JP6812873B2 - プログラム及び情報処理端末 - Google Patents

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本発明は、画像処理装置に画像処理動作を実行させる情報処理端末のプログラムに関する。
例えば特許文献1には、画像読取装置等の周辺機器に動作を指示する情報処理端末のアプリケーションが開示されている。通信ネットワークを通じて接続された情報処理端末から周辺機器を動作させるためには、予め定められたプロトコル(例えば、通信手順、言語、データフォーマット等)に準拠した実行指示を送信する必要がある。また、周辺機器のモデル毎にプロトコルが異なっていることも多いので、全てのプロトコルをアプリケーションでサポートするのは困難である。
そこで、前述のプロトコルをサポートする専用ドライバを情報処理端末に予めインストールしておき、前述のアプリケーションは、専用ドライバを通じて周辺機器に動作を指示するのが一般的である。すなわち、情報処理端末と通信可能な複数の周辺機器のうちから、所望の周辺機器をユーザに選択させる際には、当該周辺機器に対応する専用ドライバが情報処理端末にインストールされていることが前提となる。
特開2012−44419号公報
近年、周辺機器に実装されている機能も多様化している。また、周辺機器が実行可能な動作のなかには、複数の周辺機器に共通のプロトコルで指示可能な動作も存在する。すなわち、このような動作は、情報処理端末に専用ドライバがインストールされていなくても指示可能である。しかしながら、前述の仕組みによれば、専用ドライバが不要な動作を実行させるために周辺機器を選択する場合にも、専用ドライバが事前にインストールされている必要があるので、ユーザ操作が煩雑になるという課題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ユーザによって指定された画像処理装置が実行可能な動作に応じて、ドライバプログラムの要否を適切に判断する情報処理端末のプログラムを提供することにある。
本明細書では様々な開示を行う。開示例の一例であるプログラムは、通信インタフェースと、入力インタフェースと、メモリとを備える情報処理端末によって実行可能である。前記情報処理端末は、第1動作及び第2動作のうちの少なくとも一方を実行可能な画像処理装置と前記通信インタフェースを通じて通信可能である。前記第1動作は、前記画像処理装置のモデル毎に異なる第1プロトコルに準拠した指示に従って実行される画像処理動作である。前記第2動作は、複数の前記モデルに共通の第2プロトコルに準拠した指示に従って実行される前記画像処理動作である。該プログラムは、前記通信インタフェースを通じて通信可能な複数の前記画像処理装置のうちの1つを、指定装置として指定するユーザ操作を前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理と、前記指定装置の前記モデルに対応する前記第1プロトコルに準拠して前記第1動作を指示可能なドライバプログラムが前記情報処理端末にインストールされているか否かを判断する第1判断処理と、前記指定装置が前記第2動作を実行可能か否かを判断する第2判断処理と、前記第1判断処理でインストールされていると判断したことに応じて、或いは前記第2判断処理で実行可能と判断したことに応じて、前記指定装置を識別する指定装置情報を前記メモリに記憶させる記憶処理と、前記指定装置に実行させる前記画像処理動作を指定するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、前記第2受付処理で前記第1動作が指定されたことに応じて、前記メモリに記憶された前記指定装置情報で識別される前記指定装置に、前記ドライバプログラムを通じて前記第1動作の実行を指示する第1動作指示処理と、前記第2受付処理で前記第2動作が指定されたことに応じて、前記メモリに記憶された前記指定装置情報で識別される前記指定装置に、前記第2プロトコルに準拠して前記第2動作の実行を指示する第2動作指示処理とを前記情報処理端末に実行させる。
上記構成によれば、第1動作及び第2動作の両方を実行可能な画像処理装置は、当該画像処理装置のモデルに対応するドライバプログラム(以下、「専用ドライバ」と表記する。)がインストールされていなくても、指定装置として指定可能になる。そのため、第2動作を実行させようとして画像処理装置を指定する場合に、専用ドライバを事前にインストールしておく必要がなくなるので、ユーザ操作が簡素化される。
図1は、本実施形態に係るシステム100の概略図である。 図2(A)はMFP10のブロック図であり、図2(B)は情報処理端末50のブロック図である。 図3は、メイン処理のフローチャートである。 図4は、画面生成処理のフローチャートである。 図5は、デバイス選択処理のフローチャートである。 図6は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)は指定装置が指定されていない場合のホーム画面を、(B)はデバイス選択画面を示す。 図7は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)は選択報知画面Aを、(B)はMFP10Aが指定装置に指定された場合のホーム画面を示す。 図8は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)は選択報知画面Bを、(B)はMFP10Bが指定装置に指定された場合のホーム画面を示す。 図9は、ディスプレイ53の表示例であって、(A)はインストール報知画面を、(B)はMFP10Cが指定装置に指定された場合のホーム画面を示す。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。例えば、後述する各処理の実行順序は、本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜変更することができる。
図1は、本実施形態に係るシステム100の概略図である。図1に示されるシステム100は、MFP10A、10B、10C(以下、これらを総称して、「MFP10」と表記することがある。)と、情報処理端末50とで構成されている。MFP10及び情報処理端末50は、通信ネットワーク101を通じて通信可能に構成されている。通信ネットワーク101は、例えば、有線LAN、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。または、MFP10及び情報処理端末50は、USBケーブル等によって接続されていてもよい。
MFP10は、図2(A)に示されるように、プリンタ11と、スキャナ12と、ディスプレイ23と、入力I/F24と、通信I/F25と、CPU31と、メモリ32と、通信バス33とを主に備える。MFP10を構成する各構成要素は、通信バス33を通じて相互に接続されている。MFP10は、画像処理装置の一例である。
