JP2010161207A - 半田付け方法および半田付け装置 - Google Patents

半田付け方法および半田付け装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ボイドおよび半田ボールの発生を抑制しつつ濡れ性に優れた半田付け方法および半田付け装置を提供する。
【解決手段】回路基板と半導体素子との間に半田を介在させた半田付け対象物周囲の雰囲気温度および雰囲気圧力を制御しながら半田を溶融して回路基板と半導体素子とを半田付けする。このとき、雰囲気を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い圧力とした状態で雰囲気を高速昇温して半田が融点に到達し溶融した直後に高速昇圧とした状態で半田付けを行う。
【選択図】図6

Description

本発明は、回路基板に半導体素子を半田付けする半田付け方法および半田付け装置に関する。
従来、セラミックス基板の表面に配線層となる金属板を接合するとともに裏面に接合層となる金属板を接合し、表面側の金属板には半導体素子を接合する一方で、裏面側の金属板には半導体素子の発する熱を放熱する放熱装置(ヒートシンク)を接合し、モジュール化した半導体モジュールが知られている。この種の半導体モジュールでは、表面側の金属板に対して半導体素子を半田付けにより接合している。
このような半導体素子の半田付けにはリフロー半田付けが用いられる。リフロー半田付けを行う際のボイドを抑制する技術が知られている(特許文献1,2等)。特許文献1においては、減圧状態で半田を溶融させて、その後に加圧することで溶融した半田内の減圧状態の圧力を持ったボイドが当該ボイド内の圧力よりも高い圧力でつぶされてボイドを消滅あるいは小さくしてボイドの低減が図られる。特許文献2においては、大気圧で半田を溶融させてその後に大気圧から減圧することで半田の溶融中にその内部に発生したボイドが膨張し溶融中の半田から抜けることでボイドを除去している。
特開2005−205418号公報 特開2007−915号公報
本発明者らは実験により次のことを確認した。特許文献1においては、半田内部の欠陥(ボイド)に関しては効果があるものの、外部欠陥(濡れ不良)に対しては悪影響を及ぼすため、全体としては欠陥の改善には至っていないことが判明した。つまり、特許文献1のように減圧状態で半田を溶融させてその後に加圧すると濡れ性に対して悪影響を及ぼす。また、特許文献2のように大気圧で半田を溶融させ半田が溶けている期間に真空引きすると、外部欠陥は小さいが半田ボールが発生しやすいことが分かった。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、ボイドおよび半田ボールの発生を抑制しつつ濡れ性に優れた半田付け方法および半田付け装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、回路基板と半導体素子との間に半田を介在させた半田付け対象物周囲の雰囲気圧力および半田温度を制御しながら前記半田を溶融して前記回路基板と前記半導体素子とを半田付けする半田付け方法であって、雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い圧力とした状態で半田温度を高速昇温して前記半田が融点に到達し溶融した直後に雰囲気圧力を高速昇圧して半田付けを行うようにしたことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、低圧状態で昇温して半田を溶融することにより加圧後のボイドを小さくすることができる。また、低圧状態で高速昇温して半田溶融直後に高速昇圧することにより濡れ性を向上させることができる。さらに、低圧状態で高速昇温して半田溶融直後に高速昇圧することにより半田溶融期間での減圧に伴う半田ボールの発生を回避することができる。
その結果、ボイドおよび半田ボールの発生の抑制しつつ濡れ性に優れたものとすることができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の半田付け方法において、半田温度が融点温度に到達した時点から0〜20秒で前記高速昇圧を開始すると、ボイドの発生をより抑制することができる。
