JP4167838B2 - タイヤ生産システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気入りラジアルタイヤ等のタイヤ生産システムに係わり、詳しくはタイヤ部品を成形する成形ドラムと、成形ドラム間に設けられた搬送装置を有する搬送ラインとのレイアウト構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の空気入りラジアルタイヤ生産システムとしては、例えば特公昭60−59856号公報、特公昭62−35381号公報及び特開平2−25321号公報に開示されたような構成のものが知られている。これらの従来構成においては、ボディプライやベルト等のタイヤ部品を成形する成形ドラムが所定位置において、ドラム駆動装置のチャックにより回転可能に支持されている。対向する一対の成形ドラムの間には搬送レールが設けられ、成形されたタイヤ部品を搬送レール上を移動する搬送台車により搬送するようになっている。又、搬送レールが存在しない隣接する成形ドラムの間のタイヤ部品の受け渡しは、天井あるいは床面に装着されたタイヤ部品搬送装置により行われるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの従来構成の生産システムにおいては、天井あるいは床面にタイヤ部品搬送装置を装着する必要があるので、装置が複雑化し、部品点数が多くなり、製造及び組み付け作業が面倒であるという問題があった。天井にタイヤ部品搬送装置を設けた場合には、タイヤ部品の移動経路が上下方向に変動するため、移動時間が長くなるばかりでなく、安全対策を厳しく行う必要があった。
【0004】
この発明は、従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その主たる目的は、タイヤ部品の搬送経路を単純化して、タイヤ部品の搬送装置の構成を簡素化でき、製造及び組み付け作業を容易に行い製造コストを低減することができるタイヤ生産システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、円筒状のタイヤの内張り要素を製造する第1の装置群と、同じく円筒状のタイヤの外張り要素を製造する第2の装置群と、前記内張り要素の外周に前記外張り要素を被嵌接合してグリーンタイヤを成形する第3の装置群と、前記第1〜第3の装置群の各装置群内での搬送及び装置群間での搬送を行う搬送装置を備えたタイヤ生産システムにおいて、前記第1〜第3の装置群のタイヤ部品の各成形ドラムと対応して、タイヤ部品の受け渡しを行うための直線移送型搬送装置をそれぞれ具備する第1〜第3直線搬送ラインを略同一直線又は所定距離だけ離隔された複数の直線に沿って間隔を空けてそれぞれ独立して設け、前記第1〜第3直線搬送ラインと対応する前記各成形ドラムをそれらの軸線がそれぞれ水平面内に維持されるように旋回して位置切り換えするためのドラム旋回駆動装置により支持し、前記直線移送型搬送装置は、前記第1の装置群内のタイヤ部品の組付装置、前記第2の装置群内のタイヤ部品の組付装置及び前記第3の装置群内のタイヤ部品の組付装置に対し、これらと対応する前記内張り要素、前記外張り要素及び前記グリーンタイヤの円筒外周面が前記直線に沿ったタイヤ部品の搬送方向と平行に維持されるように搬送し、かつ、前記装置群内、装置群間では前記内張り要素、前記外張り要素及び前記グリーンタイヤをほぼ同じ高さで搬送することを要旨とする。
【0008】
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記第1〜第3の装置群内の各組付装置は、この組付装置の前方へ搬送された前記内張り要素、前記外張り要素及び前記グリーンタイヤのうちの1つのものに対しこの1つのものが前記ドラム旋回駆動装置に保持されている状態でタイヤ部品の組み付け作業を行うことを要旨とする。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2において、前記第1の装置群はボディプライを成形するためのボディプライ成形ドラムを有するプライステーションと、バンドを成形するためのバンド成形ドラムを有するバンドステーションとを備え、第2の装置群はベルト・トレッドを成形するためのベルト・トレッド成形ドラムを有するベルト・トレッドステーションを備え、第3の装置群は、前記バンドステーションから供給されるタイヤ部品と、ベルト・トレッドステーションから供給されるタイヤ部品とを用いてグリーンタイヤを成形するグリーンタイヤ成形ドラムを有するシェーピングステーションを備え、前記プライステーションとバンドステーションとの間には第1直線搬送ラインが設けられ、バンドステーションとシェーピングステーションとの間には第2直線搬送ラインが設けられ、シェーピングステーションとベルト・トレッドステーションとの間には第3直線搬送ラインが設けられていることを要旨とする。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項において、第3の装置群にはグリーンタイヤの加硫を行うための第4の装置群が隣接して配置されていることを要旨とする。
