JP2015196554A - コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法 - Google Patents

コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2015196554A
JP2015196554A JP2014074141A JP2014074141A JP2015196554A JP 2015196554 A JP2015196554 A JP 2015196554A JP 2014074141 A JP2014074141 A JP 2014074141A JP 2014074141 A JP2014074141 A JP 2014074141A JP 2015196554 A JP2015196554 A JP 2015196554A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
storage
containers
lane
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014074141A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6271323B2 (ja
Inventor
欣也 市村
Kinya Ichimura
欣也 市村
佐藤 宗史
Soji Sato
宗史 佐藤
超士 高原
Takashi Takahara
超士 高原
巌 浦崎
Iwao Urasaki
巌 浦崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP2014074141A priority Critical patent/JP6271323B2/ja
Publication of JP2015196554A publication Critical patent/JP2015196554A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6271323B2 publication Critical patent/JP6271323B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Abstract

【課題】蔵置レーンの長手方向に延在する走行路を走行する往復搬送台車を設けることで減った蔵置面積を増やし、コンテナの積み段数を低く抑えることができるコンテナターミナルとコンテナターミナルの運用方法を提供する。【解決手段】蔵置レーン2に隣接し、且つ、蔵置レーン2の長手方向に延在し、コンテナを運搬するCART20が往復するCART用走行路L1の軌道上に、コンテナを蔵置可能な蔵置台50を備えると共に、蔵置台50が、コンテナを搭載したCART20がコンテナを蔵置した蔵置台50の下を通り抜け可能に構成される。【選択図】図4

Description

本発明は、蔵置レーンの長手方向に延在する走行路を走行する往復搬送台車を設けることで減った蔵置面積を増やし、コンテナの積み段数を低く抑えることができるコンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法に関する。
コンテナターミナルは岸壁に接岸する船舶に対してコンテナを荷積み又は荷卸し、陸上輸送用の外来シャーシでコンテナを搬出及び搬入する施設である。また、荷卸しされた又は搬入されたコンテナを一時的に保管する施設でもある。
現在、国際航路におけるコンテナ輸送システムの急速な進展に伴い、コンテナターミナル内での荷役や蔵置作業の自動化や省力化が望まれている。すなわち船舶とコンテナターミナル間のコンテナの搬送およびコンテナターミナルでのコンテナの蔵置部分での自動化や高能率化、ならびに低コスト化などが重要になっている。
そこで、岸壁に対して略直交する向きに延在してコンテナを所定位置に積み付け保管する複数の蔵置レーンを有する蔵置ヤードと、各蔵置レーンを跨いで走行するトランスファクレーン(ヤードクレーン)と、岸壁に隣接するコンテナクレーンが設置された岸壁エプロン領域と蔵置ヤードの岸壁側位置との間を台車誘導系路に沿って走行する複数の無人搬送台車(周回搬送台車)と、各蔵置レーンの長手方向に設けた軌道に沿って走行する往復搬送台車とを有するコンテナターミナルが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このコンテナターミナルは、各蔵置レーンの長手方向に走行する往復搬送台車を設けて、周回搬送台車とヤードクレーンとの間のコンテナの受け渡しと、ヤードクレーンとロードシャーシとの間のコンテナの受け渡しを行うようにしたので、往復搬送台車は直線走行しての高速走行が可能であるため、蔵置ヤードでのコンテナの荷役能力を高めて、コンテナターミナルのコンテナの取扱能力を増大可能とする。
