JP2015206867A - 印刷装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

印刷装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オペレータがより正確に印刷スケジュールを把握することを可能とすることを目的とする。
【解決手段】消費された現像剤の量に応じて印刷装置の調整処理を行う印刷装置であって、画像情報信号から各印刷用紙における色成分ごとの画像比率を取得する取得手段と、前記取得された前記画像比率に応じて前記調整処理が行われる頻度を予測し、前記調整処理に要する処理時間を予測する予測手段と、を有することによって課題を解決する。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
プリントオンデマンド(POD)やプロダクション等と呼ばれる印刷市場では、顧客から受注した注文に応じて印刷を行い、出力物を納期までに確実に顧客に納品するといったビジネス形態が取られる。このような印刷市場の現場においては、大量の印刷を迅速に行うことが非常に重要となる。そのため、印刷装置に対して、様々な作業を専門的に行うオペレータが配置されるケースが多い。オペレータは、用紙・トナー等の消耗剤の補給・交換、印刷ジョブの管理、ジョブチケットの編集、出力物の運搬、裁断・製本等の後工程フィニッシング等の作業を専門的に行う。これらの作業は、それぞれ適切なタイミングで行われる必要があり、オペレータが、作業するタイミングを誤った場合には、印刷装置の稼働率が低下する原因となる。例えば、印刷ジョブの印刷中に必要な消耗剤がない状態に陥ってしまった場合、印刷装置は、一旦印刷エンジンを止めて印刷プロセスを中断する必要がある。この場合、オペレータが必要な消耗剤を補給・交換するまで、印刷装置は、印刷を再開しない。また、別の例では、排紙トレイに積載された用紙が排紙トレイに積載できる上限枚数に達した場合にも、印刷装置は、一旦印刷エンジンを止めて印刷プロセスを中断する。この場合、オペレータが排紙トレイから印刷された出力物を取り除くまで、印刷装置は、印刷を再開しない。このように、印刷プロセスが一旦中断されてしまうと、オペレータが、必要とされる作業を行うまで印刷が再開されない。更には、印刷エンジンの定着温度が下がってしまった場合、再度印刷可能になるまでに長い時間を要し、印刷装置の稼働率が、低下してしまう。
そこで、オペレータに必要な作業をタイミングよく行わせ、印刷装置の稼働率低下を未然に防ぐことを可能とするための方法が、提案されている。例えば、特許文献1記載の方法によれば、印刷ジョブごとの印刷時間予測がグラフ表示される。特許文献1記載の方法によれば、消耗剤の補給・交換が必要となると予測される時間においてグラフの色が変更して表示されるので、オペレータは、いつ補給・交換作業が必要となるのかを事前に把握することができる。
特開2004−330781号公報
前述した先行技術文献によれば、オペレータが、事前にオペレータ作業が必要となる時刻を知ることが可能となる。当然、この時刻は正確でなくてはならないが、あくまで予測であるために、その精度は、必ずしも正確ではなく、予測誤差を含んでいた。予測誤差要因の一例として、トナー吐き出し処理が挙げられる。トナー吐き出し処理は、トナーを強制的に現像容器から感光体ドラムに吐き出すもので、以下の理由から行われる。例えば、二成分現像剤を使用する場合、現像容器でトナーとキャリアとを撹拌し、トナーに電荷を加える。通常は印刷によってトナーが消費され、新しいトナーが現像容器に補給されるため、現像容器内のトナーは入れ替わっていく。しかし、低画像比率の印刷が連続した場合には、トナーが現像容器に長期間残り、撹拌され続けることで、トナーの形状が不規則になったり、トナーに過剰な電荷が加わりいわゆる融着スジと呼ばれる画像不良が発生したりする場合がある。そのため、一定期間使用されなかったトナーは、強制的に感光体ドラムに吐き出される。このトナー吐き出し処理には、一定の時間を要し、吐き出しが終わるまで、次の印刷は行われない。また、高印字比率の印刷が連続した場合に、定着装置のクリーニングが行われるケースもある。このような処理は、実績として消費されたトナー量に応じて、印刷途中に発生するため、実際に印刷を行う前段階での印刷時間予測には盛り込まれておらず、実際の印刷時間と予測時間との差異の原因となっている。
本発明は、オペレータがより正確に印刷スケジュールを把握することを目的とする。
そこで、本発明は、消費された現像剤の量に応じて調整処理を行う印刷装置であって、画像情報信号から各印刷用紙における色成分ごとの画像比率を取得する取得手段と、前記取得された前記画像比率に応じて前記調整処理が行われる頻度を予測し、前記調整処理に要する処理時間を予測する予測手段と、を有する。
本発明によれば、オペレータがより正確に印刷スケジュールを把握することができる。