【0012】
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4において、前記バンドステーションのバンド成形ドラムは、ドラム旋回駆動装置に対し複数箇所に設けられ、前記シェーピングステーションの前記成形ドラム及びベルト・トレッドステーションの前記成形ドラムも前記バンド成形ドラムと同様にドラム旋回駆動装置に対しそれぞれ複数箇所に設けられていることを要旨とする。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項5において、前記バンドステーションのバンド成形ドラムは、ドラム旋回駆動装置に対し互いに180度隔てて、かつその中心軸線が旋回軸線から離隔するように互いに平行に2カ所に設けられ、前記シェーピングステーションの前記成形ドラム及びベルト・トレッドステーションの前記成形ドラムもドラム旋回駆動装置に対し互いに180度隔てて、かつその中心軸線が旋回軸線から離隔するように互いに平行に2カ所に設けられていることを要旨とする。
【0014】
請求項7に記載の発明は、請求項3〜6のいずれか一項において、前記各成形ドラムの中心軸線の高さ位置及び前記各直線移送型搬送装置に設けられ、かつタイヤ部品を把持するパレットの中心軸線の高さ位置は、ほぼ同一高さ位置に設定されていることを要旨とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明のタイヤ生産システムの一実施形態を、図面に基づいて説明する。この実施形態では、タイヤ部品については図示しない。
【0016】
最初に、空気入りラジアルタイヤ生産システムの概略について説明する。
図1は、生産システムの要部の略体平面図、図2は生産システム全体を示す略体平面図である。この生産システムでは、コードをゴムで被覆したリボンを用いてボディプライを含む内張り要素を製造する第1の装置群101と、同じくコードをゴムで被覆したリボンを用いてベルトとトレッドを含む外張り要素を製造する第2の装置群102とを備えている。又、この生産システムでは、タイヤの内張り要素と外張り要素とを接合してグリーンタイヤを成形する第3の装置群103と、グリーンタイヤを架橋して完成タイヤとする第4の装置群104とを備えている。さらに、この生産システムは、前記第1〜第4の装置群101〜104の各種動作を制御するための制御装置105を備えている。
【0017】
第1の装置群101は、円筒状のボディプライを成形するプライステーション12と、円筒状のボディプライに対しインナーライナー、ゴムチェーファーハ、ライナーパッド及びビードなどを組み付けて内張り要素を成形するバンドステーション13とを備えている。第3の装置群103は、主に内張り要素の外周に外張り要素を被嵌接合してグリーンタイヤを成形するシェーピングステーション14を備えている。第2の装置群102は、主に円筒状のベルト及びトレッドからなる前記外張り要素を成形するベルト・トレッドステーション15を備えている。
【0018】
前記プライステーション12とバンドステーション13の間に配設された第1直線搬送ライン(以下第1搬送ラインという)11Aには、プライステーション12からバンドステーション13にボディプライを直線的に搬送するための第1直線移送型搬送装置(以下第1搬送装置という)16が移動可能に支持されている。前記バンドステーション13とシェーピングステーション14との間に配設された第2直線搬送ライン(以下第2搬送ラインという)11Bには、第2直線移送型搬送装置(以下第2搬送装置という)17が移動可能に支持されている。この第2搬送装置17によってバンドステーション13にてボディプライに対しインナーライナー、ゴムチェーファー及びライナーパッドが補強接合され、かつビードがセットされて構成される内張り要素を、バンドステーション13からシェーピングステーション14へ直線的に搬送する。前記シェーピングステーション14とベルト・トレッドステーション15の間に配設された第3直線搬送ライン(以下第3搬送ラインという)11Cには、第3直線移送型搬送装置(以下第3搬送装置という)18が移動可能に支持されている。この第3搬送装置18によりトレッドを外周に接合したベルトからなる円筒状の外張り要素をベルト・トレッドステーション15からシェーピングステーション14に直線的に搬送する。
