JP2006340099A - ゲートウェイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 通信量を抑制しつつデータ通信の信頼性が十分で中継を円滑に実施可能とするゲートウェイ装置を提供する。
【解決手段】 複数の制御ユニットが通信線により接続されたネットワークが複数形成され、複数のネットワーク間を接続して通信フレームの受信処理および送信処理を行なうゲートウェイ装置において、ネットワークからの通信フレームを受信して通信フレームバッファに格納する受信手段と、フレーム格納バッファに格納された通信フレームに中継優先度を設定する中継優先度設定手段と、フレーム格納バッファに格納された通信フレームを中継優先度に基づいてネットワークに送信する送信手段と、を備えることを特徴とするゲートウェイ装置として提供可能である。
【選択図】 図8
【解決手段】 複数の制御ユニットが通信線により接続されたネットワークが複数形成され、複数のネットワーク間を接続して通信フレームの受信処理および送信処理を行なうゲートウェイ装置において、ネットワークからの通信フレームを受信して通信フレームバッファに格納する受信手段と、フレーム格納バッファに格納された通信フレームに中継優先度を設定する中継優先度設定手段と、フレーム格納バッファに格納された通信フレームを中継優先度に基づいてネットワークに送信する送信手段と、を備えることを特徴とするゲートウェイ装置として提供可能である。
【選択図】 図8
Description
本発明は、複数の制御ユニットが通信線により接続されたネットワークが複数形成され、前記複数のネットワーク間を接続して通信フレームの受信処理および送信処理を行なうゲートウェイ装置に関するものである。
例えば車両において搭載機器を電子的に制御する制御ユニットが多数採用されるにしたがい、その制御ユニット間においてデータを共有化し、各制御ユニットにおいて分散制御や協調制御を行なう要求が高まっている。例えば、車両において、シートやドア等のボディ系、エンジン,電子スロットル等のパワートレイン系、さらにナビゲーション装置,VICS,ETC等のマルチメディア系といった区分けでそれぞれの制御ユニットをネットワーク化し、さらに各ネットワーク間をデータである通信フレームの中継が可能なゲートウェイ装置を介して接続することが検討されている。
上記ゲートウェイ装置として、監視制御の対象となる装置、その監視制御に供される端末もしくは通信回線が輻輳状態に陥り、またはこれらに障害が発生した場合であっても安定に作動する監視制御支援装置が考案されている(特許文献1参照)。
また、データ通信の信頼性が十分で中継を円滑に実施可能とするために、データ本体とともに該データ本体の付帯情報を含み、該付帯情報として、データ本体の種類の情報および多重通信線上での衝突調停用にデータ本体の種類ごとに設定された優先度の情報を含むデータ中継装置において、中継するデータをデータの種類ごとに一時保持するバッファからなるバッファ群と、中継元の多重通信線で今回受信した今回受信データの付帯情報と、既に受信されてバッファに格納されている受信済データの付帯情報とに基づいて、今回受信データまたは受信済データの優先度を調整する優先度調整手段を備えたデータ中継装置が考案されている(特許文献2参照)。
特許文献1の例では、各装置から送られてくる監視制御にかかわるメッセージを収集し、そのメッセージに基づいて待ち行列への蓄積および待ち行列からの配信を行なっているが、各装置からメッセージを送ることで通信回線の負荷が増大する。また、監視制御支援装置でメッセージを記憶する必要があるため、相応の記憶領域を必要とし装置のコスト上昇の要因となる。また、監視制御にかかわるメッセージを送信しない、すなわち通信プロトコルの異なる装置の監視はできず、システムとしての柔軟性に欠けるという問題もある。
特許文献2の例では、データを中継装置に送信する側でデータの優先度を設定する必要がある。よって、データの優先度に間するパラメータのない、すなわち通信プロトコルの異なる装置からのデータの中継を行なうことはできない。
車載制御ユニットのネットワーク化が制御系毎に進むと、車両内に目的の異なる通信ネットワークが混在し、ゲートウェイ装置は各通信ネットワークを跨いだ通信中継を行なう必要がある。通信ネットワークにより通信プロトコルあるいは通信速度が異なる場合、ゲートウェイ装置は各通信ネットワークの通信プロトコルあるいは通信速度の差異を吸収しなければならないため、ゲートウェイ装置の複雑化や処理負荷の増大は免れない。また、単に受信したデータをそのまま中継するだけでは、通信量が増大して受信側の制御ユニットの負荷をいたずらに増大させてしまう。
