JP2008131014A - プリント基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベタパターンへの放熱を抑制してはんだ上がり性を向上させるとともに、プリント基板全体の温度の均一性を図ることが可能なはんだ実装したプリント基板を提供する。
【解決手段】ベタパターン1上にスルーホール2を形成し、このスルーホール2周縁にランド3を設けたプリント基板において、前記ランド3の外周の一部にサーマルランド4を設け、このサーマルランド4と前記ベタパターン1との継ぎ目に貫通孔5を形成してあることを特徴とするプリント基板。
【選択図】図1

Description

本発明は、ベタパターン上にスルーホールを形成し、このスルーホール周縁にランドを設けたプリント基板に関するものである。
従来におけるベタパターン上にスルーホールを形成し、このスルーホール周縁にランドを設けたプリント基板として、図3に示すように、単にスルーホール2の外周にサーマルランド4を設けてあるもの(特許文献1参照)や、図4に示すように、スルーホール2の外側にメッキを施したバイヤホール7を一つ以上形成してあるもの(特許文献2参照)、また、図5に示すように、スルーホール2の外周の一部にサーマルランド4を設け、このサーマルランド4の外側に、且つ、スルーホール2とサーマルランド4のベタ部分との直線上に、銅抜きパッド6を形成してあるもの(特許文献3参照)が発明されている。
特開2002− 9449公報 特開2003− 69202公報 特開2005− 12088公報
しかし、図3に示す単にスルーホール2の外周にサーマルランド4を設けてあるものや、図4に示す単にスルーホール2の外側にメッキを施したバイヤホール7を形成してあるものでは、スルーホール2にリード部品をはんだ付け実装する際、はんだ上がり性に問題があり、部品実装後において部品リードのはんだ剥離などによる動作不安定要因を招くおそれがあるという問題がある。
また、図4に示すスルーホール2の外側にメッキを施したバイヤホール7を形成してあるものは、フローはんだ付けにおいてはメッキの施されたバイアホール7に、溶融はんだが入り込み、そのメッキを通して、基板上面まで熱を効率的に伝えることが出来るが、鏝を用いたはんだ付けでは、逆にそのメッキを通して熱が逃げてしまい、言い換えれば、メッキが多くある分、そのメッキも暖めてやる必要があり、効率的に熱を伝えることが出来ない。
また、図5に示すスルーホール2の外周の一部にサーマルランド4を設け、このサーマルランド4の外側に、且つ、スルーホール2とサーマルランド4のベタ部分との直線上に、銅抜きパッド6を形成してあるものの場合においては、はんだ上がり性は改善されるが、熱が熱伝導性のよい銅へ移動するため、パターンの状態によっては、はんだ付けによる熱が利用できず、スルーホール周辺がサーマルランド周辺に比べて温度が低くなるなど、プリント基板全体の温度の均一性を図ることができない問題がある。特に現在ははんだの鉛フリー化したことにより、はんだ上がり性の問題がより顕著である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ベタパターンへの放熱を抑制してはんだ上がり性を向上させるはんだ実装したプリント基板を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係るプリント基板は、ベタパターン上にスルーホールを形成し、このスルーホール周縁にランドを設けたプリント基板において、前記ランドの外周の一部にサーマルランドを設け、このサーマルランドと前記ベタパターンとの継ぎ目に貫通孔を形成してあることを特徴とする。
また、本発明に係るプリント基板は、前記貫通孔を前記スルーホールと前記サーマルランドのベタ部分との直線上に、且つ、前記貫通孔と前記サーマルランドとの隙間が前記スルーホールに配設する部品リードに流す電流の大きさに応じた広さになるように形成してあることを特徴とする。
さらに、本発明に係るプリント基板は、前記サーマルランドと前記ベタパターンとの継ぎ目を複数設け、これらのうち少なくとも一箇所以上にそれぞれ一個の前記貫通孔を形成してあることを特徴とする。
本発明によれば、ランドの外周の一部にサーマルランドを設け、このサーマルランドとベタパターンとの継ぎ目に貫通孔を形成したことにより、ベタパターンへの放熱を抑制し、はんだ上がり性を向上させることができる効果がある。特に現在においては、はんだの鉛フリー化が叫ばれており、この場合に特に顕著に効果が表れる。
また、本発明によれば、はんだ付けによる熱が利用でき、スルーホール周辺とサーマルランド周辺との温度をほぼ均一にすることができ、プリント基板全体の温度の均一性を図ることができる効果がある。
以下、添付図面を用いて本発明プリント基板に係る実施例を説明する。図1は本発明に係るプリント基板の正面図の一実施例であり、図2はプリント基板にデバイス10(本実施例ではコンデンサ)を搭載した状態の図1図示A−A断面図である。
