JP2015202839A - 車載ネットワークシステム及び車載中継装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】GW3は、ECU5からFCを受信した際に、診断ツール10からのデータが送信キュー12に有る場合は、FCのSTminを0から10に書換えて診断ツール10へ送信する。これにより、診断ツール10はCFの送信間隔を大きく変更するようになるので、ECU5は、診断ツール10からのCFを確実に受信することができる。
【選択図】図6
Description
以下、本発明の第1実施形態について図1から図7を参照して説明する。
図1に示すように、車載ネットワークシステムは、車両1に搭載されたネットワークA〜Cから構成されている。
ネットワークAは、バス2、ゲートウェイ装置(以下、GW)3(車載中継装置、通信負荷判断手段に相当)により構成されており、バス2にノードとしてのGW3が接続されている。
ネットワークBは、バス4、複数のECU5(車載制御装置に相当)、GW3、GW6により構成されており、バス4にノードとしてのECU5、GW3、GW6が接続されている。
GW3、6は、図示しないCPU、ROM、RAM、LANコントローラを備えて構成されている。CPUは、ROMに記憶されたプログラムに従って各種処理を実行する。LANコントローラは、各ネットワークA〜Cの各通信プロトコルに規定されたデータフォーマットに従ってデータの中継を行う。
ネットワークA〜Cの通信プロトコルは同一の場合もあるし、互いに異なっている場合もある。本実施形態では、ネットワークA,Bの通信プロトコルはCAN(controller area network)通信プロトコル、ネットワークCの通信プロトコルはLIN(Local Interconnect Network)通信プロトコルである。本発明が対象とするネットワークはCAN通信プロトコルであることから、ネットワークA,Bが対象となる。
ISO15765の規定では、図3に示すようにデータ送信側となる診断ツール10とデータ受信側となるECU5との間の通信が行われる。
(2)ECU5は、自分自身の受信性能を送信する(Flow Control(以下、FC))。つまり、その後にデータ送信側から送られてくる送信データに対し、自分はどれだけの間隔で受信できるかをデータ送信側に伝えるのである。
(3)診断ツール10は、受信した受信性能に従って残りのデータを送信する(ConsecutiveFrame(以下、CF))。
FCは、図4に示すようにFS、BS、STminの3つのパラメータから構成されている。本発明は、それらのパラメータの内、STminに関することから、STminについて説明する。
まず、診断ツール10からGW3を介してECU5へFFが送信されると、ECU5からGW3を介してFC(STmin=0)が診断ツール10へ送信される。
ところで、例えば診断ツール10によりECU5のプログラムを書換えるリプログ実行時は、ECU5が大量の送信データを短時間で受信する状況が発生する。このような場合に、ネットワークBが高負荷となると、ダイアグフレームは制御フレームより優先度が低く運用されているため、図5に示すようにダイアグフレームの未受信(フレーム消失)が発生し、ECU5が送信データを受信できなくて通信遅延が発生するようになる。このような通信遅延は、診断ツール10からECU5に通常のダイアグフレームの送信時にネットワークBの負荷が一時的に極めて高くなった場合でも生じる。
GW3は、ECU5からFCを受信した際に、送信キュー12に送信データが有る場合は、FCのSTminを通信性能が低下するように書換えて診断ツール10へ送信するので、診断ツール10はCFの送信間隔を大きく変更するようになり、この結果、ECU5は診断ツール10からのCFを確実に受信することができる。
送信キュー12のデータの有無でネットワークBの通信負荷を判断するようにしたので、特別な手段を用いることなくネットワークBの通信負荷を容易に判断することができる。
本発明の第2実施形態について図8を参照して説明する。この第2実施形態は、送信キュー12の空き容量に応じてSTminを段階的に変更することに特徴を有する。尚、図8に示すフローチャートについて、図7に示すフローチャートと同一のステップには同一ステップ番号を付して説明を省略する。
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、次のように変形または拡張したり、各変形例を上記実施形態と組合せたり、各変形例を組合せるようにしてもよい。
第1実施形態において、送信キュー12に送信データが有ると判断する条件として、送信データが所定個数の場合としてもよい。
送信キュー12にデータが無い場合はSTminに10を加算するようにしたが、空き個数に応じて加算する値を変更するようにしてもよい。
第2実施形態において、STminの変更値は一例であり、設定可能な数値であれば任意に変更可能である。
空き個数に応じてSTminを3段階に設定したが、4段階以上に設定してもよい。
GW3の機能をECU5が有するように構成してもよい。
ネットワークシステムの構成は一例であり、診断ツールとECUとがCAN通信プロトコルで通信可能であればどのような構成を採用してもよい。
外部装置として書換ツールをネットワークに接続するようにしてもよい。
Claims (5)
- ネットワークのノードを構成する車載制御装置(5)と、
前記ネットワーク同士を接続するノードとして設けられ、一方のネットワークから受信した信号を通信プロトコルを整合させた状態で他方のネットワークへ送信する車載中継装置(3)と、
前記ネットワークに接続されることによりノードとして設けられ、前記車載中継装置と通信する外部装置(10)と、を備え、
前記車載制御装置は、CAN(controller area network)通信プロトコルのISO(International Organization for Standardization)15765で規定されているファーストフレームを受信したときは、自分に設定されている受信性能を示すフローコントロールを前記外部装置へ送信してから、当該外部装置からコンセキュティブフレームを受信し、
前記外部装置は、前記ネットワークに接続された状態でファーストフレームを送信してから、前記フローコントロールを受信した場合は、当該フローコントロールが示す受信性能に応じた送信間隔で前記コンセキュティブフレームを順に送信する車載ネットワークシステムにおいて、
前記車載中継装置は、前記車載制御装置側のネットワークの通信負荷を判断する通信負荷判断手段(3)を備え、前記車載制御装置から前記フローコントロールを受信した場合に前記通信負荷判断手段がネットワークの通信負荷は高いと判断したときは、前記フローコントロールが示す受信性能を低下させるように書換えて前記外部装置へ送信することを特徴とする車載ネットワークシステム。 - 前記車載中継装置は、前記外部装置からの送信データを一時的に記憶するファーストインファーストアウト方式の送信キューを備え、
前記通信負荷判断手段は、前記送信キューの送信データの滞留状態に基づいて前記ネットワークの通信負荷を判断することを特徴とする請求項1記載の車載ネットワークシステム。 - 前記通信負荷判断手段は、前記送信キューに送信データが有る場合は、前記ネットワークの通信負荷は高いと判断することを特徴とする請求項2記載の車載ネットワークシステム。
- 前記通信負荷判断手段は、前記送信キューの空き容量に基づいて、前記ネットワークの通信負荷を段階的に判断することを特徴とする請求項2記載の車載ネットワークシステム。
- 請求項1から4のいずれか一項に記載の車載ネットワークシステムで用いられることを特徴とする車載中継装置。
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KR102456630B1 (ko) | 2018-05-15 | 2022-10-18 | 현대자동차주식회사 | 차량용 제어기 및 그 데이터 전송 제어방법 |
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