JP2015213486A - 植物移植装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造かつ低コストで、迅速かつ安定した移植を実現し、植物の損傷を防止するとともに、自動化が容易な植物移植装置を提供すること。
【解決手段】植物ホルダ110から栽培用パレット120に苗床Bを移植するための植物移植装置100であって、ホルダ保持機構130とパレット保持機構140と、ホルダ苗床保持部111に保持された苗床Bを上下方向に沿って移動させパレット苗床保持部121内に挿入するための移送機構150とを備え、移送機構150は、上下移動部152と支持部151とを有し、上下移動部152は、苗床Bに係合可能な係合部152aを有するとともに、支持部151に対して回動可能に設けられている植物移植装置100。
【選択図】図5

Description

本発明は、植物ホルダから栽培用パレットに苗床を移植する植物移植装置に関する。
従来、間欠回転及び左右往復移動をして苗床を移送する苗床搬送コンベヤと、苗床搬送コンベヤの下方に並設し間欠回転して定植パネルを移送する定植パネル搬送コンベヤと、苗床搬送コンベヤの前端部の上方に位置して苗床搬送コンベヤ上の苗床の前端列の数個置きの床片をそれぞれ挟持し切離して前方へ移送する数個の移送開閉挟み具と、数個の移送開閉挟み具の前方に位置して移送開閉挟み具により移送した床片を挟持して下降し定植パネル搬送コンベヤ上の定植パネルの穴内に挿入して植付ける数個の挿入開閉挟み具と、苗床搬送コンベヤに連結して苗床搬送コンベヤを苗床の床片の幅づつ左右方向に間欠的に往復移動させる作動機構とから構成された水耕苗の自動定植装置が知られている(例えば特許文献1参照。)。
特開2000−4699号公報
ところが、特許文献1の自動定植装置では、自動定植装置に苗床をセットする前工程として、苗床に播かれた植物の種を発芽させるために水が張られた育苗容器から苗床を取り出す工程を必要とするが、苗床はスポンジ状の素材等から形成され柔らかいことから、育苗容器から苗床を取り出す工程は自動化することが難しく、人間の手によって行う必要があるため、作業負担が大きく、また、人間に付着した汗や雑菌によって苗床が汚染され易いという問題があった。
また、挿入開閉挟み具によって苗床の1ブロックを上方から掴んで苗床をハンドリングすることから、挿入開閉挟み具によって苗床を掴む際に、苗床から横に張り出した植物の芽を挿入開閉挟み具によって傷つけてしまう恐れがあるという問題もある。
また、従来、植物を育苗するための苗床として、図8に示すように、ウレタン等から形成され、複数の苗床B1を連結して成るマット状の苗床Bが知られている。この苗床Bでは、各苗床B1に形成された種苗収容部B2に播かれた種苗の生育状況に応じて、各苗床B1を切り取って個別に運用することを可能にするために、苗床Bの厚み方向に沿って延びる連結部B3によって、隣接する苗床B1間を各苗床B1の各辺中央部で部分的に連結している。
ところが、上述した苗床Bでは、連結部B3が苗床Bの厚み方向に亘って形成されていることから、植物移植装置に苗床Bをセットして移植を機械的に行う場合に、苗床Bから各苗床B1を円滑に切り取ることができない場合があるという問題があった。
本発明は、これらの問題点を解決するものであり、簡素な構造かつ低コストで、迅速かつ安定した移植を実現し、植物の損傷を防止するとともに、自動化が容易な植物移植装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上下方向に貫通するホルダ苗床保持部を水平方向に複数配置した植物ホルダから、上下方向に貫通するパレット苗床保持部を有した栽培用パレットに、苗床を移植するための植物移植装置であって、前記植物ホルダを保持するためのホルダ保持機構と、前記ホルダ保持機構によるホルダ保持位置の上方または下方で前記栽培用パレットを保持するためのパレット保持機構と、前記ホルダ苗床保持部に保持された苗床を上下方向に沿って移動させ前記パレット苗床保持部内に挿入するための移送機構とを備え、前記移送機構は、上下方向に移動可能な上下移動部と、前記上下移動部を支持する支持部とを有し、前記上下移動部は、前記苗床に係合可能な係合部を有するとともに、上下方向に沿った回動軸を中心として前記支持部に対して回動可能に設けられていることにより、前記課題を解決するものである。
