JP2003236946A - タイヤ生産システム - Google Patents
タイヤ生産システムInfo
- Publication number
- JP2003236946A JP2003236946A JP2002045412A JP2002045412A JP2003236946A JP 2003236946 A JP2003236946 A JP 2003236946A JP 2002045412 A JP2002045412 A JP 2002045412A JP 2002045412 A JP2002045412 A JP 2002045412A JP 2003236946 A JP2003236946 A JP 2003236946A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tire
- station
- drum
- band
- lining element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 70
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 claims abstract description 43
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 27
- 238000005304 joining Methods 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 2
- 238000005253 cladding Methods 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 13
- 241000254043 Melolonthinae Species 0.000 description 7
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 7
- 239000011324 bead Substances 0.000 description 6
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 4
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 3
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 2
- 230000010062 adhesion mechanism Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
製造及び組み付け作業を容易に行うことができるタイヤ
生産システムを提供する。 【解決手段】 ドラム旋回駆動装置41,51,61に
よりバンド成形ドラム42,43、外張り要素成形ドラ
ム52,53、シェーピングドラム62,63をそれぞ
れ垂直軸線C1,C2,C3の周りで、水平方向に旋回
可能に構成する。前記成形ドラム32の中心軸線O1
と、成形ドラム42の中心軸線O2とを同一直線L1上
に設定し、両ドラムの間に第1搬送ライン11Aを配設
する。成形ドラム43とシェーピングドラム62の中心
軸線O5とを同一直線L2上に設定する。両ドラムの間
に第2搬送ライン11Bを配設する。シェーピングドラ
ム63の中心軸線O7と成形ドラム53の中心軸線O8
とを同一直線上L3に設定し、両ドラムの間に第3搬送
ライン11Cを配設する。
Description
ルタイヤ等のタイヤ生産システムに係わり、詳しくはタ
イヤ部品を成形する成形ドラムと、成形ドラム間に設け
られた搬送装置を有する搬送ラインとのレイアウト構成
に関するものである。
ステムとしては、例えば特公昭60−59856号公
報、特公昭62−35381号公報及び特開平2−25
321号公報に開示されたような構成のものが知られて
いる。これらの従来構成においては、ボディプライやベ
ルト等のタイヤ部品を成形する成形ドラムが所定位置に
おいて、ドラム駆動装置のチャックにより回転可能に支
持されている。対向する一対の成形ドラムの間には搬送
レールが設けられ、成形されたタイヤ部品を搬送レール
上を移動する搬送台車により搬送するようになってい
る。又、搬送レールが存在しない隣接する成形ドラムの
間のタイヤ部品の受け渡しは、天井あるいは床面に装着
されたタイヤ部品搬送装置により行われるようになって
いる。
産システムにおいては、天井あるいは床面にタイヤ部品
搬送装置を装着する必要があるので、装置が複雑化し、
部品点数が多くなり、製造及び組み付け作業が面倒であ
るという問題があった。天井にタイヤ部品搬送装置を設
けた場合には、タイヤ部品の移動経路が上下方向に変動
するため、移動時間が長くなるばかりでなく、安全対策
を厳しく行う必要があった。
に着目してなされたものである。その主たる目的は、タ
イヤ部品の搬送経路を単純化して、タイヤ部品の搬送装
置の構成を簡素化でき、製造及び組み付け作業を容易に
行い製造コストを低減することができるタイヤ生産シス
テムを提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明は、円筒状のタイヤの内張
り要素を製造する第1の装置群と、同じく円筒状のタイ
ヤの外張り要素を製造する第2の装置群と、前記内張り
要素の外周に前記外張り要素を被嵌接合してグリーンタ
イヤを成形する第3の装置群と、前記第1〜第3の装置
群の各装置群内での搬送及び装置群間での搬送を行う搬
送装置を備えたタイヤ生産システムにおいて、前記搬送
装置は、前記第1の装置群内のタイヤ部品の組付装置、
前記第2の装置群内のタイヤ部品の組付装置及び前記第
3の装置群内のタイヤ部品の組付装置に対し、これらと
対応する前記内張り要素、前記外張り要素及び前記グリ
ーンタイヤの円筒外周面を向けて位置決めするように搬
送し、かつ、前記装置群内、装置群間では前記内張り要
素、前記外張り要素及び前記グリーンタイヤをほぼ同じ
高さで搬送することを要旨とする。
の内張り要素を製造する第1の装置群と、同じく円筒状
のタイヤの外張り要素を製造する第2の装置群と、前記
内張り要素の外周に前記外張り要素を被嵌接合してグリ
