JP2015204081A - 位置入力装置およびタッチパネル - Google Patents

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Abstract

【課題】位置検出精度の優れたタッチパネルを提供する。
【解決手段】FTIR(Frustrated Total Internal Reflection)方式のタッチパネルにおいて、導光板11にプリズム14を接合する。プリズム14は、導光板11との接合部である側面14aと、光源12が挿入される溝部141とを有する。光源12の出射光は、溝部141の壁面からプリズム14に入射し、側面14aを介してプリズム14から導光板11へ伝播する。プリズム14は、側面14aと溝部141の壁面とを除いて、表面にメッキ200が形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、表示画面に対するユーザのタッチ操作の接触位置を検出するタッチパネルに関する。
特許文献1に示されるように、表示装置の表示画面に対するユーザのタッチ操作を検出するタッチパネルの一種として、表示画面に対向配置される導光板と、導光板に光を入射させる光源と、導光板の側端面に対向配置された受光素子とを備え、指やペン等の被検知体が導光板に接触することによって生じる散乱光を受光素子で検知することにより被検知体の接触位置を検出する方式(FTIR方式)のタッチパネルが従来から知られている。
また、下記の特許文献2〜10には、FTIR方式のタッチパネルにおいて、光源から出射される光を導光板に接合したプリズムを介して導光板に入射させる構成が提案されている。
特開2009−258967号公報 特開2013−250812号公報 特開2013−250813号公報 特開2013−250814号公報 特開2013−250815号公報 特開2013−250816号公報 特開2013−250817号公報 特開2014−2476号公報 特開2014−21789号公報 特開2014−21790号公報
導光板に接合したプリズムを介して光源の出射光を導光板に入射させるタッチパネルでは、プリズムの各面のうち導光板との接合部分以外の箇所から僅かではあるが光が漏れるため、漏れた光が受光素子に到達してしまい、位置検出の精度劣化が生じている。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、位置検出精度の優れた位置入力装置およびタッチパネルを提供することである。
以上の目的を達成するため、本発明の一態様は、被検知体の接触位置を検出するタッチパネルに含まれる位置入力装置において、光源と、導光板と、上記導光板に接合する接合部と、上記光源から光を入射する入射部とを有し、上記入射部から入射した光を、上記接合部を介して導光板へ入射させるプリズムと、上記導光板に被検知体が接触することによって生じる上記導光板に入射した光の散乱光を受光し、受光結果を示す情報であり上記接触位置の検出のために用いられる受光データを出力する受光部と、上記接合部と上記入射部とを少なくとも除いて上記プリズムの表面を覆っており、上記光の透過を妨げる非透過部とを備えたことを特徴とする。
本発明の態様1によれば、上記接合部と上記入射部とを少なくとも除いて上記プリズムの表面を上記非透過部で覆っているため、上記散乱光以外の光が上記プリズムの表面から漏れて上記受光部へ到達してしまうといった不具合を抑制できる。それゆえ、接触位置の検出精度の劣化を抑制できるという効果を奏する。
本実施形態にかかるタッチパネルの外観構成を模式的に示す説明図である。 図1に示したタッチパネルの機能構成を模式的に示す説明図である。 図1に示したタッチパネルに含まれる位置入力装置の外観構成を模式的に示す断面図である。 比較例のタッチパネルにおける光源の出射光の経路を模式的に示す説明図である。 図1に示したタッチパネルに取り付けられるプリズムを模式的に示す斜視図である。 図1に示したタッチパネルに取り付けられるプリズムを模式的に示す斜視図であり、図5Aとは異なる部分を描写した図である。 図1に示したタッチパネルにおいて、導光板と、プリズムと、光源の主軸方向との関係を模式的に示す説明図である。 図1に示したタッチパネルにおける受光部および導光板の構成を模式的に示す説明図である。 図1に示したタッチパネルにおける被検知体の接触位置の検出方法を示す説明図である。 従来技術の問題点を説明するための図であり、従来技術のタッチパネルの要部を示す分解斜視図である。 従来技術のタッチパネルにおける光源の出射光の経路のシミュレーション結果を示す図である。 図1に示したタッチパネルにおける光源の出射光の経路のシミュレーション結果を示す図である。 プリズムから光源基板を着脱できるタッチパネルを示す説明図である。 プリズムの溝部の壁面と光源との隙間を樹脂で充填したタッチパネルを示す説明図である。 プリズムから光源基板を着脱させるための着脱機構の第1実施例を示した説明図である。 図13Aの着脱機構においてプリズムから光源基板を取り外した様子を示す説明図である。 プリズムから光源基板を着脱させるための着脱機構の第2実施例を示した説明図である。 図14Aの着脱機構においてプリズムから光源基板を取り外した様子を示す説明図である。 プリズムから光源基板を着脱させるための着脱機構の第3実施例を示した説明図である。 図15Aの着脱機構においてプリズムから光源基板を取り外した様子を示す説明図である。 プリズムから光源基板を着脱させるための着脱機構の第4実施例を示した説明図である。 半値角が±15°の指向性を示す図である。 半値角が±15°の指向性を示すLEDを示す図である。 最適な光源の配置範囲を示す説明図である。 プリズムの変形例を示した説明図である。 タッチパネルに取り付けられる受光部の変形例を示した説明図である。 導光板のエッジにプリズムを取り付けた構成を示した説明図である。 プリズムの設置個所を示した第1の説明図である。 プリズムの設置個所を示した第2の説明図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本実施形態にかかるFTIR(Frustrated Total Internal Reflection)方式のタッチパネル100の外観構成を模式的に示す説明図であり、図2は、タッチパネル100の機能構成を模式的に示す説明図である。図3は、図1および図2に示すタッチパネルに含まれる位置入力装置の外観構成を模式的に示す断面図である。
図2に示したように、タッチパネル100は、位置入力装置10と表示装置30とを備えている。