【0019】
前記第1〜第3搬送ライン11A〜11Cのうち第1,3搬送ライン11A,11Cは、ほぼ一直線に沿って互いに離間して配置されている。第2搬送ライン11Bは、両搬送ライン11A,11Cから所定距離だけ離隔されている。第1及び第2搬送ライン11A、11Bはこの生産システムのほぼ中央部に配置したシェーピングステーション14に対し一方側からボディプライ・インナーライナー組付体としての円筒状の前記内張り要素を搬入する。そして、第3搬送ライン11Cは他方側からベルト・トレッド組付体としての円筒状の前記外張り要素を搬入する。
【0020】
前記第1〜第3の装置群101,102,103の片側には複数の加硫機20よりなる加硫ステーション19が並設されている。前記第3搬送ライン11Cと加硫ステーション19との間において、シェーピングステーション14と対応する位置にはグリーンタイヤの受渡し装置21が配設されている。加硫ステーション19と対応する位置には移送装置22が移送ライン23に沿って移動可能に配設されている。そして、シェーピングステーション14で成形されたグリーンタイヤが受渡し装置21に受け渡された後、離型剤塗布装置(図示しない)においてグリータイヤの内周面に離型剤を塗布してから移送装置22に受け渡す。さらに、この移送装置22により加硫ステーション19の各加硫機20に移送されるようになっている。
【0021】
第1〜第3の搬送装置16〜18には、タイヤの中間成形品(部品)を把持するパレット24,25,26が設けられている。
次に、前記第1〜第4の装置群101〜104の詳細を、実際の動作に即して説明する。
(第1の装置群101)
最初に第1の装置群101について説明する。
【0022】
図2に示すように、前記プライステーション12にはドラム駆動装置31及びボディプライ成形ドラム32が装備されている。前記ボディプライ成形ドラム32と対応してボディプライ巻付け供給組付装置33が配設されている。前記バンドステーション13には、垂直の旋回軸線に直交する直径方向の両側に一対のバンド成形ドラム42,43を装備し、180度旋回によりバンド成形ドラム42,43の相互位置を入れ替えるドラム旋回駆動装置41が設けられている。このドラム旋回駆動装置41は、バンド成形ドラム42,43を旋回軸線に直交する水平軸の廻りに回転させ或いは停止させた状態でインナーライナー、ゴムチェーファー、ライナーパッド等をボディプライに組み付ける組付けステーションとして機能する。又、ドラム旋回駆動装置41は、180度旋回により第1搬送ライン11A側から第2搬送ライン11B側へボディプライを水平旋回移送する搬送装置としても機能するものである。
【0023】
このバンドステーション13においては、第2搬送ライン11B側に割り出されているバンド成形ドラム43又は42をタイヤ設計寸法より若干小径にした状態で、その外周にインナーライナー供給組付装置46から供給されるインナーライナーを巻回、巻着する。続いて、インナーライナー供給組付装置46と対向配置のゴムチェーファー供給組付装置45から供給されるゴムチェーファーをインナーライナーの外周上の幅方向に離間した2箇所に巻回、巻着する。次に、ドラム旋回駆動装置41を180度反転し、インナーライナーを巻きつけているバンド成形ドラム(この場合、ドラム43)をライナーパッド供給組付装置44の正面に割り出す。そして、インナーライナーの外周上の幅方向の2箇所にライナーパッド供給組付装置44から供給されるライナーパッドを巻回、巻着してバンドを成形する。ライナーパッドを巻く2箇所の位置は、ゴムチェーファーを巻いた2箇所の内側の離間した位置とされる。
【0024】
前記バンドステーション13におけるバンドの成形動作に並行するように、前記プライステーション12において、リボンからボディプライが成形されるようになっている。
【0025】
上記プライステーション12は、本願出願人による特開平2001−145961号公報に開示された空気入りタイヤ用ボディプライの製造装置を備えている。この製造装置を図示しないが以下に概略的に説明する。この製造装置は、コードにゴム被覆を施した所定幅寸法のリボンを製造するリボン製造装置と、ドラムの外周面に対し前記リボンを螺旋状に巻き付けるリボン巻付機構とを備えている。この製造装置は、リボンの側縁を互いに接着して巻付体を製造する接着機構を備えている。この製造装置は、前記巻付体を前記リボンの巻き付け方向と直交する方向に裁断して所定の幅と長さを有するボディプライを形成する巻付体裁断機構を備えている。