プリンタ11は、画像データで示される画像をシートに記録するプリント動作を実行するハードウェアである。本実施形態では、インクを吐出して画像を記録するインクジェット方式のプリンタ11の例を説明するが、プリンタ11の記録方式は電子写真方式等であってもよい。スキャナ12は、原稿に記録されている画像を読み取って画像データ(以下、「スキャンデータ」と表記する。)を生成するスキャン動作を実行するハードウェアである。プリント動作及びスキャン動作は、画像処理動作の一例である。
なお、画像処理動作の具体例はこれらに限定されない。画像処理動作は、例えば、FAXプロトコルに従って画像データを外部装置にFAX送信するFAX送信動作、FAXプロトコルに従って外部装置から画像データをFAX受信するFAX受信動作等であってもよい。さらに、画像処理動作は、スキャナ12にスキャンデータを生成させ、生成されたスキャンデータで示される画像をシートに対してプリンタ11に記録させるコピー動作を含んでもよい。また、MFP10A、10B、10Cは、少なくとも1つの画像処理動作を実行可能であればよい。さらに、MFP10A、10B、10Cが実行可能な画像処理動作は、異なっていてもよい。
ディスプレイ23は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等であり、各種情報を表示する表示画面を備える。
入力I/F24は、ユーザによる入力操作を受け付けるユーザインタフェースである。具体的には、入力I/F24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、入力I/F24は、ディスプレイ23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。ディスプレイ23の表示画面に表示されたオブジェクトを指定する操作、文字列或いは数字列を入力する操作は、ユーザ操作の一例である。「オブジェクト」とは、例えば、ディスプレイ23に表示された文字列、アイコン、ボタン、リンク、ラジオボタン、チェックボックス、プルダウンメニュー等である。
タッチセンサとして実現される入力I/F24は、ユーザがタッチした表示画面上の位置を示す位置情報を出力する。なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示画面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体が表示画面に触れていなくても、表示画面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させる「ホバー」或いは「フローティングタッチ」を、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。ディスプレイ23に表示されたオブジェクトの位置をタップするユーザ操作は、当該オブジェクトを指定するユーザ操作の一例である。
通信I/F25は、通信ネットワーク101を通じて外部装置と通信可能なインタフェースである。すなわち、MFP10は、通信I/F25を通じて外部装置に各種情報を送信し、通信I/F25を通じて外部装置から各種情報を受信する。通信I/F25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(登録商標)を採用することができる。また、MFP10及び情報処理端末50がUSBケーブルで接続される場合、通信I/F25は、USBケーブルを着脱可能なUSBインタフェースであってもよい。
CPU31は、MFP10の全体動作を制御するものである。CPU31は、入力I/F24から出力される各種情報、通信I/F25を通じて外部装置から受信した各種情報等に基づいて、後述する各種プログラムをメモリ32から取得して実行する。CPU31及びメモリ32は、コントローラの一例を構成する。
メモリ32は、OS34と、装置プログラム35とを記憶している。装置プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。また、メモリ32は、装置プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報等を記憶する。メモリ32は、例えば、RAM、ROM、EEPROM、HDD、MFP10に着脱されるUSBメモリ等の可搬記憶媒体、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
メモリ32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。後述する情報処理端末50のメモリ62についても同様である。
メモリ32のMIB(Management Information Baseの略)は、図1に示される装置情報を記憶している。装置情報は、MFP10のモデルを示すモデル情報と、MFP10が実行可能な画像処理動作を識別する動作IDとを含む。すなわち、MFP10Aは、モデル“MODEL−A”であり、スキャン動作のみを実行可能である。また、MFP10Bは、モデル“MODEL−B”であり、プリント動作及びスキャン動作を実行可能である。さらに、MFP10Cは、モデル“MODEL−C”であり、プリント動作のみを実行可能である。
情報処理端末50は、図2(B)に示されるように、ディスプレイ53と、入力I/F54と、通信I/F55と、CPU61と、メモリ62と、通信バス63とを主に備える。情報処理端末50に含まれるディスプレイ53、入力I/F54、通信I/F55、CPU61、メモリ62、及び通信バス63は、MFP10に含まれるディスプレイ23、入力I/F24、通信I/F25、CPU31、メモリ32、及び通信バス33と同様の構成であるので、説明は省略する。CPU61及びメモリ62は、コントローラの一例である。
情報処理端末50は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、或いはPC等である。情報処理端末50の入力I/F54は、ディスプレイ53の表示画面に重ねられたタッチセンサでもよいし、マウス及びキーボードの組み合わせでもよい。メモリ62は、OS64と、端末プログラム65とを記憶している。入力I/F54がマウスを含む場合において、OS64は、マウスの動きに追従して表示面上を移動するポインタ画像を、ディスプレイ53に表示させる。ディスプレイ53に表示されたオブジェクトにポインタ画像が重ねられた状態で、マウスの左ボタンを押下するユーザ操作(すなわち、クリック操作)は、当該オブジェクトを指定するユーザ操作の一例である。
