JP2011233017A - 情報処理装置、画像処理装置、画像処理システム、画面カスタマイズ方法、画面カスタマイズプログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、画像処理装置、画像処理システム、画面カスタマイズ方法、画面カスタマイズプログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】画面表示ソフトウェアを変更することなく、複数画面を統合する画面カスタマイズの自動化を実現できる情報処理装置、画像処理装置、画像処理システム、画面カスタマイズ方法、画面カスタマイズプログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供する。
【解決手段】情報処理装置100は、ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データ22Dsを解析する手段111と、解析結果を基に、画面定義データ22Dsに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データ22Deを生成する際に用いるデータを特定する手段112と、特定されたデータを基に、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する手段11と、生成されたカスタマイズ画面定義データ22Deを、画像処理装置200に送信する手段10と、を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置と画像処理装置とがデータ伝送路で接続される画像処理システムに関し、特に、画像処理装置に表示される画面をカスタマイズする技術に関するものである。
MFP(Multifunction Peripheral)などの多機能を搭載する画像処理装置では、当該装置が備える表示装置(例えば「操作パネル」)に表示される情報量が、多くなってきている(表示内容が充実している)。そのため、ユーザからは、表示画面をユーザ権限や好みに応じてカスタマイズしたいと言う要望がある。
そこで、例えば、特許文献1には、操作パネルに表示する表示部品(グラフィックパーツ)の構成情報をファイルで保持し、カスタマイズした画面仕様ファイルに基づき、表示画面を構成することで、表示画面のカスタマイズ作業を簡略化する技術が開示されている。
しかしながら、従来の画面カスタマイズ方法では、文字列内容やボタン位置などの変更と言った1画面をカスタマイズするにとどまり、複数画面を統合するカスタマイズまでは行うことができない。
例えば、画像処理装置では、搭載機能ごとの画面を有し、これら複数の画面間で画面遷移が行われる。また、1つの機能においても、動作設定画面や動作要求画面など、複数の画面を有している場合もあり、これら複数の画面間でも画面遷移が行われる。
このような表示環境では、ユーザが、例えば、画像処理装置に対して動作設定を行う場合に、複数の画面を介して設定操作を行わなくてはならないことから、その操作の煩雑さを軽減するために、これらの複数画面を1つの画面に統合したい(複数画面にわたって行う設定を1画面に集約したい)と考える。
しかし、従来の画面カスタマイズ方法では、上記複数画面を統合することを想定していないため、ユーザが所望する画面カスタマイズを行うことができない。また、従来の画面カスタマイズ方法で、複数画面の統合を自動化するためには、画像処理装置に搭載される画面表示に係るソフトウェアのロジックを変更しなければならない。
本発明は上記従来技術の問題点を鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、画面表示ソフトウェアを変更することなく、複数画面を統合する画面カスタマイズの自動化を実現できる情報処理装置、画像処理装置、画像処理システム、画面カスタマイズ方法、画面カスタマイズプログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る情報処理装置は、所定のデータ伝送路を介して、表示装置を備えた画像処理装置と接続される情報処理装置であって、ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データが保持される当該装置が備える所定の記憶領域にアクセスし、前記画面定義データを解析する解析手段と、前記解析手段による解析結果に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定する特定手段と、前記特定手段により特定されたデータに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたカスタマイズ画面定義データを、前記画像処理装置に送信する通信手段と、を有している。
このような構成によって、本発明に係る情報処理装置は、統合対象である複数画面の各画面定義データの解析結果から、統合画面の画面定義データを生成する上で必要なデータを特定する。つまり、情報処理装置では、複数の画面定義データを単に統合するのではなく、複数の画面定義データから、統合(カスタマイズ)する上で必要なデータを、定義内容から動的に判断し抽出する。続いて、情報処理装置100は、特定したデータから、カスタマイズ画面定義データを生成し、生成したカスタマイズ画面定義データを、画像処理装置へと送信する。その結果、画像処理装置は、受信したカスタマイズ画面定義データに基づき、画面を表示する。
これによって、本発明に係る画像処理システムでは、画面表示ソフトウェアを変更することなく、複数画面を統合する画面カスタマイズの自動化を実現できる。その結果、ユーザは、複数画面を1画面に統合する画面カスタマイズが行え、使い勝手のよい操作環境を構築できる。また、画面表示に係るソフトウェア開発者は、もしユーザから画面カスタマイズを要求されても、ソフトウェア変更などの煩雑な対応を行わなくて済む。
上記目的を達成するため、本発明に係る画面カスタマイズ方法は、所定のデータ伝送路を介して、表示装置を備えた画像処理装置と接続される情報処理装置における画像処理装置の画面カスタマイズ方法であって、ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データが保持される当該装置が備える所定の記憶領域にアクセスし、前記画面定義データを解析する解析手順と、前記解析手順による解析結果に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定する特定手順と、前記特定手順により特定されたデータに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する生成手順と、前記生成手順により生成されたカスタマイズ画面定義データを、前記画像処理装置に送信する通信手順と、を有している。
このような手順によって、本発明に係る画面カスタマイズ方法は、統合対象である複数画面の各画面定義データの解析結果から、統合画面の画面定義データを生成する上で必要なデータを特定し、特定したデータから、カスタマイズ画面定義データを生成し、生成したカスタマイズ画面定義データを、画像処理装置へと送信するという動作を実現する。
これによって、本発明に係る画面カスタマイズ方法では、画面表示ソフトウェアを変更することなく、複数画面を統合する画面カスタマイズの自動化が可能な環境を提供できる。
