JP2015202605A - 画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法及び画像形成制御装置 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法及び画像形成制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カスタマイズ可能表示画面経由の制御において不正な電源状況での作業を防止する。【解決手段】画像形成部と、状態表示や指示受付用表示のための表示画面を表示する表示部と、各部に電源を供給する電源部と、画像形成部の画像形成と表示部の表示と電源部による電源供給とを制御する制御部と、を有し、表示部に表示画面を表示する表示機能として、画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のために予め用意されている既定表示画面を表示する第1表示機能と、通常の画像形成以外の動作に関する状態表示や指示受付用表示のために任意に変更可能なカスタマイズ可能表示画面を表示する第2表示機能と、を備え、第2表示機能によりカスタマイズ可能表示画面を表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、各部位毎の電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法及び画像形成制御装置に関し、特に、装置制御ファームウエアにより制御される表示画面とプロセスにより制御されてカスタマイズ可能なカスタマイズ可能表示画面を用いたメンテナンス等における各種の状態で適切な制御を行う技術に関する。
画像形成装置において各種動作はCPU(Central Processing Unit)等の制御部により制御されている。そして、この制御部は、インストールされているオペレーティングシステム(Operating System)または装置制御ファームウエア (Firmware) 等に基づいて、画像形成装置の制御プログラムに従って、画像形成装置を構成する各部を制御して、各種の演算処理を行うことによって、画像形成装置を統括的に制御する。
ここで、画像形成装置の操作パネル等の操作表示部に表示される各種の表示画面は、装置制御ファームウエアにより管理されている。
一方、オペレーティングシステム上で装置制御ファームウエアとは別のプロセスとしてウェブブラウザを動作させるようにして、HTML等のマークアップ言語により記述された内容を描画して表示させることが可能である。このようにウェブブラウザにより表示させる表示画面は、ユーザ等が任意にカスタマイズすることが可能であるため、カスタマイズ可能表示画面と呼ぶことができる。
なお、以下、装置制御ファームウエアにより管理されて用意されている予め用意されている表示画面を、カスタマイズ可能表示画面と区別する意味で「既定表示画面」と呼ぶ。
すなわち、画像形成装置においては、装置制御ファームウエアにより予め作成されている既存の既定表示画面の他に、カスタマイズ可能表示画面を表示部に表示させることが可能になっている。
このようなカスタマイズ可能表示画面としては、メンテナンス作業等におけるヘルプ画面(メンテナンス作業の手順の表示画面)のように文字や画像を表示することを主目的としたものの他に、操作部のボタンやアイコン押下に連動して所定のコマンドを送出したり、装置の状態を取得して画面に表示すること、などが可能である。
なお、画像形成装置のメンテナンスとしては、高電圧が印加された状態で電流が流れているユニット等の交換作業も含まれる。
その際にはメンテナンス手順に含まれないユニットまたは感電の危険性がないユニット(操作部パネルや制御基板等)の電源はオンにしたまま、メンテナンス手順に含まれ、感電の恐れのあるユニット(定着や感光体等)のみの電源をオフにすることがある。そして、メンテナンス対象のユニット交換完了後に、ユニットへの電源を入れ通常状態へ戻すといったように画像形成装置内の特定の画像形成装置プロセスユニットに対し、電源供給を切り替えながら交換作業を行うモード(以下メンテナンスモード)が用意されている。
しかしメンテナンスを行う際にはマニュアルを見ながら設定を行う為に階層の深い設定画面を行き来しなければならず手順が複雑化している。
そこで、通常の既定表示画面とは別に、ユーザがカスタマイズ可能な表示画面としてカスタマイズ可能表示画面を用いることが提案されている。
すなわち、この問題を解決する為に、任意に作成できる画像形成装置のメンテナンス手順等をガイダンスするカスタマイズ可能表示画面用のUIデータを外部記憶装置から読込み、メンテナンス対象の画像形成装置の表示部でカスタマイズ可能表示画面として表示すると共に、画像形成装置はUIデータの指示に従い任意の画面を表示したり、電源の制御ができるようにする機能(以下、「カスタムUI」)が提供されている。
なお、既定表示画面は装置制御ファームウエアにより管理されているものであるのに対し、カスタマイズ可能表示画面は装置制御ファームウエアとは別プロセスのウェブブラウザ等により管理されるもので、管理手法が全く異なっているものである。
なお、装置制御ファームウエアにより管理される通常の既定表示画面の他に、カスタマイズ可能表示画面を表示しようとする試みは、以下の特許文献に各種の提案がなされている。
特開2009-123009号公報
以上の特許文献では、各ユーザの好みのユーザインターフェイスを複数の画像形成装置において実現できるシステムを実現すべく、画面カスタマイズを行う場合で新旧の画像形成装置が混在している場合において、画面カスタマイズ情報内に自機で利用できない指定が入っている場合、カスタマイズ情報から前記指定を削除することで、利用できる指定のみを自動的に抽出してカスタム画面を生成するように制御している。
ところで、画像形成装置のメンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後に通常使用するため、メンテナンス作業の開始時と終了時は機器の電源状況は通常状態(全てのユニットへ電源が入っている状態)である必要がある。
従来のメンテナンスモードでは画像形成装置側で決められた順序でしか画面の遷移ができず、メンテナンス作業の開始時と終了時には必ず全てのユニットの電源をONにする制御が含まれる為、機械の電源状況が通常状態であることが保障されている。
しかし、ユーザが管理するカスタムUIからは画像形成装置に対し任意の画面表示指示及び電源制御指示が可能な為、電源状況が通常状態でない状態でもメンテナンス作業の開始/終了時の画面へ遷移できてしまう。
また、カスタムUI機能では特定のユニットの電源をOFFにした後、データの破損や外部記憶装置の引き抜き等でその後の手順を表示できなくなった場合、電源をOFFにしたユニットの電源をONの状態へ戻すことができなくなる問題がある。
また、ガイダンスするUIデータ作成者が特定のユニットの電源をONにする手順を入れ忘れた場合、同じく特定のユニットの電源をONの状態へ戻すことができなくなる。
上記のような場合メンテナンス時に必要なチャート出力やメンテナンス後に通常使用できないという問題がある。そして、上述した特許文献にも、このような電源の問題については、何ら配慮されていない。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがない、画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法及び画像形成制御装置を実現することを目的とする。
すなわち、前記した課題を解決する本発明の一態様は、以下の通りである。