【0026】
そして、上記製造装置により製造されたボディプライを前記ボディプライ成形ドラム32に巻き取るようになっている。
前記第1搬送装置16がボディプライ成形ドラム32と対応する位置まで前進すると、ボディプライ成形ドラム32が縮径することにより、ボディプライをボディプライ成形ドラム32から抜き取って第1搬送装置16のパレット24の内周面に吸着把持する。この状態で、第1搬送装置16が第1搬送ライン11Aに沿って右方に移動することにより、ボディプライをバンドステーション13の左側に割り出されたバンド成形ドラム(この場合、ドラム43)と対応する位置まで搬送する。そして、インナーライナー上へのライナーパッドの巻付けが完了している状態で、第1搬送装置16がバンド成形ドラム43側にさらに前進してインナーライナー上にボディプライを被せる。これとともに、バンド成形ドラム43を拡径することにより、ボディプライをバンド成形ドラム43上のバンドの外周に密着嵌装させる。この動作の完了において、ボディプライの搬送を終了した第1搬送装置16は、自動的に原位置に戻って待機する。そして、続いてドラム旋回駆動装置41を180度反転動作させ、バンド外周にボディプライを密着嵌装させて保持しているバンド成形ドラム43をゴムチェーファー供給組付装置45及びインナーライナー供給組付装置46側へ戻し搬送する。
【0027】
ビード供給組付装置47は、前述したバンド成形動作と平行して、左右一対のビードを第2搬送装置17のパレット25にセットして待機している。そして、バンド外周にボディプライを密着嵌装させて保持しているバンド成形ドラム43が戻し搬送されると、第2搬送装置17が図示左方移動してパレット25にセット済みの一対のビードをボディプライの外周に挿入する。この状態でバンド成形ドラム43が拡径することによりビードがボディプライの外周面に嵌挿されてバンド及びボディプライと一体化され、内張り要素が形成される。
【0028】
その後、バンド成形ドラム43を縮径させて内張り要素をドラム43からパレット25へ移送し、前記第2搬送装置17を図示右方へ移動して内張り要素をバンド成形ドラム43から抜き取る。この状態で、第2搬送装置17が第2搬送ライン11Bに沿ってさらに右方に移動することにより、内張り要素をシェーピングステーション14の後述するシェーピングドラム62と対応する位置まで搬送する。そして、そのシェーピングドラム62の外周に嵌装する。
(第2の装置群102)
次に、第2の装置群102を説明する。
【0029】
図2に示すように、前記ベルト・トレッドステーション15は、バンドステーション13に設けたドラム旋回駆動装置41と類似構成のドラム旋回駆動装置51を備えている。この装置51は、垂直の旋回軸線に直交する直径方向の両側に一対の外張り要素成形ドラム52,53を装備し、180度旋回により外張り要素成形ドラム52,53の相互位置を入れ替えるように動作する。又、外張り要素成形ドラム52,53を旋回軸線に直交する水平軸の廻りに回転させた状態でベルト及びトレッドからなる外張り要素を組み付ける作業を行う。つまり、ドラム旋回駆動装置51は、外張り要素を組み付ける組付けステーションとして機能するとともに、180度旋回により第3搬送ライン11Cへ外張り要素を水平旋回搬送する搬送装置としても機能するものである。
【0030】
そして、ベルト・トレッドステーション15は、前記バンドステーション13における内張り要素の成形動作及びその内張り要素のシェーピングステーション14への搬送動作に並行するように、リボンから外張り要素を成形するようになっている。
【0031】
上記ベルト・トレッドステーション15は、本願出願人による特願2000−270828号の明細書に記載したタイヤ用ベルトの製造装置を備えている。この装置を図示しないが以下に概略的に説明する。この製造装置は、長手方向に複数のコードを配置してゴムで被覆したリボンを、ドラムの外周面に対し所定のピッチで螺旋状に巻き付けるリボン巻付機構と、巻き付けられたリボンの側縁を相互に接着して巻付体を形成する接着機構とを備えている。この製造装置は、前記巻付体を前記リボンの巻き付けピッチよりも大きい所定のピッチで螺旋状に裁断して所定の幅とコード傾斜角を有するベルトを形成する巻付体裁断機構を備えている。そして、上記製造装置により製造されたベルトを図示右側に割り出されている前記外張り要素成形ドラム(この場合は、ドラム52)に巻き取るようになっている。このベルトの外周には図示しない装置によりベルトカバーが巻着される。
