯状部材を巻き付ける構成にした請求項5に記載の円筒状部材の成形装置。
  7. 前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を検知する巻き付け後位置センサを備え、この巻き付け位置センサによる検知データに基づいて、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を取得する構成にした請求項6に記載の円筒状部材の成形方法。
  8. 前記帯状部材を前記成形ドラムに巻き付ける際に、この帯状部材の前記部材基準ラインの位置データを前記制御部に記憶しておき、この記憶した位置データに基づいて、前記円筒状部材に付されている前記部材基準ラインの位置を取得する構成にした請求項6に記載の円筒状部材の成形装置。
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