本請求項1に記載の構成によれば、植物ホルダに保持された苗床を栽培用パレット内に移植するという構成を採用することにより、植物移植装置に対する苗床のセット時には、複数の苗床を保持した状態の植物ホルダを植物移植装置にセットすればよいため、柔らかい苗床を直接ハンドリングする必要がなく、苗床のハンドリング性を向上することができる。
これにより、植物移植装置に対して苗床をセットする前に行われる、育苗容器から苗床を取り出す工程についても、複数の苗床を保持した状態の植物ホルダを育苗容器から取り出せばよいため、自動化が容易になり、また、自動化が容易になることによって、人間に付着した汗や雑菌によって苗床が汚染されることを防止できる。
また、柔らかい苗床を上方から掴むことなく苗床を移送することにより、苗床から上方に伸び出た植物が傷つくことを防止できる。
また、上下移動部が、苗床に係合可能な係合部を有するとともに、上下方向に沿った回動軸を中心として支持部に対して回動可能に設けられていることにより、栽培用パレットに苗床を挿入する際に苗床を回動させることで、栽培用パレットのパレット苗床保持部の縁に苗床が干渉した場合であっても、苗床を変形させてパレット苗床保持部内に円滑に挿入することができ、また、これにより、苗床とパレット苗床保持部との間の精密な位置合わせが不要になる。また、苗床のサイズがパレット苗床保持部のサイズよりも大きい場合であっても、パレット苗床保持部に苗床を捩じ込むことが可能であるため、パレット苗床保持部による苗床の保持力を向上させることができる。
また、苗床が植物ホルダに保持された状態で、移送対象となる苗床と当該苗床に隣接する苗床とが繋がっている場合であっても、植物ホルダから苗床を抜き出す際に苗床を回動させることで、苗床間の連結を円滑かつ確実に断つことが可能であり、植物ホルダから苗床を円滑に抜き出すことができる。
本請求項2に記載の構成によれば、上下移動部から独立して上下方向に移動可能な第2上下移動部を設けることにより、上下移動部によってパレット苗床保持部内に苗床を挿入した後、上下移動部を退避させる際に、第2上下移動部によって苗床を押すことで、上下移動部の係合部と苗床との係合が確実に解除され、上下移動部に連れて苗床がパレット苗床保持部内から抜け出ることを回避し、パレット苗床保持部内に苗床を確実に残すことができる。
本請求項3に記載の構成によれば、係合部が回動軸の周りに環状に配置されていることにより、上下移動部の係合部を苗床に対してバランス良く係合させ、上下移動部の回動時に苗床を良好に回動させることができるとともに、係合部によって苗床に保持された植物の根等が傷つけられることを回避することができる。
本請求項4に記載の構成によれば、上下移動部の上下方向への移動時に上下移動部のカムフォロワを摺接させて上下移動部の回動を制御するカム部を設けることにより、上下移動部の上下方向への移動を利用して上下移動部の回動を制御することが可能であるため、上下移動部を回動させる独自の駆動手段等を設けることなく、簡素な構成で、上下移動部を確実に回動させることができる。
本請求項5に記載の構成によれば、上下移動部を、ホルダ苗床保持部に保持された苗床を上方に向けて押上げ、パレット苗床保持部内に挿入するように構成することにより、上下移動部によって苗床を大きな面で下方から押し上げることが可能であるため、簡素な構造で、迅速かつ安定した移植を実現できる。
本請求項6に記載の構成によれば、上下移動部を、ホルダ苗床保持部に保持された苗床を下方に向けて引き下げ、パレット苗床保持部内に上方から挿入するように構成することにより、植物の芽が苗床の上方から出て横に広がっている場合であっても、植物の芽がパレット苗床保持部と苗床との間に挟まれることを回避することができる。また、上下移動部は、苗床の下方側から苗床を把持するため、苗床の上方から出た植物の芽を傷つけることを回避することができる。
