JP2015197652A - コネクタ付きケーブル及び光通信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の厚みのエッジコネクタを備え、かつ、伝送損失も抑制されたコネクタ付きケーブル及び光通信モジュールを実現する。
【解決手段】伝送ケーブル10の端部に光電変換機能を備えたコネクタ20が装着される。コネクタ20は、一部が筐体21内に収容され、他の一部が筐体21から突出している第1リジッド基板31と、筐体21内に収容され、第1リジッド基板31と接続された第2リジッド基板32と、筐体21から突出している第1リジッド基板31の一部に形成されたエッジコネクタ31aと、第2リジッド基板32に搭載された発光素子40及び受光素子とを有し、第2リジッド基板32の厚みが第1リジッド基板31の厚みよりも薄い。
【選択図】図3

Description

本発明は、光電変換機能を備えるコネクタ付きケーブル及び光通信モジュールに関する。
光通信システムにおいては、光電変換機能を備えるコネクタ付きケーブルや光通信モジュールによって光信号と電気信号とが相互に変換される。例えば、接続対象である2つの機器が伝送ケーブルの両端に光電変換機能を備えるコネクタが予め装着されたコネクタ付きケーブルを介して接続される。或いは、接続対象である2つの機器のそれぞれに光通信モジュールの一例である光トランシーバが接続され、これら光トランシーバ同士が伝送ケーブルを介して接続される。
コネクタ付きケーブルに装着されるコネクタや光トランシーバを含む光通信モジュールは、エッジコネクタ(“カードエッジ”と呼ばれることもある。)を備えており、このエッジコネクタが接続対象である機器が備えるソケット(“スロット”と呼ばれることもある。)に挿入される。エッジコネクタは、コネクタや光通信モジュールの筐体から突出している基板の一部に形成されている。具体的には、コネクタや光通信モジュールの筐体内に収容されているリジッド基板の一部が筐体から突出しており、このリジッド基板の突出部分の表面にコンタクト端子が形成されている。
特開2005−217284号公報
従来のコネクタや光通信モジュールにおいては、エッジコネクタが形成されたリジッド基板に発光素子や受光素子などの光電変換素子が搭載されていた。また、発光素子を駆動するための駆動用IC(Driving IC)や受光素子から出力される電気信号を増幅するための増幅用アンプ(TIA:Transimpedance Amplifier)なども、エッジコネクタが形成されたリジッド基板に搭載されていた。そして、発光素子と駆動用IC及び受光素子と増幅用アンプは、リジッド基板に形成されている配線やスルーホールを介して接続されていた。さらに、光電変換素子(発光素子や受光素子)とエッジコネクタもリジッド基板に形成されている配線やスルーホールを介して接続されていた。
ここで、光通信分野においては、多くの場合、エッジコネクタの厚みが規格によって定められている。例えば、光トランシーバの規格の1つであるSFP(Small Form Factor Pluggable)では、エッジコネクタの厚みは1.0mmと定められている。
従って、従来の多くのコネクタや光通信モジュールでは、規格によって定められたエッジコネクタの厚みと同一の厚みを有するリジッド基板が用いられ、このリジッド基板の一部にエッジコネクタ(コンタクト端子)が形成され、他の一部に光電変換素子などが搭載されていた。
一方、特許文献1には、LDサブアッセンブリ182が搭載される回路基板本体2aと、回路基板本体2b(カードエッジコネクタ用基板)と、PDサブアッセンブリ固定部4と、を有し、回路基板本体2aとPDサブアッセンブリ固定部4とがフレキシブル部6Pによって接続され、回路基板本体2aと回路基板本体2bとがフレキシブル部6によって接続された光送受信モジュールが記載されている。しかし、特許文献1には、回路基板本体2a、回路基板本体2b及びPDサブアッセンブリ固定部4の各リジッド基板の厚みに関する開示はない。よって、各リジッド基板の厚みは同一であると考えられる。少なくとも、特許文献1には、各リジッド基板の厚みを異ならせることは示唆されていない。