ーンタイヤを成形する第3の装置群と、前記第1〜第3
の装置群の各装置群内での搬送及び装置群間での搬送を
行う搬送装置を備えたタイヤ生産システムにおいて、前
記搬送装置は直線移送型搬送装置及び旋回移送型搬送装
置からなり、これら直線移送型搬送装置と旋回移送型搬
送装置を交互に配置してなることを要旨とする。
て、前記直線移送型搬送装置は前記内張り要素、外張り
要素及びグリーンタイヤのうちの搬送を担当する1つの
ものをその円筒面が搬送方向と平行に維持されるように
搬送し、又、前記旋回移送型搬送装置は前記内張り要
素、外張り要素及びグリーンタイヤのうちの搬送を担当
する1つのものをこの1つのものの円筒中心が水平面内
に維持されるように旋回して搬送することを要旨とす
る。
において、前記第1〜第3の装置群内の各組付装置は、
この組付装置の前方へ搬送された前記内張り要素、前記
外張り要素及び前記グリーンタイヤのうちの1つのもの
に対しこの1つのものが前記旋回移送型搬送装置に保持
されている状態でタイヤ部品の組み付け作業を行うこと
を要旨とする。
要素を製造する第1の装置群と、タイヤの外張り要素を
製造する第2の装置群と、前記タイヤの内張り要素と外
張り要素とを被嵌接合してグリーンタイヤを成形する第
3の装置群とを備え、前記第1〜第3の装置群のタイヤ
部品の各成形ドラム間において、タイヤ部品の受け渡し
を行うための搬送装置を具備する第1〜第3の直線搬送
ラインを略同一直線又は所定距離だけ離隔された複数の
直線に沿って間隔を空けてそれぞれ独立して設け、前記
第1〜第3の直線搬送ラインの間に位置する成形ドラム
をその軸線が水平面内に維持されるように旋回して位置
切り換えするドラム旋回駆動装置を隣接する2つの前記
搬送ライン間に配置したことを要旨とする。
いずれか一項において、前記第1の装置群はボディプラ
イを成形するためのボディプライ成形ドラムを有するプ
ライステーションと、バンドを成形するためのバンド成
形ドラムを有するバンドステーションとを備え、第2の
装置群はベルト・トレッドを成形するためのベルト・ト
レッド成形ドラムを有するベルト・トレッドステーショ
ンを備え、第3の装置群は、前記バンドステーションか
ら供給されるタイヤ部品と、ベルト・トレッドステーシ
ョンから供給されるタイヤ部品とを用いてグリーンタイ
ヤを成形するグリーンタイヤ成形ドラムを有するシェー
ピングステーションを備え、前記プライステーションと
バンドステーションとの間には第1搬送ラインが設けら
れ、バンドステーションとシェーピングステーションと
の間には第2搬送ラインが設けられ、シェーピングステ
ーションとベルト・トレッドステーションとの間には第
3搬送ラインが設けられていることを要旨とする。
いずれか一項において、第3の装置群にはグリーンタイ
ヤの加硫を行うための第4の装置群が隣接して配置され
ていることを要旨とする。
において、前記バンドステーションのバンド成形ドラム
は、ドラム旋回駆動装置に対し複数箇所に設けられ、前
記シェーピングステーションの前記成形ドラム及びベル
ト・トレッドステーションの前記成形ドラムも前記バン
ド成形ドラムと同様にドラム旋回駆動装置に対しそれぞ
れ複数箇所に設けられていることを要旨とする。
て、前記バンドステーションのバンド成形ドラムは、ド
ラム旋回駆動装置に対し互いに180度隔てて、かつそ
の中心軸線が旋回軸線から離隔するように互いに平行に
2カ所に設けられ、前記シェーピングステーションの前
記成形ドラム及びベルト・トレッドステーションの前記
成形ドラムもドラム旋回駆動装置に対し互いに180度
隔てて、かつその中心軸線が旋回軸線から離隔するよう
に互いに平行に2カ所に設けられていることを要旨とす
る。
のいずれか一項において、前記各成形ドラムの中心軸線
の高さ位置及び前記各搬送装置に設けられ、かつタイヤ
部品を把持するパレットの中心軸線の高さ位置は、ほぼ
同一高さ位置に設定されていることを要旨とする。
ステムの一実施形態を、図面に基づいて説明する。この
実施形態では、タイヤ部品については図示しない。
テムの概略について説明する。図1は、生産システムの
要部の略体平面図、図2は生産システム全体を示す略体
平面図である。この生産システムでは、コードをゴムで
被覆したリボンを用いてボディプライを含む内張り要素
を製造する第1の装置群101と、同じくコードをゴム
で被覆したリボンを用いてベルトとトレッドを含む外張
り要素を製造する第2の装置群102とを備えている。
又、この生産システムでは、タイヤの内張り要素と外張
り要素とを接合してグリーンタイヤを成形する第3の装
置群103と、グリーンタイヤを架橋して完成タイヤと
する第4の装置群104とを備えている。さらに、この
生産システムは、前記第1〜第4の装置群101〜10
4の各種動作を制御するための制御装置105を備えて
いる。
ライを成形するプライステーション12と、円筒状のボ
ディプライに対しインナーライナー、ゴムチェーファー
ハ、ライナーパッド及びビードなどを組み付けて内張り
要素を成形するバンドステーション13とを備えてい
る。第3の装置群103は、主に内張り要素の外周に外
張り要素を被嵌接合してグリーンタイヤを成形するシェ
ーピングステーション14を備えている。第2の装置群
102は、主に円筒状のベルト及びトレッドからなる前
記外張り要素を成形するベルト・トレッドステーション
15を備えている。
ーション13の間に配設された第1搬送ライン11Aに
は、プライステーション12からバンドステーション1
3にボディプライを直線的に搬送するための第1搬送装
置16が移動可能に支持されている。前記バンドステー
ション13とシェーピングステーション14との間に配
設された第2搬送ライン11Bには、第2搬送装置17
が移動可能に支持されている。この第2搬送装置17に
よってバンドステーション13にてボディプライに対し
インナーライナー、ゴムチェーファー及びライナーパッ
ドが補強接合され、かつビードがセットされて構成され
る内張り要素を、バンドステーション13からシェーピ
ングステーション14へ直線的に搬送する。前記シェー
ピングステーション14とベルト・トレッドステーショ
ン15の間に配設された第3搬送ライン11Cには、第
3搬送装置18が移動可能に支持されている。この第3
搬送装置18によりトレッドを外周に接合したベルトか
らなる円筒状の外張り要素をベルト・トレッドステーシ