本発明の一実施形態に係る植物移植装置の初期状態を示す斜視図。 植物ホルダの手前側の列の苗床を移植する際の植物移植装置の状態を示す斜視図。 植物ホルダの奥側の列の苗床を移植する際の植物移植装置の状態を示す斜視図。 植物移植装置の正面図。 植物移植装置の側面図、および、移送機構の一部分を拡大して示す斜視図。 植物ホルダを示す斜視図。 苗床を示す斜視図。 苗床の一部を拡大して示す説明図。 栽培用パレットを示す斜視図。 栽培用パレットを示す上面図。 図10のXII−XII線を矢印方向に見て示す栽培用パレットの断面図。 テーブルを示す斜視図。 テーブルを示す上面図。 図13のXV−XV線を矢印方向に見て示すテーブルの断面図。 移植フローの第1工程を模式的に示す説明図。 移植フローの第2工程を模式的に示す説明図。 移植フローの第3工程を模式的に示す説明図。 移植フローの第4工程を模式的に示す説明図。 植物ホルダの変形例を示す斜視図。 図19に示す植物ホルダが苗床を収容した状態を示す斜視図。 植物ホルダの他の変形例を示す斜視図。 図21に示す植物ホルダを下面側から見て示す斜視図。 図21に示す植物ホルダを側方から見て示す側面図。
以下に、本発明の一実施形態である植物移植装置100について、図面に基づいて説明する。
植物移植装置100は、図1〜図3に示すように、植物ホルダ110と、栽培用パレット120と、育苗容器(図示しない)と、ホルダ保持移動機構130と、パレット保持機構140と、移送機構150と、植物ホルダ110を移動させるハンドリング機構(図示しない)と、ホルダ保持移動機構130やパレット保持機構140や移送機構150等の各部を支持するフレーム160とを備え、植物ホルダ110によって保持された苗床Bを植物ホルダ110よりもサイズの大きい栽培用パレット120に移植するものである。
ここで、本実施形態における苗床Bは、ウレタン等から形成され、図7や図8に示すように、種苗収容部B2を有した複数の苗床B1を縦横に連結して成るマット状の苗床Bであり、各苗床B1は、苗床Bの厚み方向に沿って延びる連結部B3によって、各苗床B1の各辺中央部で隣接する苗床B1に部分的に連結されている。
植物ホルダ110は、金属等の強度のある材料から形成され、図6に示すように、上下方向に延びる複数の保持ピン114と、縦方向および横方向に延びる複数の連結部115と、上端に形成されたフランジ部113とを備えている。
複数の保持ピン114は、上下方向に見た場合に格子状に配置され、また、複数の連結部115は、複数の保持ピン114を縦方向および横方向に連結している。これら複数の保持ピン114および複数の連結部115によって画定された空間が、上下方向に貫通し苗床Bを保持する複数のホルダ苗床保持部111として機能する。
ホルダ苗床保持部111は、図6に示すように、上下方向に見た場合に、縦方向に第1ピッチP1および横方向に第3ピッチP3で、矩形格子状に配置されている。なお、本発明で言うところのピッチは、孔もしくは部材の中心間のピッチのことを意味している。
フランジ部113は、図6に示すように、ホルダ保持部材131に保持されるために設けられたものであり、ハンドリング機構(図示しない)によって植物ホルダ110をハンドリングするためのハンドリング用係合部としても機能する。ハンドリング用係合部の他の態様として、孔や突起等が考えられる。
なお、植物ホルダ110の具体的態様は、上下方向に貫通するホルダ苗床保持部111を水平方向に複数配置したものであれば如何なるものでもよい。
例えば、植物ホルダ110の変形例として、図19に示すようなものも考えられる。図19に示す植物ホルダ110は、上述した保持ピン114や連結部115の代わりに、ホルダ苗床保持部111を縦横方向に仕切る薄板状の仕切板112を備えている。仕切板112は、その面が水平方向に対して垂直になるように配置され、図20から分かるように、植物ホルダ110を苗床Bに対して押し付けた際に、苗床Bを複数の苗床Bに切り分けつつ、複数のホルダ苗床保持部111内に苗床Bを一度に収容することが可能であるように形成されている。これにより、植物ホルダ110に対する苗床Bの収容を容易に行うことができる。また、苗床Bがホルダ苗床保持部111内に隙間なく収容されるため、ホルダ苗床保持部111による苗床Bの保持強度を向上でき、また、図6に示す例と同様に、植物ホルダ110内への苗床Bの収容時に苗床Bに人間の手が直接触れることを回避するため、人間に付着した汗や雑菌によって苗床Bが汚染されることを防止できる。