印刷システムのシステム構成等の一例を示す図である。 画像形成部の構成を示す図である。 トナー吐き出し処理時間予測の動作を示すフローチャートである。 画像形成部の構成を示す図である。 印刷装置においてシートが排紙されるまでに要する時間を示す図である。 印刷装置の動作を示すフローチャートである。 シート毎の画像比率を記録した画像比率テーブルを示す図である。 操作パネルに表示されるスケジュール画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<実施形態1>
図1は、印刷システムのシステム構成等の一例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る印刷システムは、印刷装置100と、ホストコンピュータ101とから構成される。また印刷装置100、ホストコンピュータ101らは、それぞれ通信回線105によって互いに接続されている。なお、ホストコンピュータ及び印刷装置の個数はこれらに限定されるものではない。また、後述する印刷装置100等の機能は複数の装置が接続されたシステムにおいて実現されてもよい。
ホストコンピュータ101は、入力装置によりユーザからの入力情報を取得し、印刷装置100に送信するプリントジョブを作成し、印刷装置100へ送信することができる。コントローラ110は、各種データ処理を行い、印刷装置100の動作を制御する。
操作パネル120は、タッチパネル方式でユーザからの各種操作を受け付ける。スキャナ130は、光学センサを用いて原稿文書をスキャンし、スキャン画像データを取得する。給紙装置140は、複数の給紙段から構成される給紙装置である。各給紙段には、各種印刷用紙を収容しておくことができる。各給紙段では、収納された用紙の最上位の用紙一枚のみを分離し、プリンタエンジン150へと搬送することが可能である。プリンタエンジン150は、画像データを印刷用紙に物理的に印刷する。なお、160は印刷された印刷結果を表す。
次に、コントローラ110の構成について説明する。I/O制御部111は、外部ネットワークとの通信制御を行う。ROM112は、各種制御プログラムを記憶するROMである。RAM113は、ROM112に記憶された制御プログラムを読み出して記録するRAMである。CPU114は、RAM113に読み出された制御プログラムを実行し、画像信号や各種デバイスを統括的に制御するCPUである。HDD115は、画像データやプリントデータ等の大容量のデータを一時的又は長期的に保持する目的で使用されるHDDである。各モジュールは、それぞれシステムバス116を介して互いに接続される。更に、システムバス116は、コントローラボックスと印刷装置100内の各デバイスとを互いに接続している。なお、RAM113はCPU114の主メモリ又は、ワークメモリとしても機能する。また、制御プログラム及びオペレーティングシステムのプログラムはROM112の他にもHDD115にも格納される。更に、印刷装置100は、NVRAMを有し、操作パネル120からの印刷装置モード設定情報をNVRAMに記憶するようにしてもよい。
CPU114が、ROM112又はHDD115に記憶されたプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する印刷装置100の機能及び後述するフローチャートの処理が実現される。
次にプリンタエンジン150の構成について説明する。画像形成部151は、現像ユニット152、感光体ドラム153、転写ベルト154を備える。画像形成部151は、コントローラ110によって生成された画像データに従い、現像ユニット152を用いて感光体ドラム153の周囲上にトナー像を形成し、転写ベルト154上に搬送された印刷用紙に形成されたトナー像を転写する。画像形成部151については、後述する図2を使って更に詳しく説明する。定着ユニット155は、画像形成部151によって印刷用紙に転写されたトナー像を定着させる。定着ユニット155は、加圧ローラーと加熱ローラーとを備え、各ローラーの間を用紙が通過することにより、トナーを溶融・圧着することで印刷用紙にトナー像を定着させる。
図2は、本実施形態に係る画像形成部151の構成を示す図である。
図2に示すように、現像ユニット152は、感光体ドラム153に対向して配置されており、その内部は垂直方向に延在する隔壁201によって現像室202と撹拌室203とに区画されている。現像室202には、矢印方向に回転する非磁性の現像スリーブ204が配置されており、この現像スリーブ204内部には、マグネット205が固定配置されている。現像スリーブ204は、ブレード206によって層厚規制された二成分現像剤(磁性キャリアと非磁性トナーを含む)の層を担持搬送し、感光体ドラム153と対向する現像領域で現像剤を感光体ドラム153に供給して感光体ドラム153上の静電潜像を現像する。現像効率、即ち静電潜像へのトナーの付与率を向上させるために、現像スリーブ204には直流電圧を交流電圧に重畳した現像バイアス電圧が印加されている。現像室202及び撹拌室203には、それぞれ現像剤を撹拌するスクリュー207及び208が、配置されている。スクリュー207は、現像室202中の現像剤を撹拌搬送する。スクリュー208は、トナー補給槽210のトナー排出口211から搬送スクリュー212の回転によって供給されたトナー213と既に現像ユニット152内にある現像剤214とを撹拌搬送し、トナー濃度を均一化する。なお、隔壁201には、図2における手前側と奥側との端部において、現像室202と撹拌室203とを相互に連通させる現像剤通路が、形成されている。現像によって、トナーが消費されてトナー濃度の低下した現像室202内の現像剤は、スクリュー207、208の搬送力により、一方の現像剤通路から撹拌室203内へ移動される。そして、撹拌室203内でトナー濃度の回復した現像剤は、他方の現像剤通路から現像室202内へ移動されるように構成されている。
