JP2009101604A - タイヤ成型体の製造装置およびタイヤ成型体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】軸線O2回りに回転可能に設けられた被成型体21と、この被成型体21の外周面側に向けてゴム部材を供給する供給手段と、減圧状態に保持可能で、かつ被成型体21の外周面側に前記ゴム部材が巻き付けられて形成された成型途中のタイヤ成型体W若しくは完成したタイヤ成型体Wが進入する内部空間を有するとともに、前記供給手段に並設されたチャンバー36と、が備えられている。
【選択図】図8
Description
ところで従来から、タイヤ成型体を形成する過程で、互いに隣接するゴム部材同士の間に隙間が生じその内部にエアが残存することがあった。
そこで、このような問題を解決するための手段として、例えば下記特許文献1には、減圧状態にあるチャンバーの内部空間で被成型体上にゴム部材を巻き付ける方法が提案され、また、例えば下記特許文献2には、被成型体上にゴム部材を巻き付けながら、押圧手段でこのゴム部材を被成型体の外周面側から押圧して前記隙間を潰す方法が提案されている。
また、後者では、被成型体上に巻き付けたゴム部材を単に押圧するだけでは、全ての前記隙間を完全に潰すことが困難であった。
また、本発明のタイヤ成型体の製造方法は、軸線回りに回転可能に設けられた被成型体の外周面側に、ゴム部材を巻き付けてタイヤ成型体を形成するタイヤ成型体の製造方法であって、本発明のタイヤ成型体の製造装置を用い、前記供給手段から被成型体の外周面側にゴム部材を供給して巻き付けている間に、このゴム部材が既に巻き付けられている成型途中のタイヤ成型体若しくは完成したタイヤ成型体をチャンバーの内部空間に置いて、この内部空間を減圧した状態に保持することを特徴とする。
また、このチャンバーが前記供給手段に並設されて両者が別の構成となっているので、この装置が大型になったり複雑になったりするのを防ぐことが可能になるとともに、タイヤ成型体を形成するに際し、前記供給手段から被成型体の外周面側にゴム部材を供給して巻き付けている(積層工程)間に、このゴム部材が既に巻き付けられている成型途中のタイヤ成型体若しくは完成したタイヤ成型体をチャンバーの内部空間に置いて、この内部空間を減圧した状態に保持(減圧工程)することが可能になり、これらの積層工程と減圧工程とを別のタイヤ成型体について同時に並行して行うことができる。
以上より、装置の大型化や複雑化さらには製造時間を抑えつつ、タイヤ成型体内のエアを効果的に排除することができる。
この場合、チャンバーに前記押圧手段が備えられているので、前記減圧工程後に、押圧手段により成型途中のタイヤ成型体若しくは完成したタイヤ成型体の外表面を押圧することが可能になる。したがって、被成型体の外周面側に巻き付けられて互いに隣接したゴム部材のうち、前記減圧工程時にタイヤ成型体の外部と連通させられた前記隙間が位置していた部分を、他の部分における密着強度と同等の強さで互いに密着させることが可能になり、加硫後の製品タイヤ内にエアが残存するのを確実に防ぐことができる。
この場合、複数の被成型体と前記移動手段とが備えられているので、一方の被成型体上でゴム部材を巻き付けた後に、このタイヤ成型体を一方の被成型体から取り外さないで、一方の被成型体ごとチャンバーの内部空間に位置させて、他方の被成型体は前記供給手段に対向させることが可能になる。したがって、製造時間をより一層抑えることが可能になるとともに、タイヤ成型体を被成型体上に保持した状態で減圧工程を行うことが可能になることから、この減圧工程時にタイヤ成型体の形状が崩れるのを防いで、タイヤ成型体を高精度に形成することができる。
この場合、前記積層工程を行った後、他の前記積層工程を行う前に前記減圧工程を行えることから、タイヤ成型体を形成する過程で前記隙間がタイヤ成型体の内側深くに位置する前に、前記減圧工程を行うことが可能になる。したがって、前記隙間がタイヤ成型体の内側深くに位置しているために前記減圧工程時にこの隙間をタイヤ成型体の外部に連通させ難くなるのを防ぐことが可能になり、タイヤ成型体内のエアを確実に排除することができる。
