JP2014045700A - 移植装置 - Google Patents

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純 大志茂
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    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

Abstract

【課題】挾持具の並列方向における植物の間隔を広げて移植することができ、しかもパンダグラフ機構を用いる場合に比べて高い位置精度で植物の間隔を広げることができる移植装置を提供する。
【解決手段】並植された複数の植物を育てる複数の培地盤間で植物を移植する移植装置において、植物を挾持する2つの挾持片11a,11bをそれぞれ有する複数の挾持具11と、該挾持具11間の距離及び各挾持具11が有する2つの挾持片11a,11b間の距離が変化するように、各挾持片11a,11bを移動可能に支持する支持レール12と、支持レール12に沿って挾持片11a,11bを移動させるカム機構13とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は複数の培地盤間で植物を移植する移植装置に関する。
近年、農業分野においては各種農業機械の導入による機械化が図られている。また低農薬で高品質の作物に対する需要が高まっており、植物工場における栽培も行われている。植物工場における栽培は、播種、育苗、移植、及び収穫の各段階を経て行われる。
育苗段階においては、播種されたスポンジ又は発泡プラスチック等の培地部材を保持する保持孔がマトリクス状に複数設けられた培地盤上で、植物が育成される。各保持孔は表裏に貫通形成され、培地部材の底部は養液に浸かっており、植物は培地部材から栄養を吸収し、生長する。植物の生長に従って枝葉は横広がりに延びるため、隣接する培地部材間において植物が干渉し、植物の良好な生育が妨げられるおそれがある。これを回避するために、植物は育苗用の培地盤から、株間隔が広い培地盤に移植される。もちろん、播種の段階から隣接する培地部材間の間隔を広くしておくことも考えられるが、植物の生育初期段階における空間利用効率が悪く、生産効率が低下する。
特許文献1には、保持孔の間隔が狭い培地盤(苗付パネル)から、保持孔の間隔が広い培地盤(育成パネル)へ植物を移植する移植装置が開示されている。該移植装置は、並列して設けられた苗付パネル用コンベヤと、育成パネル用コンベヤを備える。両コンベヤ間に跨るように移植部が設けられている。移植部は、両コンベヤの走行方向に対して略直角方向に並列して設けられた植物挾持用の挾持具を複数備え、該挾持具を両コンベヤ間で移動、昇降、開閉させることにより、植物の移植を行うように構成されている。
また、特許文献2には、植物が植えられた培地部材を収納した栽培カップを用いて植物を移植する移植装置が開示されている。栽培カップは、該栽培カップを保持する複数の保持孔がマトリクス状に設けられた培地盤(栽培パネル)に並置される。特許文献2に係る移植装置は、栽培パネルに並置された栽培カップを下から持ち上げ、栽培カップの間隔を変化させる複数のY字ハンドを備えた移植装置が開示されている。Y字ハンドはレールに沿って移動可能に設けられており、パンダグラフ機構によってY字ハンドの間隔を変化させることができる。
特開2004−242652号公報 特開平7−147857号公報
しかしながら、特許文献1に係る移植装置においては、挾持具の間隔を変化させることができないため、挾持具の並列方向における植物の間隔を広げて移植することができないという問題があった。
また、特許文献2に係る移植装置においては、Y字ハンドの並列方向における植物の間隔を広げることができるものの、パンダグラフ機構によってY字ハンド間の距離を変化させる構成であるため、ガタが生じ、Y字ハンドの位置決め精度が低いという問題があった。Y字ハンドの位置決め精度が低い場合、植物が育成された培地部材を直接挾持して、栽培パネルの保持孔に挿入すると、保持孔の縁で植物の根を傷めるおそれがある。このため、培地部材を収納する専用の栽培カップを用いて植物を栽培し、専用カップのまま移植する必要が生じ、材料費がかさむという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は植物を挾持する挾持具の間隔をカム機構によって広げることにより、挾持具の並列方向における植物の間隔を広げて移植することができ、しかもパンダグラフ機構を用いる場合に比べて高い位置精度で植物の間隔を広げることができる移植装置を提供することにある。
