JP4983823B2 - プログラム - Google Patents

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アップデートについてのプログラムに関する。
プリンタドライバ等のアップデートに関し、プリンタのファームウェアとドライバとについてアップデートが必要かをサーバに問い合わせ、必要であれば、その旨をユーザに通知する技術が開示されている(特許文献1)。
特開2002−063098号公報
この技術の課題は、ユーザが通知を無視してしまうことが起きやすいことである。アップデートせずに印刷処理を実行してしまうと、不具合が起こったり新機能が利用できなかったりといった問題が起こる。そこで本発明は、ユーザに対して、アップデートを効果的に促すことができる技術を提供することを目的とする。
この目的を達成するためになされた請求項1の発明は、複数の機能がそれぞれについて定められる設定値に応じて実現されるように、制御対象装置を制御する制御手段、制御手段に関わるアップデート用プログラムに関する情報を取得する取得手段、複数の機能の中から、未適用のアップデート用プログラムの実行によって影響を受ける機能を、取得手段によって取得された情報に基づいて抽出する抽出手段、及び、抽出手段によって抽出された機能が、未適用のアップデート用プログラムの実行によって影響を受ける機能であるアップデート対象機能であることを、ユーザによる設定値の入力を受け付け始めた後にユーザに通知する通知手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
このプログラムによれば、アップデートを効果的に促すことができる。理由は、アップデートに関係する機能がどれであるかが分かるように通知するから、及び、機能に関する設定値の入力をユーザができるようになった後に通知するからである。よって、単にアップデート用プログラムの存在を通知するのに比べて、アップデート用プログラムの実行の必要性を強く訴えることができる。なお「設定値」とは、機能の実現に必要なパラメータや、機能のON/OFFを切り換える指示などのことである。
ところで、設定値の入力方法とアップデート対象機能の通知との関連性が強ければ、より効果的にアップデートを促すことができる。そこで、次のようにすると良い。
請求項2の発明は、設定値の入力を機能毎に受け付けるための設定画面を表示する設定値用表示手段としてコンピュータを機能させるためのものであり、通知手段は、設定値用表示手段によって表示された設定画面上に、抽出手段によって抽出された機能がアップデート対象機能であると識別できる画像を表示することによって通知する請求項1のプログラムである。
このプログラムによれば、アップデートをさらに効果的に促すことができる。なぜなら、ユーザは、アップデート対象機能の設定値を入力しようとして設定画面を見ると、その機能をアップデート対象機能として識別できるからである。「アップデート対象機能であると識別できる画像」は、機能名の表示を着色したり点滅させたりすることで実現してもよいし、機能名の表示付近に表示する識別マークによって実現してもよい。
ところで、アップデート対象機能であると識別できる画像とアップデートのための指示との関連性が強ければ、より効果的にアップデートを促すことができる。そこで、次のようにすると良い。
請求項3の発明は、アップデート対象機能であると識別できる画像は、未適用のアップデート用プログラムの実行開始をユーザが指示するための設定画面を呼び出すためのものである請求項2のプログラムである。
このプログラムによれば、アップデートをさらに効果的に促すことができる。ユーザは、アップデート対象機能の存在を視認した後に、直ぐにアップデートの指示ができるからである。
ところで、設定値の入力結果とアップデート対象機能の通知との関連性が強ければ、より効果的にアップデートを促すことができる。そこで、次のようにすると良い。
請求項4の発明は、通知手段は、アップデート対象機能の中で、設定値次第で未適用のアップデート用プログラムの実行によって影響を受ける機能については、その未適用のアップデート用プログラムの実行による影響を生じさせる設定値が入力されると、その機能がアップデート対象機能であることを通知する請求項1のプログラムである。
このプログラムによれば、無用なアップデートを促す通知を避けることができる。またこのプログラムによれば、ユーザは、自身が入力した設定値によって未適用のアップデート用プログラムの影響を受ける機能があることを確認することができる。従って、アップデートをさらに効果的に促すことができる。
