JP2015192383A - 点滅器 - Google Patents

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安弘 住野
Yasuhiro Sumino
安弘 住野
柴田 究
Kiwamu Shibata
究 柴田
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Abstract

【課題】負荷への給電路上に設置される機械式接点スイッチのON又はOFFに応じて、機械式接点スイッチから抵抗を介して接続された半導体スイッチのON又はOFFを簡易に制御し、負荷点灯時の消費電力量を低減する。【解決手段】点滅器は、電源より負荷に供給する給電路上で、第1機械式接点スイッチと半導体スイッチとの直列回路と、第2機械式接点スイッチと第3機械式接点スイッチとの直列回路とが並列接続される。また、第2機械式接点スイッチと第3機械式接点スイッチとは、抵抗を介して半導体スイッチのトリガ電極と接続され、第1機械式接点スイッチが導通している場合に、第2機械式接点スイッチの導通又は非導通に応じて、抵抗を介して、半導体スイッチを導通又は非導通させる。【選択図】図1

Description

本発明は、機械式接点スイッチと半導体スイッチとを用いて、負荷への電源を入り切りする点滅器に関する。
従来、照明器具等といったインバータ制御を行うインバータ回路を備えた負荷への電力の供給(入り)と遮断(切り)とを切り換えるために、機械式接点スイッチと半導体スイッチとが並列接続された点滅器が使用される。インバータ回路を備えた負荷は、交流電圧を直流電圧に変換するために大容量の平滑コンデンサが付設されている。交流電源から負荷への電源投入時には、平滑コンデンサに大電流が流れ込むので、負荷への突入電流が発生する。特に、電源電圧が高い状況下では、負荷に流れ込む突入電流が大きくなり、負荷と交流電源との間に接続される点滅器にも、突入電流に基づく大電流が流れる。
このため、点滅器には、先ず半導体スイッチのみが導通状態となる。以下の説明において、「半導体スイッチが導通状態となる」こと又は「機械式接点スイッチが閉じた状態となる」ことを「半導体スイッチがONする」又は「機械式接点スイッチがONする」という。また、「半導体スイッチが非導通状態となる」こと又は「機械式接点スイッチが開いた状態となる」ことを「半導体スイッチがOFFする」又は「機械式接点スイッチがOFFする」という。
突入電流が半導体スイッチに流れた後、負荷に供給される電流が定常状態となった場合に、機械式接点スイッチがOFFする(例えば、特許文献1参照)。このような動作により、点滅器内の機械式接点スイッチに大電流が流れることを抑制できるため、接点対の接触直前におけるアークの発生による接点溶着を回避できる。
このように、点滅器は、機械式接点スイッチにおける接点溶着を防止するために半導体スイッチを備え、機械式接点スイッチがONした後に、半導体スイッチがOFFとなり、負荷への電力供給を開始する。また、機械式接点スイッチ(「第1スイッチ」とする)がONする前に、半導体スイッチがONするための機械式接点スイッチ(「第2スイッチ」とする)を更に追加した構成の点滅器が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−238441号公報 特開平05−054772号公報
特許文献2の点滅器は、第1及び第2スイッチそれぞれの機械式接点スイッチを常時励磁型の機械式接点スイッチとし、共通の磁気コイルが使用されている。また、第1及び第2スイッチそれぞれの接点間距離が異なり、第1スイッチよりも第2スイッチが先に閉じられ、第1及び第2スイッチそれぞれの開閉タイミングが設定されている。このため、第1及び第2スイッチそれぞれの接点間距離と磁気コイルとの設計を正確に行う必要があり、その製造作業も煩雑となる。
また、第1及び第2スイッチそれぞれを常時励磁型の機械式接点スイッチとするため、第1及び第2スイッチが閉じられている間、磁気コイルへの電流供給が必要となる。このため、特許文献2の点滅器のように、第1スイッチとして常時励磁型の機械式接点スイッチを用いた構成では、負荷の電力供給時に点滅器にも電力供給を維持する必要があるため、省電力化の実現が困難である。また、第1スイッチのON又はOFF時には、半導体スイッチがONしていれば良く、第1スイッチがOFFした状態からONした状態に切り換わった後は、第2スイッチがOFFした状態となって構わない。
しかし、第1及び第2スイッチをON又はOFFさせる磁気コイルが共通であるため、第1スイッチがONしている間、第2スイッチもONしている。即ち、共通の磁気コイルにより第1及び第2スイッチ双方の接点が磁気吸引されるため、第1及び第2スイッチそれぞれのバネ負荷による合成力よりも大きな吸引力を発生する必要がある。その結果、電流量が増大することから、負荷を点灯させるために電力を供給する場合に、点滅器の消費電力量が大きくなるという課題がある。
本発明は、負荷への給電路上に設置される機械式接点スイッチのON又はOFFに応じて、機械式接点スイッチから抵抗を介して接続された半導体スイッチのON又はOFFを簡易に制御し、負荷点灯時の消費電力量を低減する点滅器を提供することを目的とする。
本発明は、第1駆動部により接点が開閉される第1機械式接点スイッチと、第2駆動部により接点が開閉される第2機械式接点スイッチと、第3駆動部により接点が開閉される第3機械式接点スイッチと、前記第1機械式接点スイッチと直列接続され、所定のトリガ電極を有する半導体スイッチと、を備え、電源より負荷に供給する給電路上で、前記第1機械式接点スイッチと前記半導体スイッチとの直列回路と、前記第2機械式接点スイッチと前記第3機械式接点スイッチとの直列回路とが並列接続され、前記第2機械式接点スイッチと前記第3機械式接点スイッチとは、抵抗を介して前記半導体スイッチの前記トリガ電極と接続され、前記第1機械式接点スイッチが導通している場合に、前記第2機械式接点スイッチの導通又は非導通に応じて、前記抵抗を介して、前記半導体スイッチを導通又は非導通させる、点滅器である。
また、本発明は、前記第1機械式接点スイッチと前記第2機械式接点スイッチとの直列接続回路と、前記第3機械式接点スイッチとが、前記抵抗を介して、並列接続され、前記負荷への電源投入の際、前記第1機械式接点スイッチ、前記第3機械式接点スイッチ、前記半導体スイッチ、前記第2機械式接点スイッチ、の順に導通する、点滅器である。
また、本発明は、前記第1機械式接点スイッチと前記第3機械式接点スイッチとの直列接続回路と、前記第2機械式接点スイッチとが、前記抵抗を介して、並列接続され、前記負荷への電源投入の際、前記第1機械式接点スイッチ、前記半導体スイッチ、前記第2機械式接点スイッチ、前記第3機械式接点スイッチ、の順に導通する、点滅器である。
また、本発明は、前記負荷への電源遮断の際、前記第3機械式接点スイッチ、前記第2機械式接点スイッチ、前記第1機械式接点スイッチ、の順に非導通する、点滅器である。
また、本発明は、前記第1機械式接点スイッチが導通で、前記半導体スイッチが非導通である状態において、前記第3機械式接点スイッチが導通した場合に、前記抵抗を介して、前記半導体スイッチの非導通を維持する、点滅器である。
また、本発明は、前記負荷への電源投入の際、前記第1機械式接点スイッチが導通する前に前記第3機械式接点スイッチが導通し、前記負荷への電源遮断の際、前記第1機械式接点スイッチが導通した後に前記第3機械式接点スイッチが非導通する、点滅器である。
また、本発明は、前記電源は、交流電源であり、前記半導体スイッチは、前記交流電源による交流電圧が中心電圧となる場合に導通するゼロクロス点弧機能を有する、点滅器である。
また、本発明は、前記電源は、交流電源であり、前記半導体スイッチは、発光に応じた電流を発生する発光素子を有し、前記発光素子からの光信号を基に、前記半導体スイッチの導通又は非導通を制御し、前記発光素子からの光信号が発生してから前記交流電源による交流電圧の1周期以上の時間が経過した後、前記第2機械式接点スイッチ及び前記第3機械式接点スイッチの両方が導通する、点滅器である。
また、本発明は、前記半導体スイッチは、発光に応じた電流を発生する発光素子を有し、前記発光素子からの光信号を基に、前記半導体スイッチの導通又は非導通を制御し、前記第1機械式接点スイッチの駆動電流と、前記発光素子の駆動電流とが共通である、点滅器である。
また、本発明は、前記発光素子の駆動電流と共通の前記第1機械式接点スイッチの駆動電流は、前記第1機械式接点スイッチの導通を維持するための駆動電流であり、前記第1機械式接点スイッチの導通を維持するための駆動電流は、前記第1機械式接点スイッチを導通させるための駆動電流より小さい、点滅器である。