例えば、ゲートウェイ装置であるゲートウェイECUが、通信速度が1Mビット/secと比較的速い制御系通信ネットワークと、通信速度が10kビット/secと比較的遅いボディ系通信ネットワークとの中継を行なう場合、単に制御系通信ネットワークからのデータをボディ系通信ネットワークへ中継すると、ボディ系通信ネットワークの通信容量を超えてしまうため、ボディ系通信ネットワークに中継する通信フレームの優先順位を下げる、あるいは通信フレームの中継処理タイミングを限定してボディ系通信ネットワークへ中継する頻度を抑制する等の処置がとられている。
しかし、ボディ系通信ネットワークの通信速度を1Mビット/secとした場合、ボディ系通信ネットワークの通信容量は超えないが、ボディ系通信ネットワークに含まれる制御ユニット(ECU)に過剰にデータが送られて通信処理の負荷を増大させてしまう。また、ゲートウェイ装置の中継処理の負荷も増大する。
また、通信プロトコルによっては通信フレームに通信の優先順位を含めることができるものもあるが、ゲートウェイ装置およびネットワークの構成上、その通信プロトコルを常に使用できるというわけではない。
上記問題を背景として、本発明の課題は、通信量を抑制しつつデータ通信の信頼性が十分で中継を円滑に実施可能とするゲートウェイ装置を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためのゲートウェイ装置を提供するものである。即ち、請求項1によれば、複数の制御ユニットが通信線により接続されたネットワークが複数形成され、複数のネットワーク間を接続して通信フレームの受信処理および送信処理を行なうゲートウェイ装置において、ネットワークからの通信フレームを受信してフレームバッファに格納する受信手段と、フレームバッファに格納された通信フレームに中継優先度を設定する中継優先度設定手段と、フレームバッファに格納された通信フレームを中継優先度に基づいてネットワークに送信する送信手段と、を備えることを特徴とするゲートウェイ装置として構成される。
本発明によって、制御ユニットから送られてくる通信フレームに中継優先度の情報あるいは付帯情報が含まれていなくても中継優先度を設定することが可能となる。さらに、ネットワークの通信プロトコルに依存しないため柔軟に対応できるという利点もある。
請求項2によれば、本発明のゲートウェイ装置における中継優先度設定手段は、受信した通信フレームをフレームバッファに格納する際に、当該フレームバッファに通信フレームが既に格納されている場合に当該通信フレームの中継優先度をより高くする構成をとることができる。
当該フレームバッファに通信フレームが既に格納されているということは、当該通信フレームが送信されるのを待っている状態である。前に受信した通信フレームがまだ送信されていないにもかかわらず通信フレームが受信されるということは、その通信フレームは早急に送信すべきものと判断できる。上記構成によって、ネットワークの通信状態に応じて適切に中継優先度を設定できるとともに、通信フレームの中継の効率化を図ることができる。
請求項3によれば、本発明のゲートウェイ装置における中継優先度設定手段は、受信した通信フレームの内容に基づいて中継優先度を設定する構成をとることができる。
上記構成では、受信した通信フレームの内容に中継優先度の情報あるいは付帯情報を含む必要はないため、ネットワークの通信プロトコルに依存せず中継優先度を設定することが可能となる。
請求項4によれば、本発明のゲートウェイ装置における通信フレームは通信内容の種別を表す通信種別情報を含み、中継優先度設定手段は通信種別情報に応じて中継優先度を設定する構成をとることができる。
通信フレームの送信タイミングはネットワークによって異なる。通信フレームにどのネットワークからのものか、どんな内容のデータなのか等の通信内容の種別を表す通信種別情報が含まれていれば、例えば、短い周期で定期送信を行なうネットワークからの通信フレームの中継優先度はより低く設定し、スイッチの状態変化等のイベントが発生したときにのみ送信を行なうネットワークからの通信フレームの中継優先度はより高くすることで、必要なデータを適切なタイミングで中継することができる。
請求項5によれば、本発明のゲートウェイ装置における通信フレームは制御ユニットの識別情報を含み、中継優先度設定手段は識別情報に応じて中継優先度を設定する構成をとることができる。