ここで、光電変換素子(発光素子及び受光素子)とエッジコネクタとの間の信号経路にはリジッド基板を貫通するスルーホールが含まれる。また、発光素子と駆動用ICとの間の信号経路や受光素子と増幅用アンプとの間の信号経路にもリジッド基板を貫通するスルーホールが含まれる。よって、リジッド基板の厚みが増してスルーホールの全長が長くなると、上記信号経路が延長され、伝送損失が増大する。特に、3次元構造を有するスルーホールは、2次元構造の配線に比べてインピーダンスの整合が図りに難い。このため、スルーホールの延長によって信号経路が延長された場合、配線の延長によって信号経路が延長された場合よりも大きな伝送損失が発生する。
本発明の目的は、所定の厚みのエッジコネクタを備え、かつ、伝送損失も抑制されたコネクタ付きケーブル及び光通信モジュールを実現することである。
本発明のコネクタ付きケーブルは、伝送ケーブルの端部に装着された光電変換機能を備えるコネクタを有する。このコネクタは、一部が筐体内に収容され、他の一部が前記筐体から突出している第1リジッド基板と、前記筐体内に収容され、前記第1リジッド基板と接続された第2リジッド基板と、前記筐体から突出している前記第1リジッド基板の一部に形成されたエッジコネクタと、前記第2リジッド基板に搭載された光電変換素子と、を有し、前記第2リジッド基板の厚みが前記第1リジッド基板の厚みよりも薄い。
本発明のコネクタ付きケーブルの一態様では、前記第1リジッド基板と前記第2リジッド基板とがフレキシブル基板を介して接続される。
本発明のコネクタ付きケーブルの他の態様では、前記第1リジッド基板と前記第2リジッド基板とが互いに固定されて一体化される。
本発明のコネクタ付きケーブルの他の態様では、前記第2リジッド基板の第1面に、前記光電変換素子としての発光素子及び受光素子が搭載され、前記第2リジッド基板の第2面に、前記発光素子を駆動するための駆動用IC及び前記受光素子から出力される信号を増幅するための増幅用アンプが搭載される。そして、前記発光素子と前記駆動用IC及び前記受光素子と前記増幅用アンプは、前記第2リジッド基板を貫通するスルーホールを介して接続される。
本発明の光通信モジュールは、光電変換機能を備えた光通信モジュールである。本発明の光通信モジュールは、一部が筐体内に収容され、他の一部が前記筐体から突出している第1リジッド基板と、前記筐体内に収容され、前記第1リジッド基板と接続された第2リジッド基板と、前記筐体から突出している前記第1リジッド基板の一部に形成されたエッジコネクタと、前記第2リジッド基板に搭載された光電変換素子と、を有し、前記第2リジッド基板の厚みが前記第1リジッド基板の厚みよりも薄い。
本発明の光通信モジュールの一態様では、前記第1リジッド基板と前記第2リジッド基板とがフレキシブル基板を介して接続される。
本発明の光通信モジュールの他の態様では、前記第1リジッド基板と前記第2リジッド基板とが互いに固定されて一体化される。
本発明の光通信モジュールの他の態様では、前記第2リジッド基板の第1面に、前記光電変換素子としての発光素子及び受光素子が搭載され、前記第2リジッド基板の第2面に、前記発光素子を駆動するための駆動用IC及び前記受光素子から出力される信号を増幅するための増幅用アンプが搭載される。そして、前記発光素子と前記駆動用IC及び前記受光素子と前記増幅用アンプは、前記第2リジッド基板を貫通するスルーホールを介して接続される。
本発明によれば、所定の厚みのエッジコネクタを備え、かつ、伝送損失も抑制されたコネクタ付きケーブル及び光通信モジュールが実現される。
本発明が適用されたコネクタ付きケーブルの一例を示す斜視図である。 図1に示されるコネクタの内部構造を示す斜視図である。 図1に示されるコネクタの内部構造を示す側面図である。
以下、本発明の実施形態の一例について図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。図1に示されるコネクタ付きケーブル1は、伝送ケーブル10と、伝送ケーブル10の両端に装着されたコネクタ20と、を備える。このコネクタ付きケーブル1は、AOC(Active Optical Cable)と呼ばれることもある。