また、本発明は、前記第1機械式接点スイッチが導通した後、前記第1機械式接点スイッチの導通を維持するための駆動電流は、前記第1機械式接点スイッチを導通させるための駆動電流より小さい、点滅器である。
また、本発明は、前記第1機械式接点スイッチは、前記第1機械式接点スイッチの接点が開閉される場合に、前記第1駆動部に駆動電流が供給されるラッチング型の機械式接点スイッチである、点滅器である。
また、本発明は、前記第2機械式接点スイッチ、前記第3機械式接点スイッチは、前記第2機械式接点スイッチ、前記第3機械式接点スイッチの各接点が開閉される場合に、前記第2駆動部、前記第3駆動部に駆動電流が供給されるラッチング型の機械式接点スイッチである、点滅器である。
本発明によれば、負荷への給電路上に設置される機械式接点スイッチのON又はOFFに応じて、機械式接点スイッチから抵抗を介して接続された半導体スイッチのON又はOFFを簡易に制御でき、負荷点灯時の消費電力量を低減できる。
第1の実施形態の点滅器の内部構成の第1例を詳細に示す回路図 第1の実施形態の点滅器の内部構成の第2例を詳細に示す回路図 図1に示す点滅器の第1機械式接点スイッチ、第3機械式接点スイッチ、トライアック、第2機械式接点スイッチのON又はOFFと、負荷の点灯又は消灯との状態遷移の一例を示すタイムチャート 図2に示す点滅器の第1機械式接点スイッチ、第3機械式接点スイッチ、トライアック、第2機械式接点スイッチのON又はOFFと、負荷の点灯又は消灯との状態遷移の一例を示すタイムチャート 抵抗R4の抵抗値が所定値未満である場合の、図2に示す点滅器の第1機械式接点スイッチ、第3機械式接点スイッチ、トライアック、第2機械式接点スイッチのON又はOFFと、負荷の点灯又は消灯との状態遷移の一例を示すタイムチャート 図2に示す点滅器の第1機械式接点スイッチの駆動電流、発光ダイオードの駆動電流、第2機械式接点スイッチの駆動電流、第3機械式接点スイッチの駆動電流と、第1機械式接点スイッチ、第3機械式接点スイッチ、トライアック、第2機械式接点スイッチのON又はOFFと、負荷の点灯又は消灯との状態遷移の一例を示すタイムチャート 第2機械式接点スイッチと第3機械式接点スイッチとの両方が導通するタイミングと交流電源による交流電圧の電源周波数との関係を示すタイムチャート 第2の実施形態の点滅器の内部構成の一例を詳細に示す回路図 図8に示す点滅器の第1機械式接点スイッチの駆動電流、発光ダイオードの駆動電流、第2機械式接点スイッチの駆動電流、第3機械式接点スイッチの駆動電流と、トランジスタTr1,Tr2のON又はOFFとの状態遷移の一例を示すタイムチャート 第3の実施形態の点滅器の内部構成の一例を詳細に示す回路図 図10に示す点滅器の第1機械式接点スイッチの駆動電流、発光ダイオードの駆動電流、第2機械式接点スイッチの駆動電流、第3機械式接点スイッチの駆動電流と、トランジスタTr1,Tr2,Tr1aのON又はOFFとの状態遷移の一例を示すタイムチャート 図1に示す点滅器の変形例の一例を詳細に示す回路図 図12に示す点滅器の第1機械式接点スイッチ、トライアック、第2機械式接点スイッチ、第3機械式接点スイッチのON又はOFFと、負荷の点灯又は消灯と、第1機械式接点スイッチの駆動電流と、発光ダイオードの駆動電流と、第2機械式接点スイッチの駆動電流と、第3機械式接点スイッチの駆動電流との状態遷移の一例を示すタイムチャート
以下、本発明に係る点滅器の各実施形態について、図面を参照して説明する。各実施形態の点滅器は、機械式接点スイッチと半導体スイッチとを用いて、負荷(例えば照明)への電源を入り切りするために使用される。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の点滅器1の内部構成の第1例を詳細に示す回路図である。図2は、第1の実施形態の点滅器1Aの内部構成の第2例を詳細に示す回路図である。図3は、図1に示す点滅器1の第1機械式接点スイッチ12、第3機械式接点スイッチ14、トライアックS4、第2機械式接点スイッチ13のON又はOFFと、負荷3の点灯又は消灯との状態遷移の一例を示すタイムチャートである。図4は、図2に示す点滅器1Aの第1機械式接点スイッチ12、第3機械式接点スイッチ14、トライアックS4、第2機械式接点スイッチ13のON又はOFFと、負荷3の点灯又は消灯との状態遷移の一例を示すタイムチャートである。
また、以下の各実施形態において、「半導体スイッチが導通する」こと又は「機械式接点スイッチの接点部が閉じる」ことを、それぞれ「半導体スイッチはONする」又は「機械式接点スイッチの接点部はONする」という。同様に、以下の各実施形態において、「半導体スイッチが非導通になる」こと又は「機械式接点スイッチの接点部が開く」ことを、それぞれ「半導体スイッチはOFFする」又は「機械式接点スイッチの接点部はOFFする」という。
先ず、図1に示す点滅器1の回路構成について、図1を参照して説明する。
図1に示す点滅器1は、直列接続された交流電源2及び負荷3のそれぞれの一端に接続されることで、それぞれの他端同士が接続された交流電源2及び負荷3との間で、閉回路を形成する。即ち、点滅器1のONにより交流電源2から負荷3への電源が投入され、点滅器1のOFFにより交流電源2から負荷3への電源が遮断される。交流電源2は、例えば100[V]の商用電源等である。また、負荷3は、例えば蛍光灯及び白熱球を含む照明器具又は換気扇である。
点滅器1は、端子10,11と、第1機械式接点スイッチ12と、第2機械式接点スイッチ13と、第3機械式接点スイッチ14と、半導体スイッチ16と、信号処理回路17とを含む構成である。
端子10は、交流電源2の一端に接続され、且つ、第1機械式接点スイッチ12の接点部S1の一端に接続される。また、端子10と接点部S1の一端との接続ノードは、第2機械式接点スイッチ13の接点部S2の一端に接続される。
端子11は、負荷3の一端に接続され、且つ、第3機械式接点スイッチ14の接点部S3の一端に接続される。接点部S3の一端は端子11に接続され、接点部S3の他端は接点部S2の他端と接続されている。
接点部S1の他端には、トライアックS4のT2電極が接続され、トライアックS4のT1電極には、端子11がされている。トライアックS4は、半導体スイッチ16の一部を構成する。
信号処理回路17は、第1、第2及び第3機械式接点スイッチ12,13,14と半導体スイッチ16への各駆動電流に応じて、第1、第2及び第3機械式接点スイッチ12,13,14と半導体スイッチ16とのON状態又はOFF状態を制御する。
次に、点滅器1の回路構成の詳細について説明する。
点滅器1では、第1機械式接点スイッチ12の接点部S1と半導体スイッチ16のトライアックS4との直列接続回路と、第2機械式接点スイッチ13の接点部S2と第3機械式接点スイッチ14の接点部S3との直列接続回路とが、端子10,11間で並列接続されている。
第1機械式接点スイッチ12は、例えば常時励磁型の機械式接点スイッチである。具体的には、第1機械式接点スイッチ12は、接点部S1のON状態を保持するための電磁力を発生する磁気コイルL3を有する。即ち、磁気コイルL3は、第1機械式接点スイッチ12の第1駆動部を構成する。
第2機械式接点スイッチ13は、例えばラッチング型の機械式接点スイッチである。具体的には、第2機械式接点スイッチ13は、接点部S2のON状態に切り換えるための電磁力を発生する磁気コイルL1と、接点部S2のOFF状態に切り換えるための電磁力を発生する磁気コイルL2とを有する。即ち、磁気コイルL1,L2は、第2機械式接点スイッチ13の第2駆動部を構成する。
第3機械式接点スイッチ14は、例えばラッチング型の機械式接点スイッチである。第3機械式接点スイッチ14は、接点部S3のON状態に切り換えるための電磁力を発生する磁気コイルL4と、接点部S1のOFF状態に切り換えるための電磁力を発生する磁気コイルL5とを備える。即ち、磁気コイルL4,L5は、第3機械式接点スイッチ14の第3駆動部を構成する。
第1機械式接点スイッチ12は、1つの磁気コイルL3と、磁気コイルL3と並列接続されたダイオードD5とを含む構成である。磁気コイルL3の一端とダイオードD5のアノード電極との接続ノードが接地され、磁気コイルL3の他端とダイオードD5のカソード電極との接続ノードが信号処理回路17に接続される。
第2機械式接点スイッチ13では、磁気コイルL1の一端が、アノード電極が信号処理回路17に接続されたダイオードD3のカソード電極に接続される。磁気コイルL2の一端は、アノード電極が信号処理回路17に接続されたダイオードD4のカソード電極に接続される。磁気コイルL1,L2の他端同士は接続される。磁気コイルL1,L2の接続ノードは、接地され、ダイオードD1,D2の各アノード電極に接続される。なお、本実施形態を含む各実施形態では、「接地」は、点滅器1内の基準電圧に接続することを意味する。