しかし、このコンテナターミナルは、蔵置レーンの長手方向に設けた軌道に沿って走行する往復搬送台車を設けることで、往復搬送台車が走行可能な分だけ蔵置レーンの幅方向に並べられるコンテナの数が少なくなる。また、蔵置レーンの幅方向に並べられるコンテナの数を増やそうとすると、蔵置ヤードに設けられる蔵置レーンの数が少なくなる。
結果、多くのコンテナを蔵置するためには、コンテナの積み段数を高くするしか方法が無い。しかし、コンテナを高く積み上げると蔵置できるコンテナの数は増えるが、一方で、積み上げられたコンテナの下の方にあるコンテナが取り出し難くなり、荷役効率が下がってしまう。
特開2011−093654号公報
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、蔵置レーンの長手方向に延在する走行路を走行する往復搬送台車を設けることで減った蔵置面積を増やし、コンテナの積み段数を低く抑えることができるコンテナターミナル及びコンテナターミナル
の運用方法を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明のコンテナターミナルは、コンテナを所定位置に蔵置して保管する複数の蔵置レーンと前記蔵置レーンに隣接し、且つ、前記蔵置レーンの長手方向に延在する走行路とを有し、前記蔵置レーンを跨いだヤードクレーンが走行すると共にコンテナを運搬する往復搬送台車が前記走行路を走行する蔵置領域と、前記蔵置領域の両端部に前記蔵置レーンの端部に隣接してコンテナの受け渡しが行われる移載領域とを設けるコンテナターミナルにおいて、前記走行路の軌道上にコンテナを蔵置可能な蔵置台を備えると共に、該蔵置台がコンテナを搭載した前記往復搬送台車が前記蔵置台の下を通り抜け可能に構成される。
この構成によれば、コンテナを蔵置可能な蔵置台を往復搬送台車の走行路の軌道上に設けることで、往復搬送台車が走行する上部空間をコンテナの蔵置場所とすることができ、コンテナの蔵置面積を増やして、コンテナターミナル全体におけるコンテナの蔵置量を増やすことができる。
そして、コンテナの蔵置量が増えることにより、コンテナの積み段数を低く抑えることができる。これにより、コンテナの掘り起こし作業(所定コンテナの上に置かれているコンテナを他の場所に移動する作業)を減らして、迅速且つ効果的な荷役作業を行って、荷役効率を向上することができる。また、荷積みのためにコンテナを岸壁クレーンまで運搬する周回搬送台車や、コンテナヤードの外部にコンテナを搬出する外来シャーシなどの待ち時間を短縮することができると共に、ヤードクレーンの消費エネルギーも低減することができる。
また、上記のコンテナターミナルにおいて、前記蔵置台が、コンテナの長さ方向、幅方向、及び高さ方向の少なくとも一つの方向にコンテナを並べて配置可能に構成されると、より多くのコンテナを蔵置台に蔵置可能になるので、コンテナターミナルの蔵置量を増やすことができる。
加えて、上記のコンテナターミナルにおいて、コンテナターミナル内を周回してコンテナを運搬する周回搬送台車が一方の移載領域に停車し、コンテナターミナルの外部にコンテナを運搬する外来シャーシが他方の移載領域に停車する構成であり、前記蔵置台が前記走行路の前記他方の移載領域側の軌道上に配置されることが望ましい。この構成によれば、蔵置レーンのコンテナの掘り起こし作業が多い外来シャーシが停車する移載領域側のコンテナの積み段数を低く抑えることができる。特に、外来シャーシは到着時間をコントロールすることが難しく、到着した順に対象となるコンテナを掘り起こす必要がある場合に好適である。
さらに、上記のコンテナターミナルにおいて、前記ヤードクレーンが前記他方の移載領域側の前記蔵置レーンに蔵置されたコンテナと前記蔵置台に蔵置されたコンテナと前記往復搬送台車により運搬されたコンテナのいずれか一つを前記外来シャーシに移載し、前記外来シャーシにより運搬されたコンテナを前記他方の移載領域側の前記蔵置レーンと前記蔵置台と前記他方の移載領域に停車中の前記往復搬送台車のいずれか一つに移載する構成であることが望ましい。
この構成によれば、蔵置レーンのコンテナの掘り起こし作業の多い外来シャーシが停車する移載領域側において、コンテナの積み段数を低く抑えることができる。また、複数箇所に蔵置することができるので効率の良い荷役作業を行うことができる。
上記の課題を解決するための本発明のコンテナターミナルの運用方法は、コンテナを所定位置に蔵置して保管する複数の蔵置レーンと該蔵置レーンに隣接し、且つ、前記蔵置レーンの長手方向に延在する走行路とを有し、前記蔵置レーンを跨いだヤードクレーンが走行すると共にコンテナを運搬する往復搬送台車が前記走行路を走行する蔵置領域と、前記蔵置領域の両端部に前記蔵置レーンの端部に隣接してコンテナの受け渡しが行われる移載領域とを設けるコンテナターミナルの運用方法において、前記蔵置レーンと前記走行路の軌道上に配置された蔵置台の両方にコンテナを蔵置することを特徴とする方法である。