端末プログラム65は、通信I/F55を通じて接続されたMFP10に、画像処理動作を実行させるプログラムである。より詳細には、端末プログラム65は、画像処理動作の内容(例えば、画像処理動作の種類、画像処理動作の対象となる画像データ、画像処理動作の実行条件など)を入力I/F54を通じてユーザに指定させ、指定された内容の画像処理動作を、後述するドライバプログラム66を通じてMFP10に実行させる。なお、本実施形態に係る端末プログラム65は、プリント動作及びスキャン動作をMFP10に指示することができ、FAX送信動作、FAX受信動作、及びコピー動作をMFP10に指示することができないものとする。
また、メモリ62は、プリンタドライバ66A及びスキャナドライバ66B(以下、これらを総称して、「ドライバプログラム66」と表記することがある。)を記憶することができる。ドライバプログラム66は、端末プログラム65の指示に従って、MFP10に画像処理動作の実行を指示するためのプログラムである。MFP10は、所定のプロトコルに準拠した指示に従って、画像処理動作を実行する。そこで、ドライバプログラム66には、当該プロトコルに準拠した手順でMFP10に画像処理動作を指示するための機能が実装されている。なお、プロトコルとは、例えば、通信手順、使用言語、データフォーマット等の取り決めを指す。
プリント動作を指示するための第1プロトコルは、MFP10のモデル毎に異なる。すなわち、MFP10Bにプリント動作を指示可能なプリンタドライバ66Aと、MFP10Cにプリント動作を指示可能なプリンタドライバ66Aとは、互いに独立したプログラムである。すなわち、プリンタドライバ66Aは、MFP10のモデル毎に提供される。換言すれば、ユーザは、MFP10Bにプリント動作を指示しようとする場合に、モデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aを、情報処理端末50にインストールする必要がある。同様に、ユーザは、MFP10Cにプリント動作を指示しようとする場合に、モデル“MODEL−C”に対応するプリンタドライバ66Aを、情報処理端末50にインストールする必要がある。プリント動作は、第1動作の一例である。
一方、スキャン動作を指示するための第2プロトコルは、MFP10の複数のモデルで共通である。すなわち、スキャナドライバ66Bは、MFP10A、10Bの両方にスキャン動作を指示することができる。換言すれば、ユーザは、MFP10Aにスキャン動作を指示するためにスキャナドライバ66Bを情報処理端末50にインストールすれば、その後にMFP10Bにスキャン動作を指示するために再びスキャナドライバ66Bをインストールする必要がない。なお、スキャナドライバ66Bの機能が端末プログラム65に実装されて、スキャナドライバ66Bが省略されてもよい。スキャン動作は、第2動作の一例である。
さらに、コピー動作は、スキャン動作及びプリント動作を組み合わせて実現される。一例として、情報処理端末50は、スキャナドライバ66Bを通じてMFP10にスキャン動作を指示し、MFP10からスキャンデータを受信してもよい。そして、情報処理端末50は、受信したスキャンデータを対象とするプリント動作を、プリンタドライバ66Aを通じてMFP10に指示してもよい。この場合のコピー動作は、第1動作の一例である。他の例として、情報処理端末50は、スキャン動作の実行と、当該スキャン動作で生成されたスキャンデータを対象とするプリント動作の実行とを、MFP10に指示してもよい。すなわち、スキャナ12が生成したスキャンデータがプリンタ11に引き渡されるので、情報処理端末50がスキャンデータを受信する必要がない。この場合のコピー動作は、第2動作の一例である。
また図示は省略するが、メモリ62は、指定装置情報を記憶することができる。指定装置情報は、後述するデバイス選択処理で指定されたMFP10(以下、「指定装置」と表記する。)のMIBに記憶された装置情報である。
さらに図示は省略するが、メモリ62には、データフォルダが設けられていてもよい。データフォルダには、例えば、写真データ、文書データ、プレゼンテーションデータ、表計算データ等が格納されていてもよい。データフォルダに記憶されている各種データは、プリント動作の対象となり得るデータである。
[システム100の動作]
図3〜図5を参照して、本実施形態に係るシステム100の動作を説明する。なお、図3のメイン処理を開始する時点において、メモリ62には、指定装置情報が記憶されておらず、モデル“MODEL−B”、“MODEL−C”に対応するプリンタドライバ66Aがインストールされておらず、スキャナドライバ66Bがインストールされているものとする。
本明細書のフローチャートは、基本的に、プログラムに記述された命令に従ったCPU31、61の処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「制御」等の処理は、CPU31、61の処理を表している。CPU31、61による処理は、OS34、64を介したハードウェア制御も含む。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能なビット列で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。
まず、情報処理端末50の端末プログラム65は、画面生成処理を実行する(S11)。画面生成処理は、後述するホーム画面を生成する処理である。より詳細には、画面生成処理は、ホーム画面に含めるアイコンと、アイコンに記述する文字列とを決定する処理である。図4を参照して、画面生成処理の詳細を説明する。
端末プログラム65は、指定装置情報がメモリ62に記憶されているか否かを判断する(S31)。そして、端末プログラム65は、指定装置情報がメモリ62に記憶されていないと判断したことに応じて(S31:なし)、指定装置が指定されていないことを示す「未選択」の文字列を、切替アイコン113に記述する(S32)。また、端末プログラム65は、端末プログラム65がMFP10に実行可能な画像処理動作(すなわち、プリント動作、スキャン動作)に対応する動作アイコン111、112を、ホーム画面に追加する(S33)。これにより、図6(A)に示されるホーム画面が生成される。一方、指定装置が指定されている場合の処理(S34〜S40)は、後述する。
次に図3に戻って、端末プログラム65は、S11で生成したホーム画面を、ディスプレイ53に表示させる(S12)。ホーム画面は、動作アイコン111、112と、切替アイコン113とを含む第4画面の一例である。そして、端末プログラム65は、ホーム画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S13〜S15)。S12の処理は第4表示処理の一例であり、S14、S15の処理は第2受付処理の一例である。
ホーム画面は、指定装置に実行させる画像処理動作の指定、及び指定装置の切り替えを指示するユーザ操作を受け付けるための画面である。動作アイコン111は、プリント動作に対応する動作オブジェクト(図面上では、「プリントアイコン」と表記する。)の一例である。動作アイコン112は、スキャン動作に対応する動作オブジェクト(図面上では、「スキャンアイコン」と表記する。)の一例である。切替アイコン113は、指定装置の切り替えを指示する切替オブジェクトの一例である。