(1)画像を形成する画像形成部と、画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のための表示画面を表示する表示部と、画像形成装置内の各部に電源を供給する電源部と、前記画像形成部の画像形成と前記表示部の表示と前記電源部による電源供給とを制御する制御部と、を有する画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法及び画像形成制御装置であって、前記制御部は、前記表示部に表示画面を表示する表示機能として、画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のために予め用意されている既定表示画面を表示する第1表示機能と、通常の画像形成以外の動作に関する状態表示や指示受付用表示のために任意に変更可能なカスタマイズ可能表示画面を表示する第2表示機能と、を備え、前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、各部位毎の前記電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する、ことを特徴とする。
(2)上記(1)において、前記制御部は、前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置に挿抜可能に接続されている要素の取り外しが前記状態変化として発生した場合に、電源オフの前記部位を電源オンになるように制御する。
(3)上記(2)において、前記要素は、前記カスタマイズ可能表示画面を実現するためのデータを前記制御部に伝達する記憶部又は通信部である。
(4)上記(1)−(3)において、前記制御部は、通常の画像形成以外の動作を開始するか又は終了するかの指示が、前記カスタマイズ可能表示画面を介して前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の電源オフの前記部位を電源オンになるように制御する。
(5)上記(4)において、前記制御部は、前記カスタマイズ可能表示画面を介して動作の終了の指示が前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の電源オフの前記部位を電源オンになるように制御した後に、前記カスタマイズ可能表示画面を終了させるよう制御する。
(6)上記(1)において、前記制御部は、通常の画像形成以外の動作を開始する指示が、前記カスタマイズ可能表示画面を介して前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の各部位の電源供給状況を検知して保持しておき、前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、前記各部位について保持された前記電源供給状況に戻すよう制御する。
(7)上記(6)において、前記制御部は、前記カスタマイズ可能表示画面を実現するためのデータを前記制御部に伝達する記憶部若しくは通信部の取り外し、又は、前記カスタマイズ可能表示画面を介した動作の終了の指示発生、のいずれかを前記状態変化であるとして、前記各部位について保持された前記電源供給状況に戻すよう制御する。
(8)上記(1)−(7)において、前記制御部は、前記既定表示画面を制御する装置制御ファームウエアと、前記装置制御ファームウエアとは別プロセスにより前記カスタマイズ可能表示画面を制御するウェブ表示画面アプリケーションと、を有する。
本発明によると、以下のような効果が得られる。
(1)この発明では、表示部に表示画面を表示する表示機能として、画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のために予め用意されている既定表示画面を表示する第1表示機能と、通常の画像形成以外の動作に関する状態表示や指示受付用表示のために任意に変更可能なカスタマイズ可能表示画面を表示する第2表示機能と、を備え、第2表示機能によりカスタマイズ可能表示画面を表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、各部位毎の電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する。これにより、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
(2)上記(1)において、制御部は、第2表示機能によりカスタマイズ可能表示画面を表示部に表示している際に、画像形成装置に挿抜可能に接続されている要素の取り外しが状態変化として発生した場合に、電源オフの部位を電源オンになるように制御する。すなわち、メンテナンス作業などの制御を終了する際に、電源を通常の状況に戻している。これにより、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
(3)上記(2)において、要素は、カスタマイズ可能表示画面を実現するためのデータを制御部に伝達する記憶部又は通信部である。すなわち、カスタマイズ可能表示画面が表示できなくなってメンテナンス作業などの制御を終了する際に、電源を通常の状況に戻している。これにより、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
(4)上記(1)−(3)において、通常の画像形成以外の動作を開始するか又は終了するかの指示が、カスタマイズ可能表示画面を介して状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の電源オフの部位を電源オンになるように制御する。すなわち、メンテナンス作業などの制御を開始する際と終了する際に、電源を通常の状況に戻している。これにより、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
(5)上記(4)において、制御部は、カスタマイズ可能表示画面を介して動作の終了の指示が状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の電源オフの部位を電源オンになるように制御した後に、カスタマイズ可能表示画面を終了させるよう制御する。すなわち、電源を通常の状況に戻してからメンテナンス作業などの制御を終了している。これにより、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
(6)上記(1)において、通常の画像形成以外の動作を開始する指示が、カスタマイズ可能表示画面を介して状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の各部位の電源供給状況を検知して保持しておき、第2表示機能によりカスタマイズ可能表示画面を表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、各部位について保持された電源供給状況に戻すよう制御する。すなわち、メンテナンス作業などの制御を開始する際の電源状況を保持し、メンテナンス作業などの制御を終了する際には、保持した電源の状況に戻している。これにより、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
(7)上記(6)において、制御部は、カスタマイズ可能表示画面を実現するためのデータを制御部に伝達する記憶部若しくは通信部の取り外し、又は、カスタマイズ可能表示画面を介した動作の終了の指示発生、のいずれかを状態変化であるとして、各部位について保持された電源供給状況に戻すよう制御する。すなわち、メンテナンス作業などの制御を開始する際の電源状況を保持し、メンテナンス作業などの制御を終了する際には、保持した電源の状況に戻している。これにより、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