また、植物ホルダ110の他の変形例としては、図21〜図23に示すように、薄板状の仕切板112の下端に複数の切り欠き部116が形成されたものも考えられる。切り欠き部116は、各ホルダ苗床保持部111に対応する間隔で複数形成され、仕切板112と苗床Bとの間で植物の芽Sが挟まれて植物の芽Sが損傷を受けることを抑制するものである。
栽培用パレット120は、合成樹脂等(主に発泡スチロール)から形成され、図9〜図11に示すように、上下方向に貫通し苗床Bを保持する複数の丸孔状のパレット苗床保持部121を有している。
パレット苗床保持部121は、図11に示すように、下方から上方に向けて拡径する上方テーパ部121aを栽培用パレット120の上面側に有し、また、下方から上方に向けて縮径する下方テーパ部121bを栽培用パレット120の下面側に有している。
複数のパレット苗床保持部121は、図10に示すように、上下方向に見た場合に、六角格子状に配置されている。図10に示すように、複数のパレット苗床保持部121のうち縦方向に隣接するパレット苗床保持部121間のピッチを第2ピッチP2とした場合、ホルダ苗床保持部111の第1ピッチP1およびパレット苗床保持部121の第2ピッチP2は、nP1=mP2(nは1以上の整数、mは1以上の整数)の式を満足するように設定されている。これにより、縦方向において、1回の押上げ動作で複数の苗床Bを纏めて移植することが可能であるため、迅速な移植を実現することができる。また、第2ピッチP2は、第1ピッチP1よりも大きい。
また、図10に示すように、複数のパレット苗床保持部121のうち横方向に隣接するパレット苗床保持部121間のピッチを第4ピッチP4とした場合、ホルダ苗床保持部111の第3ピッチP3およびパレット苗床保持部121の第4ピッチP4は、oP3=pP4(oは1以上の整数、pは1以上の整数)の式を満足するように設定されている。これにより、横方向において、1回の押上げ動作で複数の苗床を纏めて移植することが可能であるため、迅速な移植を実現することができる。また、第4ピッチP4は、第3ピッチP3よりも大きい。
育苗容器(図示しない)は、内部に水が張られ、複数の苗床Bを保持した状態の植物ホルダ110を収容し、苗床Bに播かれた植物の種を発芽させるための容器である。この育苗容器(図示しない)には、水密性が要求され、また、自動化用の取っ手等を設けてもよい。
ホルダ保持移動機構130は、移送機構150の上方で植物ホルダ110を保持するとともに、植物ホルダ110を縦横方向に移動させるものである。ホルダ保持移動機構130は、図1〜3に示すように、植物ホルダ110を保持するホルダ保持部材131と、ホルダ保持部材131を横方向に移動させる横方向直動アクチュエータ132と、ホルダ保持部材131を縦方向に移動させる縦方向直動アクチュエータ133とを有している。このように、植物ホルダ110と栽培用パレット120とを水平方向に相対的に移動させる移動機構を設けることにより、移動機構によってホルダ苗床保持部111とパレット苗床保持部121との水平方向の位置関係を調節することが可能であるため、植物ホルダ110および栽培用パレット120のサイズやホルダ苗床保持部111およびパレット苗床保持部121の形成位置等の、植物ホルダ110および栽培用パレット120の設計自由度を向上できる。なお、ホルダ保持移動機構130の具体的態様については、上記に限定されず、植物ホルダ110を保持し移動させるハンドアーム等、如何なるものでもよい。
パレット保持機構140は、図1に示すように、前述したホルダ保持機構によって保持された植物ホルダ110の上方において、栽培用パレット120を固定状態で保持するものであり、栽培用パレット120を載せるテーブル141と、テーブル141に対する栽培用パレット120の上方への移動を規制する複数の浮き上がり規制部142とを有している。テーブル141および浮き上がり規制部142は、フレーム160に固定されている。
テーブル141は、図12〜図14に示すように、上下方向に貫通する複数のガイド孔141aを有している。これら複数のガイド孔141aは、複数のパレット苗床保持部121と同数配置され、上下方向に見た場合に、複数のパレット苗床保持部121と同一の配置態様で配置されている。ガイド孔141aの内周面の少なくとも一部は、図14に示すように、下方から上方に向けて縮径するテーパ形状に形成されている。
