JP2017033133A - 用紙情報作成ツールおよび用紙情報の作成方法 - Google Patents

用紙情報作成ツールおよび用紙情報の作成方法 Download PDF

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Abstract

【課題】用紙情報を、遺漏無く、効率的に、作成する手段を提供する。【解決手段】少なくとも、表示制御部、入力制御部、コマンド生成部、および通信制御部を備え、表示制御部は、用紙情報に関する設定項目および設定項目に対応する選択肢を表示する処理を行い、入力制御部は、外部からの入力に基づいて、選択肢の選択と文字列の生成とを行い、コマンド生成部は、選択された選択肢に対応する設定値または文字列を印刷装置に設定する設定コマンドと、複数の設定コマンドをまとめた登録コマンドと、を生成し、通信制御部は、用紙情報としての登録コマンドを印刷装置に送信する処理を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、印刷装置において使用される用紙情報を作成する用紙情報作成ツールおよび用紙情報の作成方法に関する。
ラベルに印刷を行うラベルプリンターなどの印刷装置は、さまざまな種類の印刷用紙に印刷が可能である。そのため、印刷される用紙の種類を変える度に、オペレーターは、その用紙に合わせて印刷装置の様々な設定を変更する。一般に、印刷装置に備えられる操作ボタンの数は少なく、また表示画面のサイズは小さい。そのため、オペレーターが印刷装置の設定を変更することは、設定項目が増えれば増えるほど容易でなかった。
そこで、ラベルプリンターにおいて、ラベルサイズに関する規定(フォーマット)を一種類だけメモリーに記憶し、そのフォーマットを利用することで、オペレーターの手を煩わせずに、使用するラベルサイズに応じた印刷を行う手段が提案された(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−258343号号公報
特許文献1のように、あらかじめ作成される印刷用紙に関する規定(本願発明では、用紙情報と称する)を利用する手段においては、用紙情報の作成が重要である。特に、用紙情報を、遺漏無く、効率的に、作成する手段の実現が課題であった。しかしながら、特許文献1では、用紙情報を作成する手段に関しては何ら開示されていない。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)印刷装置で印刷される用紙に関する用紙情報を作成する用紙情報作成ツールであって、前記用紙情報に関する設定項目および前記設定項目に対応する選択肢を表示する処理を行う表示制御部と、外部からの入力に基づいて、前記選択肢の選択と文字列の生成とを行う入力制御部と、選択された前記選択肢に対応する設定値または前記文字列を前記印刷装置に設定する設定コマンドと、複数の前記設定コマンドをまとめた登録コマンドと、を生成するコマンド生成部と、前記用紙情報としての前記登録コマンドを前記印刷装置に送信する処理を行う通信制御部と、を備えることを特徴とする用紙情報作成ツール。
本適用例によれば、用紙情報作成ツールは、用紙情報に関して印刷装置に設定すべき設定項目とその項目に関する選択肢を表示して、外部からの入力に基づいて、選択肢の選択を行なう。そのため、オペレーターは、表示された設定項目とその選択肢とを確認しつつ、必要な設定値あるいは希望する設定値を、選択肢の中から選択することができる。また、用紙情報作成ツールには、外部からの入力によって、固有の文字列が入力される。
さらに、用紙情報作成ツールは、選択肢に対応する設定値または文字列を印刷装置に設定する設定コマンドを生成し、かつ複数の設定コマンドをまとめた登録コマンドを生成する。そのため、登録コマンドは、複数の設定項目の設定値をひとつにまとめた用紙情報として取り扱うことができる。さらに、登録コマンドは、入力された固有の文字列を含むため、その文字列を登録コマンドに対するコメントとすることができる。
さらに、用紙情報作成ツールは、用紙情報としての登録コマンドを、設定値が設定されるべき印刷装置に送信する。これにより、選択された設定値が、確実に印刷装置に設定される。また、設定コマンドの集合としての登録コマンドを送信することで、設定コマンドを個別に送信するのに比べて、送信のための処理と時間が短縮される。