ダイオードD1,D2の各カソード電極は、ダイオードD3,D4の各カソード電極に接続される。第2機械式接点スイッチ13は、直列接続された磁気コイルL1,L2と、アノード電極同士が接続されたダイオードD1,D2と、アノード電極が共に信号処理回路17に接続されたダイオードD3,D4とを含む構成である。
第3機械式接点スイッチ14では、磁気コイルL4の一端が、アノード電極が信号処理回路17に接続されたダイオードD8のカソード電極に接続される。磁気コイルL5の一端は、アノード電極が信号処理回路17に接続されたダイオードD9のカソード電極に接続される。磁気コイルL4,L5の他端同士は接続される。磁気コイルL4,L5の接続ノードは、接地され、ダイオードD6,D7の各アノード電極に接続される。
ダイオードD6,D7の各カソード電極は、ダイオードD8,D9の各カソード電極に接続される。第3機械式接点スイッチ14は、直列接続された磁気コイルL4,L5と、アノード電極同士が接続されたダイオードD6,D7と、アノード電極が共に信号処理回路17に接続されたダイオードD8,D9とを含む構成である。
半導体スイッチ16は、トライアックS4と、並列接続された抵抗R1及びコンデンサC1と、抵抗R2と、フォトトライアックS4zとを含む構成である。抵抗R1及びコンデンサC1は、トライアックS4のT1電極と、所定のトリガ電極の一例としてのゲート電極との間に並列接続している。抵抗R2は、一端がトライアックS4のT2電極に接続され、他端がフォトトライアックS4zのT2電極に接続されている。
フォトトライアックカプラ15は、発光ダイオードLDと、フォトトライアックS4zとを含む構成である。発光ダイオードLDは、アノード電極が抵抗R3を介して信号処理回路17に接続され、カソード電極が接地している。フォトトライアックS4zは、T1電極がトライアックS4のゲート電極に接続され、発光ダイオードLDからの光信号を受光する。更に、フォトトライアックS4zは、ゼロクロス点孤機能を有する半導体スイッチング素子である。フォトトライアックS4zは、発光ダイオードLDからの光信号を受光した時、フォトトライアックS4zのT2電極側に交流電源2からの交流電圧の中心電圧(基準電圧)を検出して初めてONする。
また、第2機械式接点スイッチ13の接点部S2の他端と第3機械式接点スイッチ14の接点部S3の他端との接続ノードと、トライアックS4のゲート電極との間に、抵抗R4が接続されている。抵抗R4は、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14に対して並列接続している。
従って、図1に示す点滅器1では、接点部S1がON状態である場合に、接点部S2がONすると、抵抗R4を介して、トライアックS4のゲート電極にゲート電圧がかかり、トライアックS4がONする。一方、接点部S1がON状態である場合に、接点部S2がOFFすると、抵抗R4を介して、トライアックS4のゲート電極にゲート電圧がかからなくなり、トライアックS4がOFFする。
これにより、図1に示す点滅器1は、第1機械式接点スイッチ12がON状態である場合、第2機械式接点スイッチS13のON状態又はOFF状態に応じて、抵抗R4を介して、半導体スイッチ16のON状態又はOFF状態を簡易に制御できる。
次に、図2に示す点滅器1Aの回路構成について、図2を参照して説明する。なお、図2に示す点滅器1Aの説明では、図1に示す点滅器1と同一の構成には同一の符号を付して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図2に示す点滅器1Aと図1に示す点滅器1との構成上の違いは、第1機械式接点スイッチ12の接続位置である。接点部S1の一端は端子11に接続され、接点部S1の他端は半導体スイッチ16のトライアックS4のT1電極に接続される。従って、点滅器1Aでは、端子10と接点部S2の一端との接続ノードは、抵抗R2の一端とトライアックS4のT2電極との接続ノードを介して、抵抗R2の一端に接続される。
なお、第1機械式接点スイッチ12の構成は、点滅器1,1Aにおいて同一であるため、説明を省略する。また、点滅器1Aにおいても、接点部S2の他端と接点部S3の他端との接続ノードと、トライアックS4のゲート電極との間に、抵抗R4が接続されている。抵抗R4は、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14に対して並列接続している。
従って、図1に示す点滅器1では、接点部S1がON状態である場合に、接点部S2がONすると、抵抗R4を介して、トライアックS4のゲート電極にゲート電圧がかかり、トライアックS4がONする。一方、接点部S1がON状態である場合に、接点部S2がOFFすると、抵抗R4を介して、トライアックS4のゲート電極にゲート電圧がかからなくなり、トライアックS4がOFFする。
これにより、図2に示す点滅器1Aは、第1機械式接点スイッチ12がON状態である場合、第2機械式接点スイッチS13のON状態又はOFF状態に応じて、抵抗R4を介して、半導体スイッチ16のON状態又はOFF状態を簡易に制御できる。
(点滅器による電源の投入)
次に、点滅器1における交流電源2から負荷3への電源を投入する動作について、図3のタイムチャートを参照して説明する。交流電源2から負荷3へ電源を投入することが信号処理回路17に指示された場合の点滅器1の各部の動作について説明する。
図3において、信号処理回路17が期間sp1nにおいて磁気コイルL3に対して駆動電流を供給すると、磁気コイルL3に電磁吸引力が発生し、磁気コイルL3を含む第1機械式接点スイッチ12の接点部S1がONする。期間sp1nは、信号処理回路17から磁気コイルL3に対して駆動電流が供給される期間を示す。なお、磁気コイルL3と並列接続されたダイオードD5は、磁気コイルL3を流れる電流の逆流を防止する逆流防止ダイオードとして機能する。
接点部S1がONした後、信号処理回路17は、期間sp3nにおいて駆動電流となるパルス電流を、ダイオードD8を介して磁気コイルL4に与える。第3機械式接点スイッチ14では、ダイオードD6が磁気コイルL4へ流れる電流の逆流を防ぐ逆流防止ダイオードとして機能し、磁気コイルL5へ電流が流れることをダイオードD7が防止する。これにより、磁気コイルL4にパルス電流が流れて、一時的に電磁吸引力が働き、接点部S3がONする。なお、第3機械式接点スイッチ14はラッチング型であるため、磁気コイルL4への電流供給がなくなった後も、接点部S3はON状態が保持される。
接点部S1及び接点部S3が共にONした後、信号処理回路17は、期間sp4nにおいて、発光ダイオードLDに対して駆動電流を与える。これにより、フォトトライアックカプラ15では、発光ダイオードLDが発光し、発光による光信号をフォトトライアックS4zが受光する。フォトトライアックS4zは、ゼロクロス点孤機能を備え、交流電源2からの交流電圧が基準電圧である中心電圧となったことを検出した場合にONする。
フォトトライアックS4zのONに応じて、抵抗R1及びコンデンサC1による並列回路に対して、交流電源2からの交流電流が、抵抗R2及びフォトトライアックS4zを介して流れる。これにより、抵抗R1及びコンデンサC1による並列回路が動作し、トライアックS4のゲート電極に電圧が供給され、トライアックS4がONする。これにより、負荷3が、点滅器1内の第1機械式接点スイッチ12及び半導体スイッチ16を介して、交流電源2と電気的に接続されるため、負荷3には、交流電源2による電源が投入される。
交流電源2から負荷3に対して突入電流が流れ込むので、ON状態のトライアックS4及びフォトトライアックS4zにも、突入電流に基づく大電流が流れる。突入電流は、フォトトライアックS4zがゼロクロス点孤機能を備えることで、フォトトライアックS4zがONするタイミングが、交流電源2からの交流電圧の周期に対してバラツキがなくなるため、その電流量におけるバラツキを抑制できる。また、突入電流が接点部S1に流れるが、接点部S1の接点がONした状態で流れる。このため、接点部S1の接点の開閉切換時におけるアークの発生が無く、第1機械式接点スイッチ12における接点溶着等による接点消耗を防止できる。
このようにして、半導体スイッチ16内のトライアックS4がONし、交流電源2からの電源が負荷3へ投入された後、信号処理回路17は、期間sp2nにおいて駆動電流となるパルス電流を、ダイオードD3を介して磁気コイルL1に与える。第2機械式接点スイッチ13では、ダイオードD1が磁気コイルL1へ流れる電流の逆流を防ぐ逆流防止ダイオードとして機能し、磁気コイルL2へ電流が流れることをダイオードD4が防止する。これにより、磁気コイルL1にパルス電流が流れて、一時的に電磁吸引力が働き、接点部S2がONする。