また、上記のコンテナターミナルの運用方法において、前記ヤードクレーンがコンテナターミナルの外部にコンテナを運搬する外来シャーシが停車する移載領域側の前記蔵置レーンに蔵置されたコンテナと前記蔵置台に蔵置されたコンテナと前記往復搬送台車により運搬されたコンテナのいずれか一つを前記外来シャーシに移載し、前記外来シャーシにより運搬されたコンテナを前記外来シャーシが停車する移載領域側の前記蔵置レーンと前記蔵置台と前記往復搬送台車のいずれか一つに移載することが望ましい。
加えて、上記のコンテナターミナルの運用方法において、前記外来シャーシが停車する前記移載領域側の前記蔵置レーンの積み段数を前記蔵置レーンの最大積み段数よりも低くすることが望ましい。
この方法によれば、蔵置レーンの外来シャーシの停車する移載領域側のコンテナの積み段数を低く抑えることができ、コンテナの掘り起こす作業を迅速且つ効果的に行うことで、荷役効率を向上することができる。
本発明によれば、蔵置台を往復搬送台車の走行路の軌道上に設けることで、往復搬送台車が走行する上部空間をコンテナの蔵置場所とすることができ、蔵置領域の蔵置面積を増やして、コンテナターミナル全体におけるコンテナの蔵置量を増やすことができる。
そして、コンテナの蔵置量が増えることにより、コンテナの積み段数を低く抑えることができる。これにより、コンテナの掘り起こし作業を減らして、迅速且つ効果的な荷役作業を行って、荷役効率を向上することができる。
本発明に係る第一の実施の形態のコンテナターミナルを示す平面図である。 図1の荷積荷卸用移載領域を示す平面図である。 図2の矢印III方向を示す矢視図である。 図1の搬出搬入用移載領域を示す平面図である。 図4の矢印V方向を示す矢視図である。 図1の搬出作業の一例を示す図である。 図1の搬出作業の他例を示す図である。 本発明に係る第二の実施の形態のコンテナターミナルの搬出搬入移載領域を示す平面図である。
以下、本発明に係る実施の形態のコンテナターミナルについて、図面を参照しながら説明する。なお、図1における岸壁に沿う方向をx方向とし、x方向に直交する海陸方向をy方向、鉛直方向をz方向とする。
先ず、本発明に係る第一の実施の形態のコンテナターミナルとその運用方法について説明する。図1に示すように、このコンテナターミナル1は、コンテナを所定位置に積み付
け保管する複数の蔵置レーン2を有したコンテナヤード(蔵置領域)4を備える。そのコンテナヤード4は、蔵置レーン2がy方向に延設されており、各蔵置レーン2の海側の荷積荷卸端部2aの外側に隣接して設けられた荷積荷卸用移載領域8と、各蔵置レーン2の陸側の搬出搬入端部2bの外側に隣接して設けられた搬出搬入用移載領域10と、各蔵置レーン2に隣接し、且つ、蔵置レーン2の長手方向であるy方向に延在するCART用走行路L1とを備える。
また、このコンテナヤード4は、蔵置レーン2を跨いだRMG(Rail Mounted Gantry−crane;ヤードクレーン)3が走行する領域である。加えて、荷積荷卸用移載領域8は、岸壁に接岸した船舶Shに対して荷役する岸壁クレーン5が設置された岸壁エプロン領域6を周回するSC(シャトルキャリア;周回搬送台車)7が停車する領域であり、搬出搬入用移載領域10は、コンテナターミナル1の外部にコンテナを運搬する外来シャーシ9が停車する領域である。さらに、CART用走行路L1は、コンテナを運搬するレール式のCART(往復搬送台車)20が往復する走行路である。
このコンテナターミナル1は、荷積荷卸用移載領域8に第一受渡部31と第二受渡部32を備える。第一受渡部31は、蔵置レーン2に隣接する領域であり、その地面にコンテナを仮置きしてSC7とRMG3との間でコンテナを移載するところである。第二受渡部32は、SC7がCART20の上を跨いでSC7とCART20との間で直接コンテナを移載するところである。
そして、このコンテナターミナル1は、管理棟40にTOS(ターミナルオペレーティングシステム;制御装置)41を備え、このTOS41により、コンテナターミナル1内での荷役作業を監視し、RMG3、SC7、及びCART20の動作を遠隔で操作する、又は遠隔から指示した荷役作業を自動で行わせる。これにより、コンテナヤード4及び荷積荷卸用移載領域8を無人領域、並びに搬出搬入用移載領域10を有人領域とし、安全性を確保しながら、無人領域での荷役作業を自動化して、コンテナターミナル1の荷役効率を向上することができる。
RMG3は、図2に示すように、レールで形成された二つ一組のRMG用走行路L2上を走行可能な走行装置11と、走行装置11から上方に延設された脚体12と、二つの脚体12の上部に支持されたガーダ13と、ガーダ13上を移動するトロリ14と、上下に昇降するスプレッダ15とを備える。
