JP2015202820A - ピラー構造及び車両側部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】側突時にピラー構造の接合状態を維持することができるピラー構造及び車両側部構造を得る。【解決手段】ピラー構造28は、車両上下方向に延在され、車両前後方向に延びる一対のアウタフランジ部30A、30Bと、一対のアウタフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたアウタ縦壁部30C、30Dと、を備えたアウタパネル30と、アウタパネルの車両幅方向内側に配設されると共にアウタパネルに沿って車両上下方向に延在され、一対のアウタフランジ部と接合された一対のインナフランジ部32A、32Bと、一対のインナフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたインナ縦壁部32C、32Dと、を備えたインナパネル32と、アウタ縦壁部とインナ縦壁部とが接合された縦壁接合部40、42と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ピラー構造及び車両側部構造に関する。
アウタパネルとインナパネルとを備えたピラー構造として、特許文献1には、断面ハット形状のアウタパネルと断面ハット形状のインナパネルとを両端部のフランジ部で接合したピラー構造が開示されている。また、特許文献1のピラー構造では、アウタパネルとインナパネルとの間に補強部材が設けられており、この補強部材は、インナパネル及びアウタパネルとともにフランジ部で接合されている。
特開2011−251659号公報
しかしながら、上記のピラー構造が適用された車両の側面衝突時(以下、「側突時」という)にピラー構造へ衝突荷重が入力されると、アウタパネルとインナパネルとが互いに離間する方向へ変形する。この結果、アウタパネルとインナパネルとの接合部であるフランジ部に応力が集中するので、側突時にピラー構造の接合状態を維持するには改善の余地がある。
本発明は、上記事実を考慮し、側突時にピラー構造の接合状態を維持することができるピラー構造及び車両側部構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明に係るピラー構造は、車両に組み付けられた状態で車両上下方向に延在され、車両前後方向に延びる一対のアウタフランジ部と、前記一対のアウタフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたアウタ縦壁部と、前記アウタ縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐアウタ頂部と、を備えたアウタパネルと、前記アウタパネルの車両幅方向内側に配設されると共に前記アウタパネルに沿って車両上下方向に延在され、前記一対のアウタフランジ部と接合された一対のインナフランジ部と、前記一対のインナフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたインナ縦壁部と、前記インナ縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐインナ頂部と、を備えたインナパネルと、前記アウタ縦壁部と前記インナ縦壁部とを接合することによって形成された縦壁接合部と、を有する。
請求項1に記載の本発明に係るピラー構造では、アウタパネルの車両幅方向内側には、インナパネルが設けられており、アウタパネルのアウタフランジ部とインナパネルのインナフランジ部とが接合されている。また、アウタパネルには、アウタフランジ部から車両幅方向外側へ延出されたアウタ縦壁部が設けられており、インナパネルには、インナフランジ部から車両幅方向外側へ延出されたインナ縦壁部が設けられている。ここで、アウタ縦壁部とインナ縦壁部とを接合することによって縦壁接合部が形成されている。これにより、アウタパネルとインナパネルとは、フランジ部と縦壁接合部とで接合されることとなり、車両の側突時に衝突体からピラー構造へ衝突荷重が入力された場合であっても、アウタパネルとインナパネルとが互いに離間する方向に変形する口開き変形を抑制することができる。