次に、端末プログラム65は、例えば、切替アイコン113の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S13:Yes)、デバイス選択処理を実行する(S16)。デバイス選択処理は、通信I/F55を通じて通信可能なMFP10A、10B、10Cのうちから、指定装置となるMFP10をユーザに選択させる処理である。図5を参照して、デバイス選択処理の詳細を説明する。
まず、端末プログラム65は、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocolの略)を用いて、通信I/F55を通じて通信が可能な複数のMFP10を検索する(S51)。具体的には、端末プログラム65は、通信I/F55を通じて通信ネットワーク101に送信要求情報をブロードキャストする。次に、端末プログラム65は、送信要求情報の応答としてMFP10A、10B、10Cが送信した装置情報を、通信I/F55を通じて受信する。すなわち、端末プログラム65は、装置情報の送信元のMFP10A、10B、10Cを、通信可能なMFP10として特定する。なお、通信可能なMFP10を検索する方法は、周知の他の方法であってもよい。
次に、端末プログラム65は、図6(B)に示されるデバイス選択画面をディスプレイ53に表示させる(S52)。デバイス選択画面は、S51で発見したMFP10A、10B、10Cに対応するデバイスアイコン121、122、123を含む。そして、端末プログラム65は、デバイス選択画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S53)。S53の処理は、第1受付処理の一例である。
次に、端末プログラム65は、例えば、デバイスアイコン121の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S53:Yes)、デバイスアイコン121に対応するMFP10Aがプリント動作を実行可能か否かを判断する(S54)。MFP10が画像処理動作を実行可能か否かは、当該MFP10から受信した装置情報に動作IDが含まれているか否かによって判断することができる。後述するS35、S39、S59についても同様である。
次に、端末プログラム65は、MFP10Aがプリント動作を実行不能だと判断したことに応じて(S54:No)、S55の処理を実行せずに、図7(A)に示される選択報知画面Aをディスプレイ53に表示させる(S56)。S56の処理は、第1表示処理の一例である。そして、端末プログラム65は、選択報知画面Aに対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S57)。
選択報知画面Aは、デバイスアイコン121に対応するMFP10Aが指定装置として指定されたことを報知する第1画面の一例である。選択報知画面Aは、「デバイスが選択されました。」とのメッセージと、MFP10Aのモデルを示す「モデル:MODEL−A」と、MFP10Aが実行可能な動作を示す「動作:スキャン」と、[OK]アイコン131とを含む。本実施形態に係る選択報知画面Aは、デバイス選択画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。
そして、端末プログラム65は、[OK]アイコン131の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S57:Yes)、MFP10Aから受信した装置情報を、指定装置情報としてメモリ62に記憶させる(S58)。なお、メモリ62に既に指定装置情報が記憶されている場合、端末プログラム65は、当該指定装置情報を新たな指定装置情報で上書きする。S58の処理は、記憶処理の一例である。
次に図3に戻って、端末プログラム65は、画面生成処理を実行する(S11)。そして、端末プログラム65は、MFP10Aが指定装置に指定された後の画面生成処理において、指定装置情報がメモリ62に記憶されていると判断したことに応じて(S31:あり)、図7(B)に示されるように、指定装置情報のモデル情報で示されるモデル“MODEL−A”の文字列を、切替アイコン113に記述する(S34)。
次に、端末プログラム65は、指定装置であるMFP10Aがプリント動作を実行可能か否かを判断する(S35)。次に、端末プログラム65は、MFP10Aがプリント動作を実行不能だと判断したことに応じて(S35:No)、S36〜S38の処理を実行せずに、指定装置であるMFP10Aがスキャン動作を実行可能か否かを判断する(S39)。そして、端末プログラム65は、MFP10Aがスキャン動作を実行可能だと判断したことに応じて(S39:Yes)、図7(B)に示されるように、スキャン動作に対応する動作アイコン112を、ホーム画面に追加する(S40)。
次に図3に戻って、端末プログラム65は、S11で生成したホーム画面をディスプレイ53に表示させる(S12)。図7(B)に示されるホーム画面は、動作アイコン111が表示されておらず、切替アイコン113に文字列“MODEL−A”が記述されている点において、図6(A)に示されるホーム画面と相違する。
次に、端末プログラム65は、例えば、図7(B)に示される動作アイコン112の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S15:Yes)、スキャン指示処理を実行する(S22)。フローチャートの図示は省略するが、スキャン指示処理は、スキャナドライバ66Bを通じて指定装置にスキャン動作の実行を指示するための処理である。S22の処理は、第2動作指示処理の一例である。
まず、端末プログラム65は、スキャン動作の実行条件(例えば、読取解像度、スキャンデータの保存先など)を指定するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける。次に、端末プログラム65は、スキャナドライバ66Bを通じて、指定装置であるMFP10Aに通信I/F55を通じてスキャン指示情報を送信する。端末プログラム65は、例えば、ユーザが指定した実行条件を示す条件情報を引数として、スキャナドライバ66Bが提供する関数を実行すればよい。そして、スキャナドライバ66Bは、条件情報で示される実行条件に従ったスキャン動作の実行を指示するスキャン指示情報を、第2プロトコルに従って生成し、通信I/F55を通じてMFP10Aに送信する。
