JP2015204452A - 積層セラミックキャパシタ及び積層セラミックキャパシタの実装基板 - Google Patents

積層セラミックキャパシタ及び積層セラミックキャパシタの実装基板 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、積層セラミックキャパシタ及び積層セラミックキャパシタの実装基板に関する。【解決手段】本発明の一実施形態によれば、厚さ方向に対向する上面及び下面、長さ方向に対向する第1及び第2の端面を有し幅より厚さが大きいセラミック本体と、上記セラミック本体内に配置された内部電極と、上記セラミック本体の第1及び第2の端面にそれぞれ配置され上記セラミック本体の下面に伸びた下部バンド部を含む第1及び第2の外部電極と、上記下部バンド部が露出するように上記第1及び第2の外部電極及び上記セラミック本体の表面に配置される絶縁部と、を含み、上記絶縁部は下部の厚さが上部の厚さより厚い積層セラミックキャパシタが提供される。【選択図】図1

Description

本発明は、積層セラミックキャパシタ及び積層セラミックキャパシタの実装基板に関する。
積層セラミックキャパシタは、積層された複数の誘電体層、一つの誘電体層を介して対向配置される内部電極、及び上記内部電極に電気的に接続された外部電極を含む。
積層セラミックキャパシタは、基板に実装されて用いられ、基板への実装時に回路基板上の実装パッド上にハンダを介して電気的に連結され、上記実装パッドは、基板上の配線パターンや導電性ビアを介して他の外部回路と連結されることができる。
韓国特許第10‐0586962号公報
本発明の目的は、積層セラミックキャパシタ及び積層セラミックキャパシタが実装された基板を提供することである。
本発明の一実施形態によれば、内部電極と誘電体層を備えるセラミック本体と、上記セラミック本体に配置された第1及び第2の外部電極と、上記セラミック本体及び上記第1及び第2の外部電極の表面に配置される絶縁部と、を含む積層セラミックキャパシタが提供される。
上記積層セラミックキャパシタにおいて、上記セラミック本体の厚さ寸法は、セラミック本体の幅寸法より大きい。
上記絶縁部は、上記外部電極のうち上記セラミック本体の下面に伸びたバンド部が露出するように外部電極及びセラミック本体の表面に配置され、積層セラミックキャパシタの実装安定性の向上のために上部の厚さより下部の厚さが厚く形成される。
本発明の他の実施形態によれば、上部に第1及び第2の電極パッドを有する印刷回路基板と、上記印刷回路基板上に配置された積層セラミックキャパシタと、を含み、上記積層セラミックキャパシタは、内部電極を備え幅より厚さが大きいセラミック本体、上記セラミック本体の第1及び第2の端面に配置される第1及び第2の外部電極、及び上記セラミック本体及び上記第1及び第2の外部電極の表面に配置される絶縁部を含む積層セラミックキャパシタの実装基板が提供される。
本発明の一実施形態によれば、チップの倒れ現象が改善されて実装安定性に優れた積層セラミックキャパシタ及びその実装基板を提供することができる。
本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタをセラミック本体及び外部電極が見えるように示す斜視図である。 図1のA‐A’線に沿う断面図である。 図1のB‐B’線に沿う断面図である。 本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタの幅‐厚さ方向の断面図であって内部電極及び誘電体層の配置の変形例を示す断面図である。 本発明の他の実施形態による積層セラミックキャパシタの実装基板を示す斜視図である。 図5のC‐C’線に沿う断面図である。
以下では、添付の図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
積層セラミックキャパシタ
図1は本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタ100を概略的に示す斜視図であり、図2は図1のA‐A’線に沿う断面図である。
図1及び図2を参照すると、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタ100は、セラミック本体110、外部電極131、132、及び絶縁部140を含む。
上記セラミック本体110は、複数の誘電体層111を含み、厚さ方向に対向する上面S及び下面S、幅方向に対向する第1の側面1及び第2の側面2、及び長さ方向に対向する第1の端面3及び第2の端面4を有することができる。上記セラミック本体110の形状は、特に制限されない。例えば、上記セラミック本体110は、完全な直線を有する六面体状ではないが、略六面体状である。
