JP2015201081A - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレイヤーがプレーする場所を踏まえて各プレイヤーに合わせたアドバイスを行うこと。
【解決手段】履歴取得手段101は、プレイヤーのプレーの履歴を示す履歴情報を取得する。判定手段102は、履歴取得手段101により取得された履歴情報が示すプレイヤーのプレーの履歴に基づいてそのプレイヤーの区分を判定する。場所取得手段103は、プレイヤーがプレーを行う場所に関するプレー場所情報を取得する。生成手段104は、場所取得手段103により取得されたプレー場所情報が示す場所でのアドバイス情報を、そのプレー場所情報とそのプレイヤーについて判定手段102により判定された区分とに基づいて生成する。出力手段105は、生成手段104により生成されたアドバイスを出力する。
【選択図】図4

Description

本発明は、プレイヤーのプレーを支援する技術に関する。
プレイヤーのプレーを支援する技術がある。ここでいうプレーには、スポーツのプレーの他にも、ゲームのプレーや楽器のプレー(つまり演奏)などが含まれる。例えば、特許文献1には、演奏者が演奏操作子を操作した回数と以前の演奏における操作の回数とに基づいて演奏者のモチベーション変動及び演奏技術レベルを評価し、評価した結果に基づいてアドバイスを生成する技術が記載されている。
特開2013−148773号公報
特許文献1の技術では、プレイヤー(この技術では演奏者)1人1人に合わせたアドバイスを行うことで、プレーの結果が良くなるようにしている。しかし、例えばゴルフなどでは、プレーする場所(例えばゴルフコース)が様々に異なるため、そのようなアドバイスだけでは良い結果が得られないことがある。例えば、ドライバーショットが得意なプレイヤーに対してドライバーでティーショットを打つようにアドバイスした場合、グリーンまでの距離が長くフェアウェイが広いホールでは良い結果が得やすいが、グリーンまでの距離が短くフェアウェイが狭いホールでは良い結果が得にくい。後者のホールでは、そのプレイヤーが多少苦手であっても、フェアウェイウッドやアイアンでティーショットを打つようにアドバイスした方が良い結果が得られやすいことがある。特許文献1の技術では、そのようなプレーする場所の違いは考慮されていない。
そこで、本発明は、プレイヤーがプレーする場所を踏まえて各プレイヤーに合わせたアドバイスを行うことを目的とする。
上記課題を達成するために、本発明は、プレイヤーのプレーの履歴を示す履歴情報を取得する履歴取得手段と、前記履歴取得手段により取得された履歴情報が示すプレイヤーのプレーの履歴に基づいて当該プレイヤーの区分を判定する判定手段と、前記プレイヤーがプレーを行う場所に関するプレー場所情報を取得する場所取得手段と、前記場所取得手段により取得されたプレー場所情報が示す場所でのアドバイス情報を、当該プレー場所情報と当該プレイヤーについて前記判定手段により判定された区分とに基づいて生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたアドバイス情報を出力する出力手段とを備える情報処理装置を提供する。
また、前記判定手段は、取得された前記履歴情報毎に重みを付与し、付与した重みが大きい前記履歴情報を、付与した重みが小さい前記履歴情報に比べて重視して前記区分を判定してもよい。
さらに、前記判定手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所で前記プレイヤーが過去にプレーした履歴を示す前記履歴情報が取得された場合に、当該履歴情報に対して他の履歴情報よりも大きな重みを付与して前記区分を判定してもよい。
また、前記判定手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所と似た場所で過去にプレーした履歴を示す前記履歴情報が取得された場合に、当該履歴情報に対して他の履歴情報よりも大きな重みを付与して前記区分を判定してもよい。
さらに、前記履歴取得手段は、プレーされた日時を含む前記履歴情報を取得し、前記判定手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所でプレーしている前記プレイヤーについて、当日のプレーの履歴を示す前記履歴情報が取得された場合に、当該履歴情報が示すプレーの履歴に応じて前記区分を判定し直してもよい。
また、前記履歴取得手段は、複数のプレイヤーの前記履歴情報を取得し、前記判定手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所でプレーする第1のプレイヤーに前記プレーの履歴が類似する第2のプレイヤーの当該場所におけるプレーの履歴に基づいて、前記第1のプレイヤーの前記区分を判定してもよい。
さらに、前記履歴取得手段は、複数のプレイヤーの前記履歴情報を取得し、前記判定手段は、前記プレイヤーの技量に応じた前記区分を判定し、前記生成手段は、前記判定手段により判定されたレベルに応じて、前記各プレイヤーのプレーの結果に生じる差が小さくなるような前記アドバイス情報を生成してもよい。
また、前記履歴取得手段は、前記生成手段により生成されたアドバイス情報と当該アドバイス情報を参考にしたプレーの結果とを示す情報を、前記履歴情報として取得し、前記生成手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所で過去にプレーしたプレイヤーについて取得された前記履歴情報のうち、当該履歴情報により示される結果が良いものに基づいて前記アドバイス情報を生成してもよい。
さらに、取得された前記プレー場所情報が示す場所の周囲の状況を示す状況情報を取得する状況取得手段を備え、前記生成手段は、前記状況取得手段により取得された状況情報が示す状況にも基づいて前記アドバイス情報を生成してもよい。
本発明は、情報処理装置が、プレイヤーのプレーの履歴を示す履歴情報を取得する履歴取得ステップと、前記情報処理装置が、前記履歴取得ステップにおいて取得された履歴情報が示すプレイヤーのプレーの履歴に基づいて当該プレイヤーの区分を判定する判定ステップと、前記情報処理装置が、前記プレイヤーがプレーを行う場所に関するプレー場所情報を取得する場所取得ステップと、前記情報処理装置が、前記場所取得ステップにおいて取得されたプレー場所情報が示す場所でのアドバイス情報を、当該プレー場所情報と当該プレイヤーについて前記判定ステップにおいて判定された区分とに基づいて生成する生成ステップと、前記情報処理装置が、前記生成ステップにおいて生成されたアドバイス情報を出力する出力ステップと
を備える情報処理方法を提供する。
本発明によれば、プレイヤーがプレーする場所を踏まえて各プレイヤーに合わせたアドバイスを行うことができる。
実施形態の情報処理システムの全体構成の一例を示す図 サーバ装置のハードウェア構成の一例を示す図 ユーザ装置のハードウェア構成の一例を示す図 サーバ装置の機能構成の一例を示す図 区分テーブルの一例を示す図 アドバイス情報テーブルの一例を示す図 アドバイス情報の一例を示す図 蓄積処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図 提示処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図 変形例の点数テーブルの一例を示す図 変形例のアドバイス情報テーブルの一例を示す図 変形例のサーバ装置の機能構成の一例を示す図
[1]実施形態
[1−1]全体構成