【0032】
次に、図2において外張り要素成形ドラム52,53を、水平面内において180度反転させて、ベルトを装着したドラム52をベーストレッド及びキャップトレッド供給組付装置54と対向させる。この状態で、外張り要素成形ドラム52上のベルト及びベルトカバーの外周に、ベーストレッド及びキャップトレッド供給組付装置54から供給されるベーストレッド及びキャップトレッドを積層巻着して、外張り要素を形成する。このベーストレッド及びキャップトレッドの積層巻着動作と平行して、左側に割り出されている外張り要素成形ドラム(この場合、ドラム53)に対しベルトの供給組付装置55によりベルトの巻き付け動作が行われる。
【0033】
ベーストレッド及びキャップトレッドの積層巻着動作の完了において、第3搬送装置18が図示右進し、それに搭載したパレット26により、外張り要素を外張り要素成形ドラム53から外径側を吸着保持して抜き取る。そして、第3搬送装置18が搬送ライン11Cに沿って左方に移動することにより、外張り要素を後述するシェーピングステーション14のシェーピングドラム63上まで搬送する。
(第3の装置群103)
次に、第3の装置群103を説明する。
【0034】
前記シェーピングステーション14には、前述したドラム旋回駆動装置41、51と類似構成のドラム旋回駆動装置61が設けられている。この装置61には垂直の旋回軸線に直交する直径方向の両側に一対のシェーピングドラム62,63が水平軸線の廻りに回転可能に装備されている。そして、このシェーピングステーション14においては、バンドステーション13から搬送される内張り要素と、ベルト・トレッドステーション15から搬送される外張り要素とから、グリーンタイヤを成形するようになっている。
【0035】
前記シェーピングドラム62,63は、内張り要素をタイヤ形状に膨大させるためにブラダを装備している。そして、図示左側に割り出されているシェーピングドラム62上に第2搬送装置17により搬送される内張り要素を嵌装し、ブラダを膨径させることにより、内張り要素をトロイダル形状にする。そして、この状態で、その外周にショルダープライ供給組付装置66から供給されるショルダープライを巻回する。さらに、ベルトアンダーゴム供給組付装置64から供給されるベルトアンダーゴムを巻回する。
【0036】
その後、ドラム旋回駆動装置61が180度旋回割り出しされて、ショルダープライ及びベルトアンダーゴムがさらに組み付けされた内張り要素は、シェーピングドラム62に保持された状態で図示右側の位置に割り出される。この状態で、第3搬送装置18が図示左方へ移動され、パレット26に外周を保持した外張り要素を内張り要素の外周に嵌装する。その後、ブラダが膨径することにより、内張り要素の外周を外張り要素の内周側に圧接してそれらを一体化させる。次に、第3搬送装置18が図示右方へ移動して外張り要素をパレット26による保持から開放する。この状態で前記一体化物のサイド部外周にサイドウォール供給組付装置65から供給されるサイドウォールを巻着して、グリーンタイヤの成形を完了する。
【0037】
そして、グリーンタイヤをシェーピングドラム63から抜き取って、前記受渡し装置21に受け渡す。
(グリーンタイヤ80の加硫を行う第4の装置群104)
次に、第4の装置群104を説明する。
【0038】
前記受渡し装置21から移送装置22にグリーンタイヤを受け取って、その移送装置22の移動により、加硫ステーション19の複数の加硫機20のうちで、空き状態の加硫機20を選択して、グリーンタイヤを搬入する。そして、加硫機20において、グリーンタイヤを加硫するようになっている。この加硫ステーション19の加硫機20で加硫された完成タイヤは、公知のコンベア等によって、この生産システムから搬出される。
【0039】
上述した実施の形態から理解される本発明の特徴は、以下のように要約される。
本発明の特徴の1つとして、ボディプライ及びインナーライナーを基本部材とする内張り要素と、ベルト及びトレッドを基本部材とする外張り要素は、それぞれのタイヤ部品を供給する前記各供給組付装置との間に次の関係を有している。すなわち、前記内張り要素と外張り要素が供給組付装置33、44、45、46、54、55、64、65、66の前に割り出された際には、それぞれの円筒外周面をこれら供給組付装置に向けた状態で位置決めされる。このため、これら内張り要素及び外張り要素の搬送経路に交差する方向に前記タイヤ部品を供給して組み付けする供給組付装置を配置することができる。よって、これら装置間の隣接スペースを狭くしてシステムの所要床面積を小さくできると共に搬送距離が短縮される。この結果システムの製造コストや設置及び維持コストを低減でき、かつ生産性も向上できる。