請求項2に記載の本発明に係るピラー構造は、車両に組み付けられた状態で車両上下方向に延在され、車両前後方向に延びる一対のアウタフランジ部と、前記一対のアウタフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたアウタ縦壁部と、前記アウタ縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐアウタ頂部と、を備えたアウタパネルと、前記アウタパネルより車両幅方向内側に配設されると共に前記アウタパネルに沿って車両上下方向に延在され、前記一対のアウタフランジ部と接合された一対のインナフランジ部と、前記一対のインナフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたインナ縦壁部と、前記インナ縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐインナ頂部と、を備えたインナパネルと、前記アウタパネルと前記インナパネルとの間に配設され、前記アウタフランジ部及び前記インナフランジ部と接合された一対の補強フランジ部と、前記一対の補強フランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出された補強縦壁部と、前記補強縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐ補強頂部と、を備えた補強部材と、前記インナ縦壁部と前記補強縦壁部とを接合することによって形成された縦壁接合部と、を有する。
請求項2に記載の本発明に係るピラー構造では、アウタパネルとインナパネルとの間には、補強部材が設けられている。また、補強部材の補強フランジ部は、アウタパネルのアウタフランジ部及びインナパネルのインナフランジ部とともに接合されている。さらに、補強部材の補強縦壁部とインナパネルのインナ縦壁部とを接合することによって縦壁接合部が形成されている。これにより、補強部材とインナパネルとは、フランジ部と縦壁接合部とで接合されることとなり、車両の側突時に衝突体からピラー構造へ衝突荷重が入力された場合であっても、補強部材とインナパネルとが互いに離間する方向に変形する口開き変形を抑制することができる。
請求項3に記載の本発明に係るピラー構造は、請求項1に記載のピラー構造において、前記アウタパネルと前記インナパネルとで閉断面が構成されている。
請求項3に記載の本発明に係るピラー構造では、アウタパネルとインナパネルとで閉断面を構成することによって剛性を向上させることができる。
請求項4に記載の本発明に係るピラー構造は、請求項2に記載のピラー構造において、前記補強部材と前記インナパネルとで閉断面が構成されている。
請求項4に記載の本発明に係るピラー構造では、補強部材とインナパネルとで閉断面を構成することによって剛性を向上させることができる。
請求項5に記載の本発明に係るピラー構造は、請求項1〜4の何れか1項に記載のピラー構造において、前記縦壁接合部は、車両に組み付けられた状態で少なくともドアベルトラインより車両上方に設けられている。
請求項5に記載の本発明に係るピラー構造では、アウタパネルとインナパネルとが互いに離間する方向に変形するのを効果的に抑制することができる。すなわち、車両の側突時に衝突体のフロントバンパなどが接触する領域は、ベルトラインより車両下方の領域であることが多く、この領域は衝突体の衝突によって車両幅方向内側へ変形される。一方、ベルトラインより車両上方側では、車両幅方向外側に圧縮応力が作用し、車両幅方向内側に引張応力が作用する。このため、アウタパネルとインナパネルとが互いに離間する方向へ変形しようとする。ここで、少なくともドアベルトラインより車両上方に縦壁接合部を設けることにより、上記の変形を効果的に抑制することができる。
請求項6に記載の本発明に係るピラー構造は、請求項1〜5の何れか1項に記載のピラー構造において、前記インナ縦壁部の前記縦壁接合部には、対向する前記インナ縦壁部へ向かう方向とは反対方向へ膨出された座面が設けられている。
請求項6に記載の本発明に係るピラー構造では、座面を調整するだけで接合面の調整を行うことができる。
請求項7に記載の本発明に係る車両側部構造は、請求項1〜6の何れか1項に記載のピラー構造が適用されたセンタピラーと、前記センタピラーを車両前後方向の中央部に備えた車両側部と、を有する。
請求項7に記載の本発明に係る車両側部構造では、請求項1〜6の何れか1項に記載の発明の効果を得ることができる。
以上、説明したように、請求項1及び請求項7に係る発明によれば、側突時におけるピラー構造の接合状態を良好に維持することができるという優れた効果を有する。
請求項2に係る発明によれば、側突時におけるピラー構造の接合状態を良好に維持しつつ、意匠性の低下を抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項3及び請求項4に係る発明によれば、側突時にピラー構造が変形するのを抑制することができるという優れた効果を有する。
請求項5に係る発明によれば、側突時におけるピラー構造の接合状態をより良好に維持することができるという優れた効果を有する。