(適用例2)上記適用例において、前記設定項目は、前記用紙に印刷される背景画像が設定される前記設定項目を含むことを特徴とする用紙情報作成ツール。
本適用例によれば、用紙に印刷される文字情報などの背景として印刷される背景画像を変更できる。
(適用例3)上記適用例において、前記文字列は、前記登録コマンドを示す識別子として機能することを特徴とする用紙情報作成ツール。
本適用例によれば、オペレーターによって入力される文字列が登録コマンドを示す識別子として設定されるため、その文字列によって、登録コマンドの特定が可能である。換言すれば、好みの文字列を登録コマンドの名称に設定して、複数の設定値をひとまとめにして管理できる。
(適用例4)上記適用例において、前記通信制御部は、前記印刷装置の現下の前記設定値を示す設定値情報の返信を要求する問合せコマンドを前記印刷装置に送信して、前記印刷装置から返信される前記設定値情報を受信し、前記表示制御部は、前記設定値情報に基づき、前記設定値を表示する処理を行うことを特徴とする用紙情報作成ツール。
本適用例によれば、問合せコマンドによって、印刷装置にされている設定値を表示することができる。そのため、オペレーターは、変更したい設定項目についてだけ作業を行えばよいため、設定値変更のための操作工数が軽減される。
(適用例5)上記適用例において、前記通信制御部は、起動時に前記問合せコマンドを送信することを特徴とする用紙情報作成ツール。
本適用例によれば、用紙情報作成ツールは、問合せコマンドを送信することによって、印刷装置の設定値情報を取得できるため、起動とともにその時点の印刷装置の設定値を表示することができる。
(適用例6)上記適用例において、前記通信制御部は、前記登録コマンドを前記印刷装置に送信した後に、所定の時間を空けて、前記問合せコマンドを送信することを特徴とする用紙情報作成ツール。
本適用例によれば、用紙情報作成ツールは、登録コマンドを送信した後に問合せコマンドを送信するため、登録コマンドに基づいて印刷装置に設定された設定値が取得できる。
(適用例7)上記適用例において、前記表示制御部は、送信した前記登録コマンドに基づく前記設定値と前記設定値情報に基づく前記設定値とに差異があることを示す設定エラーの表示処理を行うことを特徴とする用紙情報作成ツール。
本適用例によれば、用紙情報作成ツールは、登録コマンドとして送信した設定値と設定値情報の設定値とが異なっている場合は、設定エラーの表示を行なって、設定が正常に終了していないことを告知することができる。
(適用例8)印刷装置で印刷される用紙に関する用紙情報を作成する用紙情報作成ツールにおける用紙情報の作成方法であって、前記用紙情報に関する設定項目および前記設定項目に対応する選択肢を表示させるステップと、外部からの入力に基づいて、前記選択肢の選択および文字列の生成を行うステップと、選択された前記選択肢に対応する設定値または前記文字列を前記印刷装置に設定する設定コマンドおよび複数の前記設定コマンドをまとめた登録コマンドを生成するステップと、前記用紙情報としての前記登録コマンドを前記印刷装置に送信するステップと、を含むことを特徴とする用紙情報作成ツールにおける用紙情報の作成方法。
本適用例によれば、オペレーターは、表示される設定項目と選択肢とを確認しつつ、必要な設定値あるいは希望する設定値を、選択肢の中から選択することができる。さらに、複数の設定コマンドが登録コマンドとしてまとめられるため、複数の設定項目の設定値を、登録コマンドという用紙情報の集合として取り扱うことができる。また、設定コマンドの集合としての登録コマンドを送信するため、設定コマンドを個別に送信するのに比べて、送信のための処理と時間が短縮される。
実施形態に係る用紙情報作成ツールを示す概略構成図。 用紙情報作成ツールによる用紙情報作成画面を示す図。 用紙情報作成ツールによる登録済み用紙情報の一覧画面を示す図。 用紙情報作成ツールにより生成されるコマンドの一例。 用紙情報作成ツールによるエラー表示画面を示す図。
(実施形態)
以下、本発明を適用した実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明で参照する図面では、説明および図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。