なお、本実施形態では、テーブル141に形成したガイド孔141aによって苗床Bをガイドするが、このようなテーブル141を設けることなく、前述したパレット苗床保持部121の下面側に形成された下方テーパ部121bによって苗床Bをガイドするようにしてもよい。この場合、テーブル141の代わりに、栽培用パレット120を支持する部材や部分を別途設ければよい。
また、本実施形態では、テーブル141のガイド孔141aを、栽培用パレット120のパレット苗床保持部121と同数および同一の配置態様で設けた。しかしながら、栽培用パレット120を水平方向に移動させるように構成した場合には、ガイド孔141aの配置態様は、上記に限定されない。例えば、ガイド孔141aを、横方向におけるパレット苗床保持部121間の第4ピッチP4の半分のピッチで、横方向に一列に設け、パレット苗床保持部121がガイド孔141aの上を通る時に、植物ホルダ110に保持された苗床Bを一列ずつ押し上げるように構成してもよい。この場合、押上げ部材152を縦方向に移動させる必要がないため、移送機構150の構造を簡略化することができる。
浮き上がり規制部142は、図1に示すように、テーブル141に対する栽培用パレット120の上方への移動を規制するものであり、栽培用パレット120は、浮き上がり規制部142に対して横から押し込まれることで、テーブル141に対してセットされる。浮き上がり規制部142は、栽培用パレット120を水平方向に位置決めする位置決め部としての役割も担っている。なお、浮き上がり規制部142や前述した位置決め部の具体的な態様は、上記に限定されず、テーブル141に設けられた複数の突起や枠等、如何なるものでもよい。
移送機構150は、ホルダ苗床保持部111に保持された苗床Bを上下方向に沿って移動させ、パレット苗床保持部121内に挿入するものであり、本実施形態では、ホルダ苗床保持部111に保持された苗床Bを上方に向けて押し上げ、パレット苗床保持部121内に挿入するように構成されている。
移送機構150は、図1〜図4に示すように、押上げ直動アクチュエータ(支持部)151と、押上げ直動アクチュエータ151によって上下方向に移動可能に支持される複数の押上げ部材(上下移動部)152と、押上げ直動アクチュエータ151を横方向に移動させる横方向移動直動アクチュエータ153と、押上げ直動アクチュエータ151および押上げ部材152および横方向移動直動アクチュエータ153を縦方向に移動させる縦方向直動アクチュエータ154とを有している。
複数の押上げ部材152は、横方向に一列に並べた状態で押上げ直動アクチュエータ151によって支持され、横方向移動直動アクチュエータ153および縦方向直動アクチュエータ154によって縦横方向に移動可能に支持される。複数の押上げ部材152は、押上げ直動アクチュエータ151によって単独または一列単位で、上下方向に移動するように構成されている。
押上げ部材(上下移動部)152は、図5に示すように、苗床Bに係合可能な係合部152aをその上端に有するとともに、上下方向に沿った回動軸を中心として、押上げ直動アクチュエータ(支持部)151に対して回動可能に設けられている。なお、係合部152aの具体的形態は、苗床Bに係合可能であれば、針状や鋸歯状のもの等、如何なるものでもよい。係合部152aは、前記回動軸の周りに環状に配置されている。
また、押上げ部材152には、カムフォロワ(図示しない)が設けられており、一方、押上げ直動アクチュエータ(支持部)151内には、押上げ部材152の上下方向への移動時にカムフォロワを摺接させ、押上げ部材152の回動を制御するカム部(図示しない)が設けられている。これにより、押上げ部材152の上下方向への移動を利用して押上げ部材152の回動を制御することが可能である。本実施形態では、このように、カム部によって、押上げ部材152の回動のタイミングや回動角を制御している。なお、押上げ部材の回動の駆動および制御方法は、上記に限定されず、別途にロータリアクチュエータやモータを設ける等、如何なるものでもよい。
移送機構150は、図5に示すように、押上げ部材152から独立して上下方向に移動可能な第2上下移動部155を有している。第2上下移動部155は、押上げ部材152を駆動する押上げ直動アクチュエータ151とは別途に設けられたアクチュエータ(図示しない)によって駆動される。