ところで、設定値の確定結果とアップデート対象機能の通知との関連性が強ければ、より効果的にアップデートを促すことができる。そこで、次のようにすると良い。
請求項5の発明は、設定値は、ユーザによる入力を受け付けている時は未確定な状態であり、その後ユーザの指示に従って確定されるようになっており、制御手段は、確定された設定値に応じて、ユーザから開始指示を受けた後に制御対象装置を制御するようになっており、設定値が確定された後、取得手段によって取得された情報と確定された設定値とに基づいて、アップデート対象機能が有るか無いかを判断する判断手段、及び、アップデート対象機能が有ると判断手段によって判断されると、未適用のアップデート用プログラムの実行開始をユーザが指示するための設定画面を、制御手段が開始指示を受けた後、且つその制御手段の開始前に表示するアップデート用表示手段としてコンピュータを機能させるための請求項1〜請求項4何れかのプログラムである。
このプログラムによれば、アップデートをさらに効果的に促すことができる。なぜなら、ユーザが制御開始を指示すると「ユーザが所望する機能を実現するためにはアップデートが必要である」という場合だけアップデートのための設定画面を表示するので、ユーザにアップデートの必要性を訴えやすい。
ところで、次のようにしても所期の目的を達成できる。請求項6の発明は、複数の機能が、それぞれについて定められる設定値であって、ユーザによる入力を受け付けている時は未確定な状態であり、その後ユーザの指示に従って確定される設定値に応じて実現されるように、制御対象装置を制御する制御手段、制御手段に関わるアップデート用プログラムに関する情報を取得する取得手段、設定値が確定された後、取得手段によって取得された情報と確定された設定値とに基づいて、未適用のアップデート用プログラムの実行によって影響を受ける機能であるアップデート対象機能が有るか無いかを判断する判断手段、及び、アップデート対象機能が有ると判断手段によって判断されると、未適用のアップデート用プログラムの実行開始をユーザが指示するための設定画面を、制御手段の開始指示が入力された後、且つその制御手段の開始前に表示するアップデート用表示手段としてコンピュータを機能させるためのプログラムである。
このプログラムによれば、アップデートを効果的に促すことができる。なぜなら、ユーザが制御開始を指示すると「ユーザが所望する機能を実現するためにはアップデートが必要である」という場合だけアップデートのための設定画面を表示するので、ユーザにアップデートの必要性を訴えやすい。
コンピュータ、サーバ及びプリンタのブロック構成図。 印刷処理を示すフローチャート。 テーブル生成処理を示すフローチャート。 プリンタドライバの更新に関するテーブルを示す図。 印刷設定表示処理を示すフローチャート。 印刷設定画面を示す図。 更新処理を示すフローチャート。 ドライバ更新画面を示す図。 印刷設定表示処理を示すフローチャート。 印刷設定画面を示す図。
本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明が適用されたプログラムを実行するコンピュータ1、並びにコンピュータ1に接続されたサーバ100及びプリンタ200を示すブロック構成図である。コンピュータ1は、制御部10、記憶部20、通信I/F30、ディスプレイ40、入力装置(マウス等)50から成る。
制御部10は、記憶部20に記憶されたプログラム(プリンタドライバ等)を実行可能になっている。また、制御部10は、通信I/F30を介して、サーバ100及びプリンタ200と通信できるようになっている。また、制御部10は、ディスプレイ40に画像を表示できるようになっている。また、制御部10は、入力装置50から情報の入力を受けることができるようになっている。
サーバ100は、記憶部20に記憶されたプリンタドライバのアップデートに関する情報(図4参照)や、アップデート用プログラムを、コンピュータ1からの要求に応じて、コンピュータ1に送信するようになっている。プリンタ200は、コンピュータ1によるプリンタドライバの実行結果に基づく制御を受けて、印刷を実行するようになっている。
図2は、印刷処理を示すフローチャートである。印刷処理は、入力装置50から印刷を所望する旨が制御部10に入力されると、制御部10が実行する処理である。つまり、プリンタドライバを実行する処理である。