図1は、実施形態の情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。この例では、サーバ装置10と、ユーザ装置20と、ネットワーク2とを備える情報処理システム1が示されている。情報処理システム1は、プレイヤーのプレーを支援するためのシステムである。ここでいうプレーには、スポーツのプレーの他、ゲームのプレーや楽器のプレー(つまり演奏)などを含む。本実施形態では、プレイヤーがゴルフをプレーする場合について説明する。ネットワーク2は、インターネット及び移動体通信網等を含んで通信を行うシステムであり、自システムに接続された装置同士のデータのやり取りを仲介する。サーバ装置10及びユーザ装置20は、ネットワーク2を介してデータをやり取りする。
サーバ装置10は、プレーの参考となるアドバイス情報を生成し、そのアドバイス情報を、ユーザ装置20を介してプレイヤーに提示する情報処理装置である。サーバ装置10は、このアドバイス情報を生成するときに、プレイヤーがプレーを行う場所に関する情報(以下「プレー場所情報」という)を用いる。プレー場所情報とは、本実施形態では、プレイヤーがプレーを行っているのがどのゴルフコースのどのホールのどの場所であるかということを示す情報である。具体例を挙げると、「○○カントリークラブの1番ミドルホールの第1打地点」や「○○カントリークラブの3番ロングホールのレイアップ地点」、「△△ゴルフクラブの□□コースの18番ミドルホールのアプローチ地点」などの情報である。「第1打地点」はティーショット、「レイアップ地点」はグリーンの手前に刻むショット、「アプローチ地点」はグリーンを狙うショットを行う場所を表している。
これらの場所は、プレイヤーへのアドバイスが共通しやすい地点を含んだ場所であり、以下では「アドバイス共通エリア」という。アドバイス共通エリアは、例えば各ゴルフコースのホール毎に予め決められている。サーバ装置10は、各ゴルフコースのアドバイス共通エリアの名称(例えば上記の「○○カントリークラブの1番ミドルホールの第1打地点」)と、そのアドバイス共通エリアの位置とを示す情報(以下「共通エリア情報」という)を記憶している。サーバ装置10は、記憶している複数の共通エリア情報からプレイヤーが実際にプレーしている場所を示す共通エリア情報を抽出し、抽出した共通エリア情報をプレー場所情報として用いる。
また、サーバ装置10は、アドバイス情報を生成するときに、プレイヤーのプレーの履歴を示す情報(以下「履歴情報」という)も用いる。本実施形態(つまりゴルフ)における履歴情報とは、例えば、ゴルフコースの各ホールでの規定打数に対する成績(バーディ、パー、ボギー、ダブルボギーなど)や、各ホールにおいてボールを打った位置(例えば緯度及び経度で表される位置)などを示す情報である。他にも、練習場でボールを打った球数や時間、ゴルフのレッスンを受講した場合にレッスンの内容(初級者向けや上級者向け、ラウンドレッスンの有無など)などを示す情報なども履歴情報として用いられる。このように、情報処理システム1においては、プレーとは、ゴルフコースで行われるいわゆる本番のプレーの他に、練習でのプレーも含む。
ユーザ装置20は、サーバ装置10により生成されたアドバイス情報を受け取ってプレイヤーに提示する情報処理装置である。ユーザ装置20は、例えば、スマートフォンやタブレット端末、ウェアラブル端末などであり、ゴルフコースでプレーするプレイヤーによって持ち運ばれながらアドバイス情報を提示する。また、ユーザ装置20は、自装置の位置を測定する測位機能を有している。プレー中に測定されたユーザ装置20の位置は、プレイヤーがプレーしている位置を表す。以下では、その位置を示す情報を「プレー位置情報」という。ユーザ装置20は、プレイヤーの操作の受付や自装置の位置の測定を行うことで、上述した履歴情報やプレー位置情報を生成してサーバ装置10に送信する。サーバ装置10は、こうして送信されてきた履歴情報及びプレー位置情報と、記憶している各共通エリア情報とを用いてアドバイス情報を生成する。その詳細な生成方法については後述する。
[1−2]ハードウェア構成
図2は、サーバ装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。サーバ装置10は、制御部11と、記憶部12と、通信部13とを備えるコンピュータである。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びリアルタイムクロックを備え、CPUが、RAMをワークエリアとして用いてROMや記憶部12に記憶されたプログラムを実行することによって各部の動作を制御する。リアルタイムクロックは、現在の日時を算出してCPUに通知する。記憶部12は、ハードディスク等を備え、制御部11が制御に用いるデータやプログラムの他、上述した各ゴルフコースのコース情報を記憶している。通信部13は、通信を行うための通信回路を備え、ネットワーク2を介したデータのやり取りを行う。
図3は、ユーザ装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。ユーザ装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、表示部24と、操作部25と、測位部26とを備えるコンピュータである。制御部21は、制御部11と同様の構成を有する。記憶部22は、フラッシュメモリ等を備え、制御部21が制御に用いるデータやプログラムを記憶している。通信部23は、移動体通信等の規格に準拠した無線通信を行うための通信回路を備え、ネットワーク2を介したデータのやり取りを行う。表示部24は、例えば液晶ディスプレイ等を有し、制御部21からの制御に基づいて画像を表示する。
操作部25は、ユーザによる操作を受け付ける。具体的には、操作部25は、表示部24の液晶ディスプレイに重ねて設けられた透過型のタッチスクリーンを有し、タッチスクリーンに対してユーザが操作を行った位置を示す位置データを制御部21に供給する。制御部21は、表示部24に操作子を表示させ、操作子を表示させている位置に対して操作が行われたことを示す位置データが供給されると、その操作子に応じた処理を行う。測位部26は、例えばGPS(Global Positioning System)の技術を用いて自装置の位置を例えば緯度及び経度によって測定する。測位部26は、測定した自装置の位置を示す測位データを制御部21に供給する。
[1−3]機能構成
サーバ装置10の記憶部12には、上述したアドバイス情報を生成してプレイヤーに提示するためのプログラムが記憶されている。制御部11がこのプログラムを実行して各部を制御することで、以下に述べる各機能が実現される。
図4は、サーバ装置10の機能構成の一例を示す図である。サーバ装置10は、履歴取得手段101と、判定手段102と、場所取得手段103と、生成手段104と、出力手段105とを備える。
[1−3−1]履歴取得手段
履歴取得手段101は、上述した履歴情報(プレイヤーのプレーの履歴を示す情報)を取得する手段である。履歴情報は、上述したとおり、ユーザ装置20により生成される。ユーザ装置20は、ゴルフのプレーを支援するいわゆるナビゲーション機能を有している。ユーザ装置20は、このナビゲーション機能により、例えば、ゴルフコースの各ホールのレイアウトと、測定した自装置の位置に対応するそのレイアウト上の位置と、その位置からグリーンやハザードまでの残りの距離とを示す画像(以下「ナビゲーション画像」という)を表示する。
プレイヤーは、ゴルフコースにおいてボールを打つ位置まで移動したら、ユーザ装置20を操作して、そのときに測定された位置をボールを打つ位置として確定させる。そうすると、ユーザ装置20は、確定された位置を示す情報を履歴情報として生成する。こうして生成された履歴情報は、プレイヤーがボールを打った位置を示すとともに、プレイヤーの打ったボールが止まった位置を示す。他にも、プレイヤーがユーザ装置20を操作して、ショットに用いたクラブの種類や規定打数に対する成績を入力すると、ユーザ装置20は、それらを示す情報を履歴情報として生成する。