本発明に係る移植装置は、並植された複数の植物を育てる複数の培地盤間で該植物を移植する移植装置において、前記植物を挾持する2つの挾持片をそれぞれ有する複数の挾持具と、該挾持具間の距離及び各挾持具が有する2つの挾持片間の距離が変化するように、各挾持片を移動可能に支持する支持レールと、該支持レールに沿って前記挾持片を移動させるカム機構とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、挾持具が支持レールに支持されている。挾持具は、植物を挾持するために開閉する2つの挾持片を有し、支持レールに支持された各挾持片は支持レールに沿って移動することができる。カム機構は支持レールに沿って前記挾持片を移動させ、挾持具間の距離を変化させ、また挾持具を開閉させることが可能である。
本発明に係る移植装置は、前記カム機構は、前記支持レールに沿った前記挾持片の移動を案内する案内部を有するカムと、各挾持片に設けられており、前記案内部に沿って移動するカムフォロアとを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、挾持片に設けられたカムフォロアがカムの案内部に沿って移動することによって、挾持具間の距離及び各挾持具を構成する2つの挾持片間の距離が変化する。
本発明に係る移植装置は、前記カムは、複数の前記挾持具間の距離が狭い状態で、前記2つの挾持片が離隔状態から接近状態になるように、複数の前記挾持片を移動させる第1カム部分と、前記2つの挾持片が接近状態を維持したまま、複数の前記挾持具間の距離が広がるように、複数の前記挾持具を移動させる第2カム部分と、複数の前記挾持具間の距離が広い状態で、前記2つの挾持片が接近状態から離隔状態になるように、複数の前記挾持片を移動させる第3カム部分とを有することを特徴とする。
本発明にあっては、第1カム部分に沿って挾持片のカムフォロアが移動した場合、複数の前記挾持具間の距離が狭い状態で、前記2つの挾持片が離隔状態から接近状態になるように移動する。つまり、培地盤に狭い間隔で並植された植物を挾持するために挾持具の挾持片が閉じる動作を行う。
第2カム部分に沿って挾持片のカムフォロアが移動した場合、前記2つの挾持片が接近状態を維持したまま、複数の前記挾持具間の距離が広がるように移動する。つまり、植物を挾持した複数の挾持具の間隔が広げられる。
第3カム部分に沿って挾持片のカムフォロアが移動した場合、複数の前記挾持具間の距離が広い状態で、前記2つの挾持片が接近状態から離隔状態になる。つまり、間隔が広げられた植物を離すために挾持具の挾持片が開く動作を行う。
本発明に係る移植装置は、前記カムは板カム、円筒カム又は棒カムであることを特徴とする。
本発明にあっては、カム機構を構成する板カム、円筒カム又は棒カムによって各挾持片が移動する。
本発明に係る移植装置は、前記案内部はカム溝、カムリブ又はカム面であることを特徴とする。
本発明にあっては、カム溝、カムリブ又はカム面に沿って挾持片のカムフォロアが移動する。
本発明に係る移植装置は、前記案内部に沿って前記カムフォロアが相対的に移動するように、前記カム又は前記カムフォロアを駆動するカム駆動装置を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、カム駆動装置によってカムが移動し、挾持片が移動する。
本発明に係る移植装置は、前記2つの挾持片を接離方向へ付勢する付勢手段を備える
ことを特徴とする。
本発明にあっては、付勢手段は植物を挾持する2つの挾持片を接離方向へ付勢する。一つの挾持具を構成する2つの挾持片は、該挾持片間の距離が離れる方向と、該挾持片間の距離が接近する方向へ移動することができる。つまり挾持片は、挾持具が開く方向と、閉じる方向へ移動することができる。接離方向は、挾持片間の距離が離れる方向、又は挾持片間の距離が接近する方向を意味する。即ち、付勢手段には、挾持具が開く方向へ2つの挾持片に付勢力を与える手段、又は挾持具が閉じる方向へ2つの挾持片に付勢力を与える手段が含まれる。挾持片に与える力の方向は、カム機構の構成によって適宜選択される。
例えば、棒カムの外周面を挟み込むようにカムフォロアを当接させて挾持片の移動を案内する構成では、カムフォロアによって棒カムが挟まれるように、2つの挾持片に付勢力を与えれば良い(図15参照)。
また、2つの挾持片の離隔方向外側に位置するカム面にカムフォロアを当接させて挾持片の移動を案内する構成では、2つの挾持片を付勢手段によって押し広げ、外側に位置するカム面にカムフォロアを当接させるように構成すると良い。
更に、カム溝に沿ってカムフォロアを案内させる構成にあっても、付勢手段によって、2つの挾持片に、離隔方向又は接触方向の付勢力を付与しても良い。