従って、接点部S2及び接点部S3を介した交流電源2による負荷3への電力供給の開始と同時に、発光ダイオードLDに信号処理回路17からの駆動電流が流れていても、トライアックS4のゲート電極には電圧がかからなくなる。このため、接点部S2がONすると、トライアックS4はOFFする。なお、第2機械式接点スイッチ13はラッチング型であるため、磁気コイルL1への電流供給がなくなった後も、接点部S2のON状態が保持される。
従って、第1機械式接点スイッチ12と第2機械式接点スイッチ13との直列接続回路と第3機械式接点スイッチ14とが抵抗R4を介して並列接続される場合(図1参照)、第1機械式接点スイッチ12、第3機械式接点スイッチ14、半導体スイッチ16、第2機械式接点スイッチ13の順序に従って、各々のスイッチがONする。このため、図1に示す点滅器1は、第2機械式接点スイッチ13の接点部S2へ突入電流の流入を防止できる。よって、第2機械式接点スイッチ13は、接点溶着の要因となる突入電流に基づく接点のバウンスを防止できる。
また、信号処理回路17は、接点部S2がONした後、発光ダイオードLDへの駆動電流の供給を停止し、第1機械式接点スイッチ12の磁気コイルL3への駆動電流の供給を停止する。即ち、磁気コイルL3への電流供給が停止されるため、常時励磁型の第1機械式接点スイッチ12は、磁気コイルL3による電磁吸引力がなくなり、接点部S1がOFF状態になる。これにより、半導体スイッチ16がOFF状態になった後に第1機械式接点スイッチ12がOFF状態となるため、第1機械式接点スイッチ12では、電流が流れていない状態で第1機械式接点スイッチ12の接点部S1がOFF状態となる。よって、第1機械式接点スイッチ12の接点部S1がOFF状態となる場合に、接点部S1の接点間におけるアークの発生が防止できるため、第1機械式接点スイッチ12の接点溶着を防止できる。
このようにして、交流電源2からの負荷3への電源が投入される場合、信号処理回路17は、磁気コイルL3及び発光ダイオードLDへの駆動電流の供給タイミングを、図3に示す期間とすることで、第1機械式接点スイッチ12の接点溶着等による接点消耗を防止できる。即ち、1周期Tの交流電圧が交流電源2より供給される場合、発光ダイオードLDへの駆動電流の供給が開始されてから、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14の両方がON状態となるまでの時間t1は、交流電圧の電源周波数の1周期Tよりも長い時間とする。
これにより、トライアックS4及びフォトトライアックS4zをOFF状態にした後に、第1機械式接点スイッチ12をOFF状態にできるので、第1機械式接点スイッチ12の接点溶着等による接点消耗を防止できる。また、第3機械式接点スイッチ14において突入電流の流入を抑制でき、第3機械式接点スイッチ14の接点部S3の接点溶着を防止でき、第3機械式接点スイッチ14の長寿命化を図れる。
また、図1に示す点滅器1では、交流電源2から、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14の経路を介して、負荷3への電源が投入される、即ち、負荷3が点灯する。従って、点滅器1では、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14が共にラッチング型であり、接点部S2,S3をONさせるための駆動電流量を、上述した特許文献2に比べて低減できる。
次に、点滅器1Aにおける交流電源2から負荷3への電源の投入を行う動作について、図4のタイムチャートを参照して説明する。なお、図4の電源投入時のタイムチャートの説明では、図3のタイムチャートの説明との同一の内容の説明は簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図4に示すタイムチャートと図3に示すタイムチャートとの電源投入時における違いは、点滅器1Aを構成する各スイッチがONする順序である。具体的には、図4において、第1機械式接点スイッチ12の接点部S1がONした後、信号処理回路17は、期間sp4nにおいて、発光ダイオードLDに対して駆動電流を与える。これにより、フォトトライアックカプラ15では、発光ダイオードLDが発光し、発光による光信号をフォトトライアックS4zが受光する。フォトトライアックS4zは、ゼロクロス点孤機能を備え、交流電源2からの交流電圧が基準電圧である中心電圧となったことを検出した場合にONする。
フォトトライアックS4zのONに応じて、抵抗R1及びコンデンサC1による並列回路に対して、交流電源2からの交流電流が、抵抗R2及びフォトトライアックS4zを介して流れる。これにより、抵抗R1及びコンデンサC1による並列回路が動作し、トライアックS4のゲート電極に電圧が供給され、トライアックS4がONする。これにより、負荷3が、点滅器1内の第1機械式接点スイッチ12及び半導体スイッチ16を介して、交流電源2と電気的に接続されるため、負荷3には、交流電源2による電源が投入される。
半導体スイッチ16内のトライアックS4がONし、交流電源2からの電源が負荷3へ投入された後、信号処理回路17は、期間sp2nにおいて駆動電流となるパルス電流を、ダイオードD3を介して磁気コイルL1に与える。第2機械式接点スイッチ13では、ダイオードD1が磁気コイルL1へ流れる電流の逆流を防ぐ逆流防止ダイオードとして機能し、磁気コイルL2へ電流が流れることをダイオードD4が防止する。これにより、磁気コイルL1にパルス電流が流れて、一時的に電磁吸引力が働き、接点部S2がONする。
接点部S2がONした後、信号処理回路17は、期間sp3nにおいて駆動電流となるパルス電流を、ダイオードD8を介して磁気コイルL4に与える。第3機械式接点スイッチ14では、ダイオードD6が磁気コイルL4へ流れる電流の逆流を防ぐ逆流防止ダイオードとして機能し、磁気コイルL5へ電流が流れることをダイオードD7が防止する。これにより、磁気コイルL4にパルス電流が流れて、一時的に電磁吸引力が働き、接点部S3がONする。
従って、接点部S2及び接点部S3を介した交流電源2による負荷3への電力供給の開始と同時に、発光ダイオードLDに信号処理回路17からの駆動電流が流れていても、トライアックS4のゲート電極には電圧がかからなくなる。このため、接点部S3がONすると、トライアックS4はOFFする。なお、第3機械式接点スイッチ14はラッチング型であるため、磁気コイルL4への電流供給がなくなった後も、接点部S3はON状態が保持される。
従って、第1機械式接点スイッチ12と第3機械式接点スイッチ14との直列接続回路と第2機械式接点スイッチ13とが抵抗R4を介して並列接続される場合(図2参照)、第1機械式接点スイッチ12、半導体スイッチ16、第2機械式接点スイッチ13、第3機械式接点スイッチ14の順序に従って、各々のスイッチがON状態になる。このため、図2に示す点滅器1Aは、第3機械式接点スイッチ14の接点部S3へ突入電流の流入を防止できる。よって、第3機械式接点スイッチ14は、接点溶着の要因となる突入電流に基づく接点のバウンスを防止できる。
また、信号処理回路17は、接点部S3がONした後、発光ダイオードLDへの駆動電流の供給を停止し、第1機械式接点スイッチ12の磁気コイルL3への駆動電流の供給を停止する。即ち、磁気コイルL3への電流供給が停止されるため、常時励磁型の第1機械式接点スイッチ12は、磁気コイルL3による電磁吸引力がなくなり、接点部S1がOFFする。これにより、半導体スイッチ16がOFFした後に第1機械式接点スイッチ12がOFFするため、第1機械式接点スイッチ12では、電流が流れていない状態で接点部S1がOFFする。よって、接点部S1がOFFする場合に、接点部S1の接点間におけるアークの発生が防止できるため、第1機械式接点スイッチ12の接点溶着を防止できる。
このようにして、交流電源2からの負荷3への電源が投入される場合、信号処理回路17は、磁気コイルL3及び発光ダイオードLDへの駆動電流の供給タイミングを、図4に示す期間とすることで、第1機械式接点スイッチ12の接点溶着等による接点消耗を防止できる。即ち、1周期Tの交流電圧が交流電源2より供給される場合、発光ダイオードLDへの駆動電流の供給が開始されてから、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14の両方がON状態となるまでの時間t1は、交流電圧の電源周波数の1周期Tよりも長い時間とする(図7参照)。図7は、第2機械式接点スイッチ13と第3機械式接点スイッチ14との両方が導通するタイミングと交流電源2による交流電圧の電源周波数との関係を示すタイムチャートである。
これにより、トライアックS4及びフォトトライアックS4zがOFFした後に、第1機械式接点スイッチ12をOFFできるので、第1機械式接点スイッチ12の接点溶着等による接点消耗を防止できる。また、第3機械式接点スイッチ14において突入電流の流入を抑制でき、第3機械式接点スイッチ14の接点部S3の接点溶着を防止でき、第3機械式接点スイッチ14の長寿命化を図れる。