感光体ドラム153は、図2で示す矢印方向に回転駆動される。感光体ドラム153の周辺には、感光体ドラム153を一様に帯電する一次帯電器220、現像ユニット152、現像された可視トナー像を印刷用紙へ転写する転写帯電器221、ドラムクリーナ222が感光体ドラム回転方向に順次配設されている。
また、感光体ドラム153の上方には、像露光装置223が設けられている。像露光装置223は、半導体レーザ、ポリゴンミラー、反射鏡等からなり、コントローラ110によってデジタル信号に変換された画像に対応するデジタル画素信号(ビデオデータ)の入力を受けて、信号に対応して変調されたレーザビームを照射する。像露光装置223は、前記レーザビームを一次帯電器220と現像ユニット152との間で感光体ドラム153の母線方向に走査するよう照射し、感光体ドラム153のドラム面を露光して静電潜像を形成するようになっている。その後、感光体ドラム153が回転することで、静電潜像が現像ユニット152によって可視トナー像に現像される。
感光体ドラム153下部には、印刷用紙を図2示す矢印で示す方向に搬送する無端状の転写ベルト154が複数のローラー間に架張されて配置される。給紙装置140から給紙された印刷用紙は、転写ベルト154の右側から送給され、転写ベルト154を挟んで対向設置される吸着帯電器230の作用により、転写ベルト154に担持され、左側へ搬送される。印刷用紙が感光体ドラム153と転写帯電器221との間を通過する際、転写帯電器221の作用により、感光体ドラム153上に現像された可視トナー像が印刷用紙へ転写される。トナー像が転写された印刷用紙は、除電用帯電器231によって転写ベルト154から分離され、定着ユニット155へ搬送される。なお、印刷用紙へのトナー転写後に感光体ドラム153上に残存するトナーは、ドラムクリーナ222により除去される。
次に、トナー吐き出し処理について説明する。なお、トナー吐き出し処理が行われるのは、以下の理由からである。前述のように、現像剤は、非磁性トナーと磁性キャリアとからなり、現像室202と撹拌室203とでの撹拌・摺擦によってトナーに電荷が付与される。現像剤中のトナーは、補給され、撹拌・摺擦によって電荷を付与され、現像される過程の中で順次入れ替わるが、この入れ替わりが少ない場合、トナーは、過剰に帯電してしまう。つまり、消費するトナー量が少ない画像を連続して出力し続けた場合、トナーの入れ替わりは、わずかずつしか行われない。結果として、1つのトナーが、現像ユニット152中に存在する時間が長くなり、長期に渡って撹拌・摺擦されることになる。このようにして、長期的に摺擦・撹拌を繰り返された現像剤中のトナーは、徐々に電荷が付与されていき、予め定められた電荷量を大きく上回ってしまうことがある。トナーの持つ電荷が上昇していくと、感光体ドラム153上に形成された潜像に対し、トナーが付着する量が初期の状態に比べて減少し、画像を出力した際にトナー濃度の低下、トナー濃度が低濃度の部分の粒状性の低化といった、画質の劣化として現れる。また、長期的に撹拌・摺擦を繰り返された現像剤中のトナーは、形状が不規則になったり、粒径の分布に偏りを生じたり、現像剤に流動性を向上させる目的で添加さている酸化チタン粒子等の外添剤がトナー表面に埋め込まれたりしていく。その結果、現像剤の流動性が低下する等の劣化が生じ、ユーザが所望する画質を保った画像が得られなくなることがある。トナー吐き出し処理は、現像剤吐き出し処理の一例である。
そこで、本実施形態における印刷装置100では、予め定められた条件を満たした場合に、トナーを強制的に消費させることにより、トナーを強制的に入れ替え、トナーの過剰な帯電を防止し、画質の劣化を防ぐ。この処理をトナー吐き出し処理と呼ぶ。
トナー吐き出し処理は、次のようにして行われる。まず、転写帯電器221と転写ベルト154とを感光体ドラム153から十分離した状態で、通常の画像形成時と同じように、一次帯電器220で回動している感光体ドラム153を帯電する。次に、像露光装置223が、所定量のレーザビームを感光体ドラム153に照射する。そして、感光体ドラム153上のレーザビームを照射された部分が現像スリーブ204に対向する位置を通過している間、現像スリーブ204を回転することで感光体ドラム153上にトナー像を形成する。なお、このように現像したトナー像は、転写せずにドラムクリーナ222で全て除去する。また、トナーを消費している間、若しくは、その後には、消費された量のトナーがトナー補給槽210から現像ユニット152内に補給される。したがって、現像ユニット152内のトナーの入れ替えが行われ、トナーの帯電量及び流動性が適切なものとなる。