ョン15からシェーピングステーション14に直線的に
搬送する。
のうち第1,3搬送ライン11A,11Cは、ほぼ一直
線に沿って互いに離間して配置されている。第2搬送ラ
イン11Bは、両搬送ライン11A,11Cから所定距
離だけ離隔されている。第1及び第2搬送ライン11
A、11Bはこの生産システムのほぼ中央部に配置した
シェーピングステーション14に対し一方側からボディ
プライ・インナーライナー組付体としての円筒状の前記
内張り要素を搬入する。そして、第3搬送ライン11C
は他方側からベルト・トレッド組付体としての円筒状の
前記外張り要素を搬入する。
103の片側には複数の加硫機20よりなる加硫ステー
ション19が並設されている。前記第3搬送ライン11
Cと加硫ステーション19との間において、シェーピン
グステーション14と対応する位置にはグリーンタイヤ
の受渡し装置21が配設されている。加硫ステーション
19と対応する位置には移送装置22が移送ライン23
に沿って移動可能に配設されている。そして、シェーピ
ングステーション14で成形されたグリーンタイヤが受
渡し装置21に受け渡された後、離型剤塗布装置(図示
しない)においてグリータイヤの内周面に離型剤を塗布
してから移送装置22に受け渡す。さらに、この移送装
置22により加硫ステーション19の各加硫機20に移
送されるようになっている。
イヤの中間成形品(部品)を把持するパレット24,2
5,26が設けられている。次に、前記第1〜第4の装
置群101〜104の詳細を、実際の動作に即して説明
する。 (第1の装置群101)最初に第1の装置群101につ
いて説明する。
ン12にはドラム駆動装置31及びボディプライ成形ド
ラム32が装備されている。前記ボディプライ成形ドラ
ム32と対応してボディプライ巻付け供給組付装置33
が配設されている。前記バンドステーション13には、
垂直の旋回軸線に直交する直径方向の両側に一対のバン
ド成形ドラム42,43を装備し、180度旋回により
バンド成形ドラム42,43の相互位置を入れ替えるド
ラム旋回駆動装置41が設けられている。このドラム旋
回駆動装置41は、バンド成形ドラム42,43を旋回
軸線に直交する水平軸の廻りに回転させ或いは停止させ
た状態でインナーライナー、ゴムチェーファー、ライナ
ーパッド等をボディプライに組み付ける組付けステーシ
ョンとして機能する。又、ドラム旋回駆動装置41は、
180度旋回により第1搬送ライン11A側から第2搬
送ライン11B側へボディプライを水平旋回移送する搬
送装置としても機能するものである。
第2搬送ライン11B側に割り出されているバンド成形
ドラム43又は42をタイヤ設計寸法より若干小径にし
た状態で、その外周にインナーライナー供給組付装置4
6から供給されるインナーライナーを巻回、巻着する。
続いて、インナーライナー供給組付装置46と対向配置
のゴムチェーファー供給組付装置45から供給されるゴ
ムチェーファーをインナーライナーの外周上の幅方向に
離間した2箇所に巻回、巻着する。次に、ドラム旋回駆
動装置41を180度反転し、インナーライナーを巻き
つけているバンド成形ドラム(この場合、ドラム43)
をライナーパッド供給組付装置44の正面に割り出す。
そして、インナーライナーの外周上の幅方向の2箇所に
ライナーパッド供給組付装置44から供給されるライナ
ーパッドを巻回、巻着してバンドを成形する。ライナー
パッドを巻く2箇所の位置は、ゴムチェーファーを巻い
た2箇所の内側の離間した位置とされる。
ドの成形動作に並行するように、前記プライステーショ
ン12において、リボンからボディプライが成形される
ようになっている。
人による特開平2001−145961号公報に開示さ
れた空気入りタイヤ用ボディプライの製造装置を備えて
いる。この製造装置を図示しないが以下に概略的に説明
する。この製造装置は、コードにゴム被覆を施した所定
幅寸法のリボンを製造するリボン製造装置と、ドラムの
外周面に対し前記リボンを螺旋状に巻き付けるリボン巻
付機構とを備えている。この製造装置は、リボンの側縁
を互いに接着して巻付体を製造する接着機構を備えてい
る。この製造装置は、前記巻付体を前記リボンの巻き付
け方向と直交する方向に裁断して所定の幅と長さを有す
るボディプライを形成する巻付体裁断機構を備えてい
る。
ディプライを前記ボディプライ成形ドラム32に巻き取
るようになっている。前記第1搬送装置16がボディプ
ライ成形ドラム32と対応する位置まで前進すると、ボ
ディプライ成形ドラム32が縮径することにより、ボデ
ィプライをボディプライ成形ドラム32から抜き取って
第1搬送装置16のパレット24の内周面に吸着把持す
る。この状態で、第1搬送装置16が第1搬送ライン1
1Aに沿って右方に移動することにより、ボディプライ
をバンドステーション13の左側に割り出されたバンド
成形ドラム(この場合、ドラム43)と対応する位置ま
で搬送する。そして、インナーライナー上へのライナー
パッドの巻付けが完了している状態で、第1搬送装置1
6がバンド成形ドラム43側にさらに前進してインナー
ライナー上にボディプライを被せる。これとともに、バ
ンド成形ドラム43を拡径することにより、ボディプラ
イをバンド成形ドラム43上のバンドの外周に密着嵌装
させる。この動作の完了において、ボディプライの搬送
を終了した第1搬送装置16は、自動的に原位置に戻っ
て待機する。そして、続いてドラム旋回駆動装置41を
180度反転動作させ、バンド外周にボディプライを密
着嵌装させて保持しているバンド成形ドラム43をゴム
チェーファー供給組付装置45及びインナーライナー供
給組付装置46側へ戻し搬送する。
ド成形動作と平行して、左右一対のビードを第2搬送装
置17のパレット25にセットして待機している。そし
て、バンド外周にボディプライを密着嵌装させて保持し
ているバンド成形ドラム43が戻し搬送されると、第2
搬送装置17が図示左方移動してパレット25にセット
済みの一対のビードをボディプライの外周に挿入する。
この状態でバンド成形ドラム43が拡径することにより
ビードがボディプライの外周面に嵌挿されてバンド及び
ボディプライと一体化され、内張り要素が形成される。
て内張り要素をドラム43からパレット25へ移送し、
前記第2搬送装置17を図示右方へ移動して内張り要素
をバンド成形ドラム43から抜き取る。この状態で、第