本発明によれば、統合対象である複数画面の各画面定義データから、統合する上で必要なデータを動的に抽出し、カスタマイズ画面定義データを生成することで、画面表示ソフトウェアを変更することなく、複数画面を統合する画面カスタマイズの自動化が可能な情報処理装置、画像処理装置、画像処理システム、画面カスタマイズ方法、画面カスタマイズプログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置のハードウェア構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面カスタマイズ機能の構成例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る統合対象の画面例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機能選択画面の画面定義データ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る機能設定画面の画面定義データ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る共通設定画面の画面定義データ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るカスタマイズ後の表示画面(統合画面)例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るカスタマイズされた画面定義データ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るカスタマイズ設定ファイルのデータ例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面カスタマイズを行う処理手順例を示すシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態に係るカスタマイズ画面定義データの生成処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るカスタマイズ画面定義データ生成時のデータ遷移例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画面の表示処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の変形例に係る画面カスタマイズ機能の構成例を示す図である。 本発明の変形例に係る画像処理システムの構成例を示す図である。 本発明の変形例に係る画面カスタマイズ機能の構成例を示す図である。
以下、本発明の好適な実施の形態(以下「実施形態」と言う)について、図面を用いて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る画像処理システム1の構成例を示す図である。
図1には、画像処理装置200と情報処理装置100とが、ネットワークなどのデータ伝送路N(例えば「LAN:Local Area Network」)で接続されるシステム構成例が示されている。
画像処理装置200は、画像処理機能を有する機器である。画像処理機能には、例えば、原稿読み取りや印刷などがある。一方、情報処理装置100は、画像処理装置200に対して画像処理を要求する機器である。
これにより、ユーザは、次のような画像処理サービスを利用することができる。例えば、ユーザは、情報処理装置100から画像処理装置200に印刷データを送信し、印刷結果を得ることができる。また、ユーザは、画像処理装置200で原稿を読み取り、情報処理装置100から画像処理装置200にアクセスすることで、読み取り画像を取得することができる。
以上のように、本実施形態に係る画像処理システム1は、上記システム構成により、遠隔による画像処理サービスを提供することができる。なお、画像処理システム1は、情報処理装置100と画像処理装置200とを、それぞれ複数有する構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
本実施形態に係る情報処理装置100及び画像処理装置200のハードウェア構成について説明する。
《情報処理装置》
図2は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成例を示す図である。
図2に示すように、情報処理装置100は、入力装置101、表示装置102、ドライブ装置103、RAM(Random Access Memory)104、ROM(Read Only Memory)105、CPU(Central Processing Unit)106、インタフェース装置107、及びHDD(Hard Disk Drive)108などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置101は、キーボードやマウスなどを含み、情報処理装置100に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置102は、ディスプレイなどを含み、情報処理装置100による処理結果を表示する。
インタフェース装置107は、情報処理装置100をデータ伝送路Nに接続するインタフェースである。これにより、情報処理装置100は、インタフェース装置107を介して、画像処理装置200や他の情報処理装置100とデータ通信を行うことができる。
HDD108は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、情報処理装置全体を制御する情報処理システム(例えば「Windows(商標又は登録商標)」や「UNIX(商標又は登録商標)」などの基本ソフトウェアであるOS(Operating System))、及びシステム上において各種機能(例えば「画面カスタマイズ機能」)を提供するアプリケーションなどがある。また、HDD108は、格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
ドライブ装置103は、着脱可能な記録媒体103aとのインタフェースである。これにより、情報処理装置100は、ドライブ装置103を介して、記録媒体103aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体103aには、例えば、フロッピー(商標又は登録商標)ディスク、CD(Compact Disk)、及びDVD(Digital Versatile Disk)などがある。
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、情報処理装置100の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、情報処理システム設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM104は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、上記記憶装置(例えば「HDD」や「ROM」など)から、プログラムやデータをRAM上に読み出し、処理を実行することで、装置全体の制御や搭載機能を実現する処理装置である。
以上のように、本実施形態に係る情報処理装置100は、上記ハードウェア構成により、各種情報処理サービスを提供することができる。
《画像処理装置》
図3は、本実施形態に係る画像処理装置200のハードウェア構成例を示す図である。
図3に示すように、画像処理装置200は、コントローラ210、操作パネル220、プロッタ230、及びスキャナ240などを備え、それぞれが相互にバスBで接続されている。
操作パネル220は、入力部や表示部を備えており、機器情報などの各種情報をユーザに提供したり、動作設定や動作指示などの各種ユーザ操作を受け付けたりする入力・表示装置である。プロッタ230は、画像形成部を備えており、用紙に出力画像を形成する印刷装置である。出力画像を形成する方式には、例えば、電子写真プロセスやインクジェット方式などがある。スキャナ240は、原稿を光学的に読み取り、読み取り画像を生成する読み取り装置である。
コントローラ210は、CPU211、記憶装置212、ネットワークI/F213、及び外部記憶I/F214などを備える制御基板であり、それぞれが相互にバスBで接続されている。
記憶装置211は、RAM、ROM、及びHDDなどを含み、各種プログラムやデータを格納及び/又は保持する装置である。CPU212は、ROMやHDDから、プログラムやデータをRAM上に読み出し、処理を実行する(記憶装置から読み出したプログラムやデータの処理を実行する)ことで、装置全体の制御や搭載機能を実現する処理装置である。
ネットワークI/F213は、画像処理装置200をデータ伝送路Nに接続するインタフェースである。外部記憶I/F214は、外部記憶装置にあたる記録媒体214aとのインタフェースである。記録媒体214aには、例えば、SDメモリカード(SD Memory Card)やUSB(Universal Serial Bus)メモリなどがある。これにより、画像処理装置200は、外部記憶I/F214を介して、記録媒体214aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。
以上のように、画像処理装置200では、上記ハードウェア構成により、各種画像処理サービスを提供することができる。
<画面カスタマイズ機能>
本実施形態に係る画面カスタマイズ機能について説明する。