図3は、本実施形態に係るトナー吐き出し処理時間予測の動作を示すフローチャートである。図3のフローチャートは、印刷装置100が実行する情報処理の一例である。
図3を参照して、本実施形態において、印刷装置100がトナー吐き出し処理に要する時間を予測する処理について説明する。トナー吐き出し処理時間予測は、印刷装置100が印刷ジョブを受け付けた際(つまり、実際の印刷が開始される前)に行われる。また、本実施形態における印刷装置100は、画像比率が閾値以下の画像が印刷された場合に、トナー吐き出し処理を行い、一回のトナー吐き出し処理には一定の時間Tejectを要するものとする。なお、ここで説明する処理は、CPU114によって実行される。本実施形態において、ステップS305で利用される閾値の値は5%であるとして説明している。しかし、閾値の値は、5%に限定されない。閾値の値は、出荷時に設定されていてもよいし、ユーザの操作に基づきCPU114により設定されてもよい。例えば、CPU114は、操作パネル120へのユーザの操作に基づいて、閾値を設定し、例えばHDD115へ記録するようにしてもよい。
ステップS301では、CPU114は、トナー吐き出し処理の予測時間を表す変数Ttotal及び現在処理中のシート番号を表す変数Sheet#をそれぞれ0に初期化し、ステップS302へ進む。
ステップS302では、CPU114は、変数Sheet#に1加算し、ステップS303へ進む。
ステップS303では、CPU114は、印刷装置100で受け付けた印刷ジョブのうち、シート番号が変数Sheet#に対応するシートの入力画像をビデオデータに展開し、ステップS304へ進む。ここで、印刷装置100で受け付けた印刷ジョブとは、ホストコンピュータ101から送信されたプリントジョブ又は印刷装置100で生成されたコピージョブである。印刷ジョブがホストコンピュータ101から送信された印刷ジョブである場合、入力画像は、ページ記述言語(PDL)で記述され、そのPDLがプリンタエンジン150で印刷可能なビデオデータに展開される。一方、印刷ジョブが印刷装置100で生成されたコピージョブの場合は、スキャナ130で読み込まれたスキャン画像がプリンタエンジン150で印刷可能なビデオデータに展開される。ビデオデータは、予め定められた解像度とビット深度とを持ったビットマップデータである。本実施形態では、幅方向・高さ方向それぞれ1インチ当たり600個のピクセルを持ち、それぞれのピクセルにおけるビット深度は、8ビット(16進数で00H〜FFHまでの256段階)であるものとする。それぞれのピクセルにおける値は、トナー濃度を表し、画像上で、最もトナー濃度が低い部分(白地)が00Hで、最もトナー濃度が高い部分(ベタ)がFFHで表わされる。なお、生成されたビデオデータは、HDD115等の記憶装置に一旦保存され、実際の印刷時に参照される。なお、実際の印刷時には、このビデオデータに応じて像露光装置223が照射するレーザビームの照射量が制御される。入力画像は、画像情報信号の一例である。ビデオデータは、印刷データの一例である。
ステップS304では、CPU114は、ステップS303で展開したビデオデータの画像比率を算出し、ステップS305へ進む。画像比率は、以下のようにして算出される。まず、CPU114は、ビデオデータの全ピクセルにおける00HからFFHまでのトナー濃度信号値を、全ピクセル分足し合わせたもの(これをビデオカウントと呼ぶ)を算出する。そのビデオカウントを、前記ビデオデータと同じピクセル数で全面ベタ(全ピクセルFFH)であるビデオデータのビデオカウントで割ったもの(10進数のパーセント表示)が、画像比率となる。
ステップS305では、CPU114は、ステップS304で算出した画像比率が5%以下であるかどうかを判断する。CPU114は、画像比率が5%以下であると判断された場合はステップS306へ進み、5%よりも大きいと判断された場合はステップS307へ進む。S305の処理は、頻度の予測の処理の一例である。
ステップS306では、CPU114は、変数Ttotalにトナー吐き出し処理に要する時間であるTeject加算し、ステップS307へ進む。
ステップS307では、CPU114は、印刷ジョブにおける全シートの処理が終了したかどうかを判断する。CPU114は、全シートの処理が終了したと判断した場合は、一連の処理を終了し、全シートの処理が終了していないと判断した場合は、ステップS302へ戻り、次のシートに対する処理を続行する。このようにして算出された変数Ttotalの最終的な値が、印刷ジョブにおけるトナー吐き出し処理に要する総時間の予測値となる。
本実施形態の処理によれば、トナー吐き出し処理のように、実績として消費されたトナー量に応じて、印刷途中に発生するエンジン調整に要する時間を印刷開始前に予測することができる。また、CPU114が、操作パネル120等に予測した印刷途中に発生するエンジン調整に要する時間を表示する等の処理を行うことにより、オペレータは、より正確に印刷スケジュールを把握することができ、適切な作業を行うことが可能となる。また、そのためオペレータの利便性が向上する。
<実施形態2>