SC7は、図3に示すように、ラバータイヤを有してコンテナターミナル1内を自在に走行可能な走行装置16と、門型に形成された門型本体17と、コンテナを吊り上げ及び吊り降ろすスプレッダ18と、スプレッダ18の駆動装置19とを備える。このSC7の門型本体17はCART20を跨ぐことができるように形成されており、そのx方向の内幅はCART20のx方向の外幅よりも長い。また、その門型本体17は、第一受渡部31の地面に仮置きされたコンテナ、第二受渡部32で停車したCART20の運搬したコンテナ、及び岸壁クレーン5が岸壁に降ろしたコンテナを吊り上げられる高さであればよい。よって、門型本体17の高さは、コンテナを複数段の高さまで吊り上げられる従来のコンテナターミナルで使用されているストラドルキャリアの高さよりも小さい。従って、このSC7は、小型で小回りの効くキャリアのことをいい、ストラドルキャリアよりも安価で製造可能である。
レール式のCART20は、レールで形成されたCART用走行路L1を車輪23で走行する台車であり、このCART20は、AGV(Automated Guided Vehicle;無人搬送台)で構成するとよい。このCART20は、コンテナを載せるコンテナ台21と駆動装置を収納した本体22を備える。
このように、このコンテナターミナル1は、蔵置レーン2の長手方向に延在するCART用走行路L1を蔵置レーン2に隣接して敷設するため、その分、コンテナを蔵置する面積が少なくなる。この問題を解決するために、コンテナターミナル1は、図4に示すように、搬出搬入用移載領域10側のCART用走行路L1の軌道上に蔵置台50を備える。
この蔵置台50は、CART用走行路L1に沿って延設され、その一方の端部が搬出搬入用移載領域10に隣接する。その延設方向の長さは、蔵置レーン2の5ベイ(コンテナの長さ方向で、蔵置レーン2のy方向の位置をベイ(Bay)という)分に相当する。そのため、この蔵置台50は、搬出搬入端部2bから5ベイまでの蔵置場所である端部近傍蔵置場所2cを一列分拡張している。従って、この蔵置レーン2の端部近傍蔵置場所2cと蔵置台50とを含めると、蔵置レーン2の搬出搬入用移載領域10側では、コンテナの蔵置位置は9ロウ(コンテナの幅方向で、蔵置レーン2のx方向の位置をロウ(Row)という)分となる。
この蔵置台50は、図5に示すように、コンテナを蔵置可能な本体51と、コンテナを搭載したCART20が本体51の下を通り抜け可能なCART用通路52とを備えて構成される。つまり、この蔵置台50は、その上面にコンテナを搭載可能なトンネルである。
また、蔵置台50は、本体51が、コンテナの長さ方向、図4におけるx方向にコンテナを並べて配置可能で、且つ、コンテナの高さ方向、図5におけるz方向にコンテナを積み上げて配置可能に構成され、複数のコンテナを蔵置できる台である。
加えて、この蔵置台50の高さhと幅bは、本体51の下をコンテナを載せたCART20が通り抜け可能であれば、特に限定されない。しかし、高さhが高すぎると蔵置台50に蔵置されるコンテナの積み段数が少なくなるため、少なくとも二段程度積めるようにするとよい。また、幅bは、この実施の形態では、コンテナをコンテナの幅方向、図中のy方向に並べるような幅にはなっていないが、コンテナをy方向に並べるような幅にしてもよい。
次に、この第一の実施の形態のコンテナターミナル1の運用方法について、説明する。本発明のコンテナターミナル1の運用方法は、特に、コンテナの搬出作業(コンテナヤード4から外部へコンテナを搬出する作業)において、CART20のCART用走行路L1が敷設されたために減ったコンテナの蔵置量を、蔵置台50を用いて増やすことで、迅速且つ効果的な搬出作業を行うことができる。
ここで、蔵置レーン2の搬出搬入端部2bの近傍のコンテナの蔵置場所を、搬出搬入端部2bから5ベイの範囲とし、その蔵置場所を端部近傍蔵置場所2cとし、搬出搬入端部2bから5ベイよりも離れた蔵置場所を蔵置場所2dとする。この端部近傍蔵置場所2cは、搬出搬入用移載領域10からCART20でコンテナを運搬するよりも、搬出搬入用移載領域10からRMG3でコンテナを運搬した方が時間を短縮することができる、あるいはエネルギー的に少ない範囲である。
まず、図4に示すように、RMG3が搬出するコンテナを端部近傍蔵置場所2cに蔵置する際に、端部近傍蔵置場所2cと、蔵置台50の両方にコンテナを蔵置する。このとき、端部近傍蔵置場所2cのコンテナの積み段数が高くならないように蔵置して置く。
このときの端部近傍蔵置場所2cと蔵置台50に蔵置されるコンテナの積み段数としては、極力すくなることが好ましく、この実施の形態では、最大で五段積める蔵置レーン2
のため、端部近傍蔵置場所2cと蔵置台50の蔵置されるコンテナの積み段数を多くとも三段以下となるようにした。