同じネットワークに含まれていても制御ユニットによって通信フレームの送信タイミングが異なる場合がある。また、故障診断モードあるいは整備モードのような特定のモードでのみネットワークに接続され通信フレームを送信する制御ユニットもある。上記構成によって、特定の制御ユニットからの通信フレームの優先度を適切な値とすることが可能となり、通信フレームの中継の効率化を図ることができる。
請求項6によれば、本発明のゲートウェイ装置は、ネットワークの通信状態を監視する監視手段を備え、中継優先度設定手段は通信状態に基づいて中継優先度を設定する構成をとることができる。
上記構成によっても、短い周期で定期送信を行なうネットワークからの通信フレームの中継優先度はより低く設定し、スイッチの状態変化等のイベントが発生したときにのみ送信を行なうネットワークからの通信フレームの中継優先度はより高くすることで、必要なデータを適切なタイミングで中継することができる。
請求項7によれば、本発明のゲートウェイ装置における監視手段は通信フレームの受信量を監視し、中継優先度設定手段は当該通信フレームの受信量に応じて中継優先度を設定する構成をとることができる。
制御ユニットの故障等の理由で通常の受信量を超える通信フレームを受信した場合、当該通信フレームの中継優先度をより低く設定することで、検索手段による所定の範囲内に含まれにくくすることで不要な通信フレームの送信を抑止することが可能となる。
請求項8によれば、本発明のゲートウェイ装置は、フレームバッファに格納された通信フレームから中継優先度が所定の範囲内に含まれるものを検索する検索手段を備え、送信手段は検索された通信フレームをネットワークへ送信する構成をとることができる。
通信フレームはネットワークあるいは制御ユニットによって、必要とする頻度あるいは内容が異なる。上記構成によって、必要とする通信フレームを必要なときにネットワークあるいは制御ユニットに送ることができ、通信フレームの中継の効率化を図ることができる。
請求項9によれば、本発明のゲートウェイ装置は、所定の範囲は所定のタイミング、あるいは通信フレームのフレームバッファへの格納状態によって変更可能である構成をとることができる。
図4はフレームバッファに含まれる各通信フレームの中継優先度Priを抜粋して表したものである。図4(a)は全フレームバッファの中継優先度を示している。例えば所定のタイミングを5msec周期とし、そのタイミングで周回処理により通信フレームの送信処理が行なわれるとすると、最初の周回処理では図4(b)に示される中継優先度Priが最も高い1の通信フレームのみを検索して送信する。次の周回処理では図4(c)に示される中継優先度Priが2より高い通信フレームを検索して送信する。そして、その次の周回処理では図4(d)に示される中継優先度Priが3より高い通信フレームを検索して送信する。上記構成によって、必要な通信フレームを適切なタイミングで送信することが可能となり、通信フレームの中継の効率化を図ることができる。
また、例えば中継優先度Priが最も高い1の通信フレームのみを検索して送信するタイミングで、中継優先度Priが1の通信フレーム数が所定の値を下回る場合、中継優先度Priが2の通信フレームを検索して該所定の値を下回る数だけ送信してもよい。本構成によっても通信フレームの中継の効率化を図ることができる。
中継データ量が多い状況においても速やかにデータを中継することが可能なゲートウェイ装置を提供するという目的を、受信した通信フレーム毎に中継優先度を設定し、その中継優先度が所定の範囲に含まれる通信フレームを検索して送信する構成により実現した。
以下、本発明の実施の形態を、本発明のゲートウェイ装置を車両に適用した例をもとに説明する。なお、本発明のゲートウェイ装置の適用範囲を車両に限定するものではなく、例えばネットワーク通信機器にも適用可能である。
図1は、本発明のゲートウェイ装置および周辺ネットワークの構成の全体構成を示すブロック図である。車両の搭載機器を電子的に制御する各種の制御ユニットがネットワークを形成し、通信バス、さらにはゲートウェイ装置を介して相互に接続されている。
図1の例では、通信バス−1にボディ系のネットワークが構成され、ドアロックを制御するECU−A,シートの位置を調整するECU−Bが接続されている。また、通信バス−2にパワートレイン系のネットワークが構成され、エンジンを制御するECU−C,変速機を制御するECU−D,ブレーキを制御するECU−Eが接続されている。