(用紙情報作成ツールの構成)
図1は、本実施形態に係る用紙情報作成ツール1を示す概略構成図である。用紙情報作成ツール1は、表示制御部10、入力制御部11、コマンド生成部12、および通信制御部13を含んで構成される。
用紙情報作成ツール1は、印刷装置5で印刷される複数の種類の用紙に関する用紙情報を作成するツールである。作成される用紙情報は、用紙の種類、用紙の形態、用紙のサイズ、給紙方法、印刷条件、および背景画像などを含む。ここで、印刷条件とは、色補正の有無、縁なし印刷の有無、印刷開始位置、および印刷速度などである。
本実施形態において、用紙情報作成ツール1はソフトウェアであり、表示制御部10、入力制御部11、コマンド生成部12、および通信制御部13が、プログラムで構成される。ソフトウェアである用紙情報作成ツール1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を備え、さらに表示装置としてのディスプレイ19、入力装置としてのキーボード17とマウス18、および外部インターフェイス16を備えるPC(Personal Computer)に搭載されて動作する。
表示制御部10は、ディスプレイ19に、用紙情報作成画面20(図2参照)、登録済み用紙情報の一覧画面30(図3参照)、および設定エラー画面50(図5参照)などを表示する制御を行う。特に、用紙情報作成画面20において、表示制御部10は、用紙情報に関する設定項目22および設定項目22に対応する設定値23を表示する制御を行う。さらに、入力制御部11と協働して、キーボード17から入力される文字列の表示を行う。
入力制御部11は、キーボード17やマウス18といった入力装置を制御して、外部からの入力を用紙情報作成ツール1に取り込む。特に、用紙情報作成画面20において、入力制御部11は、表示制御部10と協働して、取り込まれた入力に基づいて、ディスプレイ19に表示される設定値23の選択を行い、かつ文字列の生成を行う。
コマンド生成部12は、選択された設定値23に基づき設定コマンド40〜47(後述、図4参照)を生成する。設定コマンド40〜47は、設定値23を印刷装置5に設定し、入力された文字列を印刷装置5に受け渡すコマンドである。さらに、コマンド生成部12は、複数の設定コマンド40〜47をまとめた登録コマンド49(後述、図4参照)を生成する。
通信制御部13は、外部インターフェイス16を制御して、用紙情報作成ツール1と外部の機器との通信を行う。通信制御部13は、特に、印刷装置5との間で情報の送受信が可能であり、印刷装置5に対して、コマンド生成部12で生成される登録コマンド49を送信する。さらに、通信制御部13は、印刷装置5に問合せコマンド(後述)を送信し、返信される印刷装置5における現在の設定値23を示す設定値情報を受信する。
表示制御部10、入力制御部11、コマンド生成部12、および通信制御部13は、データの交換などを行なって相互に連携して動作する。
(用紙情報作成ツールの動作)
次に、図2から図5を参照して、用紙情報作成ツール1の動作について説明する。
図2は、用紙情報作成ツール1による用紙情報作成画面20を示す図である。用紙情報作成画面20は、表示制御部10によって、ディスプレイ19に表示される。表示制御部10は、印刷される用紙の用紙情報に関する複数の設定項目22を、ディスプレイ19上に配置して表示させる。本実施形態では、設定項目22として、用紙種類、用紙形態、用紙検出、給紙方法、用紙サイズ(用紙幅、用紙長さ)、印刷条件(色補正方法、フチなし印刷の要否、印刷速度、印刷開始位置)、および背景画像が表示される。設定項目22の近傍には設定値ボックス24が配置され、設定項目22に対応する設定値23が表示される。
用紙情報作成ツール1は、起動時、通信制御部13により印刷装置5に問合せコマンド(後述)を送信し、印刷装置5から現在の設定値23を受信し、表示制御部10により当該設定値23を用紙情報作成画面20に表示する。また、印刷装置5が接続されていない場合は、用紙情報作成画面20の初期状態として、設定値ボックス24に所定の初期値を表示する。
なお、図2においては、図の見易さを考慮して、設定項目22、設定値23、および設定値ボックス24の一部にのみ符号を付ける。