2搬送装置17が第2搬送ライン11Bに沿ってさらに
右方に移動することにより、内張り要素をシェーピング
ステーション14の後述するシェーピングドラム62と
対応する位置まで搬送する。そして、そのシェーピング
ドラム62の外周に嵌装する。 (第2の装置群102)次に、第2の装置群102を説
明する。
ステーション15は、バンドステーション13に設けた
ドラム旋回駆動装置41と類似構成のドラム旋回駆動装
置51を備えている。この装置51は、垂直の旋回軸線
に直交する直径方向の両側に一対の外張り要素成形ドラ
ム52,53を装備し、180度旋回により外張り要素
成形ドラム52,53の相互位置を入れ替えるように動
作する。又、外張り要素成形ドラム52,53を旋回軸
線に直交する水平軸の廻りに回転させた状態でベルト及
びトレッドからなる外張り要素を組み付ける作業を行
う。つまり、ドラム旋回駆動装置51は、外張り要素を
組み付ける組付けステーションとして機能するととも
に、180度旋回により第3搬送ライン11Cへ外張り
要素を水平旋回搬送する搬送装置としても機能するもの
である。
5は、前記バンドステーション13における内張り要素
の成形動作及びその内張り要素のシェーピングステーシ
ョン14への搬送動作に並行するように、リボンから外
張り要素を成形するようになっている。
は、本願出願人による特願2000−270828号の
明細書に記載したタイヤ用ベルトの製造装置を備えてい
る。この装置を図示しないが以下に概略的に説明する。
この製造装置は、長手方向に複数のコードを配置してゴ
ムで被覆したリボンを、ドラムの外周面に対し所定のピ
ッチで螺旋状に巻き付けるリボン巻付機構と、巻き付け
られたリボンの側縁を相互に接着して巻付体を形成する
接着機構とを備えている。この製造装置は、前記巻付体
を前記リボンの巻き付けピッチよりも大きい所定のピッ
チで螺旋状に裁断して所定の幅とコード傾斜角を有する
ベルトを形成する巻付体裁断機構を備えている。そし
て、上記製造装置により製造されたベルトを図示右側に
割り出されている前記外張り要素成形ドラム(この場合
は、ドラム52)に巻き取るようになっている。このベ
ルトの外周には図示しない装置によりベルトカバーが巻
着される。
52,53を、水平面内において180度反転させて、
ベルトを装着したドラム52をベーストレッド及びキャ
ップトレッド供給組付装置54と対向させる。この状態
で、外張り要素成形ドラム52上のベルト及びベルトカ
バーの外周に、ベーストレッド及びキャップトレッド供
給組付装置54から供給されるベーストレッド及びキャ
ップトレッドを積層巻着して、外張り要素を形成する。
このベーストレッド及びキャップトレッドの積層巻着動
作と平行して、左側に割り出されている外張り要素成形
ドラム(この場合、ドラム53)に対しベルトの供給組
付装置55によりベルトの巻き付け動作が行われる。
層巻着動作の完了において、第3搬送装置18が図示右
進し、それに搭載したパレット26により、外張り要素
を外張り要素成形ドラム53から外径側を吸着保持して
抜き取る。そして、第3搬送装置18が搬送ライン11
Cに沿って左方に移動することにより、外張り要素を後
述するシェーピングステーション14のシェーピングド
ラム63上まで搬送する。 (第3の装置群103)次に、第3の装置群103を説
明する。
前述したドラム旋回駆動装置41、51と類似構成のド
ラム旋回駆動装置61が設けられている。この装置61
には垂直の旋回軸線に直交する直径方向の両側に一対の
シェーピングドラム62,63が水平軸線の廻りに回転
可能に装備されている。そして、このシェーピングステ
ーション14においては、バンドステーション13から
搬送される内張り要素と、ベルト・トレッドステーショ
ン15から搬送される外張り要素とから、グリーンタイ
ヤを成形するようになっている。
張り要素をタイヤ形状に膨大させるためにブラダを装備
している。そして、図示左側に割り出されているシェー
ピングドラム62上に第2搬送装置17により搬送され
る内張り要素を嵌装し、ブラダを膨径させることによ
り、内張り要素をトロイダル形状にする。そして、この
状態で、その外周にショルダープライ供給組付装置66
から供給されるショルダープライを巻回する。さらに、
ベルトアンダーゴム供給組付装置64から供給されるベ
ルトアンダーゴムを巻回する。
度旋回割り出しされて、ショルダープライ及びベルトア
ンダーゴムがさらに組み付けされた内張り要素は、シェ
ーピングドラム62に保持された状態で図示右側の位置
に割り出される。この状態で、第3搬送装置18が図示
左方へ移動され、パレット26に外周を保持した外張り
要素を内張り要素の外周に嵌装する。その後、ブラダが
膨径することにより、内張り要素の外周を外張り要素の
内周側に圧接してそれらを一体化させる。次に、第3搬
送装置18が図示右方へ移動して外張り要素をパレット
26による保持から開放する。この状態で前記一体化物
のサイド部外周にサイドウォール供給組付装置65から
供給されるサイドウォールを巻着して、グリーンタイヤ
の成形を完了する。
ラム63から抜き取って、前記受渡し装置21に受け渡
す。 (グリーンタイヤ80の加硫を行う第4の装置群10
4)次に、第4の装置群104を説明する。
リーンタイヤを受け取って、その移送装置22の移動に
より、加硫ステーション19の複数の加硫機20のうち
で、空き状態の加硫機20を選択して、グリーンタイヤ
を搬入する。そして、加硫機20において、グリーンタ
イヤを加硫するようになっている。この加硫ステーショ
ン19の加硫機20で加硫された完成タイヤは、公知の
コンベア等によって、この生産システムから搬出され
る。
の特徴は、以下のように要約される。本発明の特徴の1
つとして、ボディプライ及びインナーライナーを基本部
材とする内張り要素と、ベルト及びトレッドを基本部材
とする外張り要素は、それぞれのタイヤ部品を供給する
前記各供給組付装置との間に次の関係を有している。す
なわち、前記内張り要素と外張り要素が供給組付装置3
3、44、45、46、54、55、64、65、66
の前に割り出された際には、それぞれの円筒外周面をこ
れら供給組付装置に向けた状態で位置決めされる。この
ため、これら内張り要素及び外張り要素の搬送経路に交
差する方向に前記タイヤ部品を供給して組み付けする供