請求項6に係る発明によれば、接合面の調整にかかる時間を短縮することができるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る車両側部構造が適用された車両の要部を示す側面図である。 図1の2−2線に沿って切断した切断面を拡大して示す拡大断面図である。 第1実施形態に係るピラー構造を構成するインナパネルの要部を示す要部拡大斜視図である。 第2実施形態に係るピラー構造を示す、図2に対応する断面図である。 第3実施形態に係るピラー構造を示す、図2に対応する断面図である。 第4実施形態に係るピラー構造を示す、図2に対応する断面図である。 比較例のピラー構造を示す、図2に対応する断面図である。 比較例のピラー構造に衝突荷重が入力された状態を示す、図2に対応する断面図である。
以下、図面に基づいて、本発明に係る車両側部構造及びピラー構造について説明する。なお、図面に適宜示される矢印FRは車両前方側を示し、矢印UPは車両上方側を示し、矢印OUTは車両幅方向外側を示している。また、本発明に係るピラー構造は、車両幅方向において左右対称に構成されている。このため、車両の左側部分について以下に説明し、車両の右側部分についての説明は省略する。
<第1実施形態>
(車両側部構造)
図1に示されるように、本発明の第1実施形態に係る車両側部構造10が適用された車両12は、車両側部12Aの前部に配設されて車両上下方向に延在されたフロントピラー14を備えている。また、フロントピラー14より車両後方側には、車両上下方向に延在されたセンタピラー16が配設されており、このセンタピラー16より車両後方側には、車両上下方向に延在されたリヤピラー18が配設されている。
フロントピラー14の下端部、センタピラー16の下端部、及びリヤピラー18の下端部は、車両前後方向に延在されたロッカ20によって連結されている。ロッカ20は、車両12の下部を構成しており、フロントピラー14、センタピラー16、ロッカ20、及びルーフサイドレール26によって乗員乗降用のフロントドア開口部22が形成されている。一方、フロントドア開口部22の車両後方側には、リヤサイドドア開口部24が形成されており、フロントドア開口部22及びリヤサイドドア開口部24は、図示しないフロントサイドドア及びリヤサイドドアによって開閉可能とされている。ここで、センタピラー16には、図2に示されるように、本実施形態に係るピラー構造28が適用されている。
(ピラー構造)
図2に示されるように、本実施形態に係るピラー構造28が適用されたセンタピラー16は、主として、アウタパネル30と、インナパネル32と、を含んで構成されている。
アウタパネル30は、一対のアウタフランジ部30A、30Bと、一対のアウタ縦壁部30C、30Dと、アウタ頂部30Eと、を含んで構成された金属部材であり、断面が車両幅方向内側に開放された略ハット形状に形成されている。アウタフランジ部30Aは、アウタパネル30の前端部に設けられており、車両前後方向に延びている。また、アウタフランジ部30Bは、アウタパネル30の後端部に設けられており、車両前後方向に延びている。なお、本実施形態では、アウタフランジ部30A及びアウタフランジ部30Bを略同一の長さで形成しているが、これに限らず、それぞれ異なる長さで形成してもよい。
アウタフランジ部30Aの後端部から車両幅方向外側へ向かって、アウタ縦壁部30Cが延出されている。また、アウタフランジ部30Bの前端部から車両幅方向外側へ向かって、アウタ縦壁部30Dが延出されている。アウタ縦壁部30C及びアウタ縦壁部30Dは、略同一の長さに形成されており、平面視で車両幅方向外側の端部同士が互いに近づくように傾斜されている。さらに、アウタ縦壁部30Cの車両幅方向外側の端部と、アウタ縦壁部30Dの車両幅方向外側の端部とは、アウタ頂部30Eによって車両前後方向に連結されている。
以上のように構成されたアウタパネル30の車両幅方向内側には、インナパネル32が配設されている。インナパネル32は、断面略ハット形状に形成された金属部材であり、主として、一対のインナフランジ部32A、32Bと、一対のインナ縦壁部32C、32Dと、インナ頂部32Eと、を含んで構成されている。
インナフランジ部32Aは、インナパネル32の前端部に設けられており、車両前後方向に延びてアウタフランジ部30Aの内面と接している。また、インナフランジ部32Bは、インナパネル32の後端部に設けられており、車両前後方向に延びてアウタフランジ部30Bの内面と接している。
インナフランジ部32Aの後端部には、アウタ縦壁部30Cに沿って車両幅方向外側へインナ縦壁部32Cが延出されており、インナフランジ部32Bの前端部には、アウタ縦壁部30Dに沿って車両幅方向外側へインナ縦壁部32Dが延出されている。また、インナ縦壁部32Cの車両幅方向外側の端部と、インナ縦壁部32Dの車両幅方向外側の端部とは、インナ頂部32Eによって車両前後方向に連結されている。以上のように構成されたインナパネル32とアウタパネル30との間には、隙間が設けられており、このインナパネル32とアウタパネル30とで閉断面34が構成されている。