請求項3に記載のように、請求項1または2に記載の半田付け方法において、前記高速昇温は2.0℃/秒以上で行うと、欠陥面積率を低く抑えることができる。
請求項4に記載のように、請求項1〜3のいずれか1項に記載の半田付け方法において、前記高速昇圧は0.002MPa/秒以上で行うと、欠陥面積率を低く抑えることができる。
請求項5に記載の発明では、回路基板と半導体素子との間に半田を介在させた半田付け対象物を半田付けする半田付け装置であって、半田付け対象物周囲の雰囲気圧力を調整する圧力調整手段と、半田温度を調整する温度調整手段と、前記圧力調整手段および前記温度調整手段を制御して雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い圧力とした状態で半田温度を高速昇温する第1の制御手段と、前記圧力調整手段を制御して前記半田が融点に到達し溶融した直後に雰囲気圧力を高速昇圧して半田付けを行う第2の制御手段と、を備えたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明によれば、第1の制御手段により、圧力調整手段および温度調整手段が制御されて雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い圧力とした状態で半田温度が高速昇温される。第2の制御手段により、圧力調整手段が制御されて半田が融点に到達し溶融した直後に雰囲気圧力が高速昇圧されて半田付けが行われる。このようにして、請求項1に記載の半田付け方法を行うことができる。
本発明によれば、ボイドおよび半田ボールの発生を抑制しつつ濡れ性に優れた半田付け方法および半田付け装置を提供することができる。
半導体モジュールの平面図。 図1のA−A線断面図。 (a)は本実施形態のリフロー装置の平面図、(b)は前記リフロー装置を構成するリフロー室、投入室および取出室の正面図。 投入室に投入される半田付け対象物の断面図。 図4に示す半田付け対象物の平面図。 半田温度プロファイルと雰囲気圧力プロファイルを示す図。 融点を超えてから加圧開始までの時間と欠陥の面積率との関係を示す図。 昇温速度と欠陥面積率平均値との関係を示す図。 昇圧速度と欠陥面積率との関係を示す図。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1および図2は、半導体装置としての半導体モジュール10を示している。半導体モジュール10は、回路基板11と、当該回路基板11に接合される半導体素子12と、放熱装置としてのヒートシンク13とから構成されている。回路基板11は、セラミックス基板14の両面に金属板15,16を接合して構成されている。セラミックス基板14は、例えば、窒化アルミニウム、アルミナ、窒化ケイ素などにより形成されている。また、金属板15は、配線層として機能し、例えば、アルミニウム(純アルミニウムおよびアルミニウム合金)や銅などで形成されている。半導体素子12は、金属板15に接合(半田付け)されている。図2の符号「H」は、半田層を示している。半導体素子12は、IGBTやダイオードからなり、回路基板11(金属板15)には複数(本実施形態では4つ)の半導体素子12が接合されている。また、金属板16は、セラミックス基板14とヒートシンク13とを接合する接合層として機能し、例えば、アルミニウムや銅などで形成されている。ヒートシンク13は、金属板16に接合されている。
図3は、半田付けに用いる半田付け装置としてのリフロー装置HKの構成を概略的に示している。リフロー装置HKは、回路基板11に半導体素子12を半田付けするための装置として構成されている。
リフロー装置HKは、収容室としてのリフロー室20と、ワーク収容室を構成する投入室21および取出室22とを備えている。リフロー室20は、半田溶融前の半田付け対象物を受け入れ、当該半田付け対象物を加熱し、半田を溶融する部位として機能する。また、本実施形態においてリフロー室20は、半田溶融後の半田付け対象物を冷却し、半田を凝固させる部位としても機能する。本実施形態の半田付け対象物は、回路基板11とヒートシンク13を接合した接合物に半導体素子12を積層し、当該接合物と半導体素子12との間に半田(半田シート17)を介在させてなるものである。図3中、半田付け対象物は網掛けで図示している。