図2のように、ゲートウェイ装置10は、通信バス−1,通信バス−2がそれぞれ接続される本発明の受信手段,送信手段である第1通信I/F16,第2通信I/F17と、通信バス−1および通信バス−2間のデータ伝送を制御するMPU11とを備え、ゲートウェイ装置10で行なう各種処理をMPU11で実行する。本発明の中継優先度設定手段,閾値設定手段,検索手段,監視手段であるMPU11には、データ伝送処理を含む各種処理の実行時に使用するデータまたはプログラムなどが記憶されるRAM12、フラッシュメモリ13およびROM14が接続されている。
ROM14には、例えば、ゲートウェイ装置10で行なう各種処理を実行するためのメインプログラム14p、およびゲートウェイ装置10の機器番号などの機器識別情報14bが記憶されている。フラッシュメモリ13には、例えば、ゲートウェイ装置10で行なう各種処理を実行するための処理プログラム13pが記憶されている。MPU11は、ROM14に記憶されているメインプログラム14pを実行すると共に、フラッシュメモリ13から必要な処理プログラム13pを読出して実行する。処理プログラム13pは、MPU11により更新することが可能である。更新処理は、例えばインストルメントパネルに設けられた図示しないスイッチ等の入力操作部によって実施する。
各種処理の実行に必要なデータは、MPU11により、RAM12,フラッシュメモリ13,およびROM14から読み出される。また、処理結果は、MPU11により、RAM12またはフラッシュメモリ13に記憶される。例えば、ECU−A〜ECU−Eのアドレスを含むアドレステーブルがRAM12に記憶され、データの転送をブロックする送信元および/または送信先などのフィルタリングポリシがフラッシュメモリ13に記憶される。MPU11は、前記アドレステーブルおよびフィルタリングポリシを参照して、通信フレーム中継処理を行なう。なお、RAM12を使用せずにフラッシュメモリ13のみを使用することも可能である。
通信バス−1,通信バス−2で用いる通信プロトコルは、公知のトークンパッシング方式,CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection:衝突検出型搬送波検知多重アクセス)方式やTDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)方式等、公知の各種プロトコルを採用してもよい。また、各ネットワークで異なる通信プロトコルを採用することも可能である。第1通信I/F16,第2通信I/F17は、それぞれのネットワークの通信プロトコルに対応した周知の通信LSI16a,17a等を含む回路構成となっている。
通信バス−1あるいは通信バス−2からの通信フレームの受信は以下の(1)あるいは(2)の少なくとも一方を用いて行なう。
(1)通信バス−1あるいは通信バス−2から受信した通信フレームを、通信I/F16,第2通信I/F17に含まれてRAM等で構成されるバッファ16b,17bに蓄積する。受信した通信フレームを各バッファに蓄積する方法は、通信LSI16a,17aから通信フレームを各バッファに直接転送する方法、通信I/F16,17の全体制御を行なう図示しないCPUにより動作する制御プログラムにより通信LSI16a,17aから通信フレームをバッファ16b,17bに転送する方法のいずれを用いてもよい。
(2)通信バス−1あるいは通信バス−2から受信した通信フレームを、メインプログラム14pに含まれる通信ドライバプログラムにより、通信I/F16あるいは第2通信I/F17から取り込んでRAM12に領域が確保されるバッファ12aに蓄積する。
なお、通信バス−1あるいは通信バス−2から通信フレームを受信した場合には、通信フレームを受信した旨を示す通信フレーム受信フラグをセットする。通信フレーム受信フラグは通信フレーム毎に領域が確保される。
(1)通信バス−1あるいは通信バス−2から受信した通信フレームを、通信I/F16,第2通信I/F17に含まれてRAM等で構成されるバッファ16b,17bに蓄積する。受信した通信フレームを各バッファに蓄積する方法は、通信LSI16a,17aから通信フレームを各バッファに直接転送する方法、通信I/F16,17の全体制御を行なう図示しないCPUにより動作する制御プログラムにより通信LSI16a,17aから通信フレームをバッファ16b,17bに転送する方法のいずれを用いてもよい。
(2)通信バス−1あるいは通信バス−2から受信した通信フレームを、メインプログラム14pに含まれる通信ドライバプログラムにより、通信I/F16あるいは第2通信I/F17から取り込んでRAM12に領域が確保されるバッファ12aに蓄積する。