よって、このコンテナターミナル1では、端部近傍蔵置場所2cに蔵置されたコンテナの積み段数が、蔵置場所2dに蔵置されたコンテナの積み段数よりも低くなっており、その様子を図5では、端部近傍蔵置場所2cに蔵置されたコンテナ、及び蔵置台50に蔵置されたコンテナを実線で描き、蔵置場所2dに蔵置されたコンテナを点線で描いて表現してある。
コンテナをコンテナターミナル1の外部へ搬出する外来シャーシ9が搬出搬入用移載領域10に到着すると、TOS41が、その外来シャーシ9に渡されるコンテナの蔵置場所を探す。
図6に示すように、外来シャーシ9に渡されるコンテナの蔵置されている場所が蔵置場所2dの場合は、図示しないRMG3が、TOS41から指示された搬出するコンテナをスプレッダ15で掴み、トロリ14を横行させて、RMG3の下に潜り込んで停止しているCART20にコンテナを渡す。次に、CART20がそのコンテナを搬出搬入用移載領域10に待機しているRMG3まで運搬する。
次に、搬出搬入用移載領域10で待機していたRMG3が、CART20が運搬してきたコンテナをスプレッダ15で掴み、TOS41に指示された外来シャーシ9の位置まで、トロリ14を横行させる。そして、スプレッダ15を降ろして外来シャーシ9にコンテナを移載する。一方、コンテナをRMG3に渡したCART20は、次のコンテナを運搬するため、もう一台のRMG3まで戻る。
外来シャーシ9に渡されるコンテナの蔵置されている場所が端部近傍蔵置場所2c、又は蔵置台50の場合は、図7に示すように、RMG3が、TOS41から指示された搬出するコンテナをスプレッダ15で掴み、搬出搬入用移載領域10までコンテナを吊ったまま走行する。次に、外来シャーシ9の真上まで来たら、スプレッダ15により、コンテナを外来シャーシ9に降ろす。そして、外来シャーシ9が、コンテナを外部へと運搬する。
なお、以上の動作はTOS40からRMG3、及びCART20へ送られた指示に従って、各装置が自動で行う操作とする。但し、有人領域である搬出搬入用移載領域10でのRMG3の操作については、安全性を確保するため、遠隔操作としてもよい。
上記のコンテナターミナル1とその運用方法によれば、コンテナを蔵置可能な蔵置台50をCART用走行路L1の軌道上に設けることで、CART20が走行する上部空間をコンテナの蔵置場所とすることができ、コンテナの蔵置面積を増やして、コンテナターミナル1の全体におけるコンテナの蔵置量を増やすことができる。
そして、コンテナの蔵置量が増えることにより、端部近傍蔵置場所2cのコンテナの積み段数を低く抑えることができる。これにより、端部近傍蔵置場所2cでのコンテナの掘り起こし作業を減らして、迅速且つ効果的な荷役作業を行って、荷役効率を向上することができる。
特に、本発明は、コンテナの掘り起こし作業が多い搬出搬入用移載領域10の手前の端部近傍蔵置場所2cのコンテナの積み段数を低く抑えることができる。
これにより、コンテナターミナル1の外部にコンテナを搬出する外来シャーシ9などの待ち時間を短縮することができると共に、RMG3の消費エネルギーも低減することがで
きる。特に、外来シャーシ9は到着時間をコントロールすることが難しく、到着した順に対象となるコンテナを掘り起こす必要がある場合に好適である。
また、前述したように蔵置レーン2の搬出搬入用移載領域10側の蔵置面積が蔵置台50によって増えることに加えて、コンテナをCART20に運搬させてRMG3が蔵置及び移載する、又はRMG3が直接運搬して蔵置及び移載するという二つの経路を有することで、荷役作業の効率を向上することができる。つまり、外来シャーシ9が運搬してきたコンテナの移載先として蔵置レーン2、蔵置台50、及び搬出搬入用移載領域10に停車しているCART20のいずれかを選択できるので、蔵置レーン2の積み段数を増やすことなく、且つ作業効率を向上することができる。
次に、本発明に係る第二の実施の形態のコンテナターミナル60とその運用方法について、図8を参照しながら説明する。このコンテナターミナル60は、第一の実施の形態のコンテナターミナル1が一本のCART用走行路L1に代えて、二本のCART用走行路L3及びL4を設け、それぞれの軌道上に蔵置台61及び62を設けて構成される。
このコンテナターミナル60とその運用方法によれば、二本のCART用走行路L3及びL4を設けて、一つの蔵置レーン2に対して、より多くのCART20を用いて荷役作業を行うことで、より効率を良くして、荷役効率を向上することができる。
また、その二本のCART用走行路L3及びL4のそれぞれの軌道上に蔵置台61及び62を設けることで、そのCART用走行路L3及びL4を敷設した分で、減ったコンテナの蔵置面積を増やすことができる。