実施形態1では、単一の現像ユニットを有する(つまり単色の)印刷装置において、印刷ジョブ中に発生するトナー吐き出し処理に要する時間を予測した。本実施形態では、異なる色のトナー像を形成する複数の現像ユニットを有する印刷装置を用いて説明する。その中でも、最も一般的な構成である、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の4色のトナー現像ユニットを有する印刷装置を用いて説明する。また、実施形態1では、印刷ジョブ中のトナー吐き出し処理時間のみを予測した。しかし、本実施形態では、トナー吐き出し処理時間を含み、印刷ジョブの印刷開始から終了に要する時間を予測し、それをオペレータに対して視覚的に表示するようにした例について説明する。
なお、本実施形態では、実施形態1と異なる部分のみ説明し、同じ構成のものについては、同一の符号を用いて説明する。なお、本実施形態に係る印刷システムのシステム構成等は、実施形態1の図1で説明したものと同様である。
図4は、本実施形態に係る画像形成部151の構成を示す図である。
400M、400C、400Y、400Kは、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー、及びブラックの各色に対応するトナー像を形成する画像形成処理部である。図4に示すように、画像形成処理部400M、400C、400Y、400Kが、転写ベルト154上にその移動方向に沿って順次配列されている。各画像形成処理部は、それぞれトナー補給槽210・現像ユニット152・感光体ドラム153・像露光装置223・一次帯電器220・転写帯電器221・ドラムクリーナ222から構成される。これらは、図2で説明したものと実質的に同一の構成を有するためその説明を省くが、実施形態1と異なる点は、それらが画像形成処理部毎に異なる色成分を取り扱う点である。図4では、各符号末尾に付したM、C、Y、Kが、それぞれ扱う色成分を示している。例えばトナー補給槽210M、210C、210Y、210Kには、それぞれマゼンタ、シアン、イエロー、及びブラックの各色のトナーが収容されている。本実施形態におけるコントローラ110は、画像データを色分解して各色成分のデジタル画素信号(ビデオデータ)を生成し像露光装置223M、223C、223Y、223Kに入力する。つまり、像露光装置223Mにはマゼンタ成分に対応する画素信号が、像露光装置223Cにはシアン成分に対応する画素信号が、像露光装置223Yにはイエロー成分に対応する画素信号が、像露光装置223Kにはブラック成分に対応する画素信号が、入力される。このようにして、マゼンタ、シアン、イエロー、及びブラックの各色に対応する静電潜像が感光体ドラム153M、153C、153Y、153Kに形成される。その後、各静電潜像は現像ユニット152M、152C、152Y、152Kによって、それぞれ対応する色の可視トナー像に現像される。感光体ドラム153M、153C、153Y、153K下部には、無端状の転写ベルト154が複数のローラー間に架張されて配置される。給紙装置140から給紙された印刷用紙は、転写ベルト154の右側から送給され、転写ベルト154を挟んで対向設置される吸着帯電器230の作用により、転写ベルト154に担持される。転写ベルト154は図4の矢印で示す方向に駆動され、担持した印刷用紙を各画像形成処理部400M、400C、400Y、400Kへと順次搬送する。この際、転写帯電器221M、221C、221Y、221Kの作用により、感光体ドラム153M、153C、153Y、153K上に現像された可視トナー像が印刷用紙へ順次に重ねて転写されてカラー画像が合成される。トナー像が転写された印刷用紙は、除電用帯電器231によって転写ベルト154から分離され、定着ユニット155へ搬送される。なお、印刷用紙へのトナー転写後に感光体ドラム153M、153C、153Y、153K上に残存するトナーは、それぞれドラムクリーナ222M、222C、222Y、222Kにより除去される。
図5は、印刷装置100においてシートが排紙されるまでに要する時間を示す図である。
時間軸500は、時間の経過を表す時間軸で、右に進むほど時間が経過したことを表す。時点501は、印刷装置100が印刷ジョブ中のN番目のシート(シートN)を排紙完了した時点を表す。時点502は、印刷装置100がシートNの直前のシート(シートN−1)を排紙完了した時点を表す。時点502から時点501までに要した時間、つまり図5中、時間503で表された時間が、シートN−1排紙完了後に続けてシートNを排紙するのに要した時間となる。図5に示すように、時間503は、時間510〜513で示す処理に要する時間の積算時間となる。