図2に示されるように、伝送ケーブル10は、一括被覆された複数本(本実施形態では8本)の光ファイバ芯線11を備える光ファイバケーブルである。すなわち、本実施形態に係るコネクタ付きケーブル1によれば、4チャンネルの送受信が可能である。尚、図2では、光ファイバ芯線11を一括被覆している外皮(シース)は省略されている。また、伝送ケーブル10に内蔵される光ファイバ芯線11の本数は特定の本数に限定されない。
図1に示されるように、コネクタ20は金属製の筐体21を備えている。筐体21の長手方向一端(後端)には、コネクタ20をソケットから引き抜く際に摘まれるタブ22が設けられている。
図2,図3に示されるように、筐体21の内部には、第1リジッド基板31,第2リジッド基板32が収容されており、これら基板同士はフレキシブル基板33を介して接続されている。具体的には、フレキシブル基板33の一端が第1リジッド基板31に形成されている接続端子に溶接され、フレキシブル基板33の他端が第2リジッド基板32に形成されている接続端子に溶接されている。もっとも、フレキシブル基板33の両端部をコネクタを介して第1リジッド基板31及び第2リジッド基板32にそれぞれ接続させてもよい。
図1,図3に示されるように、第1リジッド基板31の一部は筐体内に収容され、他の一部は筐体21の長手方向一端(先端)から筐体外に突出している。具体的には、第1リジッド基板31の一部が筐体21の先端面に設けられた開口部を通して筐体21の外に突出している。一方、図3に示されるように、第2リジッド基板32は、その全てが筐体内に収容されている。以下の説明では、筐体21から突出している第1リジッド基板31の一部を“突出部31a”と呼ぶ場合がある。尚、筐体21には、第1リジッド基板31の突出部31aを覆うように延在する軒部23が設けられている。
図1〜図3に示されるように、第1リジッド基板31の突出部31aの表裏面には、それぞれコンタクト端子31bが形成されている。第1リジッド基板31の突出部31aは、接続対象である機器が備えるソケットに挿入される。第1リジッド基板31の突出部31aがソケットに挿入されると、突出部31aに形成されているコンタクト端子31bがソケットの内部に設けられているコンタクト端子と接触し、電気的に接続される。すなわち、第1リジッド基板31の突出部31aによってエッジコネクタが形成されている。そこで、以下の説明では、第1リジッド基板31の突出部31aを“エッジコネクタ31a”と呼ぶ場合がある。尚、作図の便宜上、図1,図2には合計12個のコンタクト端子31bが図示されているが、実際には、第1リジッド基板31の突出部31aの表裏面に、それぞれ19個(合計38個)のコンタクト端子31bが形成されている。もっとも、コンタクト端子31bの個数に制限はない。
図2に示されるように、第2リジッド基板32の第1面32aには、光電変換素子としての発光素子40及び受光素子41が搭載されている。本実施形態における発光素子40は垂直共振器面発光レーザ(VCSEL:Vertical Cavity Surface Emitting Laser)であり、受光素子41は半導体ダイオード(PD:Photodiode)である。
一方、図3に示されるように、第2リジッド基板32の第2面32bには、発光素子40を駆動するための駆動用IC42が搭載されており、これら発光素子40と駆動用IC42は、第2リジッド基板32に形成されている不図示の配線及びスルーホールを介して相互に接続されている。また、図示はされていないが、第2リジッド基板32の第2面32bには、受光素子41(図2)から出力される信号を増幅するための増幅用アンプも搭載されており、これら受光素子41と増幅用アンプも、第2リジッド基板32に形成されている配線及びスルーホールを介して相互に接続されている。すなわち、第2リジッド基板32には、発光素子40と駆動用IC42とを接続する信号経路であって、第2リジッド基板32を貫通するスルーホールを含む信号経路が設けられている。また、第2リジッド基板32には、受光素子41と増幅用アンプとを接続する信号経路であって、第2リジッド基板32を貫通するスルーホールを含む信号経路が設けられている。