用紙情報作成画面20には、入力制御部11によって制御されるマウス18の操作に連動するカーソル70が表示される。入力制御部11および表示制御部10は、協働して用紙情報作成画面20上のカーソル70の位置を管理および制御し、複数の設定値ボックス24とカーソル70との距離を管理する。これにより、用紙情報作成ツール1は、カーソル70が設定値ボックス24の位置に移動したことを検知する。同様にして、入力制御部11および表示制御部10は、複数のボタン25〜29およびタイトル入力ボックス21とカーソル70との距離を管理する。
用紙情報作成画面20には、読み込みボタン26が配置される。マウス18が操作されて、カーソル70が読み込みボタン26の位置に移動され確定されると、通信制御部13は、印刷装置5に問合せコマンドを送信する。問合せコマンドは、印刷装置5の設定値23を示す設定値情報の返信を要求するコマンドである。通信制御部13は、問合せコマンドに応答して返信される設定値情報を受信し、表示制御部10が、設定値情報に基づいて印刷装置5の設定値23を、対応する設定値ボックス24に表示する。
なお、以下、「カーソル70が読み込みボタン26の位置に移動され確定される」は、「カーソル70によって読み込みボタン26が操作される」のように記述し、カーソル70と他のボタンとに関しても同様の記述を用いる。
カーソル70が、設定値ボックス24の位置に移動され、設定値ボックス24に配置されたマーク(本実施形態では、黒色三角形)上で確定されると、設定値23を選択するための選択肢がプルダウンメニュー形式で表示される。具体的には、例えば、設定項目22が用紙種類の場合は、プルダウンメニューに、マット紙1、マット紙2、普通紙、光沢紙、写真用紙などの印刷装置5で使用可能な用紙種類が表示される。また、設定項目22が背景画像の場合は、プルダウンメニューに、背景画像のファイル名が表示される。さらに、設定値ボックス24の近傍にプレビューボタン25が配置される。カーソル70によってプレビューボタン25が操作されると、設定値23としてのファイル名(図2では、IMG001.PNG)に対応する背景画像が、ディスプレイ19に表示される。
さらに、用紙情報作成画面20には、タイトル入力ボックス21が配置される。カーソル70がタイトル入力ボックス21の位置に移動されて確定されると、キーボード17から文字の入力が可能となる。図2は、文字列として”Paper01”が入力されて表示された状態を示す。入力される文字列は、登録コマンド49に含まれる設定コマンド41によって印刷装置5に設定されるコメントである(詳細は後述、図4参照)。文字列は、登録コマンド49を示す識別子として設定することもできる。本実施形態では、文字列は、登録コマンド49を示すお気に入り名として設定され、用紙情報作成画面20で選択された設定値23の集合を示す識別子として機能する。
さらに、用紙情報作成画面20には、登録ボタン27が配置される。カーソル70によって登録ボタン27が操作されると、設定値23の集合と文字列とが登録済みデータ(図3参照)としてRAMに保存される。さらに、コマンド生成部12によって、設定コマンド40〜47と登録コマンド49とが生成される。続いて、生成された登録コマンド49は、通信制御部13によって印刷装置5に送信される。
設定コマンド40〜47は、設定値23と文字列とを印刷装置5に設定するコマンドである。登録コマンド49は、複数の設定コマンド40〜47をひとつにまとめたコマンドである。
また、用紙情報作成画面20には、用紙情報作成画面20を終了させる閉じるボタン28と操作方法についての説明をポップアップ表示させるヘルプボタン29とが配置される。
図3は、用紙情報作成ツール1による登録済み用紙情報の一覧画面30を示す図である。一覧画面30は、表示制御部10によって、ディスプレイ19に表示される。一覧画面30には、インデックスボックス31とディテールボックス32とが配置される。インデックスボックス31には、登録済みデータを特定する情報が表示され、ディテールボックス32には、登録済みデータの設定項目22および設定値23が表示される。