また、ユーザ装置20は、ゴルフ場以外でも、例えば練習場でボールを打った球数や時間、レッスンの内容などをプレイヤーが入力することで、それらを示す情報を履歴情報として生成する。なお、ユーザ装置20は、これらの履歴情報を、プレイヤーのスケジュールデータや測定した位置などに基づいて生成してもよい。具体的には、ユーザ装置20は、スケジュールデータから、ゴルフに関するキーワード(例えば「ゴルフ」や「ラウンド」など)を含む文字列(例えば「初級者向けゴルフレッスン」や「○○カントリークラブでラウンドレッスン」など)を抽出して履歴情報としたり、練習場の位置を登録しておいてその位置が測定された時刻から練習の時間を算出して履歴情報としたりする。
ユーザ装置20がそうして生成した履歴情報を、プレイヤーを識別する情報(以下「プレイヤー識別情報」という)に対応付けてサーバ装置10に送信する。プレイヤー識別情報は、例えば、ユーザ装置20の製造番号や情報処理システム1において登録されているプレイヤーID(Identification)などであり、ユーザ装置20に予め記憶されている。履歴取得手段101は、ユーザ装置20から送信されてきた履歴情報を、その履歴情報に対応付けられているプレイヤー識別情報が示すプレイヤーの履歴情報として取得する。履歴取得手段101は、取得した履歴情報を、プレイヤー識別情報との対応付けを維持させて判定手段102に供給する。
[1−3−2]判定手段
判定手段102は、履歴取得手段101により取得された履歴情報が示すプレイヤーのプレーの履歴に基づいてそのプレイヤーの区分を判定する手段である。プレイヤーの区分とは、例えば、プレイヤーの技量に応じた区分(上級者、中級者、初級者、初心者など)や、プレイヤーの体力に応じた区分(飛ばし屋、中距離ヒッター、シニア、ジュニアなど)などである。判定手段102は、本実施形態では、プレイヤーの技量に応じた区分を判定する。
また、判定手段102は、取得された履歴情報毎に重みを付与し、付与した重みが大きい履歴情報を、付与した重みが小さい履歴情報に比べて重視して区分を判定する。判定手段102は、例えば、プレイヤーの各履歴情報に重みを表す点数をそれぞれ付与し、その合計の点数に応じた区分を判定する。判定手段102は、履歴情報と点数とを対応付けた点数テーブルと、各区分と合計の点数とを対応付けた区分テーブルとを記憶している。
図5は、点数テーブル及び区分テーブルの一例を示す図である。図5(a)に示す点数テーブルでは、「ゴルフコースをプレー」、「スコアが90未満」、「スコアが100未満」、「練習場で練習(200球以上)」、「練習場で練習(200球未満)」、「レッスンを受講(ラウンドレッスン有り)」及び「レッスンを受講(ラウンドレッスン無し)」という履歴情報に、「3点」、「2点」、「1点」、「2点」、「1点」、「2点」及び「1点」という点数が対応付けられている。このように、図5(a)の例では、プレーの本番と練習、プレーの良否(スコアの良し悪し)、プレーの量(球数)、プレーの質(ラウンドレッスンの有無)に応じて異なる重みが付与されている。図5(b)に示す区分テーブルでは、「上級者」、「中級者」、「初級者」及び「初心者」という区分に、「100以上」、「50以上100未満」、「20以上50未満」及び「20未満」という合計の点数が対応付けられている。
判定手段102は、履歴取得手段101から供給された履歴情報により、プレイヤーが例えば練習場で200球以上の練習を10回行い、ゴルフコースで10回プレーしてそのうち3回で100を切ったことが示されていれば、そのプレイヤーの合計の点数を2×10+3×10+1×3=53点と算出し、そのプレイヤーの区分を、区分テーブルにおいて53点が含まれる「50以上100未満」に対応付けられている区分が示す「中級者」と判定する。
図5の例では、例えば「ゴルフコースをプレー」という履歴情報が、「練習場で練習(200球未満)」という履歴情報に比べて高い点数が付与されている。そのため、例えば同じ10回のプレーの履歴情報でも、「ゴルフコースをプレー」であれば30点になるところ、「練習場で練習(200球未満)」であれば10点にしかならない。これはつまり、「ゴルフコースをプレー」という履歴情報の方が、「練習場で練習(200球未満)」という履歴情報よりも区分を変化させやすい履歴情報として扱われていることを表している。このように区分を変化させやすい履歴情報として扱うことを重視するといい、判定手段102は、付与した重みが大きい履歴情報(この例では「ゴルフコースをプレー」)を、付与した重みが小さい履歴情報(この例では「練習場で練習(200球未満)」)に比べて重視して区分を判定する。判定手段102は、こうして判定した区分を示す区分情報を、区分したプレイヤーのプレイヤー識別情報に対応付けて生成手段104に供給する。
[1−3−3]場所取得手段
場所取得手段103は、上述したプレー場所情報(プレイヤーがプレーを行う場所に関する情報)を取得する手段である。例えば、プレイヤーがプレーするゴルフ場に到着したときに、ユーザ装置20を操作して上述したナビゲーション機能を有効にすると、ユーザ装置20が、測定した自装置の位置を示す情報をプレー位置情報として、プレイヤー識別情報に対応付けてサーバ装置10に送信する。
場所取得手段103は、上述したとおり記憶部12が記憶している各ゴルフコースの共通エリア情報から、ユーザ装置20から送信されてきたプレー位置情報と同じ位置を示すものを抽出し、そのプレー位置情報に対応付けられているプレイヤー識別情報が示すプレイヤーのプレー場所情報として取得する。場所取得手段103は、そうして取得したプレー場所情報を、同じプレイヤー識別情報に対応付けて生成手段104に供給する。また、場所取得手段103は、このプレイヤー識別情報を判定手段102に供給する。判定手段102は、供給されたプレイヤー識別情報が示すプレイヤーの区分を判定する。また、場所取得手段103は、プレー位置情報の送信元の宛先、つまりユーザ装置20の宛先を出力手段105に供給する。
[1−3−4]生成手段
生成手段104は、場所取得手段103により取得されたプレー場所情報が示す場所でのアドバイス情報を、そのプレー場所情報とそのプレイヤーについて判定手段102により判定された区分とに基づいて生成する手段である。ここでいうプレー場所情報が示す場所でのアドバイス情報とは、プレー場所情報に対応付けられたアドバイス情報であり、情報処理システムにおいては、その場所でプレイヤーがプレーするときに参考となるアドバイス情報が生成されるように、両情報の対応付けがなされている。この対応付けは、例えば、生成手段104が記憶する図6に示すようなアドバイス情報テーブルによってなされている。
図6は、アドバイス情報テーブルの一例を示す図である。図6のアドバイス情報テーブルでは、複数のプレー場所情報のうちの下記(1)〜(3)の3つのプレー場所情報が示されている。
(1)「○○カントリークラブの1番ミドルホールの第1打地点」
(2)「○○カントリークラブの1番ミドルホールのアプローチ地点」
(3)「○○カントリークラブの2番ショートホールの第1打地点」
例えば、(1)のプレー場所情報が示す場所からは、ドライバーでナイスショットを打つとOB(Out Of Bounds)エリアまで届いてしまうことがあるものとする。そのような(1)のプレー場所情報には、「上級者」、「中級者」、「初級者」及び「初心者」という区分と、「OBエリアまでの距離」、「クラブの種類とOBエリアまでの距離」、「クラブの種類と狙う方向」及び「狙う方向」というアドバイスの内容とが対応付けられている。