さらに、第2リジッド基板32の第1面32aには、発光素子40,受光素子41,駆動用IC42,増幅用アンプ等を統括的に制御するマイコン43も搭載されている。
図2,図3に示されるように、第2リジッド基板32の上方には、光学ブロック50が配置されており、この光学ブロック50に伝送ケーブル10の端部に装着されているMTコネクタ51が接続されている。具体的には、光学ブロック50の端面にMTコネクタ51の端面が突き当てられている。より具体的には、光学ブロック50の端面からはガイドピンが突出しており、このガイドピンがMTコネクタ51の端面に形成されている位置決め穴に挿入されている。
光学ブロック50は、レンズ及びミラーを備えており、発光素子40から出射された光信号の進行方向を90度変換して伝送ケーブル10に内蔵されている光ファイバ芯線11に入射させる。また、光学ブロック50は、伝送ケーブル10に内蔵されている光ファイバ芯線11から出射された光信号の進行方向を90度変換して受光素子41に入射させる。すなわち、光学ブロック50によって発光素子40及び受光素子41と伝送ケーブル10とが光結合される。
接続対象である機器から出力され、図3に示される第1リジッド基板31のエッジコネクタ31a(コンタクト端子31b)に入力された電気信号は、フレキシブル基板33を介して第2リジッド基板32に伝送される。第2リジッド基板32に伝送された電気信号は、第2リジッド基板上の信号経路を介して駆動用IC42に入力される。すなわち、第2リジッド基板32に形成されている配線及びスルーホールを介して駆動用IC42に入力される。電気信号が入力された駆動用IC42は、入力された電気信号に従って電気信号(駆動信号)を出力する。駆動用IC41から出力された駆動信号は、第2リジッド基板上の信号経路を介して発光素子40に入力される。すなわち、第2リジッド基板32に形成されている配線及びスルーホールを介して発光素子40に入力される。以上のように、駆動用IC42及び発光素子40に入出力される電気信号は、第2リジッド基板32を貫通するスルーホールを含む信号経路上を伝搬する。
一方、伝送ケーブル10から出力された光信号は光学ブロック50を介して受光素子41(図2)に入力される。受光素子41から出力された電気信号は、第2リジッド基板上の信号経路を介して増幅用アンプに入力される。すなわち、第2リジッド基板32に形成されている配線及びスルーホールを介して増幅用アンプに入力される。増幅用アンプによって増幅された電気信号は、第2リジッド基板上の信号経路を介してフレキシブル基板33に出力される。すなわち、第2リジッド基板32に形成されている配線及びスルーホールを介してフレキシブル基板33に出力される。以上のように、増幅用アンプ及び受光素子41に入出力される電気信号は、第2リジッド基板32を貫通するスルーホールを含む信号経路上を伝搬する。
ここで、図3に示される第1リジッド基板31の厚み(T1)は、第2リジッド基板32の厚み(T2)よりも厚い。換言すれば、第2リジッド基板32の厚み(T2)は、第1リジッド基板31の厚み(T1)よりも薄い。本実施形態では、第1リジッド基板31の厚み(T1)は均一で約1.0mmであり、第2リジッド基板32の厚み(T2)は均一で約0.5mmである。
以上のように、本実施形態では、発光素子40や受光素子41などが搭載されている第2リジッド基板32の厚み(T2)が、エッジコネクタ31aが形成されている第1リジッド基板31の厚み(T1)よりも薄い。従って、第2リジッド基板32を貫通するスルーホールを含む第2リジッド基板上の信号経路の長さは、第2リジッド基板32の厚み(T2)が第1リジッド基板31の厚み(T1)と同一又はそれ以上である場合に比べて短縮されており、伝送損失が抑制されている。すなわち、規格その他によって要求されるエッジコネクタ31aの厚みは維持されつつ、電気信号の伝送損失が抑制されている。