本発明に係る移植装置は、前記複数の挾持具と共に前記支持レールを前記複数の培地盤間で移動させる送り機構と、前記支持レールを前記培地盤に対して昇降させる昇降機構とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、昇降機構によって培地盤上で挾持具を昇降させ、送り機構によって挾持具を複数の培地盤間で移動させることが可能である。
本発明によれば、植物を挾持する挾持具の間隔をカム機構によって広げることにより、挾持具の並列方向における植物の間隔を広げて移植することができ、しかもパンダグラフ機構を用いる場合に比べて高い位置精度で植物の間隔を広げることができる。
本実施の形態に係る移植装置の一構成例を示す斜視図である。 移植部の一構成例を示す正面側の斜視図である。 移植部の一構成例を示す背面側の斜視図である。 カム機構による挾持具の動作を示す斜視図である。 変形例1に係る移植装置の一構成例を示す斜視図である。 変形例1に係る移植装置のカム機構の一構成例を示す斜視図である。 変形例1に係る移植装置の動作を示す斜視図である。 変形例1に係る移植装置の動作を示す斜視図である。 変形例1に係る移植装置の動作を示す斜視図である。 変形例1に係る移植装置の動作を示す斜視図である。 変形例1に係る移植装置の動作を示す斜視図である。 変形例1に係る移植装置の動作を示す斜視図である。 変形例2に係るカムの一構成例を示す斜視図である。 変形例3に係る移植部の一構成例を示す斜視図である。 変形例3に係る挾持具の要部を示す横断面図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は、本実施の形態に係る移植装置の一構成例を示す斜視図である。本実施の形態に係る移植装置は、複数の植物6を並置して育成するための第1培地盤4及び第2培地盤5が載置される載置板2と、第1培地盤4から第2培地盤5へ植物6を移植する移植部1と、該移植部1を第1及び第2培地盤4,5間で移動させる送り機構3とを備える。
載置板2は略長方形の板状をなし、例えば図1に示すように載置板2には長手方向に沿って第1及び第2培地盤4,5が並置される。第1及び第2培地盤4,5には、スポンジ、又は発泡プラスチック等の培地部材60を保持する複数の保持孔40,50が設けられている。保持孔40,50は、第1及び第2培地盤4,5の一面にマトリクス状に配置され、表裏に貫通形成されている。第1培地盤4は保持孔40の間隔が狭い育苗用であり、各保持孔40には播種された培地部材60が挿入され、植物6は苗となるまで第1培地盤4上で育成される。植物6が苗まで育成された段階で、図示しない育苗室から第1培地盤4が搬送され、載置板2に載置される。第2培地盤5は植物6の移植先であり、第1培地盤4に比べて保持孔50の間隔を広くしてある。移植先の保持孔50の間隔を広くすることで、隣接する植物6同士の間隔を広げ、移植された植物6の枝葉が干渉しないようにすることができる。
載置板2の一長辺側部分には長尺の支持板30が立設されている。支持板30の培地盤4,5側の面には、長手方向の全長に亘って搬送レール31が敷設されている。搬送レール31には、図示しない送りネジ機構によって、移植部1が搬送レール31に沿って移動可能に支持されている。
移植部1を第1及び第2培地盤4,5間で移動させる送り機構3は、例えば上述した支持板30、搬送レール31及び前記送りネジ機構によって構成されている。
図2は、移植部1の一構成例を示す正面側の斜視図、図3は、移植部1の一構成例を示す背面側の斜視図である。搬送レール31には、該搬送レール31の全長に亘って移動可能なスライダ10aが取り付けられている。スライダ10aは、図示しないボールネジ機構等によって、移動するように構成されている。スライダ10aは、第1及び第2培地盤4,5側へ延びる底板部を有する略L字状をなす部材である。底板部の上面には、搬送レール31に対して略直交した2本の進退用レール10cが敷設されている。スライダ10aの底板部上には進退テーブル10bが、図示しない送りネジ機構によって、進退用レール10cに沿って移動するように支持されている。具体的には、進退テーブル10bは、載置板2に対して略平行な長方形状をなし、長辺寸法はスライダ10aの底板部と略同寸法であり、短辺寸法は底板部の短辺寸法よりも短く構成されている。進退テーブル10bの底面には進退用レール10cに対応する箇所に2本の溝部が形成されており、該溝部に進退用レール10cが摺動可能に嵌合している。
進退テーブル10bの長手方向両端部には、それぞれ支柱15aが略垂直に立設されている。支柱15aには、該支柱15aに沿って昇降する昇降スライダ15bがそれぞれ2つ挿嵌されており、各昇降スライダ15bは、板カム14の四隅に固定されている。つまり、板カム14は支柱15aに沿って昇降するように、昇降スライダ15bを介して支柱15aに支持されている。板カム14の第1及び第2培地盤4,5側にはカム溝14aが形成されている。カム溝14aの詳細は後述する。昇降スライダ15bには、板カム14を昇降させるためのプッシュプルワイヤ15cが接続されている。進退テーブル10bの搬送レール31側の長辺部分には背板部が略垂直に立設されており、該背板部の上辺側の2隅には滑車15dが設けられている。また、該背板部の上辺略中央部にはボビン15eを回転させるカム駆動モータ15fが設置されている。昇降スライダ15bに接続されたプッシュプルワイヤ15cは滑車15dに掛かり、ボビン15eにて巻き取られるように構成されている。
カム駆動モータ15fが回転駆動した場合、ボビン15eが回転し、プッシュプルワイヤ15cがボビン15eに巻き取られ又は押し出される。滑車15dを介して上下方向に張られたプッシュプルワイヤ15cは、ボビン15eの回転によって上下方向へ移動し、板カム14が昇降する。
カムを駆動するカム駆動装置15は、上述の通り例えば、支柱15a、昇降スライダ15b、プッシュプルワイヤ15c、滑車15d、ボビン15e及びカム駆動モータ15fによって構成されている。
板カム14は支柱15a間の寸法よりも長尺の長方形状である。板カム14の長手方向両端部には、それぞれ板カム14を前後方向から挟み込むローラ16bを有し、支持レール12を吊り下げるためのレール釣支板16aが設けられている。支持レール12は、例えば上方が開放したU字溝状をなし、長手方向が搬送レール31の長手方向を向くような姿勢でレール釣支板16aによって支持されている。各レール釣支板16aには支持レール12の両端部が固定され、進退用レール10cの長手方向における板カム14と、支持レール12との相対位置が固定され、互いに昇降方向に相対移動するように構成されている。
レール釣支板16aには、支持レール12を昇降させるためのプッシュプルワイヤ16cが接続されている。進退テーブル10bを構成する背板部の上辺側の2隅には滑車16dが設けられている。また、該背板部の上辺略中央部にはボビン16eを回転させる昇降モータ16fが設置されている。レール釣支板16aに接続されたプッシュプルワイヤ16cは滑車16dに掛かり、ボビン16eにて巻き取られるように構成されている。
昇降モータ16fが回転駆動した場合、ボビン16eが回転し、プッシュプルワイヤ16cがボビン16eに巻き取られ又は引き出される。滑車16dを介して上下方向に張られたプッシュプルワイヤ16cは、ボビン16eの回転によって上下方向へ移動し、支持レール12が昇降する。
支持レール12を第1及び第2培地盤4,5に対して昇降させる昇降機構16は、例えば上述したレール釣支板16a、ローラ16b、プッシュプルワイヤ16c、滑車16d、ボビン16e及び昇降モータ16fによって構成されている。
支持レール12には、培地部材60を挾持する一対の挾持片11a、11bをそれぞれ有する複数の挾持具11が移動可能に支持されている。具体的には、支持レール12には、複数の移動体11dが長手方向へ移動可能に支持されている。複数の各移動体11dには各別に挾持片11a、11bが、進退方向に略平行な姿勢で、第1及び第2培地盤4,5側へ突出するように固定されている。挾持片11a、11bは進退方向に長い略長方形の板状であり、先端部には相対向し、培地部材60を把持するための把持部が設けられ、基端部には後述するカム溝14aに沿って移動するカムフォロア11cが設けられている。カムフォロア11cは例えばローラフォロアである。把持部を対向させるように並べて配された2つの挾持片11a、11bは対をなし、一つの挾持具11を構成する。
カム機構13は、板カム14と、各挾持片11a、11bの基部に設けられたカムフォロア11cとで構成される。板カム14には、支持レール12に沿った各挾持片11a、11bの移動をそれぞれ案内するカム溝14aが形成されている。つまり、6個の挾持具11、即ち12個の挾持片11a、11bがある場合、12本のカム溝14aが形成されている。挾持片11a、11bを移動させる各カム溝14aは、5つの部分で構成されている(図4参照)。即ち、複数の前記挾持具11間の距離が狭く、対をなす2つの挾持片11a、11bを離隔状態で保持するカム溝始点部14bと、複数の前記挾持具11間の距離が狭い状態で、対をなす2つの挾持片11a、11bが離隔状態から接近状態になるように、複数の挾持片11a、11bを移動させる第1カム溝部分(第1カム部分)14cと、前記2つの挾持片11a、11bが接近状態を維持したまま、複数の前記挾持具11間の距離が広がるように、複数の前記挾持具11を移動させる第2カム溝部分(第2カム部分)14dと、複数の前記挾持具11間の距離が広い状態で、対をなす2つの挾持片11a、11bが接近状態から離隔状態になるように、複数の前記挾持片11a、11bを移動させる第3カム溝部分(第3カム部分)14eと、複数の前記挾持具11間の距離が広く、対をなす2つの挾持片11a、11bを離隔状態で保持するカム溝終点部14fとでカム溝が構成されている。
移植装置は送り機構3によって、挾持具11を第1培地盤4と、第2培地盤5との間で横方向に移動させることができる。また、移植装置は進退機構10によって、挾持具11を搬送方向に直交する方向(図1中前後方向)に移動させることができる。更に、支持レール12を昇降させることによって、挾持具11を第1及び第2培地盤4,5に対して昇降させることができる。次にカム機構13による挾持具11の動作を説明する。
図4は、カム機構13による挾持具11の動作を示す斜視図である。図4では説明を簡単にするために、支持レール12と、板カム14との昇降方向における相対的な位置関係を示している。まず、図4Aに示すように、支持レール12が板カム14の上部に位置し、挾持片11a、11bのカムフォロア11cがカム溝始点部14bにある場合、各挾持具11の間隔は狭く、挾持具11は開いた状態にある。つまり、各挾持具11の間隔は、第1培地盤4の保持孔40の間隔に対応し、対をなす2つの挾持片11a、11bが植物6を挟み込むことができるように離隔した状態にある。この状態で、挾持具11を板カム14と共に第1培地盤4上に搬送して降下させ、また挾持具11を必要に応じて進退させることによって、挾持片11a,11bの把持部の間に培地部材60を位置させる。
図4Aに示す状態から板カム14が支持レール12に対して上昇した場合、図4Bに示すように、カムフォロア11cが第1カム溝部分14cに移動する。挾持片11a、11bのカムフォロア11cが第1カム溝部分14cに移動して、挾持具11が閉じる。挾持具11を閉じることによって、第1培地盤4上に並置された培地部材60が把持される。
次に、挾持具11によって培地部材60を挾持した状態で、挾持具11を板カム14と共に上昇させる。挾持具11を第1培地盤4から上昇させることによって、培地部材60と共に植物6を保持孔40から抜き出すことができる。そして送り機構3の動作によって移植部1を第1培地盤4から第2培地盤5上へ搬送する。この間に、図4Cに示すように板カム14を支持レール12に対して更に上昇させる。カムフォロア11cが第2カム溝部分14dに沿って移動し、各挾持具11の間隔は、各挾持片11a、11bを閉じたままの状態で、広げられる。これによって、各挾持具11の間隔は、第2培地盤5の保持孔50の間隔に対応した状態になる。この状態で、挾持具11を板カム14と共に降下させることにより、植物6が植わっている培地部材60を、第2培地盤5の保持孔50に挿入することができる。
次に、図4Dに示すように板カム14が支持レール12に対して上昇した場合、カムフォロア11cが第3カム溝部分14eに移動し、カム溝終点部14fに至る。挾持片11a、11bのカムフォロア11cが第3カム溝部分14e乃至カム溝終点部14fに移動し、挾持具11の挾持片11a,11bは開く。つまり、挾持具11が第2培地盤5に並置された培地部材60を離した状態になる。この状態で、挾持具11を必要に応じて進退及び上昇させることにより、植物6の第1培地盤4から第2培地盤5への移植が完了する。
以下、同様にして、図4A乃至図4Dに示すように板カム14を支持レール12に対して相対移動させることによって、第1培地盤4に並置された他の植物6についても該植物6が植えられた培地部材60を挾持し、植物6同士の間隔を広げて第2培地盤5へ移植することができる。
本発明にあっては、植物6を挾持する挾持具11の間隔をカム機構13によって広げることにより、挾持具11の並列方向における植物6の間隔を広げて移植することができる。しかも、カム機構13を用いることにより、高い位置精度で植物6の間隔を広げることができるため、第2培地盤5の保持孔50に培地部材60を正確に挿し込むことができ、移植に際して植物6の根を痛めることが無い。このため、専用カップを用いる必要も無く、低コストで植物6を育苗及び移植することができる。
また、支持レール12に支持された挾持片11a,11bをカム機構13によって移動させることによって、挾持具11の開閉、挾持具11の間隔を変化させる構成であり、構成部品が少なく、組み立て及び装置の動作調整が容易である。また、故障、動作不良の可能性が低く、メンテナンス性に優れている。
更に、従来技術にように、苗付パネル用コンベヤ、及び育成パネル用コンベヤを備える構成ではないため、装置サイズを小さくすることができ、低コスト化、省スペース化を図ることができる。
なお本実施の形態では、カム溝に沿って、凸状のカムフォロアが移動する構成を例示したが、カム溝の代わりに板カムにカムリブを設け、該カムリブに沿って移動することが可能な凹状のカムフォロアを挾持片に設けるように構成しても良い。
(変形例1)
図5は、変形例1に係る移植装置の一構成例を示す斜視図、図6は、変形例1に係る移植装置のカム機構113の一構成例を示す斜視図である。変形例1に係る板カム114は、水平方向(図5中前後方向)に移動し、カム溝114aが下面側に設けられている点が実施の形態と異なるため、以下では主にかかる相違点を説明する。
変形例1に係る移植装置は、実施の形態と同様に載置板2、送り機構3、及び移植部101を備える。また、変形例1に係る移植装置は、移植部101を昇降させる昇降機構107を備える。昇降機構107は、昇降レール170及び昇降スライダ171を備える。昇降レール170は、搬送レール31に直交しており、該搬送レール31に沿って移動することができる。昇降スライダ171は、該昇降レール170に沿って移動可能である。移植部101は昇降スライダ171に支持されている。
移植部101は支持レール112を支持するレール支持板110aを備える。レール支持板110aは、載置板2に対して略平行であり、支持レール112が搬送レール31の長手方向を向く姿勢で上面に支持される。支持レール112は実施の形態と同様の構成であり、支持レール112に沿って移動する複数の移動体111dには、各別に挾持片111a、111bが、固定されている。移動体111dの上面にはカムフォロア111cが設けられている。挾持片111a,111bは、支持レール112の第1及び第2培地盤104,105側から、下方へ延びた略長方形の板状であり、先端部には相対向し、培地部材60を把持するための把持部が設けられている。
また、移植部101は、板カム114を支持するカム支持板110bを備える。カム支持板110bは、レール支持板110aの上方において、該レール支持板110aに対向しており、カム駆動機構を介して、板カム114を支持する。カム支持板110bの下面には、搬送レール31及び昇降レール170に略直交するカム駆動レール115が敷設され、板カム114が図示しない送りネジ機構によって該カム駆動レール115に沿って移動するように構成されている。カム駆動機構は、例えばカム駆動レール115及び前記ボールネジ機構によって構成されている。
板カム114は、実施の形態と同様のカム溝114aを下面側に備え、挾持片111a、111bを移動させるためのカムフォロア111cがカム溝114aに嵌り込んでいる。
なお、移植部101を構成するレール支持板110a及びカム支持板110bは、実施の形態と同様に図示しない進退機構によって、進退可能に構成されている。
図7乃至図12は、変形例1に係る移植装置の動作を示す斜視図である。まず、図7に示すように、挾持具111を第1培地盤104上に搬送し、支持レール112に対して板カム114を第1及び第2培地盤104,105側(図中手前側)に移動させる。挾持片111a、111bのカムフォロア111cがカム溝始点部にある場合、各挾持具111の間隔は、第1培地盤104の保持孔140の間隔に対応する狭い間隔となり、挾持具111は開いた状態になる。
図7で示した状態のまま、挾持具111を第1培地盤104上に搬送して降下させる。そして、次に図8に示すように、図7に示す状態から板カム114が搬送レール31側(図中奥側)に移動した場合、図8に示すように、カムフォロア111cが第1カム溝部分に移動する。挾持片111a、111bのカムフォロア111cが第1カム溝部分に移動した場合、各挾持具111の間隔が狭まり、挾持具111が閉じた状態にある。つまり、挾持具111によって、第1培地盤104上に並置された培地部材60を挟み込むことができる。
次に、図9に示すように、挾持具111によって培地部材60を挾持した状態で、挾持具111を上昇させ、図10に示すように第2培地盤105上へ搬送する。
この間に、図10に示すように、更に板カム114が搬送レール31側(図中奥側)に移動した場合、カムフォロア111cが第2カム溝部分に沿って移動する。挾持片111a、111bのカムフォロア111cが第2カム溝部分を移動した場合、各挾持具111を閉じたままの状態で、各挾持具111の間隔が広げられる。つまり、各挾持具111の間隔は、第2培地盤105の保持孔150の間隔に対応した状態になる。
この状態で、図11に示すように、挾持具111を降下させることにより、植物6が植わっている培地部材60を、第2培地盤105の保持孔150に挿入することができる。