上記セラミック本体110は、複数の誘電体層111と内部電極121、122を含むことができる。
上記セラミック本体は、誘電体層111上に形成された内部電極121、122を含み、内部電極が形成された複数の誘電体層が積層されて形成されることができる。上記内部電極は、第1の内部電極121及び第2の内部電極122を含むことができる。上記第1及び第2の内部電極121、122は、一つの誘電体層111を介して上記誘電体層上に交互に配置されることができる。
上記第1の内部電極121は上記セラミック本体の第1の端面3から露出し、上記第2の内部電極122は上記セラミック本体の第2の端面4から露出することができる。
また、上記セラミック本体110は、内部電極を外部衝撃から保護するために最外側内部電極の外側に配置されたカバー層112、113を含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、図1及び図2のT‐方向はセラミック本体110の厚さ方向、L‐方向はセラミック本体110の長さ方向、W‐方向はセラミック本体110の幅方向である。
上記厚さ(T)方向とは、本発明の積層セラミックキャパシタ100を基板に実装するときに基板に垂直な方向のことである。
本発明の一実施形態によれば、上記誘電体層111及び内部電極121、122は、図2に示されているようにセラミック本体の厚さ(T)方向に積層されることができる。
図1及び図2に示されているように、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタは、高容量を具現するために、幅(W)寸法と厚さ(T)寸法が同じではなく、上記セラミック本体110の幅(W)寸法よりも厚さ(T)寸法が大きい。
本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタ100は、セラミック本体110の厚さ寸法の増加によって、基板への実装時に十分な空間確保が可能であり且つ高容量を具現することができる。
図2のように内部電極121、122を上記セラミック本体110の厚さ方向に積層してセラミック本体の厚さを増加させる場合、内部電極121、122の積層数を増加させることができる。これにより、印刷回路基板に積層セラミックキャパシタを実装するときに印刷回路基板上で積層セラミックキャパシタが占める面積を増加させなくても容量を増加させることができる。
本発明の一実施形態によれば、上記下面Sは、上記積層セラミックキャパシタを印刷回路基板に実装するときに印刷回路基板と隣接して対向する実装面でもある。
上記内部電極121、122がセラミック本体110の厚さ方向に積層された場合、上記第1及び第2の内部電極121、122は、上記セラミック本体の上面S又は下面Sに水平に配置されることができる。例えば、上記第1及び第2の内部電極121、122は、積層セラミックキャパシタを印刷回路基板に実装するとき、上記印刷回路基板と対向する面である下面S(実装面)に水平に配置されることができる。
上記セラミック本体110は、複数の誘電体層111及び内部電極121、122を積層した後に焼成することにより形成されることができる。このようなセラミック本体110の形状、寸法及び誘電体層111の積層数は、本実施形態に限定されない。
上記誘電体層111の積層数は、特に制限されないが、セラミック本体の厚さ方向に誘電体層及び内部電極が積層される場合は、例えば、500層以上であれば良い。誘電体層がセラミック本体の厚さ方向に積層される場合、上記のように誘電体層111の積層数を500層以上にすることにより、上記セラミック本体の厚さ(T)が幅(W)より大きい高容量積層セラミックキャパシタを具現することができる。
本発明の一実施形態によれば、上記誘電体層111の平均厚さは、積層セラミックキャパシタの容量設計に合わせて任意に変わっても良い。
また、誘電体層111は、高誘電率を有するセラミック粉末、例えば、チタン酸バリウム(BaTiO)系又はチタン酸ストロンチウム(SrTiO)系粉末を含むことができるが、本発明はこれに限定されるものではない。
上記カバー層112、113は、内部電極を含まないことを除いて誘電体層111と同じ材質及び構成を有することができる。上記カバー層は、単一の誘電体層又は二つ以上の誘電体層を積層して形成されたものであり、物理的又は化学的ストレスによる第1及び第2の内部電極121、122の損傷を防止する役割を行うことができる。
上記第1及び第2の内部電極121、122は、特に制限されず、例えば、パラジウム(Pd)、パラジウム‐銀(Pd‐Ag)合金等の貴金属材料及びニッケル(Ni)、銅(Cu)のうち一つ以上の物質からなる導電性ペーストを用いて形成されることができる。