本実施形態に係る画像処理システム1では、情報処理装置100と画像処理装置200との間で、次のような連携処理を行い、画面カスタマイズ機能を実現する。まず、情報処理装置100は、統合対象である複数画面の各画面定義データを解析する。続いて、情報処理装置100は、解析結果(解析により得られた画面種別、表示部品、及び/又は画面遷移イベントなどの定義データ)に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の画面定義データ(カスタマイズ画面定義データ)を生成する上で必要なデータ(生成時に用いるデータ)を特定する。つまり、情報処理装置100では、複数の画面定義データを単に統合するのではなく、複数の画面定義データから、統合(カスタマイズ)する上で必要なデータを、定義内容から動的に判断し抽出する。続いて、情報処理装置100は、特定したデータに基づき、カスタマイズ画面定義データを生成する。その結果、情報処理装置100は、生成したカスタマイズ画面定義データを画像処理装置200へと送信し、画像処理装置200は、受信したカスタマイズ画面定義データに基づき、画面を表示する。画像処理システム1は、このような画面カスタマイズ機能を有している。
従来の画面カスタマイズ方法では、例えば、ユーザが、複数の設定画面を介して行う画像処理装置200の動作設定を、1つの設定画面により行いたい場合、これら複数の設定画面を1画面に集約(統合)するという画面カスタマイズ(画面統合)を行うことができなかった。また、従来の画面カスタマイズ方法で、複数画面の統合を自動化するためには、画像処理装置200に搭載される画面表示に係るソフトウェアのロジックを変更しなければならなかった。
このように、従来の画面カスタマイズ方法は、ユーザにとって利便性が悪く、ソフトウェア開発者にとって煩雑な作業を強いるものであった。
そこで、本実施形態に係る画像処理システム1では、データ解析により得られた画面種別、表示部品、及び/又は画面遷移イベントなどの定義データを基に、統合対象である複数画面の各画面定義データから、統合する上で必要なデータを動的に抽出し、カスタマイズ画面定義データを生成する仕組みとした。
これにより、本実施形態に係る画像処理システム1では、画面表示ソフトウェアを変更することなく、複数画面を統合する画面カスタマイズの自動化を実現できる。その結果、ユーザは、所望する画面カスタマイズが行え、使い勝手のよい操作環境を構築でき、ソフトウェア開発者は、画面カスタマイズに対応するための作業負荷が軽減される。
以下に、本実施形態に係る画面カスタマイズ機能の構成とその動作について説明する。
図4は、本実施形態に係る画面カスタマイズ機能の構成例を示す図である。
本実施形態に係る画像処理システム1は、主に、画面定義データ生成部11、画面定義データ管理部21、画面生成部23、及び画面制御部24などを有している。
画面定義データ生成部11は、情報処理装置100が有する機能部である。また、画面定義データ管理部21、画面生成部23、及び画面制御部24は、画像処理装置200が有する機能部である。なお、以下には、便宜上、画像処理装置200、情報処理装置100の順で各機能部を説明する。
《画像処理装置が有する機能部》
画面定義データ管理部21は、標準(画面カスタマイズ前)の画面定義データ22Ds(以下「標準画面定義データ22Ds」と言う)や統合画面(画面カスタマイズ後)の画面定義データ22De(以下「カスタマイズ画面定義データ22De」と言う)を管理する機能部である。なお、以降では、上記両データを総称する場合「画面定義データ22D」と言う。
これらの画面定義データ22Dは、例えば、画像処理装置200が備える記憶装置212の所定の記憶領域にあたる画面定義データ保持部22に格納され保持される。画面定義データ管理部21は、他の機能部から、所定のデータ操作要求を受け付けると、画面定義データ保持部22にアクセスし、該当データに対して、要求されたデータ操作を行うことで管理する。他の機能部から要求されるデータ操作には、例えば、画面定義データの取得(読み出し)や記録(格納・保持)などがある。なお、標準画面定義データ22Dsは、画像処理装置200の搭載機能に係る表示画面Wに対応して、予め画面定義データ保持部22に保持されているが、カスタマイズ画面定義データ22Deは、後述する情報処理装置100で画面カスタマイズ処理の実行後に、通信部20を介して受信され、画面定義データ管理部21により、画面定義データ保持部22へと記録される。
ここで、画面定義データ22Dについて説明する。
図5は、本実施形態に係る統合対象の画面例を示す図である。図5には、画像処理装置200において、当該装置が有する機能Aや機能Bの設定操作を行う際に表示される複数の表示画面例が示されている。
図5に示すように、表示画面Wには、例えば、機能Aや機能Bを選択する機能選択画面、機能Aの設定画面、機能Bの設定画面、機能A及び機能Bで共通の設定画面などがある。また、図中の矢印には、これら表示画面Wの間で行われる設定操作時の画面遷移の動作例が示されている。
このような表示画面Wは、例えば、図6から図8に示すようなデータ(画面定義データ)により表示内容が定義され、画面定義データ保持部22に、標準画面定義データ22Dsとして格納されている。
図6には、図5に示した機能選択画面の画面定義データ22Dss、図7には、図5に示した機能設定画面の画面定義データ22Dsa,22Dsb、図8には、図5に示した共通設定画面の画面定義データ22Dscの例が示されている。
図6から図8に示すように、画面定義データ22Dは、所定のデータ形式に従って表示内容が定義されたデータである。画面定義データ22Dに定義される表示内容には、例えば、画面種別、表示部品、及び画面遷移イベントなどがある。このように、画面定義データ22Dは、表示内容を定義する1又は複数の定義データが組み合わせられた構成となっている。
また、図6から図8には、XML(Extensible Markup Language)形式の画面定義データ例が示されている。このように、データ形式にXMLなどのマークアップ言語を用いる理由には、タグによる統一したデータ形式でありながら、独自の意味や構造をもったデータを容易に作成できるからである。XMLデータでは、同種のタグで囲まれた範囲のデータが、1つの意味をもつ。また、タグデータの中に、1又は複数のタグデータを挿入でき、このようなデータ形式により、階層構造を表現することができる。これにより、XML形式の画面定義データ22Dでは、タグデータが、画面種別、表示部品、及び画面遷移イベントなどを定義する定義データとなる。
例えば、図6に示す機能選択画面の画面定義データ22Dssを例にとると、Windowタグ、Buttonタグ、Eventタグ、Actionタグ、Targetタグなどを用いて、機能Aや機能Bを選択する表示画面の内容が定義されている。画面定義データ22Dssは、まず、Windowタグによる定義データRで、画面種別の属性値を含む機能選択画面が定義されている。また、Windowタグ内には、2つのButtonタグによる定義データRB1,RB2で、表示部品の属性値を含む機能Aや機能Bを選択するボタンが定義されている。さらに、各Buttonタグ内には、Eventタグによる定義データRE1,RE2で、機能Aや機能Bそれぞれが選択された際の動作(操作イベント動作)が定義されている。このEventタグ内には、Actionタグにより、画面遷移指示が定義されており、Targetタグにより、画面遷移先が定義されている。
これにより、画像処理装置200では、画面定義データ22Dssのタグを解析し、得られた各定義データR,R,R(以降、定義データを総称する場合「定義データR」と言う)などに基づき、選択画面の表示、選択イベントの受付、イベント受付後の画面遷移動作などの画面制御を行うことができる。つまり、画像処理装置200は、画面定義データ22Dssに基づき、図5に示した機能選択画面を表示し、制御することができる。
図4の説明に戻る。画面生成部23は、画面定義データ22Dに基づき、表示画面を生成する機能部である。画面生成部23は、画像処理装置200の搭載機能から、画面生成要求を受け付けると、画面定義データ管理部21に対して、画面定義データ22Dを指定することで、該当データの取得を要求する。その結果、画面定義データ管理部21は、画面定義データ保持部22にアクセスし、取得した指定データを画面生成部23へと返す。画面生成部23は、このようにして取得した画面定義データ22Dを解析し、定義データRに基づき、要求画面を生成する。
上述したように、画面カスタマイズ後の画面定義データ保持部22には、標準画面定義データ22Dsと、カスタマイズ画面定義データ22Deとが保持されている。このような場合、画面定義データ管理部21は、ユーザが所望する表示画面Wのカスタマイズ画面定義データ22Deを、画面生成部23に渡さなければならない。一方、画面カスタマイズされていない間は、標準画面定義データ22Dsを、画面生成部23に渡さなければならない。そこで、画面定義データ管理部21は、標準画面定義データ22Ds又はカスタマイズ画面定義データ22Deのどちらのデータを、画面生成部23に返すのかを制御するために、カスタマイズデータの存在確認を行う機能部を有している。これが、カスタマイズデータ有無判定部211である。