給組付装置を配置することができる。よって、これら装
置間の隣接スペースを狭くしてシステムの所要床面積を
小さくできると共に搬送距離が短縮される。この結果シ
ステムの製造コストや設置及び維持コストを低減でき、
かつ生産性も向上できる。
イ及びインナーライナーを基本部材とする内張り要素及
びベルト及びトレッドを基本部材とする外張り要素をシ
ステム内で搬送する装置は、次のように構成されてい
る。すなわち、前記搬送装置は、直線移送型の搬送装置
16〜18と、旋回移送型の搬送装置として機能するド
ラム旋回駆動装置41、51、61からなり、直線移送
型搬送装置16〜18と旋回移送型搬送装置とが交互に
配置されている。このため、内張り要素と外張り要素の
保持手段(ドラムやパレット)への移し変えは最小限に
留められる。さらに、直線移送型搬送装置16〜18
は、単に組み付けステーション間での搬送機能だけに止
まらず、円筒状のタイヤ部品の挿入を伴う組み付け、取
り外し動作に活用できるものである。
型搬送装置16〜18は内張り要素、外張り要素及びグ
リーンタイヤのうちの搬送を担当する1つのものをその
円筒面が搬送方向と平行に維持されるように搬送する。
又、旋回移送型の搬送装置として機能するドラム旋回駆
動装置41、51、61は内張り要素、外張り要素及び
グリーンタイヤのうちの搬送を担当する1つのものをこ
の1つのものの円筒中心が水平面内に維持されるように
旋回して搬送する。このため、前記旋回移送型搬送装置
は組み付けされているが未だ不完全に接合しているタイ
ヤ部品を移送動作中も確実に保持できる。さらに、搬送
完了位置において直線移送型搬送装置16〜18が円筒
状のタイヤ部品の嵌挿及び取り外し動作を単純な進退動
作で行うことができる。
置33、44〜46、54、64〜66は、これら装置
の前方へ搬送された内張り要素、外張り要素及びグリー
ンタイヤのうちの1つのものに対し次のように構成され
ている。すなわち、前記1つのものが旋回移送型搬送装
置として機能するドラム旋回駆動装置41、51、61
に保持されている状態でタイヤ部品を組み付け作業する
ように構成されている。つまり、各供給組付装置33、
44〜46、54、64〜66による組み付け作業位置
は、搬送経路上に位置され、組み付け途中のタイヤ部品
を搬送経路から逸らした位置へ移す必要がない。このた
め、各供給組付装置による組み付け完了と同時に次の供
給組付装置に向かう搬送を開始でき、搬送経路の単純化
と搬送時間の短縮が実現される。
ように説明される。図3に示すように、プライステーシ
ョン12のボディプライ成形ドラム32の中心軸線O1
と、バンドステーション13の一方のバンド成形ドラム
42の中心軸線O2とは、同一直線L1上になるように
設定されている。又、第1搬送装置16のパレット24
の中心軸線O3が前記直線L1上に位置するように設定
されている。前記他方のバンド成形ドラム43の中心軸
線O4、シェーピングステーション14の一方のシェー
ピングドラム62の中心軸線O5及び第2搬送装置17
のパレット25の中心軸線O6は同一直線L2上に位置
するように設定されている。前記他方のシェーピングド
ラム63の中心軸線O7、前記ベルト・トレッドステー
ション15の要素成形ドラム53の中心軸線O8及び第
3搬送装置18のパレット26の中心軸線O9も同一直
線L3上に位置するように設定されている。前記外張り
要素成形ドラム52の中心軸線O10は前記直線L2上
に設定されている。
線C1は、垂直方向( 図1の紙面直交方向) を指向する
とともに、前記直線L1,L2から両直線の中間位置に
離隔された位置にある。又、前記外張り要素成形ドラム
52,53の旋回軸線C2も、垂直方向を指向するとと
もに、前記直線L2,L3から両直線の中間位置に離隔
された位置にある。同様に、前記シェーピングドラム6
2,63の旋回軸線C3も、垂直方向を指向するととも
に、前記直線L2,L3から両直線の中間位置に離隔さ
れた位置にある。さらに、前記中心軸線O2,O4は互
いに平行に設定されて、前記中心軸線O5,O7及び中
心軸線O8,O10もそれぞれ互いに平行に設定されて
いる。
は、全て同一高さ位置になるように各ドラム32,4
2,43,52,53,62,63と各パレット24,
25,26の高さ位置が設定されている。 (実施形態の効果)上述した実施形態によれば、以下の
ような効果を得ることができる。
ム旋回駆動装置41によりバンド成形ドラム42,43
を水平面内で旋回可能に形成した。同様に、成形ドラム
52,53をドラム旋回駆動装置51により水平面内で
旋回可能に形成した。シェーピングドラム62,63を
ドラム旋回駆動装置61により水平面内で旋回可能に構
成した。このため、各ステーション間でのタイヤ部品の
搬送動作を同一高さ位置において、円滑に行うことがで
き、従来の搬送装置を用いる構成と比較して、部品点数
を低減し、製造及び組み付け作業を容易に行い、コスト
の低減を図ることができる。
記各装置群101〜103の成形ドラム32,42,4
3,62,63,53の中心軸線O1,O2,O4,O
5,O7,O8をほぼ同一直線L1,L2,L3上に配
設した。前記各成形ドラム間のタイヤ部品の受け渡しを
行う搬送ライン11A,11B,11Cをそれぞれ独立
して装設し、前記各搬送ライン11A,11B,11C
にそれぞれ搬送装置16,17,18を装着した。この
ため、前記各ドラム32,42,43,62,63,5
3に対しその中心軸線O1,O2,O4,O5,O7,
O8と直交する方向から各種のタイヤ部品をストレート
に供給することができ、タイヤ部品の供給組付装置4
4,45,46,47,54,64,65,66の設置
スペースが確保し易くなる。この結果、搬送ラインの長
手方向に関する各装置群の配置スペースを短くして、生
産システム全体の設置スペースを低減することができ
る。
搬送ライン11A,11B,11C及び第1 〜第3の搬
送装置16〜18が互いに独立して設けられているの
で、搬送装置16〜18が干渉し合うことはない。この
ため、その制御プログラムを容易に設定することができ
る。又、第1〜第3の装置群101〜103の工場での
施工作業をそれぞれ独立して同時に並行して実施するこ
とができ、施工工期の短縮を図ることができる。
回駆動装置41,51,61にそれぞれドラムを一対ず
つ装着した。このため、異なる成形作業を並行して行う