なお、通信バス−1あるいは通信バス−2から通信フレームを受信した場合には、通信フレームを受信した旨を示す通信フレーム受信フラグをセットする。通信フレーム受信フラグは通信フレーム毎に領域が確保される。
なお、接続される通信バスの数には制約はなく、パワートレイン系,ボディ系のネットワークの他に、マルチメディア系、およびエアバック等のセイフティ系のネットワークを構成に含めてもよい。この場合、これら追加されるネットワークの通信プロトコルに対応した通信I/Fも追加される。
図10のように、通信フレームは、ヘッダ部とデータ部を含み、データ部にはデータ本体が書き込まれている。ヘッダ部には、パワートレイン系,ボディ系等のネットワーク種別を表す通信種別情報,ECU−A〜ECU−Eの機器識別情報であったり、車両速度やエンジン回転数といった通信フレームの意味合いを示したりするIDと、通信フレームの送信先とが含まれる。また、データ本体の長さを示すデータレングスコード(DLC)を含んでもよい。
図3はRAM12に領域が確保されるフレームバッファの構成例を示したものである。フレームバッファの構成は、以下の(1)〜(3)のうちのいずれを用いてもよい。
(1)データ部に含まれる通信フレームのID毎に領域が確保される。すなわち、DATA0には通信フレームのIDが0のデータ部の内容が、DATAmには通信フレームのIDがmのデータ部の内容が全て格納される。この場合中継優先度領域はID毎に一つずつ確保される。
(2)受信した通信フレームを例えば1バイト毎に分割してデータ領域に格納する。例えば、通信フレームのデータ部が8バイトならば、図3のデータ領域のmは8となり、データ領域の1から8に1バイトずつ格納される。この場合中継優先度領域は一つでもよい。つまり、フレームバッファはID毎に領域が確保される。
(3)受信した通信フレームを送信先の通信フレームの書式に変換してデータ領域に格納する。(1)のように送信する通信フレームのID毎に一括して格納しても、(2)のように1バイトずつ分割して格納してもよい。この場合中継優先度領域は送信先毎に一つずつ確保される。
(1)データ部に含まれる通信フレームのID毎に領域が確保される。すなわち、DATA0には通信フレームのIDが0のデータ部の内容が、DATAmには通信フレームのIDがmのデータ部の内容が全て格納される。この場合中継優先度領域はID毎に一つずつ確保される。
(2)受信した通信フレームを例えば1バイト毎に分割してデータ領域に格納する。例えば、通信フレームのデータ部が8バイトならば、図3のデータ領域のmは8となり、データ領域の1から8に1バイトずつ格納される。この場合中継優先度領域は一つでもよい。つまり、フレームバッファはID毎に領域が確保される。
(3)受信した通信フレームを送信先の通信フレームの書式に変換してデータ領域に格納する。(1)のように送信する通信フレームのID毎に一括して格納しても、(2)のように1バイトずつ分割して格納してもよい。この場合中継優先度領域は送信先毎に一つずつ確保される。
上記のような構成により、ゲートウェイ装置10は、通信バス−1から第1通信I/F16により受信した通信フレームをフレームバッファに格納し、第2通信I/F17を介して通信バス−2へ送信すなわち中継する。例えば、ECU−Aからの通信フレームをECU−C〜ECU−Eに中継する。また、ECU−Aからの通信フレームを同じ通信バス−1に接続されるECU−Bに中継してもよい。逆に、通信バス−2に接続されるECU−Eからの通信フレームを通信バス−1に接続されるECU−A,ECU−Bに中継する。同様に、ECU−Eからの通信フレームを同じ通信バス−1に接続される例えばECU−Cに中継してもよい
(中継優先度設定)
図5および図8を用いて受信した通信フレームをフレームバッファに格納する際に、当該フレームバッファに通信フレームが既に格納されている場合に当該通信フレームの中継優先度を高くする中継優先度設定処理について説明する。図5は通信フレームの中継優先度の推移を示す図である。また、図8はゲートウェイ装置10のROM14に記憶され、MPU11で実行されるメインプログラム14pに含まれる中継優先度設定処理のフロー図である。なお、本処理はメインプログラム14pに含まれる他の処理とともに繰り返し実行される。
図5および図8を用いて受信した通信フレームをフレームバッファに格納する際に、当該フレームバッファに通信フレームが既に格納されている場合に当該通信フレームの中継優先度を高くする中継優先度設定処理について説明する。図5は通信フレームの中継優先度の推移を示す図である。また、図8はゲートウェイ装置10のROM14に記憶され、MPU11で実行されるメインプログラム14pに含まれる中継優先度設定処理のフロー図である。なお、本処理はメインプログラム14pに含まれる他の処理とともに繰り返し実行される。