まず、テーブル生成処理を実行する(S1200)。図3に移る。図3は、テーブル生成処理を示すフローチャートである。まず、プリンタドライバのアップデートに関する情報をサーバ100から取得する(S1210)。図4に移って、プリンタドライバのアップデートに関する情報について説明する。
図4(a)は、S1210においてコンピュータ1がサーバ100から取得するテーブル(以下「取得テーブル」と言う)を示す。この取得テーブルが、プリンタドライバのアップデートに関する情報である。図4(b)は、テーブル生成処理の後のステップにおいて、取得テーブルに基づいてコンピュータ1が生成するテーブル(以下「生成テーブル」と言う)を示す。
図4(a)の取得テーブルの「プログラムモジュール名」に示された「プリントデータ生成プログラム」「プリントスペック記述ファイル」「プリントダイアログ−画質調整」「プリントダイアログ−セキュア印刷」は、プリンタドライバの構成要素となるプログラム(プログラムモジュール)を示している。そして、サーバ100は、これらのプログラムモジュール毎に、各アップデート用プログラムを提供できるようになっている。例えば、プリントデータ生成プログラムには、Ver1.0/Ver1.1/Ver2.0のバージョンがあることが取得テーブルに示されている。よって、サーバ100は、Ver1.1/Ver2.0のアップデート用プログラムを提供できるようになっている。
また、取得テーブルの「機能名」に示された「レイアウト機能」「用紙設定機能」「画質調整機能」「セキュア印刷機能」は、プリンタドライバの各機能を示している。
そして、各プログラムモジュールの各バージョンと、プリンタドライバの各機能との関係が「○」印、「−」印、「/」印で示されている。○印は、あるプログラムモジュールと、そのプログラムモジュールが前回のバージョンからアップデートされると影響を受ける機能との関係を示している。−印は、あるプログラムモジュールと、そのプログラムモジュールが前回のバージョンからアップデートされても影響を受けない機能との関係を示している。/印は、あるプログラムモジュールと、そのプログラムモジュールに対して元々無関係の機能との関係を示している。
例えば、プリントデータ生成プログラムがVer1.0からVer1.1にアップデートされると、レイアウト機能と画質調整機能とが影響を受けるので、Ver1.1の列において○印が示されている。一方、用紙設定機能とセキュア印刷機能とには影響が無いので、−印が示されている。
また、プリントダイアログ−セキュア印刷がVer1.0からVer1.1にアップデートされると、セキュア印刷機能が影響を受けるのでVer1.1の列において○印が示されており、その他の機能は元々無関係なので/印が示されている。
図4(b)の生成テーブルは、テーブル生成処理の実行によって生成されるので、後で説明する。図3に戻る。
S1210の次は、未確認のプログラムモジュールが有ればS1220〜S1270を繰り返し、無ければこの処理を終える。当然、最初は有るのでS1220に進み、未確認のプログラムモジュールの中で、どれか特定の一つについて、記憶部20に記憶されているバージョンを示す情報を記憶部20から取得する(S1220)。そして、記憶部20から取得したバージョン情報が示す現バージョンよりも新しいバージョンが、取得テーブルに有るかを判断する(S1230)。無いと判断すると(S1230NO)、このループで対象としているプログラムモジュールについての取得テーブルにおける最新バージョンの印を、生成テーブルに転写(コピー&ペースト)する(実際のデータ構造においては印そのものが記憶されている訳ではないので、「印を転写する」という表現は厳密でない。しかし以下では簡単のために、生成テーブルを生成する過程において、各印を「転写する」や「付ける」というような表現をする。)。ただし、もし取得テーブルに○印があれば、生成テーブルには−印に変換して転写する。(S1240)。具体的に説明するために図4に移る。
図4(a)の↑によって示されているように、記憶部20に記憶されたバージョンは、プリントデータ生成プログラムはVer1.1、プリントスペック記述ファイルはVer1.0、プリントダイアログ−画質調整はVer1.0、プリントダイアログ−セキュア印刷は1.0である。
そうすると、プリントスペック記述ファイル・プリントダイアログ−画質調整については、記憶部20のバージョンは最新バージョンである。よって、取得テーブルにおける両プログラムモジュールについての最新バージョンの印と、生成テーブルとの印とが同じになる。ただし、取得テーブルに○印がある場合は、生成テーブルには−印に変換されて記憶される。