インデックスボックス31には、用紙情報作成画面20(図2参照)で入力された文字列がお気に入り名として表示される。さらに、登録済みデータがRAMに保存された日時が、保存日時として表示される。一覧画面30には、用紙情報作成画面20と同様のカーソル70が表示される。カーソル70がいずれかのお気に入り名の位置に移動され確定されると、そのお気に入り名および保存日時がハイライトされる。そして、ハイライトされたお気に入り名で特定される登録済みデータの設定値23の詳細が、ディテールボックス32に一覧表示される。図3は、”Paper01”というお気に入り名が付けられた登録済みデータが選択されて、その設定値23が、ディテールボックス32に表示された状態を示す。
一覧画面30には、新規登録ボタン35が配置される。カーソル70によって新規登録ボタン35が操作されると、表示制御部10は、画面を用紙情報作成画面20に切り替える。これにより、新しい用紙情報の作成と登録が可能となる。この時、設定値ボックス24には、所定の初期値が設定値23として表示される。
さらに、一覧画面30には、削除ボタン36が配置される。カーソル70によって削除ボタン36が操作されると、選択されたお気に入り名の登録済みデータが一覧から削除される。
さらに、一覧画面30には、編集ボタン37が配置される。カーソル70によって編集ボタン37が操作されると、画面が用紙情報作成画面20に切り替えられる。この時、設定値ボックス24には、選択されたお気に入り名の登録済みデータの設定値23が表示される。これにより、選択された登録済みデータの編集が可能となる。
また、一覧画面30には、一覧画面30を終了させる閉じるボタン38と、操作方法についての説明をポップアップ表示させるヘルプボタン39とが配置される。
図4は、コマンド生成部12で生成される設定コマンド40〜47と登録コマンド49の例を示す。
設定コマンド40の”^DF:ファイル名”は、登録コマンド49のファイル名を設定するコマンドである。ファイル名は、登録コマンド49の名称であり、入力された文字列と同様に識別子として機能する。文字列は、オペレーターによって、好みの文字列がお気に入り名として作成されるのに対して、ファイル名は、用紙情報作成ツール1によって所定のルールに基づいて作成される名称である。
設定コマンド41の”^FXTITLE:Paper01”は、入力された文字列”Paper01”を、登録コマンド49のお気に入り名として、印刷装置5に受け渡すコマンドである。設定コマンド42の”^FXDATE:20150702184051”は、登録コマンド49の保存日時を印刷装置5に受け渡すコマンドであり、”2015年7月2日18時40分51秒”に保存されたことを示す。
設定コマンド43〜47の”^S(T:用紙種類”、”^S(F:用紙形態”、”^S(D:用紙検出”、”^S(P:用紙サイズ”、および”^S(B:背景画像名”は、それぞれ用紙種類、用紙形態、用紙検出方法、用紙サイズ、および背景画像を設定するコマンドである。
登録コマンド49は、ヘッダーの”^XA”とフッター”^XZ”との間に、すべての設定コマンド40〜47を挟み込んだ形式で生成される。図4には、登録コマンド49が、設定コマンド40〜47を包含する例として、”^XA^DF:ファイル名^FXTITLE:Paper01^FXDATE:20150702184051^S(T:用紙種類^S(F:用紙形態^S(D:用紙検出^S(P:用紙サイズ^S(B:背景画像名^XZ”を示す。なお、登録コマンド49は、用紙情報作成画面20における設定項目22の設定値23に対応するすべての設定コマンドを包含できるが、本実施例においては、説明の簡略化のために、設定コマンド40〜47のみを含む形で例示する。
通信制御部13は、カーソル70によって登録ボタン27(図2参照)が操作された時に、生成された登録コマンド49を印刷装置5に送信する。さらに、通信制御部13は、登録コマンド49を印刷装置5に送信した後、所定の時間を空けて問合せコマンドを印刷装置5に送信する。前述の通り、問合せコマンドは、印刷装置5の設定値23を示す設定値情報の返信を要求するコマンドである。したがって、所定の時間は、印刷装置5が、登録コマンド49に基づく設定値23の設定を完了する時間が好ましい。これにより、設定値情報が、登録コマンド49に基づいて設定された結果を示すものとなる。