本実施例に係るプリント基板は、ベタパターン1上にスルーホール2を形成してあり、このスルーホール2周縁にランド3を設けてある。ランド3の外周の一部にサーマルランド4を設けてある。本実施例においては、スルーホール2から四方等間隔にサーマルランド4のベタ部分を設けてあり、この結果設けられるサーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目が四ヶ所設けられる。
本実施例では、四ヶ所あるサーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目、言い換えれば、スルーホール2とサーマルランド4のベタ部分との直線上に、貫通孔5を形成してある。また、本実施例では、これら貫通孔5とサーマルランド4との隙間がそれぞれスルーホール2に配設する部品リード11に流す電流の大きさに応じた広さになるように形成してある。
なお、本実施例では、貫通孔5を四ヶ所形成してあるが、例えば、二ヶ所であってもよい。また、本実施例では、スルーホール2から四方等間隔にサーマルランド4のベタ部分を儲け、サーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目を四ヶ所設けてあるが、例えば、二ヶ所であったり、八ヶ所であったりしても良い。個数に限定されない。また、本実施例では、サーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目一つに対して貫通孔5を一つ形成してあるが、本発明においては、サーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目のうち少なくとも一箇所以上に貫通孔4を形成してあればよく、サーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目に貫通孔4を二個以上形成してあってもよい。
本実施例に係るプリント基板にコンデンサ10を搭載する場合の作用について説明する。コンデンサ10の部品リード11をスルーホール2内に配設する。部品リード11を配設したスルーホール2内にはんだ12を塗布する。
はんだ12をスルーホール2内に塗布する際、先ず予熱を行う。鏝を用いたはんだ付けの場合は貫通穴があることで、熱が周囲へ逃げず、はんだ付け部に効率的に篭り、はんだ付けの際にはんだの回りがよくなる。フローのはんだ付けの際は、予熱後の溶融したはんだ槽にはんだ付け部が接触した際に、はんだ付け部だけではなく、貫通穴へも噴流したはんだが入り込み、その熱がプリント基板全体、特に暖め辛いプリント基板表面に伝達される。これによりスルーホール2の周辺とサーマルランド4の周辺との温度がほぼ均一になる。これにより、プリント基板全体の温度の均一性を図ることができる。
はんだの熱により、スルーホール2の周辺とサーマルランド4の周辺との温度がほぼ均一になる一方、サーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目に貫通孔5を形成したことにより、ベタパターン1へ放熱することを抑制し、この結果、はんだ上がり性を向上させることができる。本実施例では、はんだの成分を限定していないが、鉛フリーのはんだにおいて、この効果は特に顕著に表れる。
なお、本実施例においては、両面プリント基板を用いたが、多層プリント基板でも同様に実施することができる。また、デバイスもコンデンサ10に限定されず、他のデバイスも同様に実施することができる。
本発明によれば、ランドの外周の一部にサーマルランドを設け、このサーマルランドとベタパターンとの継ぎ目に貫通孔を形成したことにより、ベタパターンへの放熱を抑制し、はんだ上がり性を向上させることができる。また、はんだ付けによる熱が利用でき、スルーホール周辺とサーマルランド周辺との温度をほぼ均一にすることができ、プリント基板全体の温度の均一性を図ることができ、産業上利用可能である。
本発明に係るプリント基板の一実施例の要部を示した平面図である。 図1図示プリント基板にデバイスを搭載した状態の図1図示A−A断面図である。 従来のプリント基板の要部を示した平面図である。 同じく従来のプリント基板の要部を示した平面図である。 同じく従来のプリント基板の要部を示した平面図である。
符号の説明
1 ベタパターン
2 スルーホール
3 ランド
4 サーマルランド
5 貫通孔
6 銅抜きパッド
7 バイヤホール
10 デバイス
11 部品リード
12 はんだ

Claims (3)

  1. ベタパターン上にスルーホールを形成し、このスルーホール周縁にランドを設けたプリント基板において、前記ランドの外周の一部にサーマルランドを設け、このサーマルランドと前記ベタパターンとの継ぎ目に貫通孔を形成してあることを特徴とするプリント基板。
  2. 前記貫通孔を前記スルーホールと前記サーマルランドのベタ部分との直線上に、且つ、前記貫通孔と前記サーマルランドとの隙間が前記スルーホールに配設する部品リードに流す電流の大きさに応じた広さになるように形成してあることを特徴とする請求項1記載のプリント基板。
  3. 前記サーマルランドと前記ベタパターンとの継ぎ目を複数設け、これらのうち少なくとも一箇所以上にそれぞれ一個の前記貫通孔を形成してあることを特徴とする請求項1又は2記載のプリント基板。
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