ここで、アウタフランジ部30A及びインナフランジ部32Aは、車両幅方向に重ねて配設されており、スポット溶接などで接合されることによってフランジ接合部36が形成されている。また、アウタフランジ部30B及びインナフランジ部32Bも同様に、車両幅方向に重ねて配設されており、スポット溶接などで接合されることによってフランジ接合部38が形成されている。
一方、アウタ縦壁部30C及びインナ縦壁部32Cは、車両前後方向に重ねて配設されており、スポット溶接などで接合されることによって縦壁接合部40が形成されている。また、アウタ縦壁部30D及びインナ縦壁部32Dも同様に、車両前後方向に重ねて配設されており、スポット溶接などで接合されることによって縦壁接合部42が形成されている。
また、図3に示されるように、インナパネル32のインナ縦壁部32Dには、対向するインナ縦壁部32Cへ向かう方向とは反対側へ膨出された座面44が設けられている。そして、この座面44がアウタパネル30のアウタ縦壁部30Dに重ねられて接合されている。換言すれば、インナ縦壁部32Dの縦壁接合部42となる部位に座面44が設けられている。また、インナ縦壁部32Cには、インナ縦壁部32Dと同様の座面44が設けられている。
なお、本実施形態では、アウタパネル30及びインナパネル32を金属部材で形成したが、これに限らず、他の材料で形成してもよく、例えば、繊維強化樹脂などの樹脂材料で形成してもよい。
また、本実施形態では、フランジ接合部36、38及び縦壁接合部40、42をスポット溶接によって形成したが、これに限らず、他の方法で接合してもよい。例えば、レーザー溶接によって形成してもよく、接着剤を用いて接合してもよい。また、リベットやボルト及びナットを用いて接合してもよい。
(作用並びに効果)
次に、本実施形態の車両側部構造及びピラー構造の作用並びに効果について説明する。
図2に示されるように、本実施形態のピラー構造28では、アウタパネル30及びインナパネル32がフランジ接合部36、38と縦壁接合部40、42とで接合されている。このため、側突時にアウタパネル30とインナパネル32とが互いに離間する方向に変形するのを抑制することができる。
上記の効果について比較例を用いて説明する。図7に示されるように、比較例のセンタピラー100は、アウタパネル102とインナパネル104とを備えている。アウタパネル102は、アウタフランジ部102A、102Bと、アウタ縦壁部102C、102Dと、アウタ頂部102Eと、を含んで構成されており、平面視で車両幅方向内側が開放された断面略ハット形状に形成されている。一方、インナパネル104は、インナフランジ部104A、104Bと、インナ縦壁部104C、104Dと、インナ頂部104Eと、を含んで構成されている。
また、インナフランジ部104Aとアウタフランジ部102Aとが車両幅方向に重ね合わされており、スポット溶接などで接合されてフランジ接合部106が形成されている。また、インナフランジ部104Bとアウタフランジ部102Bとが車両幅方向に重ね合わされてスポット溶接などで接合されてフランジ接合部108が形成されている。
ここで、インナ縦壁部104C及びインナ縦壁部104Dは、それぞれインナフランジ部104A及びインナフランジ部104Bから車両幅方向内側へ延出されている。すなわち、アウタ縦壁部102C、102Dとは反対側へ延出されているので、インナ縦壁部104C、104Dとアウタ縦壁部102C、102Dとは接合されておらず、縦壁接合部が設けられていない。この点で本実施形態に係るピラー構造28と相違している。なお、本比較例のインナ頂部104Eは、車両前後方向の中央部が車両幅方向外側へ凹んだ形状とされているが、これに限らず、インナ頂部104Eがアウタ頂部102Eと略平行に形成されたピラー構造を比較例としてもよい。
以上のように構成されたセンタピラー100を備えた車両において、この車両の側突時にセンタピラー100に作用する応力について考える。側突時にバリアのフロントバンパなどが接触する領域は、ベルトラインBLより車両下方の領域であることが多く、この領域はバリアの衝突によって車両幅方向内側へ変形される。一方、ベルトラインBLより車両上方側では、車両幅方向外側に位置するアウタパネル102に圧縮応力が作用し、車両幅方向内側に位置するインナパネル104には引張応力が作用する。