一方、上記第1及び第2の内部電極121、122は、相違する極性を有する一対の電極であり、誘電体層111上に所定の厚さで導電性金属を含む導電性ペーストを印刷して形成されることができる。
上記第1及び第2の内部電極121、122の焼成後の平均厚さは、静電容量を形成できれば特に制限されず、例えば、0.6μm以下であれば良い。
上記第1及び第2の内部電極121、122の平均厚さは、セラミック本体110の厚さ‐幅方向の断面のイメージを走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)でスキャンすることにより測定されることができる。
例えば、セラミック本体110の長さ(L)方向の中央部に沿う幅‐厚さ方向(W‐T)の断面を走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)でスキャンしたイメージから抽出された任意の内部電極に対し、幅方向に等間隔の30個の地点の厚さを測定して平均値を測定することができる。
上記等間隔の30個の地点は、第1及び第2の内部電極121、122が重なる領域を意味する容量形成部で測定されることができる。
また、このような平均値の測定を10個以上の内部電極に拡張して行うと、内部電極の平均厚さをより一般化することができる。
本発明において、「第1」及び「第2」とは、相違する極性を意味する。
上記外部電極131、132は、上記セラミック本体110の外部面に配置されて内部電極121、122と電気的に連結されることができる。上記外部電極は、第1の外部電極131及び第2の外部電極132を含むことができる。上記第1の外部電極131は上記セラミック本体110の第1の端面3に配置されて上記第1の内部電極121と電気的に連結されることができ、上記第2の外部電極132は上記セラミック本体110の第2の端面4に配置されて上記第2の内部電極122と電気的に連結されることができる。
上記第1の外部電極131及び第2の外部電極132は、上記第1の端面3及び第2の端面4に配置されたヘッド部131a、132aと、上記ヘッド部131a、132aから上記上面S、下面S、第1の側面1及び第2の側面2のうち上記下面Sを含む少なくとも一面に伸びたバンド部131b、131c、131d、132b、132c、132dと、を含むことができる。
上記外部電極のうち、上記セラミック本体の第1の端面及び第2の端面に配置された領域はヘッド部131a、132a、上記セラミック本体の下面に伸びた領域は下部バンド部131b、132b、上記セラミック本体の上面に伸びた領域は上部バンド部131c、132c、上記セラミック本体の第1又は第2の側面に伸びた領域は側面バンド部131d、132dと定義されることができる。
上記第1及び第2の外部電極131、132は、特に制限されず、金属粉末にガラスフリットを添加して製造された外部電極用ペーストを塗布した後に焼成することにより形成されることができる。
上記外部電極用ペーストは、セラミック本体を導電性ペーストにディッピング(dipping)する方式で塗布されるか、又はセラミック本体に外部電極用ペーストをスクリーン印刷する方式で塗布されることができるが、これに制限されるものではない。
図1及び図2を参照すると、上記絶縁部140は、上記セラミック本体と第1及び第2の外部電極131、132の表面の一部に配置される。
上記絶縁部140は、上記外部電極131、132の下部バンド部131b、132bが露出するように上記セラミック本体と上記第1及び第2の外部電極の表面に配置される。
上記絶縁部140は、上記第1及び第2の外部電極131、132の表面及び外部電極が配置されていないセラミック本体110の表面に配置されることができる。
例えば、上記絶縁部140は、上記セラミック本体110の下面S及び上記第1及び第2の外部電極の下部バンド部131b、132bが露出するように上記外部電極131、132の表面とセラミック本体110の表面に配置されることができる。或いは、上記絶縁部140は、上記セラミック本体の下面S及び上面Sと上記外部電極の下部バンド部131b、132b及び上部バンド部131c、132cが露出するように配置されることができる。
例えば、上記絶縁部140は、上記セラミック本体の第1及び第2の側面1、2のうち外部電極131、132が配置されていない領域、第1及び第2の端面3、4のうち外部電極が配置されていない領域、及び外部電極131、132のうち第1及び第2の側面1、2と第1及び第2の端面3、4に配置された領域の表面に配置されることができる。
本発明の一実施形態によれば、上記絶縁部140は、セラミック本体の上面S、下面S、上記第1及び第2の外部電極131、132の上部バンド部131c、132c及び下部バンド部131b、132bを除いたセラミック本体110及び外部電極131、132の表面を覆うように形成されることができる。
上記下部バンド部131b、132bは、基板への実装時にハンダと連結されて外部から電流が印加される経路として機能する。
誘電体層111は圧電性及び電歪性を有するため、積層セラミックキャパシタに直流又は交流電圧が印加されるときに上記内部電極121、122の間で圧電現象が発生して振動が発生する可能性がある。
このような振動は、基板への実装時に積層セラミックキャパシタと連結されたハンダを介して上記積層セラミックキャパシタが実装された印刷回路基板に伝達され、上記印刷回路基板全体が音響放射面となり、雑音となる振動音を発生させる。
上記振動音は人に不快感を与える可聴周波数に該当し、このように人に不快感を与える振動音をアコースティックノイズ(acoustic noise)という。
アコースティックノイズは、積層セラミックキャパシタを基板に実装するにあたりハンダの配置と密接な関連がある。積層セラミックキャパシタに配置されたハンダの高さが高いほど、圧電現象による振動が印刷回路基板に伝達されやすくなるため、アコースティックノイズが増加する。よって、積層セラミックキャパシタに配置されたハンダの高さを最小にした方がアコースティックノイズの低減に有利である。
外部電極の表面に絶縁部が配置されていない形態の積層セラミックキャパシタの場合は、基板への実装時にハンダが表面張力によって外部電極を伝って実装面に垂直な方向に上昇してアコースティックノイズを増加させるという問題があった。
しかしながら、本発明の一実施形態のように実装面に垂直な面(セラミック本体の側面及び端面)に配置された外部電極が絶縁部によってカバーされる場合は、ハンダが実装面に垂直な面に配置された外部電極を伝って上昇しないか又は極少量上昇するため、アコースティックノイズが顕著に減少する効果がある。
ハンダの上昇を効率的に防止するために、上記絶縁部140は、積層セラミックキャパシタを基板に実装するときのハンダ温度で溶融されない材料で形成されることができる。
例えば、上記絶縁部140は熱硬化性樹脂で形成されることができ、上記熱硬化性樹脂はエポキシ樹脂であれば良いが、特に制限されない。
また、上記絶縁部140は、特に制限されず、熱硬化性樹脂、セラミック、無機フィラー、ガラス又はこれらの混合物を含むことができる。
但し、本発明の一実施形態のようにセラミック本体110の厚さ寸法が幅寸法より大きく形成される場合は、基板への実装時に基板上でキャパシタが占める面積が同じでも高容量を確保することができるという長所があるが、積層セラミックキャパシタの重心が上昇することにより、ピックアップ(Pick‐up)過程でチップがテーピングポケット内で傾いてチップを取り上げることができなくなる不良が発生するか、又は装着過程でチップの倒れ現象が発生する頻度が増加する問題が発生する可能性がある。
特に、積層セラミックキャパシタを基板に実装するとき又は基板に実装した後にチップの倒れ現象が発生する場合は、隣接して配置された積層セラミックキャパシタの外部電極間の接触によって短絡が発生する可能性がある。
しかしながら、本発明の一実施形態のように絶縁部140が外部電極の側面バンド部131d、132dと上記セラミック本体の端面に配置された外部電極のヘッド部131a、132aをカバーする場合は、チップの倒れ現象が発生しても外部電極間の接触による短絡を防止することができる。
したがって、積層セラミックキャパシタを基板に実装するときに積層セラミックキャパシタが倒れても短絡が発生しないため、信頼性を向上させることができ、積層セラミックキャパシタ間の間隔を従来より狭くして実装することができるため、実装密度(基板の単位面積当たりに配置された電子部品の面積)を増加させることができる。
図3は、図1のB‐B’線に沿う断面図である。
図1の断面図である図2及び図3を参照すると、本発明の一実施形態による絶縁部140は、絶縁部の高さの1/2を基準に下部の厚さが上部の厚さより厚く形成されることができる。例えば、上記上部絶縁部の平均厚さより上記下部絶縁部の平均厚さが厚く形成されることができる。
上記上部絶縁部と下部絶縁部は、連結されているが、上記絶縁部の高さの1/2を基準に分けられることができる。
例えば、上記上部絶縁部において最も厚い領域の厚さをa、上記下部絶縁部において最も厚い領域の厚さをbとしたとき、上記絶縁部はa<bを満たすことができる。
本発明の一実施形態のように上記絶縁部140の下部の厚さが上部の厚さより厚く形成される場合は、積層セラミックキャパシタの下部の体積増加によって、基板への実装時にチップが倒れる問題が改善され、積層セラミックキャパシタの実装安定性を確保することができる。