カスタマイズデータ有無判定部211は、画面定義データ保持部22Dにアクセスし、指定された画面定義データ22Dのカスタマイズデータが存在するか否か(データの有無)を判定する。カスタマイズデータ有無判定部211は、カスタマイズデータが存在すると判定した場合(データありと判定した場合)、カスタマイズ画面定義データ22Deを、画面生成部23へと返す。一方、カスタマイズデータが存在しないと判定した場合(データなしと判定した場合)には、標準画面定義データ22Dsを、画面生成部23へと返す。このように、画面定義データ管理部21では、カスタマイズデータ有無判定部211により、画面生成部23への画面定義データ22Dの応答を制御している。なお、カスタマイズデータ有無判定部211は、例えば、ファイル名やデータ更新日時などに基づき、カスタマイズデータか否かを判定する。また、画面定義データ保持部22において、標準データとカスタマイズデータとが、異なる記憶領域(例えば「異なるディレクトリ」や「異なるフォルダ」など)に保持されている場合には、カスタマイズデータを保持する記憶領域のみを参照し、データ有無を確認する方法であってもよい。
画面制御部24は、画像形成装置200が備える操作パネル220の画面表示を制御する機能部である。画面制御部24は、例えば、画面生成部23により生成された画面を操作パネル220に表示する。また、画面制御部24は、表示画面Wから画面遷移を行う操作イベントを受け付けると、画面生成部23に対して、画面遷移先を指定することで、新たな画面(遷移先画面)の生成を要求する。
《情報処理装置が有する機能部》
画面定義データ生成部11は、統合対象である表示画面Wの複数の標準画面定義データ22Dsに基づき、1画面に統合(集約)したカスタマイズ画面定義データ22Deを生成する機能部である。画面定義データ生成部11は、例えば、GUI(Graphical User Interface)機能を備えた画面カスタマイズツールを、情報処理装置100で動作させることで機能する。また、この画面カスタマイズツールは、画像処理装置200の表示画面Wに対応する標準画面定義データ22Dsを保持している。よって、ユーザは、画面カスタマイズツールのGUIを介して、統合対象とする複数の表示画面Wを指定する。なお、この画面カスタマイズツールでは、標準画面定義データ22Dsを基に、画像処理装置200の表示画面Wを、情報処理装置100が備える表示装置102の画面上に表示できるものとする。
これにより、ユーザは、画面カスタマイズする複数の標準画面定義データ22Dsを指定することができる。画面定義データ生成部11は、このようにして指定された複数の標準画面定義データ22Dsに基づき、次のような処理を行い、ユーザが所望するカスタマイズ画面定義データ22De(統合画面の画面定義データ)を生成する。
まず、画面定義データ生成部11は、データ解析部111により、統合対象として指定された複数の標準画面定義データ内をタグ検索し、解析する。その結果、画面定義データ生成部11は、解析結果として、画面種別、表示部品、及び/又は画面遷移イベントなどの定義データRを得る。続いて、画面定義データ生成部11は、データ特定部112により、解析結果に基づき、標準画面定義データ22Dsに含まれるデータのうち、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する上で必要なデータ(作成時に用いるデータ)を特定する。具体的には、解析から得られた画面種別、表示部品、及び/又は画面遷移イベントなどを定義する各種タグ記述及びその属性値に基づき、必要なデータを特定する。
図9は、本実施形態に係るカスタマイズ後の表示画面(統合画面)例を示す図である。
図9には、機能間でタブ切り替え可能な設定画面と各機能に共通する設定画面とを1画面に統合した表示画面Wの例が示されている。例えば、このような画面カスタマイズを行う場合、データ解析部111は、図6から図8に示した複数の標準画面定義データ22Dss,22Dsa,22Dsb,22Dscを解析し、解析結果として、各標準画面定義データ22Dsに含まれる画面種別、表示部品、及び/又は画面遷移イベントなどの定義データRを得る。このとき、データ解析部111は、得られた定義データRを、解析した標準画面定義データごとに、メモリ上に保持する。
データ特定部112は、このようにして得られた定義データRの中から、所定の条件(予め決めておいた絞り込み条件)に従って、生成に必要なデータを段階的に特定(抽出)する。
まず、データ特定部112は、複数の定義データRの中から、画面種別定義の属性値(Windowタグのid値)が"FunctionWindow"又は"ConfigurationWindow"の定義データRに特定する。その結果、本例では、図7及び図8に示す標準画面定義データ22Dsa,22Dsb,22Dscの各定義データRが特定される。つまり、これらの定義データRが、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する上で必要なデータを含む定義データR(該当標準画面定義データ)として特定される。よって、標準画面定義データ22Dssに対応する定義データR(該当しなかった標準画面定義データ)は、メモリ上から消去される。
続いて、データ特定部112は、特定した定義データRにおいて、表示部品定義の属性値(EditBoxタグ、Buttonタグ、ComboBoxタグ、RadioButtonタグなどのid値)が"Button"の定義データRと、"Button"でない定義データRDB,R,Rとに分類する。データ特定部112は、分類した定義データRと、分類したそれ以外の定義データRDB,R,Rとで、異なる方法により、生成に必要なデータを特定する。
例えば、分類された定義データRが、Buttonタグで定義された定義データRの場合、データ特定部112は、定義データRにおいて、画面遷移イベント定義の定義値(Eventタグ内のActionタグデータ)が"ScreenChange"でない定義データRを、生成に必要なデータとして特定する。ここで、データ特定部112が、属性値"ScreenChange"の定義データRを、生成に必要ないデータとする理由は、次のとおりである。属性値"ScreenChange"は、ボタン押下時(ユーザ選択時)の画面遷移動作を定義したものであり、図9に示したように、カスタマイズ後(統合後)は、画面遷移が必要ないからである。
一方、EditBoxタグ、ComboBoxタグ、RadioButtonタグで定義された定義データRDB,R,Rの場合、データ特定部112は、これらのデータを、生成に必要なデータとして特定する。その結果、本例では、図7に示す標準画面定義データ22Dsaの定義データR及び標準画面定義データ22Dsbの定義データRDBと、図8に示す標準画面定義データ22Dscの定義データRとが特定される。
このように、データ特定部112は、定義データR,RDB,R,Rに含まれる表示部品及び/又は画面遷移イベントの属性値に基づき、ユーザ選択時に画面遷移が発生する表示部品か否かを判定する。その結果、データ特定部112は、判定結果に基づき、画面遷移が発生しない表示部品が定義された定義データRDB,R,Rを、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する上で必要なデータとして特定する。
画面定義データ生成部11は、上記処理により、複数の標準画面定義データ22Dsから、統合する上で必要なデータを動的に特定し、特定したデータに基づき、統合後の表示画面を定義したカスタマイズ画面定義データを生成する。つまり、画面定義データ生成部11では、複数の標準画面定義データ22Dsを単に統合(例えば「データ連結」)するのではない。
図10は、本実施形態に係るカスタマイズされた画面定義データ例を示す図である。
画面定義データ生成部11では、上述したデータ特定により特定された定義データRに基づき、図10に示すようなカスタマイズ画面定義データ22Deが生成される。
画面定義データ生成部11は、まず、画面種別の属性値(Windowタグのid値が"MainWindow")が定義された定義データR1を生成する。続いて、画面定義データ生成部11は、機能統合画面の属性値(Tabsタグのid値が"FunctionTabs")が定義された定義データR11を生成し、定義データR1に挿入する。