なお、上記の実施の形態では、ヤードクレーンとしてRMG3、周回搬送台車としてSC7、往復搬送台車としてレール走行式のCART20を用いたコンテナターミナルを例に説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、特許文献1(特開2011−093654号公報)に記載の周回搬送台車と往復搬送台車との間のコンテナの受け渡しを行う移載クレーンを用いた構成や、周回搬送台車として昇降台付無人搬送台車、往復台車として昇降台付往復台車、周回搬送台車と往復搬送台車との間のコンテナの受け渡しを担うコンテナ受台を用いた構成にも適用可能である。また、特開2012−201482号公報に記載の周回搬送台車と往復搬送台車との間のコンテナの受け渡しをヤードクレーンが担う構成にも適用可能である。
また、上記の実施の形態では、蔵置レーン2がy方向に延在し、蔵置レーン2を計六レーン設けたコンテナターミナル1、及び60を例に説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、蔵置レーン2がx方向に延在するコンテナターミナルにも適用することができ、設けられる蔵置レーン2の数も限定されない。また、一つの蔵置レーン2に対して二台のRMG3と、二台のCART20を備える構成としたが、本発明はこれに限定されない。
また、上記の実施の形態では、RMG用走行路L2がレールで形成され、且つ走行装置11がレール上を走行可能にフランジが設けられた車輪を有して形成されるが、本発明はこれに限定されずに、例えば、タイヤ式門型クレーン(Rubber Tired Gantry Crane)を用いることもできる。
また、上記の実施の形態では、このSC7は、遠隔で操作され、又は遠隔から指示された荷役作業を自動で行う無人のキャリアで形成したが、本発明はこれに限定されずに、運転手が搭乗して運転される有人のキャリアで構成しもよい。しかし、荷積荷卸用移載領域
8を無人領域として、コンテナターミナル1の荷役を自動化するためには、無人のSC7が好ましい。
また、端部近傍蔵置場所2cを搬出搬入端部2bから5ベイの範囲としたが、この範囲は限定されない。例えば、RMG3の走行が遅く、搬出搬入端部2bから5ベイまで走行するのに時間が掛かり過ぎる場合は、搬出搬入端部2bから4ベイや3ベイなどの範囲としてもよい。
また、上記の実施の形態では、搬出搬入用移載領域10の手前に一台だけ配置されたが、荷積荷卸用移載領域8の手前や、蔵置レーン2の中程に位置するCART用走行路L1の軌道上など、複数の場所に配置されてもよい。但し、本発明は、コンテナを搬出する際に特に効果的であるため、搬出搬入用移載領域10の手前に配置されることが望ましい。
また、第一の実施の形態では、x方向に複数のコンテナ並べて蔵置する蔵置台50を一台設けたが、x方向には一台のコンテナしか蔵置できない蔵置台をCART用走行路L1の軌道上に複数並べて、コンテナを蔵置できるようにしてもよい。
また、第二の実施の形態では、CART用走行路L3及びL4のそれぞれの軌道上に蔵置台61及び62を設けたが、その二つの蔵置台61及び62を合わせて一つの蔵置台として形成してもよい。
本発明のコンテナターミナルは、蔵置台を往復搬送台車の走行路の軌道上に設けることで、往復搬送台車が走行する上部空間をコンテナの蔵置場所とすることができ、蔵置領域の蔵置面積を増やして、コンテナターミナル全体におけるコンテナの蔵置量を増やす。これにより、コンテナの積み段数を低く抑えて、コンテナの掘り起こし作業を減らすことができ、迅速且つ効果的な荷役作業を行って、荷役効率を向上することができるので、岸壁に接岸する船舶に対してコンテナを荷積み又は荷卸し、陸上輸送用の外来シャーシでコンテナを搬出及び搬入するコンテナターミナルに利用することができる。
1、60 コンテナターミナル
2 蔵置レーン
3 RMG(ヤードクレーン;荷役機器)
4 コンテナヤード(蔵置領域)
5 岸壁クレーン
6 岸壁エプロン領域
7 SC(シャトルキャリア;周回搬送台車)
8 荷積荷卸移載領域
9 外来シャーシ
10 搬出搬入移載領域
20 CART(往復搬送台車)
31 第一受渡部
32 第二受渡部
41 TOS(制御装置)
50、61、62 蔵置台
L1 CART用走行路(走行路)
L2 RMG用走行路

Claims (7)

  1. コンテナを所定位置に蔵置して保管する複数の蔵置レーンと前記蔵置レーンに隣接し、且つ、前記蔵置レーンの長手方向に延在する走行路とを有し、前記蔵置レーンを跨いだヤードクレーンが走行すると共にコンテナを運搬する往復搬送台車が前記走行路を走行する蔵置領域と、前記蔵置領域の両端部に前記蔵置レーンの端部に隣接してコンテナの受け渡しが行われる移載領域とを設けるコンテナターミナルにおいて、
    前記走行路の軌道上にコンテナを蔵置可能な蔵置台を備えると共に、該蔵置台がコンテナを搭載した前記往復搬送台車が前記蔵置台の下を通り抜け可能に構成されたことを特徴とするコンテナターミナル。