(8)上記(1)−(7)において、既定表示画面を制御する装置制御ファームウエアと、装置制御ファームウエアとは別プロセスによりカスタマイズ可能表示画面を制御するウェブ表示画面アプリケーションと、を有する。このため、装置制御ファームウエアにより管理される既定表示画面と、別プロセスのカスタマイズ可能表示画面との間で、ウェブ表示画面アプリケーションによる装置制御ファームウエアに対する画面呼び出しにおいて、連携した制御が実行され、既定表示画面とカスタマイズ可能表示画面とを表示できる場合に、カスタマイズ可能表示画面側から画像形成装置の各種の機能を容易に制御することが可能になる。
本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの外観構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成システムの構成を示す構成図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の主要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の画像形成装置の画面表示を示す説明図である。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態の動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態)を詳細に説明する。
〔画像形成装置、画像形成システムの構成〕
図1−3は本発明の実施の形態の画像形成装置100を含む画像形成システムの接続状態やシステム構成を示している。
ここで、給紙装置50、画像形成装置100、後処理装置200、後処理装置300、後処理装置400が直列に接続された画像形成システムを構成している。
ここで、直列に接続とは、給紙装置50から給紙された記録紙に、画像形成装置100で画像形成され、その画像形成された記録紙が後処理装置200〜後処理装置400で順次後処理されることを意味する。
なお、記録紙の流れに沿って上流側を前段、下流側を後段と呼ぶことにする。なお、ここでは、後処理装置200〜後処理装置400の3台の後処理装置が直列接続された状態を具体例として示すが、後処理装置の台数は何台であってもよい。
給紙装置50は、給紙装置50内の各部を制御する制御部51と、接続されている他の装置と通信するための通信部52と、積載された記録紙を指示されたタイミングで送り出す給紙部55と、給紙装置50の各部(各ユニット)に電源を供給する電源部57と、を備えて構成されている。
画像形成装置100は、画像形成装置100内の各部を制御すると共に画像形成システムとしてシステム全体を制御する制御部101と、接続されている他の装置と通信するための通信部102と、各種データを記憶する記憶部103と、挿抜可能な外部記憶部や通信部を接続するための接続部104と、液晶表示部やタッチパネル等により構成されて利用者に対する表示と操作入力の受け付けを行う操作表示部105と、画像形成装置100内の各部(各ユニット)に電源を供給する電源部107と、画像形成のタイミングに合わせて用紙を搬送する搬送部110と、原稿の画像を読み取るスキャナ部120と、画像形成装置100で取り扱う画像データや各種情報を不揮発性の記憶装置により蓄積するデータ蓄積部130と、画像データに対して圧縮伸長処理やRIP処理など画像形成に必要な各種画像処理を施す画像処理部150と、画像形成命令と画像データとに基づいて画像形成(印刷)を実行する画像形成部160と、を備えて構成されている。
なお、接続部104には、外部記憶装置や通信部などの、挿抜可能な要素を接続することが可能である。ここで、接続部104に接続可能な外部記憶装置としては、USBメモリ、USBハードディスク装置、SDメモリ、その他各種の記憶装置である。また、外部の記憶装置と通信する挿抜可能な通信部であっても良い。
後処理装置200は、後処理装置200内の各部を制御する制御部201と、各装置と通信するための通信部202と、画像形成装置100で画像形成された記録紙に制御部201の制御に従って各種後処理(パンチ処理、ステイプル処理、バインド処理など)を施す後処理部205と、後処理装置200内の各部(各ユニット)に電源を供給する電源部207と、を備えて構成されている。なお、画像形成装置100あるいは画像形成装置100からの制御によって後処理部205を直接動作させる場合には、制御部201を省略することが可能である。
後処理装置300は、後処理装置300内の各部を制御する制御部301と、各装置と通信するための通信部302と、画像形成装置100で画像形成された記録紙に制御部301の制御に従って各種後処理(パンチ処理、ステイプル処理、バインド処理など)を施す後処理部305と、後処理装置300内の各部(各ユニット)に電源を供給する電源部307と、を備えて構成されている。なお、画像形成装置100あるいは画像形成装置100からの制御によって後処理部305を直接動作させる場合には、制御部301を省略することが可能である。
後処理装置400は、後処理装置400内の各部を制御する制御部401と、各装置と通信するための通信部402と、画像形成装置100で画像形成された記録紙に制御部401の制御に従って各種後処理(パンチ処理、ステイプル処理、バインド処理など)を施す後処理部405と、後処理装置400内の各部(各ユニット)に電源を供給する電源部407と、を備えて構成されている。なお、画像形成装置100あるいは画像形成装置100からの制御によって後処理部405を直接動作させる場合には、制御部401を省略することが可能である。
また、以上の電源部207,307,407については、電源部107が後処理装置200〜後処理装置400に電源を供給する場合には省略することが可能である。
ここで、図4を参照して、画像形成装置100の構成について、制御部101の内部機能の構成や機能を模式的に説明する。なお、図1−3と同一の構成部分については同一番号を付して、重複した説明を省略する。
図4に示される画像形成装置100において、制御部101は、CPU(Central Processing Unit)等により構成されてオペレーティングシステム上の装置制御ファームウエアに基づいて画像形成装置100内の各部を制御したりアプリケーションプログラムの動作を制御する。
以下の説明において、オペレーティングシステム(Operating System)を、単に「OS」と記載する。なお、OSとは、ハードウエアの抽象化、資源の管理、資源割り当ての工夫によるコンピュータの利用効率の向上を目的として、ハードウエアを抽象化したインターフェースをアプリケーションソフトウエアに提供するソフトウエアであり、システムソフトウエアの一種である。また、ファームウエア (Firmware) とは、電子機器に組み込まれたコンピュータシステム(ハードウエア)を制御するためのソフトウエアで、ソフトウエアをROM等のLSIなどに書き込んだ状態で、機器に組み込んだものを意味する。
制御部101は、プロセッサ等の電子機器部分であるハードウエア1011と、各種動作の基盤となるべくハードウエア1011上で動作するOS1012と、ハードウエア資源(ハードウエア1011、通信部102、操作表示部105、データ蓄積部130、画像処理部150、画像形成部160等)を用いて画像形成に係わる処理を行う装置制御ファームウエア1013と、後述するカスタマイズ可能表示画面の表示を制御するウェブ表示画面アプリケーション1014と、を備えた状態を基本状態として構成されている。