本発明の一実施形態とは異なり、外部電極及び絶縁部がセラミック本体の厚さ方向の中心部を基準に対称的に形成される場合は、積層セラミックキャパシタの重心がセラミック本体の重心と略同じ位置に形成される可能性がある。しかしながら、本発明の一実施形態のように絶縁部140の下部の厚さを上部の厚さより厚く形成する場合は、積層セラミックキャパシタの重心をセラミック本体の厚さ方向の下側に移動させることができるため、基板への実装時の実装安定性を確保することができる。
本発明の一実施形態によれば、上記絶縁部140のうち、上部絶縁部において最も厚い領域の厚さをa、上記下部絶縁部において最も厚い領域の厚さをbとしたとき、b/aは1.2〜2を満たすことができる。
b/aが1.2未満の場合は、積層セラミックキャパシタの重心を下側に移動させる効果が大きく得られず、b/aが2を超える場合は、絶縁部の厚さの増加によって積層セラミックキャパシタを基板に実装するときの実装効率が減少する可能性がある。
上述したように、本発明の一実施形態によれば、上記絶縁部140の下部が上部より厚く形成されることにより、積層セラミックキャパシタの下部の体積を増加させることができ、積層セラミックキャパシタ全体の重心がセラミック本体の重心より厚さ方向の下側に配置されることができる。これにより、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタは、基板への実装時のチップの倒れ現象が改善されて実装安定性を確保することができる。
図4は、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタの幅‐厚さ方向の断面図であって内部電極121、122及び誘電体層111の積層方向の変形例を示す断面図である。図4に示されているように、上記内部電極121、122及び誘電体層111は、セラミック本体の幅(W)方向に積層されることができる。
図4の変形例において、厚さ(T)方向とは、本発明の積層セラミックキャパシタ100を基板に実装するときに基板に垂直な方向のことである。
図4のように内部電極121、122をセラミック本体110の幅方向に積層してセラミック本体110の厚さを増加させる場合、内部電極121、122が重なる面積を増加させることができるため、基板への実装時に積層セラミックキャパシタが占める面積が同じでも高容量を確保することができる。また、内部電極の積層数を大きく増加させずに重なり面積を増加させることにより高容量を確保することができるため、電流経路が減少し、その結果、内部電極を厚さ方向に積層した形態に比べて等価直列インダクタンス(ESL、Equivalent Serial Inductance)を減少させることができる。
図4に示されているように上記内部電極121、122がセラミック本体110の幅方向に積層された場合、第1及び第2の内部電極121、122は、上記セラミック本体の上面S又は下面Sに垂直に配置されることができる。即ち、上記第1及び第2の内部電極121、122は、積層セラミックキャパシタを基板に実装するときに基板と対向する面である下面S(実装面)に垂直に配置されることができる。
積層セラミックキャパシタの実装基板200
図5は本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタの実装基板200を示す斜視図であり、図6は図5のC‐C’線に沿う断面図である。
図5及び図6を参照すると、本発明の一実施形態による積層セラミックキャパシタの実装基板200は、積層セラミックキャパシタ100、積層セラミックキャパシタ100が実装される印刷回路基板210、及び印刷回路基板210の上面に離隔して形成された第1及び第2の電極パッド221、222を含む。
この際、積層セラミックキャパシタ100は、第1及び第2の外部電極131、132がそれぞれ第1及び第2の電極パッド221、222上に位置した状態でハンダ230によって印刷回路基板210と電気的に連結されることができる。
上記積層セラミックキャパシタ100は、幅より厚さが大きいセラミック本体110と、上記セラミック本体内に配置された内部電極121、122と、上記セラミック本体の内部電極と連結される外部電極131、132と、セラミック本体及び外部電極の表面に配置される絶縁部140と、を含む。
上記セラミック本体110は、厚さ方向に対向する上面及び下面、及び長さ方向に対向する第1及び第2の端面を有し、上記外部電極131、132は、セラミック本体の第1及び第2の端面に配置されることができる。
上記絶縁部140は、外部電極のうちセラミック本体の下面に伸びた下部バンド部が露出するように配置され、下部の厚さが上部の厚さより厚く形成されて積層セラミックキャパシタの実装安定性を向上させることができる。