なお、本実施形態では、押上げ部材(上下移動部)152を複数設けたが、押上げ部材152は、1つ以上設ければよい。また、押上げ部材152を複数のパレット苗床保持部121と同数配置し、上下方向に見た場合に、複数のパレット苗床保持部121と同一の配置態様で配置した場合、押上げ部材152を水平方向に移動させる必要がないため、移送機構150の構造を簡素化することができる。
ハンドリング機構(図示しない)は、植物ホルダ110をホルダ保持部材131まで移動させホルダ保持部材131にセットするものである。ハンドリング機構(図示しない)の具体的態様については、把持爪や支持アームを備えるもの等、如何なるものでもよい。
次に、本実施形態における苗床Bの移植フローについて、図15〜図18に基づいて以下に説明する。なお、図15〜図18においては、テーブル141等の図示を省略している。
まず、図15に示すように、移送対象となる苗床Bの下方に押上げ部材152を移動させた後、図16に示すように、押上げ直動アクチュエータ151によって押上げ部材152を上方に向けて移動させ、押上げ部材152の係合部152aを苗床Bの下部に係合させる。
次に、図16〜図17に示すように、押上げ部材152によってホルダ苗床保持部111内で苗床Bを少し押し上げた後、押上げ部材152を上方に向けて移動させつつ回動させる。これにより、苗床Bを押し上げつつ回動させ、隣接する苗床Bとの間の連結を確実に切り離すことができる。
次に、引き続き、苗床Bを押し上げつつ回動させることにより、図17に示すように、栽培用パレット120のパレット苗床保持部121内に、苗床Bを回動させつつ挿入する。このように、パレット苗床保持部121内に、苗床Bを回動させつつ挿入することにより、パレット苗床保持部121の縁に苗床Bが干渉した場合であっても、苗床Bを変形させてパレット苗床保持部121内に苗床Bを円滑に挿入することができる。
次に、パレット苗床保持部121内に苗床Bを挿入した後、押上げ部材152を下方に向けて退避させる際に、図18に示すように、第2上下移動部155を上方に向けて移動させ、苗床Bの下部を第2上下移動部155によって押す。これにより、押上げ部材152の係合部152aと苗床Bとの係合が確実に解除され、押上げ部材152に連れて苗床Bがパレット苗床保持部121内から抜け出ることを回避し、パレット苗床保持部121内に苗床Bを確実に残すことができる。
このようにして得られた本実施形態の植物移植装置100では、サイズが小さい植物ホルダ110を移動させることにより、サイズの大きい栽培用パレット120を移動させる場合と比較して、移動スペースを確保することが容易であるため、省スペース化を実現することができる。
また、移送機構150が複数の押上げ部材152を有していることにより、1回の押上げ動作で複数の苗床Bを纏めて移植することが可能であるため、短時間での移植を実現できる。
また、植物ホルダ110をホルダ保持移動機構130まで移動させるハンドリング機構(図示しない)を設けることにより、ホルダ保持移動機構130への植物ホルダ110のセット時に人間の手が植物ホルダ110に直接触れることを回避し、人間に付着した汗や雑菌によって苗床Bが汚染されることを防止できる。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行なうことが可能である。
例えば、上述した実施形態では、移送機構が、ホルダ苗床保持部に保持された苗床を上方に向けて押し上げ、パレット苗床保持部内に挿入するものであるものとして説明したが、ホルダ苗床保持部に保持された苗床を下方に向けて引き下げ、パレット苗床保持部内に挿入するように移送機構を構成してもよい。この場合、ホルダ保持機構によるホルダ保持位置の下方で、パレット保持機構によって栽培用パレットを保持し、また、上下移動部の係合部を、苗床を把持可能であるように構成すればよい。
また、上述した実施形態のように、上下移動部(押上げ部材)がホルダ苗床保持部に保持された苗床を上方に向けて押し上げる場合においても、上下移動部の係合部を、苗床を把持可能であるように構成してもよい。
また、上述したように上下移動部に把持部を設けた場合、把持部の把持部分に、凹凸や溝等の滑り止め部を設けてもよく、この場合、少ない把持力で苗床を確実に把持することができる。