一方図示は省略するが、MFP10Aの装置プログラム35は、通信I/F25を通じて情報処理端末50からスキャン指示情報を受信する。そして、装置プログラム35は、受信したスキャン指示情報に従ったスキャン動作を、スキャナ12に実行させる。すなわち、スキャナ12は、不図示のADF或いはコンタクトガラスにセットされた原稿に記録された画像を、スキャン指示情報に示される読取解像度で読み取って、スキャンデータを生成する。そして、装置プログラム35は、スキャナ12が生成したスキャンデータを、スキャン指示情報に示される保存先(例えば、不図示のUSBメモリ、情報処理端末50)に保存する。
また図5に戻って、端末プログラム65は、図6(B)に示されるデバイスアイコン122の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S53:Yes)、S54以降の処理を実行する。すなわち、端末プログラム65は、デバイスアイコン122に対応するMFP10Bがプリント動作を実行可能だと判断して(S54:Yes)、MFP10Bのモデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aが情報処理端末50にインストールされているか否かを判断する(S55)。S55の処理は、第1判断処理の一例である。
そして、端末プログラム65は、モデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aがインストールされていると判断したことに応じて(S55:あり)、S56〜S58の処理を実行する。一方、端末プログラム65は、モデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aがインストールされていないと判断したことに応じて(S55:なし)、MFP10Bがスキャン動作を実行可能か否かを判断する(S59)。S59の処理は、第2判断処理の一例である。本明細書では、モデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aがインストールされていないものとして、以降の説明を継続する。
そして、端末プログラム65は、MFP10Bがスキャン動作を実行可能だと判断したことに応じて(S59:Yes)、図8(A)に示される選択報知画面Bをディスプレイ53に表示させる(S60)。選択報知画面Bは、デバイスアイコン122に対応するMFP10Bが指定装置として指定されたこと、及びプリント動作を指示するにはプリンタドライバ66Aのインストールが必要なことを報知する第2画面の一例である。S60の処理は、第2表示処理の一例である。
選択報知画面Bは、「デバイスが選択されました。」とのメッセージと、MFP10Bのモデルを示す「モデル:MODEL−B」と、MFP10Bが実行可能な動作を示す「動作:プリント、スキャン」と、「プリント動作を実行するには、ドライバプログラムのインストールが必要です。」とのメッセージと、[OK]アイコン132とを含む。本実施形態に係る選択報知画面Bは、デバイス選択画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。そして、端末プログラム65は、[OK]アイコン132の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S57:Yes)、MFP10Bから受信した装置情報を、指定装置情報としてメモリ62に記憶させる(S58)。
次に、端末プログラム65は、MFP10Bが指定装置に指定された後の画面生成処理において、指定装置情報がメモリ62に記憶されていると判断したことに応じて(S31:あり)、図8(B)に示されるように、指定装置情報のモデル情報で示されるモデル“MODEL−B”の文字列を、切替アイコン113に記述する(S34)。
また、端末プログラム65は、MFP10Bがプリント動作を実行可能だと判断したことに応じて(S35:Yes)、MFP10Bのモデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aが情報処理端末50にインストールされているか否かを判断する(S36)。そして、端末プログラム65は、プリンタドライバ66Aがインストールされていないと判断したことに応じて(S36:なし)、報知画像114を付加した動作アイコン111をホーム画面に追加する(S38)。さらに、端末プログラム65は、MFP10Bがスキャン動作を実行可能だと判断したことに応じて(S39:Yes)、動作アイコン112をホーム画面に追加する(S40)。
次に図3に戻って、端末プログラム65は、S11で生成したホーム画面をディスプレイ53に表示させる(S12)。図8(B)に示されるホーム画面は、動作アイコン111に報知画像114が付加されている点、切替アイコン113に文字列“MODEL−B”が記述されている点において、図6(A)に示されるホーム画面と相違する。報知画像114は、指定装置にプリント動作を実行させるためには、対応するプリンタドライバ66Aのインストールが必要なことを報知するための画像である。報知画像114が付加されていない動作アイコン111は第1態様の一例であり、報知画像114が付加された動作アイコン111は第2態様の一例である。すなわち、報知画像114を付加するか否かは、動作アイコン111の表示態様を異ならせることの一例である。
次に、端末プログラム65は、報知画像114が付加された動作アイコン111の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:Yes&S17:なし)、図9(A)に示されるインストール報知画面をディスプレイ53に表示させる(S18)。そして、端末プログラム65は、インストール報知画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S19)。S18の処理は第5表示処理の一例であり、S19は第4受付処理の一例である。
インストール報知画面は、指定装置のモデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aをインストールしないと、プリント動作を指示できないことを報知する第5画面の一例である。インストール報知画面は、「ドライバプログラムのインストールが必要です。今すぐインストールしますか?」とのメッセージと、第3オブジェクトの一例である[はい]アイコン133と、第4オブジェクトの一例である[いいえ]アイコン134とを含む。本実施形態に係るインストール報知画面は、ホーム画面に重ねて表示されるポップアップウィンドウである。
次に、端末プログラム65は、[いいえ]アイコン134の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S19:いいえ)、S20以降の処理を実行せずに、S11以降の処理を実行する。一方、端末プログラム65は、[はい]アイコン133の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S19:はい)、モデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aを、情報処理端末50にインストールする(S20)。S20の処理は、第2インストール処理の一例である。