通信フレームを受信した場合、すなわち通信フレーム受信フラグがセットされ、通信フレームバッファ16b,17bあるいはバッファ12aに通信フレームが蓄積されている場合(S1:Yes)、受信した通信フレームに含まれるIDに対応するフレームバッファを参照して、既に通信フレームが格納されているかを確認する。通信フレームが格納されていない場合(S2:No)は、中継優先度を1ステップ高くして(S4)、フレームバッファに受信した通信フレームを格納し、該当する通信フレーム受信フラグをクリアする(S5)。このとき、バッファ16b,17bあるいはバッファ12aの内容はゼロクリアしてもよい。これは図5(a)の新規通信フレームを受信した場合に相当し、中継優先度Priを最低の3に設定している。
一方、既に通信フレームが格納されている場合(S2:Yes)、その通信フレームの中継優先度が最高であるかを確認し、中継優先度が最高でない場合(S3:No)は中継優先度を1ステップ高くする(S4)。そして、フレームバッファに受信した通信フレームを格納する(S5)。このとき、バッファ16b,17bあるいはバッファ12aの内容はゼロクリアしてもよい。これは図5(a)の新規通信フレームを受信した後に通信フレームを受信した図5(b)に相当し、中継優先度Priを最低の3から2に1ステップ高くしている。
なお、上述のステップS2〜S5までの処理は、バッファ16b,17bあるいはバッファ12aに蓄積されている全ての通信フレームを取り出すまで(S6:No)行なう。
(中継優先度設定の別の例1)
図8の中継優先度設定処理において、受信した通信フレームのIDに通信種別情報が含まれる場合、その通信種別情報に応じて中継優先度を設定する方法を用いてもよい。例えば、短い周期で定期的に送られてくる通信フレームについては、その通信種別情報に対応するフレームバッファの中継優先度Priを最低の3に設定し、スイッチの状態変化等のイベントが発生したときにのみ送くられてくる通信フレームについては、そのIDに対応するフレームバッファの中継優先度を最高の1に設定する。
図8の中継優先度設定処理において、受信した通信フレームのIDに通信種別情報が含まれる場合、その通信種別情報に応じて中継優先度を設定する方法を用いてもよい。例えば、短い周期で定期的に送られてくる通信フレームについては、その通信種別情報に対応するフレームバッファの中継優先度Priを最低の3に設定し、スイッチの状態変化等のイベントが発生したときにのみ送くられてくる通信フレームについては、そのIDに対応するフレームバッファの中継優先度を最高の1に設定する。
なお、通信種別情報に対応して設定されるフレームバッファの中継優先度は、予めフラッシュメモリ13等に記憶されている。また、後述の通信頻度によって通信種別情報毎の中継優先度を設定する方法を合わせて用いてもよい。
(中継優先度設定の別の例2)
図8の中継優先度設定処理において、受信した通信フレームのIDに機器識別情報が含まれる場合、その機器識別情報に応じて中継優先度を設定する方法を用いてもよい。例えば、図7のように故障診断を行なうための故障診断装置20が接続され、その故障診断装置20からの通信フレームを受信した場合は、車両全体が故障診断モードで動作していると判断し、故障診断装置20からの通信フレームを格納するフレームバッファの中継優先度を最高の1に設定し、スイッチの状態変化等のイベントが発生したときにのみ送くられてくる通信フレームについては、その機器識別情報に対応するフレームバッファの中継優先度を2に設定し、定期的に送られてくる通信フレームについては、そのIDに対応するフレームバッファの中継優先度を最低の3に設定する。
図8の中継優先度設定処理において、受信した通信フレームのIDに機器識別情報が含まれる場合、その機器識別情報に応じて中継優先度を設定する方法を用いてもよい。例えば、図7のように故障診断を行なうための故障診断装置20が接続され、その故障診断装置20からの通信フレームを受信した場合は、車両全体が故障診断モードで動作していると判断し、故障診断装置20からの通信フレームを格納するフレームバッファの中継優先度を最高の1に設定し、スイッチの状態変化等のイベントが発生したときにのみ送くられてくる通信フレームについては、その機器識別情報に対応するフレームバッファの中継優先度を2に設定し、定期的に送られてくる通信フレームについては、そのIDに対応するフレームバッファの中継優先度を最低の3に設定する。