このタイヤ成型体の製造装置1は、バンド成型体W1を形成する第1製造ユニット10と、バンド成型体W1をトロダイル状に成型するとともにこのバンド成型体W1に各種ゴム部材を貼り付けてタイヤ成型体Wを形成する第2製造ユニット20とを備えている。
キャンバスチェーファ供給装置16は、長尺状のキャンバスチェーファ部材が巻き付けられたリールを回転可能に支持するリール支持部16aと、リールから巻き出されたキャンバスチェーファ部材を所望の長さに裁断するカッタ16bと、を備えている。
次に、キャンバスチェーファ供給装置16において、カッタ16bで裁断されたキャンバスチェーファ部材CCHを、第1成型ドラム11に巻き付けられたインナーライナ部材I/Lにおける前記軸線O1方向の両端部を各別に前記軸線O1方向で跨がせて巻き付ける(図2(a))。
そして、作業ステーションC2に搬送されてきた第1成型ドラム11の外周面側に向けて、前記口金からリボン状のゴム部材を押し出し、前記貼付装置によりこのゴム部材を厚さ方向に挟み込んだ状態で、前記軸線O1回りに回転させられている第1成型ドラム11の外周面側に位置や角度を制御しながら案内することによって、ゴム部材が、その幅方向の一部が重ね合わされながら第1成型ドラム11の外周面側に螺旋状に巻き付けられ、スキージSQが形成される(図2(b))。
そして、押出機18bを通過してゴムで被覆されたコードを、転写ドラム18cの外周面に、その軸線方向に延在させて周方向に隙間無く複数並べた後に、その軸線方向における両端部を裁断して所望の軸方向長さにしたカーカス部材Pを形成し、その後、転写ドラム18cを第1成型ドラム11に外接させた状態で、これらの両ドラム18c、11を同期して互いに逆向きに回転させ、転写ドラム18c上のカーカス部材Pを第1成型ドラム11の外周面上に転写させることにより、カーカス部材Pを第1成型ドラム11の外周面側にその全周にわたって巻き付ける。この際、カーカス部材Pは、インナーライナ部材I/L、キャンバスチェーファ部材CCHおよびスキージ部材SQの全体を覆う(図2(b))。
ビード把持リング13aは、周方向に沿って複数配置されたセグメントで構成され、その内部に磁石が埋設されている。そして、ビード把持リング13aがプリセットビードPBにその軸方向外側から当接することにより、このプリセットビードPBがビード把持リング13aに磁力によって吸着するようになっている。
バンド把持リング13bは、周方向に沿って複数配置されたセグメントで構成され、その内部に磁石が埋設されている。そして、バンド把持リング13bがバンド成型体W1にその径方向外側から当接することにより、このバンド成型体W1がバンド把持リング13bに磁力によって吸着するようになっている。
次に、バンド成型体W1が組み付けられた第1成型ドラム11が作業ステーションC3に到達するのと同時に、この第1成型ドラム11は、バンド成型体W1とともに、ビード把持リング13aに把持されているプリセットビードPBの径方向内側に挿入される。この状態で、バンド把持リング13bを縮径移動させて、バンド成形体W1をその外周面側から把持させた後に、第1成型ドラム11を縮径する(図2(c))。その後、第1成型ドラム11を作業ステーションC1に戻して作業ステーションC3から退去させることにより、バンド成型体W1を第1成型ドラム11からトランスファ台車13に移載する。
なお、折り返しバー21cにおける前記軸線O2方向の内側端は、軸線回りに回転自在に支持されたローラとなっている。また、折り返しバー21cにおける前記軸線O2方向の外側端は、第2成型ドラム21の本体部に図示されないリンク機構を介して連結されている。
以上より、プリセットビードPBおよびバンド成型体W1が第2成型ドラム21上に移載される。
そして、作業ステーションF2では、まず、センタブラダ21dに内圧を加えてこのブラダ21dを径方向外側に膨出させながら、左右の第1拡縮機構21e、ビードロック部21bおよび折り返しバー21cを前記軸線O2方向の内側に向けて移動させ、コア体21aを拡径変形させることにより、バンド成型体W1の軸方向中央部をトロイダル状に膨出させる。