より詳細には、端末プログラム65は、モデル“MODEL−B”に対応するプリンタドライバ66Aを、インターネット上の不図示のサーバから通信I/F55を通じて受信し、メモリ62の所定の領域に記憶させる。なお、S20の処理は、情報処理端末50にインストールされた不図示のインストーラによって実行されてもよい。すなわち、端末プログラム65は、例えば、OS64が提供する起動APIを実行してインストーラを起動し、プリンタドライバ66Aのインストールが正常に終了したことを示す情報を起動APIの戻り値として取得してもよい。
そして、端末プログラム65は、プリント指示処理を実行する(S21)。フローチャートの図示は省略するが、プリント指示処理は、対応するプリンタドライバ66Aを通じて指定装置にプリント動作の実行を指示するための処理である。S21の処理は、第1動作指示処理の一例である。
まず、端末プログラム65は、プリント動作の対象となる指定データ、及びプリント動作の実行条件(例えば、シートサイズ、色数など)を指定するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける。次に、端末プログラム65は、対応するプリンタドライバ66Aを通じて、指定装置であるMFP10Bに通信I/F55を通じてプリント指示情報を送信する。端末プログラム65は、例えば、ユーザが指定した指定データと、ユーザが指定した実行条件を示す条件情報を引数として、対応するプリンタドライバ66Aが提供する関数を実行すればよい。そして、プリンタドライバ66Aは、条件情報で示される実行条件に従って、指定データを対象とするプリント動作を実行することを指示するプリント指示情報を、モデル“MODEL−B”に対応する第1プロトコルに従って生成し、通信I/F55を通じてMFP10Bに送信する。
一方図示は省略するが、MFP10Bの装置プログラム35は、通信I/F25を通じて情報処理端末50からプリント指示情報を受信する。そして、装置プログラム35は、受信したプリント指示情報に従って、プリンタ11にプリント動作を実行させる。すなわち、プリンタ11は、プリント指示情報に含まれる指定データで示される画像を、プリント指示情報で示される実行条件に従ってシートに記録する。
また図5に戻って、端末プログラム65は、図6(B)に示されるデバイスアイコン123の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S53:Yes)、S54以降の処理を実行する。すなわち、端末プログラム65は、MFP10Cがプリント動作を実行可能だと判断する(S54:Yes)。また、端末プログラム65は、モデル“MODEL−C”に対応するプリンタドライバ66Aがインストールされていないと判断する(S55:なし)。さらに、端末プログラム65は、MFP10Cがスキャン動作を実行不能だと判断する(S59:No)。
そして、端末プログラム65は、図9(A)に示されるインストール報知画面を、デバイス選択画面に重ねてディスプレイ53に表示させる(S61)。そして、端末プログラム65は、インストール報知画面に対するユーザ操作を、入力I/F54を通じて受け付ける(S62)。S61で表示されるインストール報知画面は、第3画面の一例である。S61で表示されるインストール画面において、[はい]アイコン133は第1オブジェクトの一例であり、[いいえ]アイコン134は第2オブジェクトの一例である。S61の処理は第3表示処理の一例であり、S62の処理は第3受付処理の一例である。
次に、端末プログラム65は、[はい]アイコン133の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S62:はい)、モデル“MODEL−C”に対応するプリンタドライバ66Aをインストールする(S63)。S63の処理は、第1インストール処理の一例であって、S20と共通する。また、端末プログラム65は、MFP10Cから受信した装置情報を、指定装置情報としてメモリ62に記憶させる(S58)。一方、端末プログラム65は、[いいえ]アイコン134の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S62:いいえ)、S63、S58の処理を実行せずに、デバイス選択処理を終了する。
次に、端末プログラム65は、S63、S58の処理を実行した後の画面生成処理において、指定装置情報がメモリ62に記憶されていると判断したことに応じて(S31:あり)、図9(B)に示されるように、指定装置情報のモデル情報で示されるモデル“MODEL−C”の文字列を、切替アイコン113に記述する(S34)。
また、端末プログラム65は、MFP10Cがプリント動作を実行可能で(S35:Yes)、モデル“MODEL−C”に対応するプリンタドライバ66Aがインストールされていると判断したことに応じて(S36:あり)、報知画像114を付加しない動作アイコン111をホーム画面に追加する(S37)。さらに、端末プログラム65は、MFP10Cがスキャン動作を実行不能だと判断したことに応じて(S39:No)、S40の処理を実行せずに、画面生成処理を終了する。
次に図3に戻って、端末プログラム65は、S11で生成したホーム画面をディスプレイ53に表示させる(S12)。図9(B)に示されるホーム画面は、動作アイコン112が表示されておらず、切替アイコン113に文字列“MODEL−C”が記述されている点において、図6(A)に示されるホーム画面と相違する。次に、端末プログラム65は、報知画像114が付加されていない動作アイコン111の指定を入力I/F54を通じて受け付けたことに応じて(S14:Yes&S17:あり)、S18〜S20を実行せずに、プリント指示処理を実行する(S21)。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、プリント動作及びスキャン動作の両方を実行可能なMFP10Bは、MFP10Bのモデルに対応するプリンタドライバ66A(以下、「専用ドライバ」と表記する。)がインストールされていなくても、指定装置として指定可能になる。そのため、スキャン動作を実行させようとしてMFP10Bを指定する場合に、専用ドライバを事前にインストールしておく必要がなくなるので、ユーザ操作が簡素化される。
また、上記の実施形態によれば、S55の判断結果に応じて、選択報知画面A、Bのいずれかが表示される。これにより、指定装置の指定を受け付けたタイミングで、指定装置にプリント動作を指示可能か否かをユーザに認識させることができる。また、スキャン動作を実行不能なMFP10Cには、専用ドライバがインストールされていなければ、指定装置として指定しても画像処理動作を実行させることができない。そこで、このような場合には、インストール報知画面を通じて、専用ドライバをインストールする必要性をユーザに報知するのが望ましい。