さらに、画面定義データ生成部11は、データ特定処理において、機能A設定画面や機能B設定画面の標準画面定義データ22Dsa,22Dsbから特定した定義データRDB,Rを基に、各機能画面の属性値(Tabタグのid値が"TabA"、"TabB"、label値が"機能A"、"機能B")が定義された定義データR11a,R11bを生成し、定義データR11に挿入する。つまり、画面定義データ生成部11は、各機能画面が定義された定義データ11a,R11bを、定義データR11より下位階層の位置で挿入する。また、画面定義データ生成部11は、データ特定処理において特定した定義データRDB,Rの数に合わせて、機能画面の定義データR11を挿入する。
続いて、画面定義データ生成部11は、データ特定処理において、共通設定画面の標準画面定義データ22Dscから特定した定義データRを基に、機能Aや機能Bに共通する画面が定義された定義データR12を生成し、定義データR11と同一階層の位置で定義データR1に挿入する。
図11は、本実施形態に係るカスタマイズ設定ファイル31Dのデータ例を示す図である。
画面定義データ生成部11は、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する際に、各表示部品の配置位置や大きさなどの各属性値(x,y,w,hなどの各値)を、表示画面Wの大きさに応じた値に調整する。このとき、画面定義データ生成部11は、例えば、図11に示すようなカスタマイズ設定ファイル31Dの各設定値に基づき、属性値を決定する。
図11には、2種類のカスタマイズ設定ファイル31Dが示されている。(A)は、XML形式のデータ例、また、(B)は、XSL(Extensible Stylesheet Language)形式のデータ例である。例えば、画面定義データ生成部11は、このようなカスタマイズ設定ファイル31Dを読み込み、データ解析を行った後に、解析結果に基づき、表示部品の属性値を決定し、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する。
なお、カスタマイズ設定ファイル31Dが、図11に示すようなテキストファイルである場合、ユーザは、所定のテキストエディタを用いて各設定値を記述し、ファイルを生成することができる。また、カスタマイズ設定ファイル31Dは、他の情報処理装置100で生成されたファイルであってもよい。画面定義データ生成部11は、例えば、情報処理装置100が備えるドライブ装置103を介して、記録媒体103aに記憶されたカスタマイズ設定ファイル31Dを読み込むことができる。
また、カスタマイズ設定ファイル31Dは、必ずしも上記所定のデータ形式で記述されたテキストファイルである必要はない。カスタマイズ設定ファイル31Dは、画面定義データ生成部11により、読み込み可能なファイルであればよく、例えば、バイナリファイルであってもよい。ただし、カスタマイズ設定ファイル31Dがバイナリファイルの場合、ユーザは、テキストエディタではなく、所定の設定ツールを用いて生成することになる。
図4の説明に戻る。画面定義データ生成部11は、このようにして生成したカスタマイズ画面定義データ22Deを、通信部10を介して画像処理装置200へと送信する。その結果、画像処理装置200では、受信されたカスタマイズ画面定義データ22Deが、画面定義データ管理部21により、画面定義データ保持部22に格納され保持される。画像処理装置200では、これを受けて、画面生成部23により、カスタマイズ画面定義データ22Deに基づく画面が生成され、画面制御部24により、カスタマイズされた表示画面W(例えば図9に示した統合画面)が表示される。
以上のように、本実施形態に係る画面カスタマイズ機能は、上記各機能部が連係動作することにより実現される。
次に、本実施形態に係る画面カスタマイズ機能の詳細な動作(機能部群の連係動作)について、処理手順を示すシーケンス図を用いて説明する。
画面カスタマイズ機能は、情報処理装置100や画像処理装置200に搭載(インストール)されるプログラム(画面カスタマイズ機能を実現するソフトウェア)が、CPU106,211などの制御装置により、格納先(例えば「HDD」や「ROM」など)からメモリ上(例えば「RAM」)に読み出され、以下の処理が実行されることで実現される。
図12は、本実施形態に係る画面カスタマイズを行う処理手順例を示すシーケンス図である。画面カスタマイズは、情報処理装置100において、画面カスタマイズツールを起動し、画面定義データ生成部11が機能することで、処理が開始される。
図12に示すように、情報処理装置100は、ツール起動時に、まず、画面定義データ生成部11により、カスタマイズ設定ファイル31Dの有無を判定する(ステップS11)。このとき、画面定義データ生成部11は、例えば、記録媒体103aやHDD108などにアクセスし、カスタマイズ設定ファイル31Dが保存されているか、また、読み込み可能な状態か否かを判定する。
続いて、画面定義データ生成部11は、GUIを介して、ユーザから指定された画面統合対象の複数の標準画面定義データ22Dsから、カスタマイズ画面定義データDeを生成する(ステップS12)。このとき、画面定義データ生成部11は、データ解析部111により、指定された複数の標準定義データ22Dsを解析し、データ特定部112により、解析結果に基づき、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する上で必要なデータを特定する。これにより、画面定義データ生成部11は、特定したデータに基づき、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する。また、画面定義データ生成部11は、ステップS11で、カスタマイズ設定ファイル31Dが存在すると判定された場合、カスタマイズ設定ファイル31Dを読み込む。これにより、画面定義データ生成部11は、読み込んだ設定値に基づき、表示内容(表示部品の配置位置や大きさ)を定義するタグの属性値を決定し、操作パネル220のハードウェア仕様に応じたカスタマイズ画面定義データ22Deを生成する。
続いて、画面定義データ生成部11は、通信部10に対して、生成したカスタマイズ画面定義データ22Deの送信を要求する(ステップS13)。
その結果、情報処理装置100は、通信部10により、カスタマイズ画面定義データ22Deを画像処理装置200へと送信する(ステップS14)。このとき、通信部10は、例えば、送信要求時に画面定義データ生成部11から指定された画像処理装置200のIPアドレス(Internet Protocol address)に基づき、カスタマイズ画面定義データ22Deを送信する。なお、画面定義データ生成部11は、画面統合対象として標準画面定義データ22Dsの指定を受け付けた際に、画面カスタマイズ対象装置の指定(画像処理装置の指定)も受け付けて、この指定情報を通信部10へと渡す。
本実施形態に係る情報処理装置100では、上記処理により、カスタマイズ画面定義データ22Deが生成され、画像処理装置200へと送信される。
続いて、画像処理装置200は、通信部20により、カスタマイズ画面定義データ22Deを受信すると、その旨(受信検知)を、画面定義データ管理部21へと通知する(ステップS21)。このとき、通信部20からは、受信したカスタマイズ画面定義データ22Deが画面定義データ管理部21へと渡される。
その結果、画面定義データ管理部21は、画面定義データ保持部22にアクセスし、カスタマイズ画面定義データ22Deを格納し(ステップS22)、画面定義データ保持部22には、カスタマイズ画面定義データ22Deが保持される(ステップS23)。
続いて、画面定義データ管理部21は、画面生成部23に対して、カスタマイズ画面の生成を要求する(ステップS24)。このとき、画面定義データ管理部21からは、通信部20から受け取ったカスタマイズ画面定義データ22Deが画面生成部23へと渡される。
画面生成部23は、受け取ったカスタマイズ画面定義データ22Deを読み込み(ステップS25)、読み込んだデータに基づき、カスタマイズ画面(統合画面)を生成し(ステップS26)、画面制御部24に対して、画面表示を要求する(ステップS27)。このとき、画面生成部23からは、生成したカスタマイズ画面が画面制御部24へと渡される。
その結果、画面制御部24は、カスタマイズ画面を操作パネル220に表示する(ステップS28)。
本実施形態に係る画像処理装置200では、上記処理により、受信したカスタマイズ画面定義データ22Deが所定の記憶領域に保持されるとともに、カスタマイズ画面(統合画面)が操作パネル220へと表示される。
《情報処理装置側のデータ生成処理》