これにより、これらの各側面に沿って、カーカス部材Pにおける前記軸線O2方向の両端部、つまりカーカス部材Pにおいて左右一対のプリセットビードPBよりも前記軸線O2方向の外側に位置する部分が、プリセットビードPBにおいて前記軸線O2方向の外側面における径方向内側部分を前記軸線O2方向の外側から覆うように折り返される(図4(a))。
すなわち、第1製造ユニット10のトランスファ台車13が備える左右一対のビード把持リング13aのうちの一方は、例えばその軸心を傾斜させることができるように支持されており、作業ステーションC3では、ビード把持リング13aにプリセットビードPBをセットした後、作業ステーションF2で測定された振幅から一義的に求まる角度だけ、前記一方のビード把持リング13aをその軸心が元の軸心に対して傾くように移動させる。
以上の操作により、この測定以降に成型されるタイヤ成型体にフィードバックして、ラジアルランナウトの一次調和成分を打ち消すことによって、加硫後の製品タイヤにおけるRFVのレベルを改善することができる。
そして、この作業ステーションF3では、押出機27bを通過してゴムで被覆されたコードを、トロダイル状に成型されたバンド成型体W1の外周面に貼り付ける。この際、第2成型ドラム21をその軸線O2回りに回転させながら、前記貼付装置を前記軸線O2方向に移動させて、前記コードを前記軸線O2に対して傾斜させた状態で貼り付けることにより、内側ベルト部材1Bが形成される(図4(b))。
そして、この作業ステーションF4では、押出機28bを通過してゴムで被覆されたコードを、内側ベルト部材1B上に貼り付ける。この際、第2成型ドラム21をその軸線O2回りに回転させながら、前記貼付装置を前記軸線O2方向に移動させて、前記コードを前記軸線O2に対して傾斜させた状態で貼り付けることにより、外側ベルト部材2Bが形成される(図5(a))。
スパイラルレイヤ供給装置29は、内部に複数のコードが埋設された細幅のゴムシートが巻き付けられたリールから、このゴムシートを巻き出して第2成型ドラム21の外周面側で螺旋状に巻き付けることによりスパイラルレイヤ部材SLを形成する(図5(b))。
トレッドアンダクッション供給装置30は、所定の断面形状の口金を有する押出機30aと、作業ステーションF5に搬送されてきた第2成型ドラム21の外周面と前記口金との間に設けられ、この口金から押し出されたリボン状のゴム部材をその厚さ方向に挟み込んで、第2成型ドラム21の外周面側に案内する図示されない貼付装置と、が備えられている。
そして、この作業ステーションF5では、スパイラルレイヤ部材SLが形成された第2成型ドラム21の外周面側に向けて、前記口金からリボン状のゴム部材を押し出し、前記貼付装置によりこのゴム部材を厚さ方向に挟み込んだ状態で、前記軸線O2回りに回転させられている第2成型ドラム21の外周面側に位置や角度を制御しながら案内することによって、ゴム部材が、その幅方向の一部が重ね合わされながら第2成型ドラム21の外周面側に螺旋状に巻き付けられ、トレッドアンダクッション部材TUCが形成される(図5(b))。
これらの両供給装置31、32にはそれぞれ、所定の断面形状の口金を有する押出機31a、32aと、作業ステーションF7に搬送されてきた第2成型ドラム21の外周面と口金との間に設けられ、口金から押し出されたリボン状のゴム部材をその厚さ方向に挟み込んで、第2成型ドラム21の外周面側に案内する図示されない貼付装置と、が備えられている。
キャップトレッド供給装置33には、所定の断面形状の口金を有する押出機33aと、作業ステーションF9に搬送されてきた第2成型ドラム21の外周面と口金との間に設けられ、口金から押し出されたリボン状のゴム部材をその厚さ方向に挟み込んで、第2成型ドラム21の外周面側に案内する図示されない貼付装置と、が備えられている。