  2. 前記蔵置台が、コンテナの長さ方向、幅方向、及び高さ方向の少なくとも一つの方向に複数のコンテナを並べて配置可能に構成された請求項1に記載のコンテナターミナル。
  3. コンテナターミナル内を周回してコンテナを運搬する周回搬送台車が一方の移載領域に停車し、コンテナターミナルの外部にコンテナを運搬する外来シャーシが他方の移載領域に停車する構成であり、
    前記蔵置台が前記走行路の前記他方の移載領域側の軌道上に配置された請求項1又は2に記載のコンテナターミナル。
  4. 前記ヤードクレーンが前記蔵置レーンに蔵置されたコンテナと前記蔵置台に蔵置されたコンテナと前記往復搬送台車により運搬されたコンテナのいずれか一つを前記外来シャーシに移載し、前記外来シャーシにより運搬されたコンテナを前記蔵置レーンと前記蔵置台と前記他方の移載領域に停車中の前記往復搬送台車のいずれか一つに移載する構成である請求項3に記載のコンテナターミナル。
  5. コンテナを所定位置に蔵置して保管する複数の蔵置レーンと該蔵置レーンに隣接し、且つ、前記蔵置レーンの長手方向に延在する走行路とを有し、前記蔵置レーンを跨いだヤードクレーンが走行すると共にコンテナを運搬する往復搬送台車が前記走行路を走行する蔵置領域と、前記蔵置領域の両端部に前記蔵置レーンの端部に隣接してコンテナの受け渡しが行われる移載領域とを設けるコンテナターミナルの運用方法において、
    前記蔵置レーンと前記走行路の軌道上に配置された蔵置台の両方にコンテナを蔵置することを特徴とするコンテナターミナルの運用方法。
  6. 前記ヤードクレーンが前記蔵置レーンに蔵置されたコンテナと前記蔵置台に蔵置されたコンテナと前記往復搬送台車により運搬されたコンテナのいずれか一つをコンテナターミナルの外部にコンテナを運搬する外来シャーシに移載し、前記外来シャーシにより運搬されたコンテナを前記蔵置レーンと前記蔵置台と前記他方の移載領域に停車中の前記往復搬送台車のいずれか一つに移載する請求項5に記載のコンテナターミナルの運用方法。
  7. 前記外来シャーシが停車する前記移載領域側の前記蔵置レーンの積み段数を前記蔵置レーンの最大積み段数よりも低くする請求項6に記載のコンテナターミナルの運用方法。
JP2014074141A 2014-03-31 2014-03-31 コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法 Active JP6271323B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014074141A JP6271323B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014074141A JP6271323B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015196554A true JP2015196554A (ja) 2015-11-09
JP6271323B2 JP6271323B2 (ja) 2018-01-31

Family

ID=54546513

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014074141A Active JP6271323B2 (ja) 2014-03-31 2014-03-31 コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6271323B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017088355A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 三井造船株式会社 コンテナターミナル
CN110467008A (zh) * 2019-08-28 2019-11-19 中交第四航务工程勘察设计院有限公司 一种平面布置的中小型码头及其装卸方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827470A (ja) * 1971-08-09 1973-04-11
JP2002068481A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd コンテナの段積貯蔵装置
JP2011093654A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Japan Association Of Cargo-Handling Machinery Systems コンテナターミナル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4827470A (ja) * 1971-08-09 1973-04-11