ここからは、画面定義データ生成部11によるステップS12の処理(カスタマイズ画面定義データ生成処理)について、詳細に説明する。
図13は、本実施形態に係るカスタマイズ画面定義データ22Deの生成処理手順を示すフローチャートである。また、図14は、本実施形態に係るカスタマイズ画面定義データ生成時のデータ遷移例を示す図である。
図13に示すように、画面定義データ生成部11は、次のような処理を実行し、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する。
画面定義データ生成部11は、まず、画面カスタマイズの要求(画面統合対象指定)を受け付けると、新規データファイル(カスタマイズ画面定義データの元データ)を生成する(ステップS101)。新規データファイルは、この時点では、空データである。また、新規データファイルは、メモリ上に生成され、ファイルオープンされる。
続いて、画面定義データ生成部11は、生成した新規データファイルに、WindowタグやTabsタグ(画面種別や機能統合画面を定義するタグ)を、データとして付加する(ステップS102)。その結果、図14(A)に示すような、WindowタグとTabsタグとが階層構造(入れ子構造)をなすカスタマイズ画面定義データ22Deの基本データが生成される。このとき、Tabsタグの属性値(x,y,w,hの各値)は、読み込んだカスタマイズ設定ファイル31Dの設定値を基に決定される。
続いて、画面定義データ生成部11は、データ解析部111により、画面統合対象として指定された複数の標準画面定義データ22Ds(画面統合対象データ)のデータ解析を順に開始する(ステップS103)。
データ解析部111は、画面統合対象データ内のタグ検索を行い、各タグで定義された定義データRを解析結果とする(ステップS104)。このようにして得られた解析結果は、画面定義データ生成部12が有するデータ特定部112へと渡される。
データ特定部112は、まず、解析結果である定義データRの中に、id値"FunctionWindow"を含むWindowタグが存在するか否かを判定する(ステップS105)。つまり、データ特定部11は、このWindowタグの属性値により、統合する機能の定義データR及び統合対象の機能数を判断する。
画面定義データ生成部11は、データ特定部112により、該当するWindowタグが存在すると判定された場合(ステップS105:YES)、Tabタグ(機能画面を定義するタグ)を、データとしてTabsタグ内に挿入し付加する(ステップS106)。このとき、Tabタグは、該当タグの存在が確認された数分(該当数分)、Tabsタグ内に付加される。また、Tabタグのid値は、読み込んだカスタマイズ設定ファイル31Dの設定値を基に決定される。また、Tabタグのlabel値は、該当タグを含む定義データRに定義された機能識別情報(例えば「機能名」)を基に決定される。
続いて、データ特定部112は、解析結果である定義データRのうち、表示部品の定義データRDB,R,R,Rを、部品種別で分類する(ステップS107)。このとき、データ特定部112は、表示部品を定義するタグの属性値(EditBoxタグ、Buttonタグ、ComboBoxタグ、RadioButtonタグなどのid値)に基づき、Buttonタグを含む定義データRと、Buttonタグを含まない定義データRDB,R,Rとに分類する。
データ特定部112は、分類結果に基づき、定義データRが、Buttonタグを含む定義データRであった場合(ステップS108:YES)、定義データRに定義されるEventタグ内のActionタグの定義値が"ScreenChange"であるか否かを判定する(ステップS109)。
画面定義データ生成部11は、データ特定部112により、定義値が"ScreenChange"でないと判定された場合(ステップS109:NO)、該当するButtonタグ内のデータを、Tabタグ内に挿入し付加する(ステップS110)。このとき、Buttonタグの属性値(x,y,w,hの各値)は、読み込んだカスタマイズ設定ファイル31Dの設定値を基に決定される。
一方、画面定義データ生成部11は、データ特定部112により、定義値が"ScreenChange"であると判定された場合(ステップS109:YES)、該当するButtonタグ内のデータを、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する上で必要ないデータとして、メモリ上から消去する。
また、データ特定部112は、分類結果に基づき、定義データRが、Buttonタグを含まない定義データRDB,R,Rであった場合(ステップS108:NO)、該当するEditBoxタグ、ComboBoxタグ、RadioButtonタグ内の各データを、Tabタグ内に挿入し付加する(ステップS110)。このとき、各タグの属性値(x,y,w,hの各値)は、読み込んだカスタマイズ設定ファイル31Dの設定値を基に決定される。その結果、図14(B)に示すような、Tabsタグと機能数に応じた各Tabタグとが階層構造をなすカスタマイズ画面定義データ22Deが生成される。図14(B)に示す参照符号R11が、上記ステップS106,S110で挿入され付加されたデータである。
また、画面定義データ生成部11は、データ特定部112により、id値"FunctionWindow"を含むWindowタグが存在すると判定された場合(ステップS105:NO)、解析結果である定義データRの中に、id値"ConfigurationWindow"を含むWindowタグが存在するか否かを判定する(ステップS112)。つまり、データ特定部112は、このWindowタグの属性値により、機能に共通する定義データRを判断する。
画面定義データ生成部11は、データ特定部112により、該当するWindowタグが存在すると判定された場合(ステップS112:YES)、解析結果である定義データRのうち、表示部品の定義データRDB,R,R,Rを、部品種別で分類する(ステップS113)。この処理は、上記ステップS107と同様の処理である。
データ特定部112は、分類結果に基づき、定義データRが、Buttonタグを含む定義データRであった場合(ステップS113:YES)、定義データRに定義されるEventタグ内のActionタグの定義値が"ScreenChange"であるか否かを判定する(ステップS114)。この処理は、上記ステップS108と同様の処理である。
画面定義データ生成部11は、データ特定部112により、定義値が"ScreenChange"でないと判定された場合(ステップS115:NO)、該当するButtonタグ内のデータを、Windowタグ内に挿入し付加する(ステップS116)。このとき、Buttonタグの属性値(x,y,w,hの各値)は、読み込んだカスタマイズ設定ファイル31Dの設定値を基に決定される。
一方、画面定義データ生成部11は、データ特定部112により、定義値が"ScreenChange"であると判定された場合(ステップS115:YES)、該当するButtonタグ内のデータを、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する上で必要ないデータとして、メモリ上から消去する。
また、データ特定部112は、分類結果に基づき、定義データRが、Buttonタグを含まない定義データRDB,R,Rであった場合(ステップS114:NO)、該当するEditBoxタグ、ComboBoxタグ、RadioButtonタグ内の各データを、Windowタグ内に挿入し付加する(ステップS116)。このとき、各タグの属性値(x,y,w,hの各値)は、読み込んだカスタマイズ設定ファイル31Dの設定値を基に決定される。その結果、図14(C)に示すような、Windowタグと表示部品数に応じた各RadioButtonタグとが階層構造をなすカスタマイズ画面定義データ22Deが生成される。図14(C)に示す参照符号R12が、上記ステップS116で挿入され付加されたデータである。
画面定義データ生成部11は、上記処理を、画面統合対象として指定された全ての標準画面定義データ22Dsに対して実行する(ステップS111:NO)。
画面定義データ生成部11は、全ての標準画面定義データ22Deに対して、上記処理を実行すると(ステップS111:YES)、メモリ上に生成したカスタマイズ画面定義データ22Deがファイルクローズする。
なお、上記処理では、カスタマイズ設定ファイル31Dが存在する場合を例に説明を行ったが、存在しない場合には、例えば、画面定義データ生成部11が有するデフォルトの設定値を基にタグの属性値を決定してもよい。