また、専用ドライバをインストールするか否かを、インストール報知画面を通じてユーザに選択させることができる。すなわち、デバイス選択画面を通じて指定された画像処理装置を、専用ドライバをインストールした上で指定装置として登録するか、指定装置としての登録をキャンセルするかを、ユーザに選択させることができる。但し、インストール報知画面の[はい]アイコン133は、省略可能である。すなわち、インストール報知画面は、専用ドライバのインストールが必要なことを報知するだけの画面であってもよい。
また、上記の実施形態によれば、指定装置が実行可能な画像処理動作に対応する動作アイコン111、112がホーム画面に一覧表示され、指定装置に指示する画像処理動作をホーム画面を通じてユーザに選択させることができる。また、ホーム画面に表示された動作アイコン111、112を見て、所望の画像処理動作を指示することができないと気づいたユーザに、切替アイコン113を通じて指定装置を変更する操作を促すことができる。また、指定装置の専用ドライバがインストールされているか否か、換言すれば、指定装置にプリント動作を指示可能か否かを、動作アイコン111に報知画像114を付加するか否かによって、ユーザに認識させることができる。
さらに、報知画像114が付加された動作アイコン111を指定するユーザは、指定装置を指定した時点ではスキャン動作を実行させるつもりだったが、事後的にプリント動作を実行させる必要が生じたのだと考えることができる。そこで、専用ドライバをインストールする必要性を、プリント動作を実行させる必要が生じた時点でインストール報知画面を通じて報知するのが望ましい。また、専用ドライバをインストールした上で指定装置にプリント動作を指示するか、指定装置に対するプリント動作の指示をキャンセルするかを、インストール報知画面を通じてユーザに選択させることができる。
また、上記の実施形態のMFP10及び情報処理端末50において、メモリ32、62に記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明のントローラが実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、コントローラの構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、MFP10及び情報処理端末50として実現できるだけでなく、MFP10及び情報処理端末50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワーク101を通じてMFP10及び情報処理端末50に接続可能なサーバに搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバの記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワーク101を通じて配信されてもよい。
10・・・MFP
11・・・プリンタ
12・・・スキャナ
23,53・・・ディスプレイ
24,54・・・入力I/F
25,55・・・通信I/F
31,61・・・CPU
32,62・・・メモリ
35・・・装置プログラム
50・・・情報処理端末
65・・・端末プログラム
66・・・ドライバプログラム

Claims (12)

  1. 通信インタフェースと、入力インタフェースと、メモリとを備える情報処理端末によって実行可能なプログラムであって、
    前記情報処理端末は、第1動作及び第2動作のうちの少なくとも一方を実行可能な画像処理装置と前記通信インタフェースを通じて通信可能であり、
    前記第1動作は、前記画像処理装置のモデル毎に異なる第1プロトコルに準拠した指示に従って実行される画像処理動作であり、
    前記第2動作は、複数の前記モデルに共通の第2プロトコルに準拠した指示に従って実行される画像処理動作であり、
    該プログラムは、
    前記通信インタフェースを通じて通信可能な複数の前記画像処理装置のうちの1つを、指定装置として指定するユーザ操作を前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理と、
    前記指定装置の前記モデルに対応する前記第1プロトコルに準拠して前記第1動作を指示可能なドライバプログラムが前記情報処理端末にインストールされているか否かを判断する第1判断処理と、
    前記指定装置が前記第2動作を実行可能か否かを判断する第2判断処理と、
    前記第1判断処理でインストールされていると判断したことに応じて、或いは前記第2判断処理で実行可能と判断したことに応じて、前記指定装置を識別する指定装置情報を前記メモリに記憶させる記憶処理と、
    前記第1動作および前記第2動作のいずれか一方を指定するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、
    前記第2受付処理で前記第1動作が指定されたことに応じて、前記メモリに記憶された前記指定装置情報で識別される前記指定装置に、前記ドライバプログラムを通じて前記第1動作の実行を指示する第1動作指示処理と、
    前記第2受付処理で前記第2動作が指定されたことに応じて、前記メモリに記憶された前記指定装置情報で識別される前記指定装置に、前記第2プロトコルに準拠して前記第2動作の実行を指示する第2動作指示処理とを前記情報処理端末に実行させるプログラム。
  2. 前記情報処理端末は、ディスプレイを備えており、
    該プログラムは、
    前記第1判断処理でインストールされていると判断したことに応じて、前記指定装置が指定されたことを報知する第1画面を、前記ディスプレイに表示させる第1表示処理を前記情報処理端末に実行させ、
    前記第1判断処理でインストールされていないと判断し、且つ前記第2判断処理で実行可能と判断したことに応じて、前記指定装置が指定されたこと及び前記第1動作を指示するには前記ドライバプログラムのインストールが必要なことを報知する第2画面を、前記ディスプレイに表示させる第2表示処理を前記情報処理端末に実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 該プログラムは、
    前記第1判断処理でインストールされていないと判断し、且つ前記第2判断処理で実行不能と判断したことに応じて、前記ドライバプログラムをインストールしないと前記指定装置として指定できないことを報知する第3画面を、前記ディスプレイに表示させる第3表示処理を前記情報処理端末に実行させる請求項2に記載のプログラム。
  4. 該プログラムは、
    前記第3表示処理において、第1オブジェクト及び第2オブジェクトを含む前記第3画面を表示させ、