続いて、通信制御部13は、印刷装置5から返信される設定値情報を受信する。その後、送信した登録コマンド49に基づく設定値23と受信した設定値情報に基づく現在の設定値23とを比較して、差異を検出する。差異が検出される場合は、表示制御部10が、ディスプレイ19に設定エラーを示す表示を行う。
図5は、設定エラー表示の例を示す。設定エラー表示は、設定エラー画面50が、用紙情報作成画面20に重ねて表示される。設定エラー画面50には、上記の差異があること、換言すれば設定値23が正しく印刷装置5に設定されなかったことを告知するコメントが表示される。
(作用効果)
以上のように、本実施形態によれば、用紙情報作成ツール1は、複数の設定項目22に対して選択肢から設定値23を選択し、入力される文字列と組み合わせてひとまとめにした用紙情報を作成する。かつ、複数の用紙情報に名称を付けて個別に管理し、印刷装置5に受け渡す。そのため、印刷装置5で利用可能な複数の用紙情報を、遺漏無く、効率的に作成し、印刷装置5に短時間で確実に受け渡すことができる。
さらに入力制御部11と表示制御部10とが協働して、取り込まれた入力に基づいて、ディスプレイ19に設定項目22に対応する設定値23の候補および入力される文字列の表示を行う。そのため、オペレーターは、ディスプレイ19の表示を確認しつつ、キーボード17およびマウス18を操作して、設定値23の選択および任意の文字列の入力を行うことができる。
さらに、設定項目22として、背景画像の設定を備える。そのため、印刷装置5を使用する際に、事前に異なる背景画像が印刷された同じ種類および同じ形状の用紙が、背景画像毎に複数用意される必要がなく、印刷装置5において、用紙に印刷される文字情報などと共に選択された背景画像が印刷される用紙情報を作成できる。したがって、複数の用紙を管理するためのスペースと用紙交換の手間とが省ける印刷装置5を提供する一助になる。
さらに、用紙情報作成ツール1は、文字列を入力する機能を備え、文字列は、作成される用紙情報の名称としても使用される。そのため、オペレーターは、好みの名称で用紙情報を管理できる。
さらに、用紙情報作成ツール1においては、カーソル70によって登録ボタン27が操作されることで、選択された設定値23と入力された文字列とが保存され、登録コマンド49が生成されて、印刷装置5に送信される。登録コマンド49は、設定値23と文字列とがまとめられているため、オペレーターは、設定値23を個々に印刷装置5に送信する必要はなく、効率的に用紙情報の作成と印刷装置5への送信とを行うことができる。
さらに、用紙情報作成ツール1は、印刷装置5への問合せコマンドの送信と、印刷装置5からの設定値情報の受信を行う。そのため、送信した登録コマンド49と受信した設定値情報から、選択された設定値23と文字列とが正しく印刷装置5に設定されているか検出できる。さらに、設定が正しく行われなかった場合は、ディスプレイ19に設定エラーを示す表示を行って、異常をオペレーターに知らせることもできる。
(変形例1)
本実施形態において、用紙情報作成ツール1は、表示制御部10、入力制御部11、コマンド生成部12、および通信制御部13が、それぞれデータの交換などを行なって相互に連携して動作する構成とした。しかし、表示制御部10、入力制御部11、コマンド生成部12、および通信制御部13の動作を統合的に管理して、データの受け渡しおよび処理の順序とタイミングなどを制御する主制御部を別途設けてもよい。
(変形例2)
本実施形態において、用紙情報作成ツール1は、プログラムで構成されたソフトウェアであり、PCに搭載されて動作する構成とした。しかし、表示制御部10、入力制御部11、コマンド生成部12、および通信制御部13は、それぞれハードウェアで構成されてもよく、さらに表示装置、入力装置および外部インターフェイス16を含む装置であってもよい。
(変形例3)
本実施形態において、用紙情報作成ツール1は、通信制御部13が、印刷装置5に対して登録コマンド49に含まれる設定コマンド40〜47を実行させる実行コマンドを送信する処理を備えてもよい。この構成によれば、設定値23の設定タイミングを用紙情報作成ツール1によって決定できる。
(変形例4)
本実施形態において、用紙情報作成ツール1は、カーソル70によって登録ボタン27が操作された時に、設定コマンド40〜47が、登録コマンド49と一緒に生成されるとした。しかし、設定コマンド40〜47は、選択肢が選ばれる度に生成されてもよい。