このように、本実施形態に係る情報処理装置100では、上記処理により生成されたカスタマイズ画面定義データ22Deが、画像処理装置200へと送信され、カスタマイズ画面の表示が要求される。
《画像処理装置側の表示処理》
ここからは、画像処理装置200の起動時(例えば「電源投入時」)に、画面定義データ管理部21、画面生成部23、及び画面制御部24によるカスタマイズ画面表示処理について、詳細に説明する。
図15は、本発明の第1の実施形態に係る画面の表示処理手順例を示すフローチャートである。
図15に示すように、画像処理装置200は、起動後に、まず、画面定義データ管理部21により、カスタマイズ画面定義データ22Deの存在を確認する(ステップS201)。このとき、画面定義データ管理部21は、画面定義データ保持部22にアクセスし、カスタマイズ画面定義データ22Deが所定の記憶領域に保持されているか否かを判定し、データの有無を確認する。
画像処理装置200は、画面定義データ管理部21により、カスタマイズ画面定義データ22Deの存在が確認されると(ステップS201:YES)、確認されたカスタマイズ画面定義データ22Deを、画面定義データ保持部22からメモリ上に読み込み、画面生成部23へと渡す(ステップS202)。
一方、画像処理装置200は、画面定義データ管理部21により、カスタマイズ画面定義データ22Deの存在が確認されなければ(ステップS202:NO)、標準画面定義データ22Dsを、画面定義データ保持部22からメモリ上に読み込み、画面生成部23へと渡す(ステップS205)。
画面生成部23は、読み込まれたカスタマイズ画面定義データ22De又は標準画面定義データ22Dsに基づき、カスタマイズ画面(統合画面)を生成し(ステップS203)、画面制御部24に画面の表示を要求する。このとき、画面生成部23は、生成した画面を画面制御部24へと渡し、表示要求を行う。
その結果、画面制御部24は、受け取った画面を操作パネル220に表示する(ステップS204)。
なお、画像処理装置200では、起動時にカスタマイズ画面を表示させるか、標準画面を表示させるかが設定可能である。よって、上記処理は、カスタマイズ画面を表示させる設定となっている場合に実行される。
このように、本実施形態に係る画像処理装置200では、上記処理により、動的に選択された画面定義データ22Dを基に起動画面が生成され、操作パネル220に表示される。
<変形例>
図16は、本実施形態の変形例に係る画面カスタマイズ機能の構成例を示す図である。
図16に示すように、画面カスタマイズ機能を、画像処理装置200が有する構成であってもよい。この場合、画像処理装置200が、画面定義データ生成部11を有する機能構成となる。また、画像処理装置200は、ユーザからの画面カスタマイズ要求(画面統合対象である標準画面定義データ22Dsの指定など)を、操作パネル220を介して、画面制御部24により受け付け、画面定義データ生成部11へと通知することになる。
図17は、本実施形態の変形例に係る画像処理システム1の構成例を示す図である。
図17に示すように、画像処理システム1では、画像処理装置200の表示画面Wを管理する画面管理装置(画面管理サーバ)300を有する構成であってもよい。この場合、図18に示すように、画面管理装置300が、画面定義データ生成部11を有する機能構成となる。
図18は、本実施形態の変形例に係る画面カスタマイズ機能の構成例を示す図である。
本変形例に係る画像処理システム1では、図18に示す機能構成により、次のような画面カスタマイズを行うことができる。
本変形例に係る画像処理システム1では、管理対象である複数の画像処理装置200に対して、画面カスタマイズを一括して行える。このとき、画面管理装置300は、画面定義データ生成部11により生成したカスタマイズ画面定義データ22Deを、例えば、管理者の実行指示に従って画像処理装置200に一括送信することで、画面カスタマイズを行う。
また、本変形例に係る画像処理システム1では、機種ごとの画面カスタマイズも容易に管理することができる。管理対象である画像処理装置200が多い場合には、各機器の機種に応じた画面カスタマイズを行う作業が煩雑化する。そこで、画面管理装置300では、画面定義データ生成部11により、機種ごとのカスタマイズ画面定義データ22Deを生成しておき、画像処理装置200が、起動時に、画面定義データ管理部21(取得手段に該当)により、機種情報に基づき、画面管理装置300からカスタマイズ画面定義データ22Deを取得する。
<まとめ>
以上のように、本実施形態に係る画像処理システム1によれば、情報処理装置100と画像処理装置200との間で、次のような連携処理を行い、画面カスタマイズ機能を実現している。まず、情報処理装置100は、画面定義データ生成部11のデータ解析部111により、画面統合対象である複数の標準画面定義データ22Dsを解析する。続いて、情報処理装置100は、画面定義データ生成部11のデータ特定部112により、解析結果(解析により得られた画面種別、表示部品、及び/又は画面遷移イベントなどの定義データR)に基づき、画面定義データRに含まれるデータのうち、カスタマイズ画面定義データ22De(統合画面の画面定義データ)を生成する上で必要なデータを特定する。つまり、情報処理装置100では、複数の画面定義データ22Dを単に統合するのではなく、複数の画面定義データ22Dから、統合(カスタマイズ)する上で必要なデータを、定義内容から動的に判断し抽出する。続いて、情報処理装置100は、画面定義データ生成部11により、特定したデータに基づき、カスタマイズ画面定義データ22Deを生成する。その結果、情報処理装置100は、通信部10により、生成したカスタマイズ画面定義データ22Deを画像処理装置200へと送信し、画像処理装置200は、画面生成部23により、受信したカスタマイズ画面定義データ22Deに基づき、カスタマイズ画面(統合画面)を生成後、画面制御部24により、画面を表示する。
これにより、本実施形態に係る画像処理システム1では、ユーザが統合対象の表示画面Wを指定するだけで、複数画面を統合する画面カスタマイズを自動的に行うことができる。また、本実施形態に係る画像処理システム1では、画面カスタマイズ対応を行う際に、開発者が画面表示ソフトウェアを変更する必要がない。
ここまで、上記実施形態の説明を行ってきたが、上記実施形態に係る「画面カスタマイズ機能」は、図を用いて説明を行った各処理手順を、動作環境(プラットフォーム)にあったプログラミング言語でコード化したプログラムが、情報処理装置100や画像処理装置200の制御部(例えば「CPU」)により実行されることで実現される。
上記プログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体103a,214aに格納することができる。これにより、上記プログラムは、記録媒体103a,214aに記憶させることで、ドライブ装置103や外部記憶I/F214などを介して、情報処理装置100や画像処理装置200にインストールすることができる。また、情報処理装置100及び画像処理装置200は、インタフェース装置107やネットワークI/F213を備えていることから、電気通信回線を用いて上記プログラムをダウンロードし、インストールすることもできる。
また、上記実施形態では、情報処理装置100から画像処理装置200に対して、カスタマイズ画面定義データ22Deを送信し、画面カスタマイズを行う構成について説明を行ったが、この限りでない。例えば、情報処理装置100では、生成したカスタマイズ画面定義データ22Deを記録媒体103aに格納する。また、画像処理装置200では、外部記憶I/F204を介して、記録媒体204aから保持データを読み込み、カスタマイズ画面定義データ22Deを取得する構成であってもよい。
最後に、上記実施形態に挙げた形状や構成に、その他の要素との組み合わせなど、ここで示した要件に、本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することが可能であり、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 画像処理システム
10 通信部(情報処理装置側)
11 画面定義データ生成部
111 データ解析部
112 データ特定部
20 通信部(画像処理装置側)
21 画面定義データ管理部
211 カスタマイズデータ有無判定部
22 画面定義データ保持部(Ds:標準データ,De:カスタマイズデータ)
23 画面生成部
24 画面制御部
31D カスタマイズ設定ファイル
100 情報処理装置
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置(a:記録媒体)