投入室21は、リフロー室20に投入する半田溶融前の半田付け対象物を収容する部位として機能する。一方、取出室22は、リフロー室20から取り出した半田溶融凝固後の半田付け対象物を収容する部位として機能する。そして、投入室21は、リフロー室20における半田付け対象物の投入側に接続されているとともに、取出室22は、リフロー室20における半田付け対象物の取り出し側に接続されている。本実施形態のリフロー装置HKは、投入室21に半田付け対象物を収容し、当該半田付け対象物を各室20〜22内に配設した搬送機構(コンベアなど)でリフロー室20に搬送し、当該リフロー室20において加熱および冷却の各処理を経た後に搬送機構で取出室22に搬送する構成となっている。従って、リフロー室20における半田付け対象物の投入側に接続される投入室21は、リフロー装置HKのワーク搬送方向(図3に示す矢印方向)の上流側(前側)に接続されているとともに、リフロー室20における半田付け対象物の取り出し側に接続される取出室22は、前記ワーク搬送方向の下流側(後側)に接続されていることとなる。
リフロー室20と投入室21は、両室20,21を連通状態と非連通状態に仕切る仕切部材として機能する開閉式の投入側扉(例えば、ゲートバルブ)23を介して接続されている。また、リフロー室20と取出室22は、両室20,22を連通状態と非連通状態に仕切る仕切部材として機能する開閉式の取出側扉(例えば、ゲートバルブ)24を介して接続されている。投入側扉23と取出側扉24は、図3(b)に示す矢印方向(紙面上、上下方向)を開閉方向として動作可能に装着されている。リフロー室20は、投入側扉23の開放によりリフロー室20の入口が開放されて投入室21と連通状態となり、投入室21内にある半田溶融前の半田付け対象物を投入可能な状態となる。その一方で、リフロー室20は、投入側扉23の閉鎖によりリフロー室20の入口が閉鎖されて投入室21と非連通状態となる。
また、リフロー室20は、取出側扉24の開放によりリフロー室20の出口が開放されて取出室22と連通状態となり、リフロー室20内にある半田溶融凝固後の半田付け対象物を取り出し可能な状態となる。その一方で、リフロー室20は、取出側扉24の閉鎖によりリフロー室20の出口が閉鎖されて取出室22と非連通状態となる。即ち、リフロー室20の室内空間は、投入側扉23と取出側扉24の両方を閉鎖することにより、投入室21と取出室22の各室内空間と区画される。
投入室21には、入口側扉(例えば、ゲートバルブ)25が設けられている。入口側扉25は、投入室21へ半田付け対象物を投入する入口に設けられている。また、取出室22には、出口側扉(例えば、ゲートバルブ)26が設けられている。出口側扉26は、取出室22から半田付け対象物を取り出す出口に設けられている。入口側扉25と出口側扉26は、図3(b)に示す矢印方向(紙面上、上下方向)を開閉方向として動作可能に装着されている。投入室21は、入口側扉25の開放により入口が開放され、半田溶融前の半田付け対象物を投入可能な状態となる。そして、投入室21の室内空間は、投入側扉23と入口側扉25の両方を閉鎖することにより、リフロー室20の室内空間と区画される。また、取出室22は、出口側扉26の開放により出口が開放され、半田溶融凝固後の半田付け対象物を取り出し可能な状態となる。
以下、リフロー室20、投入室21および取出室22の構成をさらに詳しく記載する。
リフロー室20には、投入室21から投入された半田付け対象物を搬送する搬送手段としてのコンベア27が配設されている。リフロー室20は、1回の半田付けで投入する個数の半田付け対象物を収容可能な大きさで形成されている。1回の半田付けで投入する半田付け対象物の個数は、1個でもよいし、複数個でもよい。また、リフロー室20には、半田付け対象物を加熱して半田を溶融するための加熱装置(例えば、ヒータなど)28が配設されている。温度調整手段としての加熱装置28により半田温度を調整することができるようになっている。