表示装置30は、表示制御部31と表示パネル32とを備えている。
表示制御部31は、タッチパネル100に接続されたホスト装置240から入力される画像データに応じて表示パネル32の表示状態を制御する。
表示パネル32は、表示制御部31の指示に応じた画像を表示画面に表示させる。なお、表示パネル32は、表示制御部31の指示に応じた画像を表示する機能を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば、液晶表示パネル、プラズマディスプレイパネル、有機EL表示パネルなどを用いることができる。
ホスト装置240は、画像データを表示装置30に出力する機能と、当該画像データに応じた画像に対するユーザの操作入力内容を示す信号を位置入力装置10から受け付ける機能とを有するものであり、例えば、パーソナルコンピュータ、テレビ受像機、各種映像再生装置などを用いることができる。また、ホスト装置240は、タッチパネル100と一体的に設けられていてもよく、タッチパネル100と別体として設けられ、タッチパネル100との間で通信を行うものであってもよい。
位置入力装置10はユーザに情報入力を行わせる装置である。具体的には、位置入力装置10は、被検知体(指またはペン)による位置指定をユーザに行わせることによって情報入力を行うようになっている。
位置入力装置10は、図2に示すように、光源12、受光部13、記憶部25、制御部20、および位置情報出力部24を備えている。さらに、位置入力装置10は、図1および図3に示すように、導光板11、プリズム14、光源基板15を備えている。また、制御部20は、図2に示すように、発光制御部21、接触位置特定部22、および接触座標算出部23を備えている。なお、制御部20が表示制御部31の機能を兼ねていてもよい。
導光板11は、表示パネル32の表示画面を覆うように表示パネル32に対向配置されており、光源12からプリズム14を介して当該導光板11に入射した光を当該導光板11内で伝播させる。本実施形態では、厚さ2mmのアクリル樹脂からなる導光板11を用いている。ただし、導光板11の材質および厚さは特に限定されるものではなく、従来から公知の種々の導光板を用いることができる。
光源12は、複数の発光素子を一方向に並べてユニット化(アレイ化)したものであり(図3および図5B参照)、光源基板15に実装される。本実施形態では、光源12を構成する発光素子として、波長850nmの赤外線(赤外波長光)を出射するLED(Light Emitting Diode)を用いている。
なお、図1に示すように、導光板11は板面法線方向から見た形状(被検知体が接触する面の形状)が略矩形形状である。そして、図1および図3に示すように、光源12は、導光板11における上記略矩形形状の周縁部を構成する4辺のうちの1辺(エッジ11aと称す)の近傍に位置するプリズム14の溝部141に挿入されている。光源12を構成する複数の発光素子の配列方向は、エッジ11aの長手方向と平行な方向且つ導光板11の板面(裏面または表面)に平行な方向である。
ここで、上記の「略矩形形状」とは、必ずしも厳密に矩形形状であることを意味するものではなく、概ね矩形形状であることを意味している。したがって、例えば矩形形状の角部を面取加工した形状であってもよく、矩形形状の辺の部分(矩形形状の辺と表示領域に対向する領域との間の領域)に凹凸や切欠部が設けられていてもよい。
また、上記の「1辺(エッジ11a)の近傍に位置するプリズム14」の態様としては、(a)導光板11の板面法線方向から見て導光板11のエッジ11aと表示パネル32の表示領域32aとの間の範囲G(図23参照)にプリズム14が配置される態様、(b)導光板11の板面法線方向から見る場合にエッジ11aとプリズム14とが重畳するようにプリズム14が配置される態様(図24参照)、(c)エッジ11aに対してプリズム14が接合される態様(図22参照)が含まれる。なお、本実施形態では、プリズム14は図23に示す範囲Gに位置するように導光板11の裏面に貼り付けられる。
図5Aは、プリズムを模式的に示す斜視図である。図5Bは、プリズムを模式的に示す斜視図であって、図5Aとは異なる部分を描写したものである。
プリズム14は、図5Aおよび図5Bに示すように、底面が略直角三角形をなす略三角柱形状の光学部材である。プリズム14としては、導光板11と同じ材質のものが用いられることが好ましい。それゆえ、本実施形態においては、透明アクリル樹脂からなるプリズム14が用いられる。
なお、上記の「略三角柱形状」についても、必ずしも厳密に「略三角柱形状」を意味するものではなく、概ね「三角柱形状」であることを意味している。したがって、プリズム14は、例えば、前述の三角柱形状の角部や稜部を面取加工した形状であってもよいし、三角柱形状の各面に溝部や凹凸や切欠部が設けられていてもよい。この点、本実施形態のプリズム14には、図3、図5A、および図5Bに示されるように、光源12を挿入するための溝部141が形成されている。
プリズム14は、図3に示すように、互いに垂直な側面14a,14bと、側面14a,14bに対する傾き角が鋭角になる側面14cとを有し、側面14aが導光板11の裏面に平行になり、側面14bが導光板11の裏面に垂直になり、側面14bが導光板11の中央側に配置され、側面14cが導光板11の周縁部側(エッジ11a側)に配置されるように導光板11の裏面における当該導光板11の端部近傍に接着剤または溶剤によって接着される。具体的には、図1および図3に示されるように、プリズム14の底面が、導光板11の板面(裏面または表面)に対して垂直になり、光源12を構成する発光素子の配列方向と垂直になるように、プリズム14の側面14aと導光板11の裏面とが接着剤によって接合される。
なお、接着箇所に気泡が生じないように接着を行う必要がある。前記の接着剤は、光源12から出射される光を透過するものであればよく、例えば従来から公知の光学用接着剤または溶剤を用いることができる。但し、導光板11の屈折率およびプリズム14の屈折率に近い材料からなる接着剤や溶剤をもちいることが好ましい(例えば透明アクリル樹脂系の接着剤や溶剤)。また、プリズム14は導光板11と一体的に形成されたものであってもよい。
前述した溝部141は、側面14cに形成されており、光源12の光の出射方向と溝部141の底部とが交差するように光源12を挿入している。
また、図6に示すように、プリズム14の側面14cに平行な面501と導光板11の裏面とのなす角度が50°になり、光源12の出射光の主軸方向550と面501とが垂直になるように、導光板11、光源12、プリズム14の位置関係および形状が定められる。