また、図2に示す点滅器1Aでも、交流電源2から、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14の経路を介して、負荷3への電源が投入される、即ち、負荷3が点灯する。従って、点滅器1Aでは、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14が共にラッチング型であり、接点部S2,S3をONさせるための駆動電流量を、上述した特許文献2に比べて低減できる。
(点滅器による電源遮断)
次に、点滅器1,1Aにおける交流電源2から負荷3への電源を遮断する動作について、図3,図4のタイムチャートを参照して説明する。交流電源2から負荷3への電源を遮断することが信号処理回路17に指示された場合の点滅器1の各部の動作について説明する。なお、点滅器1,1Aでは、交流電源2から負荷3への電源を遮断する動作は共通である。
図3において、接点部S2及び接点部S3の両方がONしており、交流電源2より負荷3へ電力供給がなされているときに、信号処理回路17に対して、負荷3への電源遮断が指示されたとする。信号処理回路17が期間sp1fにおいて磁気コイルL3へ駆動電流となるパルス電流を供給すると、負荷3への電源投入時と同様、接点部S1がONする。
その後、信号処理回路17は、期間sp3fにおいて駆動電流となるパルス電流を、ダイオードD9を介して磁気コイルL5に与える。第3機械式接点スイッチ14では、ダイオードD7が磁気コイルL5へ流れる電流の逆流を防ぐ逆流防止ダイオードとして機能し、磁気コイルL4へ電流が流れることをダイオードD6が防止する。これにより、磁気コイルL5にパルス電流が流れて、一時的に電磁吸引力が働き、接点部S3がOFFする。また、接点部S3のOFFと同時に、トライアックS4のゲート電極には電圧がかかるので、トライアックS4はONする。なお、負荷3への電源を遮断する場合には、信号処理回路17から発光ダイオードLDには駆動電流が供給されない。
これにより、交流電源2から負荷3への給電路は、第2機械式接点スイッチ13及び第3機械式接点スイッチ14を介した給電路から、第1機械式接点スイッチ12及び半導体スイッチ16を介した給電路に切り替わる。また、第1機械式接点スイッチ12がONしてからトライアックS4がONするため、接点部S1においてアークの発生を回避できるため、第1機械式接点スイッチ12の接点溶着等による接点消耗を防止できる。
その後、信号処理回路17は、期間sp2fにおいてダイオードD4を介して駆動電流となるパルス電流を磁気コイルL2に与えて磁気コイルL5を一時的に励磁させることにより、接点部S3をOFFする。このとき、接点部S3は、電流量が小さくなった状態でOFFするので、アークの発生を抑制でき、第3機械式接点スイッチ14の接点溶着等による接点消耗を防止できる。また、第2機械式接点スイッチ13では、ダイオードD2が磁気コイルL2へ流れる電流の逆流を防ぐ逆流防止ダイオードとして機能し、磁気コイルL1へ電流が流れることをダイオードD3が防止する。
このようにして、接点部S2がOFFすると、抵抗R4を介して、トライアックS4のゲート電極には電圧がかからなくなる。これにより、トライアックS4はOFFし、交流電源2から負荷3への給電路が遮断されるため、交流電源2による負荷3への電力供給が停止される。
また、信号処理回路17は、トライアックS4がOFFした後、磁気コイルL3への駆動電流の供給を停止する。即ち、半導体スイッチ16がOFFした後に、磁気コイルL3による励磁が停止されて接点部S1の接点がOFFすることで、第1機械式接点スイッチ12がOFFする。このとき、既に半導体スイッチ16がOFFしており、第1機械式接点スイッチ12に電流が流れることがないため、接点部S1の接点がOFF状態になった場合でもアークの発生がないため、第1機械式接点スイッチ12の接点消耗を防止できる。
また、図1,図2に示す点滅器1,1Aにおいて、交流電源2から負荷3への電源を投入する場合に、接点部S1がONした瞬間に、半導体スイッチ16のトライアックS4にかかる電圧が急に大きくなる。このため、例えば抵抗R4の抵抗値が所定値未満でる場合には、トライアックS4を構成する半導体が誤動作する場合がある。
この場合には、点滅器1,1Aでは、第1機械式接点スイッチ12がONしており、半導体スイッチ16がOFFしている場合に、第3機械式接点スイッチ14がONしている場合でも、抵抗R4を介して、半導体スイッチ16のOFF状態を維持させる。即ち、第1機械式接点スイッチ12がONしていて、第3機械式接点スイッチ14がONした時、第2機械式接点スイッチ13と異なる回路構成(例えば発光ダイオードLD)によって半導体スイッチ16をON状態にしようとしても、半導体スイッチ16のOFF状態が抵抗R4によって維持される。
これにより、抵抗R4の抵抗値が所定値未満である場合に、交流電源2から負荷3への電源投入時に、半導体スイッチ16のトライアックS4にかかる電圧が急に大きくなっても、トライアックS4はOFF状態が維持される。即ち、トライアックS4の誤動作を防止できる。
言い換えると、第1機械式接点スイッチ12及び第3機械式接点スイッチ14がON状態でも、抵抗R4がトライアックS4のゲート電極に接続されているので、ゲート電極に電圧がかからない。このため、たとえ発光ダイオードLDに駆動電流が供給されても、トライアックS4はONせず、トライアックS4のOFF状態が維持される。図5は、抵抗R4の抵抗値が所定値未満である場合の、図2に示す点滅器1Aの第1機械式接点スイッチ12、第3機械式接点スイッチ14、トライアックS4、第2機械式接点スイッチ13のON又はOFFと、負荷の点灯又は消灯との状態遷移の一例を示すタイムチャートである。
図5に示すタイムチャートでは、電源投入及び電源遮断の際には、第1機械式接点スイッチ12がONする前に、第3機械式接点スイッチ14がONしていることが、図3又は図4に示すタイムチャートと異なる。
具体的には、電源投入時では、第3機械式接点スイッチ14がON状態である場合に第1機械式接点スイッチ12がONし、その後、期間sp3n1において第3機械式接点スイッチ14はOFFする。発光ダイオードLDへの駆動電流によってフォトトライアックS4zのゼロクロス点孤機能により、トライアックS4がONして負荷3への電源が投入された後、期間sp3n2において第3機械式接点スイッチ14はONし、これに連動してトライアックS4はOFFする。
また、電源遮断時では、第3機械式接点スイッチ14がON状態である場合に第1機械式接点スイッチ12がONし、その後、期間sp3f1において第3機械式接点スイッチ14がOFFし、これに連動してトライアックS4はONする。また、第2機械式接点スイッチ13のOFFに応じてトライアックS4がOFFして負荷3への電源も遮断された後、期間sp3f2において第3機械式接点スイッチ14はONする。
図6は、図2に示す点滅器1Aの第1機械式接点スイッチ12の駆動電流、発光ダイオードLDの駆動電流、第2機械式接点スイッチ13の駆動電流、第3機械式接点スイッチ14の駆動電流と、第1機械式接点スイッチ12、第3機械式接点スイッチ14、トライアックS4、第2機械式接点スイッチ13のON又はOFFと、負荷3の点灯又は消灯との状態遷移の一例を示すタイムチャートである。
図6では、図4に示す期間sp1n,sp4n,sp2n,sp3n,sp1f,sp2f,sp3fに対応する第1機械式接点スイッチ12の駆動電流、発光ダイオードLDの駆動電流、第2機械式接点スイッチ13の駆動電流、第3機械式接点スイッチ14の駆動電流が詳細に示されている。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態の点滅器1Bについて、図8及び図9を参照して説明する。図8は、第2の実施形態の点滅器1Bの内部構成の一例を詳細に示す回路図である。図9は、図8に示す点滅器1Bの第1機械式接点スイッチ12の駆動電流、発光ダイオードLDの駆動電流、第2機械式接点スイッチ13の駆動電流、第3機械式接点スイッチ14の駆動電流と、トランジスタTr1,Tr2のON又はOFFとの状態遷移の一例を示すタイムチャートである。なお、図8に示す点滅器1Bにおいて、図1に示す点滅器1の構成と同一の部分については同一の符号を付して、詳細な説明は簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図8に示す点滅器1Bでは、第1機械式接点スイッチ12の磁気コイルL3と、フォトトライアックカプラ15の発光ダイオードLDとが直列接続され、図1に示す点滅器1と比べて、全体的な駆動電流量が低減可能となる。信号処理回路17Bに一端が接続された抵抗R5の他端に磁気コイルL3の一端が接続され、磁気コイルL3の他端に発光ダイオードLDのアノード電極が接続される。