図3に戻る。一方、現バージョンよりも新しいバージョンが取得テーブルに有ると判断すると(S1230YES)、新しいバージョンが複数あるかを判断する(S1250)。無いと判断すると(S1250NO)、このループで対象としているプログラムモジュールについての取得テーブルにおける最新バージョンの印を、生成テーブルに転写する(S1260)。○印があったとしても、そのまま転写する。プリントデータ生成プログラム・プリントダイアログ−セキュア印刷が該当する(図4参照)。
一方、新しいバージョンが複数あると判断すると(S1250YES)、取得テーブルの情報を重ね合わせて、生成テーブルに転写する(S1270)。具体的に説明するために図4に移る。
仮に、記憶部20に記憶されたプリントデータ生成プログラムのバージョンがVer1.0なら、Ver1.1とVer2.0との二つの新しいバージョンがあることになる。この場合、生成テーブルには、レイアウト機能と画質調整機能とに○印が付けられることになる。つまり、取得テーブルのある機能において、新しいバージョンの全てを通して−印が付いていれば、生成テーブルにおいても−印を付ける。一方、一つでも○印が付いていれば、生成テーブルにも○印を付ける。/印については、○印や−印と混在することはないので、そのまま転写する。
そして、四つのプログラムモジュールそれぞれについて、S1220〜S1270を実行すると、テーブル生成処理を終える。
図2に戻り、次は、印刷設定表示処理を実行する(S1300)。図5に移る。図5は、印刷設定表示処理を示すフローチャートである。まず、印刷設定画面(図6参照)をディスプレイ40に表示する(S1310)。そして、生成テーブルにおいて○印が付いている機能に対応する機能名が表示されているかを判断する(S1320)。表示されていると判断すると(S1320YES)、印刷設定画面上において、その機能名の表示の近くに「!」印を付けて(S1330)、この処理を終える。一方、表示されていないと判断すると(S1320NO)、この処理を終える。
図6は、印刷設定画面を示した図である。図4(b)と共に説明したように、画質調整機能の行に○が付いているので、画質調整機能に対応する「Resolution」に!印が付いている。一方、「Toner Save Mode」に対応する機能は、生成テーブルに含まれていないので、!印は付けられていない。
なお、!印が付いている機能が、プリンタドライバのアップデートによって影響を受ける「アップデート対象機能」であることは、ユーザは事前に知っているものとする。よって、!印を表示することで、どの機能がアップデート対象機能なのかを通知できる。
図2に戻る。次は、!印が入力装置50を通じて選択(印刷設定画面上でクリック)されたかを判断する(S140)。選択されたと判断すると(S140YES)、更新処理を実行する(S1500)。
図7は、更新処理を示すフローチャートである。まず、ドライバ更新画面(図8参照)を表示する(S1510)。図8に示すように、画質調整機能とセキュア印刷機能とに対応するチェックボックスが表示されている。これは、生成テーブル(図4(b))において、○印が付いている機能が表示される。また、図8に示すように、Resolution(画質調整機能)に付けられた!印を選択して更新処理に移行した場合、画質調整機能のチェックボックスには予めチェックが入る。なお、チェックボックスにチェックが入っている場合は、その機能を改善するためにプログラムのアップデートを行うことを示している。ユーザは入力装置50を操作することにより、このチェックボックスにチェックを入れたり、消したりすることができる。
図7に戻り、「キャンセル」が押されるか(S1520)、「OK」が押されるか(S1530)まで待ち、「キャンセル」が押されると(S1520YES)、ドライバ更新画面を消して(S1570)、この処理を終える。
一方、OKが押されたと判断すると(S1530YES)、ドライバ更新画面においてチェックされた機能であって、生成テーブルにおいて○印が付いた機能に対応するプログラムモジュールを更新するためのアップデート用プログラムを、サーバ100からダウンロードして(S1540)、そのプログラムモジュールの更新を実行する(S1550)。そして、生成テーブルを更新する(最新バージョンになったプログラムモジュールの列の○印を−印に変える)。(S1560)。そして、ドライバ更新画面を消して(S1570)、この処理を終える。
図2に戻る。次は、印刷設定画面においてOKか、キャンセルか、隠れている表示を呼び出すためのタブ(図6の「Basic」「Advanced」)かが押されるまで待つ(S160)。また、!印が選択されていないとしても(S140NO)、S160での待機状態になる。