(変形例5)
本実施形態において、用紙情報作成ツール1は、登録コマンド49として送信した設定値と設定値情報として返信された設定値とを比較して両者が異なっているか否かを検出して、両者が異なっている場合は、設定エラーの表示を行なう構成とした。しかし、登録コマンド49の設定値と設定値情報の設定値との比較を印刷装置5が行ってもよい。この構成の場合、用紙情報作成ツール1は、印刷装置5から比較結果を受信して、比較結果に応じて設定エラーの表示を行なうことができる。
(変形例6)
また、用紙情報作成ツール1は、印刷装置5との間でテストデータの通信を行うなどして接続異常および通信異常を検出して、設定エラー画面50と同様の形態で、接続エラー表示および通信エラー表示を行なってもよい。
1…用紙情報作成ツール、5…印刷装置、10…表示制御部、11…入力制御部、12…コマンド生成部、13…通信制御部、16…外部インターフェイス、19…ディスプレイ、20…用紙情報作成画面、21…タイトル入力ボックス、22…設定項目、23…設定値、24…設定値ボックス、25…プレビューボタン、26…読み込みボタン、27…登録ボタン、30…一覧画面、31…インデックスボックス、32…ディテールボックス、35…新規登録ボタン、36…削除ボタン、37…編集ボタン、40〜47…設定コマンド、49…登録コマンド、50…設定エラー画面、70…カーソル。

Claims (8)

  1. 印刷装置で印刷される用紙に関する用紙情報を作成する用紙情報作成ツールであって、
    前記用紙情報に関する設定項目および前記設定項目に対応する選択肢を表示する処理を行う表示制御部と、
    外部からの入力に基づいて、前記選択肢の選択と文字列の生成とを行う入力制御部と、
    選択された前記選択肢に対応する設定値または前記文字列を前記印刷装置に設定する設定コマンドと、複数の前記設定コマンドをまとめた登録コマンドと、を生成するコマンド生成部と、
    前記用紙情報としての前記登録コマンドを前記印刷装置に送信する処理を行う通信制御部と、を備えることを特徴とする用紙情報作成ツール。
  2. 請求項1において、
    前記設定項目は、前記用紙に印刷される背景画像が設定される前記設定項目を含むことを特徴とする用紙情報作成ツール。
  3. 請求項1または2において、
    前記文字列は、前記登録コマンドを示す識別子として機能することを特徴とする用紙情報作成ツール。
  4. 請求項1から3のいずれか一項において、
    前記通信制御部は、前記印刷装置の現下の前記設定値を示す設定値情報の返信を要求する問合せコマンドを前記印刷装置に送信して、前記印刷装置から返信される前記設定値情報を受信し、
    前記表示制御部は、前記設定値情報に基づき、前記設定値を表示する処理を行うことを特徴とする用紙情報作成ツール。
  5. 請求項4において、
    前記通信制御部は、起動時に前記問合せコマンドを送信することを特徴とする用紙情報作成ツール。
  6. 請求項4において、
    前記通信制御部は、前記登録コマンドを前記印刷装置に送信した後に、所定の時間を空けて、前記問合せコマンドを送信することを特徴とする用紙情報作成ツール。
  7. 請求項6において、
    前記表示制御部は、送信した前記登録コマンドに基づく前記設定値と前記設定値情報に基づく前記設定値とに差異があることを示す設定エラーの表示処理を行うことを特徴とする用紙情報作成ツール。
  8. 印刷装置で印刷される用紙に関する用紙情報を作成する用紙情報作成ツールにおける用紙情報の作成方法であって、
    前記用紙情報に関する設定項目および前記設定項目に対応する選択肢を表示させるステップと、
    外部からの入力に基づいて、前記選択肢の選択および文字列の生成を行うステップと、
    選択された前記選択肢に対応する設定値または前記文字列を前記印刷装置に設定する設定コマンドおよび複数の前記設定コマンドをまとめた登録コマンドを生成するステップと、
    前記用紙情報としての前記登録コマンドを前記印刷装置に送信するステップと、を含むことを特徴とする用紙情報の作成方法。
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