これらのアドバイスの内容は、例えば初心者に対しては、ゴルフコースでのプレー経験が少ないために狙う方向がよく分からないことが多く、かつ、OBエリアまで届くことは少ないことから、単に狙う方向だけをアドバイスしている。同様に、初級者に対しては、初心者よりもOBエリアに届く可能性があるので、ドライバーを使わないようにクラブの種類もアドバイスしている。また、中級者に対しては、クラブの種類毎の自分の飛距離が大体分かっているので、OBエリアに届かないクラブを自分で判断できるように、OBエリアまでの距離だけをアドバイスしている。また、上級者になると、OBエリアは自分の判断で避けることができ、かつ、長い距離のショットでも方向を狙うことができるので、フェアウェイの狙い所だけをアドバイスしている。
次に、(2)のプレー場所情報が示す場所からは、入れると出すのが難しいバンカーがあるものとする。そのような(2)のプレー場所情報には、「上級者」、「中級者」、「初級者」及び「初心者」という区分と、「ピンまでの距離とピンの位置」、「ピンまでの距離」、「クラブの種類とグリーンまでの距離」及び「クラブの種類」というアドバイスの内容とが対応付けられている。この場合、初心者に対しては、グリーンまでをどのクラブで狙えばよいか見当も付かないので、クラブの種類だけをアドバイスし、初級者に対しては、短い距離なのでグリーンまでの残り距離からクラブの種類を判断できるプレイヤーも出てくることから、クラブの種類のグリーンまでの残り距離の両方をアドバイスしている。また、中級者に対しては、残り距離に加え、入れると難しいバンカーを避けさせるため、そのバンカーの位置をアドバイスしている。また、上級者に対しては、バンカーの難しさは自分で判断できるので、それよりもグリーンを外したときにアプローチしやすい場所を残り距離とともにアドバイスしている。
続いて、(3)のプレー場所情報が示す場所からは、バンカーは気にならない代わりに、グリーン上の起伏が激しく場所によってパットが難しくなるものとする。そのような(3)のプレー場所情報には、「上級者」、「中級者」、「初級者」及び「初心者」という区分と、「グリーンまでの距離とグリーンの起伏」、「グリーンまでの距離とハザードの位置」、「クラブの種類とハザードの位置」及び「クラブの種類」というアドバイスの内容とが対応付けられている。この場合、例えば初心者及び初級者に対しては、グリーン近くまで打つのが精一杯でまだグリーンの起伏まで考える必要がないので、クラブの種類や残り距離だけをアドバイスしている。一方、中級者に対しては、乗せたくない場所を避けさせるため、残り距離に加えてその場所がどこであるかということをアドバイスし、上級者に対しては、グリーンの起伏が分かればどこに乗せるべきかを自分で判断できるので、残り距離に加えてグリーンの起伏をアドバイスしている。
生成手段104は、場所取得手段103からプレー場所情報及びプレイヤー識別情報が供給されると、そのプレー場所情報と、そのプレイヤー識別情報に対応付けて判定手段102から供給された区分情報が示す区分とにアドバイス情報テーブルで対応付けられているアドバイスの内容を用いてアドバイス情報を生成する。生成手段104は、そうして生成したアドバイス情報を出力手段に供給する。
[1−3−5]出力手段
出力手段105は、生成手段104により生成されたアドバイスを出力する手段である。出力手段105は、生成手段104から供給されたアドバイス情報を、場所取得手段103から供給されたユーザ装置20の宛先に対して出力する。ユーザ装置20は、出力されてきたアドバイス情報を例えば表示部24に表示する。
図7は、表示されたアドバイス情報の一例を示す図である。図7の例では、生成手段104が、初級者と判定された「□□」というプレイヤーのプレイヤー識別情報と上述した(1)のプレー場所情報とに基づいて生成したアドバイス情報が表示部24に表示されている。
具体的には、「□□さん、ここは○○カントリークラブの1番ミドルホールの第1打地点です。まずはドライバーでフェアウェイ真ん中の黄色い旗の方向を狙って打ちましょう。」という台詞を表した台詞画像A1と、この台詞を話すキャディを表したキャディ画像A2とが表示されている。アドバイス情報は、例えばこの台詞の文字列を表した情報である。ユーザ装置20が図7に示すような画像を表示することで、プレー場所情報及び区分に基づいて生成されたアドバイス情報がプレイヤーに提示される。
なお、アドバイス情報は、これに限らず、台詞画像A1を示す情報であってもよいし、台詞画像A1及びキャディ画像A2を示す情報であってもよい。また、ユーザ装置20がゴルフコースのレイアウトを示すコース画像を表示させ、そのコース画像上で狙う方向や残り距離を表す画像を、アドバイス情報が示す画像として表示してもよい。要するに、図6に示すアドバイスの内容をプレイヤーに伝えることができる情報であれば、アドバイス情報はどのような情報であってもよい。
[1−4]動作
情報処理システム1が備える各装置は、以上の構成に基づき、履歴情報を蓄積するための蓄積処理と、アドバイス情報を提示するための提示処理とを行う。
図8は、蓄積処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図である。ユーザ装置20には、蓄積処理を行うためのプログラムが記憶されており、プレイヤーがゴルフコースや練習場、レッスンでプレーを行うにあたりこのプログラムを実行させることを契機に蓄積処理が開始される。
まず、ユーザ装置20は、例えばゴルフコースでボールを打つ位置を確定させる操作や練習場で売ったボールの数を入力する操作、レッスンの内容を入力する操作などのユーザの操作に応じて、履歴情報を生成し(ステップS11)、生成した履歴情報をプレイヤー識別情報に対応付けてサーバ装置10に送信する(ステップS12)。サーバ装置10は、送信されてきた履歴情報を取得して(ステップS13)、その履歴情報をプレイヤー識別情報との対応付けを維持しながら記憶する(ステップS14)。ステップS13及びS14は履歴取得手段101が行う動作である。以上のとおり蓄積処理が行われることで、サーバ装置10に履歴情報が蓄積される。
図9は、提示処理における各装置の動作の一例を示すシーケンス図である。ユーザ装置20には、提示処理を行うためのプログラム(例えば上述したナビゲーション機能を実現するプログラム)が記憶されており、プレイヤーがゴルフコースでプレーを行うにあたりこのプログラムを実行させることを契機に提示処理が開始される。まず、ユーザ装置20は、プレイヤーにより所定の操作(例えばアドバイス情報を提示させるための操作)が行われると、自装置の位置を測定し(ステップS21)、測定した位置を示す情報をプレー位置情報として、プレイヤー識別情報に対応付けてサーバ装置10に送信する(ステップS22)。サーバ装置10は、送信されてきたプレー位置情報と記憶している共通エリア情報に基づいて、プレイヤー識別情報が示すプレイヤーのプレー場所情報を取得する(ステップS23)。ステップS23は場所取得手段103が行う動作である。
次に、サーバ装置10は、ステップS23でプレー場所情報を取得したプレイヤーについて蓄積処理で蓄積した履歴情報に基づいてそのプレイヤーの区分を判定する(ステップS24)。続いて、サーバ装置10は、取得したプレー場所情報及び判定した区分に基づいてアドバイス情報を生成し(ステップS25)、そのアドバイス情報をユーザ装置20に向けて出力する(ステップS26)。ステップS24は判定手段102が行う動作であり、ステップS25は生成手段104が行う動作である。また、ステップS26は出力手段105が行う動作である。そして、ユーザ装置20は、出力されてきたアドバイス情報を表示する(ステップS27)。
[1−5]実施形態による効果