このため、図8に示されるように、センタピラー100の少なくともベルトラインBLより車両上方側では、アウタパネル102が車両幅方向外側へ変形し、インナパネル104が車両幅方向内側へ変形する。すなわち、アウタパネル102とインナパネル104とが互いに離間する方向へ変位して口開き変形する。これにより、両端部のフランジ接合部106及びフランジ接合部108に応力が集中する。特に、強度を向上させるためにハイテン(高張力鋼)材でアウタパネル102又はインナパネル104を形成した場合は、変形して応力を逃がすことができなくなり、フランジ接合部106及びフランジ接合部108に応力が集中する。この結果、アウタパネル102とインナパネル104とが口開き変形して接合状態を維持することができなくなることがある。
一方、図2に示されるように、本実施形態に係るピラー構造28によれば、縦壁接合部40によってインナ縦壁部32Cとアウタ縦壁部30Cとが接合されており、縦壁接合部42によってインナ縦壁部32Dとアウタ縦壁部30Dとが接合されている。これにより、車両の側突時にバリアからセンタピラー16へ衝突荷重が伝達された場合であっても、アウタパネル30とインナパネル32とが互いに離間する方向に変形するのを抑制することができる。すなわち、アウタパネル30とインナパネル32との接合状態を維持することができる。また、衝突荷重をフランジ接合部36、38及び縦壁接合部40、42に分散させることができるので、フランジ接合部36、38だけで接合された構成と比較して、衝突荷重を良好に伝達することができる。
さらに、本実施形態のピラー構造28では、インナパネル32とアウタパネル30とで閉断面34が構成されているので、剛性を向上させることができる。また、本実施形態のインナ縦壁部32C、32Dには、座面44が設けられており、この座面44でアウタ縦壁部30C、30Dと接合されている。このため、接合面の面精度を調整する際には、座面44のみを調整すればよく、インナ縦壁部32C、32Dの全域を調整する必要がない。すなわち、接合面の面精度の調整にかかる時間を短縮することができる。
なお、本実施形態では、センタピラー16の上端部から下端部に亘って等間隔に縦壁接合部40及び縦壁接合部42を形成しているが、これに限らず、不等間隔に縦壁接合部40及び縦壁接合部42を形成してもよい。例えば、ベルトラインBLより車両上方では縦壁接合部40及び縦壁接合部42を密に形成してもよい。また、センタピラー16の一部のみにピラー構造28を適用してもよい。ここで、アウタパネル30とインナパネル32とが互いに離間する方向に変形するのを効果的に抑制するために、少なくともベルトラインBLより車両上方側に縦壁接合部40及び縦壁接合部42を設けるのが好ましい。
また、センタピラー16にピラー構造28を適用した実施形態について説明したが、これに限らず、図1に示されるように、フロントピラー14やリヤピラー18にも同様のピラー構造を適用してもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るピラー構造52が適用されたセンタピラー50について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付し、適宜説明を省略する。図4に示されるように、本実施形態に係るセンタピラー50は、主として、アウタパネル30と、インナパネル32と、補強部材としてのピラーアウタリインフォースメント54と、を含んで構成されている。
アウタパネル30は、断面略ハット形状に形成されており、一対のアウタフランジ部30A、30Bと、一対のアウタ縦壁部30C、30Dと、アウタ頂部30Eと、を備えている。また、アウタパネル30より車両幅方向内側には、断面略ハット形状のインナパネル32が配設されており、インナパネル32は、一対のインナフランジ部32A、32Bと、一対のインナ縦壁部32C、32Dと、インナ頂部32Eと、を備えている。
ここで、アウタパネル30とインナパネル32との間には、ピラーアウタリインフォースメント54が配設されている。ピラーアウタリインフォースメント54は、断面略ハット形状の金属部材であり、主として、一対の補強フランジ部54A、54Bと、一対の補強縦壁部54C、54Dと、補強頂部54Eと、を備えている。
補強フランジ部54Aは、ピラーアウタリインフォースメント54の前端部に設けられており、車両前後方向に延びてアウタフランジ部30Aとインナフランジ部32Aとの間に挟まれている。また、補強フランジ部54Bは、ピラーアウタリインフォースメント54の後端部に設けられており、車両前後方向に延びてアウタフランジ部30Bとインナフランジ部32Bとの間に挟まれている。
さらに、補強フランジ部54Aの後端部から車両幅方向外側へ補強縦壁部54Cが延出されており、補強フランジ部54Bの前端部から車両幅方向外側へ補強縦壁部54Dが延出されている。また、補強縦壁部54Cの車両幅方向外側の端部と、補強縦壁部54Dの車両幅方向外側の端部とは、補強頂部54Eによって車両前後方向に連結されている。