タブが選択されたと判断すると(S160タブ)、S1300に戻る。一方、キャンセルが押されると(S160キャンセル)、印刷設定画面を消去して、この処理を終える。一方、OKが押されると(S160 OK)、生成テーブルと、印刷設定画面を通じて設定された設定値とに基づいて、プリンタドライバの更新の要否を判断する(S170)。
具体的には、生成テーブルに○が無ければ、当然、更新は不要と判断する。また、○が有るとしても、設定された設定値によっては、不要と判断する。例えば、セキュア印刷機能の行に○印が有るとする。しかし、セキュア印刷機能の設定値がOFFに設定(チェックボックスにチェック無しで確定)されたのであれば、その○印に対応するプログラムモジュール(具体的にはプリントダイアログ−セキュア印刷)が更新されなくても、印刷に影響を与えない。よって、この場合は、セキュア印刷機能の行に○印が有るとしても、その○印を理由としてプリンタドライバの更新が必要とは判断しない。
更新が必要と判断すると(S170YES)、更新処理を実行し(S1500)、その後、プリンタ200を印刷実行のために制御して(S180)、この処理を終える。一方、更新が不要と判断すると(S170NO)、更新処理を飛ばして、プリンタ200を印刷実行のために制御して(S180)、この処理を終える。
効果を述べる。印刷処理を実行することで、アップデートを効果的に促すことができる。理由は、印刷設定画面上におけるアップデート対象機能名の近くに!印を表示することで通知するからである。よって、どの機能がアップデート対象機能であるかが一目瞭然であり、単にアップデート用プログラムの存在を通知するのに比べて、アップデート用プログラムの実行の必要性を強く訴えることができる。
また、!印を選択するとドライバ更新画面が呼び出せるので、アップデート対象機能の存在を視認した後に、直ぐにアップデートの指示ができて便利である。
また、上記のドライバ更新画面によるアップデートが実行されなかったとしても、印刷設定画面でOKを選択すると、アップデートの必要がある場合はドライバ更新画面が再び表示される。よって、アップデートを効果的に促すことができる。
実施例1と違う点だけを説明する。違う点は、印刷設定表示処理および印刷設定画面である。まず、印刷設定表示処理を説明する。図9は、実施例2の印刷設定表示処理を示すフローチャートである。S1310・S1320は、実施例1のものと同じなので説明を省く。
S1320YESの次は、設定値に基づいて!印を付加する(S2330)。具体的には、生成テーブルと、印刷設定画面上での設定値とに基づいて、プリンタドライバの更新の要否を判断し、必要と判断した機能のみに!印を付加する。更新の要否の判断手法は、S170で説明したものと同じである。
図10を用いて、具体例を説明する。図10(a)はチェックボックスにチェックが入力されていない印刷設定画面、図10(b)はSecure Print(セキュア印刷機能)のチェックボックスにチェックが入力されている印刷設定画面を示す。
図10(a)では!印が付加されていないのに対して、図10(b)ではSecure Printに!印が付加されている。これは「Secure Printの機能を使わずに印刷が実行されればプリンタドライバの更新は不要であるのに対して、Secure Printの機能を使って印刷を実行するのならプリンタドライバの更新は必要である」という判断に基づく。また、Secure Printのチェックが入力された後に外されれば、!印は消される。
効果を述べる。実施例1と同じ効果が得られる。さらに、印刷設定画面上のチェックボックスへの入力に応じて!印を表示するので、無用なアップデートを促す通知を避けることができる。また、ユーザは、自身が入力した設定値によって未適用のアップデート用プログラムの影響を受ける機能があることを確認することができる。よって、アップデートをさらに効果的に促すことができる。
変形例を述べる。印刷処理において、S1320・S140・更新処理(S140YESの次)を省いてもよい。そのようにしても、S170YESの次の更新処理によってアップデートを通知できる。このようなタイミングだけで通知をしても、アップデートを効果的に促すことができる。
また、通知の態様は、ユーザが分かれば、どのようでも良い。例えば、機能名の表示の着色や点滅、或いは音声などが考えられる。また、プリンタドライバでなくても、本発明が適用できるプログラムであれば、何でも良い。