時間510は、シートNを物理的に搬送するのに要する時間を表す。この搬送時間は、印刷速度と用紙搬送方向の用紙長とによって決定される。例えば、A4用紙の印刷速度が60ppm(1分間に60枚のA4用紙を排紙可能であることを表す)である印刷装置では、A4用紙の搬送時間は1秒であり、用紙搬送方向の用紙長がA4の2倍であるA3用紙の搬送時間は2秒となる。時間511は、トナー吐き出し処理に要する時間を表す。トナー吐き出し処理に要する時間は、印刷装置によって固有の時間を要する。本実施形態では、実施形態1と同様にTejectとする。また、シートN−1排紙からシートN排紙までの間に、トナー吐き出し処理が発生しない場合は、トナー吐き出し処理に要する時間は0となる。時間512は、給紙段切り替えに要する時間を表す。シートN−1とシートNで使用される印刷用紙が異なる場合や、シートN−1を給紙した給紙段から用紙が無くなり、シートN印刷時に別の給紙段から給紙する場合には、給紙段を切り替える必要がある。給紙段の切り替えに要する時間は、予め印刷装置メーカーが行った実験結果に基づいた時間が、HDD115に記録されている。そして、例えば、CPU114がHDD115に記録されている前記時間を参照することによって予め予想することが可能となっている。また、給紙段の切り替えが発生しない場合は、給紙段の切り替えに要する時間は0となる。時間513は、定着温度調整に要する時間を表す。シートNを印刷するために必要となる定着温度が、シートN−1のものと異なる場合には、定着温度の調整(定着ユニット155の温度上昇又は下降)が必要となる。定着温度調整に要する時間は、予め印刷装置メーカーが行った実験結果に基づいた時間が、HDD115に記録されている。そして、CPU114がHDD115に記録されている前記時間を参照することによって予め予想することが可能となっている。また、定着温度調整が発生しない場合は、定着温度調整に要する時間は0となる。
図6は、本実施形態に係る印刷装置100の動作を示すフローチャートである。
図6を参照して、本実施形態において、印刷装置100が、印刷ジョブの印刷開始から終了に要する時間をトナー吐き出し処理時間を含めた上で予測し、それをオペレータに対して視覚的に表示する処理について説明する。印刷時間予測は、印刷装置100が印刷ジョブを受け付けた際(つまり実際の印刷が開始される前)に行われる。また、本実施形態における印刷装置100では、トナー吐き出し処理は各画像形成処理部で独立かつ並行して行われ、過去5シートの平均画像比率が閾値以下である場合に実施されるものとする。つまり、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックそれぞれについて、過去5シートの平均画像比率が閾値以下であった場合には、トナー吐き出し処理が実施される。しかし、一度に複数色のトナー吐き出し処理が実施される場合でも、それらは並行処理されるため、トナー吐き出し処理に要する時間は変わらない。なお、一回のトナー吐き出し処理には一定の時間Tejectを要するものとする。図6において、図3で説明したステップと同じ処理を行うステップについては同じ符号を付し、その説明を省略する。なお、ここで説明する処理は、CPU114によって実行される。本実施形態において、ステップS605の判定及びステップS606での平均化に利用されるシート数は5であるとして説明している。しかし、シート数は5に限定されない。シート数は、出荷時に設定されていてもよいし、ユーザの操作に基づきCPU114により設定されてもよい。例えば、CPU114は、操作パネル120へのユーザの操作に基づいて、シート数を設定し、例えばHDD115へ記録するようにしてもよい。また、本実施形態において、ステップS606で利用される閾値の値は5%であるとして説明している。しかし、閾値の値は5%に限定されない。閾値の値は、出荷時に設定されていてもよいし、ユーザの操作に基づきCPU114により設定されてもよい。例えば、CPU114は、操作パネル120へのユーザの操作に基づいて、閾値を設定し、例えばHDD115へ記録するようにしてもよい。
ステップS601では、CPU114は、ステップS303で展開したビデオデータから、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの色成分毎に画像比率を算出し、図7に示す画像比率テーブルに記憶し、ステップS602へ進む。画像比率の算出方法は、実施形態1と同様の方法であるため、その説明を省く。
ステップS602では、CPU114は、シート番号が変数Sheet#に対応するシートの用紙搬送時間を算出し、変数Ttotalに加算し、ステップS603へ進む。
ステップS603では、CPU114は、シート番号が変数Sheet#に対応するシートの給紙段切り替え時間を算出し、変数Ttotalに加算し、ステップS604へ進む。
ステップS604では、CPU114は、シート番号が変数Sheet#に対応するシートの定着温度調整時間を算出し、変数Ttotalに加算し、ステップS605へ進む。
ステップS605では、CPU114は、変数Sheet#が5の倍数であるかどうかを判断する。CPU114は、5の倍数であると判断された場合はステップS606へ進み、5の倍数でないと判断された場合はステップS608へ進む。