JP2002068481A (ja) * 2000-08-28 2002-03-08 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd コンテナの段積貯蔵装置
JP2011093654A (ja) * 2009-10-29 2011-05-12 Japan Association Of Cargo-Handling Machinery Systems コンテナターミナル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017088355A (ja) * 2015-11-12 2017-05-25 三井造船株式会社 コンテナターミナル
CN110467008A (zh) * 2019-08-28 2019-11-19 中交第四航务工程勘察设计院有限公司 一种平面布置的中小型码头及其装卸方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6271323B2 (ja) 2018-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5676338B2 (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP5793323B2 (ja) コンテナターミナルとその制御方法
KR101776247B1 (ko) 컨테이너 터미널 시스템
AU2015391350B2 (en) Method and container transfer installation for placing containers into and removing containers from container storage areas
JPWO2015174181A1 (ja) 搬送システム及び搬送方法
JP5755404B2 (ja) コンテナターミナル
JP5698051B2 (ja) コンテナターミナルとその制御方法
TW201940396A (zh) 倉儲系統
KR101298895B1 (ko) 컨테이너 터미널 시스템
TW202019792A (zh) 自動倉庫系統
JP6155217B2 (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
JP5969095B2 (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP6138720B2 (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
JP2005075537A (ja) コンテナターミナル
JP6271323B2 (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
JP6234867B2 (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
CN105636884B (zh) 具有在不同的平面中转动的仓储结构的仓储系统
CN216470134U (zh) 一种立体仓库调度系统
JP2012201478A (ja) 岸壁クレーンを備えたコンテナターミナルとその制御方法
US20170327325A1 (en) Horse And Saddle Transfer Apparatus For Shipping Containers And Method Of Operation
JP2015193435A (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
JP2013212884A (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP2013212890A (ja) コンテナターミナルとその制御方法
JP6380839B2 (ja) コンテナターミナル及びコンテナターミナルの運用方法
CN116835198A (zh) 一种密集库仓储系统

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160314

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170822

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6271323

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250