例えば図6に示したアドバイス情報のうち、上級者に対するアドバイス情報であるフェアウェイの狙い所を初心者に提示しても、そこを狙うだけの技量を持っていないからほとんど参考にならない。一方、初心者に対するアドバイス情報である狙う方向を上級者に提示しても、上級者は球筋やボールの落としどころを考慮して狙う方向を決めているので、やはりあまり参考にならない。本実施形態では、プレイヤーの区分毎に異なるアドバイス情報を提示することで、各プレイヤーに合わせたアドバイスを行うことができる。
また、グリーンを狙うショットに対するアドバイスにおいて、例えば図6の例で述べた難しいバンカーがあるホールでグリーン上の起伏だけをアドバイスされても、グリーン上の起伏が激しいホールでバンカーの位置だけをアドバイスされても、どちらもあまり参考にならない。本実施形態では、上記の区分に加え、プレー場所情報が示す場所、すなわちプレイヤーがプレーを行う場所毎に異なるアドバイス情報を提示することで、プレイヤーがプレーする場所を踏まえて各プレイヤーに合わせたアドバイスを行うことができる。
また、例えば練習場では、常に地面が平らな状態で且つラフなどに邪魔されることなくボールを打つことができるが、ゴルフコースでは、平らな状態ばかりでなく、斜めになった状態でボールを打ったり、ラフに覆われたボールを打ったりすることがある。ゴルフコースでプレーすれば、そのようなときにどのようにボールを打つと失敗してどのように打つと成功するかということを経験することができるから、練習場でプレーするよりも、ゴルフ場でのプレーが上達しやすい。つまり、ゴルフコースをプレーすると、練習場で練習ばかりしているよりも、初心者から初級者、中級者へと区分が変化しやすい。本実施形態では、履歴情報に重みを付与することで、このように区分を変化させやすい履歴情報を重視して区分を判定することができ、重みを付与しない場合に比べて適切な区分を判定することができる。
[2]変形例
上述した実施形態は、本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、上述した実施形態及び以下に示す各変形例は、必要に応じてそれぞれ組み合わせて実施してもよい。
[2−1]履歴情報の重み
判定手段102は、図5の例では、どの履歴情報にも正の値の点数を付与したが、負の値の点数を付与してもよい。例えば、判定手段102は、スコアが120以上である場合には、−4点という点数を付与する。この場合、例えば一度初級者と判定されたプレイヤーでも、120以上のスコアばかり出していると初心者に戻ることになる。これにより、一度変化した区分をプレイヤーのプレーの履歴によっては元に戻すことができるようになる。
[2−2]同じ場所での履歴情報を重視
判定手段102は、実施形態とは異なる方法で履歴情報に重みを付与してもよい。例えば、判定手段102は、取得されたプレー場所情報が示す場所でプレイヤーが過去にプレーした履歴を示す履歴情報が取得された場合に、その履歴情報に対して他の履歴情報よりも大きな重みを付与して区分を判定する。本変形例では、場所取得手段103がプレイヤー識別情報に加え、プレー場所情報も判定手段102に供給することで、判定手段102がプレー場所情報の示す場所に基づいた判定を行う。
図10は、本変形例の点数テーブルの一例を示す図である。図10の例では、「同じゴルフコースをプレー」及び「別のゴルフコースをプレー」という履歴情報に、「6点」及び「3点」という点数が対応付けられている。この場合、判定手段102は、プレイヤーが或るゴルフコースでプレーする場合に、そのプレイヤーが同じゴルフコースで過去に10回プレーしていた場合には合計の点数として60点を算出し、プレイヤーが別のゴルフコースで10回プレーした場合には合計の点数として30点を算出する。つまり、判定手段102は、同じ個数の履歴情報であれば、重みが大きい「同じゴルフコースをプレー」を重みが小さい「別のゴルフコースをプレー」よりも重視して判定を行う。
或るゴルフコースでプレーする場合に、そのゴルフコースで過去にプレーした回数が多いほど、グリーンまでの距離感やハザードの危険性(入れたときにスコアが悪くなる度合い)などが判断しやすくなり、そのゴルフコースでのプレーについて言えば、技量が上達しやすくなる。本変形例では、同じ場所でプレーした履歴を示す履歴情報を重視して区分を判定することがで、過去に同じ場所でプレーしたか否かに関係なく重みを付与する場合に比べて適切な区分を判定することができる。
なお、図10の例では、「同じゴルフコース」を過去にプレーしたか否かによって履歴情報の重みを異ならせたが、同じアドバイス共通エリア(プレイヤーへのアドバイスが共通しやすい地点を含んだ場所)を過去にプレーしたか否かによって履歴情報の重みを異ならせてもよいし、アドバイス共通エリアをさらに細かい「分割エリア」に分割し、同じ分割エリアを過去にプレーしたか否かによって履歴情報の重みを異ならせてもよい。この場合、分割エリアを示す情報がプレー場所情報として用いられる。例えば、フェアウェイの真ん中に池のあるホールにおいて、或るプレイヤーが池の手前の分割エリアからボールを打つことになったとする。このような池越えのプレーについての技量は、池の先の分割エリアから打つという経験からはあまり上達しないが、同じように池の手前の分割エリアから打つという経験があれば上達しやすい。この場合に、判定手段102が同じ分割エリアでプレーした履歴を示す履歴情報を重視して区分を判定することで、過去に同じ分割エリアでプレーしたか否かに関係なく重みを付与する場合に比べて適切な区分を判定することができる。
[2−3]似た場所での履歴情報を重視
判定手段102は、同じ場所でプレーした履歴を示す履歴情報を重視するだけでなく、似た場所でプレーした履歴を示す履歴情報を重視してもよい。この場合、判定手段102は、取得されたプレー場所情報が示す場所と似た場所で過去にプレーした履歴を示す履歴情報が取得された場合に、その履歴情報に対して他の履歴情報よりも大きな重みを付与して区分を判定する。
本変形例のサーバ装置10は、例えば、上述した分割エリアが定められている場合に、各分割エリアのうち、「崖越え」、「池越え」、「左OB」、「右OB」及び「深いラフ」等となっている場所についてそれぞれ異なる符号を対応付けて記憶しておく。判定手段102は、場所取得手段103から供給されたプレー場所情報が示す分割エリアにいずれかの符号が対応付けられている場合には、同じ符号に対応付けられた分割エリアでのプレーの履歴を示す履歴情報に対して、他の履歴情報よりも大きな点数を付与する。これにより、判定手段102は、本変形例における判定を行う。
例えば、崖越えのティーショットを求められるホールをプレーする場合に、プレイヤーが過去に他の場所(他のゴルフコースでも他のホールでもよい)で崖越えのティーショットをプレーした経験があれば、そのティーショットについてはその経験によって技量が上達しやすくなる。この場合に、似た場所でプレーした履歴を示す履歴情報を重視した区分の判定が行われることで、過去に似た場所でプレーしたか否かに関係なく重みを付与する場合に比べて適切な区分を判定することができる。
[2−4]区分の判定し直し
判定手段102は、プレイヤーがゴルフコースをプレーしている途中に、そのプレイヤーの区分を判定し直してもよい。例えば、判定手段102は、取得されたプレー場所情報が示す場所でプレーしているプレイヤーについて、当日のプレーの履歴を示す履歴情報が取得された場合に、その履歴情報が示すプレーの履歴に応じて区分を判定し直す。本変形例では、履歴取得手段101は、プレーされた日時を含む履歴情報を取得し、判定手段102は、履歴取得手段101により取得された履歴情報に含まれる日時に基づいて、当日のプレーの履歴を示す履歴情報であるか否かを判断する。