ここで、装置制御ファームウエア1013は、ハードウエア資源を用いて画像形成に係わる制御をすることに加え、画像形成に関する操作表示部105における状態表示や指示受付用表示のために用意されている「既定表示画面」を表示するように制御する。
また、ウェブ表示画面アプリケーション1014は、OS1012上で動作し、表示画面を制御可能なアプリケーションプログラムの一種である。そして、ウェブ表示画面アプリケーション1014は、任意にカスタマイズ可能であって操作表示部105における状態表示や指示受付用表示のためのカスタマイズ可能表示画面を、装置制御ファームウエア1013とは別プロセスにより制御する。このカスタマイズ可能表示画面は、マークアップ言語が使用された記述に基づいて描画され、ウェブブラウザを介して表示され、任意にカスタマイズすることが可能な表示画面である。
なお、カスタマイズ可能表示画面は、接続部104に挿抜可能に接続される外部記憶装置に記憶されたデータとしてのマークアップ言語に基づいて、ウェブ表示画面アプリケーション1014により生成される。
具体的には、カスタマイズ可能表示画面は、HTML、XML、SGML、XHTMLなどのマークアップ言語で記述されて作成され、ウェブ表示画面アプリケーション1014によりウェブブラウザを介して操作表示部105に表示される。なお、ウェブ表示画面アプリケーション1014は、ウェブブラウザと共にJavascript(商標)等を用いて、装置制御ファームウエア1013と通信を行うことができる。
また、カスタマイズ可能表示画面と既定表示画面とは、画面表示要求や画面番号の指定互いに切り替えることが可能である。図5は既定表示画面105Ga1の一例である。ここで、カスタムUI機能としてのサービスアシスタントツール(図5(1))が指定されると、図6のカスタマイズ可能表示画面105Ga2に切り替わる。
そして、この図6のカスタマイズ可能表示画面105Ga2中の(2)ガンマ自動調整が指定されると、画面番号によって図7の既定表示画面105Ga3に切り替わる。同様に、図6中の(3)テストパターン出力モードが指定されると、画面番号によって既定表示画面(図示せず)に切り替わる。
また、この図7中の閉じるボタン(5)が指定されると、カスタマイズ可能表示画面105Ga3が閉じて、既定表示画面105Ga1(図5)に表示が切り替わる。
また、図8のカスタマイズ可能表示画面105Ga4においてユニット電源オンボタン(図8(6))が指定されると、ウェブ表示画面アプリケーション1014からの指示により各ユニットに電源が供給される。また、図8のカスタマイズ可能表示画面105Ga4においてユニット電源オフボタン(図8(7))が指定されると、ウェブ表示画面アプリケーション1014からの指示により各ユニットへの電源が遮断される。
〔画像形成装置、画像形成システム、画像形成制御方法における前提条件〕
なお、ここで、ウェブ表示画面アプリケーション1014によるカスタマイズ可能表示画面として、画像形成装置100のメンテナンス作業における手順を表示する場合を具体例にして説明する。
ここで、画像形成装置100のメンテナンス作業としては、例えば、画質不良の場合には、ガンマ調整、カラーレジスト調整、トナー濃度調整など、画像形成装置100の多くの調整機能を用いて対応を行う必要がある。
従来から、このメンテナンス作業は画像形成装置100の修理を行うエンジニアに対して公開されている。但し、障害復旧手順内で作業を必要となる調整画面が多岐にわたるため、各調整画面での操作手順をマニュアルに沿って確認する作業が非常に煩雑であるという問題がある。
この問題に対して、メンテナンス作業に必要な機能を実行するための画面を一箇所にまとめた画面を、装置制御ファームウエア1013により管理される既定表示画面として作成しておくことで、操作性を改善するという手法が考えられる。
しかし、この手法では、メンテナンス作業の内容を変更すると、既定表示画面を変更する必要が生じ、これにより装置制御ファームウエア1013の更新が必要になるという問題がある。
そこで、装置制御ファームウエア1013を更新すること無く障害復旧手順の変更に対応するためには、ウェブ表示画面アプリケーション1014によるカスタマイズ可能表示画面を用いて、メンテナンス作業の手順を示す画面を集約するという手法が考えられる。
〔画像形成装置や画像形成システムの動作、画像形成制御方法の手順〕
以下、図9以降のフローチャートや各種画面説明図等を使用して、画像形成装置100や画像形成システムの動作、画像形成制御方法の手順についての説明を行う。なお、この実施形態では、カスタマイズ可能表示画面として、画像形成装置100のメンテナンス作業手順を表示する場合を具体例にして説明する。
〔基本動作〕
まず、図9のフローチャートを参照して基本動作を説明する。
制御部101は、画像形成装置100の動作開始に合わせて、装置制御ファームウエア1013により管理されている既定表示画面を操作表示部105に表示している。なお、この既定表示画面は、画像形成装置100の動作状態に合わせて各種の表示内容となるように予め作成されて装置制御ファームウエア1013により管理されている。また、制御部101は、操作表示部105を介してオペレータの操作を受け付けている。
ここで、画像形成装置100の接続部104にUSBメモリ等の外部記憶装置が接続される(図9中のステップS101)。
ここで、制御部101は接続部104に対する外部記憶装置の接続を検知し、操作表示部105に表示されている既定表示画面中にカスタムUI機能開始ボタンを表示する(図5(1)「サービスアシスタントツール」ボタン参照)。これに対応して、ユーザは、カスタムUI機能の開始ボタン(「サービスアシスタントツール」のボタン)を押下する(図9中のステップS102)。
ここで、制御部101は接続された外部記憶装置内に存在するカスタムUIデータを読み込む。このカスタムUIデータに基づいて、ウェブ表示画面アプリケーション1014が操作表示部105にカスタマイズ可能表示画面を表示する(図9中のステップS103)。
このカスタマイズ可能表示画面においてユーザから既定表示画面の指定が発生すれば、装置制御ファームウエア1013が既定表示画面を操作表示部105に表示する(図9中のステップS105でYES、S111)。
また、既定表示画面を閉じる指示が行われた際には、装置制御ファームウエア1013は既定表示画面を閉じ、ウェブ表示画面アプリケーション1014がカスタマイズ可能表示画面を表示する(図9中のステップS112,S103)。
また、カスタマイズ可能表示画面から特定のユニットの電源状況変更指示(図8参照)が行われた際には、指定された特定のユニットの電源状況を制御部101が変更する(図9中のステップS106でYES、S121)。なお、このとき特定のユニットとは、交換を必要とする画像形成プロセスユニット(感光体、定着器など)を指す。
また、カスタマイズ可能表示画面で、カスタムUI機能終了ボタンが押下された場合にはカスタマイズ可能表示画面によるカスタムUI機能を終了し、当初の既定表示画面に戻る(図9中のステップS104でYES、エンド)。
〔特徴動作(1)〕
ここで、図10のフローチャートを参照して特徴動作(1)を説明する。なお、この図10の特徴動作(1)は、前述した図9の基本動作中で定期的に動作するサブルーチンに相当する。
制御部101は、画像形成装置100の動作開始に合わせて、装置制御ファームウエア1013により管理されている既定表示画面を操作表示部105に表示している。なお、この既定表示画面は、画像形成装置100の動作状態に合わせて各種の表示内容となるように予め作成されて装置制御ファームウエア1013により管理されている。また、制御部101は、操作表示部105を介してオペレータの操作を受け付けている。