また、本実施形態では、図3に示すように、導光板11との接合部である側面14aと、溝部141の壁面(底部を含む)とを除いて、プリズム14の表面にはメッキ200が形成されているが、このメッキ200については後に詳述する。
以上の構成において、光源12から出射される光は、図3に示すように、プリズム14の溝部141からプリズム14の内部に入射してプリズム14の内部を進行する。プリズム14の内部を進行する光は、プリズム14における導光板11との接合部である側面14aを介して導光板11内に入射し、導光板11の表面に到達する。この際、本実施形態では、光源12から主軸方向に出射された光が導光板11の表面に対して、導光板11の表面(空気との境界面)における臨界角41.25°よりも大きい入射角50°で入射するようになっている。なお、本実施形態では、上述したようにアクリル樹脂(屈折率1.49)からなる導光板11を用いており、導光板11と空気との境界面における臨界角をスネルの法則から算出すると42.15°となる。
臨界角よりも大きい角度で導光板11に入射した光(図3のa,b参照)は導光板11の表面で全反射し、導光板11の表面と裏面とで全反射を繰り返しながら導光板11内を伝播していく。また、臨界角で導光板11に入射した光(図3のc参照)は、導光板11の表面(空気との境界面)に沿って伝播していく。また、臨界角よりも小さい角度で入射した光(図3のd参照)は、その大部分(図3のd1参照)が導光板11の表面から空気中に進行していき、一部(図3のd2参照)が導光板11の表面で反射されて裏面から導光板11の外部に出射される。
このように、本実施形態では、光源12として用いているLEDの出射光の指向性を考慮し、主軸方向(出射光の光強度が最大となる方向;出射角0°)に出射された光の導光板11の表面への入射角が臨界角よりも大きい角度(50°)になるように、導光板11、プリズム14、および光源12の位置関係、形状、サイズ等を定めている。これにより、本実施形態では、導光板11に被検知体(ユーザの指あるいはペン等)が接触したときに導光板11の表面で光の散乱が生じ、それを検出することで被検知体の接触位置を精度よく検出できるようになっている。
この点について、図4に示す比較例を参照しながらより詳細に説明する。図4は、光源12’を導光板11’の端面(エッジ部)に対向配置したタッチパネルであり、光源12’の出射光の主軸方向が導光板11’の面内方向に平行になるように光源12’の出射光を導光板11’の端面から入射させる場合の光の進行経路を示す説明図である。図4に示した比較例では、光源12’から主軸方向に出射された光(図4のm参照)は導光板11’内を空気との界面で反射することなく(導光板11’の表面および裏面に入射することなく)、導光板11’の板面平行方向に直線的に伝播して導光板11’の端部(光源12’と対向している端部とは反対側の端部)に到達する。この場合、導光板11’の表面を伝播する光の強度が弱くなり、導光板11‘に被検知体が接触したときに導光板11’の表面で生じる散乱光の強度が小さくなるため、接触位置の検知精度が低下してしまう。
これに対して、本実施形態では、図3に示すように、光源12から主軸方向(出射光の光強度が最大となる方向;出射角0°)に出射される光の導光板11の表面への入射角度を臨界角よりも大きくしているので、導光板11に被検知体が接触したときに導光板11の表面で生じる散乱光の強度が強くなり、接触位置の検知精度を向上させることができる。
図1に示す受光部13は、ユーザが指あるいはペン等の被検知体を導光板11に接触させたときに生じる散乱光を受光し、受光結果に応じた電気信号を生成して制御部20に伝達する。本実施形態では、図1に示すように、受光部13が3つ設けられている。
図7は、受光部13および導光板11の構成を示す説明図である。
図7に示したように、受光部13は、レンズ16、バンドパスフィルタ17、および撮像素子18を備えている。また、導光板11における受光部13に対応する位置には、導光板11の表面側から裏面側に向かって先細になるように導光板11の表面側をすり鉢状(円錐状、テーパ状)にくり貫いた凹部19が設けられている。
これにより、図7に示したように、ユーザが被検知体X(ユーザの指あるいはペン等)を導光板11の表面に接触させることで位置入力を行うと、光源12から導光板11に入射して導光板11内を伝播している光が導光板11と被検知体Xとの接触部において散乱する。そして、散乱した光の一部は再び導光板11内を伝播して凹部19に到達し、凹部19で反射して受光部13に入射する。
受光部(光検出用カメラ)13に入射した光はレンズ16およびバンドパスフィルタ17を介して撮像素子18の撮像面に集光され、撮像素子18によって撮像される。これにより、上記散乱光の輝点情報(画像データ,受光データ)が生成される。
なお、図1に示すように、受光部13とプリズム14とは、導光板11のエッジ11aの近傍に配置されているが、受光部13よりもプリズム14の方がエッジ11aに近い位置に配置されている。これは、プリズム14と導光板11との接合部(側面14b)が受光部13の観測領域(検知範囲)に含まれないようにするためである。
つぎに、図2に示す制御部20が備える発光制御部21、接触位置特定部22、および接触座標算出部23を説明する。
発光制御部21は、光源12の動作を制御し、発光状態と消灯状態とに切り替える。
接触位置特定部(位置検出部)22は、受光部13から入力される電気信号(輝点情報)に基づいて導光板11に対する被検知体の接触位置を特定する。
図8は、被検知体の接触位置(ユーザに入力された位置)の検出方法を示す説明図である。
被検知体Xが導光板11に接触すると、光源12から導光板11に入射して導光板11内を伝播する光の散乱が生じる(図7参照)。この散乱によって生じた散乱光は、受光部13に入射し、各受光部13の撮像素子18によって撮像され、各受光部13に対する接触位置の角度情報が検出される。これにより、3つの受光部13の中から選択される少なくとも2つの受光部13によって検出された角度情報から、三角測量法を用いて接触位置が検出される。
例えば、図8に示すように、接触位置の座標をP(Xp,Yp)とし、3つの受光部13のうちの2つを受光部13a,13bとし、受光部13aに対する散乱光の入射角度をα=40°、受光部13bに対する散乱光の入射角度をβ=50°、受光部13aの撮像面の中心部と受光部13bの撮像面の中心部との間隔をL=560mmとすると、「L=Yp/tanα+Yp/tanβ」より、