リフロー室20には、室内に還元性ガス(本実施形態では水素(H2))を供給する還元性ガス供給部30が接続されている。還元性ガス供給部30は、配管30aと、開閉バルブ30bと、減圧弁30cと、還元性ガス供給源(例えば、水素を充填した水素タンク)30dとを備えている。減圧弁30cは、開閉バルブ30bを介して導入した還元性ガス供給源30dからの水素ガスの圧力を一定圧にし、リフロー室20内に供給するようになっている。また、リフロー室20には、室内に不活性ガス(本実施形態では窒素(N2))を供給する不活性ガス供給部31が接続されている。不活性ガス供給部31は、配管31aと、開閉バルブ31bと、減圧弁31cと、不活性ガス供給源(例えば、窒素を充填した窒素タンク)31dとを備えている。減圧弁31cは、開閉バルブ31bを介して導入した不活性ガス供給源31dからの窒素ガスの圧力を一定圧にし、リフロー室20内に供給するようになっている。
また、リフロー室20には、室内を真空引きするための真空部32が接続されている。真空部32は、配管32aと、開閉バルブ32bと、真空ポンプ32cとを備えている。また、リフロー室20には、室内に導入した還元性ガスおよび不活性ガスを室外に排出するガス排出部33が接続されている。ガス排出部33は、配管33aと、開閉バルブ33bと、絞り弁33cとを備えている。リフロー室20内のガスは、絞り弁33cにて排出量が調整され、外部に排出される。また、リフロー室20には、室内の温度を計測する温度センサ(例えば、熱電対など)34が設置されている。温度センサ34は、半導体素子12と金属板15の接合部位(半田付けを行う部位)の温度、即ち、半田の温度を計測し得るようにリフロー室20内に設置されている。
リフロー室20は、還元性ガス供給部30、不活性ガス供給部31、真空部32およびガス排出部33が接続されることにより、リフロー室20内の雰囲気ガスの圧力(以下、「雰囲気圧力」とも示す)を調整可能な構成とされており、圧力調整によって加圧されたり、減圧されたりする。そして、リフロー室20に投入された半田付け対象物は、還元性ガス供給部30、不活性ガス供給部31、真空部32およびガス排出部33による圧力調整により、半田付け対象物周囲の雰囲気ガスの圧力が制御され、リフロー室20にガスを供給することで半田付け対象物周囲の雰囲気ガスの圧力は上昇する。そして、本実施形態においてリフロー室20の雰囲気圧力は、図6に示すように、リフロー室20内の温度変化に合わせて制御される。また、リフロー室20では、還元性ガス供給部30の減圧弁30cとガス排出部33の絞り弁33cの作用、および、不活性ガス供給部31の減圧弁31cとガス排出部33の絞り弁33cの作用により、雰囲気圧力を一定値に保ちつつ、ガスを室内と室外で流通させるようになっている。そして、リフロー室20では、半田付け対象物周囲の雰囲気圧力および半田温度を制御しながら半田を溶融して回路基板11と半導体素子12とを半田付けする。さらに、本実施形態においてはリフロー室20で、半田付け対象物の半田の溶融から凝固まで行うようになっている。
次に、投入室21について説明すると、該投入室21には、半田付け対象物を搬送する搬送手段としてのコンベア35が配設されている。投入室21は、リフロー室20と同様に、1回の半田付けで投入する個数の半田付け対象物を収容可能な大きさで形成されている。
次に、取出室22について説明すると、該取出室22には、半田付け対象物を搬送する搬送手段としてのコンベア36が配設されている。取出室22は、リフロー室20と同様に、1回の半田付けで投入する個数の半田付け対象物を収容可能な大きさで形成されている。
投入室21には、当該投入室21に隣接して配置されたワーク供給ライン37から半田付け対象物が供給されるようになっている。図4および図5には、ワーク供給ライン37から投入室21に供給される半田付け対象物を示している。ワーク供給ライン37では、回路基板11とヒートシンク13の接合物(図3(a)には「基板」と図示する)に半導体素子12や半田シート17の位置決め用の治具38が載置され、次いで半田シート17と半導体素子12とが順次積層される。治具38は、回路基板11を構成するセラミックス基板14と同一の大きさをなす平板状に形成されている。治具38は、例えば、グラファイトやセラミックスなどの材料で形成されている。治具38には、回路基板11における半導体素子12の接合部位に対応する部位に位置決め用の貫通孔39が形成されている。貫通孔39は、半導体素子12のサイズに応じた大きさで形成されている。そして、本実施形態においては、回路基板11上に複数個(4つ)の半導体素子12が接合されるので、治具38には複数個(4つ)の貫通孔39が形成されている。