ここで、画像形成装置100の接続部104にUSBメモリ等の外部記憶装置が接続される(図10中のステップS201)。
ここで、制御部101は接続部104に対する外部記憶装置の接続を検知し、操作表示部105に表示されている既定表示画面中にカスタムUI機能開始ボタンを表示する(図5(1)「サービスアシスタントツール」ボタン参照)。これに対応して、ユーザは、カスタムUI機能の開始ボタン(「サービスアシスタントツール」のボタン)を押下する(図10中のステップS202)。
ここで、制御部101は接続された外部記憶装置内に存在するカスタムUIデータを読み込む。このカスタムUIデータに基づいて、ウェブ表示画面アプリケーション1014が操作表示部105にカスタマイズ可能表示画面を表示する(図10中のステップS203)。
このとき、制御部101は、接続部104から外部記憶装置が取り外されたことを検知するか、あるいは、外部記憶装置内のデータが破損して正常に読めないことを、状態変化として検知する(図10中のステップS204)。
この時点で、制御部101は、画像形成装置100内の各ユニット、画像形成システム内の各ユニットの電源状況(各ユニットが電源オンであるか、電源オフであるか)をチェックする(図10中のステップS205)。
全てのユニットの電源状況を調べ、全て電源がオンであれば、ウェブ表示画面アプリケーション1014はカスタマイズ可能表示画面を閉じてカスタムUI機能を終了する(図10中のステップS210)。
ここで、電源オフのユニットが存在する場合は、ウェブ表示画面アプリケーション1014は、電源がオフ状態のユニットの電源をオンにする指示を行う為のボタンを表示すると共に、電源をオンにする必要があるユニットが存在することを、カスタマイズ可能表示画面(図11)を介してユーザに通知する(図10中のステップS206,S207)。
このとき、ユーザへの通知及び電源オンする指示を行うためのカスタマイズ可能表示画面を生成するUIデータは、画像形成装置100内の記憶部103等に用意しておき、読み込んで表示を行っても良い。また、図12のように、既定表示画面側に用意しておき表示を行っても良い。
カスタマイズ可能表示画面を介してユーザからユニットの電源変更指示が行われた際には、指定のユニットの電源状況をオンにできる状態か制御部101がを判断する(図10中のステップS208)。
ここで、電源オンにできる状態の場合は、指定のユニットの電源をオンに制御する(図10中のステップS208でYES、S209)。このとき電源をオンにできる状態とは、指定のユニットが取り外されておらず、電源コネクタ等も抜けていないこと等を指す。
一方、指定のユニットの電源をオンにできない場合は、ウェブ表示画面アプリケーション1014はカスタマイズ可能表示画面(図13)を用いて、電源オンできない原因をユーザに通知する(図10中のステップS211)。このとき、原因を取り除く解除方法(ユニットの取り付け、コネクタの接続方法)を操作部パネルに表示しても良い(図10中のステップS212)。
このとき、ユーザへの通知及び電源オンできない原因を通知するためのカスタマイズ可能表示画面を生成するUIデータは、画像形成装置100内の記憶部103等に用意しておき、読み込んで表示を行っても良い。また、図14のように、既定表示画面側に用意しておき表示を行っても良い。
全てのユニットの電源状況を調べ、全て電源がオンになっていれば、ウェブ表示画面アプリケーション1014はカスタマイズ可能表示画面を閉じてカスタムUI機能を終了する(図10中のステップS210)。
以上のようにすることで、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
〔特徴動作(2)〕
ここで、図15のフローチャートを参照して特徴動作(2)を説明する。なお、この図15の特徴動作(2)は、前述した図9の基本動作の変形例に相当する。
制御部101は、画像形成装置100の動作開始に合わせて、装置制御ファームウエア1013により管理されている既定表示画面を操作表示部105に表示している。なお、この既定表示画面は、画像形成装置100の動作状態に合わせて各種の表示内容となるように予め作成されて装置制御ファームウエア1013により管理されている。また、制御部101は、操作表示部105を介してオペレータの操作を受け付けている。
ここで、画像形成装置100の接続部104にUSBメモリ等の外部記憶装置が接続される(図15中のステップS101)。
ここで、制御部101は接続部104に対する外部記憶装置の接続を検知し、操作表示部105に表示されている既定表示画面中にカスタムUI機能開始ボタンを表示する(図5(1)「サービスアシスタントツール」ボタン参照)。これに対応して、ユーザは、カスタムUI機能の開始ボタン(「サービスアシスタントツール」のボタン)を押下する(図15中のステップS102a)。
この時点で、制御部101は、画像形成装置100内の各ユニット、画像形成システム内の各ユニットの電源状況(各ユニットが電源オンであるか、電源オフであるか)をチェックする(図15中のステップS102b)。
全てのユニットの電源状況を調べ、全て電源がオンであれば(図15中のステップS102bでNO)、制御部101は接続された外部記憶装置内に存在するカスタムUIデータを読み込む。このカスタムUIデータに基づいて、ウェブ表示画面アプリケーション1014が操作表示部105にカスタマイズ可能表示画面を表示する(図15中のステップS103)。
このカスタマイズ可能表示画面においてユーザから既定表示画面の指定が発生すれば、装置制御ファームウエア1013が既定表示画面を操作表示部105に表示する(図15中のステップS105でYES、S111)。
また、既定表示画面を閉じる指示が行われた際には、装置制御ファームウエア1013は既定表示画面を閉じ、ウェブ表示画面アプリケーション1014がカスタマイズ可能表示画面を表示する(図15中のステップS112,S103)。
また、カスタマイズ可能表示画面から特定のユニットの電源状況変更指示(図8参照)が行われた際には、指定された特定のユニットの電源状況を制御部101が変更する(図15中のステップS106でYES、S121)。なお、このとき特定のユニットとは、交換を必要とする画像形成プロセスユニット(感光体、定着器など)を指す。
また、カスタマイズ可能表示画面で、カスタムUI機能終了ボタンが押下された場合には(図15中のステップS104aでYES)、制御部101は、画像形成装置100内の各ユニット、画像形成システム内の各ユニットの電源状況(各ユニットが電源オンであるか、電源オフであるか)をチェックする(図15中のステップS104b)。全てのユニットの電源状況を調べ、全て電源がオンであれば(図15中のステップS104bでNO)、カスタマイズ可能表示画面によるカスタムUI機能を終了し、当初の既定表示画面に戻る(図15中のエンド)。
なお、カスタムUI機能開始時において、全てのユニットの電源状況を調べ、いずれかのユニットの電源がオフであれば(図15中のステップS102bでYES)、制御部101は電源オン処理(図15中のステップS102c)を実行する。
同様に、カスタムUI機能終了時において、全てのユニットの電源状況を調べ、いずれかのユニットの電源がオフであれば(図15中のステップS104bでYES)、制御部101は電源オン処理(図15中のステップS104c)を実行する。