ことができ、タイヤの成形作業能率を向上することがで
きる。
回駆動装置41,51,61に対しバンド成形ドラム4
2,43、外張り要素成形ドラム52,53、シェーピ
ングドラム62,63をそれぞれ旋回軸線C1,C2,
C3から水平方向に離隔した。このため、各ドラムの駆
動機構を旋回軸線C1,C2,C3を避けて構成するこ
とができ、ドラム旋回駆動装置41,51,61のドラ
ム軸線方向の寸法を短くし、小型化を図ることができ
る。又、各ドラムの駆動機構への配線や配管を容易に行
うことができる。
て具体化することも可能である。 ・ 前記バンド成形ドラム42,43の中心軸線O2,
O4を同一直線上に配置してもよい。又、前記シェーピ
ングドラム62,63の中心軸線O5,O7を同一直線
上に配置してもよい。さらに外張り要素成形ドラム5
2,53の中心軸線O10,O8を同一直線上に配置し
てもよい。
線上に配設してもよい。 ・ 前記ドラム旋回駆動装置41,51,61のドラム
を一つにしてもよい。 ・ 前記ドラム駆動装置31を旋回駆動装置にするとと
もに、ボディプライ成形ドラム32をバンド成形ドラム
42,43と同様に二箇所に水平方向に離隔して中心軸
線が平行になるように装着してもよい。
のドラム旋回駆動装置51を非旋回駆動装置として、ド
ラム52を一つにしてもよい。 ・ 前記ドラム旋回駆動装置に対し各成形ドラムを三箇
所以上に設けてもよい。
に順次離隔するように第1〜第3の装置群101〜10
3を構成してもよい。
ヤ部品の搬送経路を単純化して、タイヤ部品の搬送装置
の構成を簡素化でき、製造及び組み付け作業を容易に行
い製造コストを低減することができる。
ステムを示す概略構成図。
線、O1,O2,O3,O4,O5,O6,O7,O
8,O9,O10…中心軸線、11A…第1搬送ライ
ン、11B…第2搬送ライン、11C…第3搬送ライ
ン、12…プライステーション、13…バンドステーシ
ョン、14…シェーピングステーション、15…ベルト
・トレッドステーション、16,17,18…直線移送
型搬送装置としての第1〜第3の搬送装置、24,2
5,26…パレット、32,42,43,52,53,
62,63…成形ドラム、32…ボディプライ成形ドラ
ム、41,51,61…ドラム旋回駆動装置、42,4
3…バンド成形ドラム、101〜104…第1〜第4の
装置群。
Claims (10)
- 【請求項1】 円筒状のタイヤの内張り要素を製造する
第1の装置群と、同じく円筒状のタイヤの外張り要素を
製造する第2の装置群と、前記内張り要素の外周に前記
外張り要素を被嵌接合してグリーンタイヤを成形する第
3の装置群と、前記第1〜第3の装置群の各装置群内で
の搬送及び装置群間での搬送を行う搬送装置を備えたタ
イヤ生産システムにおいて、前記搬送装置は、前記第1
の装置群内のタイヤ部品の組付装置、前記第2の装置群
内のタイヤ部品の組付装置及び前記第3の装置群内のタ
イヤ部品の組付装置に対し、これらと対応する前記内張
り要素、前記外張り要素及び前記グリーンタイヤの円筒
外周面を向けて位置決めするように搬送し、かつ、前記
装置群内、装置群間では前記内張り要素、前記外張り要
素及び前記グリーンタイヤをほぼ同じ高さで搬送するこ
とを特徴とするタイヤ生産システム。 - 【請求項2】 円筒状のタイヤの内張り要素を製造する
第1の装置群と、同じく円筒状のタイヤの外張り要素を
製造する第2の装置群と、前記内張り要素の外周に前記
外張り要素を被嵌接合してグリーンタイヤを成形する第
3の装置群と、前記第1〜第3の装置群の各装置群内で
の搬送及び装置群間での搬送を行う搬送装置を備えたタ
イヤ生産システムにおいて、前記搬送装置は直線移送型
搬送装置及び旋回移送型搬送装置からなり、これら直線
移送型搬送装置と旋回移送型搬送装置を交互に配置して
なることを特徴とするタイヤ生産システム。 - 【請求項3】 請求項2において、前記直線移送型搬送
装置は前記内張り要素、外張り要素及びグリーンタイヤ
のうちの搬送を担当する1つのものをその円筒面が搬送
方向と平行に維持されるように搬送し、又、前記旋回移
送型搬送装置は前記内張り要素、外張り要素及びグリー
ンタイヤのうちの搬送を担当する1つのものをこの1つ
のものの円筒中心が水平面内に維持されるように旋回し
て搬送することを特徴とするタイヤ生産システム。 - 【請求項4】 請求項2又は3において、前記第1〜第
3の装置群内の各組付装置は、この組付装置の前方へ搬
送された前記内張り要素、前記外張り要素及び前記グリ
ーンタイヤのうちの1つのものに対しこの1つのものが
前記旋回移送型搬送装置に保持されている状態でタイヤ
部品の組み付け作業を行うことを特徴とするタイヤ生産
システム。 - 【請求項5】 タイヤの内張り要素を製造する第1の装
置群と、タイヤの外張り要素を製造する第2の装置群
と、前記タイヤの内張り要素と外張り要素とを被嵌接合
してグリーンタイヤを成形する第3の装置群とを備え、
前記第1〜第3の装置群のタイヤ部品の各成形ドラム間
において、タイヤ部品の受け渡しを行うための搬送装置
を具備する第1〜第3の直線搬送ラインを略同一直線又
は所定距離だけ離隔された複数の直線に沿って間隔を空
けてそれぞれ独立して設け、前記第1〜第3の直線搬送
ラインの間に位置する成形ドラムをその軸線が水平面内
に維持されるように旋回して位置切り換えするドラム旋
回駆動装置を隣接する2つの前記搬送ライン間に配置し
たことを特徴とするタイヤ生産システム。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において、
前記第1の装置群はボディプライを成形するためのボデ
ィプライ成形ドラムを有するプライステーションと、バ
ンドを成形するためのバンド成形ドラムを有するバンド
ステーションとを備え、第2の装置群はベルト・トレッ
ドを成形するためのベルト・トレッド成形ドラムを有す
るベルト・トレッドステーションを備え、第3の装置群
は、前記バンドステーションから供給されるタイヤ部品
と、ベルト・トレッドステーションから供給されるタイ
ヤ部品とを用いてグリーンタイヤを成形するグリーンタ
イヤ成形ドラムを有するシェーピングステーションを備
え、前記プライステーションとバンドステーションとの
間には第1搬送ラインが設けられ、バンドステーション
とシェーピングステーションとの間には第2搬送ライン
が設けられ、シェーピングステーションとベルト・トレ