【0040】
又、本発明の別の特徴として、ボディプライ及びインナーライナーを基本部材とする内張り要素及びベルト及びトレッドを基本部材とする外張り要素をシステム内で搬送する装置は、次のように構成されている。すなわち、前記搬送装置は、前記第 1 〜第3搬送装置16〜18と、ドラム旋回駆動装置41、51、61とからなり、第 1 〜第3搬送装置16〜18とドラム旋回駆動装置41、51、61とが交互に配置されている。このため、内張り要素と外張り要素の保持手段(ドラムやパレット)への移し変えは最小限に留められる。さらに、第 1 〜第3搬送装置16〜18は、単に組み付けステーション間での搬送機能だけに止まらず、円筒状のタイヤ部品の挿入を伴う組み付け、取り外し動作に活用できるものである。
【0041】
本発明の特徴のもう1つとして、第 1 〜第3搬送装置16〜18は内張り要素、外張り要素及びグリーンタイヤのうちの搬送を担当する1つのものをその円筒面が搬送方向と平行に維持されるように搬送する。又、前記ドラム旋回駆動装置41、51、61は内張り要素、外張り要素及びグリーンタイヤのうちの搬送を担当する1つのものをこの1つのものの円筒中心が水平面内に維持されるように旋回して搬送する。このため、前記ドラム旋回駆動装置41、51、61は組み付けされているが未だ不完全に接合しているタイヤ部品を移送動作中も確実に保持できる。さらに、搬送完了位置において第 1 〜第3搬送装置16〜18が円筒状のタイヤ部品の嵌挿及び取り外し動作を単純な進退動作で行うことができる。
【0042】
本発明のさらに別の特徴として、各組付装置33、44〜46、54、64〜66は、これら装置の前方へ搬送された内張り要素、外張り要素及びグリーンタイヤのうちの1つのものに対し次のように構成されている。すなわち、前記1つのものがドラム旋回駆動装置41、51、61に保持されている状態でタイヤ部品を組み付け作業するように構成されている。つまり、各供給組付装置33、44〜46、54、64〜66による組み付け作業位置は、搬送経路上に位置され、組み付け途中のタイヤ部品を搬送経路から逸らした位置へ移す必要がない。このため、各供給組付装置による組み付け完了と同時に次の供給組付装置に向かう搬送を開始でき、搬送経路の単純化と搬送時間の短縮が実現される。
【0043】
さらに、本発明の付加的な特徴は、以下のように説明される。
図3に示すように、プライステーション12のボディプライ成形ドラム32の中心軸線O1と、バンドステーション13の一方のバンド成形ドラム42の中心軸線O2とは、同一直線L1上になるように設定されている。又、第1搬送装置16のパレット24の中心軸線O3が前記直線L1上に位置するように設定されている。前記他方のバンド成形ドラム43の中心軸線O4、シェーピングステーション14の一方のシェーピングドラム62の中心軸線O5及び第2搬送装置17のパレット25の中心軸線O6は同一直線L2上に位置するように設定されている。前記他方のシェーピングドラム63の中心軸線O7、前記ベルト・トレッドステーション15の要素成形ドラム53の中心軸線O8及び第3搬送装置18のパレット26の中心軸線O9も同一直線L3上に位置するように設定されている。前記外張り要素成形ドラム52の中心軸線O10は前記直線L2上に設定されている。
【0044】
前記バンド成形ドラム42,43の旋回軸線C1は、垂直方向( 図1の紙面直交方向) を指向するとともに、前記直線L1,L2から両直線の中間位置に離隔された位置にある。又、前記外張り要素成形ドラム52,53の旋回軸線C2も、垂直方向を指向するとともに、前記直線L2,L3から両直線の中間位置に離隔された位置にある。同様に、前記シェーピングドラム62,63の旋回軸線C3も、垂直方向を指向するとともに、前記直線L2,L3から両直線の中間位置に離隔された位置にある。さらに、前記中心軸線O2,O4は互いに平行に設定されて、前記中心軸線O5,O7及び中心軸線O8,O10もそれぞれ互いに平行に設定されている。
【0045】
図3に示すように、中心軸線O1〜O10は、全て同一高さ位置になるように各ドラム32,42,43,52,53,62,63と各パレット24,25,26の高さ位置が設定されている。
(実施形態の効果)
上述した実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