ここで、電源オフのユニットが存在する場合は、ウェブ表示画面アプリケーション1014は、電源がオフ状態のユニットの電源をオンにする指示を行う為のボタンを表示すると共に、電源をオンにする必要があるユニットが存在することを、カスタマイズ可能表示画面(図11参照)を介してユーザに通知する(図16中のステップS301,S302)。
このとき、ユーザへの通知及び電源オンする指示を行うためのカスタマイズ可能表示画面を生成するUIデータは、画像形成装置100内の記憶部103等に用意しておき、読み込んで表示を行っても良い。また、図12のように、既定表示画面側に用意しておき表示を行っても良い。
カスタマイズ可能表示画面を介してユーザからユニットの電源変更指示が行われた際には、指定のユニットの電源状況をオンにできる状態か制御部101がを判断する(図16中のステップS303)。
ここで、電源オンにできる状態の場合は、指定のユニットの電源をオンに制御する(図16中のステップS303でYES、S304)。このとき電源をオンにできる状態とは、指定のユニットが取り外されておらず、電源コネクタ等も抜けていないこと等を指す。
一方、指定のユニットの電源をオンにできない場合は、ウェブ表示画面アプリケーション1014はカスタマイズ可能表示画面(図13)を用いて、電源オンできない原因をユーザに通知する(図16中のステップS311)。このとき、原因を取り除く解除方法(ユニットの取り付け、コネクタの接続方法)を操作部パネルに表示しても良い(図16中のステップS312)。
このとき、ユーザへの通知及び電源オンできない原因を通知するためのカスタマイズ可能表示画面を生成するUIデータは、画像形成装置100内の記憶部103等に用意しておき、読み込んで表示を行っても良い。また、図14のように、既定表示画面側に用意しておき表示を行っても良い。
全てのユニットの電源状況を調べ、全て電源がオンになっていれば、ウェブ表示画面アプリケーション1014は、図16の電源オン処理(図15中のステップS102c、S104c)を終了して、図15のメインルーチンに戻り処理を続ける。すなわち、カスタムUI機能の開始時であればカスタマイズ可能表示画面による処理(図15中のステップS103〜)を続行し、カスタムUI機能の終了時であればカスタマイズ可能表示画面による処理を終了する(図15中のエンド)。
なお、電源オン処理(図15中のステップS102c、S104c)をバックグランドで実行しつつ、次の処理を進めるようにしても良い。
以上のようにすることで、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、不正な電源状況での作業を防止して、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。
〔特徴動作(3)〕
ここで、図17のフローチャートを参照して特徴動作(3)を説明する。なお、この図17の特徴動作(3)は、前述した図9の基本動作中で定期的に動作するサブルーチンに相当する。
制御部101は、画像形成装置100の動作開始に合わせて、装置制御ファームウエア1013により管理されている既定表示画面を操作表示部105に表示している。なお、この既定表示画面は、画像形成装置100の動作状態に合わせて各種の表示内容となるように予め作成されて装置制御ファームウエア1013により管理されている。また、制御部101は、操作表示部105を介してオペレータの操作を受け付けている。
ここで、画像形成装置100の接続部104にUSBメモリ等の外部記憶装置が接続される(図17中のステップS501)。
ここで、制御部101は接続部104に対する外部記憶装置の接続を検知し、操作表示部105に表示されている既定表示画面中にカスタムUI機能開始ボタンを表示する(図5(1)「サービスアシスタントツール」ボタン参照)。これに対応して、ユーザは、カスタムUI機能の開始ボタン(「サービスアシスタントツール」のボタン)を押下する(図17中のステップS502)。
ここで、制御部101は、画像形成装置100内やや画像形成システム内に存在する各ユニットの電源がオンであるかオフであるかの状況を調べて記憶部103等に保存する(図17中のステップS503)。このとき各ユニットの電源状況とは、例えば定着器は電源オン、感光体は電源オフ、などと、独立して電源の制御が可能な単位で調べて保存する。
ここで、制御部101は接続された外部記憶装置内に存在するカスタムUIデータを読み込む。このカスタムUIデータに基づいて、ウェブ表示画面アプリケーション1014が操作表示部105にカスタマイズ可能表示画面を表示する(図17中のステップS504)。
このとき、制御部101は、接続部104から外部記憶装置が取り外されたことを検知するか、あるいは、外部記憶装置内のデータが破損して正常に読めないことを、状態変化として検知する(図17中のステップS505)。
この時点で、制御部101は、画像形成装置100内の各ユニット、画像形成システム内の各ユニットの電源状況(各ユニットが電源オンであるか、電源オフであるか)が、開始時に保存しておいた電源状況と一致しているか否かをチェックする(図17中のステップS506)。
全てのユニットの電源状況を調べ、全てが開始時の状況と一致していれば(図17中のステップS506でNO)、ウェブ表示画面アプリケーション1014はカスタマイズ可能表示画面を閉じてカスタムUI機能を終了する(図17中のステップS508、エンド)。
ここで、開始時と電源状況が一致しないユニットが存在する場合は(図17中のステップS506でYES)、制御部101は電源制御処理(図17中のステップS507、図18)を実行する。
ここで、電源状況を変更する必要があるユニットが存在する場合は、ウェブ表示画面アプリケーション1014は、電源がオフ状態のユニットの電源を変更する指示を行う為のボタンを表示すると共に、電源を変更する必要があるユニットが存在することを、カスタマイズ可能表示画面(図11参照)を介してユーザに通知する(図18中のステップS601,S602)。
このとき、ユーザへの通知及び電源を変更する指示を行うためのカスタマイズ可能表示画面を生成するUIデータは、画像形成装置100内の記憶部103等に用意しておき、読み込んで表示を行っても良い。また、図12のように、既定表示画面側に用意しておき表示を行っても良い。
カスタマイズ可能表示画面を介してユーザからユニットの電源変更指示が行われた際には、指定のユニットの電源状況を変更できる状態か制御部101がを判断する(図18中のステップS603)。
ここで、電源状況を変更できる状態の場合は、指定のユニットの電源を変更するように制御する(図18中のステップS603でYES、S604)。このとき電源を変更できる状態とは、指定のユニットが取り外されておらず、電源コネクタ等も抜けていないこと等を指す。
一方、指定のユニットの電源を変更にできない場合は、ウェブ表示画面アプリケーション1014はカスタマイズ可能表示画面(図13)を用いて、電源を変更できない原因をユーザに通知する(図18中のステップS611)。このとき、原因を取り除く解除方法(ユニットの取り付け、コネクタの接続方法)を操作部パネルに表示しても良い(図18中のステップS612)。
このとき、ユーザへの通知及び電源を変更できない原因を通知するためのカスタマイズ可能表示画面を生成するUIデータは、画像形成装置100内の記憶部103等に用意しておき、読み込んで表示を行っても良い。また、図14のように、既定表示画面側に用意しておき表示を行っても良い。
全てのユニットの電源状況を調べ、全て電源が開始時と同じになっていれば、ウェブ表示画面アプリケーション1014は、図18の電源制御処理(図17中のステップS507)を終了して、図17のメインルーチンに戻り処理を続ける。すなわち、カスタムUI機能の終了時としてカスタマイズ可能表示画面による処理を終了する(図17中のエンド)。なお、電源制御処理(図17中のステップS508)をバックグランドで実行しつつ、終了処理を進めるようにしても良い。