ッドステーションとの間には第3搬送ラインが設けられ
ているタイヤ生産システム。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項において、
第3の装置群にはグリーンタイヤの加硫を行うための第
4の装置群が隣接して配置されているタイヤ生産システ
ム。 - 【請求項8】 請求項6又は7において、前記バンドス
テーションのバンド成形ドラムは、ドラム旋回駆動装置
に対し複数箇所に設けられ、前記シェーピングステーシ
ョンの前記成形ドラム及びベルト・トレッドステーショ
ンの前記成形ドラムも前記バンド成形ドラムと同様にド
ラム旋回駆動装置に対しそれぞれ複数箇所に設けられて
いるタイヤ生産システム。 - 【請求項9】 請求項8において、前記バンドステーシ
ョンのバンド成形ドラムは、ドラム旋回駆動装置に対し
互いに180度隔てて、かつその中心軸線が旋回軸線か
ら離隔するように互いに平行に2カ所に設けられ、前記
シェーピングステーションの前記成形ドラム及びベルト
・トレッドステーションの前記成形ドラムもドラム旋回
駆動装置に対し互いに180度隔てて、かつその中心軸
線が旋回軸線から離隔するように互いに平行に2カ所に
設けられているタイヤ生産システム。 - 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか一項におい
て、前記各成形ドラムの中心軸線の高さ位置及び前記各
搬送装置に設けられ、かつタイヤ部品を把持するパレッ
トの中心軸線の高さ位置は、ほぼ同一高さ位置に設定さ
れているタイヤ生産システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002045412A JP4167838B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | タイヤ生産システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002045412A JP4167838B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | タイヤ生産システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003236946A true JP2003236946A (ja) | 2003-08-26 |
JP4167838B2 JP4167838B2 (ja) | 2008-10-22 |
Family
ID=27784327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002045412A Expired - Fee Related JP4167838B2 (ja) | 2002-02-21 | 2002-02-21 | タイヤ生産システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4167838B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008524019A (ja) * | 2004-12-16 | 2008-07-10 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車両の車輪用タイヤを製造するための方法及びプラント |
JP2008524018A (ja) * | 2004-12-16 | 2008-07-10 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車両の車輪用タイヤを製造するための方法及びプラント |
JP2008524017A (ja) * | 2004-12-16 | 2008-07-10 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車輪用タイヤを製造する方法及びプラント |
WO2014196246A1 (ja) | 2013-06-05 | 2014-12-11 | 株式会社ブリヂストン | カーカスバンド成形装置及びカーカスバンド成形方法 |
CN108454146A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-08-28 | 萨驰华辰机械(苏州)有限公司 | 一种胎体供料架及胎体成型装置 |
-
2002
- 2002-02-21 JP JP2002045412A patent/JP4167838B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008524019A (ja) * | 2004-12-16 | 2008-07-10 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車両の車輪用タイヤを製造するための方法及びプラント |
JP2008524018A (ja) * | 2004-12-16 | 2008-07-10 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車両の車輪用タイヤを製造するための方法及びプラント |
JP2008524017A (ja) * | 2004-12-16 | 2008-07-10 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車輪用タイヤを製造する方法及びプラント |
KR101034606B1 (ko) * | 2004-12-16 | 2011-05-12 | 피렐리 타이어 소시에떼 퍼 아찌오니 | 차륜용 타이어 제조 방법 및 장치 |
JP4820371B2 (ja) * | 2004-12-16 | 2011-11-24 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車輪用タイヤを製造する方法及びプラント |
JP4932733B2 (ja) * | 2004-12-16 | 2012-05-16 | ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ | 車両の車輪用タイヤを製造するための方法及びプラント |
