JP2015211065A - はんだ付け装置および電子装置の製造方法 - Google Patents

はんだ付け装置および電子装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】熱容量の大きな被処理物に対しても、電子部品の損傷を防止し、はんだ付け品質の低下を抑制することができるはんだ付け装置および電子装置の製造方法を提供する。
【解決手段】はんだ付けされる部分を有する被処理物11を搭載する搭載面7Aを含む冷却部7を備え、搭載面7Aには冷却用ガスを噴出させるガス噴出口10が形成されており、さらに、冷却部7の内部を通ってガス噴出口10から被処理物11に向けて冷却用ガスを供給するガス供給部9を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、はんだ付け装置および電子装置の製造方法に関し、特に熱容量の大きな被処理物に対してはんだ付けを行う際に用いるはんだ付け装置および電子装置の製造方法に関する。
従来のはんだ付け装置としては、例えばリフローはんだ付け装置がある。リフローはんだ付け装置は、プリント配線板の電極部分にメタルマスクを介してソルダペーストを印刷し、加熱炉で昇温して実装するリフローはんだ法を用いてはんだ付けを行う装置である。
特開2003−340569号公報には、搬送装置を挟んで冷却装置が設置されており、冷却装置は、吸込み口からプリント基板の熱を奪った気体を吸い込むとともに、冷却媒体が流動する冷却パイプにより当該気体を冷却した後、再び吹き出し口から吹き出すことにより、プリント基板および冷却装置の外壁を冷却する冷却装置を備えるリフロー炉が記載されている。
特開2003−340569号公報
しかしながら、上述のような従来のリフロー炉では、熱容量が大きい被処理物に対しては、その冷却を十分に急速に行うことが困難である。このため、被処理物に含まれる電子部品は長時間高温に置かれることによって損傷を受けまたは変性し、電子部品の特性不良が引き起こされる場合がある。
また、鉛フリーはんだを使用する場合においては、はんだ凝固時に大きな引け巣が発生することが知られており、はんだ付けの品質低下が問題となる場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものである。本発明の主たる目的は、熱容量の大きな被処理物に対しても、電子部品の損傷を防止し、はんだ付け品質の低下を抑制することができるはんだ付け装置および電子装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、はんだ付けされる部分を有する被処理物を搭載可能な搭載面を含む冷却部を備え、前記搭載面には冷却用ガスを噴出させるガス噴出口が形成されており、さらに、前記冷却部の内部を通って前記ガス噴出口から前記被処理物に向けて冷却用ガスを供給するガス供給部を備える。
本発明によれば、熱容量の大きな被処理物に対しても、電子部品の損傷を防止し、はんだ付け品質の低下を抑制することができるはんだ付け装置および電子装置の製造方法を提供することができる。
実施の形態1に係るはんだ付け装置を説明するための図である。 実施の形態1に係るはんだ付け装置の冷却部を説明するための図である。 実施の形態2に係るはんだ付け装置の冷却部を説明するための図である。 図3に示す冷却部の断面図である。 実施の形態3に係るはんだ付け装置および電子装置の製造方法を説明するための図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
(実施の形態1)
図1および図2を参照して、実施の形態1に係るはんだ付け装置1について説明する。はじめに、はんだ付け装置1にて処理される被処理物11は、たとえば基板12の表面12A上にはんだ(図4を参照して、はんだ21)を介して電子部品13が配置されたものである。被処理物11において、電子部品13は、たとえば表面12Aと反対側に位置する裏面12B上には配置されていない。この場合には、被処理物11において、はんだ付けされる部分は表面12A上に存在する。
はんだ付け装置1は、たとえば複数のチャンバーを有し、各チャンバーはそれぞれ後述する電子装置の製造方法の各一工程が実施されるように設けられている。たとえば、はんだ付け装置1は、加熱機構が設けられており、被処理物11を予備加熱する予備加熱チャンバーZ1と、予備加熱後の被処理物11を本加熱する本加熱チャンバーZ2と、本加熱後の被処理物11を冷却する冷却装置2が設けられている冷却チャンバーZ3とを備える。
各チャンバーZ1,Z2,Z3は、たとえば直列に接続されている。はんだ付け装置1には、各チャンバーZ1,Z2,Z3に被処理物11を搬入・搬送するための搬送装置3が設けられている。また、各チャンバーZ1,Z2,Z3には、被処理物11の搬入口および排出口として、ゲートバルブ4が設けられている。各チャンバーZ1,Z2,Z3には、ガス供給部(図示しない)や排気部5が設けられており、ゲートバルブ4を閉じることによって、各チャンバーZ1,Z2,Z3は内部の雰囲気や圧力をそれぞれ独立に調整することができる。
予備加熱チャンバーZ1および本加熱チャンバーZ2には、それぞれ加熱部6a,6bが設けられている。各加熱部6a,6bは、被処理物11をそれぞれ所定の温度に加熱することができる限りにおいて任意の構成とすることができるが、たとえば熱源が内蔵されている。各加熱部6a,6bは、たとえば昇降可能に構成されている。各加熱部6a,6bは、チャンバーZ1,Z2の所定の位置に搬入された被処理物11の裏面12Bと接触可能に設けられており、かつ接触した状態で加熱することができる。
冷却チャンバーZ3には、冷却装置2が設けられている。冷却装置2は、冷却部7と、チラー8と、ガス供給部9とを含む。冷却部7は、たとえば昇降可能に構成されている。冷却部7は、冷却チャンバーZ3の所定の位置に搬入された被処理物11を搭載可能な搭載面7Aを有している。実施の形態1において、搭載面7Aは、被処理物11の裏面12Bと接触可能に設けられており、冷却部7における被処理物11との接触面である。
冷却部7は、内部に冷却液の流通路(図示せず)が形成されており、冷却チャンバーZ3の外部に設けられているチラー8と配管で接続されている。冷却液は、冷却部7とチラー8の間を循環して流され、チラー8によって液温調整される。これによって冷却部7の温度ははんだの融点よりも十分低い温度に保持されており、たとえば室温付近の温度に保持されている。
冷却チャンバーZ3には、さらに被処理物11に対して冷却用ガスを供給するガス供給部9が設けられている。ガス供給部9は、冷却部7の内部を通って、搭載面7A上に形成されているガス噴出口10から被処理物11に向けて冷却用ガスを噴出可能に設けられている。ガス噴出口10は、搭載面7Aにおいて被処理物11の裏面12Bと対向する領域、すなわち冷却部7の搭載面7A上において被処理物11が接触する領域16(以下、搭載領域16という)内に設けられている。
ガス噴出口10の平面形状は任意に選択され得るが、たとえば円形状である。ガス噴出口10の孔径は、被処理物11の平面寸法に応じて任意に選択され得るが、被処理物11の平面寸法が大きい場合には、ガス噴出口10の孔径は大きい方が好ましい。
搭載面7A上にはガス噴出口10と連なる溝部14が形成されている。溝部14の平面形状は、被処理物11の平面形状に応じて任意に選択され得るが、たとえばガス噴出口10を交点とするX字状に設けられている。言い換えると、溝部14は、ガス噴出口10と連なって直線状に延びる部分がガス噴出口10を交点として交差するように設けられている。
溝部14は、搭載面7Aにおいて搭載領域16の内側から外側に延びるように形成されている。このとき、溝部14は搭載面7A上に4つの端部15を有しており、各端部15は搭載領域16の外側に形成されている。つまり、溝部14は、搭載領域16内においてガス噴出口10から放射状に延びるように形成されているとともに、さらに搭載領域16の外側に設けられている端部15まで連なるように形成されている。このとき、ガス噴出口10と各端部15との距離は、それぞれ同等程度となるように設けられているのが好ましい。
溝部14の寸法は、端部15が形成される限りにおいて、被処理物11の寸法に応じて任意に選択され得る。溝部14において、ガス噴出口10と連なって直線状に延びる部分の一方の端部15からガス噴出口10を挟んで反対側に位置する他方の端部15までの長さは、少なくとも被処理物11の基板12の長辺の長さよりも長く、たとえば被処理物11の基板12の対角線の長さよりも長い。また、溝部14の上記部分の長手方向に垂直な方向における幅は、たとえばガス噴出口10の孔径と同等以上に設けられていればよい。溝部14の搭載面7Aに対する深さは、たとえば1mm以上10mm以下である。溝部14の平面形状は、任意の形状とすることができ、たとえば放射状、曲線状、渦巻き状、などとすることができる。
冷却部7の搭載面7A上の搭載領域16内には、溝部14が形成されており被処理物11の裏面12Bと搭載面7Aとが接触しない領域と、溝部14が形成されておらず被処理物11の裏面12Bと搭載面7Aとが接触する領域とが存在する。
次に、実施の形態1に係るはんだ付け装置1を用いた電子装置の製造方法について説明する。実施の形態1に係る電子装置の製造方法は、電子部品13と基板12との間にはんだが供給されることにより、電子部品13と基板12とがはんだを介して積層している被処理物11を準備する工程(S10)と、被処理物11を加熱してはんだを溶融する工程(S20)と、被処理物11を冷却してはんだを凝固する工程(S30)とを備える。
はじめに、被処理物11が準備される(工程(S10))。被処理物11は、上述のように基板12の表面12A上にはんだが配置され、さらにはんだ上に電子部品13が配置されている。被処理物11ははんだ付け装置1に投入される。
次に、被処理物11を加熱してはんだを溶融する(工程(S20))。まず、はんだ付け装置1に投入された被処理物11は、搬送装置3によって、予備加熱チャンバーZ1に送られる。予備加熱チャンバーZ1の加熱部6aは、はじめ搬送された被処理物11から距離を隔てた下方に位置で待機しており、そこから上方に移動されて、被処理物11の裏面12Bと接触する。このとき、加熱部6aは所定の温度に加熱されており、加熱部6aから被処理物11への熱伝導によって、被処理物11をはんだ融点以下の所定温度にまで加熱(予備加熱)する。予備加熱の条件は、任意に選択され得る。たとえば被処理物11の酸化を防止するために、チャンバーZ1内の雰囲気は窒素ガスなどの不活性ガスにより置換されている。このようにして、被処理物11は予備加熱チャンバーZ1において予備加熱される。
次に、予備加熱された被処理物11は、搬送装置3によって予備加熱チャンバーZ1から本加熱チャンバーZ2に送られる。本加熱チャンバーZ2の加熱部6bも、予備加熱チャンバーZ1の加熱部6aと同様に、はじめ被処理物11から距離を隔てた下方に位置で待機しており、そこから上方に移動されて、被処理物11の裏面12Bと接触する。このとき、加熱部6bは所定の温度に加熱されており、加熱部6bから被処理物11への熱伝導によって、被処理物11をはんだ融点以上の所定温度にまで加熱(本加熱)する。本加熱の加熱条件は、任意に選択され得る。たとえば被処理物11の酸化を防止するために、チャンバーZ2内の雰囲気は窒素ガスなどの不活性ガスにより置換されている。このようにして、被処理物11は本加熱チャンバーZ2において本加熱され、基板12と電子部品13との間に配置されているはんだが溶融される。
次に、被処理物11を冷却してはんだを凝固する(工程(S30))。まず、本加熱された被処理物11は、搬送装置3によって本加熱チャンバーZ2から冷却チャンバーZ3に送られる。冷却部7は、はじめ被処理物11から距離を隔てた下方に位置で待機しており、そこから被処理物11の裏面12Bと搭載面7Aとが接触するまで上方に移動される。このとき、冷却部7の搭載面7Aは、チラー8によって所定の温度以下に冷却されている。冷却部7の搭載面7Aが被処理物11の裏面12Bと接触するのとほぼ同時に、ガス供給部9によってガス噴出口10から被処理物11の裏面12Bへの冷却用ガスの供給を開始する。すなわち、凝固する工程(S30)では、被処理物11に対して冷却部7を接触させて伝熱によって被処理物11を冷却する工程と、被処理物11に対して冷却用ガスを噴出させて空冷によって被処理物11を冷却する工程とを含み、かつ、両工程が同時に行われる。
冷却用ガスは、被処理物11を酸化させない任意の不活性ガスとすることができ、たとえば窒素ガスである。冷却用ガスの流量や供給時間などの冷却条件は任意に選択され得るが、好ましくは冷却用ガスの供給は、はんだが凝固した後所定の時間経過するまで実施される。
ガス供給部9による被処理物11の裏面12Bへの冷却用ガスの供給を停止した後にも、被処理物11は所定の時間が経過するまで冷却部7の搭載面7A上に載置される。その後、被処理物11が室温付近の温度にまで冷却された後、冷却チャンバーZ3から搬出されて、基板12と電子部品13とがはんだ付けされた電子装置を得ることができる。
次に、実施の形態1に係るはんだ付け装置1および電子装置の製造方法の作用効果について説明する。はんだ付け装置1は、はんだ付けされる部分を有する被処理物11を搭載する搭載面7Aを含む冷却部7を備え、搭載面7Aには冷却用ガスを噴出させるガス噴出口10が形成されており、さらに、冷却部7の内部を通ってガス噴出口10から被処理物11に向けて冷却用ガスを供給するガス供給部9を備える。
これにより、被処理物11に噴出される冷却用ガスが加熱処理によって被処理物11に蓄えられている熱を奪うことにより、被処理物11を急速に冷却することができる。さらにこのとき、被処理物11は冷却部7の搭載面7Aに接触しているため、被処理物11に蓄えられている熱は搭載面7Aを介して冷却部7に放熱されることができる。その結果、熱容量の大きな被処理物11に対しても、電子部品13の損傷を防止することができ、かつはんだ付け品質の低下を抑制することができる。
さらに、冷却部7の搭載面7A上には、ガス噴出口10と連なる溝部14が形成されており、冷却部7の搭載面7Aにおいて溝部14が形成されていない領域が被処理物11と接触可能に設けられている。
このようにすれば、溝部14は被処理物11の裏面12Bとの間に裏面12Bに付設された冷却用ガスの流通路を構成することができる。その結果、ガス供給部9から冷却用ガスを継続して供給することにより、熱容量の大きい被処理物11に対しても効果的に冷却することができる。さらに、冷却部7の搭載面7Aにおいて溝部14が形成されていない領域は、被処理物11の放熱体として機能することができるため、被処理物11をより効果的に冷却することができる。
つまり、実施の形態1に係るはんだ付け装置1によれば、被処理物11の冷却が、冷却用ガスへの伝熱と冷却部7への伝熱とによって同時に行われるため、熱容量の大きい被処理物11に対しても冷却速度を高めることができる。その結果、実施の形態1に係るはんだ付け装置1によれば、被処理物11において基板12と電子部品13とを接合するはんだに大きな引け巣が発生することを防止することができ、はんだ付け品質を向上させることができる。
さらに、溝部14は、搭載領域16内においてガス噴出口10から放射状に延びるように形成されているとともに、さらに搭載領域16の外側に設けられている端部15まで連なるように形成されている。つまり、ガス噴出口10から噴射された冷却用ガスは、溝部14により構成されるガス流通路を通った後、端部15から冷却チャンバーZ3内に排出され、最終的に排気部5によりチャンバー外部へと排気される。そのため、被処理物11から熱を奪って温度が上昇した冷却用ガスが被処理物11の近傍で滞留することがないため、被処理物11に対する冷却用ガスによる冷却効果をより高めることができる。
また、はんだ付けされる部分が一方の主面(基板12の表面12A)上に形成されている被処理物11に対して、搭載面7Aは、被処理物11において一方の主面(表面12A)の反対側に位置する他方の主面(裏面12B)と対向するように設けられている。
そのため、冷却用ガスが、上記はんだ付けがされる部分、すなわち基板12の表面12A上に配置されている電子部品13やはんだに直接噴出されることがない。その結果、冷却用ガスの噴出によって異物等が電子部品13やはんだに付着することを防止することができ、また冷却用ガスの風圧によって電子部品13が位置ズレすることを防止することができる。
(実施の形態2)
次に、図3および図4を参照して、実施の形態2に係るはんだ付け装置1について説明する。実施の形態2に係るはんだ付け装置1は、基本的には実施の形態1に係るはんだ付け装置1と同様の構成を備えるが、冷却部7の搭載面7Aと接触可能に設けられている第1面17Bと、第1面17Bと反対側に位置し、被処理物11を搭載可能に設けられている第2面17Aとを有する支持部17を用いる点で異なる。
支持部17には、第1面17Bから第2面17Aに達する貫通孔18が形成されている。貫通孔18は、冷却部7の搭載面7A上に設けられているガス噴出口10の孔径と同等以上に設けられている。支持部17の第1面17Bおよび第2面17Aの平面寸法は、被処理物11の裏面12Bの平面寸法と同等以上の大きさに設けられているのが好ましい。異なる観点から言えば、被処理物11の裏面12Bの全面が、支持部17の第2面17A、または支持部17の貫通孔18および後述する第2溝部19上に形成される空間のいずれかと接するように設けられているのが好ましい。また、支持部17の第1面17Bの平面寸法は、支持部17の第2面17Aの平面寸法と同等以上の大きさに設けられているのが好ましい。
支持部17を構成する材料は、熱伝導率の高い任意の材料とすればよいが、たとえばアルミニウム(Al)や銅(Cu)である。
さらに、支持部17には、第2面17A上において貫通孔18と連なる第2溝部19が形成されている。第2溝部19は、支持部17の第2面17A上に被処理物11が搭載されたときに、裏面12Bとともに冷却用ガスの流通路を構成することができる。
第2溝部19は、貫通孔18の内周面と支持部17を挟んで対向する支持部17の外周面との間に延びるように形成されている。言い換えると、貫通孔18から支持部17の外部へ延びる第2溝部19の終端部20は、支持部17の外周面上に設けられている。第2溝部19は、貫通孔18の内周面と支持部17を挟んで対向する支持部17の外周面との間に延びるように形成されている限りにおいて、第2面17A上において任意の形状を有していてもよい。第2溝部19は、第2面17A上において、たとえば直線状に延びるように形成されていてもよいし、曲線状など任意のパターンとして形成されていてもよい。第2溝部19は、複数形成されているのが好ましい。複数の第2溝部19は、貫通孔18を挟んで互いに対称に設けられていてもよい。
第2溝部19の第2面17Aに対する深さは、任意に設けられていればよい。また、当該深さは、一定に設けられていなくてもよく、たとえば内周側から外周側に向けて徐々に浅くなっていてもよい。
支持部17の貫通孔18および第2溝部19は、被処理物11の裏面12Bとともに、空間S(図4参照)を構成する。当該空間Sは、被処理物11および支持部17が冷却チャンバーZ3の冷却部7の搭載面7A上に搭載されているときに、終端部20において外部の空間(冷却チャンバーZ3の内の空間)と接続される。
支持部17は、貫通孔18がガス噴出口10と重なるように冷却部7の搭載面7A上に配置される。このとき、支持部17は、被処理物11とともに搬送装置3によってはんだ付け装置1内を搬送されるように構成されていてもよい。すなわち、支持部17は被処理物11のいわゆるキャリアーとして設けられていてもよい。
以下、支持部17がキャリアーとして設けられている実施の形態2に係るはんだ付け装置1を用いたときの、実施の形態2に係る電子装置の製造方法について説明する。実施の形態2に係る電子装置の製造方法は、基本的には実施の形態1に係る電子装置の製造方法と同様の構成を備えるが、予備加熱チャンバー、本加熱チャンバー、および冷却チャンバーの各チャンバーZ1〜Z3において被処理物11が支持部17に搭載されている状態で処理される点で異なる。
はじめに、実施の形態1に係る電子装置の製造方法と同様に被処理物11が準備される(工程(S10))。準備された被処理物11ははんだ付け装置1に投入される。このとき、被処理物11は、支持部17上に搭載される。支持部17は、上述のように、被処理物11を搭載可能に設けられているとともに、貫通孔18および第2溝部19を有しているものとして準備されている。
次に、被処理物11を加熱してはんだ21を溶融する(工程(S20))。まず、支持部17によって支持された被処理物11は、搬送装置3によって、まず予備加熱チャンバーZ1に送られる。予備加熱チャンバーZ1では、加熱部6aが上方に移動することにより、支持部17の第1面17Bと接触する。このとき、加熱部6aは所定の温度に加熱されており、加熱部6aから支持部17を介した被処理物11への熱伝導によって、被処理物11をはんだ融点以下の所定温度にまで加熱(予備加熱)する。予備加熱の条件は、任意に選択され得る。たとえば被処理物11の酸化を防止するために、チャンバーZ1内の雰囲気は窒素ガスなどの不活性ガスにより置換されている。このようにして、被処理物11は支持部17とともに、予備加熱チャンバーZ1において予備加熱される。
次に、予備加熱された被処理物11および支持部17は、搬送装置3によって予備加熱チャンバーZ1から本加熱チャンバーZ2に送られる。本加熱チャンバーZ2の加熱部6bが上方に移動することにより、支持部17の第1面17Bと接触する。このとき、加熱部6bは所定の温度に加熱されており、加熱部6bから支持部17を介して被処理物11への熱伝導によって、被処理物11をはんだ融点以上の所定温度にまで加熱(本加熱)する。
本加熱の加熱条件は、任意に選択され得る。たとえば被処理物11の酸化を防止するために、チャンバーZ2内の雰囲気は窒素ガスなどの不活性ガスにより置換されている。このようにして、被処理物11は支持部17とともに本加熱チャンバーZ2において本加熱され、基板12と電子部品13との間に配置されているはんだ21が溶融される。
次に、被処理物11を冷却してはんだ21を凝固する(工程(S30))。まず、本加熱された被処理物11および支持部17は、搬送装置3によって本加熱チャンバーZ2から冷却チャンバーZ3に送られる。冷却部7は、上方に移動することにより、支持部17の第1面17Bと接触する。このとき、冷却部7の搭載面7Aは、チラー8によって所定の温度以下に冷却されている。冷却部7の搭載面7Aが支持部17の第1面17Bと接触するのとほぼ同時に、ガス供給部9によりガス噴出口10から支持部17の貫通孔18を介して被処理物11の裏面12Bへの冷却用ガスの供給を開始する。
ガス供給部9による被処理物11の裏面12Bへの冷却用ガスの供給を停止した後にも、被処理物11および支持部17は所定の時間が経過するまで冷却部7の搭載面7A上に載置される。その後、被処理物11が室温付近の温度にまで冷却された後、冷却チャンバーZ3から搬出されて、基板12と電子部品13とがはんだ付けされた電子装置を得ることができる。
次に、実施の形態2に係るはんだ付け装置1および電子装置の製造方法の作用効果について説明する。実施の形態2に係るはんだ付け装置1は、冷却部7の搭載面7Aと接触可能に設けられている第1面17Bと、第1面17Bと反対側に位置し、被処理物11を保持可能に設けられている第2面17Aとを有する支持部17をさらに備え、支持部17には第1面17Bから第2面17Aに達する貫通孔18と、第2面17A上において貫通孔18と連なる第2溝部19が形成されており、貫通孔18がガス噴出口10と重なるように、支持部17は搭載面7A上に配置される。
このようにすれば、被処理物11および支持部17が冷却部7の搭載面7Aに載置されたときに、被処理物11の裏面12Bと支持部17の貫通孔18および第2溝部19とが構成する空間Sはガス噴出口10と連通されるため、ガス噴出口10から噴出された冷却用ガスは上記空間Sに供給される。つまり、実施の形態2に係るはんだ付け装置1によれば、空間Sにより裏面12Bに付設された冷却用ガスの流通路を構成することができる。
さらに、冷却用ガスの流通路となる空間Sが終端部20において外部の空間と接続されているため、当該流通路において冷却用ガスが滞留することを防止することができる。その結果、実施の形態2に係るはんだ付け装置1は、実施の形態1に係るはんだ付け装置1と同様の効果を奏することができる。また、冷却用ガスが第2溝部19を流通する際には、被処理物11だけでなく支持部17も冷却することになるため、被処理物11と同様に加熱処理された支持部17も急速に冷却することができる。
その結果、実施の形態2に係るはんだ付け装置1によれば、実施の形態1に係るはんだ付け装置1と同様に、熱容量の大きい被処理物11に対しても冷却速度を高めることができ、被処理物11において基板12と電子部品13とを接合するはんだ21に大きな引け巣が発生することを防止することができ、はんだ付け品質を向上させることができる。
また、冷却用ガスの流通路を構成する第2溝部19が冷却部7ではなく支持部17上に形成されているため、被処理物11の寸法や形状等によらずに同一の冷却部7を用いることができる。また、被処理物11の寸法や被処理物11においてはんだ付けする部分の位置に応じて、貫通孔18および第2溝部19の寸法や形状等が異なる複数の支持部17を準備しておけば、支持部17を交換することにより寸法や形状等の異なる複数種の被処理物11も容易に処理することができる。
なお、冷却部7に溝部14が形成されている実施の形態1に係るはんだ付け装置1では、被処理物11の変更に伴い適当な溝部14が形成されている冷却部7への交換が必要となる場合があり、この場合にはチャンバーの開放作業や冷却部7に接続されているチラー8やガス供給部9の繋ぎ換え作業が必要となる。これに対し、実施の形態2に係るはんだ付け装置1は、複数種の電子装置が製造されるような製造ラインにおいても、高い稼働率を実現することができ、電子装置の生産性を向上させることができる。
支持部17の第1面17Bは、その少なくとも一部が冷却部7の搭載面7Aと接触可能に設けられていればよい。たとえば、実施の形態1に係るはんだ付け装置1と同様に、冷却部7の搭載面7A上に溝部14が形成されており、第1面17Bの一部が溝部14上に配置されるように設けられていてもよい。この場合、支持部17の第1面17Bと溝部14との間に上記空間Sと連なる空間が構成されるため、支持部17を挟むように第2溝部19と溝部14とに冷却用ガスを流通させることができる。そのため、支持部17を冷却部7への伝熱と冷却用ガスへの伝熱とによってより効率的に冷却することができ、支持部17を介した被処理物11から冷却部7への熱伝導による放熱の効果をより高めることができる。その結果、被処理物11の冷却速度を高めることができる。
なお、貫通孔18は、複数形成されていてもよい。たとえば、ガス噴出口10が複数形成されている場合には1つのガス噴出口10と重なる領域に1つの貫通孔18が形成されていてもよい。この場合には、複数の貫通孔18は、第2溝部19で互いに連通されているのが好ましい。このようにすれば、冷却用ガスによる冷却効率を高めることができる。
(実施の形態3)
次に、図5を参照して、実施の形態3に係るはんだ付け装置1について説明する。実施の形態3に係るはんだ付け装置1は、基本的には実施の形態1に係るはんだ付け装置1と同様の効果を奏することができるが、冷却部7が被処理物11に対して相対的に異なる3つの位置の間を移動可能に設けられている点で異なる。
冷却部7は搭載面7Aと被処理物11とが対向する方向において被処理物11に対して相対的に移動可能に設けられている。
冷却部7は、冷却部7の搭載面7Aと被処理物11とが接触している第1の位置(図5(c)参照)と、冷却部7の搭載面7Aと被処理物11とが接触せずにガス噴出口10から冷却用ガスを被処理物11へ供給する第2の位置と(図5(b)参照)、被処理物11から見て、第2の位置よりも遠い第3の位置(図5(a)参照)とに移動可能に設けられている。
ここで、図5(a)に示す第3の位置は、実施の形態1に係るはんだ付け装置1の冷却部7が被処理物11から距離を隔てた下方の位置で待機しているときの待機位置に相当する。図5(c)に示す第1の位置は、実施の形態1に係るはんだ付け装置1の冷却部7が被処理物11の裏面12Bと接触しているときの位置に相当する。
図5(b)に示す第2の位置は、第1の位置および第3の位置の間に位置している。つまり、第2の位置に移動された冷却部7の搭載面7Aは被処理物11の裏面12Bと接触しない。一方で、第2の位置は、当該第2の位置に移動された冷却部7のガス噴出口10から噴出された冷却用ガスが被処理物11の裏面12Bへ到達可能な位置である。第2の位置における被処理物11の裏面12Bと冷却部7の搭載面7Aとの距離は、たとえば1mm以上10mm以下である。
冷却部7と被処理物11とは、冷却部7の搭載面7A上に設けられているガス噴出口10と被処理物11の裏面12Bとが重なるように設けられており、好ましくはガス噴出口10が裏面12Bの中心付近と重なるように設けられている。
次に、実施の形態3に係る電子装置の製造方法について説明する。実施の形態3に係る電子装置の製造方法は実施の形態1に係る電子装置の製造方法と基本的に同様の構成を備えるが、冷却する工程(S30)において、被処理物11に対して冷却部7を接触させて伝熱によって被処理物11を冷却する工程が被処理物11に対して冷却用ガスを噴出させて空冷によって被処理物11を冷却する工程の後に行われる点で異なる。
まず、実施の形態1に係る電子装置の製造方法と同様にはんだが溶融された被処理物11は、冷却する工程(S30)において搬送装置3によって冷却チャンバーZ3に搬送される。このとき、冷却部7は図5(a)に示す第3の位置で待機している。
次に、冷却部7は第3の位置から上方に移動して、第2の位置まで移動する。冷却部7が第2の位置に移動した後、ガス供給部9によりガス噴出口10から被処理物11の裏面12Bへの冷却用ガスの供給を開始する。このとき、搭載面7Aと裏面12Bとは接触していないため、被処理物11から冷却部7への伝熱は起こらず、被処理物11は主に冷却用ガスによって熱が奪われて冷却される。
このとき、被処理物11の裏面12Bと冷却部7の搭載面7Aとの間には空間が生じており、当該空間が冷却用ガスの流通路として機能している。つまり、ガス噴出口10から被処理物11の裏面12Bに供給された冷却用ガスは、裏面12Bとぶつかった後、被処理物11の外周部に向かって拡がるように流通する。被処理物11の外周部にまで到達した冷却用ガスは、冷却チャンバーZ3内の空間に放出され、排気部5により排気される。被処理物11が所定の温度以下となるまで、冷却部7は第2の位置に維持されたまま冷却用ガスの供給が続けられる。
被処理物11が所定の温度以下となった後、被処理物11への冷却用ガスの供給を停止する。さらに、冷却部7を上方へ移動させ、冷却部7の搭載面7Aを被処理物11の裏面12Bと接触させる。これにより、被処理物11から当該搭載面を介して冷却部7への伝熱が開始される。その後、被処理物11が常温付近の温度にまで冷却された後、被処理物11は冷却チャンバーから排出され、基板12と電子部品13とがはんだ付けされた電子装置を得ることができる。
次に、実施の形態3に係るはんだ付け装置1および電子装置の製造方法の作用効果について説明する。実施の形態3に係るはんだ付け装置1は、冷却部7が被処理物11との相対的な位置が異なる第1の位置、第2の位置、第3の位置の間を移動可能に設けられており、被処理物11の裏面12Bと冷却部7の搭載面7Aとが接触していない第2の位置において被処理物11に冷却用ガスを供給することができる。これにより、冷却部7の搭載面7A上に溝部14を構成することなく、また支持部17を用いることなく、冷却部7の搭載面7Aと被処理物11の裏面12Bとの間に冷却用ガスの流通路を構成することができる。そのため、複数種の電子装置が製造されるような製造ラインにおいても、冷却部7や支持部17の交換作業を省略することができるため、高い稼働率を実現することができ、電子装置の生産性を向上させることができる。
実施の形態1〜実施の形態3に係るはんだ付け装置1において、予備加熱チャンバーZ1および本加熱チャンバーZ2における加熱部6a,6b等の構成は、上記構成に限られるものではなく任意に構成し得る。また、被処理物11の搬送装置3が、冷却部7に対して相対的に移動可能に設けられていてもよい。このようにしても、実施の形態1〜実施の形態3に係るはんだ付け装置1と同様の効果を奏することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、上述の実施の形態を様々に変形することも可能である。また、本発明の範囲は上述の実施の形態に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むことが意図される。
本発明は、熱容量が大きく、基板の片面に電子部品がはんだ接合されてなる電子装置の製造に特に有利に適用される。
1 はんだ付け装置、2 冷却装置、3 搬送装置、4 ゲートバルブ、5 排気部、6a,6b 加熱部、7 冷却部、7A 搭載面、8 チラー、9 ガス供給部、10 ガス噴出口、12 基板、12A 表面、12B 裏面、13 電子部品、14 溝部、15 端部、16 搭載領域、17 支持部、17A 第2面、17B 第1面、18 貫通孔、19 第2溝部、20 終端部、21 はんだ。

Claims (8)

  1. はんだ付けされる部分を有する被処理物を搭載可能な搭載面を含む冷却部を備え、
    前記搭載面には冷却用ガスを噴出させるガス噴出口が形成されており、さらに、
    前記冷却部の内部を通って前記ガス噴出口から前記被処理物に向けて冷却用ガスを供給するガス供給部を備える、はんだ付け装置。
  2. 前記冷却部の前記搭載面上には、前記ガス噴出口と連なる溝部が形成されており、
    前記冷却部の前記搭載面において、前記溝部が形成されていない領域が前記被処理物と接触可能に設けられている、請求項1に記載のはんだ付け装置。
  3. 前記冷却部は前記搭載面と前記被処理物とが対向する方向において前記被処理物に対して相対的に移動可能に設けられており、
    前記冷却部は、
    前記冷却部の前記搭載面と前記被処理物とが接触している第1の位置と、
    前記冷却部の前記搭載面と前記被処理物とが接触せずに前記ガス噴出口から前記冷却用ガスを前記被処理物へ供給する第2の位置と、
    前記被処理物から見て、前記第2の位置よりも遠い第3の位置とに移動可能に設けられている、請求項1に記載のはんだ付け装置。
  4. 前記冷却部の前記搭載面と対向する第1面と、前記第1面と反対側に位置し、前記被処理物を接触可能に設けられている第2面とを有する支持部をさらに備え、
    前記支持部には前記第1面から前記第2面に達する貫通孔と、前記第2面において前記貫通孔と連なる第2溝部が形成されており、
    前記貫通孔が前記ガス噴出口と重なるように、前記支持部は前記搭載面上に配置される、請求項1に記載のはんだ付け装置。
  5. 前記はんだ付けされる部分が一方の主面上に形成されている前記被処理物に対して、
    前記搭載面は、前記被処理物において前記一方の主面の反対側に位置する他方の主面と対向するように設けられている、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のはんだ付け装置。
  6. 電子部品と基板との間にはんだが供給されることにより、前記電子部品と前記基板とが前記はんだを介して積層している被処理物を準備する工程と、
    前記被処理物を加熱して前記はんだを溶融する工程と、
    前記被処理物を冷却して前記はんだを凝固する工程とを備え、
    前記凝固する工程では、前記被処理物に対して冷却部を接触させて伝熱によって前記被処理物を冷却する工程と、前記被処理物に対して冷却用ガスを噴出させて空冷によって前記被処理物を冷却する工程とを含む、電子装置の製造方法。
  7. 前記伝熱によって前記被処理物を冷却する工程と、前記空冷によって前記被処理物を冷却する工程とは、同時に行われる、請求項6に記載の電子装置の製造方法。
  8. 前記伝熱によって前記被処理物を冷却する工程は、前記空冷によって前記被処理物を冷却する工程の後に行われる、請求項6に記載の電子装置の製造方法。
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