次に、図12に示すように更に板カム114が搬送レール31側(図中奥側)に移動した場合、カムフォロア111cが第3カム溝部分に移動する。挾持片111a、111bのカムフォロア111cが第3カム溝部分にある場合、各挾持具111の間隔は広く、挾持具111は開いた状態にある。つまり第2培地盤105に並置された培地部材60を挾持具111が離した状態にある。この状態で、挾持具111を必要に応じて進退及び上昇させることにより、植物6の第1培地盤104から第2培地盤105への移植が完了する。
以下、同様にして、図7乃至図12に示すように板カム114を支持レール112に対して相対移動させることによって、第1培地盤104に並置された他の植物6についても該植物6を挾持し、植物6同士の間隔を広げて第2培地盤105へ移植することができる。
(変形例2)
図13は、変形例2に係るカムの一構成例を示す斜視図である。上述の実施の形態乃至変形例では、板カム14を例示したが、カムとして円筒カム214を用いても良い。円筒カム214の表面にはカム溝214aが形成されている。カム溝214aは、実施の形態で説明したように、カム溝始点部、第1乃至第3カム溝部分及びカム終点部を有する。円筒カム214は、図示しない支持部材によって、回転軸が支持レール12の長手方向を向き、挾持片11a、11bの基部側に設けられたカムフォロア11cがカム溝に嵌り込む状態で回転可能に支持されている。
円筒カム214が支持レール12に対して相対的に回転した場合、カムフォロア11cはカム溝214aに沿って移動し、実施の形態と同様にして挾持具11は開閉し、挾持具11間の距離が変化する。
変形例2にあっては、板カム14のように、該板カム14の移動スペースを確保する必要が無いため、より省スペース化を図ることができる。
また、板カム14の場合、移植を終えた際、カムフォロア11cをカム溝終点部からカム溝始点部へ戻すために板カム14を移植時と逆方向に移動させる必要があるが、円筒カム214の場合、カム溝終点部と、カム溝始点部とを繋げることができるため、かかる移動が不要になり、効率的に移植を行うことができる。
(変形例3)
図14は、変形例3に係る移植部の一構成例を示す斜視図、図15は、変形例3に係る挾持具311の要部を示す横断面図である。上述の実施の形態乃至変形例では、板カム14を例示したが、カムとして棒カム314を利用しても良い。
棒カム314は各挾持具311に対応する複数の棒部材314aを有する。各棒部材314aは四角枠状の支持部材310によって支持されている。支持部材310は、上板、底板及び側板を有し、棒カム314を構成する複数の棒部材314aは底板に立設され、棒部材314aの上端は上板に接続されている。支持レール312は実施の形態と同様の構成であり、支持部材310の上板と、底板との間を昇降するように構成されている。
移植装置は、植物6を挾持する一対の挾持片311a、311bをそれぞれ有する複数の挾持具311を備える。挾持片311a、311bは進退方向に長い略長方形の板状であり、先端部には相対向し、培地部材60を把持するための把持部が設けられ、基端部には棒部材314aの外周面に沿って昇降移動するカムフォロア311cが設けられている。カムフォロア311cは、棒部材314aの外周面に倣うように形成された鼓状をなす。つまり、カムフォロア311cは、中心線方向略中央部の径が両端側に比べて除々に小さくなるように凹んだ円柱状である。支持レール312には、実施の形態と同様、複数の移動体311dが長手方向へ移動可能に支持されている。複数の各移動体311dには各別に挾持片311a、311bが、載置板に略平行な姿勢で、第1及び第2載置板側へ突出するように固定されている。また、対をなす挾持片311a、311bはコイルバネ等の付勢手段311eによって連結され、各挾持片311a、311bのカムフォロア311cによって棒部材314aを挟み込む方向の力が加えられている。例えば、コイルバネの一端は、対をなす一方の挾持片311aのカムフォロア311cと、先端の把持部との中間部分に接続され、該コイルバネの他端は、対をなす他方の挾持片311bのカムフォロア311cと、先端の把持部との中間部分に接続されている。該コイルバネは引張バネである。また、他の例として、コイルバネの一端を、対をなす一方の挾持片311aのカムフォロア311cよりも基端部側に接続し、該コイルバネの他端を、対をなす他方の挾持片311bのカムフォロア311cよりも基端部側に接続しても良い。該コイルバネは圧縮バネである。