Yp=L/(1/tanα+1/tanβ)
=L・sinα・sinβ/sin(α+β)
=560・sin40°・sin50°/sin(40°+50°)
=275.74
Xp=Yp/tanα
=275.74/tan40°
=328.61°
となる。
なお、各受光部13の撮像素子18によって生成される撮像データにおける散乱光の入射角度と、導光板11上の座標系における位置および角度との対応関係を示すデータ(例えばマトリクス化されたデータ)を予めキャリブレーションを行うなどして作成しておき、当該データを用いて接触位置を算出するようにしてもよい。
接触座標算出部23は、接触位置特定部22によって検出された導光板11上の接触位置の座標を、記憶部25に予め格納されている導光板11における座標系と表示画面における座標系との対応関係を示すデータに基づいて表示画面の座標系に変換(補正)する。これにより、表示画面に対する被検知体Xの操作指示位置(接触位置)、すなわち導光板11に対する被検知体の接触位置に対応する表示画面の座標系における座標位置が検出される。
位置情報出力部24は、接触座標算出部23が特定した表示画面に対する操作指示位置の座標を示す情報(指示情報)をホスト装置240に出力する。これにより、ホスト装置240において、表示画面に表示させた画像と表示画面に対する被検知体Xの接触位置とに基づいて、ユーザからの指示内容が検出される。
なお、図2に示す制御部20は、位置情報入力装置20に備えられている必要はなく、ホスト装置240に備えられていてもよいし、表示装置30に備えられていてもよい。つまり、ホスト装置240または表示装置30が、受光部13の輝点情報を受信し、この輝点情報に基づいて被検知体Xの接触位置を検出するようになっていても構わない。
ところで、従来技術のタッチパネルにおいては、プリズムの表面からプリズム外部に漏れる光や、光源からプリズムへ入射せずに漏れる光に起因して検出精度劣化の問題が生じており、本実施形態では当該問題が抑制されるようになっている。以下では、この点を図に基づいて説明する。
図9は、従来技術の問題点を説明するための図であり、従来技術のタッチパネルの要部を示す分解斜視図である。図9に示すプリズム600の各面のうち、導光板500の裏面に対して平行な側面600aと導光板500の裏面とは接合される(図では離れているが実際には接合される)。また、図9のプリズム600の各面のうち、導光板500の裏面に対して垂直な側面600bと当該裏面に対して傾斜している側面600cとは露出しており、各底面600d、600eも露出している。
また、プリズム600には、光源650を挿入するための溝部が形成されておらず、光源650を実装する光源基板610は、側面600cと間隔をあけて対向配置され、側面600cが光源650の光を入射する入射部になる。
図9の構成によれば、光源650からプリズム600の内部に入射して進行する光のうち、導光板500との接合部(側面600a)を透過せずに当該接合部を反射してしまう光もあるが、このような光が底面600d、600eや側面600b、600cから外部に漏れてしまい、この漏れ光が受光部700に到達してしまうといった事態が生じていた。また、光源650から側面600cに到達した光のうち、プリズム600の内部に進行せずに、プリズム600の外部に反射してしまう光もあり、この光が受光部13に到達してしまうという事態も生じていた。
これらの事態が生じると、導光板500に対する被検知体の接触による散乱光以外の光を受光部700が受光してしまい、受光部700の検出精度劣化という問題が生じる。また、導光板500の内部を伝播する光の量が低下し、光量ロスという問題が生じる。
これに対し、本実施形態では、以上の問題を抑制するために、導光板11に至るまでの光路において様々な工夫がなさされている。以下ではこの点について説明する。
図3および図5に示すように、本実施形態のプリズム14は、導光板11の裏面に対して平行な側面14aと、導光板11の裏面に対して垂直な側面14bと、導光板11の裏面に対して傾斜している側面14cを有している。
プリズム14の側面14aは、図3に示すように、導光板11の裏面に接合される接合部である。
また、図3、図5A、図5B、および図6に示すように、プリズム14の側面14cには、光源12を構成する複数の発光素子の配列方向(エッジ11aと平行な方向)に沿って切り欠かれている溝部(凹部)141が形成されている。この溝部141は、図5Bに示すように、一方の底面14dから他方の底面14eに至るまで形成されている(底面14d・14eも切り欠かれている)。
さらに、図3に示されるように、本実施形態のプリズム14は、導光板11との接合部である側面14aと、光源12が挿入される溝部141の壁面とを除いて、表面にメッキ200が形成されている。つまり、プリズム14の表面のうち、図5Aおよび図5Bに示される側面14aおよび溝部141の壁面にはメッキを形成しないが、側面14b,14c、底面14d,14eにメッキ200を形成している。なお、溝部141の壁面には、図11に示すように、底部141aと側部141bとが含まれるが、底部141a、側部141bの両方共、メッキを形成しない。
メッキ200は、プリズム14の表面に密着している側の面(プリズム14との界面)が光を反射させる反射面になっている。メッキ200の材料としては、銀、アルミニウム、3価クロムが挙げられる。また、プリズム14に対してメッキを形成する手法としては周知慣用の手法を用いることができる。例えば、蒸着、化学メッキ、電気メッキ、スプレー等によってメッキを形成できる。
また、図3および図5Bに示すように、メッキ加工されたプリズム14の側面14cには、遮光性を有する材質からなる光源基板15が取り付けられている。具体的には、溝部141に光源12が挿入され、溝部141のうち側面14cの側に形成されている部分と側面14cとが光源基板15に覆われるように(密封されるように)、側面14c全体に光源基板15が密着している。
さらに、図5Aおよび図5Bに示すように、メッキ加工されたプリズム14の底面14d,14eの各々に対してカバー300を貼り付ける。具体的には、底面14d,14eの全域、および、溝部141のうち底面14d,14eの側に形成されている部分(凹部)が覆われるように(密封されるように)、底面14d,14eにカバー300が密着している。なお、カバー(カバー部材)300は、メッキ加工されているアクリル板であり、光を反射する性質を有している。