履歴取得手段101は、例えば、当日の1ホール毎の規定打席に対する成績(パーやボギーなど)を示す履歴情報を取得する。判定手段102は、プレーの開始時に初級者と判定したプレイヤーについて、当日のプレーの履歴が「パー」、「ボギー」、「ボギー」、「パー」というように、初級者にしては良い成績を表すものであった場合に、初級者としていた区分を中級者と判定し直す。判定手段102は、反対に、中級者と判定した割に悪い成績を表す履歴情報が取得されたプレイヤーについては、区分を初級者と判定し直す。プレイヤーの調子は日によって変わるのものであり、当日のプレーの履歴は、その調子を表す目安になる。本変形例では、この当日のプレーの履歴を示す履歴情報を重視した区分の判定が行われることで、プレイヤーの当日の調子に合わせて区分を変更することができる。
なお、当日のプレーの履歴は、プレーの成績に限らない。例えば、ゴルフ場に着いてから練習を行ったことを示す履歴や、各ショットの飛距離(いつもより飛んでいるか否か)、打球の曲がり具合(いつもより曲がっているか否か)などを示す履歴であってもよい。要するに、プレイヤーの当日の調子を表す目安になるものであれば、どのような履歴であってもよい。また、判定手段102は、当日のプレーの履歴を示す履歴情報に対して、他の履歴情報よりも大きな点数を付与することで、区分を判定し直してもよい。例えば図5の点数テーブルが用いられている場合に、当日の練習の履歴を示す履歴情報には10点を付与するという具合である。これにより、中級者までもう少しという初級者のプレイヤーが、当日練習した場合には中級者と判定し直され、当日練習をしなければ初級者と判定されたままとなって、それぞれアドバイス情報が提示されることになる。
[2−5]他のプレイヤーの履歴情報
判定手段102は、履歴取得手段101が複数のプレイヤーの履歴情報を取得する場合に、或るプレイヤーの区分を、他のプレイヤーの履歴情報が示すプレーの履歴に基づいて判定してもよい。本変形例では、判定手段102が、取得されたプレー場所情報が示す場所でプレーする第1のプレイヤーにプレーの履歴が類似する第2のプレイヤーのその場所におけるプレーの履歴に基づいて、第1のプレイヤーの区分を判定する。
プレーの履歴に例えば各ホールでボールを打った位置が含まれていると、その位置によってプレイヤーのショットの傾向を表すことができる。例えば、2打目を打った位置がホールの右側に片寄っているプレイヤーは、スライス打ちの傾向があり、ホールの左側に片寄っているプレイヤーは、フック打ちの傾向がある、という具合である。他にも、クラブの番手毎の飛距離をショットの傾向として表してもよい。判定手段102は、例えばプレーの履歴が表すショットの傾向が同じプレイヤーを、プレーの履歴が類似する第2のプレイヤーとして判断する。
具体的には、判定手段102は、場所取得手段103からプレイヤー識別情報が供給されると、蓄積処理により蓄積された各プレイヤーの履歴情報を参照して、供給されたプレイヤー識別情報により識別されるプレイヤーを第1のプレイヤーとしたときに、この第1のプレイヤーとプレーの履歴(例えばショットの傾向)が類似する第2のプレイヤーを特定する。判定手段102は、特定した第2のプレイヤーの履歴情報から、場所取得手段103から供給されたプレー場所情報が示す場所でプレーした履歴を示すものを抽出する。
判定手段102は、抽出した履歴情報により示されるプレーの履歴が、第2のプレイヤーにとっては良い成績を示すものであった場合(例えば他の場所では100を切れない初級者のプレイヤーが100を切るスコアを出していた場合)には、第1のプレイヤーもその場所では普段よりも高い技量を発揮するものとして区分を高めに判定する。区分を高めに判定するとは、第2のプレイヤーの履歴がなければ初級者と判定するプレイヤーの区分を中級者と判定したり、同様に中級者と判定するプレイヤーの区分を上級者と判定したりすることである。
判定手段102は、反対に、抽出した履歴情報により示されるプレーの履歴が、第2のプレイヤーにとっては悪い成績を示すものであった場合(例えば他の場所では100を切れる中級者のプレイヤーが100以上のスコアを出していた場合)には、第1のプレイヤーもその場所では普段よりも低い技量しか発揮できないものとして区分を低めに判定する。区分を高めに判定するとは、第2のプレイヤーの履歴がなければ中級者と判定するプレイヤーの区分を初級者と判定したり、同様に初級者と判定するプレイヤーの区分を初心者と判定したりすることである。
上記のような場所の例としては、例えばフェアウェイの右側が広くスライスさせても次が打ちやすいレイアウトのホールがある。この場所では、スライス傾向のあるプレイヤーでもプレッシャーを感じることなくティーショットを打てるので、普段よりも高い技量を発揮しやすい。反対に、フェアウェイの右側が狭くすぐにOBになるようなレイアウトのゴルフコースでは、スライス傾向のあるプレイヤーはティーショットにプレッシャーを感じるので、普段よりも低い技量しか発揮させにくい。本変形例では、そのような場合に区分を高めに判定したり低めに判定したりすることで、第2のプレイヤーのプレーの履歴に基づかないで区分を判定する場合に比べて、よりプレイヤーに合ったアドバイス情報が提示されるようにすることができる。
[2−6]プレイヤー同士のハンデ
実施形態のように履歴取得手段101が複数のプレイヤーの履歴情報を取得し、判定手段102が実施形態のようにプレイヤーの技量に応じた区分を判定する場合に、アドバイス情報の提示方法を変えることで、一緒にプレーするプレイヤー同士でハンデが与えられるようにしてもよい。本変形例では、生成手段104が、判定手段102により判定されたレベルに応じて、各プレイヤーのプレーの結果に生じる差が小さくなるようなアドバイス情報を生成する。
図11は、本変形例のアドバイス情報テーブルの一例を示す図である。図11の例では、図6の「○○カントリークラブの1番ミドルホールの第1打地点」というプレー場所情報に、「上級者」、「中級者」、「初級者」及び「初心者」という区分と、「OBエリアまでの距離(誤差20yd(ヤード))」、「OBエリアまでの距離(誤差10yd)」、「クラブの種類」及び「狙う方向」というアドバイス情報とが対応付けられている。この場合、図6の例と比べて、初心者には同じアドバイス情報が提示されるが、初級者については狙う方向が提示されなくなり、中級者についてはOBエリアまでの距離が誤差のある形で提示されるようになる。また、上級者については、フェアウェイの狙いどころではなく、OBエリアまで距離が中級者よりも大きな誤差のある形で提示されるようになっている。
誤差のある形で提示される距離とは、例えば正確な距離が220ydである場合に、200〜220ydや220〜240ydというように誤差の分だけ幅を持たせて表された距離である。このように距離が提示されると、プレイヤーは、安全に短めの距離を打ってグリーンまで長い距離を残すか、OBエリアまで届く可能性のあるクラブで不安を抱えながらショットするかということになる。いずれの場合も良いスコアを出しにくくなるので、上級者や中級者に対してハンデが与えられることになる。また、初級者に対しても、狙う方向が提示されなくなることでハンデが与えられることになる。本変形例では、このようにアドバイス情報によってハンデが与えられることで、単にアドバイス情報を提示する場合に比べて、プレイヤー同士が成績の良否を争う楽しみを得やすくすることができる。
[2−7]他のプレイヤーに提示されたアドバイス情報
或るプレイヤーに提示されて良い結果が得られたアドバイス情報に基づいて他のプレイヤーに提示するアドバイス情報が生成されてもよい。本変形例では、履歴取得手段101が、生成手段104により生成されたアドバイス情報とそのアドバイス情報を参考にしたプレーの結果とを示す情報を、履歴情報として取得する。以下ではこの履歴情報を「アドバイス結果情報」という。具体的には、まず、生成手段104が、プレー場所情報に基づいてアドバイス情報を生成すると、そのアドバイス情報及びプレー場所情報をプレイヤー識別情報に対応付けて履歴取得手段101に供給する。履歴取得手段101は、これらの情報を、それぞれ供給された日時に対応付けて記憶する。