これらの両供給装置34、35にはそれぞれ、所定の断面形状の口金を有する押出機34a、35aと、作業ステーションF11に搬送されてきた第2成型ドラム21の外周面と口金との間に設けられ、口金から押し出されたリボン状のゴム部材をその厚さ方向に挟み込んで、第2成型ドラム21の外周面側に案内する図示されない貼付装置と、が備えられている。
その後、トロダイル状に成型されたバンド成型体W1の外表面側において、サイドウォール部材SWの前記軸線O2方向における両端部にこの軸線O2方向の外側から連なる各部分に向けて、ゴムチェーファ供給装置35の口金からリボン状のゴム部材を押し出し、これらの各ゴム部材を、サイドウォール部材SWを形成するのと同様にして螺旋状に巻き付け、ゴムチェーファ部材GCHを形成する(図7(a))。
ここで、移載台車24は、タイヤ成型体Wを径方向外側から把持する拡縮可能な把持リング24aを備えており、第2成型ドラム21から移載台車24へタイヤ成型体Wを移載する際には、把持リング24aを拡径した状態で移載台車24を、第2成型ドラム21が待機中の作業ステーションF13に移動させる。その後、把持リング24aを縮径させてタイヤ成型体Wの外周面を把持させた後(図7(b))、センタブラダ21dの内圧を抜き、かつビードロック部21bを縮径変形させるとともに、第2成型ドラム21における左右一対の第1拡縮機構21e、ビードロック部21bおよび折り返しバー21cを前記軸線O2方向に互いに離間移動させて、コア体21aを縮径変形させる。
そして、第2成型台車22を無端軌道部23上でさらに時計回りに移動させて第2成型ドラム21を作業ステーションF1へ移動させ、前述と同様の工程を繰り返す。
そして、チャンバー36の内部空間に第2成型ドラム21が進入すると、この内部空間は気密に保たれた状態で減圧させられる。その後所定時間経過したときに、チャンバー36の内部空間を開放し、押圧手段37を前進移動させて、第2成型ドラム21上に固定されている成型途中のタイヤ成型体W、若しくは完成したタイヤ成型体Wに当接させる。次に、第2成型ドラム21をその軸線O2回りに回転させつつ、この押圧手段37を前記軸線O2方向に移動させることにより、成型途中のタイヤ成型体W、若しくは完成したタイヤ成型体Wの外表面をほぼ全域にわたって押圧する。
以上の過程において、他の作業ステーションでは、前述のように成型途中のタイヤ成型体Wに各種ゴム部材が貼り付けられており、複数の工程が、複数の第2成型ドラム21それぞれについて同時に並行して行われる。
以上より、装置の大型化や複雑化さらには製造時間を抑えつつ、タイヤ成型体W内のエアを効果的に排除することができる。
例えば、前記実施形態では、チャンバー36の内部空間に、第2成形ドラム21とともに成型途中のタイヤ成型体W、若しくは完成したタイヤ成型体Wを進入させたが、これに代えて、第2成型ドラム21から取り外した成型途中のタイヤ成型体W、若しくは完成したタイヤ成型体Wを前記内部空間に置いて、この内部空間を減圧した状態に保持するようにしてもよい。
また、タイヤ成型体の製造装置1に第1製造ユニット10を設けなくてもよい。
さらに、タイヤ成型体Wを構成する各ゴム部材は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
さらに、前記実施形態に代えて、第1成型ドラム11および第2成型ドラム21は、定位置に固定して、前記各供給装置27〜35やチャンバー36等を移動させてもよい。
さらに、前記実施形態では、第2成形体21の全体が前記移動方向Mに沿って移動してチャンバー36の内部空間に位置する構成を示したが、これに代えて例えば、コア体21a、ビードロック部21b、折り返しバー21c、センタブラダ21dおよび前記スライダのうち、折り返しバー21c等のカーカス部材Pを折り返す機構は移動させず、タイヤ成型体Wを保持可能なコア体21a、ビードロック部21bおよびセンタブラダ21d等のみを移動させてチャンバー36の内部空間に位置させるようにしてもよい。
さらにまた、折り返しバー21cに代えて、例えば内圧が付与されたときに膨出変形するブラダを採用してもよい。
11 第1成型ドラム
12 第2成型ドラム(被成型体)
22 第2成型台車(移動手段)