【0046】
(1)この生産システムにおいては、ドラム旋回駆動装置41によりバンド成形ドラム42,43を水平面内で旋回可能に形成した。同様に、成形ドラム52,53をドラム旋回駆動装置51により水平面内で旋回可能に形成した。シェーピングドラム62,63をドラム旋回駆動装置61により水平面内で旋回可能に構成した。このため、各ステーション間でのタイヤ部品の搬送動作を同一高さ位置において、円滑に行うことができ、従来の搬送装置を用いる構成と比較して、部品点数を低減し、製造及び組み付け作業を容易に行い、コストの低減を図ることができる。
【0047】
(2) この生産システムにおいては、前記各装置群101〜103の成形ドラム32,42,43,62,63,53の中心軸線O1,O2,O4,O5,O7,O8をほぼ同一直線L1,L2,L3上に配設した。前記各成形ドラム間のタイヤ部品の受け渡しを行う搬送ライン11A,11B,11Cをそれぞれ独立して装設し、前記各搬送ライン11A,11B,11Cにそれぞれ搬送装置16,17,18を装着した。このため、前記各ドラム32,42,43,62,63,53に対しその中心軸線O1,O2,O4,O5,O7,O8と直交する方向から各種のタイヤ部品をストレートに供給することができ、タイヤ部品の供給組付装置44,45,46,47,54,64,65,66の設置スペースが確保し易くなる。この結果、搬送ラインの長手方向に関する各装置群の配置スペースを短くして、生産システム全体の設置スペースを低減することができる。
【0048】
(3) 前記実施形態では、第1〜第3の搬送ライン11A,11B,11C及び第1 〜第3の搬送装置16〜18が互いに独立して設けられているので、搬送装置16〜18が干渉し合うことはない。このため、その制御プログラムを容易に設定することができる。又、第1〜第3の装置群101〜103の工場での施工作業をそれぞれ独立して同時に並行して実施することができ、施工工期の短縮を図ることができる。
【0049】
(4) この生産システムでは、ドラム旋回駆動装置41,51,61にそれぞれドラムを一対ずつ装着した。このため、異なる成形作業を並行して行うことができ、タイヤの成形作業能率を向上することができる。
【0050】
(5) この生産システムでは、ドラム旋回駆動装置41,51,61に対しバンド成形ドラム42,43、外張り要素成形ドラム52,53、シェーピングドラム62,63をそれぞれ旋回軸線C1,C2,C3から水平方向に離隔した。このため、各ドラムの駆動機構を旋回軸線C1,C2,C3を避けて構成することができ、ドラム旋回駆動装置41,51,61のドラム軸線方向の寸法を短くし、小型化を図ることができる。又、各ドラムの駆動機構への配線や配管を容易に行うことができる。
【0051】
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記バンド成形ドラム42,43の中心軸線O2,O4を同一直線上に配置してもよい。又、前記シェーピングドラム62,63の中心軸線O5,O7を同一直線上に配置してもよい。さらに外張り要素成形ドラム52,53の中心軸線O10,O8を同一直線上に配置してもよい。
【0052】
・ 全ての中心軸線O1〜O10を同一直線上に配設してもよい。
・ 前記ドラム旋回駆動装置41,51,61のドラムを一つにしてもよい。
・ 前記ドラム駆動装置31を旋回駆動装置にするとともに、ボディプライ成形ドラム32をバンド成形ドラム42,43と同様に二箇所に水平方向に離隔して中心軸線が平行になるように装着してもよい。
【0053】
・ 前記ドラム旋回駆動装置に対し各成形ドラムを三箇所以上に設けてもよい。
【0054】
・ 前記直線L1,L2,L3が水平方向に順次離隔するように第1〜第3の装置群101〜103を構成してもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明は、タイヤ部品の搬送経路を単純化して、タイヤ部品の搬送装置の構成を簡素化でき、製造及び組み付け作業を容易に行い製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の空気入りラジアルタイヤ生産システムを示す概略構成図。
【図2】 生産システム全体の概略平面図。
【図3】 本発明の要部を示す略体斜視図。
【符号の説明】