また、第1リジッド基板31と第2リジッド基板32とは別々の基板であり、かつ、それぞれ均一な厚みの基板であるので、基板作製が容易である。さらに、第1リジッド基板31及び第2リジッド基板32にそれぞれ電子部品を実装した後に、第1リジッド基板31と第2リジッド基板32とを接続すれば、電子部品の実装作業が容易となる。加えて、第1リジッド基板31と第2リジッド基板32のいずれか一方に故障その他の不具合が発生した場合には、不具合が発生した基板のみを交換することができる。
また、第2リジッド基板上の伝送経路が短縮される結果、フレキシブル基板上及び第1リジッド基板上の伝送経路を含む伝送経路全体の長さも短縮されている。例えば、第1リジッド基板31に形成されているコンタクト端子31bと第2リジッド基板32に搭載されている発光素子40との間の電気信号の伝送経路全体が短縮されている。また、第1リジッド基板31に形成されているコンタクト端子31bと第2リジッド基板32に搭載されている受光素子41との間の電気信号の伝送経路全体も短縮されている。すなわち、規格その他によって要求されるエッジコネクタ31aの厚みは維持されつつ、電気信号の伝送損失がさらに抑制されている。
また、本実施形態では、第2リジッド基板32の第1面32aの上方に光学ブロック50が配置され、第2リジッド基板32の第2面32bに駆動用IC42及び増幅用アンプが搭載されている(図3参照)。すなわち、駆動用IC42及び増幅用アンプは、第2リジッド基板32を挟んで光学ブロック50の反対側に配置されている。よって、駆動用IC42及び増幅用アンプからの放熱が光学ブロック50によって妨げられることがない。もっとも、本実施形態では、駆動用IC42及び増幅用アンプが搭載されている第2リジッド基板32の厚み(T2)が第1リジッド基板31の厚み(T1)よりも薄い。従って、駆動用IC42及び増幅用アンプが第2リジッド基板32の第1面32aに搭載されていたとしても、駆動用IC42及び増幅用アンプから発せられた熱が第2リジッド基板32の第2面32bへ効率よく伝わり、放熱される。すなわち、駆動用IC42及び増幅用アンプが第2リジッド基板32の第1面32aに搭載されている実施形態が本発明の範囲から除外されるものではない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、第1リジッド基板31と第2リジッド基板32を互いに固定して一体化させてもよい。換言すれば、フレキシブル基板33を介さず第1リジッド基板31と第2リジッド基板32を直接接続してもよい。この場合、第1リジッド基板31に形成されているコンタクト端子31bと第2リジッド基板32に搭載されている発光素子40との間の電気信号の伝送経路全体がさらに短縮される。また、第1リジッド基板31に形成されているコンタクト端子31bと第2リジッド基板32に搭載されている受光素子41との間の電気信号の伝送経路全体もさらに短縮される。
もっとも、第1リジッド基板31と第2リジッド基板32とがフレキシブル基板33を介して接続されている上記実施形態では、エッジコネクタ31aの抜き差しに伴って第1リジッド基板31に作用する力が第2リジッド基板32に伝わらないという利点がある。第2リジッド基板32に搭載されている発光素子40及び受光素子41と光学ブロック50とは高精度に位置決めされている。従って、第2リジッド基板32に何らかの力が作用すると、発光素子40及び受光素子41と光学ブロック50との間に位置ずれが発生する可能性があるが、上記実施形態ではかかる可能性が低減される。
また、上記実施形態では、伝送ケーブル10の端部にコネクタ20が予め装着されていた。しかし、コネクタ20に該コネクタ20とは別体の伝送ケーブルを接続可能としてもよい。この場合、上記構造を備えたコネクタ20は、光電変換機能を備えた光通信モジュール(光トランシーバ)となる。コネクタ20に伝送ケーブルを接続可能とする場合には、例えば、筐体21の内部に中継用光ファイバが設けられ、この中継用光ファイバを介して、筐体21に接続された伝送ケーブルと第2リジッド基板32に搭載されている発光素子40及び受光素子41とが接続される。