図3において、取出室22に搬送された半田溶融凝固後の半田付け対象物は、当該取出室22に隣接して配置されたワーク排出ライン40に排出されるようになっている。ワーク排出ライン40では、治具38が取り外され、半田溶融凝固後の半田付け対象物が製品(半導体モジュール10)として搬送される。ワーク排出ライン40で取り外された治具38は、ワーク供給ライン37に再び戻される。
本実施形態のリフロー装置HKは、制御装置41を備えており、制御装置41が還元性ガス供給部30、不活性ガス供給部31、真空部32およびガス排出部33を制御することによりリフロー室20の雰囲気圧力、即ち、半田付け対象物周囲の雰囲気圧力の調整が行われるとともに、制御装置41が各扉23〜26の開閉および搬送機構(コンベア27,35,36)の動作を制御する。本実施形態では、還元性ガス供給部30、不活性ガス供給部31、真空部32およびガス排出部33により、圧力調整手段が構成されている。圧力調整手段(還元性ガス供給部30、不活性ガス供給部31、真空部32およびガス排出部33)により半田付け対象物周囲の雰囲気圧力が調整される。また、制御装置41が加熱装置28を制御する。
次に、本実施形態のリフロー装置HKを用いて半導体素子12の半田付けを行う方法について説明する。
リフロー装置HKは、起動時、投入側扉23、取出側扉24、入口側扉25および出口側扉26の全ての扉が閉鎖されている。半田付けを行う場合には、最初に、入口側扉25を開放してワーク供給ライン37から半田付け対象物を投入室21に投入し、その後に投入側扉23を開放して投入室21内の半田付け対象物をリフロー室20に投入する。そして、投入側扉23を閉鎖し、リフロー室20を密閉する。
次に、リフロー室20内のガス置換を行う。まず、真空部32を操作してリフロー室20内を真空引きし、還元性ガス供給部30からリフロー室20内へ還元性ガスを供給し、密閉空間とされたリフロー室20内を還元性ガス雰囲気に置換する。このとき、リフロー室20は、雰囲気圧力が所定圧(本実施形態では0.01MPa)となるように雰囲気調整を行う。このときの所定圧は、本実施形態において半田付け開始時(加熱開始時)の圧力となる。リフロー室20は、還元性ガス供給部30からの還元性ガスの供給とガス排出部33からのガスの排出により、室内でガスを流通させながら一定圧(0.01MPa)に保持される。そして、この状態で半田付けを開始する。また、リフロー室20に半田付け対象物を投入したならば、投入室21には、ワーク供給ライン37から次の半田付け対象物を投入し、入口側扉25を閉鎖する。
次に、半田付けを開始すると、リフロー室20では、加熱装置28を作動させることにより、該リフロー室20に投入した半田溶融前の半田付け対象物を加熱し、半田を溶融する。そして、半田付けの開始後、リフロー室20内は、温度センサ34により計測される半田の温度変化に合わせて圧力が制御される。具体的には、不活性ガス供給部31からリフロー室20内へ不活性ガスを供給し、半田の温度に基づいて圧力が上昇させられる。これにより、リフロー室20に投入した半田付け対象物周囲の雰囲気ガスの圧力は上昇させられる。そして、リフロー室20は、不活性ガス供給部31からの不活性ガスの供給とガス排出部33からのガスの排出により、室内でガスを流通させながら雰囲気圧力が所定圧に保持される。
その後、半田が完全に溶融したならば、加熱装置28を停止させ、溶融した半田が凝固する迄の間、冷却する。溶融した半田は、半田温度が融点未満に冷却されることによって凝固し、金属板15と半導体素子12を接合する。そして、リフロー室20内で半田が溶融凝固したならば、リフロー室20内へのガスの供給を停止するとともにリフロー室20内のガスをガス排出部33により大気開放し、その後に取出側扉24を開放して半田溶融凝固後の半田付け対象物を取出室22へ搬送する。取出側扉24は、半田溶融凝固後の半田付け対象物の搬送後に閉鎖する。
取出室22へ搬送した半田溶融凝固後の半田付け対象物は、取出室22にて半田温度が所定温度に低下する所定時間の間、自然冷却し、その後に取出室22からワーク排出ライン40へ搬送する。取出室22の出口側扉26は、半田溶融凝固後の半田付け対象物をワーク排出ライン40へ搬送する際に開放し、搬送後に閉鎖する。