C1,C2,C3…旋回軸線、L1,L2,L3…直線、O1,O2,O3,O4,O5,O6,O7,O8,O9,O10…中心軸線、11A…第1搬送ライン、11B…第2搬送ライン、11C…第3搬送ライン、12…プライステーション、13…バンドステーション、14…シェーピングステーション、15…ベルト・トレッドステーション、16,17,18…第1〜第3直線移送型搬送装置、24,25,26…パレット、32,42,43,52,53,62,63…成形ドラム、32…ボディプライ成形ドラム、41,51,61…ドラム旋回駆動装置、42,43…バンド成形ドラム、101〜104…第1〜第4の装置群。
Claims (7)
- 円筒状のタイヤの内張り要素を製造する第1の装置群と、同じく円筒状のタイヤの外張り要素を製造する第2の装置群と、前記内張り要素の外周に前記外張り要素を被嵌接合してグリーンタイヤを成形する第3の装置群と、前記第1〜第3の装置群の各装置群内での搬送及び装置群間での搬送を行う搬送装置を備えたタイヤ生産システムにおいて、前記第1〜第3の装置群のタイヤ部品の各成形ドラムと対応して、タイヤ部品の受け渡しを行うための直線移送型搬送装置をそれぞれ具備する第1〜第3直線搬送ラインを略同一直線又は所定距離だけ離隔された複数の直線に沿って間隔を空けてそれぞれ独立して設け、前記第1〜第3直線搬送ラインと対応する前記各成形ドラムをそれらの軸線がそれぞれ水平面内に維持されるように旋回して位置切り換えするためのドラム旋回駆動装置により支持し、前記直線移送型搬送装置は、前記第1の装置群内のタイヤ部品の組付装置、前記第2の装置群内のタイヤ部品の組付装置及び前記第3の装置群内のタイヤ部品の組付装置に対し、これらと対応する前記内張り要素、前記外張り要素及び前記グリーンタイヤの円筒外周面が前記直線に沿ったタイヤ部品の搬送方向と平行に維持されるように搬送し、かつ、前記装置群内、装置群間では前記内張り要素、前記外張り要素及び前記グリーンタイヤをほぼ同じ高さで搬送することを特徴とするタイヤ生産システム。
- 請求項1において、前記第1〜第3の装置群内の各組付装置は、この組付装置の前方へ搬送された前記内張り要素、前記外張り要素及び前記グリーンタイヤのうちの1つのものに対しこの1つのものが前記ドラム旋回駆動装置に保持されている状態でタイヤ部品の組み付け作業を行うことを特徴とするタイヤ生産システム。
- 請求項1又は2において、前記第1の装置群はボディプライを成形するためのボディプライ成形ドラムを有するプライステーションと、バンドを成形するためのバンド成形ドラムを有するバンドステーションとを備え、第2の装置群はベルト・トレッドを成形するためのベルト・トレッド成形ドラムを有するベルト・トレッドステーションを備え、第3の装置群は、前記バンドステーションから供給されるタイヤ部品と、ベルト・トレッドステーションから供給されるタイヤ部品とを用いてグリーンタイヤを成形するグリーンタイヤ成形ドラムを有するシェーピングステーションを備え、前記プライステーションとバンドステーションとの間には第1直線搬送ラインが設けられ、バンドステーションとシェーピングステーションとの間には第2直線搬送ラインが設けられ、シェーピングステーションとベルト・トレッドステーションとの間には第3直線搬送ラインが設けられているタイヤ生産システム。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、第3の装置群にはグリーンタイヤの加硫を行うための第4の装置群が隣接して配置されているタイヤ生産システム。
- 請求項3又は4において、前記バンドステーションのバンド成形ドラムは、ドラム旋回駆動装置に対し複数箇所に設けられ、前記シェーピングステーションの前記成形ドラム及びベルト・トレッドステーションの前記成形ドラムも前記バンド成形ドラムと同様にドラム旋回駆動装置に対しそれぞれ複数箇所に設けられているタイヤ生産システム。
- 請求項5において、前記バンドステーションのバンド成形ドラムは、ドラム旋回駆動装置に対し互いに180度隔てて、かつその中心軸線が旋回軸線から離隔するように互いに平行に2カ所に設けられ、前記シェーピングステーションの前記成形ドラム及びベルト・トレッドステーションの前記成形ドラムもドラム旋回駆動装置に対し互いに180度隔てて、かつその中心軸線が旋回軸線から離隔するように互いに平行に2カ所に設けられているタイヤ生産システム。
- 請求項3〜6のいずれか一項において、前記各成形ドラムの中心軸線の高さ位置及び前記各直線移送型搬送装置に設けられ、かつタイヤ部品を把持するパレットの中心軸線の高さ位置は、ほぼ同一高さ位置に設定されているタイヤ生産システム。
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