また、光電変換素子は、垂直共振器面発光レーザやフォトダイオードに限定されない。例えば、上記実施形態における発光素子40は端面発光レーザに置換することもできる。
1 コネクタ付きケーブル
10 伝送ケーブル
11 光ファイバ芯線
20 コネクタ
21 筐体
31 第1リジッド基板
31a 突出部(エッジコネクタ)
31b コンタクト端子
32 第2リジッド基板
32a 第1面
32b 第2面
33 フレキシブル基板
40 発光素子
41 受光素子
42 駆動用IC
43 マイコン
50 光学ブロック
51 MTコネクタ

Claims (8)

  1. 伝送ケーブルの端部に光電変換機能を備えたコネクタが装着されたコネクタ付きケーブルであって、
    前記コネクタは、
    一部が筐体内に収容され、他の一部が前記筐体から突出している第1リジッド基板と、
    前記筐体内に収容され、前記第1リジッド基板と接続された第2リジッド基板と、
    前記筐体から突出している前記第1リジッド基板の一部に形成されたエッジコネクタと、
    前記第2リジッド基板に搭載された光電変換素子と、
    を有し、
    前記第2リジッド基板の厚みが前記第1リジッド基板の厚みよりも薄い、
    コネクタ付きケーブル。
  2. 請求項1に記載のコネクタ付きケーブルであって、
    前記第1リジッド基板と前記第2リジッド基板とがフレキシブル基板を介して接続されている、
    コネクタ付きケーブル。
  3. 請求項1に記載のコネクタ付きケーブルであって、
    前記第1リジッド基板と前記第2リジッド基板とが互いに固定されて一体化されている、
    コネクタ付きケーブル。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のコネクタ付きケーブルであって、
    前記第2リジッド基板の第1面に、前記光電変換素子としての発光素子及び受光素子が搭載され、
    前記第2リジッド基板の第2面に、前記発光素子を駆動するための駆動用IC及び前記受光素子から出力される信号を増幅するための増幅用アンプが搭載され、
    前記発光素子と前記駆動用IC及び前記受光素子と前記増幅用アンプは、前記第2リジッド基板を貫通するスルーホールを介して接続されている、
    コネクタ付きケーブル。
  5. 光電変換機能を備えた光通信モジュールであって、
    一部が筐体内に収容され、他の一部が前記筐体から突出している第1リジッド基板と、
    前記筐体内に収容され、前記第1リジッド基板と接続された第2リジッド基板と、
    前記筐体から突出している前記第1リジッド基板の一部に形成されたエッジコネクタと、
    前記第2リジッド基板に搭載された光電変換素子と、
    を有し、
    前記第2リジッド基板の厚みが前記第1リジッド基板の厚みよりも薄い、
    光通信モジュール。
  6. 請求項5に記載の光通信モジュールであって、
    前記第1リジッド基板と前記第2リジッド基板とがフレキシブル基板を介して接続されている、
    光通信モジュール。
  7. 請求項5に記載の光通信モジュールであって、
    前記第1リジッド基板と前記第2リジッド基板とが互いに固定されて一体化されている、
    光通信モジュール。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載の光通信モジュールであって、
    前記第2リジッド基板の第1面に、前記光電変換素子としての発光素子及び受光素子が搭載され、
    前記第2リジッド基板の第2面に、前記発光素子を駆動するための駆動用IC及び前記受光素子から出力される信号を増幅するための増幅用アンプが搭載され、
    前記発光素子と前記駆動用IC及び前記受光素子と前記増幅用アンプは、前記第2リジッド基板を貫通するスルーホールを介して接続されている、
    光通信モジュール。
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