なお、以上の説明のステップS505では、状態変化として、外部記憶装置の引き抜きやデータ破損を具体例にしたが、これに限定されず、カスタマイズ可能表示画面の終了の指示の場合にも適用できる。
以上のようにすることで、メンテナンス等のカスタマイズ可能表示画面経由の制御において、開始時と終了時で各ユニットの電源状況を一致させることができ、メンテナンス時のチャート出力やメンテナンス後の通常使用に悪影響を与えることがなくなる。また、開始時に何らかの意図により電源オフであったユニットを、カスタマイズ可能表示画面による作業の終了時にもオフのままにすることで、各ユニットや装置全体の状態を当初と一致させるため、意図的な何らかの状態にも対応することができるようになる。
〔その他の実施形態(1)〕
以上の説明で制御部101が各種の制御を行うとしていたが、これに限定されるものではない。たとえば、画像形成装置100外部のコンピュータが画像形成制御装置として、既定表示画面とカスタマイズ可能表示画面とを生成し、表示することも可能である。
〔その他の実施形態(2)〕
以上の実施形態では、カスタマイズ可能表示画面を用いてメンテナンス作業等を行うとしていたが、これに限定されるものではない。例えば、通常の画像形成の作業内での別の割り込み作業などに適用することも可能である。
以上の説明では、OS1012上で装置制御ファームウエア1013とウェブ表示画面アプリケーション1014が独立して別プロセスで動作していたが、これに限定されるものではない。
例えば、装置制御ファームウエア1013内に、既定表示画面の制御機能部とは独立して別タスクで動作する状態のウェブ表示画面の制御機能部を設け、このウェブ表示画面の制御機能部が、XML等のマークアップ言語による記述に基づいて、カスタマイズ可能表示画面を描画するようにしても良い。
〔その他の実施形態(3)〕
以上の説明では、既定表示画面とカスタマイズ可能表示画面とを操作表示部105の表示画面に表示する場合を想定していたが、これに限定されるものではない。
例えば、既定表示画面の画面データやカスタマイズ可能表示画面の画面データを、画像形成装置100から通信部102を介して外部機器の表示部に対して出力し、リモートパネルとしての表示を行うことが可能である。なお、障害復旧手順の場合には、オペレータが所持する表示するタブレット型コンピュータに表示できることが望ましい。
100 画像形成装置
101 制御部
102 通信部
103 記憶部
105 操作表示部
120 スキャナ部
130 データ蓄積部
150 画像処理部
160 画像形成部
1011 ハードウエア
1012 オペレーティングシステム
1013 装置制御ファームウエア
1014 ウェブ表示画面アプリケーション

Claims (24)

  1. 画像を形成する画像形成部と、
    画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のための表示画面を表示する表示部と、
    画像形成装置内の各部に電源を供給する電源部と、
    前記画像形成部の画像形成と前記表示部の表示と前記電源部による電源供給とを制御する制御部と、
    を有する画像形成装置であって、
    前記制御部は、
    前記表示部に表示画面を表示する表示機能として、画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のために予め用意されている既定表示画面を表示する第1表示機能と、
    通常の画像形成以外の動作に関する状態表示や指示受付用表示のために任意に変更可能なカスタマイズ可能表示画面を表示する第2表示機能と、を備え、
    前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、各部位毎の前記電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置に挿抜可能に接続されている要素の取り外しが前記状態変化として発生した場合に、電源オフの前記部位を電源オンになるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記要素は、前記カスタマイズ可能表示画面を実現するためのデータを前記制御部に伝達する記憶部又は通信部である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    通常の画像形成以外の動作を開始するか又は終了するかの指示が、前記カスタマイズ可能表示画面を介して前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の電源オフの前記部位を電源オンになるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、
    前記カスタマイズ可能表示画面を介して動作の終了の指示が前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の電源オフの前記部位を電源オンになるように制御した後に、前記カスタマイズ可能表示画面を終了させるよう制御する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、
    通常の画像形成以外の動作を開始する指示が、前記カスタマイズ可能表示画面を介して前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の各部位の電源供給状況を検知して保持しておき、
    前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、前記各部位について保持された前記電源供給状況に戻すよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、
    前記カスタマイズ可能表示画面を実現するためのデータを前記制御部に伝達する記憶部若しくは通信部の取り外し、又は、前記カスタマイズ可能表示画面を介した動作の終了の指示発生、のいずれかを前記状態変化であるとして、前記各部位について保持された前記電源供給状況に戻すよう制御する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、
    前記既定表示画面を制御する装置制御ファームウエアと、
    前記装置制御ファームウエアとは別プロセスにより前記カスタマイズ可能表示画面を制御するウェブ表示画面アプリケーションと、
    を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続される給紙装置又は後処理装置の少なくとも一方と、
    を有する画像形成システムであって、
    前記画像形成装置に含まれる制御部は、前記画像形成システム内のいずれかの部位に状態変化が発生した場合に、前記部位毎の電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する、
    ことを特徴とする画像形成システム。
  10. 画像を形成する画像形成部と、画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のための表示画面を表示する表示部と、画像形成装置内の各部に電源を供給する電源部と、前記画像形成部の画像形成と前記表示部の表示と前記電源部による電源供給とを制御する制御部と、を有する画像形成装置を制御する画像形成制御方法であって、