そして、履歴取得手段101は、同じプレイヤー識別情報に対応付けられた履歴情報が、アドバイス情報が供給された日時から所定の時間(例えば5分間や15分間)が経過する前にユーザ装置20から送信されてくると、先に供給されたアドバイス情報を参考にしたプレーの結果を示す情報であると判断して、そのアドバイス情報及び履歴情報を、上述したアドバイス結果情報として取得する。こうして取得されるアドバイス結果情報が示すプレーの結果は、アドバイス情報を見た後に打ったボールの位置や、そのときにプレーしていたホールのスコアなどである。
生成手段104は、取得されたプレー場所情報が示す場所で過去にプレーしたプレイヤーについて取得されたアドバイス結果情報のうち、そのアドバイス結果情報により示されるプレーの結果が良いものに基づいてアドバイス情報を生成する。ここでいう良い結果とは、例えば、プレイヤーの区分が中級者や上級者であればパー以下、初級者であればボギー以下、初心者であればダブルボギー以下のスコアでプレーしたという結果である。また、スライス傾向のあるプレイヤーがスライスしないボールを打てたという結果や、初心者や初級者が池越えのショットを打てたという結果などであってもよい。また、中級者がグリーンにパーオンしたという結果や、上級者がピンそば1m(メートル)以内につけたという結果などであってもよい。
要するに、良い結果とは、そのプレイヤーの技量や体力、ショットの傾向などから考えたときに望ましいと思われる結果であればよい。生成手段104は、プレイヤーの区分やショットの傾向と、良い結果の内容とを対応付けたテーブルを記憶しておくことで、そのプレイヤーのプレーの結果が良い結果であったか否かを判断する。例えば、図6の「○○カントリークラブの1番ミドルホールの第1打地点」においては、「狙う方向」をアドバイスされた初級者及び初心者のプレーの結果が良く、「狙う方向」をアドバイスされなかった中級者と上級者のプレーの結果が悪かったとする。
このような結果は、第1打地点ではボールを打ち出す方向の狙いが付けにくく、中級者や上級者であっても意図した方向よりも右や左に打ち出してしまうといった場合に生じうる。この場合、生成手段104は、プレイヤーの区分が中級者や上級者であっても、狙う方向をアドバイスの内容に含めてアドバイス情報を生成する。
本変形例では、他のプレイヤーが良い結果を出したときに参考にした情報に基づいてアドバイス情報が生成される。これにより、プレイヤーは、過去にプレーした他のプレイヤーの役に立ったアドバイス情報を参考にしてプレーすることができる。
[2−8]周囲の状況に基づいたアドバイス情報
例えばゴルフであれば、プレイヤーのプレーは風や雨といった周囲の状況の影響を受ける。そのような周囲の状況に基づいてアドバイス情報が生成されてもよい。
図12は、本変形例のサーバ装置の機能構成の一例を示す図である。図12の例では、図4に示す各手段に加え、状況取得手段106を備えるサーバ装置10aが示されている。状況取得手段106は、取得されたプレー場所情報が示す場所の周囲の状況を示す状況情報を取得する手段である。
本変形例では、場所取得手段103が、取得したプレー場所情報を状況取得手段106に供給する。状況取得手段106は、例えば、供給されたプレー場所情報が示すゴルフ場の名称をインターネット上で検索して住所を割り出し、その住所の風向き、風力、気温、湿度及び降水量等を含む気象情報を同じくインターネット上で検索する。状況取得手段106は、そうして検索された気象情報を状況情報として取得し、生成手段104に供給する。
生成手段104は、状況取得手段106により取得された状況情報が示す状況にも基づいてアドバイス情報を生成する。例えば、生成手段104は、風向き及び風力に応じて狙う方向を変えてアドバイス情報を生成する。また、生成手段104は、風向き、風力、気温、湿度及び降水量に応じてクラブの種類を変えてアドバイス情報を生成する。例えばフォローの風であればクラブの番手を下げ(ロフトの大きいクラブにすること)、アゲインストの風であればクラブの番手を上げる(ロフトの小さいクラブにすること)。また、気温や湿度、降水量によってもボールの飛距離は変化するので、その変化を踏まえたクラブの種類とする。なお、生成手段104は、単にこれらの気象情報を含むアドバイス情報(例えば「風速3mのフォローの風が吹いています」など)を生成してもよい。本変形例によれば、プレイヤーが周囲の状況に応じたプレーをすることができる。
[2−9]区分に応じたプレー場所情報
実施形態では、どの区分でも同じプレー場所情報が用いられたが、区分によって異なるプレー場所情報が用いられてもよい。例えば、初心者や初級者であれば、グリーンにかなり近づかなければグリーンを狙うショットを打てないが、中級者や上級者は、それよりも遠い位置からグリーンを狙ったショットを打つことができる。そのため、例えば、初心者と上級者のプレイヤーが同じ地点にいる場合であっても、初心者や初級者に対してはレイアップ地点(グリーンの手前に刻むショットを行う場所)でのアドバイス情報が生成され、中級者や上級者に対してはアプローチ地点(グリーンを狙うショットを行う場所)でのアドバイス情報が生成されることが望ましい。
本変形例では、例えば、場所取得手段103が、ユーザ装置20が測定した位置を緯度及び経度で示した情報をプレー場所情報として取得し、生成手段104が、判定手段102により判定された区分に基づき、そのプレー場所情報が示す位置がレイアップ地点かアプローチ地点かを判断して、判断した場所と区分とに基づいてアドバイス情報を生成する。本変形例によれば、同じ場所でも区分によってプレーの仕方が変わるような場合に、それらのプレーの仕方に合わせたアドバイス情報を提示することができる。
[2−10]アドバイス情報の生成タイミング
実施形態では、ユーザ装置20に対してプレイヤーが所定の操作を行ったときにアドバイス情報が生成されたが、他のタイミングでアドバイス情報が生成されてもよい。例えば、ユーザ装置20が、決められた時間の間隔(10秒毎など)で自装置の位置を測定し、各ホールのティーグラウンドの位置が測定されたときにプレー位置情報をサーバ装置に送信してアドバイス情報を生成させるようにしてもよい。また、ユーザ装置20が、アドバイス情報を表示したあと、測定する位置の変化が始まり、その変化が終了したときに、プレイヤーがボールの位置にたどり着いたものと判断して、プレー位置情報をサーバ装置に送信してアドバイス情報を生成させるようにしてもよい。いずれの場合も、プレイヤーが次にどのようにプレーするかを考えるタイミングでそのプレイヤーにアドバイス情報を提示することができる。
[2−11]プレイヤーの区分
実施形態では、プレイヤーの技量に応じた区分が判定される場合について説明したが、これに限らない。例えば、上述したように、プレイヤーの体力に応じた区分が判定されてもよいし、プレイヤーのプレーの傾向に応じた区分が判定されてもよい。プレーの傾向とは、例えばゴルフであれば、プレーが早いタイプ、普通のタイプ、遅いタイプ(いわゆるスロープレイヤー)といった区分や、危険を覚悟で狙うタイプ、安全に狙うタイプ、その中間のタイプといった区分などがある。要するに、区分毎にアドバイスすべき内容が異なることがあるのであれば、その区分に基づいて上記のように生成されたアドバイス情報が提示されるとよい。
[2−12]ゴルフ以外のプレー