一方、半田溶融凝固後の半田付け対象物を取出室22へ搬送した後のリフロー室20には、投入室21で待機している次の半田付け対象物を投入し、次の半田付け対象物の半田付けを行う。この半田付けは前述同様に行い、リフロー装置HKでは、投入室21からリフロー室20に半田溶融前の半田付け対象物を投入し、半田付け後に半田溶融凝固後の半田付け対象物をリフロー室20から取出室22に搬送する作業が繰り返される。
次に、半田付けの際の半田温度と雰囲気圧力を、図6を用いて説明する。
本実施形態では、半田シート17の成分、即ち、半田として鉛フリー半田、具体的には、Sn−3.5Ag半田を用いており、その融点は221℃である。
図6の半田温度プロファイルについて、t3から加熱が開始され(t3までの期間が加熱前であり)、t3〜t4の期間において予熱温度まで昇温され、t4〜t5の期間において予熱が行われ、t5〜t8の期間において本加熱温度まで昇温され、t8〜t9の期間において本加熱が行われる。
具体的には、t3までが約40℃であり、t3から昇温を開始してt4で予熱温度の165℃にする。t4〜t5の期間において165℃で予熱を行い、t5から昇温を開始してt8で本加熱温度の325℃にする。t8〜t9の期間において325℃で本加熱を行う。t9で本加熱を終了して、以後、冷却(空冷方式)にて半田温度を低下させる。
また、図6の雰囲気圧力プロファイルについて、t1のタイミングでリフロー室20内の減圧動作が開始され、t2からは一定圧力の低圧状態に保持され、t6直後のts〜t7の期間において本加熱時の雰囲気圧力に昇圧され、t7〜t10の期間において一定圧力(0.1MPa:大気圧)の本加熱雰囲気圧力に保持され、t10〜t11の期間において所定の圧力に昇圧され、t11〜t12では一定圧力に保持され、t12以降において減圧状態を経て大気圧に戻される。
具体的には、t1で大気圧(0.1MPa)から減圧を開始して真空に近づけ、t2のタイミングで0.01MPaにし、これを保持する。雰囲気圧力0.01MPaでt4〜t5の予熱が行われる。さらに、t6直後のtsのタイミングで加圧を開始してt7で本加熱雰囲気圧力の0.1MPaにする。雰囲気圧力0.1MPaでt8〜t9の本加熱が行われる。t10のタイミングで加圧を開始してt11で雰囲気圧力を0.19MPaにする。t11〜t12の期間において雰囲気圧力を0.19MPaにした状態を保持し、t12で減圧を開始し、真空に近づけた後に大気圧に戻す。
また、図6においてt4〜t5まで165℃の一定温度を保持して予熱を行った後に、t5のタイミングで昇温を開始して、t8で本加熱温度の325℃となるまで、2.5℃/秒で高速昇温している。
このようにして、第1の制御手段としての制御装置41は、温度調整手段(加熱装置28)および圧力調整手段(還元性ガス供給部30、不活性ガス供給部31、真空部32およびガス排出部33)を制御して雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い圧力とした状態で半田温度を高速昇温する。
さらに、図6においてt6のタイミングで半田温度が融点の221℃に到達している。半田温度が融点の221℃に到達すると直ちに雰囲気の加圧を開始して、t7で本加熱雰囲気圧力となるまで0.012MPa/秒で高速昇圧(高速加圧)している。より詳しくは、融点に到達した時点t6から高速昇圧(加圧)の開始時期tsまでの時間Δtは、3.6〜11.6秒である。半田温度でいうと230〜250℃付近で高速昇圧を開始する。
このようにして、第2の制御手段としての制御装置41は、圧力調整手段(還元性ガス供給部30、不活性ガス供給部31、真空部32およびガス排出部33)を制御して半田が融点に到達し溶融した直後に雰囲気圧力を高速昇圧して半田付けを行う。
ここで、図6のt5〜t8の高速昇温は、2.0℃/秒以上で行うとよい。また、図6のt6(ts)〜t7の高速昇圧は、0.002MPa/秒以上で行うとよい。さらに、図6の高速昇圧開始タイミング、即ち、半田温度が融点に到達した時点t6から高速昇圧を開始する時期tsまでの時間Δtは0〜20秒とするとよい。
低圧状態で昇温して半田を溶融することにより加圧後のボイドを小さくすることができる。また、特許文献1のように減圧状態で半田を溶融させてその後に加圧すると濡れ性に対して悪影響を及ぼすが、低圧状態で高速昇温して半田溶融直後に高速昇圧することにより濡れ性を向上させることができる。さらに、特許文献2のように大気圧で半田を溶融させ半田が溶けている期間に真空引きすると半田ボールが発生しやすいが、低圧状態で高速昇温して半田溶融直後に高速昇圧することにより半田溶融期間での減圧に伴う半田ボールの発生を回避することができる。