104 RAM(揮発性の半導体メモリ)
105 ROM(不揮発性の半導体メモリ)
106 CPU(処理装置)
107 インタフェース装置(NIC:Network I/F Card)
108 HDD(不揮発性の記憶装置)
200 画像処理装置
210 コントローラ(制御基板)
211 記憶装置
212 CPU(処理装置)
213 ネットワークI/F
214 外部記憶I/F(a:記録媒体)
220 操作パネル(入力・表示装置)
230 プロッタ(印刷装置)
240 スキャナ(読み取り装置)
300 画面管理装置(画面管理サーバ)
B バス
N データ伝送路(ネットワーク)
W 表示画面(操作画面)
特開2008−167417号公報

Claims (11)

  1. 所定のデータ伝送路を介して、表示装置を備えた画像処理装置と接続される情報処理装置であって、
    ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データが保持される当該装置が備える所定の記憶領域にアクセスし、前記画面定義データを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたデータに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたカスタマイズ画面定義データを、前記画像処理装置に送信する通信手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定手段は、
    前記解析手段により解析結果として得られた画面種別、表示部品、及び/又は画面遷移イベントが定義された定義データに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特定手段は、
    前記定義データに含まれる画面種別の属性値に基づき、
    前記解析手段により解析を行った複数の画面定義データのうち、前記カスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを含む画面定義データを特定することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定手段は、
    前記定義データに含まれる表示部品及び/又は画面遷移イベントの属性値に基づき、
    ユーザ選択時に画面遷移が発生する表示部品か否かを判定し、
    判定結果から、画面遷移が発生しない表示部品が定義された定義データを、前記カスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータとして特定することを特徴とする請求項2又は3に記載の情報処理装置。
  5. 前記生成手段は、
    前記特定手段により特定されたデータを、統合画面の画面種別が定義された定義データ内に挿入し、付加することで、前記カスタマイズ画面定義データを生成することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 表示装置を備えた画像処理装置であって、
    ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データが保持される当該装置が備える所定の記憶領域にアクセスし、前記画面定義データを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたデータに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する画面定義データ生成手段と、
    前記生成手段により生成されたカスタマイズ画面定義データに基づき、カスタマイズ画面を生成する画面生成手段と、
    前記画面生成手段により生成されたカスタマイズ画面を、前記表示装置に表示する画面制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  7. 所定のデータ伝送路を介して、情報処理装置と、表示装置を備えた画像処理装置とが接続される画像処理システムであって、
    前記情報処理装置が、
    ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データが保持される前記情報処理装置が備える所定の記憶領域にアクセスし、前記画面定義データを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたデータに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたカスタマイズ画面定義データを、前記画像処理装置に送信する通信手段と、を有し、
    前記画像処理装置が、
    前記情報処理装置から送信されたカスタマイズ画面定義データに基づき、カスタマイズ画面を生成する画面生成手段と、
    前記画面生成手段により生成されたカスタマイズ画面を、前記表示装置に表示する画面制御手段と、を有することを特徴とする画像処理システム。
  8. 所定のデータ伝送路を介して、情報処理装置と、表示装置を備えた1又は複数の画像処理装置とが接続される画像処理システムであって、
    前記情報処理装置が、
    ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データが保持される前記情報処理装置が備える所定の記憶領域にアクセスし、前記画面定義データを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたデータに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する生成手段と、を有し、
    前記画像処理装置が、
    前記情報処理装置から、前記カスタマイズ画面定義データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたカスタマイズ画面定義データに基づき、カスタマイズ画面を生成する画面生成手段と、
    前記画面生成手段により生成されたカスタマイズ画面を、前記表示装置に表示する画面制御手段と、を有することを特徴とする画像処理システム。
  9. 所定のデータ伝送路を介して、表示装置を備えた画像処理装置と接続される情報処理装置における画像処理装置の画面カスタマイズ方法であって、
    ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データが保持される当該装置が備える所定の記憶領域にアクセスし、前記画面定義データを解析する解析手順と、
    前記解析手順による解析結果に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定する特定手順と、
    前記特定手順により特定されたデータに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する生成手順と、
    前記生成手順により生成されたカスタマイズ画面定義データを、前記画像処理装置に送信する通信手順と、を有することを特徴とする画面カスタマイズ方法。
  10. 所定のデータ伝送路を介して、表示装置を備えた画像処理装置と接続される情報処理装置における画像処理装置の画面カスタマイズプログラムであって、
    コンピュータを、
    ユーザから複数画面の統合指示を受け付けると、統合対象である画面の表示内容が定義された複数の画面定義データが保持される当該装置が備える所定の記憶領域にアクセスし、前記画面定義データを解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析結果に基づき、画面定義データに含まれるデータのうち、統合画面の表示内容が定義されたカスタマイズ画面定義データを生成する際に用いるデータを特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定されたデータに基づき、前記カスタマイズ画面定義データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたカスタマイズ画面定義データを、前記画像処理装置に送信する通信手段として機能させる画面カスタマイズプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムを記憶した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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