なお、機器識別情報に対応して設定されるフレームバッファの中継優先度は、予めフラッシュメモリ13等に記憶されている。また、後述の通信頻度によって中継優先度を設定する方法を合わせて用いてもよい。
(中継優先度設定の別の例3)
図8の中継優先度設定処理において、受信した通信フレームのIDに通信種別情報あるいは機器識別情報が含まれる場合、その通信フレームの受信頻度によって中継優先度を設定する方法を用いてもよい。例えば、図6のように所定の周期で定期的に送られるECU−Bからの通信フレームが、何らかの原因で所定の周期の半分の周期で送られてくると、中継優先度は通常よりも高く設定されてしまう。すると、ECU−Cへは通常の2倍の頻度で通信フレームが送られてしまうが、ECU−Cでは受信処理の負荷が増大してECU−C自体の動作に影響を及ぼすこともあり得る。
図8の中継優先度設定処理において、受信した通信フレームのIDに通信種別情報あるいは機器識別情報が含まれる場合、その通信フレームの受信頻度によって中継優先度を設定する方法を用いてもよい。例えば、図6のように所定の周期で定期的に送られるECU−Bからの通信フレームが、何らかの原因で所定の周期の半分の周期で送られてくると、中継優先度は通常よりも高く設定されてしまう。すると、ECU−Cへは通常の2倍の頻度で通信フレームが送られてしまうが、ECU−Cでは受信処理の負荷が増大してECU−C自体の動作に影響を及ぼすこともあり得る。
そこで、フラッシュメモリ13等に通信種別情報あるいは機器識別情報毎の通信フレーム送信周期を基準周期として記憶しておき、MPU11の持つタイマ機能を利用して、通信種別情報あるいは機器識別情報毎の通信フレーム受信周期を測定し、例えばECU−Cからの通信フレーム受信周期が通常の半分となった場合、ECU−Cからの通信フレームに対応するフレームバッファに、通常設定する中継優先度よりも1ランク低い中継優先度に設定する。
実際のフレーム受信周期と基準周期との比率と、中継優先度のランクの下げ幅をマップデータとしてフラッシュメモリ13等に記憶し、フレーム受信処理でフレーム受信周期と基準周期との比率を算出し、マップデータを参照して算出された比率に対応する中継優先度のランクの下げ幅を選択して、予めフラッシュメモリ13等に記憶されているID毎の中継優先度に選択された下げ幅を反映するようにしてもよい。
(通信フレーム送信)
図9を用いてフレームバッファに格納された通信フレームを送信する通信フレーム送信処理について説明する。なお、本処理はゲートウェイ装置10のROM14に記憶され、MPU11で実行されるメインプログラム14pに含まれ、メインプログラム14pに含まれる他の処理とともに繰り返し実行される。
図9を用いてフレームバッファに格納された通信フレームを送信する通信フレーム送信処理について説明する。なお、本処理はゲートウェイ装置10のROM14に記憶され、MPU11で実行されるメインプログラム14pに含まれ、メインプログラム14pに含まれる他の処理とともに繰り返し実行される。
まず、ポインタの内容が示すフレームバッファに通信フレームが格納されているかどうかを調べる。通信フレームが格納されている場合(S11:Yes)、当該通信フレームに対応した中継優先度が設定されている閾値以上かを調べる。中継優先度が設定されている閾値以上である場合(S12:Yes)、当該通信フレームを送信する(S13)。そして、中継優先度を含めたフレームバッファの内容をクリアする(S14,図5(c)の状態)。
次いで、ポインタの内容をインクリメントして次のフレームバッファの位置とし(S15)、送信処理終了条件が成立するまで、ステップS11〜S15までの処理を繰り返す。一方、ポインタの内容が示す(S16:YES)フレームバッファに通信フレームが格納されていない場合(S11:No)は、ポインタの内容をインクリメントして次のフレームバッファの通信フレームの有無を調べる(S15→S11)。
ポインタは、フレームバッファに格納されるIDの示すデータ本体あるいは個別のデータのうちで、送信待ちのフレームバッファの位置すなわちアドレスを示している。ポインタの初期値はフレームバッファの先頭アドレスで、ポインタの内容がフレームバッファの末尾アドレスのときにインクリメントされるとフレームバッファの先頭アドレスに戻る。
送信処理終了条件としては、以下のいずれを用いてもよい。
(1)通信フレーム送信処理開始後一定時間経過後に送信処理終了条件を成立させる。つまり、通信フレーム送信処理の実行時間を一定時間に制限する。