US8226785B2 (en) | 2004-12-16 | 2012-07-24 | Pirelli Tyre S.P.A. | Method and plant for manufacturing tyres for vehicle wheels |
US8960254B2 (en) | 2004-12-16 | 2015-02-24 | Pirelli Tyre S.P.A. | Method and plant for manufacturing tyres for vehicle wheels |
WO2014196246A1 (ja) | 2013-06-05 | 2014-12-11 | 株式会社ブリヂストン | カーカスバンド成形装置及びカーカスバンド成形方法 |
US10220582B2 (en) | 2013-06-05 | 2019-03-05 | Bridgestone Corporation | Carcass band forming device and carcass band forming method |
CN108454146A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-08-28 | 萨驰华辰机械(苏州)有限公司 | 一种胎体供料架及胎体成型装置 |
CN108454146B (zh) * | 2018-04-26 | 2024-04-16 | 萨驰智能装备股份有限公司 | 一种胎体供料架及胎体成型装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4167838B2 (ja) | 2008-10-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4259704B2 (ja) | タイヤ成形システム及び成形方法 | |
EP2387500B1 (en) | Process and plant for building green tyres for vehicle wheels | |
KR101427355B1 (ko) | 차륜용 타이어 제조방법 및 장치 | |
EP2731791B1 (en) | Method, process and apparatus for manufacturing tyres for vehicle wheels | |
JP4990930B2 (ja) | タイヤ成型システム、それを具えるタイヤ製造システムおよびタイヤの製造方法 | |
US11198266B2 (en) | Process and plant for building green tyres for vehicle wheels | |
EP1541325B1 (en) | Tire manufacturing module and method of manufacturing tires | |
JP4523601B2 (ja) | タイヤの成型方法及び成型設備 | |
JP2002307570A (ja) | タイヤの生産システム及び生産方法 | |
US20060219348A1 (en) | Method for manufacturing tires on a flexible manufacturing system | |
JP4607420B2 (ja) | タイヤの製造方法 | |
KR101265192B1 (ko) | 엘라스토머 재료로 만들어진 층으로 된 물품을 제조하기위한 방법 및 장치 | |
KR20140051898A (ko) | 그린 타이어를 제조하기 위한 장치 및 방법 | |
CA2403525A1 (en) | Method for manufacturing tires on a flexible manufacturing system | |
JP4167838B2 (ja) | タイヤ生産システム | |
KR100987411B1 (ko) | 차량 바퀴용 타이어의 생산 방법 및 장치 | |
US7485201B2 (en) | Automatic plant and method for producing tires | |
JP3553550B2 (ja) | ラジアルタイヤの成形装置 | |
US20080041515A1 (en) | Method and an Apparatus for Manufacturing Tyres | |
JP5097502B2 (ja) | タイヤ成型体の製造装置およびタイヤ成型体の製造方法 | |
CN114786935B (zh) | 用于生产车轮轮胎的方法和设施 | |
CN114786934B (zh) | 用于构建用于车轮轮胎的带束组件的方法 | |
KR101034604B1 (ko) | 차륜용 타이어 제조 방법 및 장치 | |
US20240343008A1 (en) | Plant for building tyres for vehicle wheels | |
JP2024043078A (ja) | グリーンタイヤ製造方法及びグリーンタイヤ製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050126 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061023 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061205 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080722 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080804 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4167838 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110808 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140808 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |