JP4919932B2 - プリント基板 - Google Patents

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Description

本発明は、ベタパターン上にスルーホールを形成し、このスルーホール周縁にランドを設けたプリント基板に関するものである。
従来におけるベタパターン上にスルーホールを形成し、このスルーホール周縁にランドを設けたプリント基板として、図3に示すように、単にスルーホール2の外周にサーマルランド4を設けてあるもの(特許文献1参照)や、図4に示すように、スルーホール2の外側にメッキを施したバイヤホール7を一つ以上形成してあるもの(特許文献2参照)、また、図5に示すように、スルーホール2の外周の一部にサーマルランド4を設け、このサーマルランド4の外側に、且つ、スルーホール2とサーマルランド4のベタ部分との直線上に、銅抜きパッド6を形成してあるもの(特許文献3参照)が発明されている。
特開2002− 9449公報 特開2003− 69202公報 特開2005− 12088公報
しかし、図3に示す単にスルーホール2の外周にサーマルランド4を設けてあるものや、図4に示す単にスルーホール2の外側にメッキを施したバイヤホール7を形成してあるものでは、スルーホール2にリード部品をはんだ付け実装する際、はんだ上がり性に問題があり、部品実装後において部品リードのはんだ剥離などによる動作不安定要因を招くおそれがあるという問題がある。
また、図4に示すスルーホール2の外側にメッキを施したバイヤホール7を形成してあるものは、フローはんだ付けにおいてはメッキの施されたバイアホール7に、溶融はんだが入り込み、そのメッキを通して、基板上面まで熱を効率的に伝えることが出来るが、鏝を用いたはんだ付けでは、逆にそのメッキを通して熱が逃げてしまい、言い換えれば、メッキが多くある分、そのメッキも暖めてやる必要があり、効率的に熱を伝えることが出来ない。
また、図5に示すスルーホール2の外周の一部にサーマルランド4を設け、このサーマルランド4の外側に、且つ、スルーホール2とサーマルランド4のベタ部分との直線上に、銅抜きパッド8を形成してあるものの場合においては、はんだ上がり性は改善されるが、熱が熱伝導性のよい銅へ移動するため、パターンの状態によっては、はんだ付けによる熱が利用できず、スルーホール周辺がサーマルランド周辺に比べて温度が低くなるなど、プリント基板全体の温度の均一性を図ることができない問題がある。特に現在ははんだの鉛フリー化したことにより、はんだ上がり性の問題がより顕著である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、ベタパターンへの放熱を抑制してはんだ上がり性を向上させるはんだ実装したプリント基板を提供する。
上記課題を解決するために、ベタパターン上にスルーホールを形成し、前記スルーホールの内壁部を含む周縁にランドを設けたプリント基板において、前記ランドの外周の一部にサーマルランドを設け、このサーマルランドの外周領域に少なくとも一個の貫通孔を形成し、前記貫通孔の内壁部を含む周縁が位置する前記外周領域にはレジストを形成してあることを特徴とする。
本発明によれば、ランドの外周の一部にサーマルランドを設け、このサーマルランドの外周に少なくとも一個の貫通孔を設け、この貫通孔の周縁を含む前記サーマルランドの外周にレジストを形成してあることにより、サーマルランドの外側からも熱が伝わり、はんだ上がり性を向上させることができる効果がある。
また、本発明によれば、貫通孔周縁にレジスト層を設けると貫通孔の中にはんだが入り込まなくなるので、はんだに熱を奪われることなく、効率的に熱を伝えることができる効果がある。
以下、添付図面を用いて本発明プリント基板に係る実施例を説明する。図1は本発明に係るプリント基板の正面図の一実施例であり、図2はプリント基板にデバイス10(本実施例ではコンデンサ)を搭載した状態の図1図示A−A断面図である。
本実施例に係るプリント基板は、ベタパターン1上にスルーホール2を形成してあり、このスルーホール2周縁にランド3を設けてある。ランド3の外周の一部にサーマルランド4を設けてある。本実施例においては、スルーホール2から四方等間隔にサーマルランド4のベタ部分を設けてあり、この結果設けられるサーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目が四ヶ所設けられる。
本実施例では、サーマルランド4の外周に12個の貫通孔5を等間隔に形成してある。なお、本発明においては、貫通孔5は少なくとも一個形成してあればよく、貫通孔5の個数は限定されない。貫通孔5の周縁を含むサーマルランド4の外周にレジスト6を形成してある。なお、このレジスト6はめっきレジストが最適であるが、はんだ付けする際にはんだが貫通孔5への侵入を塞ぐものであれば、どのようなパターンであってもよい。また、貫通孔5に十分にレジスト6を形成し、貫通孔5を塞いであることが理想ではあるが、実際においては、貫通孔5を完全にレジスト6で塞ぐことは不可能であり、隙間は発生してしまう。しかし、そのために侵入するはんだ(図示しない)によって影響を受けることはない
本実施例に係るプリント基板にコンデンサ10を搭載する場合の作用について説明する。コンデンサ10の部品リード11をスルーホール2内に配設する。部品リード11を配設したスルーホール2内にはんだ(図示しない)を塗布する。
はんだをスルーホール2内に塗布する際、先ず予熱を行う。鏝を用いたはんだ付けの場合は貫通孔5があることで、熱が周囲へ逃げず、はんだ付け部に効率的に篭り、はんだ付けの際にはんだの回りがよくなる。フローのはんだ付けの際は、予熱後の溶融したはんだ槽にはんだ付け部が接触した際に、はんだ付け部だけではなく、貫通孔5へも噴流したはんだが入り込み、その熱がプリント基板全体、特に暖め辛いプリント基板表面に伝達される。これによりスルーホール2の周辺とサーマルランド4の周辺との温度がほぼ均一になる。これにより、プリント基板全体の温度の均一性を図ることができる。
はんだの熱により、スルーホール2の周辺とサーマルランド4の周辺との温度がほぼ均一になる一方、サーマルランド4とベタパターン1との継ぎ目に貫通孔5を形成し、サーマルランド4の外周に貫通孔5を形成し、貫通孔5の周縁を含むサーマルランド4の外周にレジストを形成したことにより、サーマルランドの外側からも熱が伝わる。その結果、はんだ上がり性を向上させることができる。本実施例では、はんだの成分を限定していないが、鉛フリーのはんだにおいて、この効果は特に顕著に表れる。
なお、本実施例においては、両面プリント基板を用いたが、多層プリント基板でも同様に実施することができる。また、デバイスもコンデンサ10に限定されず、他のデバイスも同様に実施することができる。
本発明によれば、ランドの外周の一部にサーマルランドを設け、このサーマルランドの外周に複数個の貫通孔を設け、前記貫通孔の周縁を含む前記サーマルランドの外周にレジストを形成してあることにより、サーマルランドの外側からも熱が伝わり、はんだ上がり性を向上させることができる。また、貫通孔周縁にレジスト層を設けると貫通孔の中にはんだが入り込まなくなるので、はんだに熱を奪われることなく、効率的に熱を伝えることができ、産業上利用可能である。
本発明に係るプリント基板の一実施例の要部を示した平面図である。 図1図示プリント基板にデバイスを搭載した状態の図1図示A−A断面図である。 従来のプリント基板の要部を示した平面図である。 同じく従来のプリント基板の要部を示した平面図である。 同じく従来のプリント基板の要部を示した平面図である。
符号の説明
1 ベタパターン
2 スルーホール
3 ランド
4 サーマルランド
5 貫通孔
6 レジスト
7 バイヤホール
8 銅抜きパッド
10 デバイス
11 部品リード

Claims (1)

  1. ベタパターン上にスルーホールを形成し、前記スルーホールの内壁部を含む周縁にランドを設けたプリント基板において、前記ランドの外周の一部にサーマルランドを設け、このサーマルランドの外周領域に少なくとも一個の貫通孔を形成し、前記貫通孔の内壁部を含む周縁が位置する前記外周領域にはレジストを形成してあることを特徴とするプリント基板。
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