JP6816689B2 - 車両のセンタピラー下部構造 - Google Patents
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Description
ロッカ14は、車両前後に延在されている。また、ロッカ14は、ロッカ14の車幅方向外側部分を構成するロッカアウタパネル15と、ロッカ14の車幅方向内側部分を構成する図示しないロッカインナパネルとを含んで構成されている。ロッカアウタパネル15及びロッカインナパネルは、互いに向き合う車幅方向に開放された断面略ハット状に形成されており、それぞれの開口端部同士が溶接等によって接合されている。これにより、ロッカ14は、車両前後方向から見た場合に閉断面構造を成している。ロッカ14には、後述するアウタロアパネル28の下端部が接合されている。
図1に示すセンタピラー16は、車両10の側部におけるフロントドア用開口部13Aとリヤドア用開口部13Bとの間に設けられており、車両上下方向に延びる骨格部材として構成されている。なお、左右のセンタピラー16は、車幅方向において左右対称に構成されている。このため、以下の説明では、車両左側の側部に配置されたセンタピラー16及びピラー下部構造20について説明し、車両右側の側部に配置されたセンタピラー16及びピラー下部構造20についての説明は省略する。
図1に示すリヤドア18は、リヤドア用開口部13Bを車幅方向外側から覆っている。また、リヤドア18の車両前後方向前端部には、後述するドアヒンジ部材19が取付けられている。これにより、リヤドア18は、リヤドア用開口部13Bを開閉可能とされている。
ドアヒンジ部材19は、ドア部材の一例である。なお、リヤドア18を支持するドアヒンジ部材19は、センタピラー16において、車両上下方向に間隔をあけて2つ設けられているが、本実施形態におけるドアヒンジ部材19とは、2つのドアヒンジ部材のうち、下側のドアヒンジ部材19を意味する。このため、上側のドアヒンジ部材19については、図示及び説明を省略する。
図1に示すピラー下部構造20は、一例として、アウタアッパパネル26と、アウタロアパネル28と、アウタロアパネル28に形成されたビード部32とを有する。アウタアッパパネル26の下部及びアウタロアパネル28の上部には、後述するドア取付部34が形成されている。ドア取付部34は、後述するビード部32よりも車両上側に配置されている。
アウタアッパパネル26は、一例として、高張力鋼板にプレス加工を施すことによって製作されている。また、アウタアッパパネル26は、車両上下方向に延在されている。アウタアッパパネル26の上端部は、ルーフサイドレール21(図3参照)に接合されている。さらに、アウタアッパパネル26は、車両上側から見て車幅方向内側へ開放された断面ハット形状に形成されている。具体的には、アウタアッパパネル26は、外壁部26Aと、一対の側壁部26Bと、一対のフランジ部26Cとを含んで構成されている。
図1に示すドア取付部34は、アウタアッパパネル26の車両上下方向の下部に形成されている。ドア取付部34は、車幅方向外側から内側に向けて見た場合に、周壁部34Aと外壁部34Bとを有する。周壁部34Aは、外壁部26Aから車幅方向外側に突出されると共に車両後側に向けて開口するU字状に形成されている。外壁部34Bは、周壁部34Aの車幅方向外側で、車幅方向を厚さ方向として車両前後方向に延びる平板状の部位である。
図1に示すアウタロアパネル28は、アウタアッパパネル26の車両下側に配置されて、アウタアッパパネル26と共にセンタピラー16の車幅方向外側部分を構成している。アウタロアパネル28の幅寸法(車両前後方向の寸法)は、車両下側に向かうに従い大きくなるように設定されている。なお、アウタロアパネル28の車両上下方向の上部には、アウタアッパパネル26の下部が車幅方向の外側から重ねられ、既述のドア取付部34を形成している。換言すると、アウタロアパネル28は、ドア取付部34を有する。また、アウタロアパネル28は、一例として、一般の鋼板(高張力鋼板よりも引張り強さの低い鋼板)にプレス加工を施すことによって製作されている。
図2(B)に示すビード部32は、アウタロアパネル28の外壁部28Aから車幅方向外側に膨出(突出形成)されている。また、ビード部32は、一例として、車両前後方向に2つ並んで形成されている。なお、以後の説明では、車両前側と車両後側のビード部32を区別する場合には、車両前側のビード部32を第1ビード部32Aと称し、車両後側のビード部32を第2ビード部32Bと称する。ビード部32の車両前後方向前側及び後側には、ビード部32よりも低い高さで外壁部28Aから車幅方向外側に突出する凸部42Aが形成されている。
図6には、比較例の車両200のセンタピラー202の下部における側面衝突時の変形モードが示されている。センタピラー202は、センタピラーアッパパネル203とセンタピラーロアパネル204とを含んで構成されている。センタピラーアッパパネル203の下部と、センタピラーロアパネル204の上部とが、車幅方向にスポット溶接により接合されることで、接合部205が形成されている。また、センタピラーロアパネル204の下部は、平板状に形成されており、ロッカ14に溶接等により接合されている。センタピラーアッパパネル203の上部は、図示しないルーフサイドレールに接合されている。センタピラー202における接合部205よりも車両上側には、ドア取付部34が形成されている。
次に、本実施形態のピラー下部構造20の作用及び効果について説明する。
14 ロッカ
19 ドアヒンジ部材(ドア部材の一例)
20 ピラー下部構造(車両のピラー下部構造の一例)
26 アウタアッパパネル(センタピラーアウタアッパパネルの一例)
28 アウタロアパネル(センタピラーアウタロアパネルの一例)
29 接合部
32 ビード部
34 ドア取付部
Claims (1)
- 車両上下方向に延在されたセンタピラーアウタアッパパネルと、
上部が前記センタピラーアウタアッパパネルの下部と共にドア部材が取付けられるドア取付部を形成し、該ドア取付部よりも車両下側でロッカに接合されたセンタピラーアウタロアパネルと、
前記センタピラーアウタロアパネルに形成され、前記ドア取付部から前記ロッカに向けて延在され且つ車幅方向に膨出され、車両上下方向に並ぶ複数箇所で前記センタピラーアウタアッパパネルが接合されたビード部と、
を有する車両のセンタピラー下部構造。
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JP2017190708A JP6816689B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 車両のセンタピラー下部構造 |
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Family Applications (1)
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