また、磁気コイルL3の両端に接続されて磁気コイルL3の逆流防止として機能するダイオードD5は、カソード電極が抵抗R5と接続され、アノード電極が発光ダイオードLDのアノード電極と接続される。また、図8に示す点滅器1Bは、発光ダイオードLDのアノード電極と磁気コイルL3との接続ノードに一端が接続された抵抗R6と、発光ダイオードLDのカソード電極に一端が接続された抵抗R7と、抵抗R6,R7の各他端にコレクタ電極が接続されてエミッタ電極が接地されたnpn型のトランジスタTr1,Tr2とを更に含む構成である。また、トランジスタTr1,Tr2のベース電極には、信号処理回路17aより制御信号が与えられる。その他の構成については、第1の実施形態の点滅器1と同様の構成となるので、その詳細については省略する。
点滅器1Bの動作について、図2及び図9に示すタイムチャートを参照して説明する。点滅器1Bは、図1に示す点滅器1と同様、磁気コイルL1〜L5及び発光ダイオードLDへ駆動電流の供給するタイミング、接点部S1,S2,S3それぞれのON状態又はOFF状態のタイミング、及び、トライアックS4とフォトトライアックS4zそれぞれのON状態又はOFF状態のタイミングのそれぞれが、図2のタイムチャートと同一である。
本実施形態の点滅器1Bは、図9に示すタイムチャートに示すように、トランジスタTr1,Tr2のベース電極に制御信号を与えるタイミングを決定することで、磁気コイルL3及び発光ダイオードLDに駆動電流を与えるタイミングを決定する。以下、信号処理回路17BによるトランジスタTr1,Tr2のベース電極に与える制御信号の出力タイミングと、磁気コイルL3及び発光ダイオードLDへ駆動電流の発生タイミングとの関係について、図9に示すタイムチャートを参照して説明する。
図9において、信号処理回路17Bは、トランジスタTr1のベース電極に制御信号を与え、トランジスタTr1をONさせ、抵抗R5,R6と磁気コイルL3とによる直列回路を駆動させる。即ち、信号処理回路17Bは、トランジスタTr1をONさせることで、磁気コイルL3のみに駆動電流を与える。これにより、第1機械式接点スイッチ12の接点部S1がONする。
トランジスタTr1がONしてから時間tが経過すると、信号処理回路17Bは、トランジスタTr1のゲート電極に対する制御信号の供給を停止すると同時に、トランジスタTr2のゲート電極に対する制御信号の供給を開始する。即ち、信号処理回路17Bは、トランジスタTr1をOFFさせると同時に、トランジスタTr2をONさせ、抵抗R5,R7と磁気コイルL3と発光ダイオードLDとによる直列回路を駆動させる。これにより、信号処理回路17Bは、直列接続された磁気コイルL3及び発光ダイオードLDに駆動電流を供給するので、接点部S1がONした状態で、トライアックS4をONできる。
また、第1の実施形態の点滅器1と異なり、本実施形態の点滅器1Bでは、磁気コイルL3と発光ダイオードLDとが直列接続されるので、それぞれを流れる駆動電流が共通となる。よって、磁気コイルL3と発光ダイオードLDとを並列接続した第1の実施形態の点滅器1と比べて、磁気コイルL3と発光ダイオードLDとを同時に駆動するときの駆動電流量を全体的に低減でき、消費電力量を抑制できる。
また、信号処理回路17Bは、トランジスタTr2をONさせてから時間tが経過すると、トランジスタTr2のゲート電極に対する制御信号の供給を停止すると同時に、トランジスタTr1のゲート電極に対する制御信号の供給を開始する。即ち、信号処理回路17Bは、発光ダイオードLDに駆動電流を供給しない間は、トランジスタTr2をOFFさせると同時に、トランジスタTr1をONさせ、抵抗R5,R6と磁気コイルL3とによる直列回路を駆動させる。なお、信号処理回路17Bは、トランジスタTr1をONさせてから時間tが経過すると、トランジスタTr1をOFFさせ、磁気コイルL3への駆動電流の供給を停止する。これにより、接点部S1はOFFする。また、図9には特に図示していないが、負荷3への電源供給を遮断する際も同様に考えることができる。
以上により、本実施形態では、磁気コイルL3と発光ダイオードLDとが直列接続されるので、信号処理回路17Bは、ゼロクロス点孤機能により半導体スイッチ16をONさせる場合に、磁気コイルL3及び発光ダイオードLDに共通の駆動電流を供給できる。よって、図1に示す点滅器1のように磁気コイルL3と発光ダイオードLDとが並列接続された場合と比べて、信号処理回路17Bから供給される駆動電流量は全体的に低減でき、点滅器1Bにおける消費電力量を低減できる。
また、本実施形態では、トランジスタTr2をONさせたときに磁気コイルL3に流れる電流値を、トランジスタTr1をONさせたときに磁気コイルL3に流れる電流値と等しく又は小さくできるように、抵抗R6,R7の抵抗値が設定される。例えば、抵抗R6,R7それぞれの抵抗値がRr6,Rr7であり、発光ダイオードLDの降下電圧がVdであり、トランジスタTr1をON状態としたときに磁気コイルL3に流れる電流がIlであるとき、抵抗R7の抵抗値Rr7が、抵抗値Rr6−Vd/Ilと等しい又は大きくなるように設定される。
例えば、図9において、時間tにおける駆動電流の大きさと、時間t,tにおける駆動電流の大きさとを等しくすることもできるし、時間tにおける駆動電流の大きさを、時間t,tにおける駆動電流の大きさより大きくすることもできる。
信号処理回路17Bは、抵抗R6,R7の抵抗値が設定されることで、トランジスタTr1をONさせ、磁気コイルL3に十分に大きな電流を流して、第1機械式接点スイッチ12をONできる。また、信号処理回路17Bは、第1機械式接点スイッチ12をON状態で保持させ、半導体スイッチ16をONさせる場合には、トランジスタTr2をONさせ、第1機械式接点スイッチ12をONさせるときよりも低い電流を供給できる。これにより、本実施形態では、点滅器1Bは、トランジスタTr1,Tr2を動作させるための駆動電流の総量を抑制でき、低消費電力化が可能となる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態の点滅器1Cについて、図10及び図11を参照して説明する。図10は、第3の実施形態の点滅器1Cの内部構成の一例を詳細に示す回路図である。図11は、図10に示す点滅器1Cの第1機械式接点スイッチ12の駆動電流、発光ダイオードLDの駆動電流、第2機械式接点スイッチ13の駆動電流、第3機械式接点スイッチ14の駆動電流と、トランジスタTr1,Tr2,Tr1aのON又はOFFとの状態遷移の一例を示すタイムチャートである。なお、図10に示す点滅器1Cにおいて、図8に示す点滅器1Bの構成と同一の部分については同一の符号を付して、詳細な説明は簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図10に示す点滅器1Cでは、図8に示す点滅器1Bの構成に、抵抗R6a及びトランジスタTr1aによる直列接続回路が、磁気コイルL3と抵抗R6との接続ノードに更に接続された構成である。即ち、磁気コイルL3と抵抗R6との接続ノードに抵抗R6aの一端が接続され、抵抗R6aの他端にエミッタ電極が接地されたnpn型のトランジスタTr1aのコレクタ電極が接続される。また、図10に示す点滅器1Cは、信号処理回路17Bの代わりに、トランジスタTr1,Tr1a,Tr2のゲート電極、及び、磁気コイルL1,L2,L4,L5それぞれに電流信号を与える信号処理回路17Cを備える。
また、抵抗R6,R6aそれぞれの抵抗値Rr6、Rr6aは、Rr6<Rr6aとなる。即ち、トランジスタTr1がONしたときに磁気コイルL3に流れる信号処理回路17Cからの時間tにおける駆動電流の電流値は、トランジスタTr2がONしたときに磁気コイルL3に流れる信号処理回路17Cからの時間tにおける駆動電流の電流値より大きい。また、トランジスタTr2がONしたときに磁気コイルL3に流れる信号処理回路17Cからの時間tにおける駆動電流の電流値は、トランジスタTr1aがONしたときに磁気コイルL3に流れる信号処理回路17Cからの時間tにおける駆動電流の電流値とを等しくても良いし、大きくても良い。
点滅器1Cの動作について、図2及び図11に示すタイムチャートを参照して説明する。点滅器1Cは、図8に示す点滅器1Bと同様、磁気コイルL1〜L5及び発光ダイオードLDへ駆動電流の供給するタイミング、接点部S1,S2,S3それぞれのON状態又はOFF状態のタイミング、及び、トライアックS4とフォトトライアックS4zそれぞれのON状態又はOFF状態のタイミングのそれぞれが、図2のタイムチャートと同一である。