23 無端軌道部(移動手段)
27 内側ベルト供給装置(供給手段)
28 内側ベルト供給装置(供給手段)
29 スパイラルレイヤ供給装置(供給手段)
30 トレッドアンダクッション供給装置(供給手段)
30a、31a、32a、33a、34a、35a 押出機
31 ベーストレッド供給装置(供給手段)
32 アンテナ供給装置(供給手段)
33 キャップトレッド供給装置(供給手段)
34 サイドウォール供給装置(供給手段)
35 ゴムチェーファ供給装置(供給手段)
36 チャンバー
37 押圧手段
M 移動方向
W タイヤ成型体
W1 バンド成型体(成型途中のタイヤ成型体)
O1 第1成型ドラムの軸線
O2 第2成型ドラムの軸線(軸線)
Claims (6)
- 軸線回りに回転可能に設けられた被成型体と、
この被成型体の外周面側に向けてゴム部材を供給する供給手段と、
減圧状態に保持可能で、かつ前記被成型体の外周面側に前記ゴム部材が巻き付けられて形成された成型途中のタイヤ成型体若しくは完成したタイヤ成型体が進入する内部空間を有するとともに、前記供給手段に並設されたチャンバーと、が備えられていることを特徴とするタイヤ成型体の製造装置。 - 請求項1記載のタイヤ成型体の製造装置であって、
前記チャンバーには、その内部空間に進入した成型途中のタイヤ成型体若しくは完成したタイヤ成型体の外表面に対して進退可能に支持された押圧手段が備えられていることを特徴とするタイヤ成型体の製造装置。 - 請求項1または2に記載のタイヤ成型体の製造装置であって、
前記被成型体は複数備えられ、
これらの被成型体のうち、1つを前記供給手段に対向させ、かつ他の1つをチャンバーの内部空間に位置させるように、これらの被成型体と、前記供給手段およびチャンバーと、を相対的に間欠移動させる移動手段が備えられていることを特徴とするタイヤ成型体の製造装置。 - 請求項3記載のタイヤ成型体の製造装置であって、
前記供給手段は、前記移動手段による移動方向に沿って複数設けられるとともに、前記チャンバーは、前記移動方向で隣り合う供給手段同士の間に配置されていることを特徴とするタイヤ成型体の製造装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のタイヤ成型体の製造装置であって、
前記供給手段は、リボン状のゴム部材を口金から押し出す押出機を備えるとともに、このゴム部材を、その幅方向の一部を重ね合わせながら前記被成型体の外周面側に螺旋状に巻き付ける構成とされたことを特徴とするタイヤ成型体の製造装置。 - 軸線回りに回転可能に設けられた被成型体の外周面側に、ゴム部材を巻き付けてタイヤ成型体を形成するタイヤ成型体の製造方法であって、
請求項1から5のいずれか1項に記載のタイヤ成型体の製造装置を用い、
前記供給手段から被成型体の外周面側にゴム部材を供給して巻き付けている間に、このゴム部材が既に巻き付けられている成型途中のタイヤ成型体若しくは完成したタイヤ成型体をチャンバーの内部空間に置いて、この内部空間を減圧した状態に保持することを特徴とするタイヤ成型体の製造方法。
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JPH07276934A (ja) * | 1994-04-01 | 1995-10-24 | Goodyear Tire & Rubber Co:The | トレッドの装着方法および移送装置 |
JP2004136549A (ja) * | 2002-10-17 | 2004-05-13 | Bridgestone Corp | ゴムリボン積層体の製造方法およびその装置 |
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- 2007-10-23 JP JP2007275623A patent/JP5097502B2/ja not_active Expired - Fee Related
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