上記積層セラミックキャパシタ100は、上記セラミック本体110の下面が上記印刷回路基板と隣接して対向するように基板に実装され、上記ハンダ230は、上記積層セラミックキャパシタ100の下側に配置されることができる。
上記積層セラミックキャパシタの実装基板に関する内容のうち上述した積層セラミックキャパシタと同じ事項については、説明の重複を避けるためにその詳細な説明を省略する。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有する者には明らかである。
100 積層セラミックキャパシタ
110 セラミック本体
111 誘電体層
121、122 第1及び第2の内部電極
131、132 第1及び第2の外部電極
200 積層セラミックキャパシタの実装基板
210 印刷回路基板
221、222 第1及び第2の電極パッド
230 ハンダ

Claims (11)

  1. 厚さ方向に対向する上面及び下面、長さ方向に対向する第1及び第2の端面を有し、幅より厚さが大きいセラミック本体と、
    前記セラミック本体内に配置された内部電極と、
    前記セラミック本体の第1及び第2の端面にそれぞれ配置され、前記セラミック本体の下面に伸びた下部バンド部を含む第1及び第2の外部電極と、
    前記下部バンド部が露出するように前記第1及び第2の外部電極及び前記セラミック本体の表面に配置される絶縁部と、
    を含み、
    前記絶縁部は下部の厚さが上部の厚さより厚い、積層セラミックキャパシタ。
  2. 前記絶縁部は、前記セラミック本体の下面及び前記下部バンド部が露出するように配置される、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  3. 前記第1及び第2の外部電極は前記セラミック本体の第1及び第2の端面から前記上面に伸びた上部バンド部をさらに含み、前記絶縁部は前記セラミック本体の上面及び前記上部バンド部が露出するように配置される、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  4. 前記第1及び第2の外部電極は前記セラミック本体の第1及び第2の端面から前記上面に伸びた上部バンド部をさらに含み、前記絶縁部は前記セラミック本体の上面、下面、前記下部バンド部及び前記上部バンド部が露出するように配置される、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  5. 前記絶縁部の高さの1/2を基準に、前記絶縁部の上部において最も厚い領域の厚さをa、前記絶縁部の下部において最も厚い領域の厚さをbとしたとき、a<bを満たす、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  6. 前記内部電極は、前記セラミック本体の実装面に対して垂直に配置される、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  7. 前記内部電極は、前記セラミック本体の実装面に対して水平に配置される、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  8. 前記絶縁部は、熱硬化性樹脂、セラミック、無機フィラー、ガラス又はこれらの混合物を含む、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  9. 前記内部電極の平均厚さは0.6μm以下である、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  10. 前記誘電体層の積層数は500層以上である、請求項1に記載の積層セラミックキャパシタ。
  11. 上部に第1及び第2の電極パッドを有する印刷回路基板と、
    前記印刷回路基板上に配置された積層セラミックキャパシタと、
    を含み、
    前記積層セラミックキャパシタは、厚さ方向に対向する上面及び下面、長さ方向に対向する第1及び第2の端面を有し幅より厚さが大きいセラミック本体、前記セラミック本体内に配置された内部電極、前記セラミック本体の第1及び第2の端面にそれぞれ配置され前記セラミック本体の第1及び第2の端面から前記下面に伸びた下部バンド部を含む第1及び第2の外部電極、及び前記下部バンド部が露出するように前記第1及び第2の外部電極の表面に配置される絶縁部を含み、
    前記セラミック本体の下面が前記印刷回路基板と隣接して対向するように配置される、積層セラミックキャパシタの実装基板。
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