次に、雰囲気圧力の加圧(昇圧)開始タイミングについて説明する。
図7において、横軸には半田の融点を超えてから加圧開始までの時間Δt(図6参照)をとり、縦軸には欠陥の面積率をとっている。そして、図7には、Δtが−16秒、+8秒、+17秒、+28秒、+48秒、+69秒での内部欠陥(ボイド)の面積率と外部欠陥(濡れ不良)の面積率をプロットしている。
図7において、内部欠陥(ボイド)について、半田の融点の到達前に加圧を開始すると内部欠陥(ボイド)が発生して欠陥の面積率が大きい。これに対し、半田の融点を超えた後に加圧を開始すると欠陥の面積率が小さい。特に、半田の融点を超えてから20秒以内に加圧を開始すると、欠陥の面積率がより小さく、半田の融点を超える前に加圧を開始する場合に比べその差(効果)が顕著である。
図7において、外部欠陥(濡れ不良)について、半田の融点の到達前に加圧を開始した場合には欠陥の面積率が小さい。これに対し、半田の融点を超えた後に加圧を開始すると欠陥の面積率が大きいが、半田の融点を超えてから20秒以内に加圧を開始すると(Δtが20秒以内)、欠陥の面積率がより小さく、半田の融点を超える前に加圧を開始する場合に比べわずかに大きくなっているに過ぎない。また、半田温度が230〜250℃付近で高速昇圧を開始するのではなく、Δtが20秒以上であり、半田温度が高い状態(280〜300℃)で高速昇圧を行うと濡れ性がよくない状態になってしまう(品質低下を招いてしまう)。
この図7から、半田の融点を超えた後、特に、超えた時点から20秒以内に加圧を開始すると、半田の融点を超える前に加圧を開始する場合に比べ欠陥の面積率を小さくすることができることが分かる。
次に、図8を用いて昇温速度と欠陥面積率の関係について説明する。
図8において、横軸には昇温速度をとり、縦軸には欠陥面積率平均値をとっている。そして、昇温速度が0.7℃/秒、1.5℃/秒、2.2℃/秒、2.3℃/秒での欠陥面積率平均値をプロットしている。なお、欠陥面積は内部欠陥面積と外部欠陥面積の和である。
図8において昇温速度が0.7℃/秒では欠陥面積率平均値が大きく、これに比べ、昇温速度が1.5℃/秒では欠陥面積率平均値が小さく、昇温速度が2.2℃/秒および2.3℃/秒では欠陥面積率平均値がさらに小さい。
よって、昇圧開始が同じタイミングでも、昇温速度が小さいと欠陥は大きくなることが分かる。即ち、ゆっくり昇温すると欠陥(外部欠陥)となる。
次に、図9を用いて昇圧速度と欠陥面積率の関係について説明する。
図9において、横軸には昇圧速度をとり、縦軸には欠陥面積率をとっている。そして、昇圧速度が0.012MPa/秒と0.002MPa/秒での欠陥面積率をプロットしている。
図9において昇圧速度が0.002MPa/秒では欠陥面積率(平均値)が大きく、これに比べ、昇圧速度が0.012MPa/秒では欠陥面積率(平均値)が小さく。
よって、昇圧開始が同じタイミングでも、加圧が緩やかな場合は欠陥が大きくなりやすい傾向にあることが分かる。即ち、ゆっくり加圧すると欠陥(外部欠陥)となりやすい。
以上のごとく本実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い圧力とした状態(雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い一定圧力とした状態)で半田温度を本加熱時の半田温度まで高速昇温して半田が融点に到達し溶融した直後に雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力まで高速昇圧して半田付けを行うようにした。これにより、ボイドおよび半田ボールの発生の抑制しつつ濡れ性に優れたものとすることができる。
(2)半田温度が融点温度に到達した時点から0〜20秒で高速昇圧を開始することにより、ボイドの発生をより抑制することができる。
(3)高速昇温は2.0℃/秒以上で行うことにより、欠陥面積率を低く抑えることができる。