ステップS606では、CPU114は、図7に示す画像比率テーブルを参照して過去5シートの平均画像比率を算出し、マゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの何れかの色において、平均画像比率が5%以下であるかどうかを判断する。即ち、CPU114は、過去5シート分の期間内の平均画像比率に基づいて平均画像比率が5%以下であるかどうかを判断する。過去5シートの平均画像比率とは、例えば現在のSheet#がNの場合は、Sheet#がシートN・シートN−1・シートN−2・シートN−3・シートN−4の5シートにおける画像比率を平均したものを表す。CPU114は、平均画像比率が5%以下であると判断された場合はステップS607へ進み、5%よりも大きいと判断された場合はステップS608へ進む。
ステップS607では、CPU114は、変数Ttotalにトナー吐き出し処理に要する時間であるTejectを加算し、ステップS608へ進む。
ステップS608では、CPU114は、印刷ジョブにおける全シートの処理が終了したかどうかを判断する。CPU114は、全シートの処理が終了したと判断した場合はステップS609へ進み、全シートの処理が終了していないと判断した場合はステップS302へ戻り、次のシートに対する処理を続行する。このようにして算出された変数Ttotalの最終的な値が、印刷ジョブにおける印刷時間の予測値となる。
ステップS609では、CPU114は、図8に示すスケジュール画面に印刷ジョブの印刷時間予測を表示し、一連の処理を終了する。ステップS609の処理は、印刷するのに要する時間に係る情報を時系列に表示する表示制御処理の一例である。
図7は、シート毎の画像比率を記録した画像比率テーブルを示す図である。画像比率テーブルは、印刷ジョブ毎に生成され、HDD115等の記憶装置に記憶される。
列701は、印刷ジョブのシート番号を表す。列702は、列701で示されたシート番号におけるマゼンタ成分の画像比率を表す。列703は、列701で示されたシート番号におけるシアン成分の画像比率を表す。列704は、列701で示されたシート番号におけるイエロー成分の画像比率を表す。列705は、列701で示されたシート番号におけるブラック成分の画像比率を表す。
各シートの画像比率は、図6で示したようにステップS601で順次記録され、その後ステップS606において各シートの画像比率から、過去の数シートにおける平均画像比率が算出される。
図8は、操作パネル120に表示されるスケジュール画面を示す図である。
インタフェース画面800は、操作パネル120に表示されるインタフェース画面全体を表す。
テーブル810は、印刷ジョブのスケジュールを表すテーブルである。テーブル810おいて、横軸811は、時刻を表す時刻目盛である。行812は、横軸811で表示された時間帯において印刷されると予測される印刷ジョブを表示する行である。図8では、Job1〜Job4までの4つのジョブが表示されている様子を表す。各印刷ジョブは、図6のフローチャートで説明した処理によって予測される印刷時間に応じて、表示される幅が変化する。オペレータは、横軸811と行812とを参照することで、どの印刷ジョブがいつ印刷開始され、いつ印刷終了するかの予測を確認することが可能である。列813は、行812に表示された印刷ジョブが印刷される際に消費する用紙を表す列である。列813に表示される用紙の種類・数は、表示される印刷ジョブに応じて変化する。図8では、用紙814〜816の3種類の用紙が表示されている様子が表されている。表示ユニット817〜821は、列813に表示された用紙が消費される時間帯を帯状に表した表示ユニットである。オペレータは、これらの表示ユニットを参照することで、いつ・どの用紙が使用されるかの予測を予め確認することが可能である。
以上、本実施形態の処理によれば、異なる色のトナー像を形成する複数の現像ユニットを有する印刷装置においても、実績として消費されたトナー量に応じて、印刷途中に発生するエンジン調整に要する時間を印刷開始前に予測することができる。また、CPU114が、印刷ジョブの印刷開始から終了までに要する時間を、印刷途中に発生するエンジン調整に要する時間を含んだ上で、予測し、それをオペレータに対して視覚的に表示することができる。そのため、オペレータは、より正確に印刷スケジュールを把握することができ、適切な作業を行うことが可能となり、利便性が向上する。
<実施形態3>
実施形態1及び2では、トナー吐き出し処理を例に、CPU114が、印刷装置100の調整処理に要する時間を予測する処理の一例を説明した。しかし、トナー量に応じて、印刷途中に発生する調整であれば、同様に上述した実施形態の処理を適用することができる。例えば、消費されるトナー量が閾値以上である場合に、画像形成処理部で形成されたトナー像を確実にクリーニングするため、特別なクリーニング処理が行われるようにされた印刷装置がある。この場合も、CPU114が、ビデオデータから算出された画像比率から、前記特別なクリーニングの発生を予測し、前記特別なクリーニングの処理時間を予測するようにしてもよい。本実施形態においても、消費されるトナー量の閾値の値は、1つの値に限定されない。前記閾値の値は、出荷時に設定されていてもよいし、ユーザの操作に基づきCPU114により設定されてもよい。例えば、CPU114は、操作パネル120へのユーザの操作に基づいて、閾値を設定し、例えばHDD115へ記録するようにしてもよい。