    前記第3画面に対するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第3受付処理と、
    前記第3受付処理で前記第1オブジェクトの指定を受け付けたことに応じて、
    前記指定装置の前記モデルに対応する前記ドライバプログラムを前記情報処理端末にインストールする第1インストール処理と、
    前記記憶処理とを前記情報処理端末に実行させ、
    前記第3受付処理で前記第2オブジェクトの指定を受け付けたことに応じて、前記第1インストール処理及び前記記憶処理を実行しない請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記情報処理端末は、ディスプレイを備えており、
    前記指定装置情報は、前記指定装置が実行可能な前記第1動作および前記第2動作の少なくとも1つをさらに示し、
    該プログラムは、
    前記記憶処理を前記情報処理端末に実行させたことに応じて、前記指定装置情報で示される前記第1動作および前記第2動作の少なくとも1つに対応する1以上の動作オブジェクトを含む第4画面を、前記ディスプレイに表示させる第4表示処理を前記情報処理端末に実行させ、
    前記第4画面に対するユーザ操作を受け付ける前記第2受付処理において、前記第4画面に含まれる前記動作オブジェクトを指定するユーザ操作を、当該動作オブジェクトに対応する前記第1動作および前記第2動作の少なくとも1つを指定するユーザ操作として受け付ける請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
  6. 該プログラムは、前記第4表示処理において、
    前記指定装置の前記モデルに対応する前記ドライバプログラムがインストールされている場合に、前記第1動作に対応する前記動作オブジェクトを第1態様で表示させ、
    前記指定装置の前記モデルに対応する前記ドライバプログラムがインストールされていない場合に、前記第1動作に対応する前記動作オブジェクトを前記第1態様と異なる第2態様で表示させる請求項5に記載のプログラム。
  7. 該プログラムは、
    前記第2受付処理で前記第1態様の前記動作オブジェクトが指定されたことに応じて、前記第1動作指示処理を前記情報処理端末に実行させ、
    前記第2受付処理で前記第2態様の前記動作オブジェクトが指定されたことに応じて、前記ドライバプログラムをインストールしないと前記第1動作を指示できないことを報知する第5画面を、前記ディスプレイに表示させる第5表示処理を前記情報処理端末に実行させる請求項6に記載のプログラム。
  8. 該プログラムは、
    前記第5表示処理において、第3オブジェクト及び第4オブジェクトを含む前記第5画面を表示させ、
    前記第5画面に対するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第4受付処理と、
    前記第4受付処理で前記第3オブジェクトの指定を受け付けたことに応じて、
    前記指定装置の前記モデルに対応する前記ドライバプログラムを前記情報処理端末にインストールする第2インストール処理と、
    前記第1動作指示処理とを前記情報処理端末に実行させ、
    前記第4受付処理で前記第4オブジェクトの指定を受け付けたことに応じて、前記第2インストール処理及び前記第1動作指示処理を実行しない請求項7に記載のプログラム。
  9. 該プログラムは、
    前記第4表示処理において、前記指定装置の切り替えを指示する切替オブジェクトを前記第4画面に表示させ、
    前記第2受付処理で前記切替オブジェクトが指定されたことに応じて、前記第1受付処理を前記情報処理端末に実行させる請求項5から8のいずれかに記載のプログラム。
  10. 前記情報処理端末は、ディスプレイを備えており、
    前記指定装置情報は、前記指定装置が実行可能な前記第1動作および前記第2動作の少なくとも1つをさらに示し、
    該プログラムは
    前記指定装置情報が前記メモリに記憶されている場合において、前記指定装置情報で示される前記第1動作および前記第2動作の少なくとも1つに対応する1以上の動作オブジェクトを含む第4画面を表示する第4表示処理を前記情報処理端末に実行させ、
    前記指定装置情報が前記メモリに記憶されていない場合に実行される第4表示処理で、該プログラムが前記画像処理装置に指示可能な前記画像処理動作に対応する前記動作オブジェクトを含む別の第4画面を表示させる請求項1から4のいずれかに記載のプログラム。
  11. 前記第1動作は、シートに画像を記録するプリント動作であり、
    前記第2動作は、原稿に記録された画像を読み取って画像データを生成するスキャン動作である請求項1から10のいずれかに記載のプログラム。
  12. 通信インタフェースと、
    入力インタフェースと、
    メモリと、
    コントローラとを備える情報処理端末であって、
    該情報処理端末は、第1動作及び第2動作のうちの少なくとも一方を実行可能な画像処理装置と前記通信インタフェースを通じて通信可能であり、
    前記第1動作は、前記画像処理装置のモデル毎に異なる第1プロトコルに準拠した指示に従って実行される画像処理動作であり、
    前記第2動作は、複数の前記モデルに共通の第2プロトコルに準拠した指示に従って実行される画像処理動作であり、
    前記コントローラは、
    前記通信インタフェースを通じて通信可能な複数の前記画像処理装置のうちの1つを、指定装置として指定するユーザ操作を前記入力インタフェースを通じて受け付ける第1受付処理と、
    前記指定装置の前記モデルに対応する前記第1プロトコルに準拠して前記第1動作を指示可能なドライバプログラムが該情報処理端末にインストールされているか否かを判断する第1判断処理と、
    前記指定装置が前記第2動作を実行可能か否かを判断する第2判断処理と、
    前記第1判断処理でインストールされていると判断したことに応じて、或いは前記第2判断処理で実行可能と判断したことに応じて、前記指定装置を識別する指定装置情報を前記メモリに記憶させる記憶処理と、
    前記第1動作および前記第2動作のいずれか一方を指定するユーザ操作を、前記入力インタフェースを通じて受け付ける第2受付処理と、
    前記第2受付処理で前記第1動作が指定されたことに応じて、前記メモリに記憶された前記指定装置情報で識別される前記指定装置に、前記ドライバプログラムを通じて前記第1動作の実行を指示する第1動作指示処理と、
    前記第2受付処理で前記第2動作が指定されたことに応じて、前記メモリに記憶された前記指定装置情報で識別される前記指定装置に、前記第2プロトコルに準拠して前記第2動作の実行を指示する第2動作指示処理とを実行する情報処理端末。
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