実施例と特許請求の範囲との対応を述べる。S1210が取得手段、S1220〜S1270及びS1320が抽出手段、S1330・S2330が通知手段、S1310が設定値用表示手段、S170が判断手段、更新処理(S170YESの次)でのS1510がアップデート用表示手段、S180が制御手段、のソフトウェアにそれぞれ対応する。
また、実施例1が請求項2・3、実施例2が請求項4、S1320・S140・更新処理(S140YESの次)を省いた変形例が請求項6、にそれぞれ対応する。
1…コンピュータ、10…制御部、20…記憶部、30…通信I/F、40…ディスプレイ、50…入力装置、100…サーバ、200…プリンタ

Claims (6)

  1. 複数の機能がそれぞれについて定められる設定値に応じて実現されるように、制御対象装置を制御する制御手段、
    前記制御手段に関わるアップデート用プログラムに関する情報を取得する取得手段、
    前記複数の機能の中から、未適用のアップデート用プログラムの実行によって影響を受ける機能を、前記取得手段によって取得された情報に基づいて抽出する抽出手段、及び、
    前記抽出手段によって抽出された機能が、未適用のアップデート用プログラムの実行によって影響を受ける機能であるアップデート対象機能であることを、ユーザによる前記設定値の入力を受け付け始めた後にユーザに通知する通知手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  2. 前記設定値の入力を前記機能毎に受け付けるための設定画面を表示する設定値用表示手段としてコンピュータを機能させるためのものであり、
    前記通知手段は、前記設定値用表示手段によって表示された設定画面上に、前記抽出手段によって抽出された機能が前記アップデート対象機能であると識別できる画像を表示することによって通知する
    請求項1のプログラム。
  3. 前記アップデート対象機能であると識別できる画像は、前記未適用のアップデート用プログラムの実行開始をユーザが指示するための設定画面を呼び出すためのものである
    請求項2のプログラム。
  4. 前記通知手段は、前記アップデート対象機能の中で、前記設定値次第で前記未適用のアップデート用プログラムの実行によって影響を受ける機能については、その未適用のアップデート用プログラムの実行による影響を生じさせる設定値が入力されると、その機能が前記アップデート対象機能であることを通知する
    請求項1のプログラム。
  5. 前記設定値は、ユーザによる入力を受け付けている時は未確定な状態であり、その後ユーザの指示に従って確定されるようになっており、
    前記制御手段は、前記確定された設定値に応じて、ユーザから開始指示を受けた後に前記制御対象装置を制御するようになっており、
    前記設定値が確定された後、前記取得手段によって取得された情報と前記確定された設定値とに基づいて、前記アップデート対象機能が有るか無いかを判断する判断手段、及び、
    前記アップデート対象機能が有ると前記判断手段によって判断されると、前記未適用のアップデート用プログラムの実行開始をユーザが指示するための設定画面を、前記制御手段が開始指示を受けた後、且つその制御手段の開始前に表示するアップデート用表示手段
    としてコンピュータを機能させるための請求項1〜請求項4何れかのプログラム。
  6. 複数の機能が、それぞれについて定められる設定値であって、ユーザによる入力を受け付けている時は未確定な状態であり、その後ユーザの指示に従って確定される設定値に応じて実現されるように、制御対象装置を制御する制御手段、
    前記制御手段に関わるアップデート用プログラムに関する情報を取得する取得手段、
    前記設定値が確定された後、前記取得手段によって取得された情報と前記確定された設定値とに基づいて、未適用のアップデート用プログラムの実行によって影響を受ける機能であるアップデート対象機能が有るか無いかを判断する判断手段、及び、
    前記アップデート対象機能が有ると前記判断手段によって判断されると、前記未適用のアップデート用プログラムの実行開始をユーザが指示するための設定画面を、前記制御手段の開始指示が入力された後、且つその制御手段の開始前に表示するアップデート用表示手段
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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