また実施形態1及び2では、印刷エンジンとコントローラとが同一装置に内蔵されている例について説明したが、印刷エンジンとコントローラとがそれぞれ独立した装置であっても、上述した処理を適応することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 印刷装置、101 ホストコンピュータ、114 CPU

Claims (14)

  1. 消費された現像剤の量に応じて調整処理を行う印刷装置であって、
    画像情報信号から各印刷用紙における色成分ごとの画像比率を取得する取得手段と、
    前記取得された前記画像比率に応じて前記調整処理が行われる頻度を予測し、前記調整処理に要する処理時間を予測する予測手段と、
    を有する印刷装置。
  2. 前記取得手段は、画像情報信号の各色成分における濃度信号から前記画像比率を算出し、取得する請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記予測手段により予測された前記調整処理に要する処理時間を含む、印刷データを印刷するのに要する時間を予測する印刷時間予測手段を更に有する請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 前記印刷時間予測手段により予測された前記印刷データを印刷するのに要する時間に係る情報を時系列に表示する表示制御手段を更に有する請求項3記載の印刷装置。
  5. 前記予測手段は、前記取得された前記画像比率が設定された第1の値以下である場合、前記調整処理が行われると判断し、前記調整処理に要する処理時間を予測する請求項1乃至4何れか1項記載の印刷装置。
  6. 前記予測手段は、前記取得された前記画像比率が設定された第1の値以下である場合、前記調整処理の一つとして現像剤吐き出し処理が行われると判断し、前記現像剤吐き出し処理に要する処理時間を含む前記調整処理に要する処理時間を予測する請求項5記載の印刷装置。
  7. 前記予測手段は、前記取得された前記画像比率に基づいて、設定された期間内の印刷における平均画像比率を求め、前記平均画像比率が設定された第1の値以下である場合、前記調整処理が行われると判断し、前記調整処理に要する処理時間を予測する請求項1乃至4何れか1項記載の印刷装置。
  8. 前記予測手段は、前記平均画像比率が設定された第1の値以下である場合、前記調整処理の一つとして現像剤吐き出し処理が行われると判断し、前記現像剤吐き出し処理に要する処理時間を含む前記調整処理に要する処理時間を予測する請求項7記載の印刷装置。
  9. 前記予測手段は、前記取得された前記画像比率が設定された第2の値以上である場合、前記調整処理が行われると判断し、前記調整処理に要する処理時間を予測する請求項1乃至4何れか1項記載の印刷装置。
  10. 前記予測手段は、前記取得された前記画像比率が設定された第2の値以上である場合、前記調整処理の一つとしてクリーニング処理が行われると判断し、前記クリーニング処理に要する処理時間を含む前記調整処理に要する処理時間を予測する請求項9記載の印刷装置。
  11. 前記予測手段は、前記取得された前記画像比率に基づいて、設定された期間内の印刷における平均画像比率を求め、前記平均画像比率が設定された第2の値以上である場合、前記調整処理が行われると判断し、前記調整処理に要する処理時間を予測する請求項1乃至4何れか1項記載の印刷装置。
  12. 前記予測手段は、前記平均画像比率が設定された第2の値以上である場合、前記調整処理の一つとしてクリーニング処理が行われると判断し、前記クリーニング処理に要する処理時間を含む前記調整処理に要する処理時間を予測する請求項11記載の印刷装置。
  13. 消費された現像剤の量に応じて調整処理を行う印刷装置が実行する情報処理方法であって、
    画像情報信号から各印刷用紙における色成分ごとの画像比率を取得する取得ステップと、
    前記取得された前記画像比率に応じて前記調整処理が行われる頻度を予測し、前記調整処理に要する処理時間を予測する予測ステップと、
    を含む情報処理方法。
  14. 消費された現像剤の量に応じて調整処理を行うコンピュータに、
    画像情報信号から各印刷用紙における色成分ごとの画像比率を取得する取得ステップと、
    前記取得された前記画像比率に応じて前記調整処理が行われる頻度を予測し、前記調整処理に要する処理時間を予測する予測ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017191234A (ja) * 2016-04-14 2017-10-19 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
JP2017198937A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、画像形成システムおよび報知方法

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