本実施形態の点滅器1Cは、図11に示すタイムチャートに示すように、トランジスタTr1,Tr2,Tr1aのベース電極に制御信号を与えるタイミングを決定することで、磁気コイルL3及び発光ダイオードLDに駆動電流を与えるタイミングを決定する。以下、信号処理回路17CによるトランジスタTr1,Tr2,Tr1aのベース電極に与える制御信号の出力タイミングと、磁気コイルL3及び発光ダイオードLDへ駆動電流の発生タイミングとの関係について、図11に示すタイムチャートを参照して説明する。
図11において、信号処理回路17Cは、トランジスタTr1のベース電極に制御信号を与え、トランジスタTr1をONさせ、抵抗R5,R6と磁気コイルL3とによる直列回路を駆動させる。即ち、信号処理回路17Cは、トランジスタTr1をONさせることで、磁気コイルL3のみに駆動電流を与える。これにより、第1機械式接点スイッチ12の接点部S1がONする。
トランジスタTr1がONしてから時間tが経過すると、信号処理回路17Cは、トランジスタTr1のゲート電極に対する制御信号の供給を停止すると同時に、トランジスタTr2のゲート電極に対する制御信号の供給を開始する。即ち、信号処理回路17Cは、トランジスタTr1をOFFさせると同時に、トランジスタTr2をONさせ、抵抗R5,R7と磁気コイルL3と発光ダイオードLDとによる直列回路を駆動させる。これにより、信号処理回路17Cは、直列接続された磁気コイルL3及び発光ダイオードLDに駆動電流を供給するので、接点部S1がONした状態で、トライアックS4をONできる。
また、第2の実施形態の点滅器1Bと同様に、本実施形態の点滅器1Cでは、磁気コイルL3と発光ダイオードLDとが直列接続されるので、それぞれを流れる駆動電流が共通となる。よって、磁気コイルL3と発光ダイオードLDとを並列接続した第1の実施形態の点滅器1と比べて、磁気コイルL3と発光ダイオードLDとを同時に駆動するときの駆動電流量を全体的に低減でき、消費電力量を抑制できる。
また、信号処理回路17Cは、トランジスタTr2をON状態としてから時間tが経過すると、トランジスタTr2のゲート電極に対する制御信号の供給を停止すると同時に、トランジスタTr1aのゲート電極に対する制御信号の供給を開始する。即ち、信号処理回路17Cは、発光ダイオードLDへの駆動電流の供給を停止する場合、トランジスタTr2をOFFさせると同時に、トランジスタTr1aをONさせ、抵抗R5,R6aと磁気コイルL3とによる直列回路を駆動させる。なお、信号処理回路17Cは、トランジスタTr1aをONさせてから時間tが経過すると、トランジスタTr1aをOFFさせ、磁気コイルL3への駆動電流の供給を停止する。これにより、第1機械式接点スイッチ12の接点部S1はOFFする。また、図11には特に図示していないが、負荷3への電源供給を遮断する際も同様に考えることができる。
以上により、本実施形態では、磁気コイルL3と発光ダイオードLDとが直列接続されるので、信号処理回路17Cは、ゼロクロス点孤機能により半導体スイッチ16をON状態にする場合に、磁気コイルL3及び発光ダイオードLDに共通の駆動電流を供給できる。よって、図1に示す点滅器1のように磁気コイルL3と発光ダイオードLDとが並列接続された場合と比べて、信号処理回路17Cから供給される駆動電流量は全体的に低減でき、点滅器1Cにおける消費電力量を低減できる。
また、点滅器1Cは、トランジスタTr1をON状態とし、磁気コイルL3に十分に大きな電流を流して、第1機械式接点スイッチ12をON状態とした後、第1機械式接点スイッチ12をON状態で保持し、半導体スイッチ16をON状態とする場合には、トランジスタTr2をON状態にして、第1機械式接点スイッチ12をON状態に切り換えるときよりも低い電流を供給できる。また、点滅器1Cは、第1機械式接点スイッチ12をON状態で保持し、半導体スイッチ16をOFF状態とする場合には、トランジスタTr2をOFF状態にして、第1機械式接点スイッチ12をON状態に切り換えるときよりも低い電流を供給できる。これにより、本実施形態では、トランジスタTr1,Tr2,Tr1aを動作させるための駆動電流の総量を抑制することができ、低消費電力化が可能となる。
(各実施形態の変形例)
次に、上述した各実施形態に適用可能な変形例(以下、「本変形例」という)の点滅器について、図12及び図13を参照して説明する。以下、本変形例の説明を簡単にするために、第1の実施形態の点滅器1の変形例に対応する点滅器1Dについて説明する。
図12は、図1に示す点滅器1の変形例の一例を詳細に示す回路図である。図13は、図12に示す点滅器1Dの第1機械式接点スイッチ12D、トライアックS4、第2機械式接点スイッチ13、第3機械式接点スイッチ14のON又はOFFと、負荷3の点灯又は消灯と、第1機械式接点スイッチ12Dの駆動電流と、発光ダイオードLDの駆動電流と、第2機械式接点スイッチ13の駆動電流と、第3機械式接点スイッチ14の駆動電流との状態遷移の一例を示すタイムチャートである。なお、図12及び図13の説明において、図1及び図3に示す点滅器1の構成、タイムチャートと同一の内容には同一の符号を付して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図12に示す点滅器1Dは、図1に示す点滅器1の第1機械式接点スイッチ12の代わりに、第2機械式接点スイッチ13と同様のラッチング型となる第1機械式接点スイッチ12Dを備える。即ち、第1機械式接点スイッチ12Dは、接点部S1をON状態に切り換えるための電磁力を発生する磁気コイルL3と、接点部S1をOFF状態に切り換えるための電磁力を発生する磁気コイルL6とを有する。磁気コイルL3,L6は直列接続され、その接続ノードが接地される。本変形例では、磁気コイルL3,L6が、第1機械式接点スイッチ12Dの駆動部を構成する。
更に、磁気コイルL3,L6を有する第1機械式接点スイッチ12Dは、第2機械式接点スイッチ13のダイオードD1〜D4に相当するダイオードD10〜D13を備える。即ち、アノード電極が接地されたダイオードD10,D11が、磁気コイルL3,L6それぞれに並列接続され、アノード電極が信号処理回路17Dに接続されたダイオードD12,D13のカソード電極が、ダイオードD10,D11のカソード電極に接続される。その他の構成については、第1の実施形態の点滅器1と同様の構成となるので、その詳細については省略する。
点滅器1Dでは、接点部S1、接点部S2、接点部S3、及び、トライアックS4のON/OFFの切換タイミングが、図1に示す点滅器1と同様である。即ち、第2機械式接点スイッチ13、第3機械式接点スイッチ14、及び半導体スイッチ16の磁気コイルL1,L2,L4,L5及び発光ダイオードLDでは、信号処理回路17Dからの駆動電流の供給タイミングが、図1に示す点滅器1と同様となる。以下、点滅器1Dの動作について、第1機械式接点スイッチ12DのON状態又はOFF状態を中心に、図13のタイミングチャートを参照して説明する。
図13において、負荷3への電源投入時では、信号処理回路17Dは、接点部S1をONさせるために、第1機械式接点スイッチ12Dの磁気コイルL3に駆動電流であるパルス電流を供給する。これにより、接点部S1がONする。
また、信号処理回路17Dは、発光ダイオードLDへの駆動電流の供給を停止した後、第1機械式接点スイッチ12aの磁気コイルL6に、パルス電流となる駆動電流を供給する。これにより、第1機械式接点スイッチ12Dでは、接点部S1がOFFする。また、信号処理回路17Dは、第1機械式接点スイッチ12DのON状態又はOFF状態に切り換えるときのみ、磁気コイルL3,L6に駆動電流を供給する。即ち、半導体スイッチ16の発光ダイオードLDへ駆動電流を供給するタイミングと、磁気コイルL3,L6に駆動電流を供給するタイミングとを、異なるタイミングとしている。
次に、負荷3への電源を遮断する場合でも、信号処理回路17Dは、第1機械式接点スイッチ12aのON状態又はOFF状態を切り換えるときのみ、磁気コイルL3,L6に、パルス電流となる駆動電流を供給する。
即ち、信号処理回路17Dは、磁気コイルL3に駆動電流となるパルス電流を供給して、第1機械式接点スイッチ12Dの接点部S1をON状態に切り換える。また、信号処理回路17Dは、磁気コイルL6に駆動電流であるパルス電流を供給して、第1機械式接点スイッチ12Dの接点部S1をOFFさせる。
以上により、本変形例のように第1機械式接点スイッチ12Dをラッチング型の機械式接点スイッチとすることで、磁気コイルL3,L6にパルス電流となる駆動電流を供給することでで、接点部S1のON又はOFFを簡易に切換可能となる。よって、磁気コイルL3,L6及び発光ダイオードLDに対して、信号処理回路17Dより同時に駆動電流が供給されない。よって、常時励磁型の第1機械式接点スイッチ12を備えた第1の実施形態の点滅器1と比べて、信号処理回路17Dより供給される駆動電流量を低減できるため、点滅器1Dにおける消費電力量を低減できる。