    前記制御部は、前記表示部に表示画面を表示する表示機能として、画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のために予め用意されている既定表示画面を表示する第1表示機能と、通常の画像形成以外の動作に関する状態表示や指示受付用表示のために任意に変更可能なカスタマイズ可能表示画面を表示する第2表示機能と、を備えており、
    前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、各部位毎の前記電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する、
    ことを特徴とする画像形成制御方法。
  11. 前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置に挿抜可能に接続されている要素の取り外しが前記状態変化として発生した場合に、前記制御部は、電源オフの前記部位を電源オンになるように制御する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成制御方法。
  12. 前記カスタマイズ可能表示画面を実現するためのデータを前記制御部に伝達する記憶部又は通信部のいずれかについての取り外しが、前記要素の取り外しによる前記状態変化として、前記制御部により検知される、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成制御方法。
  13. 通常の画像形成以外の動作を開始するか又は終了するかの指示が、前記カスタマイズ可能表示画面を介して前記状態変化として発生した場合に、前記制御部は、画像形成装置内の電源オフの前記部位を電源オンになるように制御する、
    ことを特徴とする請求項10乃至請求項12のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  14. 前記カスタマイズ可能表示画面を介して動作の終了の指示が前記状態変化として発生した場合に、前記制御部は、画像形成装置内の電源オフの前記部位を電源オンになるように制御した後に、前記カスタマイズ可能表示画面を終了させるよう制御する、
    ことを特徴とする請求項13に記載の画像形成制御方法。
  15. 通常の画像形成以外の動作を開始する指示が、前記カスタマイズ可能表示画面を介して前記状態変化として発生した場合に、
    画像形成装置内の各部位の電源供給状況を前記制御部が検知して保持しておき、
    前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、前記制御部は、前記各部位について保持された前記電源供給状況に戻すよう制御する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像形成制御方法。
  16. 前記カスタマイズ可能表示画面を実現するためのデータを前記制御部に伝達する記憶部若しくは通信部の取り外し、又は、前記カスタマイズ可能表示画面を介した動作の終了の指示発生、のいずれかを前記状態変化であるとして、前記制御部は、前記各部位について保持された前記電源供給状況に戻すよう制御する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成制御方法。
  17. 画像形成装置に対して給紙装置又は後処理装置の少なくとも一方が接続された画像形成システムを制御する画像形成制御方法であって、
    前記画像形成装置に含まれる制御部は、前記画像形成システム内のいずれかの部位に状態変化が発生した場合に、前記部位毎の電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する、
    ことを特徴とする請求項10乃至請求項16のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  18. 装置制御ファームウエアにより前記既定表示画面を制御し、
    ウェブ表示画面アプリケーションにより前記装置制御ファームウエアとは別プロセスで前記カスタマイズ可能表示画面を制御する、
    を有することを特徴とする請求項10乃至請求項17のいずれか一項に記載の画像形成制御方法。
  19. 画像形成装置を制御する画像形成制御装置であって、
    画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のための表示画面を表示する表示部と、
    前記表示部の表示と前記画像形成装置内の電源供給とを制御する制御部と、を有し、
    制御部は、
    表示部に表示画面を表示する表示機能として、画像形成に関する状態表示や指示受付用表示のために予め用意されている既定表示画面を表示する第1表示機能と、通常の画像形成以外の動作に関する状態表示や指示受付用表示のために任意に変更可能なカスタマイズ可能表示画面を表示する第2表示機能と、
    を備え、
    前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、前記画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、前記画像形成装置の各部位毎の前記電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する、
    ことを特徴とする画像形成制御装置。
  20. 前記制御部は、
    通常の画像形成以外の動作を開始するか又は終了するかの指示が、前記カスタマイズ可能表示画面を介して前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の電源オフの前記部位を電源オンになるように制御する、
    ことを特徴とする請求項19に記載の画像形成制御装置。
  21. 前記制御部は、
    前記カスタマイズ可能表示画面を介して動作の終了の指示が前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の電源オフの前記部位を電源オンになるように制御した後に、前記カスタマイズ可能表示画面を終了させるよう制御する、
    ことを特徴とする請求項20に記載の画像形成制御装置。
  22. 前記制御部は、
    通常の画像形成以外の動作を開始する指示が、前記カスタマイズ可能表示画面を介して前記状態変化として発生した場合に、画像形成装置内の各部位の電源供給状況を検知して保持しておき、
    前記第2表示機能により前記カスタマイズ可能表示画面を前記表示部に表示している際に、画像形成装置のいずれかの部位に状態変化が発生した場合には、前記各部位について保持された前記電源供給状況に戻すよう制御する、
    ことを特徴とする請求項19に記載の画像形成制御装置。
  23. 前記制御部は、
    前記カスタマイズ可能表示画面を介した動作の終了の指示発生を前記状態変化であるとして、前記各部位について保持された前記電源供給状況に戻すよう制御する、
    ことを特徴とする請求項22に記載の画像形成制御装置。
  24. 画像形成装置に対して給紙装置又は後処理装置の少なくとも一方が接続された画像形成システムを制御する画像形成制御装置であって、
    前記画像形成システム内のいずれかの部位に状態変化が発生した場合に、前記部位毎の電源部による電源供給状況を確認し、該電源供給状況を所定状況に制御する、
    ことを特徴とする請求項19乃至請求項23のいずれか一項に記載の画像形成制御装置。
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