以上のように加工されたプリズム14のうちメッキ加工されていない側面14aは導光板11の裏面に接合される。本実施形態のタッチパネル100には、図1に示すように、以上のようなプリズム14が2つ設けられる。
また、図3に示すように、導光板11の各周縁部のうち、プリズム14の近傍の周縁部(エッジ11a)には、導光板11の内部を伝播する光を入射すると当該光を導光板11の内部に向けて反射する反射ミラーが形成されている。
以上の構成によれば、導光板11との接合部である側面14aと光源12からの光を入射する溝部141とを除いて、プリズム14の表面をメッキ200で覆っている。メッキ200は光を透過しない非透過部として機能するため、導光板11の散乱光以外の光がプリズム14の表面から受光部13へ到達してしまうといった不具合を抑制できる。それゆえ、接触位置の検出精度の劣化を抑制できるという効果を奏する。
特に、本実施形態では、プリズム14の内部からメッキ200に到達した光はメッキ200によってプリズム14の内部に反射されるため、プリズム14からの光の漏れを抑制できるだけではなく、プリズム14から導光板11へ伝播される光の量の低下を抑制でき、光量ロスを抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、光源12はプリズム14の溝部141の壁面に囲まれているため、光源12の照射光を効率よくプリズム14に取り込むことができる。
また、図3および図11に示すように、溝部141の壁面は底部141aおよび側部141bからなり、光源12の照射光の殆どが底部141aを介してプリズム14の内部に進行するものの、底部141aで僅かに光の反射が生じる。しかし、本実施形態では、図11のように底部141aに対して垂直に延びる側部141bが形成されているため、底部141aで反射する光は側部141bに到達し、側部141bを介してプリズム14の内部に入射する。つまり、底部141aで反射が起こったとしても、この反射光を側部141bからプリズム14の内部に取り込めるため、光量ロスを抑制できる。
また、図3に示すように、溝部141のうち側面14cの側に形成されている部分は、遮光性を有する光源基板15に覆われている。それゆえ、溝部141のうち側面14cの側に形成されている部分からの光の漏れを抑制できる。さらに、図5に示すように、溝部141のうちプリズム14の底面14d・14eの側に形成されている部分はカバー300に覆われているため、この部分からの光の漏れも抑制できる。
さらに、本実施形態によれば、導光板11のエッジ11aに反射ミラー280を設けているため(図3参照)、導光板11からの光の漏れを抑制でき、これにより光量ロスを抑制できる。
図10Aは、従来技術のタッチパネルにおける光源の出射光について、光路追跡法によるシミュレーション結果を示す図であり、図10Bは、本実施形態のタッチパネル100における光源の出射光について、光路追跡法によるシミュレーション結果を示す図である。なお、図10Aに示す従来技術においては、プリズムにメッキが形成されておらず、プリズムの各面(導光板との接合面を除く)は露出されている。また、図10Aに示す従来技術においては、光源を挿入する溝部がプリズムに形成されておらず、光源基板とプリズムとは間隔を空けている。また、図10Aに示す従来技術においては、本実施形態の反射ミラー280に相当する部材も設けられていない。
図10Aと図10Bとから、従来技術よりも本実施形態のタッチパネル100の方が導光板の内部を伝播する光の量が多いことがわかる。それゆえ、本実施形態の構成によれば、従来技術よりも光量ロスを抑制できることが明らかである。
なお、以上示した実施形態においては、透明アクリル樹脂からなるプリズム14を用いたが、勿論、樹脂以外の材質のプリズムを用いてもよい。例えば、酸化鉄成分を抑制している高透過ガラス(例えばパイレックス(登録商標))からなるプリズムを利用してもよい。但し、本実施形態では、赤外線の透過率、加工性、コスト等の条件を考慮し、透明アクリル樹脂からなるプリズムを用いている。
また、以上示した実施形態では、プリズム14の表面をメッキ200で覆っているが、メッキ200に限られるものではない。例えば、アルミニウムの薄板からなるケース(反射部材)にプリズム14を挿入し、当該ケースによってプリズム14の表面から漏れる光をプリズム14の内部へ反射するようになっていてもよい。但し、この場合、溝部141および側面14a(接合部)を露出させるための開口を前記ケースに形成する必要がある。
さらに、メッキ200やアルミニウムの薄板からなるケースのような反射部材でなくてもよく、要は、溝部141および側面14a(接合部)を除くプリズム14の表面を、光を透過させない部材で覆うようになっていればよい。例えば、溝部141および側面14a(接合部)を除くプリズム14の表面を、黒色テープのような遮光部材(非透過部)で覆うようになっていてもよい。このような構成であっても、プリズム14を介して光源12の出射光を導光板11に入射させることができ、且つ、導光板11の散乱光以外の光がプリズム14の表面から受光部13へ到達してしまう事態を抑制できるからである(接触位置の検出精度の劣化を抑制できる)。
また、以上示した実施形態では、プリズム14の底面14d,14eを覆うカバー300としてメッキ加工されているアクリル板を用いたが、当該アクリル板に限定されるものではない。つまり、メッキのような反射材料を用いなくてもよく、光を透過させない材料であればよい(光の漏れを抑制できるため)。例えば、黒色で塗装したアクリル板や黒色テープのような遮光部材をカバー300としてもよい。但し、以上のような遮光部材よりも、反射性を有するメッキの方が光量効率という点から好ましいため、本実施形態では、メッキ加工されているアクリル板からなるカバー300を使用している。
また、本実施形態では、導光板11の裏面にプリズム14を接合する構成になっているが、プリズム14の接合位置は導光板11の裏面に限られるものではなく、例えば、図22に示すように、プリズム14を導光板11の端部(エッジ)に取り付けるようになっていてもよい。
但し、導光板11の裏面にプリズム14を接合する構成(図1、図3)の方が図22に示す構成よりもメリットが多いため、本実施形態では導光板11の裏面にプリズム14を接合する構成を採用している。なお、前記のメリットの例は以下の通りである。まず、図1の構成によれば、光源およびプリズムを導光板の外側に配置しなくてもよいので、装置の小型化が可能になる。また、図22のように導光板11の端部にプリズム14を取り付ける場合、導光板との貼合せ加工が困難であり、プリズム14の鋭角部が剥き出しになるため、製造組立時の怪我やプリズム14自体の破損といった問題が生じるが、図1の構成では導光板11の加工が容易であり、そのような問題が生じにくい。また、図22の構成では導光板11反りや撓みによって光源12の位置ズレが生じやすくなるが、図1の構成では導光板11反りや撓みが起こっても光源12の位置ズレが生じにくい。