また、上述した実施形態では、栽培用パレットが固定状態で設置され、植物ホルダおよび移送機構を水平方向に移動させるものとして説明するが、具体的な実施形態はこれに限定されず、例えば、植物ホルダを固定状態で設置し、栽培用パレットおよび移送機構を水平方向に移動させても構わない。
100 ・・・ 植物移植装置
110 ・・・ 植物ホルダ
111 ・・・ ホルダ苗床保持部
112 ・・・ 仕切板
113 ・・・ フランジ部
114 ・・・ 保持ピン
115 ・・・ 連結部
116 ・・・ 切り欠き部
120 ・・・ 栽培用パレット
121 ・・・ パレット苗床保持部
121a ・・・ 上方テーパ部
121b ・・・ 下方テーパ部
130 ・・・ ホルダ保持移動機構
131 ・・・ ホルダ保持部材
132 ・・・ 横方向直動アクチュエータ
133 ・・・ 縦方向直動アクチュエータ
140 ・・・ パレット保持機構
141 ・・・ テーブル
141a ・・・ ガイド孔
142 ・・・ 浮き上がり規制部
150 ・・・ 移送機構
151 ・・・ 押上げ直動アクチュエータ(支持部)
152 ・・・ 押上げ部材(上下移動部)
152a ・・・ 係合部
153 ・・・ 横方向移動直動アクチュエータ
154 ・・・ 縦方向直動アクチュエータ
160 ・・・ フレーム
B ・・・ 苗床
S ・・・ 植物の芽
P1 ・・・ 第1ピッチ(縦方向におけるホルダ苗床保持部間のピッチ)
P2 ・・・ 第2ピッチ(縦方向におけるパレット苗床保持部間のピッチ)
P3 ・・・ 第3ピッチ(横方向におけるホルダ苗床保持部間のピッチ)
P4 ・・・ 第4ピッチ(横方向におけるパレット苗床保持部間のピッチ)

Claims (6)

  1. 上下方向に貫通するホルダ苗床保持部を水平方向に複数配置した植物ホルダから、上下方向に貫通するパレット苗床保持部を有した栽培用パレットに、苗床を移植するための植物移植装置であって、
    前記植物ホルダを保持するためのホルダ保持機構と、前記ホルダ保持機構によるホルダ保持位置の上方または下方で前記栽培用パレットを保持するためのパレット保持機構と、前記ホルダ苗床保持部に保持された苗床を上下方向に沿って移動させ前記パレット苗床保持部内に挿入するための移送機構とを備え、
    前記移送機構は、上下方向に移動可能な上下移動部と、前記上下移動部を支持する支持部とを有し、
    前記上下移動部は、前記苗床に係合可能な係合部を有するとともに、上下方向に沿った回動軸を中心として前記支持部に対して回動可能に設けられていることを特徴とする植物移植装置。
  2. 前記移送機構は、前記上下移動部から独立して上下方向に移動可能な第2上下移動部を有していることを特徴とする請求項1に記載の植物移植装置。
  3. 前記係合部は、前記回動軸の周りに環状に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の植物移植装置。
  4. 前記上下移動部は、カムフォロワを有し、
    前記移送機構は、前記上下移動部の上下方向への移動時に前記カムフォロワを摺接させ、前記上下移動部の回動を制御するカム部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の植物移植装置。
  5. 前記パレット保持機構は、前記ホルダ保持機構によるホルダ保持位置の上方で前記栽培用パレットを保持するものであり、
    前記上下移動部は、前記ホルダ苗床保持部に保持された苗床を上方に向けて押上げ、前記パレット苗床保持部内に挿入するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の植物移植装置。
  6. 前記パレット保持機構は、前記ホルダ保持機構によるホルダ保持位置の下方で前記栽培用パレットを保持するものであり、
    前記上下移動部は、前記ホルダ苗床保持部に保持された苗床を下方に向けて引き下げ、前記パレット苗床保持部内に挿入するように構成され、
    前記上下移動部の前記係合部は、前記苗床を把持するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の植物移植装置。
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