(2)所定の数の通信フレームを送信した場合に送信処理終了条件を成立させる。
(3)所定の数のフレームバッファを参照した場合に送信処理終了条件を成立させる。つまり、ポインタのインクリメント分が所定の値となった場合に送信処理終了条件を成立させる。
(1)通信フレーム送信処理開始後一定時間経過後に送信処理終了条件を成立させる。つまり、通信フレーム送信処理の実行時間を一定時間に制限する。
(2)所定の数の通信フレームを送信した場合に送信処理終了条件を成立させる。
(3)所定の数のフレームバッファを参照した場合に送信処理終了条件を成立させる。つまり、ポインタのインクリメント分が所定の値となった場合に送信処理終了条件を成立させる。
なお、通信バスの通信速度や通信フレームの最小/最大長といった物理的制約と、ゲートウェイ装置の処理構成によって決められる繰り返し処理のタイミングといった時間的制約とから、最大実受信処理時間は予め予測することができる。すなわち、1回の処理でバッファ16b,17bあるいはバッファ12aに蓄積された通信フレームを全てフレームバッファに格納することができるように通信フレーム受信処理,メインプログラム14pが構成されている。同様に、その周回の処理で少なくとも1フレームの通信フレームを送信できるように、通信フレーム送信処理,メインプログラム14pが構成されている。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
10 ゲートウェイ装置
11 MPU(中継優先度設定手段,閾値設定手段,検索手段,監視手段)
12 RAM
14 ROM
16 第1通信I/F(受信手段,送信手段)
17 第2通信I/F(受信手段,送信手段)
11 MPU(中継優先度設定手段,閾値設定手段,検索手段,監視手段)
12 RAM
14 ROM
16 第1通信I/F(受信手段,送信手段)
17 第2通信I/F(受信手段,送信手段)
Claims (9)
- 複数の制御ユニットが通信線により接続されたネットワークが複数形成され、前記複数のネットワーク間を接続して通信フレームの受信処理および送信処理を行なうゲートウェイ装置において、
前記ネットワークからの通信フレームを受信してフレームバッファに格納する受信手段と、
前記フレームバッファに格納された通信フレームに中継優先度を設定する中継優先度設定手段と、
前記フレームバッファに格納された通信フレームを前記中継優先度に基づいて前記ネットワークに送信する送信手段と、
を備えることを特徴とするゲートウェイ装置。 - 前記中継優先度設定手段は、前記受信した通信フレームを前記フレームバッファに格納する際に、当該フレームバッファに通信フレームが既に格納されている場合に当該通信フレームの中継優先度をより高くする請求項1に記載のゲートウェイ装置。
- 前記中継優先度設定手段は前記受信した通信フレームの内容に基づいて前記中継優先度を設定する請求項1または2に記載のゲートウェイ装置。
- 前記通信フレームは通信内容の種別を表す通信種別情報を含み、
前記中継優先度設定手段は前記通信種別情報に応じて前記中継優先度を設定する請求項1ないし3のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。 - 前記通信フレームは前記制御ユニットの識別情報を含み、
前記中継優先度設定手段は前記識別情報に応じて前記中継優先度を設定する請求項1ないし4のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。 - 前記ネットワークの通信状態を監視する監視手段を備え、
前記中継優先度設定手段は前記通信状態に基づいて前記中継優先度を設定する請求項1ないし5のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。 - 前記監視手段は前記通信フレームの受信量を監視し、
前記中継優先度設定手段は当該通信フレームの受信量に応じて前記中継優先度を設定する請求項6に記載のゲートウェイ装置。 - 前記フレームバッファに格納された通信フレームから前記中継優先度が所定の範囲内に含まれるものを検索する検索手段を備え、
前記送信手段は前記検索された通信フレームを前記ネットワークへ送信する請求項1ないし7のいずれか1項に記載のゲートウェイ装置。 - 前記所定の範囲は所定のタイミング、あるいは前記通信フレームの前記フレームバッファへの格納状態によって変更可能である請求項8に記載のゲートウェイ装置。
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