〔実施形態2〕
実施形態1では、図3に示すように、メッキ加工されたプリズム14の側面14cに、遮光性を有する材質からなる光源基板15が密着している。ここで、プリズム14の側面14cのうち、光源基板15との密着部分については、メッキを形成しなくても当該密着部分からの光の漏れは光源基板15の存在によって抑制される。
そこで、実施形態2では、プリズム14のうち、導光板11との接合部である側面14aと、光源12が挿入される溝部141の壁面と、側面14cにおける光源基板15との密着部分とを除いて、表面にメッキ200を形成するようになっている。このような構成であっても、導光板11に被検知体が接触することによって生じる導光板11の散乱光以外の光がプリズム14の表面から漏れて受光部13へ到達してしまうといった不具合を抑制でき、位置検出精度の劣化を抑制できる。
〔実施形態3〕
溝部141の壁面において光の散乱が生じると、プリズム14に入射する光量の低下が生じる。そこで、溝部141の壁面を研磨することが好ましい。具体的には、図11に示すように、溝部141の壁面は底部141aおよび側部141bを有しているが、底部141aおよび側部141bに研磨することが好ましい。これにより、溝部141の壁面での光の散乱の発生を抑制でき、プリズム14に入射する光量の低下を抑制できる。
〔実施形態4〕
図12に示すように、溝部141の壁面と光源12の隙間に透明樹脂160を充填するようになっていてもよい。透明樹脂160としては、シリコーン樹脂(シリコーングリース)、アクリル系接着剤が挙げられるが、屈折率がプリズム14に近いものが好ましい。
図12に示す透明樹脂160を充填する構成の場合、実施形態3のように溝部141の壁面を研磨しなくても、溝部141の壁面での光の散乱の発生を抑制でき、プリズム14に入射する光量の低下を抑制できる。また、溝部141の壁面を研磨する実施形態3よりも、溝部141の壁面を研磨せずに透明樹脂160を充填する実施形態4の方がプリズムの製造工程を簡素化させることができるというメリットがある。
但し、図12に示す透明樹脂160を充填する構成の場合、光源12とプリズム14とが接着されてしまうため、プリズム14から光源基板15を取り外すことが困難になるというデメリットがあるが、図11に示す実施形態3の構成の場合、プリズム14から光源基板15を容易に取り外すことができる。
〔実施形態5〕
図11に示すようにプリズム14から光源基板15を取り外すことを可能にするためには、光源基板15をプリズム14に対して着脱させる着脱機構を備える必要がある。本実施形態では、この着脱機構について説明する。
図13Aは、プリズム14から光源基板15を着脱させる着脱機構の第1実施例を示した説明図であり、図13Bは、図13Aの着脱機構においてプリズム14から光源基板15を取り外した様子を示す説明図である。
図13Aおよび図13Bに示す着脱機構800は、アクリル樹脂からなる固定部800Aと、導光板11を固定部800Aにネジ止めして固定するビス800Bと、光源基板15を固定部800Aにネジ止めして固定するビス800Cとを備える。固定部800Aは、つや消し黒にて塗装されている。
図13Aおよび図13Bの構成によれば、ビス800B、800Cによって、光源12を実装した光源基板15をプリズム14から容易に取り外すことができる。また、固定部800Aは、つや消し黒にて塗装されているため、固定部800Aでの光の反射を抑制できるようになっている。
図14Aは、プリズム14から光源基板15を着脱させるための着脱機構の第2実施例を示した説明図であり、図14Bは、図14Aの着脱機構においてプリズム14から光源基板15を取り外した様子を示す説明図である。
図14Aおよび図14Bに示す着脱機構801は、板金801Aと、導光板11を板金801Aにネジ止めして固定するビス801Bと、光源基板15を板金801Aにネジ止めして固定するビス801Cとを備える。板金801Aは黒染処理が施されている。
図14Aおよび図14Bの構成によれば、ビス801B、801Cによって、光源12を実装した光源基板15をプリズム14から容易に取り外すことができる。また、板金801Aは黒染処理が施されているため、板金801Aでの光の反射を抑制できるようになっている。なお、板金801Aがアルミニウム製である場合、黒染処理ではなく黒アルマイト処理が行われる。
図15Aは、プリズム14から光源基板15を着脱させるための着脱機構の第3実施例を示した説明図であり、図15Bは、図15Aの着脱機構においてプリズム14から光源基板15を取り外した様子を示す説明図である。
図15Aおよび図15Bに示す着脱機構802は、黒染処理が施された板金からなる。着脱機構802は、導光板11の一部を挿入することで当該導光板11を保持する溝部802Aと、光源基板15を載置する傾斜部802Bと、傾斜部802Bに対して立設しており光源基板15を支持する受部802Cとを備える。
図15Aおよび図15Bの構成によれば、光源12を実装した光源基板15をプリズム14から容易に取り外すことができる。また、図13Aや図14Aのようにビスによるネジ止めも不要である。また、着脱機構802がアルミニウム製である場合、黒染処理ではなく黒アルマイト処理が行われる。
図16は、プリズム14から光源基板15を着脱させるための着脱機構の第4実施例を示した説明図である。図16に示す着脱機構803は、アクリル樹脂からなる固定部803Aと、板金803Bと、導光板11を固定部803Aにネジ止めして固定するビス803Cと、光源基板15を板金803Bにネジ止めして固定するビス803Dと、板金803Bを固定部803Aにネジ止めして固定するビス803Eとを備える。固定部803Aは、つや消し黒にて塗装されている。板金803Bは、黒染処理が施されている。なお、板金803Bがアルミニウム製である場合、黒染処理ではなく黒アルマイト処理が行われる。図16の構成によれば、ビス803C、803Dによって、光源12を実装した光源基板15をプリズム14から容易に取り外すことができる。
以上示したように、図13〜図16のような着脱機構を備えた場合、光源12および光源基板15のメンテナンスまたは交換を簡易に行うことができる。
〔変形例〕
実施形態1においては、図3に示すように、光源12の光は導光板11を入射角50°で入射するようになっているが、入射角は適宜変更してもよい。この点について以下説明する。