以上のように構成されたピラーアウタリインフォースメント54とアウタパネル30とで閉断面58が構成されており、ピラーアウタリインフォースメント54とインナパネル32とで閉断面56が構成されている。
ここで、アウタフランジ部30A、補強フランジ部54A、及びインナフランジ部32Aをスポット溶接などで接合することによってフランジ接合部60が形成されている。また、アウタフランジ部30B、補強フランジ部54B、及びインナフランジ部32Bをスポット溶接などで接合することによって、フランジ接合部60と同様のフランジ接合部62が形成されている。
さらに、補強縦壁部54Cは、インナ縦壁部32Cと車両前後方向に重ねて配設されており、スポット溶接などで接合されて縦壁接合部64が形成されている。また、補強縦壁部54Dは、インナ縦壁部32Dと車両前後方向に重ねて配設されており、スポット溶接などで接合されて縦壁接合部66が形成されている。
本実施形態のピラー構造52によれば、アウタパネル30とインナパネル32との間にピラーアウタリインフォースメント54を配設したことにより、強度を向上させることができる。また、閉断面56及び閉断面58を備えているので、ピラー構造52の剛性を向上させることができる。
さらに、ピラーアウタリインフォースメント54の補強縦壁部54C、54Dと、インナパネル32のインナ縦壁部32C、32Dとを接合して縦壁接合部64、66としているため、意匠面を構成するアウタパネル30のアウタ縦壁部30C、30Dには、接合時の打痕などが形成されない。これにより、意匠性が低下するのを抑制することができる。その他の効果については、第1実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、ピラーアウタリインフォースメント54とインナパネル32とを接合して縦壁接合部64、66としたが、これに限らず、例えば、ピラーアウタリインフォースメント54の補強縦壁部54C、54Dとアウタパネル30のアウタ縦壁部30C、30Dとを接合してもよい。また、補強縦壁部54C、54D、アウタ縦壁部30C、30D、及びインナ縦壁部32C、32Dの3枚を接合して縦壁接合部としてもよい。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態に係るピラー構造72が適用されたセンタピラー70について説明する。図5に示されるように、本実施形態に係るセンタピラー70は、縦壁接合部74及び縦壁接合部76を除いて第2実施形態と同様の構成とされている。
縦壁接合部74は、ピラーアウタリインフォースメント54の補強縦壁部54Cと、インナパネル32のインナ縦壁部32Cとが接着剤78で接合(接着)されることによって形成されている。また、縦壁接合部76は、補強縦壁部54Dと、インナ縦壁部32Dとが接着剤78で接合(接着)されることによって形成されている。
本実施形態によれば、スポット溶接などの溶接工程を削減することができる。その他の効果については、第1実施形態及び第2実施形態と同様である。
なお、本実施形態では、フランジ接合部60、62をスポット溶接などで接合することによって形成したが、これに限らず、縦壁接合部74、76と同様に接着剤78を用いて接合してもよい。また、この場合、例えば、インナフランジ部32Aからインナ縦壁部32Cまでの領域全てに接着剤78を塗布して接合してもよい。
<第4実施形態>
次に、本発明の第4実施形態に係るピラー構造82が適用されたセンタピラー80について説明する。図6に示されるように、本実施形態に係るセンタピラー80は、縦壁接合部84及び縦壁接合部86を除いて第2実施形態及び第3実施形態と同様の構成である。
縦壁接合部84は、ピラーアウタリインフォースメント54の補強縦壁部54Cと、インナパネル32のインナ縦壁部32Cとがアーク溶接で接合されることによって形成されている。詳細には、インナ縦壁部32Cに形成された貫通孔32Fに図示しない溶接トーチを近づけ、この溶接トーチの先端から延出された溶接ワイヤ88を溶融させることによって、補強縦壁部54Cとインナ縦壁部32Cとが接合された縦壁接合部84を形成している。
また、縦壁接合部76は、補強縦壁部54Dと、インナ縦壁部32Dとが接着剤で接合されることによって形成されている。すなわち、インナ縦壁部32Dに形成された貫通孔32Gに溶接トーチの先端から溶接ワイヤ88を延出させて溶融させることによって、補強縦壁部54Dとインナ縦壁部32Dとが接合された縦壁接合部86を形成している。
以上、本発明の第1実施形態〜第4実施形態に係る車両前部構造について説明したが、これらの実施形態を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、スポット溶接と接着剤とを組み合わせて縦壁接合部を形成してもよい。