(4)高速昇圧は0.002MPa/秒以上で行うことにより、欠陥面積率を低く抑えることができる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・リフロー室20は、投入側扉23と取出側扉24の両方を閉鎖した際に密閉可能な構造とすることが好ましいが、室外へのガス漏れを考慮してリフロー室20内にガスを供給し、半田付けを行うための所望の圧力に調整可能な構成を採用すれば、リフロー室20を必ずしも密閉可能な構造にする必要はない。
・リフロー室20の雰囲気圧力を監視し、当該監視によって得られた圧力値に基づきガスを導入し、室内の圧力を一定に保つようにしてもよい。
・還元性ガスは、水素を含むガスに限らず、ホルムアルデヒドを含むなど他の組成のガスであってもよい。
・加熱装置28は、リフロー室20内にヒータなどを設けて加熱してもよいし、ヒートシンク13に熱媒体を流通させて当該ヒートシンク13から半田シート17に熱を伝えるように加熱してもよい。また、加熱装置28として、高周波誘導加熱により半田を加熱する構成を採用してもよい。
・半田付け対象物は、ヒートシンク13を接合していない状態の回路基板11でもよい。この場合、リフロー室20には、回路基板11と半導体素子12からなる半導体装置が収容されて半田付けされることとなる。
・実施形態では、リフロー室20内へのガスの入口側となる還元性ガス供給部30および不活性ガス供給部31に減圧弁30c,31cを設ける一方で、室外への出口側となるガス排出部33に絞り弁33cを設けているが、弁体の配設態様を変更してもよい。例えば、還元性ガス供給部30、不活性ガス供給部31およびガス排出部33の何れにも減圧弁を設けてもよいし、何れにも絞り弁を設けてもよい。なお、何れにも絞り弁を設ける場合には、室内へのガス導入量と室外へのガス排出量を同一に設定し、室内の圧力を一定圧に保つようにする。また、実施形態とは逆に、還元性ガス供給部30および不活性ガス供給部31に絞り弁を設ける一方で、ガス排出部33に減圧弁を設けてもよい。上記の各配置態様によれば、リフロー室20の圧力を一定に保つことが可能である。
・リフロー室20に、還元性ガス供給部30、真空部32およびガス排出部33のみを接続してもよい。
・実施形態では、ガスの供給によりリフロー室20の雰囲気圧力を調整しているが、リフロー室20の容積を圧縮することで雰囲気圧力を上昇させるようにしてもよい。
HK…リフロー装置、11…回路基板、12…半導体素子、17…半田シート、28…加熱装置、30…還元性ガス供給部、31…不活性ガス供給部、32…真空部、33…ガス排出部、41…制御装置。

Claims (5)

  1. 回路基板と半導体素子との間に半田を介在させた半田付け対象物周囲の雰囲気圧力および半田温度を制御しながら前記半田を溶融して前記回路基板と前記半導体素子とを半田付けする半田付け方法であって、
    雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い圧力とした状態で半田温度を高速昇温して前記半田が融点に到達し溶融した直後に雰囲気圧力を高速昇圧して半田付けを行うようにしたことを特徴とする半田付け方法。
  2. 半田温度が融点温度に到達した時点から0〜20秒で前記高速昇圧を開始することを特徴とする請求項1に記載の半田付け方法。
  3. 前記高速昇温は2.0℃/秒以上で行うことを特徴とする請求項1または2に記載の半田付け方法。
  4. 前記高速昇圧は0.002MPa/秒以上で行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半田付け方法。
  5. 回路基板と半導体素子との間に半田を介在させた半田付け対象物を半田付けする半田付け装置であって、
    半田付け対象物周囲の雰囲気圧力を調整する圧力調整手段と、
    半田温度を調整する温度調整手段と、
    前記圧力調整手段および前記温度調整手段を制御して雰囲気圧力を本加熱時の雰囲気圧力よりも低い圧力とした状態で半田温度を高速昇温する第1の制御手段と、
    前記圧力調整手段を制御して前記半田が融点に到達し溶融した直後に雰囲気圧力を高速昇圧して半田付けを行う第2の制御手段と、
    を備えたことを特徴とする半田付け装置。
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