図17および図18に示すように、光源12の半値角(相対強度が50%以上の光の照射角度)が±15°である場合、半値角の範囲の光を効率よく導光板11に入射させるためには、前記の入射角を57.15°とするのがベストである。しかし、入射角を57.15°とすると、プリズム14をより大きく設計する必要があり、材料コストの問題が生じる。このため、実施形態1では敢えて入射角を50°に抑えてプリズム14のサイズを抑えている。
すなわち、プリズム14のサイズを考慮したことから実施形態1では入射角を50°にしているが、半値角の範囲の光を少しでも効率よく入射させるという点からすれば、入射角を50°から57.15°までの範囲に設定することが好ましい。また、入射角は臨界角より大きければよいため、アクリル樹脂(屈折率1.49)からなる導光板11を用い、光源12の半値角が±15°である場合、入射角は42.15°を超えて57.15°以下の値であればよい。
また、光源12の設置可能範囲(物理的に設置可能な範囲)のうち、光源12の半値角の光をプリズム14の内部にて極力反射させることなく導光板11に到達させることのできる設置範囲は、図19のa〜bの範囲である。それゆえ、図19のa〜bの範囲に光源12を設置することが好ましく、これにより光源12の光を導光板11に効率よく入射させることができる。
また、実施形態1では、三角柱形状のプリズム14を用いたが、プリズム14の形状は三角柱形状に限定されるものではない。様々な多角柱形状であってもよいし、円筒形状であってもよいし、半円筒形状であってもよいし、蒲鉾型であってもよい。つまり、周知慣用のプリズムであれば、いかなる形状のものでもよい。また、図20に示されるように、シリンドリカルレンズ38にプリズム14aを接合したものを用いても良い。シリンドリカルレンズ38とプリズム14aとは接着剤または溶剤により接合されてもよいし、シリンドリカルレンズ38とプリズム14aとを一体成型してもよい。
また、図7に示す受光部13に代え、ラインセンサを備える受光部を備えてもよい。図21は、変形例にかかるタッチパネルを示す図である。図21のタッチパネル100aは、受光部13に代え、受光部41を備えている。受光部41は、基板42、検出素子(ラインセンサ)43、およびレンズ44を備えており、導光板11の側端面に対向配置されている。
〔まとめ〕
本発明の態様1は、被検知体Xの接触位置を検出するタッチパネル100に含まれる位置入力装置10において、光源12と、導光板11と、上記導光板11に接合する側面14a(接合部)と、上記光源12から光を入射する溝部141の壁面(入射部)とを有し、溝部141の壁面から入射した光を、上記側面14aを介して導光板11へ入射させるプリズム14と、上記導光板11に被検知体Xが接触することによって生じる上記導光板11に入射した光の散乱光を受光し、受光結果を示す情報であり上記接触位置の検出のために用いられる受光データを出力する受光部13と、上記側面14aと上記溝部141の壁面とを少なくとも除いて上記プリズム14の表面を覆っており、上記光の透過を妨げるメッキ200(非透過部)とを備えたことを特徴とする。
本発明の態様1によれば、上記側面14aと上記溝部141の壁面とを少なくとも除いて上記プリズム14の表面を上記メッキ200で覆っているため、上記散乱光以外の光が上記プリズム14の表面から漏れて上記受光部13へ到達してしまうといった不具合を抑制できる。それゆえ、接触位置の検出精度の劣化を抑制できるという効果を奏する。
本発明の態様2は、態様1の構成に加え、上記非透過部が、上記プリズムから到達した光を上記プリズムへ反射するメッキ200(反射部)であることを特徴とする。
本発明の態様2によれば、上記プリズム14から上記メッキ200に到達した光は上記プリズム14に反射するため、プリズム14から導光板11へ伝播される光の量の低下を抑制でき、光量ロスを抑制できるという効果を奏する。
本発明の態様3は、態様1または2の構成に加え、上記プリズム14には、上記光源12を挿入する溝部141が形成されており、上記溝部141の壁面が上記入射部になっていることを特徴とする。
本発明の態様3によれば、上記光源12は上記プリズム14の溝部141の壁面に取り囲まれるため、光源12から放たれる光を効率よくプリズム14に入射させることができる。
本発明の態様4は、態様3の構成に加え、上記プリズム14が角柱状であり、上記溝部141は上記プリズム14の側面14cに形成されており、上記光源12を実装する光源基板15を備え、上記光源基板15は、遮光性の材質からなり、上記光源12が上記溝部141に挿入されるように上記溝部141を覆っていることを特徴とする。
本発明の態様4によれば、上記溝部141は遮光性のある材質に覆われることになり、上記溝部141からの光の漏れを抑制できる。
本発明の態様5は、態様4の構成に加え、上記溝部141は上記プリズム14の底面14d,14eに至っており、上記溝部141のうち上記プリズム14の底面14d,14eに形成されている部分を覆うカバー300(カバー部材)が上記底面14d,14eに取り付けられていることを特徴とする。
本発明の態様5によれば、上記溝部141が上記プリズム14の底面14d,14eに至っている構成であっても、上記溝部141のうち上記底面14d,14eに形成されている部分を覆うカバー部材300が上記底面14d,14eに取り付けられるため、上記溝部141からの光の漏れを抑制できる。
本発明の態様4または5において、遮光性を有する上記光源基板15を上記プリズム14の側面14cに密着させる場合、上記プリズム14の側面14cのうち上記光源基板15との密着部分にはメッキ200を設けなくても、当該密着部分からの光の漏れが抑制される。そこで、本発明の態様6では、態様4または5に加え、上記光源基板15が、上記溝部141を覆うようにして上記側面14cに密着されており、上記メッキ200は、上記側面14aと上記溝部141の壁面と、上記側面14cにおける上記光源基板15の密着部分とを除いて、上記プリズム14の表面を覆うことを特徴とする。
本発明の態様7は、態様3〜6のいずれかの構成に加え、上記溝部141の壁面と上記光源12との間に透明樹脂160が充填されることを特徴とする。
本発明の態様7によれば、上記溝部141の壁面を研磨しなくても、上記溝部141の壁面での光の散乱の発生を抑制できるため、上記プリズム14に入射する光の光量低下を抑制できる。また、上記溝部141の壁面を研磨する構成よりも、本発明の態様4の構成の方が製造工程を簡素化させることができる。