10 車両側部構造
12 車両
12A 車両側部
16 センタピラー
28 ピラー構造
30 アウタパネル
30A アウタフランジ部
30B アウタフランジ部
30C アウタ縦壁部
30D アウタ縦壁部
30E アウタ頂部
32 インナパネル
32A インナフランジ部
32B インナフランジ部
32C インナ縦壁部
32D インナ縦壁部
32E インナ頂部
34 閉断面
40 縦壁接合部
42 縦壁接合部
44 座面
50 センタピラー
52 ピラー構造
54 ピラーアウタリインフォースメント(補強部材)
54A 補強フランジ部
54B 補強フランジ部
54C 補強縦壁部
54D 補強縦壁部
54E 補強頂部
56 閉断面
64 縦壁接合部
66 縦壁接合部
70 センタピラー
72 ピラー構造
74 縦壁接合部
76 縦壁接合部
80 センタピラー
82 ピラー構造
84 縦壁接合部
86 縦壁接合部
BL ベルトライン

Claims (7)

  1. 車両に組み付けられた状態で車両上下方向に延在され、車両前後方向に延びる一対のアウタフランジ部と、前記一対のアウタフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたアウタ縦壁部と、前記アウタ縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐアウタ頂部と、を備えたアウタパネルと、
    前記アウタパネルの車両幅方向内側に配設されると共に前記アウタパネルに沿って車両上下方向に延在され、前記一対のアウタフランジ部と接合された一対のインナフランジ部と、前記一対のインナフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたインナ縦壁部と、前記インナ縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐインナ頂部と、を備えたインナパネルと、
    前記アウタ縦壁部と前記インナ縦壁部とを接合することによって形成された縦壁接合部と、
    を有するピラー構造。
  2. 車両に組み付けられた状態で車両上下方向に延在され、車両前後方向に延びる一対のアウタフランジ部と、前記一対のアウタフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたアウタ縦壁部と、前記アウタ縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐアウタ頂部と、を備えたアウタパネルと、
    前記アウタパネルより車両幅方向内側に配設されると共に前記アウタパネルに沿って車両上下方向に延在され、前記一対のアウタフランジ部と接合された一対のインナフランジ部と、前記一対のインナフランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出されたインナ縦壁部と、前記インナ縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐインナ頂部と、を備えたインナパネルと、
    前記アウタパネルと前記インナパネルとの間に配設され、前記アウタフランジ部及び前記インナフランジ部と接合された一対の補強フランジ部と、前記一対の補強フランジ部からそれぞれ車両幅方向外側へ延出された補強縦壁部と、前記補強縦壁部の車両幅方向外側の端部同士を繋ぐ補強頂部と、を備えた補強部材と、
    前記インナ縦壁部と前記補強縦壁部とを接合することによって形成された縦壁接合部と、
    を有するピラー構造。
  3. 前記アウタパネルと前記インナパネルとで閉断面が構成されている請求項1に記載のピラー構造。
  4. 前記補強部材と前記インナパネルとで閉断面が構成されている請求項2に記載のピラー構造。
  5. 前記縦壁接合部は、車両に組み付けられた状態で少なくともドアベルトラインより車両上方に設けられている請求項1〜4の何れか1項に記載のピラー構造。
  6. 前記インナ縦壁部の前記縦壁接合部には、対向する前記インナ縦壁部へ向かう方向とは反対方向へ膨出された座面が設けられている請求項1〜5の何れか1項に記載のピラー構造。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載のピラー構造が適用されたセンタピラーと、
    前記センタピラーを車両前後方向の中央部に備えた車両側部と、
    を有する車両側部構造。
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