棒カム314を構成する各棒部材314aは、5つの部分で構成されている。即ち、複数の前記挾持具311間の距離が狭く、対をなす2つの挾持片311a、311bを離隔状態で保持する始点部314bと、複数の前記挾持具311間の距離が狭い状態で、対をなす2つの挾持片311a、311bが離隔状態から接近状態になるように、複数の前記挾持片311a、311bを移動させる第1棒部分(第1カム部分)314cと、前記2つの挾持片311a、311bが接近状態を維持したまま、複数の前記挾持具311間の距離が広がるように、複数の前記挾持具311を移動させる第2棒部分(第2カム部分)314dと、複数の前記挾持具311間の距離が広い状態で、対をなす2つの挾持片311a、311bが接近状態から離隔状態になるように、複数の前記挾持片311a、311bを移動させる第3棒部分(第3カム部分)314eと、複数の前記挾持具311間の距離が広く、対をなす2つの挾持片311a、311bを離隔状態で保持する終点部分314fとで棒部材314aが構成されている。
変形例3にあっては、支持レール312に対して棒カム314を相対的に昇降させることによって、各挾持片311a、311bを棒部材314aの周面に沿って移動させ、上述の実施の形態と同様にして、挾持具311を開閉し、挾持具311間の距離を変化させることにより、挾持具311の並列方向の間隔を広げて植物6を移植することができる。
なお、棒カムの場合に限って付勢手段を備える構成を説明したが、言うまでもなく、板カム、円筒カム、その他のカムで挾持片を移動させる場合にも付勢手段を備えても良い。また、付勢手段を引張バネ又は圧縮バネのいずれで構成するかは、採用するカム機構の種類によって適宜選択すれば良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 移植部
2 載置板
3 送り機構
4 第1培地盤
5 第2培地盤
6 植物
10 進退機構
11 挾持具
11a、11b 挾持片
11c カムフォロア
12 支持レール
13 カム機構
14 板カム
14a カム溝
14c 第1カム溝部分
14d 第2カム溝部分
14e 第3カム溝部分
15 カム駆動装置
16 昇降機構
214 円筒カム
314 棒カム

Claims (8)

  1. 並植された複数の植物を育てる複数の培地盤間で該植物を移植する移植装置において、
    前記植物を挾持する2つの挾持片をそれぞれ有する複数の挾持具と、
    該挾持具間の距離及び各挾持具が有する2つの挾持片間の距離が変化するように、各挾持片を移動可能に支持する支持レールと、
    該支持レールに沿って前記挾持片を移動させるカム機構と
    を備えることを特徴とする移植装置。
  2. 前記カム機構は、
    前記支持レールに沿った前記挾持片の移動を案内する案内部を有するカムと、
    各挾持片に設けられており、前記案内部に沿って移動するカムフォロアと
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の移植装置。
  3. 前記カムは、
    複数の前記挾持具間の距離が狭い状態で、前記2つの挾持片が離隔状態から接近状態になるように、複数の前記挾持片を移動させる第1カム部分と、
    前記2つの挾持片が接近状態を維持したまま、複数の前記挾持具間の距離が広がるように、複数の前記挾持具を移動させる第2カム部分と、
    複数の前記挾持具間の距離が広い状態で、前記2つの挾持片が接近状態から離隔状態になるように、複数の前記挾持片を移動させる第3カム部分と
    を有することを特徴とする請求項2に記載の移植装置。
  4. 前記カムは板カム、円筒カム又は棒カムである
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の移植装置。
  5. 前記案内部はカム溝、カムリブ又はカム面である
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一つに記載の移植装置。
  6. 前記案内部に沿って前記カムフォロアが相対的に移動するように、前記カム又は前記カムフォロアを駆動するカム駆動装置を備える
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項5のいずれか一つに記載の移植装置。
  7. 前記2つの挾持片を接離方向へ付勢する付勢手段を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の移植装置。
  8. 前記複数の挾持具と共に前記支持レールを前記複数の培地盤間で移動させる送り機構と、
    前記支持レールを前記培地盤に対して昇降させる昇降機構と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の移植装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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