本発明の態様8は、態様3〜6のいずれかの構成に加え、上記光源基板15を上記プリズム14に対して着脱させるための着脱機構800〜803を備えたことを特徴とする。
本発明の態様8によれば、上記光源12および上記光源基板15のメンテナンスまたは交換を簡易に行うことができる。
本発明の態様9は、態様1〜8のいずれかの構成に加え、上記プリズム14は、上記導光板11のうち、上記被検知体Xが接触する面とは反対側の面(裏面)に接合されることを特徴とする。
本発明の態様9によれば、プリズム14を導光板11の側面に接合する構成と比べ、装置の小型化、低コスト等のメリットを有する。
本発明の態様10は、態様1〜9のいずれかの構成に加え、上記導光板11の端部には、上記導光板11の内部に向けて光を反射する反射部材280が取り付けられていることを特徴とする。
本発明の態様10によれば、導光板11からの光の漏れを抑制できるため、接触位置の検出精度の劣化と光量ロスとを抑制できる。
本発明の態様11は、態様1〜10のいずれかの構成に加え、上記プリズム14は面取り加工が施されていることを特徴とする。
本発明の態様11によれば、位置入力装置10の製造時またはメンテナンス時に作業員がプリズム14に触れる場合であっても、プリズム14の角部や稜部が面取りされているため、製造組立時の怪我やプリズム自体の破損を抑制できる。
本発明の態様12は、表示装置30と、上記表示装置30の表示画面に対向配置された態様1から11の位置入力装置10と、上記受光部13から出力される受光データに基づいて上記被検知体の接触位置を検出する位置検出部22とを備えているタッチパネル100である。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、FTIR方式のタッチパネルに適用できる。
10 位置入力装置
11 導光板
12 光源
13 受光部
14 プリズム
14a 側面(接合部)
14b 側面
14c 側面
15 光源基板
22 接触位置特定部(位置検出部)
30 表示装置
100 タッチパネル
141 溝部
141a 底部(入射部,壁面)
141b 側部(入射部,壁面)
160 透明樹脂
200 メッキ(非透過部,反射部)
280 反射ミラー(反射部材)
300 カバー(カバー部材)
800〜803 着脱機構
X 被検知体
例えば、図8に示すように、接触位置の座標をP(Xp,Yp)とし、3つの受光部13のうちの2つを受光部13a,13bとし、受光部13aに対する散乱光の入射角度をα=40°、受光部13bに対する散乱光の入射角度をβ=50°、受光部13aの撮像面の中心部と受光部13bの撮像面の中心部との間隔をL=560mmとすると、「L=Yp/tanα+Yp/tanβ」より、
Yp=L/(1/tanα+1/tanβ)
=L・sinα・sinβ/sin(α+β)
=560・sin40°・sin50°/sin(40°+50°)
=275.74
Xp=Yp/tanα
=275.74/tan40°
328.61
となる。

Claims (12)

  1. 被検知体の接触位置を検出するタッチパネルに含まれる位置入力装置において、
    光源と、
    導光板と、
    上記導光板に接合する接合部と、上記光源から光を入射する入射部とを有し、上記入射部から入射した光を、上記接合部を介して導光板へ入射させるプリズムと、
    上記導光板に被検知体が接触することによって生じる上記導光板に入射した光の散乱光を受光し、受光結果を示す情報であり上記接触位置の検出のために用いられる受光データを出力する受光部と、
    上記接合部と上記入射部とを少なくとも除いて上記プリズムの表面を覆っており、上記光の透過を妨げる非透過部とを備えたことを特徴とする位置入力装置。
  2. 上記非透過部は、上記プリズムから到達した光を上記プリズムへ反射する反射部であることを特徴とする請求項1に記載の位置入力装置。
  3. 上記プリズムには、上記光源を挿入する溝部が形成されており、
    上記溝部の壁面が上記入射部になっていることを特徴とする請求項1または2に記載の位置入力装置。
  4. 上記プリズムは角柱状であり、
    上記溝部は上記プリズムの側面に形成されており、
    上記光源を実装する光源基板を備え、
    上記光源基板は、遮光性の材質からなり、上記光源が上記溝部に挿入されるように上記溝部を覆っていることを特徴とする請求項3に記載の位置入力装置。
  5. 上記溝部は上記プリズムの底面に至っており、
    上記溝部のうち上記プリズムの底面に形成されている部分を覆うカバー部材が上記底面に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載の位置入力装置。
  6. 上記光源基板は、上記溝部を覆うようにして上記側面に密着されており、
    上記非透過部は、上記接合部と上記入射部と上記側面における上記光源基板の密着部分とを除いて、上記プリズムの表面を覆うことを特徴とする請求項4または5に記載の位置入力装置。
  7. 上記溝部の壁面と上記光源との間に透明樹脂が充填されることを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の位置入力装置。
  8. 上記光源基板を上記プリズムに対して着脱させるための着脱機構を備えたことを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の位置入力装置。
  9. 上記プリズムは、上記導光板のうち、上記被検知体が接触する面とは反対側の面に接合されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の位置入力装置。
  10. 上記導光板の端部には、上記導光板の内部に向けて光を反射する反射部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の位置入力装置。
  11. 上記プリズムは面取り加工が施されていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の位置入力装置。
  12. 表示装置と、上記表示装置の表示画面に対向配置された請求項1から11のいずれか1項に記載の位置入力装置と、上記受光部から出力される受光データに基づいて上記被検知体の接触位置を検出する位置検出部とを備えていることを特徴とするタッチパネル。
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