以上、添付図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然にこの発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、負荷への給電路上に設置される機械式接点スイッチのON又はOFFに応じて、機械式接点スイッチから抵抗を介して接続された半導体スイッチのON又はOFFを簡易に制御し、負荷点灯時の消費電力量を低減する点滅器として有用である。
1,1A,1B,1C,1D 点滅器
2 交流電源
3 負荷
10,11 端子
12,12A 第1機械式接点スイッチ
13 第2機械式接点スイッチ
14 第3機械式接点スイッチ
15 フォトトライアックカプラ
16 半導体スイッチ
17,17A,17B,17C,17D 信号処理回路
C1 コンデンサ
D1〜D9 ダイオード
L1〜L9 磁気コイル
LD 発光ダイオード
R1,R2,R3,R4,R5,R6,R6a,R7,R7a 抵抗
S1,S2,S3 接点部
S4 トライアック
S4z フォトトライアック
Tr1,Tr1a,Tr2 トランジスタ
また、本発明は、前記電源は、交流電源であり、前記半導体スイッチは、発光素子を有し、前記発光素子からの光信号を基に、前記半導体スイッチの導通又は非導通を制御し、前記発光素子からの光信号が発生してから前記交流電源による交流電圧の1周期以上の時間が経過した後、前記第2機械式接点スイッチ及び前記第3機械式接点スイッチの両方が導通する、点滅器である。
また、本発明は、前記半導体スイッチは、発光素子を有し、前記発光素子からの光信号を基に、前記半導体スイッチの導通又は非導通を制御し、前記第1機械式接点スイッチの駆動電流と、前記発光素子の駆動電流とが共通である、点滅器である。
図5に示すタイムチャートでは、電源投入及び電源遮断の際には、第1機械式接点スイッチ12がONする前に、第3機械式接点スイッチ14がONしていることが、図3又は図4に示すタイムチャートと異なる。即ち、負荷への電源投入の際、第1機械式接点スイッチ12が導通する前に第3機械式接点スイッチ14が導通し、負荷への電源遮断の際、第1機械式接点スイッチ12が導通した後に第3機械式接点スイッチ14が非導通する。
発光素子(発光ダイオードLD)の駆動電流と共通の第1機械式接点スイッチ12の駆動電流は、第1機械式接点スイッチ12の導通を維持するための駆動電流であり、第1機械式接点スイッチ12の導通を維持するための駆動電流は、第1機械式接点スイッチ12を導通させるための駆動電流より小さい。例えば、図9において、時間tにおける駆動電流の大きさと、時間t,tにおける駆動電流の大きさとを等しくすることもできるし、時間tにおける駆動電流の大きさを、時間t,tにおける駆動電流の大きさより大きくすることもできる。
また、第1機械式接点スイッチ12が導通した後、第1機械式接点スイッチ12の導通を維持するための駆動電流は、第1機械式接点スイッチ12を導通させるための駆動電流より小さい。点滅器1Cは、トランジスタTr1をON状態とし、磁気コイルL3に十分に大きな電流を流して、第1機械式接点スイッチ12をON状態とした後、第1機械式接点スイッチ12をON状態で保持し、半導体スイッチ16をON状態とする場合には、トランジスタTr2をON状態にして、第1機械式接点スイッチ12をON状態に切り換えるときよりも低い電流を供給できる。また、点滅器1Cは、第1機械式接点スイッチ12をON状態で保持し、半導体スイッチ16をOFF状態とする場合には、トランジスタTr2をOFF状態にして、第1機械式接点スイッチ12をON状態に切り換えるときよりも低い電流を供給できる。これにより、本実施形態では、トランジスタTr1,Tr2,Tr1aを動作させるための駆動電流の総量を抑制することができ、低消費電力化が可能となる。

Claims (13)

  1. 第1駆動部により接点が開閉される第1機械式接点スイッチと、
    第2駆動部により接点が開閉される第2機械式接点スイッチと、
    第3駆動部により接点が開閉される第3機械式接点スイッチと、
    前記第1機械式接点スイッチと直列接続され、所定のトリガ電極を有する半導体スイッチと、を備え、
    電源より負荷に供給する給電路上で、前記第1機械式接点スイッチと前記半導体スイッチとの直列回路と、前記第2機械式接点スイッチと前記第3機械式接点スイッチとの直列回路とが並列接続され、
    前記第2機械式接点スイッチと前記第3機械式接点スイッチとは、抵抗を介して前記半導体スイッチの前記トリガ電極と接続され、
    前記第1機械式接点スイッチが導通している場合に、前記第2機械式接点スイッチの導通又は非導通に応じて、前記抵抗を介して、前記半導体スイッチを導通又は非導通させる、
    点滅器。
  2. 請求項1に記載の点滅器であって、
    前記第1機械式接点スイッチと前記第2機械式接点スイッチとの直列接続回路と、前記第3機械式接点スイッチとが、前記抵抗を介して、並列接続され、
    前記負荷への電源投入の際、前記第1機械式接点スイッチ、前記第3機械式接点スイッチ、前記半導体スイッチ、前記第2機械式接点スイッチ、の順に導通する、
    点滅器。
  3. 請求項1に記載の点滅器であって、
    前記第1機械式接点スイッチと前記第3機械式接点スイッチとの直列接続回路と、前記第2機械式接点スイッチとが、前記抵抗を介して、並列接続され、
    前記負荷への電源投入の際、前記第1機械式接点スイッチ、前記半導体スイッチ、前記第2機械式接点スイッチ、前記第3機械式接点スイッチ、の順に導通する、
    点滅器。
  4. 請求項2又は3に記載の点滅器であって、
    前記負荷への電源遮断の際、前記第3機械式接点スイッチ、前記第2機械式接点スイッチ、前記第1機械式接点スイッチ、の順に非導通する、
    点滅器。
  5. 請求項1に記載の点滅器であって、
    前記第1機械式接点スイッチが導通で、前記半導体スイッチが非導通である状態において、前記第3機械式接点スイッチが導通した場合に、前記抵抗を介して、前記半導体スイッチの非導通を維持する、
    点滅器。
  6. 請求項5に記載の点滅器であって、
    前記負荷への電源投入の際、前記第1機械式接点スイッチが導通する前に前記第3機械式接点スイッチが導通し、
    前記負荷への電源遮断の際、前記第1機械式接点スイッチが導通した後に前記第3機械式接点スイッチが非導通する、
    点滅器。
  7. 請求項1に記載の点滅器であって、
    前記電源は、交流電源であり、
    前記半導体スイッチは、前記交流電源による交流電圧が中心電圧となる場合に導通するゼロクロス点弧機能を有する、
    点滅器。
  8. 請求項2又は3に記載の点滅器であって、
    前記電源は、交流電源であり、
    前記半導体スイッチは、発光に応じた電流を発生する発光素子を有し、前記発光素子からの光信号を基に、前記半導体スイッチの導通又は非導通を制御し、
    前記発光素子からの光信号が発生してから前記交流電源による交流電圧の1周期以上の時間が経過した後、前記第2機械式接点スイッチ及び前記第3機械式接点スイッチの両方が導通する、
    点滅器。
  9. 請求項1に記載の点滅器であって、
    前記半導体スイッチは、発光に応じた電流を発生する発光素子を有し、前記発光素子からの光信号を基に、前記半導体スイッチの導通又は非導通を制御し、
    前記第1機械式接点スイッチの駆動電流と、前記発光素子の駆動電流とが共通である、
    点滅器。
  10. 請求項9に記載の点滅器であって、
    前記発光素子の駆動電流と共通の前記第1機械式接点スイッチの駆動電流は、前記第1機械式接点スイッチの導通を維持するための駆動電流であり、
    前記第1機械式接点スイッチの導通を維持するための駆動電流は、前記第1機械式接点スイッチを導通させるための駆動電流より小さい、
    点滅器。
  11. 請求項1に記載の点滅器であって、
    前記第1機械式接点スイッチが導通した後、前記第1機械式接点スイッチの導通を維持するための駆動電流は、前記第1機械式接点スイッチを導通させるための駆動電流より小さい、
    点滅器。
  12. 請求項1に記載の点滅器であって、
    前記第1機械式接点スイッチは、
    前記第1機械式接点スイッチの接点が開閉される場合に、前記第1駆動部に駆動電流が供給されるラッチング型の機械式接点スイッチである、
    点滅器。
  13. 請求項1に記載の点滅器であって、
    前記第2機械式接点スイッチ、前記第3機械式接点スイッチは、
    前記第2機械式接点スイッチ、前記第3機械式接点スイッチの各接点が開閉される場合に、前記第2駆動部、前記第3駆動部に駆動電流が供給されるラッチング型の機械式接点スイッチである、
    点滅器。
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