実施形態では、プレイヤーがゴルフをプレーする場合について説明したが、本発明は、上述したとおり、プレイヤーが他のスポーツやゲーム、楽器などをプレーする場合についても適用可能である。例えばマラソンやクロスカントリーなどは、走る場所とプレイヤーの区分に応じて異なるアドバイス情報が提示されることが望ましい。また、ゴルフ等のゲームにおいても、現実のスポーツと同様に、プレーする場所(ゲーム内での場所のこと)とプレイヤーの区分(例えばゲームの上手さに応じた区分)に応じて異なるアドバイス情報が提示されることが望ましい。また、楽器においても、プレー(演奏)する場所(自宅、スタジオ、ホール及び屋外等)とプレイヤーの区分に応じて異なるアドバイス情報が提示してもよい。要するに、プレーする場所によってアドバイスすべき内容が異なるような場合に、本発明のようにアドバイス情報がプレイヤーに提示されるとよい。
[2−13]ユーザ装置によるアドバイス情報の生成
実施形態では、サーバ装置がアドバイス情報を生成したが、ユーザ装置がこれを行ってもよい。この場合、ユーザ装置は、例えば、自装置が生成した履歴情報を取得し、自装置が測定したプレー場所情報に基づいてプレー場所情報を取得する。また、ユーザ装置は、自装置が生成したアドバイス情報を、表示部24に出力して表示する。要するに、アドバイス情報は、サーバ装置やユーザ装置のような情報処理装置によって生成されればよい。
[2−14]発明のカテゴリ
本発明は、サーバ装置やユーザ装置といった情報処理装置の他に、これらの情報処理装置を備える情報処理システムとしても捉えられる。また、本発明は、これらの情報処理装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられる。ここでいう処理とは、例えば、図8に示す蓄積処理や図9に示す提示処理である。また、本発明は、サーバ装置やユーザ装置のようなコンピュータを、図4等に示す各手段として機能させるためのプログラムとしても捉えられるものである。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されたり、インターネット等のネットワークを介して、コンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供されたりするものであってもよい。
1…情報処理システム、2…ネットワーク、10…サーバ装置、20…ユーザ装置、11、21…制御部、12、22…記憶部、13、23…通信部、24…表示部、25…操作部、26…測位部、101…履歴取得手段、102…判定手段、103…場所取得手段、104…生成手段、105…出力手段、106…状況取得手段。

Claims (10)

  1. プレイヤーのプレーの履歴を示す履歴情報を取得する履歴取得手段と、
    前記履歴取得手段により取得された履歴情報が示すプレイヤーのプレーの履歴に基づいて当該プレイヤーの区分を判定する判定手段と、
    前記プレイヤーがプレーを行う場所に関するプレー場所情報を取得する場所取得手段と、
    前記場所取得手段により取得されたプレー場所情報が示す場所でのアドバイス情報を、当該プレー場所情報と当該プレイヤーについて前記判定手段により判定された区分とに基づいて生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたアドバイス情報を出力する出力手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記判定手段は、取得された前記履歴情報毎に重みを付与し、付与した重みが大きい前記履歴情報を、付与した重みが小さい前記履歴情報に比べて重視して前記区分を判定する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所で前記プレイヤーが過去にプレーした履歴を示す前記履歴情報が取得された場合に、当該履歴情報に対して他の履歴情報よりも大きな重みを付与して前記区分を判定する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記判定手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所と似た場所で過去にプレーした履歴を示す前記履歴情報が取得された場合に、当該履歴情報に対して他の履歴情報よりも大きな重みを付与して前記区分を判定する
    請求項2または3に記載の情報処理装置。
  5. 前記履歴取得手段は、プレーされた日時を含む前記履歴情報を取得し、
    前記判定手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所でプレーしている前記プレイヤーについて、当日のプレーの履歴を示す前記履歴情報が取得された場合に、当該履歴情報が示すプレーの履歴に応じて前記区分を判定し直す
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記履歴取得手段は、複数のプレイヤーの前記履歴情報を取得し、
    前記判定手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所でプレーする第1のプレイヤーに前記プレーの履歴が類似する第2のプレイヤーの当該場所におけるプレーの履歴に基づいて、前記第1のプレイヤーの前記区分を判定する
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記履歴取得手段は、複数のプレイヤーの前記履歴情報を取得し、
    前記判定手段は、前記プレイヤーの技量に応じた前記区分を判定し、
    前記生成手段は、前記判定手段により判定されたレベルに応じて、前記各プレイヤーのプレーの結果に生じる差が小さくなるような前記アドバイス情報を生成する
    請求項1から6までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記履歴取得手段は、前記生成手段により生成されたアドバイス情報と当該アドバイス情報を参考にしたプレーの結果とを示す情報を、前記履歴情報として取得し、
    前記生成手段は、取得された前記プレー場所情報が示す場所で過去にプレーしたプレイヤーについて取得された前記履歴情報のうち、当該履歴情報により示される結果が良いものに基づいて前記アドバイス情報を生成する
    請求項1から7までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 取得された前記プレー場所情報が示す場所の周囲の状況を示す状況情報を取得する状況取得手段を備え、
    前記生成手段は、前記状況取得手段により取得された状況情報が示す状況にも基づいて前記アドバイス情報を生成する
    請求項1から8までのいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理装置が、プレイヤーのプレーの履歴を示す履歴情報を取得する履歴取得ステップと、
    前記情報処理装置が、前記履歴取得ステップにおいて取得された履歴情報が示すプレイヤーのプレーの履歴に基づいて当該プレイヤーの区分を判定する判定ステップと、
    前記情報処理装置が、前記プレイヤーがプレーを行う場所に関するプレー場所情報を取得する場所取得ステップと、
    前記情報処理装置が、前記場所取得ステップにおいて取得されたプレー場所情報が示す場所でのアドバイス情報を、当該プレー場所情報と当該プレイヤーについて前記判定ステップにおいて判定された区分とに基づいて生成する生成ステップと、
    前記情報処理装置が、前記生成ステップにおいて生成されたアドバイス情報を出力する出力ステップと
    を備える情報処理方法。
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